JPH07144743A - 直棒材の整列計数供給装置 - Google Patents

直棒材の整列計数供給装置

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JPH07144743A
JPH07144743A JP29077993A JP29077993A JPH07144743A JP H07144743 A JPH07144743 A JP H07144743A JP 29077993 A JP29077993 A JP 29077993A JP 29077993 A JP29077993 A JP 29077993A JP H07144743 A JPH07144743 A JP H07144743A
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JP29077993A
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English (en)
Inventor
Shuzo Sato
周三 佐藤
Tomomi Matsumuro
知視 松室
Mikio Ishii
幹雄 石井
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Daiwa Steel Corp
JFE Techno Research Corp
Original Assignee
Daiwa Steel Corp
Kawatetsu Techno Research Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多層になっている直棒材102を1本ずつ又は
所定数にまとめて次工程へ送る装置を高能率化する。 【構成】供給された直棒材220を一層に並列に整列し
て送出する整列装置200を直棒材220の長手方向に
複数に分割してそれぞれ単独に駆動できまた同期駆動も
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直棒材の整列計数供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明において直棒材とは、直線状の棒
状材料を言い、断面形状は、円形、中空管、多角形、突
起を有する形状、及び溝を有する形状等の何れの形状で
もよく、例えば、熱間加工あるいは冷間加工された金属
又は非金属材料などである。鉄筋コンクリート用棒鋼の
ように、長手方向に不均一な断面を有する長尺材料も含
む。本発明は、このような直棒材の多数本を一層に並列
に整列し計数して送出する技術分野に利用する技術であ
って、主に、下流設備との組み合わせにより、1種類以
上の直棒材を整列計数して指定本数までの荷揃えと束揃
えする場合、又は1種類以上の直棒材を指定の組み合わ
せに配列して、下流の加工工程へ供給する場合等に用い
るものである。
【0003】このような直棒材の整列計数供給装置の従
来の構造は、実開平3−93020号公報に示すよう
に、多数の直棒材を受け入れ順次次工程へ供給する直棒
材受入装置と、供給された直棒材を一層に並列に整列す
る直棒材整列装置と、整列された直棒材を計数して送出
する直棒材計数装置と、前記直棒材計数整列装置から送
出された直棒材を後続の処理装置に排出搬送する直棒材
供給装置とから構成されている。このような装置は従
来、直棒材の最大長さに対応した幅寸法をもつ1台の装
置となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の直棒材の整
列計数供給装置は、このため次の欠点がある。 A.作業能力が低い。このことは、 (1)装置が直棒材の最大長さに合わせて1系列設置さ
れるので、大形となり動作速度が低い。 (2)処理対象直棒材の高能率生産を図ること及び販売
重量構成比率の高い直棒材に最適な能力条件で設計する
ことができない。 (3)装置最大長さに比較して著しく短い材料を処理す
る場合でも、同時通過本数は1本づつのため能力が著し
く低下する。 などに起因するものである。大形で能率が悪いことは、
工場改造計画の際に敷地面積が狭い場合には、処理可能
寸法の拡大や能力増強の点で、大きな改善が望めないこ
とを意味する。
【0005】B.同一タイミングで複数種類の直棒材を
整列計数することができない。 C.複数種類の直棒材を、任意の指定の組み合わせに配
列することが不可能である。 本発明は上記従来の装置の問題点を改善した装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、次の技術手段を講じたことを特徴とす
る。すなわち、本発明は、多数の直棒材を受入れこれを
順次次工程へ送る直棒材受入装置と、送られた直棒材を
一層に並列に整列する直棒材整列装置と、整列された直
棒材を計数して送出する直棒材計数装置と、送出された
直棒材を装置外に供給する直棒材供給装置とから構成さ
れた装置であって、前記直棒材整列装置は直棒材長手方
向に複数に分割してそれぞれ独立駆動可能な分割部と
し、前記直棒材計数装置は前記直棒材整列装置の分割部
ごとに配設したことを特徴とする直棒材の整列計数供給
装置である。
【0007】この直棒材の整列計数供給装置は、前記直
棒材受入装置と前記直棒材供給装置との少なくとも一方
が、直棒材長手方向に複数に分割してそれぞれ独立に駆
動可能な分割部を有するようにすると好ましい。直棒材
受入装置と直棒材供給装置の直棒材長手方向の分割は、
前記直棒材整列装置の直棒材長手方向に複数に分割した
分割部と1:1に対応するものでもよく、1:複数に対
応するものでもよい。これらの分割部は独立に動作可能
であると共に、当然一体的に協働動作も可能である。こ
こでいう分割部は、装置全体が分割された場合のほか、
共通ベースの上に、昇降機構、移送機構等、直棒材の分
割部並列処理に必須な機械のみを分割して配設した場合
のように、機能面で分割された場合も含む。
【0008】また、直棒材受入装置と直棒材整列装置と
直棒材供給装置のうち少なくとも1以上において、隣接
する少なくとも2分割部がこれらの分割部に跨がる直棒
材を同時処理できるよう同期駆動可能に設けられている
ことが好ましい。前記直棒材整列装置は、前記直棒材受
入装置から供給された直棒材を一時蓄積する下流工程方
向に下降傾斜した上面を有するストック台と、これに後
続して下流工程方向に下降傾斜した上面を有し多段に上
り階段状に形成された段状固定台と、この段状固定台の
蹴上面に沿って昇降し、固定台上の直棒材を後続の固定
台上に押上げる押上体と、この押上体を昇降させる昇降
装置とを備えた直棒材の整列計数供給装置とするのがよ
い。
【0009】本発明の各装置の具体的な内容は次のとお
りである。直棒材受入装置は、クレーンその他の手段に
より搬入される直棒材を受入れ、束の場合はこれを解
き、ばらの場合はそのまま、蓄積ベッドに仮蓄積する。
そして、このベッド上の直棒材をコンベヤ等の供給装置
で1本ずつ又は少数本ずつ直棒材整列装置へ順次送り込
む。
【0010】直棒材整列装置は、直棒材受入装置から送
られた直棒材を一時蓄積するストック台と、これに後続
する多段の段状固定台と、この段状固定台上の直棒材を
後続の段部に押上げる押上体と、この押上体を昇降させ
る昇降装置とを備えている。ストック台、段状固定台は
下流工程方向に下降傾斜した上面を有し、下流側が順次
高いレベルになるように上り階段状に配置されている。
この段状固定台には、段状固定台の蹴上面に沿って昇降
し、固定台上の直棒材を後続の段部に押上げる押上体
と、この押上体を昇降させる昇降装置を備えている。こ
の押上体は各段状固定台より狭い幅を有し、各段状固定
台上に乗っている直棒材を少数ずつ後続の固定台上に押
上げるものである。
【0011】直棒材計数装置は、直棒材整列装置の後段
部もしくは直棒材供給装置内又はこれら両装置の中間に
配設されており、整列された直棒材の本数を計数する。
この装置は複数の直棒材整列装置の各々に対応して単数
若しくは複数の装置が設置される。この場合に、分割部
にそれぞれ設けられた直棒材計数装置の重複誤計数を避
けるために、例えば、一方の計数装置のみを作動させる
切替スイッチ、両方の計数信号を参照して、正しい計数
を行うようにプログラムされたコンピュータ等を備える
とよい。
【0012】次に、直棒材供給装置は、直棒材計数装置
から整列排出された直棒材を受け入れ、直棒材が必要本
数に達するまで蓄積できる単数又は複数の蓄積区画を有
する蓄積部を備えており、この蓄積部から本発明装置外
へ直棒材を供給する移送手段を備えている。蓄積区画が
複数の場合はそれら蓄積区画間で計数蓄積された直棒材
あるいはその束を次の工程等に移送する。
【0013】以上の本発明のさらに好適な実施態様を挙
げると次のとおりである。 (イ)直棒材受入装置が直棒材の長手方向に複数の分割
部に分割されている。 (ロ)直棒材供給装置が直棒材の長手方向に複数の分割
部に分割されている。 (ハ)直棒材整列装置の押上体の各ガイドの高さを、押
上体両側の前記段状固定台のうち低い方の高さを越えな
い寸法とする。 (ニ)直棒材供給装置には蓄積している直棒材をその長
手方向に横持ち移送する手段を設ける。 (ホ)直棒材整列装置の押上体が、直棒材のサイズ等に
応じて昇降速度を変更できる可変速装置を有する。 (ヘ)直棒材整列装置の隣接する押上体が互いに1直線
状に配列され、かつ同期昇降させる手段を備える。 (ト)隣接する直棒材整列装置分割部の直棒材長手方向
の分割長さが異なる寸法を有する。 (チ)隣接する直棒材整列装置分割部を同期運転する駆
動部制御手段を備える。 (リ)隣接する直棒材整列装置の段状固定台の少なくと
も1組が一体的に構成されている。 (ヌ)隣接する直棒材整列装置に跨がる長さを有する直
棒材を同期供給する装置を備える。 (ル)隣接する直棒材整列装置の互いに隣接する面側で
直棒材の頭揃えを行う手段を備える。 (ヲ)隣接する直棒材整列装置の直棒材受入装置間に跨
がる長さを有する直棒材を同期排出搬送する装置を備え
る。 (ワ)前記直棒材供給装置に、直棒材の結束装置を備え
る。 (カ)前記直棒材供給装置として、直棒材を蓄積せずに
本発明装置外へ順次供給する方式の装置を備える。
【0014】
【作用】本発明は、多数の多層になっている直棒材を受
け入れ、これを直棒材整列装置で順次1層になるように
段状固定台上に整列し、この直棒材を計数し、1本づつ
又は複数本づつ本発明装置外へ供給する直棒材の整列計
数供給装置において、直棒材整列装置を直棒材の長手方
向に複数に分割し、個別に駆動操作できるようにしたこ
とを特徴とする装置である。
【0015】本発明の作用は次のとおりである。 (a)装置能力が向上し、装置投資効果が上がる。直棒
材の整列計数供給装置は、直棒材の最大長さに対応した
装置の幅とし、直棒材整列装置は直棒材の処理重量比率
の高い製品に合わせた寸法に並列に分割する。これによ
り処理対象直棒材の全ての長さ範囲をカバーすると共
に、長さの短い直棒材を処理する場合の能力低下を防
ぐ。 (b)複数に分割した直棒材整列装置の分割部は、分割
部ごとに個別に駆動操作制御できる。例えば短い直棒材
に対しては動作速度を上げる。また分割部を別々に駆動
し、又は同期駆動し、複数種類の直棒材を処理すること
ができる。このように操作することにより装置能力が著
しく向上する。 (c)横送り移送装置を付加することにより、分割され
た直棒材整列装置をそれぞれ通過してきた異種類の直棒
材を指定の組合わせに配列することが可能となる。これ
を例えば、溶接金網製造機に適用すれば、長さ又は直径
の異なった棒鋼を交互に配列することが可能となり、機
能の優れた溶接金網を能率よく製造することができる。 (d)直棒材整列装置の押上体のガイドの固定部分の高
さを、直棒材整列装置の押上体の両側の固定台段部の高
さを越えない寸法とする。すなわち、押上体の上面の下
死点より低くし、長い直棒材がオーバーハングすること
が可能な機構を開発した。これにより、装置の最大幅を
超える長さの直棒材を処理することができる。これを例
えば、棒鋼の指定本数結束の供給側に採用すれば、剛性
の高い材料に対しては、装置幅の狭い装置で長尺の直棒
材を処理することが可能である。
【0016】次に本発明の装置の基本的構成とその作用
について詳細に説明する。 (A)直棒材受入装置 多層(n≧2)に重なった状態の直棒材群を受入れ、直
棒材整列装置に順次送る装置であって、チェーンコンベ
アあるいはローラテーブルなどであり、直棒材整列装置
の分割された分割部の位置に合わせて分割しそれぞれ独
立して供給速度を操作することができるようにすると、
より一層効果が上がる。 (B)直棒材整列装置 供給された直棒材を台上に一層に並列に整列する装置で
ある。直棒材受入装置から送り込まれる直棒材を一時蓄
積する下流工程方向に下降傾斜した上面を有するストッ
ク台があり、これに後続して下流工程方向に下降傾斜し
た上面を有し多段に上り階段状に形成された複数段(n
≧2)の段状固定台と、この段状固定台の蹴上面に沿っ
て昇降し、固定台上の直棒材を後続の段状固定台上に押
上げる複数段(n≧2)の押上体と、この押上体を昇降
させる昇降駆動装置とを備えている。本発明ではこの直
棒材整列装置の幅方向(直棒材の長さ方向)の寸法を、
複数(n≧2)に分割し、分割された各分割部は、それ
ぞれ、個別に操作できるようにした。さらに次の条件を
附加することができる。
【0017】(a)分割は等しい長さに分割してもよい
が、扱う棒材の長さ頻度分布に応じて定めた異なる分割
寸法の装置に分割することにより、分割された各装置の
稼動率を大きく保つことができ、装置として最大能率の
設計が可能になる。 (b)複数の分割部は一体的に連結して操作することが
できる。これは分割部個別の処理能力を越える長尺の直
棒材に適用する。
【0018】(c)分割部の押上体の昇降速度は個別に
可変とする。短い処理材に対しては速度を大にする。可
変範囲は通常1:5程度であるが、直棒材の剛性により
変化する。鉄筋コンクリート用棒鋼(JIS G3 1
12)を製造するある工場の例では、流通材の長さ範囲
が3.5〜12.0mであり、0.5mピツチで13種
類以上ある。このうち、流通材の長さは、5.0,5.
5,6.0,6.5及び7.0mの5種類が全体の75
%を占め、10m以上は僅かに5%である。この場合、
装置幅を12mとし、直棒材整列装置を5.0及び7.
0mの2種類に分割し、それぞれ押上体の上昇速度を可
変にすることによって能力を倍増することができる。
【0019】(d)段状固定台の支持部は一体構造とし
た方がよい。これにより装置全体の剛性を上げられるの
で、装置を単純化し、建設コストを下げることができ
る。 (e)押上体は固定台に結合されたガイド部を有し、こ
れに沿って昇降する。このガイド部の最上部を押上体の
上面の昇降下死点より低い位置に定めることにより、次
の2つの効果を奏する。1つには、直棒材整列装置の分
割部の間の凸部をなくすることにより、隣接した分割部
位に跨がる長尺材の同期処理を円滑化することができ
る。また、両外側の分割部の各外側のガイドを低くする
ことによって分割部からはみ出る長尺の直棒材をオーバ
ーハング状態で処理できるようになる。この場合、複数
に分割された可動昇降部分の両外側で処理する直棒材の
通過位置は内側で頭揃えをするとよい。装置の最大幅よ
り長い物でもオーバーハングして処理可能となるので、
装置の全体幅を小形にすることができ、建設コストを下
げることが可能となる。 (C) 直棒材計数装置は、直棒材整列装置の末端部に
設置し、1層に並列に整列した直棒材を1本宛計数す
る。直棒材計数装置を、分割した直棒材整列装置の分割
部ごとに1以上を配設し、直棒材整列装置の分割部と合
致する区域ごとに独立に計数するようにする。 (D)直棒材供給装置 直棒材計数装置から送出された直棒材を受取り、本発明
装置外へ供給する装置である。下流装置の目的によって
2種類に分けられる。その1つは、計数した直棒材を下
流の加工装置(例えば、金網溶接機など)に供給する場
合であり、この際は計数順に従って1本ずつ供給する機
構とする。他の1つは計数した直棒材を下流の定数束機
(指定の本数ずつまとめて1束に結束する装置)へ供給
する場合であり、この際は指定本数毎に区分する機構と
する。この装置は直棒材整列装置の分割部と同一分割と
して独立に駆動可能とした方が機能的である。 (E)横送り装置 直棒材整列装置と同様に複数に分割された直棒材供給装
置の各々の分割部間に直棒材を相互に横送りする装置で
ある。この横送り装置は直棒材供給装置の途中に設置す
る。直棒材で溶接金網などを製造する場合、縦方向と横
方向に直棒材を供給し、その交点を溶接する製造方法が
既知である。この場合例えば縦方向に異種類の複数の形
状あるいは寸法を有する直棒材を所定の組合わせに配列
する場合が多い。このように、異種類の直棒材を組合わ
せ配列する場合には、複数分割部ごとにそれぞれ受け入
れた複数種類の直棒材を横送り装置を用いて任意の組合
わせ配列をすることができる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の直棒材の整列計数供給装置
の実施例の側面図、図2はその平面図、図3は他の実施
例の貯蔵クレードル形直棒材供給装置の側面図、図4は
直棒材整列装置と直棒材計数装置の主要部の側面図、図
5は直棒材の頭出しの説明図である。実施例では、図2
に示すように、直棒材整列装置200は、直棒材長手方
向に直棒材整列装置200a、200bに2分割した例
を示している。
【0021】以下図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。 A.直棒材受入装置 直棒材受入装置100は、直棒材102を受入れて、直
棒材整列装置200にこれを少数ずつ順次送る。直棒材
受入装置100として図1にはチェーンコンベア形式の
一例を示した。テーブルローラあるいは天井走行クレー
ンによって、多層に積み重ねられた状態で供給された直
棒材群102は、チェーントランスファー101の上に
積載される。チェーントランスファー101は、直棒材
102を直棒材整列装置のストック台201上に少数ず
つ、徐々に供給するように前進する。後述のように、直
棒材整列装置200は直棒材220の長手方向に並列に
複数に分割されているので、直棒材受入装置100もこ
れに合わせて直棒材長手方向に複数に分割して駆動、速
度調整することができるようにするとよい。また全体を
一体に駆動することもできる。
【0022】B.直棒材整列装置 直棒材整列装置200は多層に積み重なっている直棒材
220を1層に並列に整列する装置で、ストック台20
1、1段目固定台203、押上体207、2段目固定台
204、押上体208、3段目固定台205、押上体2
09、固定ストッパ206から構成されている。そして
図2の平面図に示されるように、この実施例の直棒材整
列装置200は、直棒材長手方向に2台の直棒材整列装
置200a、200bに分割されている。
【0023】ストック台201上に移された直棒材22
0は押上体207、208、209の昇降動作により1
段目固定台203、2段目固定台204、3段目固定台
205上に順次送られる。この間に、直棒材220、2
21、222は1層に並列に整列され、固定ストッパ2
06によって3段目固定台205上に一旦停止して直棒
材223として待機する。
【0024】直棒材の移送・押上・整列は、直棒材が大
物であるほど遅く、また絡みやすい形状の直棒材ほど処
理速度を遅くする必要があるので、押上体207、20
8、209の昇降速度は、可変速にする。このことによ
り、対象とする直棒材220に応じた適切な高能率処理
が可能となる。また、各固定台203、204、205
の固定部は、直棒材整列装置200の分割された複数の
分割部(200a、200b)の少くとも隣接する部分
に跨がって、同一平面で横方向に同一直線上に並んだ状
態とする。押上体207、208、209にもこれにそ
れぞれ隣接する分割部の押上体が同一レベルで上下でき
るように、同期昇降制御装置を設ける。これにより、複
数の分割部(200a、200b)に跨がる長尺の直棒
材の処理が可能になる。この結果、分割された直棒材整
列装置200a、200bの分割部個別の処理による短
い直棒材の高能率処理と、複数の分割部(200a、2
00b)に跨がる長い直棒材の処理を同一装置で行うこ
とが可能になり、単一の装置で処理できる直棒材の寸法
範囲が広く、高能率の装置となる。
【0025】上述のように、直棒材整列装置200の固
定台203、204、205それぞれを複数の分割部に
跨がって一体的に構成すると、上記要請を満たし、しか
も装置費の安価な構造が可能になる。また、直棒材受入
装置100や直棒材供給装置300についても、長尺の
直棒材を扱えるように、複数の分割部(200a、20
0b)にそれぞれ対応する同期駆動装置を備えることが
望ましい。
【0026】直棒材整列装置200の上面は、好ましく
は全体に5〜20度の範囲内の角度で先方が下り傾斜に
設定されている。図1、図2は3段階の固定台を設けた
例を示している。この固定台の段数は、対象とする直棒
材によって増減することができる。図4を参照して、実
施例の直棒材整列装置の作動について説明する。
【0027】固定台203、204、205へはそれぞ
れ押上体207、208、209の動作によって直棒材
221、222、223が順次上段へ移動する。押上体
209は厚鋼板製で、押上体208に固定され、押上体
208と一体になって昇降する。押上体208が固定台
203上の直棒材221の1本ないし少数本を押上げる
操作の後半に押上体209が固定台204上の直棒材2
22の1本ないし少数本に当接して押上げる。押上げら
れた直棒材221が固定台204の上に転入されて直棒
材222の仲間入りすると、ほぼ同時に前記押上られた
直棒材222が固定台205の上に転入されて直棒材2
23の仲間入りをする。もちろん、押上体208、20
9を別々の昇降機構としても差し支えない。
【0028】上記の押上体207、208、209の動
作による直棒材押上方式では、絡み合った直棒材が複数
本同時に押上られると、その一部又は全部が元の固定台
上に落下し、この繰り返しにより次第に絡まりが解けて
1本ずつに分れてくる。従って、この昇降動作の間に、
多層に交叉した直棒材は、1層に並列に整列され、3段
目固定台205上に並べられ、固定ストッパ206によ
って、一旦停止し、待機する。
【0029】本発明の直棒材整列装置はこの実施例の方
式の装置に限定されないが、例えば、鉄筋コンクリート
用鋼棒のように、長尺で長さ方向に凹凸があり、絡みや
すい材料を人力によらず、自動的に解絡し、1本ずつ確
実な計数が可能な状態で次の工程等に供給するには、こ
の実施例装置は非常に優れた装置である。押上体20
7、208、209の駆動部はモータあるいはシリンダ
であり、分割された直棒材整列装置200a、200b
の各分割部ごとに個別に設置し、それぞれ個別あるいは
結合して操作することができる。また、速度可変とす
る。一方固定台203、204、205はそれぞれ必ず
しも直棒材長手方向に分割する必要はなく、一体形の方
が機械の剛性を高めることができ好ましい。
【0030】実施例により、直棒材がJIS G 31
12鉄筋コンクリート用棒鋼の場合の、適用例について
の装置寸法例を説明する。JIS G 3112による
と、直棒材製品の長さは3.5,4.0,4.5,5.
0,5.5,6.0,6.5,7.0,8.0,9.
0,10.0,11.0,12.013種類である。こ
の直棒材製品に対し、調査したところ、この工場では
5.0〜7.0mの範囲の製品販売重量比率が全体の7
5%を占め、10.0〜12.0mの範囲は僅かに5%
である。このため実施例では装置の最大幅を12.0m
とし、直棒材整列装置200を幅5.0と7.0mの2
台の直棒材整列装置200a、200bに分割した。こ
の分割された直棒材整列装置200により長さ3.5〜
5.0mと5.5〜7.0mの範囲の直棒材をそれぞれ
個別に2ルートで整列処理することが可能となり、1基
の装置であたかも2基の装置のように機能させることが
でき、処理能力が倍増した。またこの場合、長さが短い
直棒材に対して昇降速度を速くしているので相乗効果に
よって高能率化の効果を生じている。
【0031】一方長さ8.0〜12.0mの直棒材を整
列処理する場合は、複数に分割された直棒材整列装置2
00a、200bをあたかも1台の装置の如く操作す
る。分割された装置を1台の装置のように操作するため
の結合装置は、電気的な同調装置あるいは機械的な同期
機構を用いることができる。本実施例の装置はこのよう
に自由度の大きい操業条件に対応することができ、これ
により、全ての長さの直棒材製品を効率的に整列処理す
ることが可能となる。
【0032】図2に押上体207の上下動作の摺動部2
52をガイドする固定ガイド251が示されている。こ
の固定ガイド251の高さを押上体207の上面の上下
動作の下死点より低い位置に規制すると、直棒材が直棒
材整列装置200の本体よりオーバーハングしても、直
棒材整列装置200の動作の障害とならない。また、複
数の分割部に跨がる長尺直棒材の同期処理に際しても、
動作の障害とならない。
【0033】実施例の装置は直棒材整列装置200の直
棒材長手方向の長さをそれぞれ5.0と7.0mに2分
割し、3.5〜5.0mと5.5〜7.0mの範囲の直
棒材を個別に整列処理するようになっている。しかし、
剛性の高い太径の棒鋼等の直棒材に対しては、例えば、
両側にそれぞれ0.5m程度オーバーハングさせて処理
することが可能である。このようにすると、販売重量比
率の高い、長さ5.5mの棒鋼等の直棒材を装置幅5.
0mの直棒材整列装置200bでも処理することがで
き、分割された直棒材整列装置200の両方の分割部
(200a、200b)で同一タイミングで並行して整
列処理可能となり装置能力は一層増加する。この場合、
後述の内側頭揃え装置を付加するのが有利である。
【0034】C.直棒材計数装置 直棒材計数装置は固定台205の上に1層に並列に整列
してストッパ206によって一時停止している直棒材2
23を1本ずつ計数し、これを直棒材供給装置300に
送出する。固定ストッパ206の前で待機している直棒
材223は、装置幅方向に複数個配置された蹴り出し装
置210の昇降動作により1本ずつ送出される。図4は
この蹴り出し装置210、直棒材計数装置241、24
2の詳細を示す側面図である。
【0035】蹴り出し装置210は直棒材整列装置20
0と別個の駆動部を有し、それぞれ単独に操作すること
ができる。連動する複数のエアーシリンダに直結した押
上棒211により固定台205上の直棒材を1本ずつ速
やかに矢印212方向に押し上げて送出する。送出され
た直棒材224は、直棒材計数装置241、242によ
り計数される。
【0036】押上棒211の押上げ位置は、固定ストッ
パ206に最も近い直棒材の下面を確実に持ち上げる位
置とする。また隣接後続の直棒材に接触しない位置とす
る。取り扱う直棒材の太さの変動範囲が大きい場合は、
隣接棒材に接触しても、これを持ち上げて後続の棒材の
上に重なる程でなければ許容することはできるが、なる
べく、隣接棒材に接触しない寸法とすべきである。この
ためには、押上棒211の先端は、固定ストッパ206
の端面から直棒材223の直径以内の範囲を押し上げる
押上棒の大きさとする。特に広い寸法範囲の直棒材を扱
う装置では、押上棒211の上端にアタッチメントを取
付け、直棒材223の寸法が大幅に変わる時には、この
アタッチメントを交換するようにしてもよい。
【0037】直棒材の送出と同時に計数し、電気的信号
によって下流装置を操作する。直棒材計数手段は既知の
装置を使用することでよい。例えば光電管式の発信/受
信機器の場合、投受光する計数装置241、242の位
置は、図4に示すように配置すればよく、固定ストッパ
206の上面の先端や後端から少くとも10mm以上離
して、直棒材224が浮かずに確実に回転移動する中間
位置に設定すると、精度よく安定した計数ができ、好ま
しい。
【0038】直棒材計数装置の計数手段は、直棒材整列
装置200の分割部(200a、200b)に対応して
それぞれ独立に設け、独立に計数することができるよう
にする。また、同一分割部内でも、工程の進捗に応じて
順次処理本数を把握できるよう、複数の計数装置を設け
てもよい。 D.直棒材供給装置 直棒材供給装置300は、直棒材整列装置200から送
出された直棒材310を排出搬送する装置である。
【0039】直棒材供給装置300は、下流装置の用途
に応じて種々の形式とすることができる。例えば、図1
は下流装置に直棒材を1本ずつ供給する装置を示してお
り、図3は下流装置に指定の本数ずつまとめて供給する
別の実施例のクレードル装置を示している。何れの場合
も、本発明の特徴である装置幅方向に分割して作動する
機能を付加する。もちろん下流装置によっては一体形で
もよい。
【0040】下流装置に直棒材を1本ずつ供給する図1
に示した直棒材供給装置300について説明する。下流
装置が鉄筋コンクリート用棒鋼(JIS G 311
2)を用いて、主に土木工事の基礎コンクリート補強用
に使用される金網を製造する溶接金網機などの場合がこ
れに相当する。このような装置に直棒材の棒鋼を供給す
る直棒材供給装置300として用いる場合は、直棒材計
数装置から受け取った直棒材310をその順序に従っ
て、1本ずつ排出搬送する。この場合、搬出機構はドッ
グ301により梯子式に仕切られた搬送部302に受け
入れた直棒材310を、ドッグ301が1個おきに揺動
して段下のドッグへと順次落下前進させる。ドッグ30
1はウォーム機構を用いた回動式又はリンク機構を用い
た転倒式などにより揺動する。直棒材312は最下段に
到達した直棒材を示している(図1参照)。
【0041】直棒材を1本ずつ供給する装置では、直棒
材整列装置200の分割部(200a、200b)と同
一の装置幅寸法で分割した直棒材供給装置300とする
と、好適である。次に、下流装置に指定の本数ずつまと
めて供給する、図3に示す装置について説明する。直棒
材は一般に同一種類(規格、寸法など)の製品を指定本
数ずつ、まとめて結束して販売される。この場合は1束
毎の合計本数が明確になればよい。従って図3に示すよ
うに、直棒材を貯蔵する貯蔵クレードル(指定本数を貯
える1次クレードル331と、2次クレードル333)
及び1次クレードル331の貯蔵量が指定本数に到達し
たとき作動する仕切り用ストッパ332を備える。1次
クレードル331は指定本数に到達するまで直棒材を所
蔵し、2次クレードル333は下流装置との干渉防止用
の貯蔵クレードルである。図3の直棒材供給装置300
は、図1の直棒材供給装置300の位置に設置する。必
要に応じて図1及び図3の両者の機能を混在させた装置
とすることも可能である。フレーム335に取付けられ
ているシリンダ334は矢印336で示すように前後進
し、2次クレードル333に貯蔵している直棒材を2次
クレードル333から下流の結束機へ排出する。図示省
略した結束機は、直棒材供給装置300と同じ位置又は
その後流の位置に設ける。結束機は上流側にある直棒材
を先に結束して搬出するようにすることもできる。
【0042】E.横送り装置 直棒材供給装置300には、直棒材を横送りする横送り
装置340が設置されている。直棒材整列装置200か
ら直棒材供給装置300に移された直棒材310は、ド
ッグ301の運動によって、順次1ピツチずつ下降し、
横送り装置340の上に載せられる。横送り装置340
は、直棒材供給装置300上の直棒材310を横送りす
ることができる。横送りされた直棒材310は直棒材整
列装置200の異なった分割部から送出された直棒材と
組合わされる。
【0043】鉄筋コンクリート用棒鋼(JIS G 3
112)を用いた土木工事用溶接金網の場合、縦方向と
横方向に交叉して棒鋼が配置され、その交点を溶接す
る。例えば縦方向に長さの異なった棒鋼が交互に配置さ
れ、片端を揃えた溶接金網を製造する場合について本装
置の適用例を説明する。直棒材供給装置300は、一定
ピツチの回動式ドッグ301を備えており、直棒材31
0は一定のピツチで下方に移動する。図1の例では、ロ
ーラ式横送り装置340を、2ピツチ目のドッグの位置
に設置している。
【0044】横送り装置340は、直棒材整列装置20
0の分割部に対応して各分割部に設け、それぞれ他の分
割部へ直棒材を横送り可能になるように設置することが
最も応用範囲が広がるが、整列対象の直棒材の種類が限
られている場合は必ずしも必須ではない。一部の分割部
のみに横送り装置を設置し、あるいは特定方向への横送
り装置のみを設けても有効である。
【0045】分割された直棒材整列装置200の一方の
分割部(例えば200a)から送出された直棒材を、直
棒材供給装置300では、1ピツチ毎に空席311を取
って搬送するように操作する。分割された直棒材整列装
置200の他方の分割部(例えば200b)から送出さ
れた直棒材を、全ピツチで搬送するように操作する。一
方の分割部(例えば200a)側の直棒材の搬送ピツチ
送り速度は他方の分割部(例えば200b)側の直棒材
の搬送ピッチ送り速度の2倍である。一方の分割部(例
えば200a)側の空席311が2ピツチ目の横送り装
置340に達した時に他方の分割部(例えば200b)
側の直棒材を横送り装置340によって空席311に送
り込み、先端を揃えて停止させる。この操作を繰り返す
ことにより、一方の分割部(例えば200a)側の直棒
材供給装置側は長さの異なった直棒材が交互に搬送され
ることとなる。この一方の分割部側の直棒材供給装置側
の末端部から溶接機へ順次この直棒材を送出することに
より、縦方向は、2種類の長さの直棒材が交互に配列さ
れた溶接金網を製造することが可能となる。横送り装置
340の形状は、ローラ形、あるいは上下で挾むピンチ
ロール形を使用し、直棒材の搬送操作時に障害とならな
いように回動又は上下動して退避する構造とすることが
望ましい。
【0046】次に直棒材の頭揃え装置について説明す
る。直棒材の頭揃え装置は、直棒材受入装置100上の
直棒材の一端を揃える装置である。例えば、図2に示す
直棒材受入装置の中間に設けた仕切り壁150と、その
左右の直棒材受入装置100a、100bとの間に設け
た、例えばロール等からなる図示しない横送り装置によ
り構成される。直棒材受入装置100の適宜の位置で束
を解かれた直棒材102が、頭揃え装置に差し掛かった
時、横送り装置で直棒材102の一端を仕切り壁に当接
させることにより、直棒材の一方の端部が頭揃えの状態
になる。図5はこれを説明するもので直棒材102は、
頭揃え線160に一端を揃え、隣接する直棒材112
は、頭揃え線161に一端を揃えている。直棒材112
の他端は、直棒材受入装置100の他端側の端部を示す
線163を越えてオーバーハング寸法162分だけオー
バーハングしている。 この直棒材の一端側を頭揃えす
ることにより、反対側(整列装置外側)方向へのオーバ
ーハング寸法を最小にすることができる。この状態で直
棒材112を直棒材整列装置200に送り込むと、直棒
材整列装置200が処理することができる最大長さの直
棒材を、オーバーハング寸法を一定にして、直棒材整列
装置200から余分にはみ出す心配なしに、安定して処
理することができる。
【0047】複数の分割部(200a、200b)に跨
がる長尺の直棒材を処理する場合、仕切り壁150が邪
魔にならないように、仕切り壁150の設置位置を適切
に設けることや退避手段又は着脱手段等を設けると好適
である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、基本機能として直棒材
整列装置を複数分割して個別操作できるようにしたの
で、複数の異種類の直棒材を同一タイミングで処理する
ことができ、装置処理能力が倍増となり、機械装置の設
備費や操作に必要な人員が半減し、機械装置に要する建
屋のスペース等も減少する。
【0049】さらに、長尺の直棒材のオーバーハング機
能の付加や横送り装置の設置によって、直棒材整列処理
可能寸法が拡大し、ひいては装置稼動率が向上し、また
下流の加工装置等に供給する直棒材の異種組合せの自由
度が著しく増加するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】貯蔵クレードル形排出部の側面図である。
【図4】直棒材整列装置の側面図である。
【図5】頭揃えの説明図である。
【符号の説明】
100 直棒材受入装置 101、111 チェーントランスファー 102、112 直棒材整列装置 150 仕切り壁 160 頭揃え線 161 頭揃え線 162 オーバーハング寸法 163 線 200 直棒材整列装置 201 ストック台 203 1段目固定台 204 2段目固定台 205 3段目固定台 206 固定ストッパ 207 押上体 208 押上体 209 押上体 210 蹴り出し装置 211 押上棒 212 押上棒の動作方向 220、221、222、223、224 直棒材 241 直棒材計数装置 242 直棒材計数装置 251 固定ガイド 252 摺動部 300 直棒材供給装置 301 ドッグ 302 搬送部 310 直棒材 311 直棒材の空席 312 直棒材 331 1次クレードル 332 仕切り用ストッパ 333 2次クレードル 334 2次クレードル前後進シリンダ 335 フレーム 336 前後進の動作方向 340 横送り装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 幹雄 埼玉県三郷市新和3丁目435番1号 ダイ ワスチール株式会社東部事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の直棒材を受入れこれを順次次工程
    へ送る直棒材受入装置と、送られた直棒材を一層に並列
    に整列する直棒材整列装置と、整列された直棒材を計数
    して送出する直棒材計数装置と、送出された直棒材を装
    置外に供給する直棒材供給装置とからなり、前記直棒材
    整列装置は直棒材長手方向に複数に分割してそれぞれ独
    立駆動可能な分割部とし、前記直棒材計数装置は前記直
    棒材整列装置の分割部ごとに配設したことを特徴とする
    直棒材の整列計数供給装置。
  2. 【請求項2】 前記直棒材受入装置と前記直棒材供給装
    置との少なくとも一方が、直棒材長手方向に複数に分割
    してそれぞれ独立に駆動可能な分割部を有することを特
    徴とする請求項1記載の直棒材の整列計数供給装置。
  3. 【請求項3】 前記直棒材受入装置と前記直棒材整列装
    置と前記直棒材供給装置とのうち少なくとも1以上にお
    いて、隣接する少なくとも2分割部がこれらの分割部に
    跨がる直棒材を同時処理できるよう同期駆動可能に設け
    られていることを特徴とする請求項2記載の直棒材の整
    列計数供給装置。
  4. 【請求項4】 前記直棒材整列装置は、前記直棒材受入
    装置から供給された直棒材を一時蓄積する下流工程方向
    に下降傾斜した上面を有するストック台と、これに後続
    して下流工程方向に下降傾斜した上面を有し多段に上り
    階段状に形成された段状固定台と、この段状固定台の蹴
    上面に沿って昇降し、固定台上の直棒材を後続の固定台
    上に押上げる押上体と、この押上体を昇降させる昇降装
    置とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の直棒材の整列計数供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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