JPH0714616B2 - 熱可塑性樹脂フイルムの製造方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂フイルムの製造方法

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JPH0714616B2
JPH0714616B2 JP61308681A JP30868186A JPH0714616B2 JP H0714616 B2 JPH0714616 B2 JP H0714616B2 JP 61308681 A JP61308681 A JP 61308681A JP 30868186 A JP30868186 A JP 30868186A JP H0714616 B2 JPH0714616 B2 JP H0714616B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱可塑性樹脂フィルムの製造方法、特にフィル
ム厚さ斑の優れた熱可塑性樹脂フィルムの製造方法に関
する。
[従来の技術] 熱可塑性樹脂フィルムは磁気テープのベースフィルム、
写真用ベースフィルム、コンデンサの誘電体材料等の工
業用途等で使用されているが、これらの用途ではフィル
ムの厚さ、巾等の高度な寸法精度が要求される。特にフ
ィルムの厚さ斑を最小化することは極めて重要かつ困難
な課題である。このため、従来から種々の厚さ斑改良方
法が提案されているが、なお未解決の課題である。
製膜に際し、未延伸フィルムの場合でも延伸(1軸又は
2軸)フィルムの場合でも、そのフィルムの厚さ斑は主
として溶融した熱可塑性樹脂をフィルム状に冷却固化す
る際に発生していることは公知である。(特公昭61−23
103号公報)。しかし、その主原因は、冷却ドラムの回
転不均一だとされているが、本発明者らの研究に依れ
ば、主原因は音波であることが判明した。すなわち溶融
熱可塑性樹脂が口金から吐出され、冷却ドラムに接地・
冷却固化されるまでの溶融体膜が空間に存在する際、音
波による空気振動が、溶融体膜を強制振動させた結果と
して冷却ドラムに接地する位置・状態を変動させ、フィ
ルムの厚さ斑の重大な要因の1つである事が判明した。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、厚さ斑の原因となる音波を低減すること
により、熱可塑性樹脂フィルムの厚さ斑を減少できるこ
とを見い出し、本発明に到達したものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の熱可塑性樹脂フィルムの製造方法は、熱可塑性
樹脂フィルムを製造するに際し、口金の近傍において、
50Hz以下の各1/3オクターブ中心周波数の音圧レベルを7
5dB以下に、50Hzを越え200Hz以下の各1/3オクターブ中
心周波数の音圧レベルを80dB以下に、かつ200Hzを越え1
000Hz以下の各1/3オクターブ中心周波数の音圧レベルを
85dB以下に保った状態で製膜することを特徴とするもの
である。
以下、本発明の製造方法について説明する。
熱可塑性樹脂をその融点以下に加熱溶融し、公知の手段
により口金からフィルム状に押出し、フィルムに好まし
くは静電荷を印加し冷却ドラムと密着させる公知の方法
で、未延伸フィルムが得られる。この未延伸フィルムを
得るに際して、口金の近傍における音圧レベルを一定限
度以下に保つことが肝要である。本発明者らの検討の結
果によれば、50Hz以下の音に対してはいずれのy/3オク
ターブ中心周波数の音圧レベルを75dB以下に、50Hzを越
え200Hz以下の範囲の音に対してはいずれの1/3オクター
ブ中心周波数の音圧レベルを80dB以下に、200Hzを越え1
000Hz以下の範囲の音に対してはいずれの1/3オクターブ
中心周波数の音圧レベルを85dB以下に保った状態で製膜
することによって厚さ斑の良い熱可塑性樹脂フィルムが
得られる。このように、周波数によって規制すべき音圧
レベルの上限が異なるのは、同一音圧レベルのときは、
低周波音になるほど音波の振幅が大きくなるので、溶融
体膜振動の振幅が大きくなり、厚さ斑への影響が大きく
なり、このため、低周波音ほど音圧レベルを低くする必
要があり、高周波音になるほど厚さ斑に影響する音圧レ
ベル限界値は高くなるものと考えられる。なお、低周波
音波の影響が大きいため、50Hz以下の1/3オクターブ中
心周波数は、より好ましくは、70dB以下に保つのがよ
い。
本発明において、口金の近傍とは、口金から1m以内の位
置をいい、1/3オクターブ中心周波数とは、JIS C−15
13−1983で規定された中心周波数をいう。1/3オクター
ブ中心周波数の音圧レベルは、低周波音レベル計及び1/
3オクターブフィルタユニットを用いて測定することが
できる。
口金の近傍における音圧レベルが、本発明の規定する範
囲を満足するか否かを判断するには、正確には、口金か
ら1m以内の空間のすべての位置において音圧レベルを測
定することが必要となるが、現実にはこのような測定は
困難であり、かつ、2m以内の範囲では音圧レベルは大き
く変わらないので、口金から1m離れた任意の1箇所にお
いて測定した音圧レベルが、本発明の規定する音圧レベ
ルの範囲を満足する場合には、口金の近傍において音圧
レベルが本発明の規定する範囲を満足するものとみな
す。但し、好ましくは、口金から音の発生源の方向へ1m
離れた位置において音圧レベルを測定するのがよい。ま
た、音の発生源がいくつもあるときは、最も影響が大き
いと思われる音の発生源の方向へ1m離れた位置において
音圧レベルを測定するのがよい。
本発明の方法で得られた未延伸フィルムは、必要に応じ
て、公知の方法により、1軸延伸、2軸延伸、熱処理等
のいずれか又は2以上の処理を施しても良い。
本発明に適用できる熱可塑性樹脂は、製膜可能なもので
あれば特に限定するものではない。例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン等の
ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン2、6ナフタレート等の各種フィルム形成性ポリエス
テル等を挙げることができる。
[実施例] 以下実施例によって本発明を詳細に説明する。
実施例1 熱可塑性樹脂としてポリエチレンテレフタレートを用
い、常法に従って280℃で溶融させ、1.0mmに調整した口
金より押出し、20m/分で回転する冷却ドラムで冷却固化
して平均200μmの未延伸フィルムを得た。この時、口
金より1m離れた位置で音圧レベルを測定したところ、50
Hz以下の1/3オクターブ中心周波数の音圧レベル最大値
は72dB、50Hzを越え200Hz以下の範囲内の1/3オクターブ
中心周波数の音圧レベル最大値は78dB、200Hzを越え100
0Hz以下の範囲内の1/3オクターブ中心周波数の音圧レベ
ル最大値は84dBであった。音圧レベルは、リオン(株)
製の低周波音レベル計(型式NA−17)及び1/3オクター
ブフィルタユニット(型式NX−03)を用いて測定した。
なお、上記音圧レベルの状態を得るために、モータポン
プ、送風機等の各々に防音処理を施した。得られた未延
伸フィルムの厚さ斑を第1表に示す。厚さ斑は、フィル
ム3mにおけるフィルム厚さの最大値と最小値の差を平均
値で割った値(%)である。
実施例2 実施例1において、送風機の防音対策に加えて低周波音
発生源対策を施したところ、音圧レベルが第1表の値を
示し、厚み斑が0.21%とさらに向上した。
比較例1〜4 実施例1と同一の方法で未延伸フィルムを得た。但し、
音圧レベルは防音対策設備を順次取り外し、順次高レベ
ルにした。各音圧レベルの値及びその時の厚さ斑を第1
表に示す。
[発明の効果] 熱可塑性樹脂を加熱溶融しスリット状の口金から押出し
て熱可塑性樹脂フィルムを製造するに際し、口金の近傍
において、50Hz以下の各1/3オクターブ中心周波数の音
圧レベルを75dB以下に、50Hzを越え200Hz以下の各1/3オ
クターブ中心周波数の音圧レベルを80dB以下に、かつ、
200Hzを越え1000Hz以下の各1/3オクターブ中心周波数の
音圧レベルを85dB以下にすることによって、熱可塑性樹
脂フィルムの厚み斑を減少することができ、なお、未延
伸フィルムの状態で厚み斑を減少することにより、延伸
後の厚み斑も減少した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂フィルムを製造するに際し、
    口金の近傍において、50Hz以下の各1/3オクターブ中心
    周波数の音圧レベルを75dB以下に、50Hzを越え200Hz以
    下の各1/3オクターブ中心周波数の音圧レベルを80dB以
    下に、かつ、200Hzを越え1000Hz以下の各1/3オクターブ
    中心周波数の音圧レベルを85dB以下に保った状態で製膜
    することを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造方
    法。
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