JPH07146105A - 厚さ測定装置 - Google Patents

厚さ測定装置

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JPH07146105A
JPH07146105A JP6164270A JP16427094A JPH07146105A JP H07146105 A JPH07146105 A JP H07146105A JP 6164270 A JP6164270 A JP 6164270A JP 16427094 A JP16427094 A JP 16427094A JP H07146105 A JPH07146105 A JP H07146105A
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target
sensor
coil
detection
casing
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JP6164270A
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Schlipf Robert
シュリプフ ローベルト
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Bauerle Mathias GmbH
Original Assignee
Bauerle Mathias GmbH
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B7/06Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness
    • G01B7/10Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness using magnetic means, e.g. by measuring change of reluctance
    • G01B7/107Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness using magnetic means, e.g. by measuring change of reluctance for measuring objects while moving

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型のコンパクトな構成形態のもとで可及的
に直線的な再現可能な特性カーブを有し、換言すれば測
定信号が測定さるべき紙厚と直接的な直線関係にあるよ
うにした冒頭に述べた形式の装置を提供することが本発
明の目的である。 【構成】 ターゲット(7,7/1,7/2)はそれの
当該検出走査面(25,25/1)に対する端面側に回
転放物体の形の切欠部(19,19/1)を有し、上記
センサケーシシング(5,5/1)内には磁界形成のた
めのセンサコイル(6,6/1)が設けられており、該
センサコイルは上記ターゲット(7,7/1,7/2)
の切欠部(19,19/1)内に少なくとも部分的に突
入しており、上記ターゲット(7,7/1,7/2)及
びセンサコイル(6,6/1)は相互に同軸的に配置さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄厚の帯状体又は枚葉紙
の厚さの電子的測定装置であって、定置の当接指示(載
値)面と検出走査センサとを有し、該センサには上記当
接支持面に対して相対的に可動の検出走査機構が設けら
れており、更に強磁性帰磁路部材を有し該帰磁路部材に
よっては上記当接支持面に対して相対的な該帰磁路部材
の位置関係に依存して変化する誘導的測定値発信号の信
号が送出されるように構成されている当該測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記の上位概念の装置に属する公知装置
では例えば枚葉紙が当接支持(載値)面と信号センサの
検出走査機構との間にもたらされ、それにより検出走査
機構は当接支持面に対して垂直方向に変位せしめられ
る。信号センサとしてはそのようなわずかな変位の測定
のため例えば横方向可動子発信器が使用される。当該誘
導センサは磁気コイルと強磁性帰磁路部材とを有し、所
謂横方向可動子を備える。該可動子はコイル軸線に対し
て横断方向に延びていてコイルの軸方向に可動に案内さ
れるように配置されている。上記検出走査機構は機械的
に横(方向)可動子に結合されており、その結果それの
変位が当該可動子に伝達される。磁気コイルに対する横
方向可動子の変位(移動)によりそれのインダクタン
ス、もってそれのインピーダンスが可変にされる(影響
を受ける)。上記の可変、影響は相応の電子回路装置を
用いてセンサ信号として測定可能である。
【0003】横(方向)可動子の別の実施形態は差動横
(方向)可動子発信器である。この発信器は第2の磁気
コイルを有し、該第2磁気コイルは第1の磁気コイルに
対向して定置に配置され、且つそれに同軸的に配置され
ている。両コイル間には中間空間が設けられており、該
中間空間内には横(方向)可動子がコイル軸方向に可動
に案内されるように配置されている。両磁気コイルは信
号評価のため1つの測定ブリッジ内に相互接続されてい
る。
【0004】そのような誘導信号センサの形態はことに
小さな変位量(距離)変化の測定、例えば紙厚測定の場
合に適する。勿論、欠点となるのは検出機構の移動変
位、もって横方向可動子の移動変位と、センサ信号との
間の関係が直線的でない、即ち信号センサは直線的特性
カーブを有しないことである。センサのそのような非直
線的特性カーブは殊に小さな構成高さの場合生じる、そ
れというのはそれの極めて短い磁気コイルにより、横方
向可動子の領域内に十分均質な磁界が生ぜしめられ得
ず、それにより上記可動子の相応の変位に依存しての一
層大きな直線性偏差、及び、劣悪な再現性を来すからで
ある。更に、構成上のコスト複雑性も相当大のものであ
る、それというのは別個の検出機構が相応の案内部材と
共に設けられなければならず、上記検出機構と横方向可
動子との機械的結合部を設けなければならないからであ
る。検出機構と結合装置(機構)との双方が測定信号に
も影響を与え、その結果再現性の劣悪化が同時に起こる
と共に、測定の不確定性が付加的に高められる。
【0005】紙処理装置にてセンサ信号を用いて紙ひき
込み装置、搬送ギャップ 等と、紙処理の滑らかな摩擦
のない経過に必要な間隔にそのつどの紙厚に依存して高
い寸法精度で調整セッティングし得るには紙厚測定装置
の直線的特性カーブが必要である。殊に、連続的手法プ
ロセス(該手法プロセスでは例えば個々の枚葉紙に対す
る個別化装置が設けられ種々の紙品質及び紙厚さが処理
される)においては紙処理装置の支障のない作動を確保
するにはコンベヤ(搬送)装置の搬送ロール間のロール
ギャップの自動的な精確な調整セッティングが不可欠で
ある。そのような精確な調整セッティングのためには勿
論、紙厚を測定し、次のような測定信号を生じさせる必
要がある、即ち、直接的に例えば搬送ギャップ調整セッ
ティングのために使用され得る測定信号を生じさせる必
要がある。もって紙厚に対し直線的関係を有し再現可能
に生成され得る測定信号が可用でなければならない。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的ないし課題とするところ
は、小型のコンパクトな構成形態のもとで可及的に直線
的な再現可能な特性カーブを有し、換言すれば測定信号
が測定さるべき紙厚と直接的なないし正比例の直線関係
にあるようにした冒頭に述べた形式の装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【発明の構成】上記課題の解決のため本発明によれば上
記検出走査センサは上記当接支持面上方に配置されたセ
ンサケーシング,は上記当接支持面に対して実質的に垂
直方向に可動に支持されており、検出走査機構として実
質的にシリンダ状のターゲットを有し、該ターゲットに
は上記当接支持面のほうに向いた端面側検出走査面)が
設けられており、上記ターゲットは帰磁路部材を形成
し、センサケーシングに対して軸方向に該ケーシング内
に移動可能に配置構成されており、更、に上記ターゲッ
トはそれの当該検出走査面に対する端面側に回転放物体
の形の切欠部を有し、上記センサケーシング内には磁界
形成のためのセンサコイルが測定値発信器設けられてお
り、該センサコイルは上記ターゲットの切欠部内に少な
くとも部分的に突入しており、上記ターゲット及びセン
サコイルは相互に同軸的に配置されているのである。
【0008】小型のコンパクトな構成形態のもとで可及
的に直線的な再現可能な特性カーブを有し、換言すれば
測定信号が測定さるべき紙厚と直接的な直線関係にある
ようにのである。
【0009】本発明の有利な発展形態によれば検出セン
サの最小の構成大きさのもとでそれの測定信号が検出機
構の変位に対して直線的に再現可能であることが達成さ
れる。
【0010】請求項2の構成によれば0〜ほぼ1.5m
mの測定領域内の測定精度の向上が得られる。
【0011】請求項3〜6の構成によっては進行する紙
処理プロセス内で種々異なる厚さの枚葉紙の材料厚の連
続的測定のための装置が使用可能となる。
【0012】請求項7の構成によっては直線的測定領域
が増大される。
【0013】
【実施例】次に図を用いて本発明を詳述する。
【0014】図1は当接支持面図2と検出(検出)セン
サ3とを有する本発明の測定装置1を示す。検出(検
出)センサ3はその長手中心軸線4が当接支持面2に対
して垂直方向になるように配置されている。検出センサ
3も当接支持面2も相応の保持部材(図示せず)により
相互に相対的に位置固定的に保持されている。
【0015】検出センサ3は実質的にシリンダ状のセン
サケーシング5を有し、このセンサケーシングはシリン
ダ状センサコイル6及びシリンダ状のターゲット7の収
容のためセンサケーシング5に対して同軸的に延びる段
付きの貫通孔8を有する。この貫通孔8はセンサケーシ
ング5のほぼ上方1/3の所で直径の点で先細に形成さ
れていて、センサコイル6を嵌合的に収容する。センサ
コイル6は走査センサの長手中心軸線4に対して同軸的
に延在し、横方向ねじ結合部8′によりセンサケーシン
グ5と固定的に結合されている。
【0016】貫通孔8は中央領域9にてそれの全長Lの
ほぼ1/4の所でセンサコイル6の直径の2倍の大きさ
に拡大されている。それにつづいて、貫通孔8の半径方
向外方に向かって拡大された領域10が設けられてい
る。その結果貫通孔の中央領域9と段付き領域10との
間に周囲段付部11が形成されている。
【0017】センサコイル6は上方から当該両領域9,
10内に突入しており、その際それの下側の端面12が
周囲囲続(周回)段部11を少し下回った所に位置す
る。センサコイル6の下方にはターゲット7が配置され
ており、このターゲット7はそれの上端13にて、半径
方向外部に向かって向けられた段部14を形成する。上
記ターゲット7はシリンダ状の軸受ブッシュ(筒状支承
部)15を用いて貫通孔8内に保持されており、静止状
態ではそれの段部14が軸受15の上方端面16(該上
方端面は内側半径方向に突入している)上に支持されて
いる。軸受ブッシュ15は貫通孔8の半径方向段付き領
域10内に圧入されており、その際圧入深度、もって、
ターゲット7の軸方向位置は貫通孔8の周囲段部11
(該段部では軸受ブッシュ15がそれの上方端面16を
もって当接支持されている)により規定されている。タ
ーゲット7は軸受ブッシュ15内に移動可能に案内配置
されており、センサケーシング5外に下方に向かってほ
ぼ2〜6mm突入している。ターゲットの休止位置の固
定確保のためらせん(つる巻)圧縮バネ17が設けられ
ており、該ばねにより、ターゲットが、それの段部14
を以て軸受ブッシュ15の端面16上に保持される。
【0018】センサコイル6のほうに向けられた上方の
端面18にてターゲット7は端面側切欠部19を有し、
この切欠部は上方の開いた回転放物体の形状を有する。
ターゲット7の当該切欠部19内にはセンサコイル6は
図1の休止位置ではそれの下端部を以て切欠部19の全
深度Tのほぼ半分のところまで突入している。当該の休
止位置では切欠部19内へのセンサコイル6の侵入深度
tはほぼ3〜5mmである。ターゲット7はそれの休止
位置からほぼ2〜2,5mm軸方向に上方に向かってら
せん(つる巻き)ー圧縮ばね17のばね力に抗して移動
可能である。
【0019】センサコイル6への電圧給電のため及び相
応の評価電子回路への測定信号の伝送のため検出センサ
には信号線路20が設けられており、この信号線路はセ
ンサケーシング5の上方領域内に配置されている。
【0020】図2は検出センサ3に有利に使用されるよ
うなセンサコイル6/1を示す。センサコイル6/1は
シリンダ状の外鉄形コイルであり、このコイルは片側の
開いたポット状のコイルケーシング21、及び中央シリ
ンダ状コイルコア22を有する。コイルコア22及びコ
イルケーシング21のリング壁21は共に1つのリング
チャネル24を形成し、該リングチャネル内にはセンサ
6/1が配置されている。上記の特別コイル形態は他の
コイル形態、例えばシリンダ形コイル、T形コイルに比
して、漂遊磁界の形成、遮蔽特性に関して重要な利点を
有する。而して、外部リング壁25は場合により存在す
る外部外乱電磁界からの、外鉄形コイル6/1により生
ぜしめられる磁界への影響が阻止される。更に外鉄形コ
ア6/1の 端面26から出る磁界はほぼ楕円状の有向
の磁力線(特性)分布経過を有し、それにより、漂遊磁
界損失が極めてわずかに保持される。
【0021】図3は図1のシリンダ状ターゲット7を示
す。ターゲット7はそれの下方端部27に検出面28
(これはへベル移行部ないし面取移行部を有する)を有
する。上記のへベル移行部29は当接支持面2と共に検
出面28に向かって先細になっているギャップ30(図
1)を形成し、その結果ターゲット7ないしターゲット
7の検出面28と当接支持面2との間に例えば枚葉紙が
もたらされ得、その際ターゲット7ないし検出センサ3
全体が当接支持面2のところから引き離されなくてよ
い。ターゲット7はそれの上方の端面31に切欠部19
/1を有しこの切欠部は回転放物体の形態を有する。上
記の回転放物体の形態は下記の規準形態の一般的方程式
により求まる。
【0022】Z=X2/a2+Y2/b2 a=bに対して、楕円放物体の形態が得られる、換言す
れば図3に示す、切欠部19/1の断面線は上方に向か
って開いた楕円の下半部を示す。上記の断面線の形態は
下記の楕円方程式により求まる。
【0023】Y=1/2p・X2 但しpは頂点半径rに相応する。具体的実施例ではr=
2,25mmとなる。楕円の頂点SにX−Y座標系(図
3)をセッティングすると、楕円の焦点Fに対して現事
例では座標F=(0;1,125)が生じる。ターゲッ
ト7の長手軸線33を中心としての楕円の回転により楕
円放物体(面)の特別形態が得られ、上記楕円放物面は
Zに対する上記方程式により規定される。上記方程式に
対してはZ軸はターゲット7の長手軸線33と一致し、
その際X−軸及びY軸はZ軸に対して垂直に延びるX−
Y軸(該平面は楕円の頂点Sを通る)を形成する。
【0024】上記の回転放物面の特別の形態によりセン
サないし測定装置1の最良の直線的特性が達成可能であ
る。
【0025】一般的に明らかになったところによれば紙
厚測定装置は次の寸法関係のもとで極めて良好な直線性
を有する。切欠部19の上方直径とセンサコイル直径d
との比は有利に13÷8(13/8)であり、一方、セ
ンサコイル6の直径dとそれの侵入(突入)深度tとの
比はほぼ5÷4(5/4)である。切欠部19の内壁か
ら休止位置におけるセンサコイル6の下方外縁6′まで
の間隔aと、センサコイル6の直径との比は1÷4(1
/4)である。
【0026】図4は検出センサ3の別の実施形態を示
す。上記実施形態は紙処理装置にて通された帯状紙又は
個々の枚葉紙の連続的厚さ測定に適する。
【0027】検出センサ3/1は検出面28/1を有
し、該検出面は実質的にシリンダ状の検出ローラ35に
より形成されている。検出ローラ35は軸受け軸36を
用いてターゲット7/1内に回転可能に支承されてお
り、ターゲット7/1の下方端面37をほぼ3〜5mm
突出している。検出ローラ35の収容のためターゲット
7/1は 収容溝38を有し、その際、検出ローラの側
方案内のため検出ローラと、収容溝38の、相対向する
2つの側壁39,40との間にそれぞれ補償ディスク4
1,42が設けられている。軸受け軸36の2つの端部
43,44はそれぞれターゲット7/1のそれぞれ1つ
の側壁39,40のところから張出している。ターゲッ
ト7/1の収容のためシリンダ状の軸受ブッシュ15/
1が設けられており該軸受ブッシュはセンサケーシング
5/1の収容孔8/1内に嵌合的に挿入されている。軸
受ブッシュ15/1はそれの下方端部領域45内に、半
径方向で相対向する下方へ開いた案内スリット46,4
7を有し、該スリット内には軸受ブッシュ36のそれぞ
れの所属の端部43ないし44が突入している。両案内
スリット46,47によってはターゲット7/1は 捩
れ防止手段が施されており、軸受ブッシュ15/1ない
しセンサケーシング5/1に対して移動可能に構成され
ている。案内スリット46,47は次のように構成され
ている、即ちターゲット7/1が垂直方向で上方に向か
って自由に可動に持ち上げ可能であるように構成されて
いる。ターゲット7/1は同様に回転放物体状切欠部1
9/1を有し、該切欠部内にはセンサコイル6は図1に
ついて記載したように突入している。センサケーシング
の構成に相応する図4ないし図5に示すように軸受軸3
6はセンサケーシング5/1の貫通孔8/1中で組み立
てられた状態でターゲット7/1内に不確かさのないよ
うに配置されている。検出センサ3/1も給電線路ーな
いし信号線路20/1を備えている。
【0028】図6と図7は図4及び図5の実施例による
本発明の測定装置の適用例を示す。図6には紙処理装置
の2重駆動ロール48が示してあり、上記ロールは2つ
の搬送(コンベア)ベルト49,50の駆動のため、相
互間隔を置いて配置された2つの駆動領域51,52を
有する。両コンベアベルト49,50はそれぞれ所属の
駆動領域51,52に巻掛けられ、相互間隔をおいて平
行に延びている。コンベアベルト49,50ないし駆動
51,52間では2重駆動ロール48は当接支持シリン
ダ53を有し、該シリンダ53の半径RAは2重駆動ロ
ールの駆動領域51,52の半径Rw(図7)に、コン
ベアベルト49,50の厚さDを加えたものに相応す
る。搬送ロール上方には検出センサ3/1が配置されて
おり、その際上記センサはそれの長手中心軸線4/1が
垂直に、かつ、2重駆動ロール48の半径方向に延びて
いる。検出センサ3/1はそれの検出ローラ35の外と
う面34を以て、コンベアベルト49,50により規定
される水平走入平面54内にて駆動ロール48の当接支
持シリンダ53に接触する。それにより、走入する枚葉
紙55(図7)(これは搬送方向(矢印56)でコンベ
アベルト49,50に供給される)は同時にコンベアベ
ルト49,50及び測定装置1/1により捕捉され、そ
れにより通過する枚葉紙55の折れ又はその他の損傷が
有効に阻止される。また、単に1つの駆動領域を有する
1つの簡単な駆動ロールに対して検出センサ3/1を使
用することも可能である。この場合において当接支持シ
リンダ53は駆動ロールの両端面のうちの1つに配置さ
れるべきである。
【0029】図8は測定装置1ないし1/1を評価電子
回路と共に示す基本接続図である。上記評価電子回路5
7は電圧給電部、復調器、適合調整回路、後置接続の増
幅回路からなる。枚葉紙により行われるターゲット7/
2の変位Daによってはセンサコイル6/1にてインダ
クタンスの変化、ひいてはそれのインピーダンスの変化
が生ぜしめられる。上記インピーダンス変化は評価電子
回路57により抵抗測定の形で出力電圧UAに変換され
る。上記出力電圧UAはターゲット7/2の変位Daに
直線比例する。従って出力電圧UAは紙処理装置の2つ
の搬送ロールの紙厚依存の搬送ギャップの調整のため直
接的に測定信号として使用可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば小型のコンパクトな構成
形態のもとで可及的に直線的な再現可能な特性カーブを
有し、換言すれば測定信号が測定さるべき紙厚と直接的
な直線関係にあるようにした冒頭に述べた形式の装置を
実現できるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検出センサの部分断面図である。
【図2】センサコイルの断面図である。
【図3】本発明によるターゲットの概念図である。
【図4】ターゲットの第2実施例の部分断面図である。
【図5】図4の構成をVの方向に見て示す部分断面図で
ある。
【図6】コンベアベルト付きの本発明の装置構成の概念
図である。
【図7】図6の構成をVIIの方向に見て示す概念図で
ある。
【図8】本発明の装置の基本接続図である。
【符号の説明】
1 測定装置 2 当接支持面 3 センサ 4 長手中心軸線 5 センサケーシング 6 センサコイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄厚の帯状体又はシートの厚さの電子的
    測定装置であって、定置の当接支持(載置)面と検出走
    査センサとを有し、該センサには上記当接支持面に対し
    て相対的に可動の検出走査機構が設けられており、更に
    強磁性帰磁路部材を有し該帰磁路部材によっては上記当
    接支持面に対して相対的な該帰磁路部材の位置関係に依
    存して、変化する誘導的測定値発信器の信号が送出され
    るように構成されている当該測定装置において、上記検
    出走査センサ(3,3/1)は上記当接支持面(2,4
    9)上方に配置されたセンサケーシング(5,5/1)
    内に上記当接支持面に対して実質的に垂直方向に可動に
    支持されており、検出走査機構として実質的にシリンダ
    状のターゲット(7,7/1,7/2)を有し、該ター
    ゲットには上記当接支持面のほうに向いた端面側検出走
    査面(25,25/1)が設けられており、上記ターゲ
    ット(7,7/1,7/2)は帰磁路部材を形成し、セ
    ンサケーシング(5,5/1)に対して軸方向に該ケー
    シング内に移動可能に配置構成されており、更に上記タ
    ーゲット(7,7/1,7/2)はそれの当該検出走査
    面(25,25/1)に対向する端面側に回転放物体の
    形の切欠部(19,19/1)を有し、上記センサケー
    シング(5,5/1)内には磁界形成のためのセンサコ
    イル(6,6/1)が測定値発信器として設けられてお
    り、該センサコイルは上記ターゲット(7,7/1,7
    /2)の切欠部(19,19/1)内に少なくとも部分
    的に突入しており、上記ターゲット(7,7/1,7/
    2)及びセンサコイル(6,6/1)は相互に同軸的に
    配置されていることを特徴とする厚さ測定装置。
  2. 【請求項2】 上記ターゲット(7,7/1,7/1)
    の切欠部(19,19/1)は楕円放物体の形態を有す
    る請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記ターゲット(7,7/1,7/2)
    は当接支持面(2)の方に向かって端面側に、回転可能
    に支承された検出走査ローラ(35)を有し該ローラの
    実質的にシリンダ状の套面(34)は上記ターゲット
    (7,7/1,7/2)の検出走査面(34)を形成し
    ている請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記当接支持面は回転可能な定置の当接
    支持シリンダ(53)により形成されており、該当接支
    持シリンダの套面上に上記ターゲット(7,7/1,7
    /2)の検出走査ローラ(35)が転動するように構成
    されている請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 センサケーシング(3,1)はそれの長
    手中心軸線(4/1)が当接支持シリンダ(53)に対
    して半径方向に延びるように構成されている請求項3又
    は4記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記当接支持シリンダ(53)は1つ又
    は複数のコンベヤベルト(49,50)の駆動ロール
    (48)の構成部分である請求項4又は5記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記センサコイル(6,6/1)は有向性
    漂遊フィールドを有する外鉄形コイルである請求項1か
    ら6までのうちいずれか1項記載の装置。
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