JPH07144731A - コンベヤベルト - Google Patents
コンベヤベルトInfo
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- JPH07144731A JPH07144731A JP29201993A JP29201993A JPH07144731A JP H07144731 A JPH07144731 A JP H07144731A JP 29201993 A JP29201993 A JP 29201993A JP 29201993 A JP29201993 A JP 29201993A JP H07144731 A JPH07144731 A JP H07144731A
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- reinforcing
- belt
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で高張力を有し、かつ錆が発生する問題
も廃棄の煩雑性もなく、耐久性に優れたコンベヤベルト
を提供することを目的とする。 【構成】 帯状のベルト本体2と、このベルト本体2内
にその長手方向に沿って埋設された補強層3とからなる
コンベヤベルト1において、補強層3を直径が2mm以上
15mm以下で、かつ引張強度が15g/d 以上の有機繊維
の原糸を撚り合わせてヤーン3aを形成し、このヤーン
3aを撚り合わせてストランド3bを形成し、このスト
ランド3bを撚り合わせて補強コード3Aを形成した下
撚り、中撚り、上撚りの3段撚り合わせ構造とした補強
コード3Aから構成されたことを特徴とする。
も廃棄の煩雑性もなく、耐久性に優れたコンベヤベルト
を提供することを目的とする。 【構成】 帯状のベルト本体2と、このベルト本体2内
にその長手方向に沿って埋設された補強層3とからなる
コンベヤベルト1において、補強層3を直径が2mm以上
15mm以下で、かつ引張強度が15g/d 以上の有機繊維
の原糸を撚り合わせてヤーン3aを形成し、このヤーン
3aを撚り合わせてストランド3bを形成し、このスト
ランド3bを撚り合わせて補強コード3Aを形成した下
撚り、中撚り、上撚りの3段撚り合わせ構造とした補強
コード3Aから構成されたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンベヤベルトに係わ
り、更に詳しくは、軽量で高張力を有し、かつ耐久性に
優れたコンベヤベルトに関するものである。
り、更に詳しくは、軽量で高張力を有し、かつ耐久性に
優れたコンベヤベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンベヤベルトは、ゴムや熱可
塑性樹脂、熱硬化性樹脂等からなるエンドレスの帯状の
ベルト本体と、このベルト本体を補強するために、該ベ
ルト本体の長手方向に沿って埋設された補強層とから構
成されている。この補強層に用いられる補強材として
は、例えば、アラミド繊維を織布状に構成したアラミド
織物がある。このアラミド織物を用いたコンベアベルト
は、軽量で高張力があることが知られている。
塑性樹脂、熱硬化性樹脂等からなるエンドレスの帯状の
ベルト本体と、このベルト本体を補強するために、該ベ
ルト本体の長手方向に沿って埋設された補強層とから構
成されている。この補強層に用いられる補強材として
は、例えば、アラミド繊維を織布状に構成したアラミド
織物がある。このアラミド織物を用いたコンベアベルト
は、軽量で高張力があることが知られている。
【0003】一方、補強層にスチールコードを用いたコ
ンベヤベルトが知られている。ベルト本体の長手方向に
沿って複数のスチールコードが平行に埋設されている。
高い引張強度を有し、約10000kgf/cmの強度を有す
るコンベヤベルトの作製も可能である。
ンベヤベルトが知られている。ベルト本体の長手方向に
沿って複数のスチールコードが平行に埋設されている。
高い引張強度を有し、約10000kgf/cmの強度を有す
るコンベヤベルトの作製も可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら上述し
たアラミド織物を用いたコンベヤベルトにあっては、コ
ンベヤベルトのエンドレス部(接合部)に最もエンドレ
ス強度効率の高いフィンガースプライス構造を適用した
としても、補強層が織物である為、その接合強度に限界
があり、織物として引張強度が略2000kgf/cmのもの
が実質的に使用出来る限界である。従って、更に高い高
張力を要求されるコンベヤベルトには、アラミド織物を
使用することが出来ない。又、例え2000kgf/cm超の
強度を有する織物が使用出来たとしても織物である為、
厚みが厚くなり、周期的に曲げ疲労を受けるコンベヤベ
ルトにおいては、疲労性に著しい問題が生ずると予想さ
れる。更に、アラミド繊維を織物として用いる為に、ア
ラミド繊維が本来有している高強度を充分利用出来ない
という問題があった。また、補強層にスチールコードを
用いたコンベヤベルトにあっては、高い引張強度を有す
る反面、重量が重く、錆が発生し易く、また廃棄が煩雑
であると言う問題があった。
たアラミド織物を用いたコンベヤベルトにあっては、コ
ンベヤベルトのエンドレス部(接合部)に最もエンドレ
ス強度効率の高いフィンガースプライス構造を適用した
としても、補強層が織物である為、その接合強度に限界
があり、織物として引張強度が略2000kgf/cmのもの
が実質的に使用出来る限界である。従って、更に高い高
張力を要求されるコンベヤベルトには、アラミド織物を
使用することが出来ない。又、例え2000kgf/cm超の
強度を有する織物が使用出来たとしても織物である為、
厚みが厚くなり、周期的に曲げ疲労を受けるコンベヤベ
ルトにおいては、疲労性に著しい問題が生ずると予想さ
れる。更に、アラミド繊維を織物として用いる為に、ア
ラミド繊維が本来有している高強度を充分利用出来ない
という問題があった。また、補強層にスチールコードを
用いたコンベヤベルトにあっては、高い引張強度を有す
る反面、重量が重く、錆が発生し易く、また廃棄が煩雑
であると言う問題があった。
【0005】この発明はかかる従来の課題に着目して案
出されたもので、軽量で高張力を有し、かつ錆が発生す
る問題も廃棄の煩雑性もなく、耐久性に優れたコンベヤ
ベルトを提供することを目的とするものである。
出されたもので、軽量で高張力を有し、かつ錆が発生す
る問題も廃棄の煩雑性もなく、耐久性に優れたコンベヤ
ベルトを提供することを目的とするものである。
【0006】
【発明を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、帯状のベルト本体と、このベルト本体内に
その長手方向に沿って埋設された補強層とからなるコン
ベヤベルトの、前記補強層が、直径が2mm以上15mm以
下で、かつ引張強度が15g/d 以上の有機繊維の原糸を
撚り合わせてヤーンを形成し、このヤーンを撚り合わせ
てストランドを形成し、このストランドを撚り合わせて
補強コードを形成した下撚り、中撚り、上撚りの3段撚
り合わせ構造とした補強コードから構成されたことを要
旨とするものである。
成するため、帯状のベルト本体と、このベルト本体内に
その長手方向に沿って埋設された補強層とからなるコン
ベヤベルトの、前記補強層が、直径が2mm以上15mm以
下で、かつ引張強度が15g/d 以上の有機繊維の原糸を
撚り合わせてヤーンを形成し、このヤーンを撚り合わせ
てストランドを形成し、このストランドを撚り合わせて
補強コードを形成した下撚り、中撚り、上撚りの3段撚
り合わせ構造とした補強コードから構成されたことを要
旨とするものである。
【0007】また、前記補強コードは、前記ベルト本体
の長手方向に沿って平行に埋設してなることを要旨とす
るものである。また、前記補強コードの上撚り係数が、
500〜1500であることを要旨とするものである。
また、前記ヤーンの合糸数が前記ストランドの合糸数よ
りも少ないことを要旨とするものである。
の長手方向に沿って平行に埋設してなることを要旨とす
るものである。また、前記補強コードの上撚り係数が、
500〜1500であることを要旨とするものである。
また、前記ヤーンの合糸数が前記ストランドの合糸数よ
りも少ないことを要旨とするものである。
【0008】また、前記補強コードの下撚り方向と中撚
り方向とが同一方向で、かつ上撚り方向が逆方向である
ことを要旨とするものである。また更に、前記ベルト本
体に埋設された補強コードの上撚り方向が、隣接する補
強コード相互でそれぞれ逆方向になるように構成された
ことを要旨とするものである。そしてまた、前記ベルト
本体に対する補強コードの埋設間隔が、該ベルト本体の
中央部よりも両側部の方が密であることを要旨とするも
のである。
り方向とが同一方向で、かつ上撚り方向が逆方向である
ことを要旨とするものである。また更に、前記ベルト本
体に埋設された補強コードの上撚り方向が、隣接する補
強コード相互でそれぞれ逆方向になるように構成された
ことを要旨とするものである。そしてまた、前記ベルト
本体に対する補強コードの埋設間隔が、該ベルト本体の
中央部よりも両側部の方が密であることを要旨とするも
のである。
【0009】
【作用】この発明は上記のように構成され、補強層が、
直径が2mm以上15mm以下で、かつ引張強度が15g/d
以上の有機繊維の原糸を撚り合わせてヤーンを形成し、
このヤーンを撚り合わせてストランドを形成し、このス
トランドを撚り合わせて補強コードを形成した下撚り、
中撚り、上撚りの3段撚り合わせ構造とした補強コード
から構成され、この補強コードが、ベルト本体の長手方
向に沿って平行に埋設されたので、軽量で高張力を有
し、かつ錆が発生する問題も廃棄の煩雑性もなく、コン
ベヤベルトの耐久性を向上することが出来る。
直径が2mm以上15mm以下で、かつ引張強度が15g/d
以上の有機繊維の原糸を撚り合わせてヤーンを形成し、
このヤーンを撚り合わせてストランドを形成し、このス
トランドを撚り合わせて補強コードを形成した下撚り、
中撚り、上撚りの3段撚り合わせ構造とした補強コード
から構成され、この補強コードが、ベルト本体の長手方
向に沿って平行に埋設されたので、軽量で高張力を有
し、かつ錆が発生する問題も廃棄の煩雑性もなく、コン
ベヤベルトの耐久性を向上することが出来る。
【0010】また、前記補強コードの上撚り係数が、5
00〜1500であること、前記補強コードの下撚り方
向と中撚り方向とが同一方向で、かつ上撚り方向が逆方
向であること、あるいは、前記ヤーンの合糸数が前記ス
トランドの合糸数よりも少ないことにより、更に補強コ
ードの引張強さを高くして、コンベヤベルトの耐久性を
一層向上することが出来る。
00〜1500であること、前記補強コードの下撚り方
向と中撚り方向とが同一方向で、かつ上撚り方向が逆方
向であること、あるいは、前記ヤーンの合糸数が前記ス
トランドの合糸数よりも少ないことにより、更に補強コ
ードの引張強さを高くして、コンベヤベルトの耐久性を
一層向上することが出来る。
【0011】また、前記ベルト本体に埋設された補強コ
ードの上撚り方向が、隣接する補強コード相互でそれぞ
れ逆方向になるように構成されたことにより、補強コー
ドの蛇行及びカール現象を防止して、直進性の向上を図
ることが出来、また前記ベルト本体に対する補強コード
の埋設間隔を、該ベルト本体の中央部よりも両側部の方
を密にすることにより、コンベヤベルトの両側部の引裂
抵抗が増加して、かみ込み等による耐外傷性を高めるこ
とが出来る。
ードの上撚り方向が、隣接する補強コード相互でそれぞ
れ逆方向になるように構成されたことにより、補強コー
ドの蛇行及びカール現象を防止して、直進性の向上を図
ることが出来、また前記ベルト本体に対する補強コード
の埋設間隔を、該ベルト本体の中央部よりも両側部の方
を密にすることにより、コンベヤベルトの両側部の引裂
抵抗が増加して、かみ込み等による耐外傷性を高めるこ
とが出来る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。図1は、この発明に係るコンベヤベルトの
一部切欠き部分斜視図を示し、このコンベヤベルト1
は、従来と同様に、ゴムや熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
等からなるエンドレスの帯状のベルト本体2と、このベ
ルト本体2を補強するために、該ベルト本体2の長手方
向に沿って埋設された補強層3とから一体的に構成され
ている。
を説明する。図1は、この発明に係るコンベヤベルトの
一部切欠き部分斜視図を示し、このコンベヤベルト1
は、従来と同様に、ゴムや熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
等からなるエンドレスの帯状のベルト本体2と、このベ
ルト本体2を補強するために、該ベルト本体2の長手方
向に沿って埋設された補強層3とから一体的に構成され
ている。
【0013】この補強層3は、直径が2mm以上15mm以
下の補強コード3Aを前記ベルト本体2の長手方向に沿
って平行に所定の埋設間隔で埋設して構成されている。
補強コード3Aの直径が2mm未満では、1本当たりの引
張強度が1000kgf 未満となり、十分な引張強度を得
ることが出来ず、2000kgf/cm以上の引張強度を有す
るコンベヤベルトを製造するには多数のコードを埋設し
なければならず、接合部のエンドレス加工が極めて煩雑
となり、生産性の観点から2mm以上にすることが必要で
ある。15mmを越えると、高い引張強度を得ることが出
来るが、ベルトエンドレス部での接合強度を充分に確保
する事が実質的に不可能となり、ベルト耐久性が低下す
ると共に、コード径の増大によりコンベヤベルトの厚み
が増大し、軽量性という利点も減少する。
下の補強コード3Aを前記ベルト本体2の長手方向に沿
って平行に所定の埋設間隔で埋設して構成されている。
補強コード3Aの直径が2mm未満では、1本当たりの引
張強度が1000kgf 未満となり、十分な引張強度を得
ることが出来ず、2000kgf/cm以上の引張強度を有す
るコンベヤベルトを製造するには多数のコードを埋設し
なければならず、接合部のエンドレス加工が極めて煩雑
となり、生産性の観点から2mm以上にすることが必要で
ある。15mmを越えると、高い引張強度を得ることが出
来るが、ベルトエンドレス部での接合強度を充分に確保
する事が実質的に不可能となり、ベルト耐久性が低下す
ると共に、コード径の増大によりコンベヤベルトの厚み
が増大し、軽量性という利点も減少する。
【0014】前記補強コード3Aは、図2に示すよう
に、引張強度が少なくとも15g/d (d:デニール)以
上のアラミド繊維等の有機繊維の原糸を同じ方向に複数
本撚り合わせてヤーン3aを形成し、このヤーン3aを
再び同じ方向又は逆方向に複数本撚り合わせてストラン
ド3bを形成し、このストランド3bを更に逆方向に複
数本撚り合わせて補強コード3Aを形成した下撚り、中
撚り、上撚りの3段撚り合わせ構造を成している。有機
繊維の原糸の引張強度が15g/d 未満であると、補強コ
ード3Aに対する十分な引張強度を得ることが出来ず、
コンベヤベルト1の耐久性が低下する。
に、引張強度が少なくとも15g/d (d:デニール)以
上のアラミド繊維等の有機繊維の原糸を同じ方向に複数
本撚り合わせてヤーン3aを形成し、このヤーン3aを
再び同じ方向又は逆方向に複数本撚り合わせてストラン
ド3bを形成し、このストランド3bを更に逆方向に複
数本撚り合わせて補強コード3Aを形成した下撚り、中
撚り、上撚りの3段撚り合わせ構造を成している。有機
繊維の原糸の引張強度が15g/d 未満であると、補強コ
ード3Aに対する十分な引張強度を得ることが出来ず、
コンベヤベルト1の耐久性が低下する。
【0015】このように、前記補強層3が、直径が2mm
以上15mm以下で、かつ引張強度が15g/d 以上の有機
繊維を用いて下撚り、中撚り、上撚りの3段撚り合わせ
構造とした補強コード3Aから構成され、この補強コー
ド3Aが、前記ベルト本体2の長手方向に沿って平行に
埋設されたので、軽量で高張力を有し、コンベヤベルト
の耐久性の向上を図ることが出来ると共に、錆の発生が
なく、使用済みのコンベヤベルトの廃棄の煩雑性も排除
することが出来る。
以上15mm以下で、かつ引張強度が15g/d 以上の有機
繊維を用いて下撚り、中撚り、上撚りの3段撚り合わせ
構造とした補強コード3Aから構成され、この補強コー
ド3Aが、前記ベルト本体2の長手方向に沿って平行に
埋設されたので、軽量で高張力を有し、コンベヤベルト
の耐久性の向上を図ることが出来ると共に、錆の発生が
なく、使用済みのコンベヤベルトの廃棄の煩雑性も排除
することが出来る。
【0016】また、前記補強コード3Aの上撚り係数K
が、更に500〜1500であることがよい。但し、K
=T・D1/2 (T:上撚り回数〔回/10cm〕、D:補強
コード3Aの総デニール数〔d〕)である。上撚り係数
Kが500未満であると、補強コード3Aの引張強度は
若干向上するが耐疲労性が低下してコンベヤベルト1の
耐久性が低下し、1500を越えると補強コード3Aの
引張強度及び強度保持率が共に低下して、コンベヤベル
ト1の耐久性も低下する。
が、更に500〜1500であることがよい。但し、K
=T・D1/2 (T:上撚り回数〔回/10cm〕、D:補強
コード3Aの総デニール数〔d〕)である。上撚り係数
Kが500未満であると、補強コード3Aの引張強度は
若干向上するが耐疲労性が低下してコンベヤベルト1の
耐久性が低下し、1500を越えると補強コード3Aの
引張強度及び強度保持率が共に低下して、コンベヤベル
ト1の耐久性も低下する。
【0017】また、前記ヤーン3aの合糸数(1本のヤ
ーン3aを形成するのに使用される原糸の総数)が前記
ストランド3bの合糸数(1本のストランド3bを形成
するのに使用されるヤーン3aの総数)よりも少ないこ
とがよい。このようにすることにより、補強コード3A
の引張強度を更に高くすることが出来、コンベヤベルト
1の耐久性をより向上することが出来る。
ーン3aを形成するのに使用される原糸の総数)が前記
ストランド3bの合糸数(1本のストランド3bを形成
するのに使用されるヤーン3aの総数)よりも少ないこ
とがよい。このようにすることにより、補強コード3A
の引張強度を更に高くすることが出来、コンベヤベルト
1の耐久性をより向上することが出来る。
【0018】また、前記補強コードの下撚り方向(原糸
の撚り合せ方向)と中撚り方向(ヤーン3aの撚り合せ
方向)とが同一方向で、かつ上撚り方向(ストランド3
bの撚り合せ方向)が逆方向であることが更によい。こ
のようにすることにより、補強コード3Aの引張強度を
更に高くすることが出来、コンベヤベルト1の耐久性を
より向上することが出来る。
の撚り合せ方向)と中撚り方向(ヤーン3aの撚り合せ
方向)とが同一方向で、かつ上撚り方向(ストランド3
bの撚り合せ方向)が逆方向であることが更によい。こ
のようにすることにより、補強コード3Aの引張強度を
更に高くすることが出来、コンベヤベルト1の耐久性を
より向上することが出来る。
【0019】また、前記ベルト本体2に埋設された補強
コード3Aの上撚り方向が、隣接する補強コード3A相
互でそれぞれ逆方向になるように構成されたものがよ
い。このようにすることにより、撚りの解除トルクがバ
ランスするので、コンベヤベルト1が蛇行したりカール
現象を発生することを防止して、コンベヤベルトの直進
性を良好にすることが出来る。
コード3Aの上撚り方向が、隣接する補強コード3A相
互でそれぞれ逆方向になるように構成されたものがよ
い。このようにすることにより、撚りの解除トルクがバ
ランスするので、コンベヤベルト1が蛇行したりカール
現象を発生することを防止して、コンベヤベルトの直進
性を良好にすることが出来る。
【0020】また、前記ベルト本体2に対する補強コー
ド3Aの埋設間隔が、該ベルト本体2の中央部よりも両
側部の方が密であることがよい。このようにすることに
より、コンベヤベルト1の両側部の引裂抵抗が増加し
て、かみ込み等による耐外傷性を高めることが出来る。
なお、前記補強コード3Aの埋設間隔は、コンベヤベル
トとして要求される引張強度と用いられるコードの引張
強度を考慮して適宜決定されるもので、特に限定される
ものではない。
ド3Aの埋設間隔が、該ベルト本体2の中央部よりも両
側部の方が密であることがよい。このようにすることに
より、コンベヤベルト1の両側部の引裂抵抗が増加し
て、かみ込み等による耐外傷性を高めることが出来る。
なお、前記補強コード3Aの埋設間隔は、コンベヤベル
トとして要求される引張強度と用いられるコードの引張
強度を考慮して適宜決定されるもので、特に限定される
ものではない。
【0021】次に、各種補強コード及びその補強コード
を用いて作製したコンベヤベルトにおいて実施された測
定試験について説明する。但し、補強コードはアラミド
繊維から構成され、テクノーラ(帝人〔株〕製)150
0dの原糸を使用している。ここでアラミド繊維として
は、デュポン社製ケブラー、アクゾ社製トワロン等引張
強度が15g/d 以上のものも用いる事が出来る。更に
は、ポリアリレート繊維等を用いてもよい。 1.補強コードの構造を表1に示す条件で4種類作製
し、この時の各補強コードの引張強さ(kgf )を測定し
た。但し、引張試験はJIS L 2704に準拠す
る。測定結果を同表1に示す。
を用いて作製したコンベヤベルトにおいて実施された測
定試験について説明する。但し、補強コードはアラミド
繊維から構成され、テクノーラ(帝人〔株〕製)150
0dの原糸を使用している。ここでアラミド繊維として
は、デュポン社製ケブラー、アクゾ社製トワロン等引張
強度が15g/d 以上のものも用いる事が出来る。更に
は、ポリアリレート繊維等を用いてもよい。 1.補強コードの構造を表1に示す条件で4種類作製
し、この時の各補強コードの引張強さ(kgf )を測定し
た。但し、引張試験はJIS L 2704に準拠す
る。測定結果を同表1に示す。
【0022】 表1から明らかなように、補強コード1本当たりの総デ
ニール数が略同一であっても、補強コードの構造により
引張強さが大きく変わり、この発明の3段撚り合わせ構
造の補強コードが、2450kgf で最も高い引張強さを
示すことが判る。 2.上記4種類の補強コードを用い、ゴムとの接着処理
を施した後、該補強コードをベルト本体中に所定の間隔
で平行に埋設してそれぞれ4種類のコンベヤベルトを作
製し、室内走行試験による走行後の強度保持率(%)を
測定した。ベルト走行試験機は、図5に示す形状のもの
であり、ベルト走行速度150m/min.、コンベヤベルト
を掛けるプーリー径は600mm、補強コード1本当たり
の負荷は300kgf である。また、各コンベヤベルトの
走行時間は150万回(1回でコンベヤベルトが1回転
する)である。測定結果を表2に示す。
ニール数が略同一であっても、補強コードの構造により
引張強さが大きく変わり、この発明の3段撚り合わせ構
造の補強コードが、2450kgf で最も高い引張強さを
示すことが判る。 2.上記4種類の補強コードを用い、ゴムとの接着処理
を施した後、該補強コードをベルト本体中に所定の間隔
で平行に埋設してそれぞれ4種類のコンベヤベルトを作
製し、室内走行試験による走行後の強度保持率(%)を
測定した。ベルト走行試験機は、図5に示す形状のもの
であり、ベルト走行速度150m/min.、コンベヤベルト
を掛けるプーリー径は600mm、補強コード1本当たり
の負荷は300kgf である。また、各コンベヤベルトの
走行時間は150万回(1回でコンベヤベルトが1回転
する)である。測定結果を表2に示す。
【0023】 表2から明らかなように、本発明のコード構造が走行後
の強度保持率が最も良好であることが判る。 3.上撚り係数Kを変化させた際の3段撚り合わせ構造
の補強コードの引張強さ(kgf )と、この時のコンベヤ
ベルトの室内走行試験による走行後の強度保持率(%)
を測定した。但し、試験方法は、上述と同様である。ま
た、実線は補強コードの引張強さ、破線はコンベヤベル
トの強度保持率を表す。測定結果を図6に示す。
の強度保持率が最も良好であることが判る。 3.上撚り係数Kを変化させた際の3段撚り合わせ構造
の補強コードの引張強さ(kgf )と、この時のコンベヤ
ベルトの室内走行試験による走行後の強度保持率(%)
を測定した。但し、試験方法は、上述と同様である。ま
た、実線は補強コードの引張強さ、破線はコンベヤベル
トの強度保持率を表す。測定結果を図6に示す。
【0024】図6から明らかなように、上撚り係数Kが
1500を越えると、補強コードの引張強さが著しく低
下し始めると共に、コンベヤベルトの強度保持率も減少
し、また上撚り係数Kが500未満であると、補強コー
ドの引張強さは十分に満足するものであるが、コンベヤ
ベルトの強度保持率が低下して、コンベヤベルトの耐久
性に悪影響することが判る。 4.3段撚り合わせ構造の補強コードにおいて、下撚
り、中撚り、上撚りの撚り方向を変え、表3の条件の基
に、引張強さ(kgf )を上述同様に測定した。測定結果
を同表3に示す。
1500を越えると、補強コードの引張強さが著しく低
下し始めると共に、コンベヤベルトの強度保持率も減少
し、また上撚り係数Kが500未満であると、補強コー
ドの引張強さは十分に満足するものであるが、コンベヤ
ベルトの強度保持率が低下して、コンベヤベルトの耐久
性に悪影響することが判る。 4.3段撚り合わせ構造の補強コードにおいて、下撚
り、中撚り、上撚りの撚り方向を変え、表3の条件の基
に、引張強さ(kgf )を上述同様に測定した。測定結果
を同表3に示す。
【0025】 表3から明らかなように、撚り係数が全て同じでありな
がら、下撚りと中撚りを同方向とし、上撚りを逆方向、
即ちSSZの方が、撚り方向を交互に変える、即ちSZ
Sよりも高い引張強さを得ることが出来るのが判る。 5.3段撚り合わせ構造の補強コードにおいて、補強コ
ードのヤーンの合糸数がストランドの合糸数よりも少な
い場合と、その逆、即ちヤーンの合糸数がストランドの
合糸数よりも多い場合とにおいて、表4の条件の基に、
補強コードの引張強さ(kgf )及び曲げ疲労(回)を測
定した。但し、曲げ疲労測定は、JIS G 3535
に準拠し、D/d=20、安全率10にて測定した。測
定結果を同表4に示す。
がら、下撚りと中撚りを同方向とし、上撚りを逆方向、
即ちSSZの方が、撚り方向を交互に変える、即ちSZ
Sよりも高い引張強さを得ることが出来るのが判る。 5.3段撚り合わせ構造の補強コードにおいて、補強コ
ードのヤーンの合糸数がストランドの合糸数よりも少な
い場合と、その逆、即ちヤーンの合糸数がストランドの
合糸数よりも多い場合とにおいて、表4の条件の基に、
補強コードの引張強さ(kgf )及び曲げ疲労(回)を測
定した。但し、曲げ疲労測定は、JIS G 3535
に準拠し、D/d=20、安全率10にて測定した。測
定結果を同表4に示す。
【0026】 表4から明らかなように、ヤーンの合糸数がストランド
の合糸数よりも少ない補強コードの方が、引張強さにお
いて30kgf 高く、曲げ疲労にあっては略20000回
も多く、高張力で耐久性に優れた補強コードを得ること
が出来るのが判る。 6.3段撚り合わせ構造の補強コードにおいて、コード
構造が1500d/6/27/3で、下撚り係数350、中撚り
係数350、上撚り係数1250、下撚り方向と中撚り
方向が同一方向であり、上撚り方向が逆方向である補強
コードを作製し、その径を測定したら11mmであり、ま
た、引張強さ(kgf )を上述同様に測定したら1020
0kgf/cmであった。
の合糸数よりも少ない補強コードの方が、引張強さにお
いて30kgf 高く、曲げ疲労にあっては略20000回
も多く、高張力で耐久性に優れた補強コードを得ること
が出来るのが判る。 6.3段撚り合わせ構造の補強コードにおいて、コード
構造が1500d/6/27/3で、下撚り係数350、中撚り
係数350、上撚り係数1250、下撚り方向と中撚り
方向が同一方向であり、上撚り方向が逆方向である補強
コードを作製し、その径を測定したら11mmであり、ま
た、引張強さ(kgf )を上述同様に測定したら1020
0kgf/cmであった。
【0027】注) 下撚り係数KL =TL ・DL 1/2 中撚り係数KM =TM ・DM 1/2 TL は下撚り回数(回/10cm)、DL は下撚りを構成す
るヤーンの総デニール数(図の3a)。TM は中撚り回
数(回/10cm)、DM は中撚りを構成するストランドの
デニール数(図の3b)。従って、アラミド繊維を用い
た補強コードであっても、スチールコードと略同等な引
張強さを得ることが出来ることが判る。
るヤーンの総デニール数(図の3a)。TM は中撚り回
数(回/10cm)、DM は中撚りを構成するストランドの
デニール数(図の3b)。従って、アラミド繊維を用い
た補強コードであっても、スチールコードと略同等な引
張強さを得ることが出来ることが判る。
【0028】
【発明の効果】この発明は上記のように構成され、補強
層が、直径が2mm以上15mm以下で、かつ引張強度が1
5g/d 以上の有機繊維の原糸を撚り合わせてヤーンを形
成し、このヤーンを撚り合わせてストランドを形成し、
このストランドを撚り合わせて補強コードを形成した下
撚り、中撚り、上撚りの3段撚り合わせ構造とした補強
コードから構成され、この補強コードが、ベルト本体の
長手方向に沿って平行に埋設されたので、軽量で高張力
を有し、かつ錆が発生する問題も廃棄の煩雑性もなく、
コンベヤベルトの耐久性を向上することが出来る効果が
ある。
層が、直径が2mm以上15mm以下で、かつ引張強度が1
5g/d 以上の有機繊維の原糸を撚り合わせてヤーンを形
成し、このヤーンを撚り合わせてストランドを形成し、
このストランドを撚り合わせて補強コードを形成した下
撚り、中撚り、上撚りの3段撚り合わせ構造とした補強
コードから構成され、この補強コードが、ベルト本体の
長手方向に沿って平行に埋設されたので、軽量で高張力
を有し、かつ錆が発生する問題も廃棄の煩雑性もなく、
コンベヤベルトの耐久性を向上することが出来る効果が
ある。
【0029】また、前記補強コードの上撚り係数が、5
00〜1500であること、前記補強コードの下撚り方
向と中撚り方向とが同一方向で、かつ上撚り方向が逆方
向であること、あるいは前記ヤーンの合糸数が前記スト
ランドの合糸数よりも少ないことにより、更に補強コー
ドの引張強さを高くして、コンベヤベルトの耐久性を一
層向上することが出来る効果がある。
00〜1500であること、前記補強コードの下撚り方
向と中撚り方向とが同一方向で、かつ上撚り方向が逆方
向であること、あるいは前記ヤーンの合糸数が前記スト
ランドの合糸数よりも少ないことにより、更に補強コー
ドの引張強さを高くして、コンベヤベルトの耐久性を一
層向上することが出来る効果がある。
【0030】また、前記ベルト本体に埋設された補強コ
ードの上撚り方向が、隣接する補強コード相互でそれぞ
れ逆方向になるように構成されたことにより、コンベヤ
ベルトの蛇行及びカール現象を防止して、直進性の向上
を図ることが出来、また前記ベルト本体に対する補強コ
ードの埋設間隔を、該ベルト本体の中央部よりも両側部
の方を密にすることにより、コンベヤベルトの両側部の
引裂抵抗が増加して、かみ込み等による耐外傷性を高め
ることが出来る効果がある。
ードの上撚り方向が、隣接する補強コード相互でそれぞ
れ逆方向になるように構成されたことにより、コンベヤ
ベルトの蛇行及びカール現象を防止して、直進性の向上
を図ることが出来、また前記ベルト本体に対する補強コ
ードの埋設間隔を、該ベルト本体の中央部よりも両側部
の方を密にすることにより、コンベヤベルトの両側部の
引裂抵抗が増加して、かみ込み等による耐外傷性を高め
ることが出来る効果がある。
【図1】この発明に係るコンベヤベルトの一部切欠き部
分斜視図である。
分斜視図である。
【図2】補強コードの3段撚り合わせ構造を説明する説
明図であり、(a) は側面図、(b)は断面図である。
明図であり、(a) は側面図、(b)は断面図である。
【図3】補強コードの八打ち構造を説明する説明図であ
り、(a) は側面図、(b) は断面図である。
り、(a) は側面図、(b) は断面図である。
【図4】補強コードの編組構造を説明する説明図であ
り、(a) は側面図、(b) は断面図である。
り、(a) は側面図、(b) は断面図である。
【図5】ベルト走行試験機の概略説明図である。
【図6】上撚り係数Kを変化させた際の3段撚り合わせ
構造の補強コードの引張強さと、この補強コードを用い
て作製されたコンベヤベルトの強度保持率を示すグラフ
図である。
構造の補強コードの引張強さと、この補強コードを用い
て作製されたコンベヤベルトの強度保持率を示すグラフ
図である。
1 コンベヤベルト 2 ベルト本体 3 補強層 3A 補強コード 3a ヤーン 3b ストランド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (7)
- 【請求項1】 帯状のベルト本体と、このベルト本体内
にその長手方向に沿って埋設された補強層とからなるコ
ンベヤベルトにおいて、前記補強層は、直径が2mm以上
15mm以下で、かつ引張強度が15g/d 以上の有機繊維
の原糸を撚り合わせてヤーンを形成し、このヤーンを撚
り合わせてストランドを形成し、このストランドを撚り
合わせて補強コードを形成した下撚り、中撚り、上撚り
の3段撚り合わせ構造とした補強コードから構成された
ことを特徴とするコンベヤベルト。 - 【請求項2】 前記補強コードは、前記ベルト本体の長
手方向に沿って平行に埋設されてなる請求項1記載のコ
ンベヤベルト。 - 【請求項3】 前記補強コードの上撚り係数をK、上撚
り数をT(回/10cm)、コードの総デニール数をDとす
ると、K=T・D1/2 で表される前記上撚り係数が、5
00〜1500である請求項1記載のコンベヤベルト。 - 【請求項4】 前記ヤーンを構成する合糸数が前記スト
ランドを構成する合糸数よりも少ない請求項1記載のコ
ンベヤベルト。 - 【請求項5】 前記補強コードの下撚り方向と中撚り方
向とが同一方向で、かつ上撚り方向が逆方向である請求
項1記載のコンベヤベルト。 - 【請求項6】 前記ベルト本体に埋設された補強コード
の撚り方向が、隣接する補強コード相互でそれぞれ逆方
向になるように構成された請求項1記載のコンベヤベル
ト。 - 【請求項7】 前記ベルト本体に対する補強コードの埋
設間隔が、該ベルト本体の中央部よりも両側部の方が密
である請求項1記載のコンベヤベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29201993A JPH07144731A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | コンベヤベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29201993A JPH07144731A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | コンベヤベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144731A true JPH07144731A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17776482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29201993A Pending JPH07144731A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | コンベヤベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07144731A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017538049A (ja) * | 2014-12-09 | 2017-12-21 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 少なくとも三重撚りを有するテキスタイルコード |
JP2018500471A (ja) * | 2014-12-09 | 2018-01-11 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 少なくとも三重撚りを伴う高弾性率テキスタイルコード |
JP2021518495A (ja) * | 2018-03-20 | 2021-08-02 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 少なくとも3重撚りを有する改善されたアラミド繊維コード |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP29201993A patent/JPH07144731A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017538049A (ja) * | 2014-12-09 | 2017-12-21 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 少なくとも三重撚りを有するテキスタイルコード |
JP2018500471A (ja) * | 2014-12-09 | 2018-01-11 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 少なくとも三重撚りを伴う高弾性率テキスタイルコード |
US10689780B2 (en) | 2014-12-09 | 2020-06-23 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | High modulus textile cord with an at least triple twist |
JP2021518495A (ja) * | 2018-03-20 | 2021-08-02 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 少なくとも3重撚りを有する改善されたアラミド繊維コード |
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