JPH0714624B2 - 低温貯槽設備の保冷材取付工法 - Google Patents

低温貯槽設備の保冷材取付工法

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JPH0714624B2
JPH0714624B2 JP62185402A JP18540287A JPH0714624B2 JP H0714624 B2 JPH0714624 B2 JP H0714624B2 JP 62185402 A JP62185402 A JP 62185402A JP 18540287 A JP18540287 A JP 18540287A JP H0714624 B2 JPH0714624 B2 JP H0714624B2
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JP
Japan
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urethane
low temperature
temperature storage
moisture
tank
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Inventor
誠 成瀬
義和 堀江
茂樹 安原
Original Assignee
株式会社アスク
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は低温貯槽設備における保冷材の取付工法に関
するものである。
従来の技術 従来、液化天然ガスおよび液化石油ガス用の円筒形タン
クやエチレン球形タンク等の低温貯槽における保冷被覆
にはポリウレタンフォームの吹付け、或は型枠によるウ
レタン現場注入発泡が一般に行われている。
発明が解決しようとする問題点 この様な従来における保冷材取付工法、特にウレタン現
場発泡が主体となる従来工法では、ウレタン発泡に対す
る品質管理が施工現場で行われるためにウレタンフォー
ムの品質にムラが生じ易く、保冷性能の悪い部所が発生
する場合がある。また、防湿材としては保冷材表面にマ
スチック材を塗布して防湿層としているが、マスチック
材は一般的に透湿係数が0.002perm程度で十分とは言え
ない。通常、ウレタンフォームセル内部の飽和水蒸気圧
はウレタンフォーム外部より低く、水蒸気は絶えずマス
チック材およびウレタンフォームを通して内部に侵入し
ょうとする状態にある。このために、経時と共にウレタ
ンフォームのセル中に水蒸気が侵入して含水状態とな
り、保冷性能が低下して着霜、結氷等の原因の1つとな
ることが考えられる。また、この様なウレタン現場発泡
による保冷被覆は、工法的にも保冷被覆と防湿材塗布と
に工法が別れているために期間的、コスト的にも余計に
時間と費用が掛かる等の問題がみられる。
従って、この発明の目的は、予め工場にてラミネートコ
ート付きのウレタンモールドパネルを所定の形状に一体
成形し、これをタンク表面に接着剤にて接着することに
よって短期間に、簡単且つ安価に保冷被覆することがで
きる低温貯槽設備の保冷材取付工法を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 この発明に依れば、低温貯槽設備の保冷材取付工法は、
外面にラミネートコートを防湿材として予め工場にて所
定の形状に一体成形して成るウレタンモールドパネルを
現場にて接着剤によりタンク表面に取付け、接着剤硬化
後にウレタンモールドパネル間の目地部にウレタンを注
入発泡し、次いで該目地部を防湿テープにて防湿被覆処
理することから成っている。
作 用 従って、この発明は上述の手段に依って、ウレタンモー
ルドパネルを予め工場にて所定の形状に作って、これを
現場にて接着剤でタンク表面に接着し、パネル間の目地
部にウレタンを注入発泡して目地部の表面を防湿処理し
ており、簡単且つ短期間に保冷材を取付被覆することが
できる。
この発明の他の目的と特徴および利点は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明によって明らかになろう。
実施例 図面の第1図にはこの発明の工法に用いられるウレタン
モールドパネル2が示されており、このウレタンモール
ドパネル2は保冷すべき貯槽設備であるタンクの外面形
状に対応して所定の形状、例えば球形タンクならば部分
球形状に、円筒形タンクならば部分円筒状に予め工場に
てウレタンフォームの保冷材3と、アルミ箔を積層した
ラミネートコートの様な外面材4と、アスファルトフエ
ルトの様な内面材5とから一体成形によって所要の寸法
に作られている。この様なウレタンモールドパネル2は
工場にて予め所定の形状に大量生産でき、運搬に適した
寸法を作ることができる。
この様に、ウレタンフォームの保冷材3とラミネートコ
ートの外面材4とアスファルトフエルトの内面材5とか
ら一体成形してなるウレタンモールドパネル2を、現場
に運んで被覆すべき低温貯槽であるタンクの表面に取付
けられる。
先ず、第2図に示される様に、ウレタンモールドパネル
2はタンクの表面にウレタン系の適宜な接着剤によって
接着され、隣接のウレタンモールドパネル2との間に所
要の幅、例えば30〜40mm程度の幅の目地部7が形成され
る。こうしてウレタンモールドパネル2が順次接着さ
れ、接着剤が硬化した後に目地部6にウレタンが現場注
入発泡されてウレタンフォームの目地部7が形成され
る。この様に、目地部7がウレタンフォームのバリを次
いで除去し、アルミ箔のラミネートテープの様な防湿テ
ープ8を貼り付けて防湿処理を施すことによって低温貯
槽であるタンクの表面の保冷被覆の取付け施工ができ
る。
また、ウレタンモールドパネル2を接着剤でタンク表面
に接着するに際に、予めウレタンモールドパネル2の内
面材5側に適宜な両面接着テープを適宜な箇所設けてお
いて、接着剤を塗布した後に直ちにこの両面接着テープ
によってタンク表面にウレタンモールドパネルをワンタ
ッチで接着することができ、一層施工手段を簡単にし且
つ期間を短縮することができる。特に、この両面接着テ
ープと接着剤の併用は球形タンクの場合にタンク中段付
近より底部に向うウレタンフォームパネルに用い、中段
より頂部に向かっては両面接着テープを必要とせず接着
剤単独でワンタッチにて接着できる。勿論、両面接着テ
ープの併用は球形タンクだけでなく、円筒形や他の形状
のタンクにも利用できるものである。
発明の効果 この様に、この発明の低温貯槽設備の保冷材取付工法に
よれば、保冷被覆の主体が予め工場にて所定の形状およ
び寸法にモールド成形されたウレタンフォームのパネル
であるために品質的、保冷性能的、形状的に十分安定し
たものであり、且つ外面にはアルミ箔を積層したラミネ
ートコートが一体成形されると共に、内面にはアスファ
ルトフエルトの様な内面材が一体成形されているので、
内外面の防湿性も一段と向上されており、この様なウレ
タンフォームパネルを適宜な接着剤や両面接着テープに
て簡単且つ容易にタンクの表面に接着することができ
る。また、ウレタンフォームパネル間の目地部にはウレ
タンを注入発泡して防湿材としてアルミ箔を積層したラ
ミネートテープが貼付けられ、ウレタンフォームパネル
の外面材と相俟って良好な防湿面が形成され、保冷およ
び防湿性能が一層向上される。更に、工法的も接着剤お
よび両面接着テープの利用によってウレタンフォームパ
ネルをワンタッチで取付けることができ、工程を簡略化
して施工期間を短縮することができる。
この様に、この発明の低温貯槽設備の保冷材取付工法は
上述した如く保冷性能的、防湿性能的にも従来工法に比
べて大いに改善され、コスト的にも工法が簡略化されて
費用の低減と工期の短縮が達成される等の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の低温貯槽設備の保冷材取付工法に用
いられるウレタンフォームパネルを示す斜視図、第2図
はこの発明でのウレタンフォームパネルの取付けを示す
説明図である。図中、2:ウレタンフォームパネル、3:保
冷材、4:外面材、5:内面材、7:目地部、8:防湿テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面にラミネートコートを防湿材として予
    め工場にて所定の形状に一体成形して成るウレタンモー
    ルドパネルを現場にて接着剤によりタンク表面に取付
    け、接着剤硬化後にウレタンモールドパネル間の目地部
    にウレタンを注入発泡し、次いで該目地部を防湿テープ
    にて防湿被覆処理することから成る低温貯槽設備の保冷
    材取付工法。
JP62185402A 1987-07-27 1987-07-27 低温貯槽設備の保冷材取付工法 Expired - Fee Related JPH0714624B2 (ja)

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JPS6430736A JPS6430736A (en) 1989-02-01
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