JPH0714556B2 - 芯材入り金属チューブ及び芯材被覆金属体の製造方法及びそれらの製造装置 - Google Patents

芯材入り金属チューブ及び芯材被覆金属体の製造方法及びそれらの製造装置

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JPH0714556B2
JPH0714556B2 JP60026537A JP2653785A JPH0714556B2 JP H0714556 B2 JPH0714556 B2 JP H0714556B2 JP 60026537 A JP60026537 A JP 60026537A JP 2653785 A JP2653785 A JP 2653785A JP H0714556 B2 JPH0714556 B2 JP H0714556B2
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core
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metal
tape
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一弥 阿部
康雄 竹内
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ケーブルコア等を金属外鞘管状体の内部に引
き入れて使用する芯材入り金属チューブ及び芯材被覆金
属体の製造方法とその装置に関する。
(従来の技術) 従来光フアイバ芯又はそのリードワイヤーを引入れたア
ルミニウムパイプ、或はケーブル芯の外側に施す金属コ
ルゲートシース、或は同軸ケーブルにおける外部導体或
はOA線と云われアルミニウム表面に銅をクラツドせしめ
た裸線、AC線と云われ鋼線の表面にアルミニウムをクラ
ツドせしめた裸線などの複合線に於てはその製造に当り
シース或は外部非鉄金属層を構成する手段として金属テ
ープを円管状に丸めながらシーム部をTIG溶接する方法
によつて製造していた。
(発明が解決すべき問題点) その製造速度は高々5〜8m/minと遅く、又、溶接欠陥も
発生し易い難点があつた。
(問題点を解決する手段) 本発明は上記問題点を解決する手段の種々検討の結果従
来かえりみられていなかつた高周波溶接法が適当な改良
を施すことによつて優れた効果を奏することも見出し
た。即ち、コイル状に巻回した金属テープ及び芯材を、
それぞれアンコイラーから巻戻しながら順次送り出し
て、金属テープを成形装置により順次円管状に成形する
と共に芯材を管内に挿入してワークコイルによりシーム
部を高周波溶接するに際し、円弧状のインピーダーコア
をワークコイルの外周部に設けておいて、シーム部を効
率よく誘導加熱するとともに、冷気冷却は間接水冷しな
がらスクイズロールにより圧接し管体とすることを特徴
とする芯材入り金属チューブ及び芯材被覆金属体の製造
方法及びその装置である。
(作用) 上記の如く本発明ではインピーダーコアをワークコイル
の外側におくことによつて内部にケーブル芯やクラツド
芯等があつても支障がなく、又、若干加熱率は低下する
も内部にケーブル芯、或はクラツド用線材をおいても充
分シーム部の加熱を達成することができ、特にインピー
ダーコアはシーム部を形成するライン上におくことによ
り比較的加熱能率の低下は少ないことを見出した。又、
冷気冷却をするか又は間接水冷によつて冷却するので従
来のように加熱部分の冷却に直接冷却水をかけるような
水冷法によらずに冷却でき、この点からもケーブル芯等
に水分の影響を与えることなく冷却することができ、従
来使用できないとされていた高周波溶接法を適用可能な
らしめたものである。
(実施例) 本発明の方法の一実施例をその製造ラインを示す第1図
により説明すれば アンコイラー(コイル状材料送り出し装置)Aより送り
出されたアルミテープTをスプライサー(材料継ぎ合せ
装置)Bを経て成形装置Cに至らしめ、アルミテープT
は成形ローラMRにより円筒状に丸められて、芯材供給ロ
ーラFRからの芯材CAが挿入されると同時に端面がつき合
されて、高周波溶接装置Dにより管状に溶接される。こ
のようにして溶接されたアルミチューブPは、必要に応
じてストレッチ・レデューサー(縮径装置)Eにより多
段ローラから成る冷却加工が施された後、ストレーナー
(整形装置)Fを経て巻取リールGに巻取られる。レデ
ューサーを通すことにより製品の生産速度は溶接速度の
3〜4倍程度になるので、生産性を向上させることがで
きる。
上記に於て用いられる高周波溶接装置の側面図及び上面
図とパイプとの関係は第2図、第3図のとおりである。
アルミテープTが円筒状につき合せられた成形部にはワ
ークコイル(高周波誘導コイル)とフェライト等から成
るインピーダーコア(渦電流漏洩防止具)IC及びスクイ
ズローラ(圧着装置)SRが設けられているが、インピー
ダーコアICはワークコイルWCの外側面に設けられている
ので、これによつて丸められた金属テープからなる管の
内部には所望に応じ光フアイバ芯、ケーブル芯、スチー
ル線等を配置して作業することができる。又、インピー
ダーコアICは金属テープのシーム部の上に位置にするよ
うに設けることによりシーム部の加熱に最高の能率を付
与することができる。
又、ワークコイルWCの内部には冷却水の通路CWを設けて
溶接後は速かな冷却を行ない得るようになつている。
又、スクイズロールSRの内部にも冷却水の通路CWが設け
られており同様にシーム部の溶接後速やかな冷却を可能
ならしめている。又更に高周波溶接された金属チューブ
の内部は空気を自由に送気することができるので、空冷
による冷却効果を高めることができる。
第4図はスクイズロールと金属チューブの関係を示すも
ので(イ)は上面図、(ロ)は横断面図にして非鉄金属
管PはスクイズロールSRにより製管されるが、このスク
イズロールSR内には冷却水が入り、金属チューブPを冷
却するようになつているがその一例は図示の如くスクイ
ズロールに給排水金具(ロータリージヨイント)RJが回
転自在に取付けられている。Beは軸受で冷却水は矢印方
向に進みロール表面につき当つてロールを冷却した後矢
印方向に帰り排水されるようになつている。
この場合スクイズロールSRの間接冷却は冷却効果を高め
るが必須ではない。又これら間接冷却手段に変えて冷気
冷却を行なうこともできる。
本発明によれば例えば厚さ1.5mmのアルミニウムテープ
より外径30mmのアルミニウムチューブを製造する場合、
使用電力30KW、使用周波数400KHzで製造速度は30m/min
が可能であつた。
なお本発明の実施に当つては使用サイクルは金属テープ
の肉厚によつて異なるも100〜500KHzが適当と考えら
れ、使用電力はスピードとのバランスにより適当な値に
調整することができる。
(発明の効果) 本発明によればインピーダコアをワークコイルの外側面
に設けたので、誘導渦電流を漏洩させることがなく、か
つ冷却はすべて間接冷却としたことにより非鉄金属の高
周波溶接を可能ならしめ、これによつて長時間にわたり
安定した製造作業を行ない得るとともにTIG溶接で発生
するような溶接欠陥は生ずるおそれがなく、又、必要に
応じ任意のケーブル芯や金属線材を内蔵させて行ない得
る等の各種の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様の一例を示す製造ラインの説
明図、第2図は本発明で用いられる高周波溶接装置の一
例の一部縦断面図、第3図は同じく一部横断面図、第4
図は本発明で用いられるスクイズロールに関し(イ)は
上面図、(ロ)は断面図である。 A……アンコイラー、T……アルミテープ、B……スプ
ライサー、C……成型装置、D……高周波溶接装置、E
……ストレツチ・レデユーサー、F……ストレーナー、
G……巻取りリール、WC……ワークコイル、IC……イン
ピーダーコア、CW……冷却水の通路、SR……スクイズロ
ール。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイル状に巻取られた金属テープ及び芯材
    を、それぞれアンコイラーから巻戻して成形装置に供給
    して、該テープを丸めて管状に成形すると共に管内部に
    芯材を挿入して溶接する芯材入りチューブの製造に於い
    て、芯材を挿入した金属テープの端面を成形ローラによ
    りつき合せて管状にしてワークコイル内に導いて高周波
    により誘導加熱する際に管のつき合せ面上部のワークコ
    イル外周面にインピーダーコア設けておいて加熱し、冷
    却スクイズローラにより圧接成形することを特徴とする
    芯材入り金属チューブの製造方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項の記載に於いて、冷
    却スクイズローラにより圧接成形した後、ストレッチ・
    レデューサーにより芯材とチューブを縮経一体化してか
    らストレーナーにより整形することを特徴とする芯材被
    覆金属体の製造方法。
  3. 【請求項3】コイル状に巻取られた金属テープ及び芯材
    を、それぞれアンコイラーから巻戻して成形装置に供給
    して、該テープを丸めて管状に成形すると共に管内部に
    芯材を挿入して溶接する芯材入りチューブの製造装置に
    於いて、成形装置の前方に芯材供給ローラが設けられ、
    該成形装置は成形ローラとワークコイル及びスクイズロ
    ーラとを備えており、ワークコイルには成形ローラによ
    り成形された管状体のつき合せ面上方外周部にインピー
    ダーコアが設けられていると共にスクイズローラは冷却
    されていることを特徴とする芯材入り金属チューブの製
    造装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項の記載に於いて、成
    形装置のスクイズローラ後方に縮経用ストレッチ・レデ
    ューサーと整形用ストレーナーを設けたことを特徴とす
    る芯材被覆金属体の製造装置。
JP60026537A 1985-02-15 1985-02-15 芯材入り金属チューブ及び芯材被覆金属体の製造方法及びそれらの製造装置 Expired - Lifetime JPH0714556B2 (ja)

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JPS61186182A JPS61186182A (ja) 1986-08-19
JPH0714556B2 true JPH0714556B2 (ja) 1995-02-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6478681A (en) * 1987-09-21 1989-03-24 Toyo Radiator Co Ltd Production of metal tube
CN108555427B (zh) * 2018-06-14 2024-04-26 山东汉尚新型材料有限公司 一种用于小直径厚壁管的高频焊接装置

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JPS5036339A (ja) * 1973-08-03 1975-04-05
JPS548539A (en) * 1977-06-21 1979-01-22 Canon Inc Liquid feeder
JPS58170183U (ja) * 1982-05-04 1983-11-14 新日本製鐵株式会社 電縫管の高周波溶接装置

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