JPH0714586U - 高密度実装用コネクタ - Google Patents

高密度実装用コネクタ

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JPH0714586U
JPH0714586U JP4798093U JP4798093U JPH0714586U JP H0714586 U JPH0714586 U JP H0714586U JP 4798093 U JP4798093 U JP 4798093U JP 4798093 U JP4798093 U JP 4798093U JP H0714586 U JPH0714586 U JP H0714586U
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contact
density mounting
mounting connector
signal
housing
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JP4798093U
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康之 古口
貞夫 窪井
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DDK Ltd
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DDK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対になっている信号用及びグランド用コンタ
クト18、16との間にプラスチック材料が介在してい
るため、その材料の誘電率・流動性によって伝送速度が
左右されると言う問題点があった。 【構成】 主にハウジング20と対になっている信号用
及びグランド用コンタクト18、16から構成されてい
る高密度実装用コネクタ22において、対になっている
信号用及びグランド用コンタクト18、16間に両コン
タクト16、18表面に接する空気層の連結空間10を
設けることによって前記問題点は容易に解決できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、LSI等のチップと回路基板とを接続する為に用いられるLGA・ PGA型の高密度実装用コネクタにかんするものである。
【0002】
【従来の技術】
図5、6に基づいて従来の高密度実装用コネクタ36について説明する。図5 (A)は高密度実装用コネクタ36・LSI26・プリント基板28の斜視図を 示したもので、(B)は前記3つの部品が接続したときの側面図を示したもので ある。図6(A)は高密度実装用コネクタ36の部分的斜視図を示したもので、 (B)は高密度実装用コネクタ36・LSI26・プリント基板28の部分的断 面図を示したものである。従来の高密度実装用コネクタ36は主にハウジング2 0、コンタクト24から構成されていて、尚コンタクト24は信号用コンタクト 18とグランド用コンタクト16とにわけられる。各々のコンタクト24は1本 ずつハウジング34に設けられ孤立した固定穴12、14に圧入等により固定さ れている。図5(A)のように信号用コンタクト18とグランド用コンタクト1 6とを1本ずつペアか信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16を対で 使用することにより高速伝送が可能になることはよく知られている。
【0003】 周波数が高い方が伝送速度は速く、また一般的には信号用コンタクト18とグ ランド用コンタクト16間の誘電率が低い方が伝送特性が良いといわれている。 信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16との間が狭い程伝送速度は速 く各コンタクト24はハウジング34により孤立しているので、伝送速度はハウ ジング34の材質の誘電率によって決まる。また、信号用コンタクト18とグラ ンド用コンタクト16間の距離はコンタクトピッチにより変わるので、伝送速度 はコンタクトピッチによっても決まる。誘電率が低いことを考えると真空(誘電 率が1)か空気(誘電率が限りなく1にちかい)がよい。つまりハウジング34 の材質としては流動性が良く、誘電率が低い液晶ポリマー(LCP)が用いられ ているが、この液晶ポリマーでさえ誘電率は4程度である。
【0004】 従来の高密度実装用コネクタ36のコンタクトピッチは1.0mm程度であり 、コンタクト24は0.5mm角程度である。その為各コンタクト24間は0. 5mm程度しかとれない。コンタクトピッチが1.0mmで芯数が625芯の場 合、高密度実装用コネクタ36の大きさは35mm角程度であり、その時の厚み はコンタクト24の形状によっても変化するが2〜5mm程度である。但しコネ クタ36の大きさはコンタクトピッチによって変化する。コンタクト24はピン ・ソケットタイプのどちらでもよい。コンタクト24はプリント基板28の基板 バット32に突き当てるバットピンタイプでも、プリント基板28に設けられた 穴に挿入するディップタイプのどちらでもよく、バットピンの場合コンタクト2 4にはバネ性をもたせている。図5(B)のように高密度実装用コネクタ36は LSI26とプリント基板28に挟み込まれるように実装される。この場合のコ ンタクト24はバットピンタイプを表している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
現在のコネクタには高密度・高速伝送・小型化が要求されている。従来の高密 度実装用コネクタ36の構造では伝送時間を短くするには限度がある。つまり伝 送時間は信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16との距離(つまりコ ンタクトピッチ)及びハウジング34の材質の誘電率(低い方が伝送時間が速い )に影響される。現在使用している液晶ポリマーでさえも肉厚が0.2mmで高 さ6mm程度しか立ちあげることしかできない。またその流動性の良いと思われ る液晶ポリマーでさえ誘電率は4程度である。そのように誘電率が低く、流動性 ・寸法安定性のよいハウジング34に使用するプラスチック材料を得ることがで きないと言う問題点があった。またコンタクトピッチを小さくすると信号用コン タクト18間どうしの距離も短くなるので、クロストークが発生しやすく誤動作 の原因になるという問題点があった。 本考案はプラスチック材料の影響を受けることなく、高密度・小型化でき高速 伝送可能な高密度実装用コネクタ22を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を考慮してなされたもので、主な構成部品としては(図1 、2参照)ハウジング20、コンタクト24からできている。しかしコンタクト 24は信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16に大別される。 この信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16は対になっており、ま た一端側はLSI26に接続され、他方端側はプリント基板28に接続される。 ハウジング20にはこの信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16を固 定する信号用及びグランド用コンタクト固定穴14、12が設けられている。
【0007】 これらのハウジング20とコンタクト24からなる高密度実装用コネクタ22 において、対になっている信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16の 間に連結空間10を設けることによって前記課題を解決できる。 前記連結空間10は信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16との間 の両コンタクト16、18表面に接する空気層の部分を言う。前記連結空間10 の大きさはコンタクトピッチやコンタクト24の大きさによって異なり、また信 号用コンタクト18とグランド用コンタクト16とのハウジング20への固定力 が低くなりすぎない程度であればどんな大きさでもよい。またコンタクト24の 形状によっては前記連結空間10はLSI26接続面からプリント基板28接続 面まで貫通していなくてもよい。
【0008】
【作用】
信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16との間に連結空間10を設 けることによって、信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16との間を 空気の層にすることができ、両コンタクト16、18間の誘電率を大幅に低下さ せて伝送速度を従来の限度を超えて高めることができる。また空気の層のためコ ンタクト16、18間にプラスチック材料が入り込まない構造なので、ハウジン グ20に使用するプラスチック材料の流動性に関係なく容易にコンタクトピッチ を小さくすることができる。
【0009】
【実施例】
図に基づいて本考案を用いた実施例について説明する。図1(A)は本考案の 高密度実装用コネクタ22の部分的な斜視図を示したものであり、(B)はその 断面図及びLSI26とプリント基板28の断面図を示したものである。図2( A)はコンタクト24形状の違う第2実施例の部分的な高密度実装用コネクタ2 2の斜視図を示したものであり、(B)はその斜視図のB−B断面図であり、( C)はA−A断面図を示したものである。図3は第2実施例のコンタクト241 配列の違いを示したものである。
【0010】 従来例同様にコンタクト24は0.5mm角程度であり、高密度実装用コネク タ22の厚みはコンタクト24の形状によっても変化するが2〜5mm程度であ る。図1の様に第一実施例では信号用コンタクト18とグランド用コンタクト1 6の間に空気層の連結空間10を設けた。連結空間10の幅としては信号用及び グランド用コンタクト固定穴14、12より0.1mm程度小さい方がよい。つ まり小さくすることによって信号用コンタクト18とグランド用コンタクト16 が短絡しない様になる。空気層の連結空間10を設けることによって設けた側の コンタクトピッチは従来1.0mmだったものが0.5〜0.8mm程度になる 。連結空間10を設けた側のコンタクトピッチが0.5mm・設けない側が1. 0mmで芯数が625芯の場合高密度実装用コネクタ22の大きさは35×22 .5mm程度になる。第一実施例の場合連結空間10を設けた側のコンタクトピ ッチは小さくすることができる。この場合のプラスチック材料は誘電率に左右さ れないので、成形性・寸法安定性のよい材料ならなんでもよい。
【0011】 図2の第2実施例について説明する。この場合のコンタクト241は0.5m m角のものを図2(C)の様に中央部が屈曲もしくは湾曲した形状にしたもので ある。この様な形状にすることによってコンタクト241にバネ性をもたせ、プ リント基板28・LSI26を傷つけない様にしている。屈曲または湾曲させる 量としてはコンタクト241にバネ性を持たせられればどの程度でもよいが、コ ンタクトピッチを考えると小さい方が望ましい。この場合の信号用コンタクト1 81とグランド用コンタクト161との間に設けた連結空間101はLSI26 接続面からプリント基板28接続面まで貫通していない。この場合の連結空間1 01の幅としてはコンタクト241の幅と同等ないし、多少大きめでもよい。但 し連結空間101が貫通している場合は第一実施例と同様である。第二実施例の 場合も連結空間101を設けた側のコンタクトピッチは小さくすることができる 。コンタクトピッチを小さくする為にも連結空間101はプリント基板28接続 面からLSI26接続面まで貫通している方が望ましい。第一実施例・第二実施 例ともに従来と同様にコンタクト24、241はピン・ソケットタイプのどちら でもよく、またLSI26及びプリント基板28に取り付ける方法としてはディ ップ・バットピンタイプのどちらでもよい。第二実施例はコンタクト241にバ ネ性を持たせているのでバットピンタイプに適している。
【0012】 図3はコンタクト241の配列の違いを示したもので、図3(A)はコンタク ト241がランド30の中心に来る様にランド30位置を変更したものである。 またコンタクト241がランド30に接触すればよいと言うことでランド30位 置を変更しないのが図3(C)である。図3(B)は図3(C)を45度傾けた ものである。図3(B)の様に対になっている信号用コンタクト181とグラン ド用コンタクト161を斜めに配置することによってコネクタ22の長さ・幅の 両方向小さくできる。図3(D)は図3(C)のランド30の位置ままコンタク ト242がランド30の中心に来る様にコンタクト242形状を図4の様に変更 したものである。その後高密度実装用コネクタ22は従来同様にLSI26とプ リント基板28に挟み込まれるように実装される。
【0013】
【考案の効果】
連結空間10が空気層のため対になっている信号用コンタクト18とグランド 用コンタクト16との間の誘電率を大幅に低下させることができ、従来の限度を 超えて伝送速度を高めることができる。また対になっているコンタクト16、1 8間にプラスチック材料が入り込まない構造であるためハウジング20に使用す るプラスチック材料の流動性に関係なくコンタクトピッチを小さくできるので、 コネクタ22を小型化できる。さらにハウジング20に用いられるプラスチック 材料の誘電率が伝送速度に影響しにくい構造であるからハウジング20材料の選 定に当たり流動性・寸法安定性の良い材料を選ぶことができ、小型コネクタの製 造がより容易になる。 上記のようなことから高密度・高速伝送可能な高密度実装用コネクタ99を得 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本考案の高密度実装用コネクタの部分的
な斜視図を示したものである。 (B)本考案の高密度実装用コネクタ及びLSI・プリ
ント基板の部分的な断面図を示したものである。
【図2】(A)コンタクト形状の違う第二実施例の部分
的な高密度実装用コネクタの斜視図を示したものであ
る。 (B)(A)のB−B断面図を示したものである。 (C)(A)のA−A断面図を示したものである。
【図3】(A)第二実施例のコンタクトがランドの中心
に来る様にランド位置を変更したものである。 (B)(C)を45度傾けたものである。 (C)(A)と違いコンタクトがランドに接触すれば良
いと言うことでランド位置を変更しないものである。 (D)(C)のランド位置のままコンタクトがランドの
中心に来るようにコンタクト形状を図4の様に変更した
ものである。
【図4】図3(D)のコンタクトの斜視図を示したもの
である。
【図5】(A)従来の高密度実装用コネクタ・LSI・
プリント基板の斜視図を示したものである。 (B)高密度実装用コネクタ・LSI・プリント基板が
接続したときの側面図を示したものである。
【図6】(A)従来の高密度実装用コネクタの部分的な
斜視図を示したものである。 (B)従来の高密度実装用コネクタ及びLSI・プリン
ト基板の部分的な断面図を示したものである。
【符号の説明】
10,101 連結空間 12 グランド用コンタクト固定穴 14 信号用コンタクト固定穴 16,161,162 グランド用コンタクト 18,181,182 信号用コンタクト 20,34 ハウジング 22,36 高密度実装用コネクタ 24,241,242 コンタクト 26 LSI 28 プリント基板 30 ランド 32 基板バット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がLSIに接続され他方端がプリン
    ト基板に接続される信号用コンタクト及びグランド用コ
    ンタクトが対になっているコンタクトと、前記コンタク
    ト対を固定する信号用及びグランド用コンタクト固定穴
    を有するハウジングとからなる高密度実装用コネクタに
    おいて、 前記対になっている信号用コンタクトとグランド用コン
    タクトとの間に連結空間を設けたことを特徴とする高密
    度実装用コネクタ。
JP4798093U 1993-08-11 1993-08-11 高密度実装用コネクタ Pending JPH0714586U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4798093U JPH0714586U (ja) 1993-08-11 1993-08-11 高密度実装用コネクタ

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JP4798093U JPH0714586U (ja) 1993-08-11 1993-08-11 高密度実装用コネクタ

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JPH0714586U true JPH0714586U (ja) 1995-03-10

Family

ID=12790468

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JP4798093U Pending JPH0714586U (ja) 1993-08-11 1993-08-11 高密度実装用コネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232968A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 富士通株式会社 半導体部品用ソケット、プリント基板ユニット、及び情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232968A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 富士通株式会社 半導体部品用ソケット、プリント基板ユニット、及び情報処理装置

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