JPH07144897A - 荷役重量管理装置 - Google Patents

荷役重量管理装置

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JPH07144897A
JPH07144897A JP32119193A JP32119193A JPH07144897A JP H07144897 A JPH07144897 A JP H07144897A JP 32119193 A JP32119193 A JP 32119193A JP 32119193 A JP32119193 A JP 32119193A JP H07144897 A JPH07144897 A JP H07144897A
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JP
Japan
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weight
cargo handling
load
tool
total weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP32119193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomofumi Konno
智文 今野
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】産業車両を用いてトラック等に荷を積み込む際
の作業性を向上し、過度の積載を防止しうる荷役重量管
理装置を提供する。 【構成】荷役具を用いて荷を垂直方向に持ち上げうる産
業車両の、前記荷役具に積載された荷の重量に対応した
電気信号を出力しうる重量検知具と、該重量検知具の出
力信号に基づき個々に荷役した荷役重量を逐次演算しか
つ順次加算して合算重量を演算するとともに前記合算重
量と予め記憶された設定重量とを比較して信号を出力す
る制御部と、該制御部の出力信号に基づき警報を発する
警報手段と、前記荷役重量、合算重量又は設定重量のう
ち少なくともいずれか一つの重量値を表示しうる表示手
段とからなる荷役重量管理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業車両を用いてトラ
ック等に荷を積み込む際の作業性を向上し、過度の積載
を防止しうる荷役重量管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、運送用のトラック等にフォークリ
フト等の産業車両を用いて荷を積み込む場合、トラック
の積載許容重量の範囲内で荷積みを行わねばならない。
【0003】かかる場合、トラックに積み込む荷の個々
の重量が予め判明していれば何ら問題はないが、通常、
荷の個々の重量はおおよその値でしか見当がつかず、作
業者の経験に頼ってトラックへの積込量を決定している
のが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然して、一旦荷を積み
込まれたトラックは計量所で積荷の重量を計り、当該ト
ラックの積載許容重量の範囲内であればそのまま目的地
に向かうこととなる。
【0005】しかしながら、積荷の重量がトラックの積
載許容重量の範囲内であっても、これを大きく下回るよ
うな場合には運搬効率の観点からは好ましくない。他
方、積荷の重量がトラックの積載許容重量を超えている
場合には、超過重量に相当する荷をトラックから積み降
ろさなければならず作業能率が悪いという問題がある。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑み案出された
もので、産業車両により荷役された個々の荷の重量を検
知し、トラック等に効率よく荷を積み込んで作業性を向
上しうる荷役重量管理装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、荷役具を用い
て荷を垂直方向に持ち上げうる産業車両の、前記荷役具
に積載された荷の重量に対応した電気信号を出力しうる
重量検知具と、該重量検知具の出力信号に基づき個々に
荷役した荷役重量を逐次演算しかつ順次加算して合算重
量を演算するとともに前記合算重量と予め記憶された設
定重量とを比較して信号を出力する制御部と、該制御部
の出力信号に基づき警報を発する警報手段と、前記荷役
重量、合算重量又は設定重量のうち少なくともいずれか
一つの重量値を表示しうる表示手段とからなる荷役重量
管理装置である。
【0008】
【作用】本発明によれば、産業車両によってトラック等
に積み込まれた個々の荷の重量は、前記荷を垂直方向に
持ち上げることにより重量検知具と制御部により検知さ
れるとともに、前記制御部はこれらの重量を順次加算し
て合算重量を演算する。
【0009】又制御部では、予め記憶された設定重量と
前記合算重量とを比較し、合算重量が設定重量を超える
と警報手段へ信号を出力し、これに基づき警報手段が警
報を発する。かかる作用により、産業車両の作業者に対
し、以後の荷の積み込みを禁止させ得る。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について、以下図1乃至図
4を参照して説明する。図1には、本発明の電気的ブロ
ック図を示しており、図のごとく、本発明は、産業車両
の荷役具に積載された荷の重量に対応した電気信号を出
力しうる重量検知具1と、該重量検知具1の検知信号を
入力として所定の演算処理を行いうる制御部3と、該制
御部3の出力信号によって作動する警報装置4及び表示
装置5とから構成される。
【0011】前記重量検知具1は、図2乃至図3に示す
ごとく、産業車両としてのフォークリフト11のフォー
ク13が支承されている可動板14と、マスト12を昇
降動しうるリフトブラケット15に固定された固定板1
6とを弾性的に連結し、前記可動板14と固定板16と
の垂直方向の相対変位量を歪計21にて検知するものを
例示する。
【0012】前記リフトブラケット15は、上下にロー
ラを具え、図示しないリフトシリンダにて前記マスト1
2内を昇降動でき、その前面には上下に係止板15A、
15Bが固着されている。
【0013】前記係止板15A、15Bには、固定板1
6が固定支持される一方、該固定板16は、板ばね1
7、17を介して前記可動板14と弾性的に連結されて
いる。又板ばね17、17は、上下を夫々補強板18、
18にて挟持され、前記可動板14の垂直方向偏位量を
微小としうる。
【0014】又荷役具としてのフォーク13、13は、
前記可動板14の前面に固着された係止板14A、14
Bに係留保持されるが、フォーク以外にも、種々のアタ
ッチメントをも用いうる。
【0015】又、前記固定板16及び可動板14からは
互いに向き合う面にブラケット19、20が高さを違え
て突設され、このブラケット19、20の間に歪計21
を保持している。
【0016】従って、荷Wがフォーク13に載置される
と、可動板14が固定板16に対して相対的に微小量下
降し、かかる作用により歪計21は引張荷重を受けて弾
性変形する。この弾性変形を歪計21の電気抵抗値の変
化によって検知し、後述する制御部3で定数を乗じられ
荷Wの重量を検知しうる。
【0017】前記歪計21の検知信号は、アミ鋼線等で
被覆された保護線22により車体側に送られる。この保
護線22は、昇降マストに設けられたリール23に掛け
回して車体側に接続される結果、繰り返しの屈曲に耐え
うるとともに、過度に折れ曲がるのを防止できる。
【0018】又、重量検知具は、上記電気抵抗式以外に
も、リフトシリンダ(不図示)の油圧の変化を検知する
もの等、種々のものを用いうる。
【0019】前記制御部3は、図1に示すごとく、本例
では入出力インターフェース6A、6Bと、演算処理を
行うCPU7と、作業用のメモリであるRAM8と、プ
ログラム等が格納された不揮発性のメモリであるROM
9とから構成されるものを例示する。
【0020】入出力インタフェース6Aには前記重量検
知部1からの検知信号の他、入力装置2の信号が入力さ
れる、又入出力インターフェース6Bは、CPU7から
の指示により警報装置5及び表示装置4へ信号を出力す
るよう構成される。
【0021】前記表示装置4は、フォークリフト11の
インパネ部分に設けられるとともに、図4に示すごとく
本例では作業者によって予め入力される設定重量を表示
しうる設定重量表示部Aと、荷役した荷の合計重量を示
す合算重量表示部Bと、一回毎の荷役重量を表示しうる
荷役重量表示部Cとを具え、かつ警報装置5及び入力装
置2を具える。
【0022】警報装置5は本例では警告音を発するブザ
ーを用いているが、これ以外にも視覚に訴えるような点
滅灯等をも用いうる。
【0023】入力装置2は、キーボードを採用してお
り、テンキーの他、電源スイッチ、データのキャンセル
を行うクリアーボタンC、装置をイニシャルするリセッ
トボタンR、演算された荷役重量をCPU7に入力しう
る転送ボタンSとを具える。
【0024】このように、本例では作業者は、フォーク
リフト11で荷をトラック等へ積込む前に、フォーク1
3に荷Wの載置した状態で前記入力装置の転送ボタンS
を押すことにより、荷役重量を逐次CPU7に入力する
ものを例示している。
【0025】次にROM9に格納されているCPU7の
処理手順について、図5に示すフローチャートに基づき
説明する。先ず、入力装置2に付設された電源を投入す
ると、荷の個数と対応している変数「i」を「0」とす
る初期化を行い(ステップ100)設定重量の入力を受
け付ける(ステップ101)。
【0026】作業者は、荷の積込先がトラックであれ
ば、等該トラックの許容積載荷重を、前記入力装置2か
ら入力する。入力後、設定重量はRAM8にメモリされ
るとともに、表示装置4の設定重量表示部Aにセグメン
ト表示される(ステップ102)。
【0027】次に、前記変数「i」に「1」を加算して
(ステップ103)、転送ボタンSが押されたか否かを
判断する(ステップ104)。
【0028】転送ボタンSが押されると(ステップ10
4でYES)、CPU7は、重量検知具1の重力データ
(歪計21の検出値)を入力し(ステップ105)、所
定の定数を乗算して実際の荷役重量を演算し(ステップ
106)、これをこれを表示装置4の荷役重量表示部C
に表示させる(ステップ107)。
【0029】又、荷役重量が求まった後は、現在までの
トラックへの積込重量に相当する合算重量を演算し(ス
テップ108)、これを表示装置4の合算重量表示部B
に表示する(ステップ109)。尚、変数「i」の値が
「1」のときは、合算重量Σgiは荷役重量と等しくな
る。
【0030】合算重量Σgiが求まると、この合算重量
Σgiを前記設定重量Gと比較し、(ステップ11
0)、合算重量の方が大きければ(ステップ110でY
ES)、警報装置5へ信号を出力する(ステップ11
1)。かかる信号に基づき警報装置5は警告音を発し、
作業者に作業の停止に認識させ得る。
【0031】尚ステップ110でNO、即ち合算重量よ
りも設定重量の方が大きいときにはステップ103で荷
の個数に対応した変数「i」にさらに「1」を加算し
て、逐次以後の処理を行う。
【0032】又前記各荷役重量g1、g2…は、前記リ
セットボタンRが押されるまで、RAM8に記憶されて
いる。
【0033】以上の手順によれば、既にトラック等に積
み込まれた重量に現在、フォークリフト11のフォーク
13に載置されている荷Wの重量を加算して、これが設
定重量を超えると警告が発せられるため、荷をトラック
等に積み込む前に過積載となるのを予測できかつこれを
防止しうる。
【0034】尚、本例では、表示装置4に設定重量表示
部A、合算重量表示部B及び荷役重量表示部Cの夫々が
表示可能であるため、警告装置5が警告を発した後であ
っても、過積載重量が認識でき、フォーク上の荷を軽量
のものに積み直して設定重量いっぱいまで積み込むこと
も可能とする。
【0035】又、上記実施例では、設定重量を入力装置
から入力しうるように構成したものを例示したが、設定
重量が不変的なものであれば、予めROM9にメモリし
ておいても良く、かかる場合にはテンキー等を省略しう
る。
【0036】さらに本実施例では、荷役重量をCPU7
に入力する際に転送キーSを操作して行うものを例示し
たが、フォーク13の動き等の荷役動作や、フォーク上
の荷役重量の変化率などを検知して自動で行わしめても
良く、かかる場合にはより作業性を良好としうる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、積載重量が制限された
ような場所へ荷を積み込む場合に、産業車両の運転者に
特段の難しい操作を要求することなく過積載を防止で
き、かつ設定重量一杯まで荷を積み込めるため作業性を
向上しうるとともに運搬効率をも向上させうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である電気的ブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例の全体側面図である。
【図3】重量検知具の一実施例を示す側面図である。
【図4】表示装置の一実施例を示す正面図である。
【図5】CPUの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 重量検知具 2 表示装置 3 制御部 4 警報装置 5 表示装置 11 フォークリフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01G 23/37 E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷役具を用いて荷を垂直方向に持ち上げう
    る産業車両の、前記荷役具に積載された荷の重量に対応
    した電気信号を出力しうる重量検知具と、該重量検知具
    の出力信号に基づき個々に荷役した荷役重量を逐次演算
    しかつ順次加算して合算重量を演算するとともに前記合
    算重量と予め記憶された設定重量とを比較して信号を出
    力する制御部と、該制御部の出力信号に基づき警報を発
    する警報手段と、前記荷役重量、合算重量又は設定重量
    のうち少なくともいずれか一つの重量値を表示しうる表
    示手段とからなる荷役重量管理装置。
JP32119193A 1993-11-26 1993-11-26 荷役重量管理装置 Pending JPH07144897A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107176166A (zh) * 2017-05-24 2017-09-19 内蒙古北方重型汽车股份有限公司 非公路矿用自卸车装载监控记录系统及装载监控记录方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107176166A (zh) * 2017-05-24 2017-09-19 内蒙古北方重型汽车股份有限公司 非公路矿用自卸车装载监控记录系统及装载监控记录方法
CN107176166B (zh) * 2017-05-24 2024-02-02 内蒙古北方重型汽车股份有限公司 非公路矿用自卸车装载监控记录系统及装载监控记录方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001219