JPH071460Y2 - 壁面保護板 - Google Patents

壁面保護板

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JPH071460Y2
JPH071460Y2 JP13656389U JP13656389U JPH071460Y2 JP H071460 Y2 JPH071460 Y2 JP H071460Y2 JP 13656389 U JP13656389 U JP 13656389U JP 13656389 U JP13656389 U JP 13656389U JP H071460 Y2 JPH071460 Y2 JP H071460Y2
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JP
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wall
wall surface
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wall protection
plate
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JP13656389U
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JPH0375258U (ja
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俊昭 石井
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THE PACK CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば引越し時において種々の荷物を搬入する
ときに階段等の壁面に用いて好適な壁面保護板に関す
る。
〔考案の概要〕
本考案は例えば引越し時において種々の荷物を搬入する
ときに階段等の壁面に用いて好適な壁面保護板に関し、
補強材及び緩衝材より積層された略長方形状の複数の壁
面保護材と、複数の壁面保護材間を結合する結合部材を
有し、壁面保護材の長手方向に結合部材を摺動自在に構
成されることで階段等の段部に下端面がよく適合した壁
面保護板を容易に得る様にしたものである。
〔従来の技術〕
従来から、新築ビルや家屋或はエレベータ内に大きな荷
物を運び込む場合に、新しい壁面やエレベータのパネル
面を保護するために、壁面保護板をこれら壁面或はパネ
ル面を覆う様に配設していた。この様な壁面保護板とし
てはベニヤ板或は厚手のフェルト等が用いられていた。
これらベニヤ板或はフェルトはガムテープ或は磁石等を
用いて壁面或はパネル面に保持させていた。
又、階段等の段部に接する壁面を保護する方法として
は、第6図に示す様に階段(1)と接する壁面(2)に
沿ってベニヤ板(3a),(3b),(3c)……を例えば、
ガムテープ(4a),(4b),(4c)……等で貼着して壁
面に固定させていた。この場合、階段(1)の段部が接
する壁面(2)との境界面(5a)(5b)……ではベニヤ
板(3a)(3b)……の下端を段階の段部に合せて切り込
んで壁面に植立させていた。
又、ビル内の鉄筋用の太い円柱の表面保護には厚目のフ
ェルト等を円柱に囲繞させ、この巻き付けられたフェル
トの上から紐等で円柱にひばり付けて固定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、階段(1)等の段部に接する壁面(2)の境界面
(5a)(5b)……部分では壁面保護板であるベニヤ板
(3a)(3b)(3c)……を段状に鋸等で切り込むための
手間が煩雑なだけでなく、例えば、第5図に示す様に、
段階やロビー等に毛足の長い絨毯(6)等が敷きつめて
あると、段状に切り込んだ切り口や、切り口のコーナか
ら出た木くずが絨毯(6)の深い毛の中に入り込んで、
清掃に多くの時間と手間を要する問題があった。更に、
ガムテープ(4a)(4b)(4c)……等でベニヤ板(3a)
(3b)(3c)……を壁面(2)に貼着するためにベニヤ
板(4a)(4b)(4c)……の覆を取り除いた後の壁面に
ガムテープ(4a)(4b)(4c)……の粘着剤が付着し、
これを取り去るのに多くの時間を要した。
又、太い円柱表面の保護等にはベニヤ板が利用出来ず、
厚めのフェルト等に限定され、これらの素材は高価で配
設し難い等の多くの問題を有していた。
本考案は叙上の問題点を解決するために成されたもの
で、その目的とするところは極めて簡単な構成によっ
て、段部に接する壁面の段差或は円柱表面の曲面に応じ
た保護が出来る壁面保護板を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の壁面保護板はその例が第1図に示されている様
に、補強材(7)及び緩衝材(8)より積層された略長
方形状の複数の壁面保護材(10)と、複数の壁面保護材
(10)間を結合する結合部材(11)を有し、壁面保護材
(10)の長手方向に結合部材(11)を摺動自在に構成さ
れて成るものである。
〔作用〕
本考案の壁面保護材(10)は複数の長方形の壁面保護材
を結合部材(10)で一体化したので円柱の曲面に対応し
て簡単に円柱の曲表面を保護することが出来ると共に壁
面保護板の結合部材(10)を、壁面保護板の長手方向に
摺動自在としたので、壁面保護材(10)(10)間の対向
位置が長手方向に自由に変えられ、階段の段差を有する
壁面を簡単に保護することが出来る。
〔実施例〕
以下、本考案の壁面保護板の一実施例を第1図乃至第5
図について説明する。
第1図は本考案の壁面保護板の配設状態を示す斜視図で
あるが、第1図を説明するに先だち、第2図乃至第4図
によって壁面保護板の構成を説明する。
第2図は例えば、複数の壁面保護材を並設した平面図で
あり、この壁面保護材(10)は第2図のA−A′断面矢
視図である第3図に示されている様に補強材(7)とし
てはプラスチック段ボール材が用いられる。このプラス
チック段ボール材はプラスチックの表面板(7a)と裏面
板(7b)間に例えば、その長手方向に複数の隔壁(7c)
を設けて補強効果を高めたものであり、この構成の補強
材(7)は引抜法等で長丈物を簡単に成型出来る。この
補強材(7)は通常のパルプ材を用いた段ボール材の様
に、隔壁(7c)を波型にしたり、或はハニカム材等を表
面板(7a)裏面板(7b)間に介在させたものであっても
よい。
この様な補強材(7)の一面に発泡ポリエチレン等の発
泡板(8a)を接着剤等を介して貼着させる。この発泡板
(8a)の補強材(7)との接合面と反対面にはエンボス
加工を施したポリエチレン等のプラスチックシート(8
c)が貼着され、このエンボス(8b)加工の施された緩
衝材(8)側を壁面側に向けて、壁面を覆う様に複数枚
の壁面保護材(10)(10)……を並設させる。壁面保護
材(10)(10)……は第2図示の如く、略長方形で、例
えば、その縦寸法は180cm、横寸法は例えば、階段
(1)のW=22cmと成され、この長方形状の壁面保護材
(10)(10)……の左右側部近傍に、これら壁面保護材
(10)(10)……間を結合する結合手段、即ち、ヒンジ
(11)を挿通固定する短溝(13)と挿通摺動させる長溝
(12)とを形成する。この短溝(13)と長溝(12)の溝
幅W1は、例えば、5mm程度、上下端面から長溝(12)の
一端迄の距離l1=30cm、長溝(12)の長さl2=25cm、短
溝(13)の下端溝と長溝(12)の下端溝は同一平面上に
ある様に穿たれ、短溝(13)の長さl3=3cm程度に選択
する。
結合部材としてのヒンジ(11)としては、種々のものを
選択し得るが、例えば、第4図Bに示す様に布テープ
(11a)上に例えば、鉤状のプラスチックか成る係止部
(11b)を植立させた第1のテープ(11c)を短溝(13)
(13)……に挿通させ、係止部(11b)が表面に出る様
に壁面保護材(10)に固定し、更に、第4図Aに示す如
き布テープ(11a)上に糸状のループ(11d)を植立させ
た第2のテープ(11e)を、ループ部(11d)が裏面に成
る様に挿通させ、ループ部(11e)の両端を第1のテー
プ(11c)の係止部(11b)に対接させて係合させ、裏面
保護材(10)(10)……間を結合させる。この様な結合
方法によれば第2図で、例えば、最も右側にある壁面保
護材(10)を矢印Aで示す様に上方に持ち上げればヒン
ジ(11)(11)は長溝(12)(12)に沿って最も右側の
壁面保護材(10)と共に上方に移動させることが出来
る。依って、第1図に示す様に、階段(1)の段部に接
する壁面(2)を傷つけない様に保護する場合には段部
の高さHだけ第1の壁面保護材(10)に対し、他の第2
の壁面保護材(10)を矢印A方向に上動させ、段部と壁
面の境界面(5a)(5b)(5c)……に沿って上動させれ
ば壁面は壁面保護材(10)(10)……を隙間なく覆うこ
とが出来る。
この様な壁面保護材(10)(10)……を結合部材、即ち
ヒンジ(11)(11)……で結合した壁面保護板を壁面に
保護させるには、例えば、伸縮自在のパイプ(9)を床
と天井間に圧着させ、壁面保護板の前に所定間隔に植立
させて、壁面保護板が手前(壁面(2)と反対側)に倒
れない様にすればよい。
上述の構成ではヒンジ(11)を壁面保護材(10)(10)
……の長手方向に摺動させるために、長溝(12)と短溝
(13)を形成し、第1及び第2のテープから成るマジッ
クテープ(商標)(11)をこれら溝に挿通させた場合を
説明したが、第4図Cに示す様に壁面保護材(10)の長
手方向に、例えば180cmの長さの第1の壁面保護材(10
a)と嵌合する断面コ字状の第1の結合部(11f)と、第
2の壁面保護材(10b)と嵌合する断面コ字状の第2の
結合部(11g)と、これら第1及び第2の結合部(11f)
及び(11g)を結合するV字溝(11h)を有し、矢印B−
B′方向にフレキシブルな連続部(11i)をポリプロピ
レン等で一体に成型したヒンジとすれば、長溝(12)及
び短溝(13)を穿つ必要はない。
上述の如く、本例の構成によれば、極めて簡単な構成の
壁面保護板によって階段(1)の段部と壁面(2)の境
界面(5a)によく適合した壁面保護板(10)(10)……
が得られるので毛足の長い絨毯(6)等が敷つめてあっ
ても、木くずが毛の中に入り込むことがなく、階段
(1)の段部に合せて境界面を段状に切り込む手間を省
くことが出来る。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、ビル等の比
較的太い円柱を保護する場合の斜視図を示すものであ
る。この場合、壁面保護材(10)(10)……の幅W2は例
えば10cm程度のものかよく、これら壁面保護材(10)
(10)……をヒンジ(11)で互に結合したスダレ状の壁
保護板を円柱(15)を囲繞する様に巻き付け、所定位置
にバンド(16)或は針金や紐等で壁面保護板の表面から
曲面を覆い結着させる様にしたものでこの場合、床面と
円柱(15)の境界面がなだらかな傾きを有するもの或は
段部に沿って植立された円柱等では特に本例の壁面保護
板(10)としての結果が大きい。
尚、本考案は叙上の各実施例の限定されることがなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは
明らかである。
〔考案の効果〕
本考案の壁面保護板によれば、階段等の段部と壁面の境
界面がよく適合したものが得られ、円柱等に於ても、そ
の曲面に沿って表面を覆うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の壁面保護板の配設状態を示す斜視図、
第2図は本考案の壁面保護板の平面図、第3図は第2図
のA−A′の断面矢視図、第4図は本考案に用いるヒン
ジの1例を示す斜視図及び側断面図、第5図は本考案の
壁面保護板の配置状態を示す他の実施例の斜視図、第6
図は従来の階段部分の壁面保護方法を示す斜視図であ
る。 (1)は階段、(2)は壁面、(3a),(3b),(3c)
……はベニヤ板、(4a),(4b),(4c)……はガムテ
ープ、(5a)(5b)……は境界面、(6)は絨毯、
(7)は補強材、(8)は緩衝材、(10)は壁面保護
材、(11)はヒンジ、(12)は短溝、(13)は長溝であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】補強材及び緩衝材より積層された略長方形
    状の複数の壁面保護材と、 上記複数の壁面保護材間を結合する結合部材を有し、 上記壁面保護材の長手方向に上記結合部材を摺動自在に
    構成されて成ることを特徴とする壁面保護板。
JP13656389U 1989-11-24 1989-11-24 壁面保護板 Expired - Lifetime JPH071460Y2 (ja)

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JP13656389U JPH071460Y2 (ja) 1989-11-24 1989-11-24 壁面保護板

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JPH0375258U JPH0375258U (ja) 1991-07-29
JPH071460Y2 true JPH071460Y2 (ja) 1995-01-18

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