JPH0714462A - 火花抑制回路 - Google Patents
火花抑制回路Info
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- JPH0714462A JPH0714462A JP6118084A JP11808494A JPH0714462A JP H0714462 A JPH0714462 A JP H0714462A JP 6118084 A JP6118084 A JP 6118084A JP 11808494 A JP11808494 A JP 11808494A JP H0714462 A JPH0714462 A JP H0714462A
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- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気スイッチを保護する火花抑制回路を提供
する。 【構成】 第1電源電圧端子(8)及び第2電源電圧端
子(10)の間に接続した負荷(2)に直列に接続した
電気スイッチ(4)の保護のための火花抑制回路(1)
であって、本火花抑制回路は、第1電源電圧端子、第2
電源電圧端子及び負荷と電気スイッチとを相互接続する
スイッチ端子(6)に各々接続できる第1(12)、第
2(14)及び第3(16)接続端子と、第3接続端子
(16)に接続した第1主電極(20)、第2接続端子
(14)に接続した第2主電極(22)及び抵抗(3
2)を経て第1接続端子(12)に接続したゲート電極
(24)を有するトライアック(18)とを具える。
する。 【構成】 第1電源電圧端子(8)及び第2電源電圧端
子(10)の間に接続した負荷(2)に直列に接続した
電気スイッチ(4)の保護のための火花抑制回路(1)
であって、本火花抑制回路は、第1電源電圧端子、第2
電源電圧端子及び負荷と電気スイッチとを相互接続する
スイッチ端子(6)に各々接続できる第1(12)、第
2(14)及び第3(16)接続端子と、第3接続端子
(16)に接続した第1主電極(20)、第2接続端子
(14)に接続した第2主電極(22)及び抵抗(3
2)を経て第1接続端子(12)に接続したゲート電極
(24)を有するトライアック(18)とを具える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1電源電圧端子と第
2電源電圧端子との間に接続された負荷に直列に接続し
た電気スイッチの保護のための火花抑制回路であって、
第1電源電圧端子、第2電源電圧端子及び負荷と電気ス
イッチとを相互接続したスイッチ端子に各々接続される
第1、第2及び第3接続端子と、第3接続端子に接続し
た第1主電極と第2接続端子に接続した第2主電極とゲ
ート電極とを有するトリガ可能な電子スイッチと、トリ
ガ可能な電子スイッチをトリガするためのトリガ手段と
を具える火花抑制回路に関するものである。本発明はさ
らに上述したような火花抑制回路を具える電気加熱器具
に関するものである。
2電源電圧端子との間に接続された負荷に直列に接続し
た電気スイッチの保護のための火花抑制回路であって、
第1電源電圧端子、第2電源電圧端子及び負荷と電気ス
イッチとを相互接続したスイッチ端子に各々接続される
第1、第2及び第3接続端子と、第3接続端子に接続し
た第1主電極と第2接続端子に接続した第2主電極とゲ
ート電極とを有するトリガ可能な電子スイッチと、トリ
ガ可能な電子スイッチをトリガするためのトリガ手段と
を具える火花抑制回路に関するものである。本発明はさ
らに上述したような火花抑制回路を具える電気加熱器具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような形式の火花抑制回路は仏国特
許第2626115号明細書により既知である。アイロ
ンやコーヒーメーカや調理器のような電気加熱器具は温
度を制御するサーモスタットを使用する。これらのサー
モスタットにおいては、バイメタルが発熱素子への電流
を中断する電気スイッチを動かす。電気加熱器具におい
て、発熱素子はより大電力化される傾向にある。このよ
うに大電力となると大電流が流れ、電気スイッチの接点
の磨耗が激しくなる。磨耗が激しくなるとサーモスタッ
トの寿命を短くし、加熱器具の寿命を短くしてしまうか
もしれない。この磨耗は電気スイッチの開、閉及び躍動
(バウンシング又はチャタリング)の瞬間に電気スイッ
チの接点間に火花が発生することによって引き起こされ
る。火花抑制回路は火花の発生の防止と電気スイッチの
寿命の増加に使用することができる。
許第2626115号明細書により既知である。アイロ
ンやコーヒーメーカや調理器のような電気加熱器具は温
度を制御するサーモスタットを使用する。これらのサー
モスタットにおいては、バイメタルが発熱素子への電流
を中断する電気スイッチを動かす。電気加熱器具におい
て、発熱素子はより大電力化される傾向にある。このよ
うに大電力となると大電流が流れ、電気スイッチの接点
の磨耗が激しくなる。磨耗が激しくなるとサーモスタッ
トの寿命を短くし、加熱器具の寿命を短くしてしまうか
もしれない。この磨耗は電気スイッチの開、閉及び躍動
(バウンシング又はチャタリング)の瞬間に電気スイッ
チの接点間に火花が発生することによって引き起こされ
る。火花抑制回路は火花の発生の防止と電気スイッチの
寿命の増加に使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既知の火花抑制回路に
おいては、電気スイッチをスイッチ端子において誘導負
荷に直列に接続する。この電気スイッチと負荷の直列接
続部分を第1及び第2電源電圧端子間に配置し、これら
の端子を交流主電圧に接続する。トリガ可能な電子スイ
ッチの第1電極を、抵抗を経てスイッチ端子に接続す
る。トリガ可能な電子スイッチのトリガゲートをしきい
値装置を経てトリガ可能な電子スイッチの第1主電極に
接続する。電気スイッチが開くと、誘導負荷を通る電流
の中断がスイッチ端子における電圧の上昇を引き起こ
し、トリガ可能な電子スイッチをトリガし、したがって
交流主電圧の次の半周期まで一時的に電気スイッチを短
絡する。この既知の火花抑制回路の欠点はリレーコイル
や変圧器やモータのような誘導負荷にしか適用できない
ことである。電気加熱器具における加熱素子のような抵
抗負荷はトリガ可能な電子スイッチをトリガするほど十
分高い電圧ピークを発生しない。
おいては、電気スイッチをスイッチ端子において誘導負
荷に直列に接続する。この電気スイッチと負荷の直列接
続部分を第1及び第2電源電圧端子間に配置し、これら
の端子を交流主電圧に接続する。トリガ可能な電子スイ
ッチの第1電極を、抵抗を経てスイッチ端子に接続す
る。トリガ可能な電子スイッチのトリガゲートをしきい
値装置を経てトリガ可能な電子スイッチの第1主電極に
接続する。電気スイッチが開くと、誘導負荷を通る電流
の中断がスイッチ端子における電圧の上昇を引き起こ
し、トリガ可能な電子スイッチをトリガし、したがって
交流主電圧の次の半周期まで一時的に電気スイッチを短
絡する。この既知の火花抑制回路の欠点はリレーコイル
や変圧器やモータのような誘導負荷にしか適用できない
ことである。電気加熱器具における加熱素子のような抵
抗負荷はトリガ可能な電子スイッチをトリガするほど十
分高い電圧ピークを発生しない。
【0004】したがって本発明の目的は抵抗負荷にも適
用できる火花抑制回路を提供することである。
用できる火花抑制回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述したような
火花抑制回路において、トリガ手段がトリガ可能な電子
スイッチの第1接続端子とゲート電極との間に結合した
電流供給手段を具えることを特徴とするものである。
火花抑制回路において、トリガ手段がトリガ可能な電子
スイッチの第1接続端子とゲート電極との間に結合した
電流供給手段を具えることを特徴とするものである。
【0006】例えば抵抗又は他の適切なインピーダンス
による電流供給手段はトリガ可能な電子スイッチのゲー
トに流れ込む電流を発生する。トリガ可能な電子スイッ
チは電気スイッチが閉じている間はトリガされない。電
気スイッチが開いた瞬間、急な電圧の上昇がトリガ可能
な電子スイッチの両主電極間に現れる。電圧は上昇し、
ゲート電流はトリガ可能な電子スイッチをトリガし、電
気スイッチの接点は短絡され、火花は抑制される。電源
電圧が次にゼロクロスするときにトリガ可能な電子スイ
ッチはターンオフする。主電圧の次の半周期中の電圧の
上昇はトリガ可能な電子スイッチを再トリガするには遅
すぎることから、電気スイッチの接点は次の半周期中で
はもはや短絡されない。
による電流供給手段はトリガ可能な電子スイッチのゲー
トに流れ込む電流を発生する。トリガ可能な電子スイッ
チは電気スイッチが閉じている間はトリガされない。電
気スイッチが開いた瞬間、急な電圧の上昇がトリガ可能
な電子スイッチの両主電極間に現れる。電圧は上昇し、
ゲート電流はトリガ可能な電子スイッチをトリガし、電
気スイッチの接点は短絡され、火花は抑制される。電源
電圧が次にゼロクロスするときにトリガ可能な電子スイ
ッチはターンオフする。主電圧の次の半周期中の電圧の
上昇はトリガ可能な電子スイッチを再トリガするには遅
すぎることから、電気スイッチの接点は次の半周期中で
はもはや短絡されない。
【0007】トリガ可能な電子スイッチをトリガするの
に必要な電圧上昇には許容誤差があるため、火花抑制回
路の効果が不確実となる恐れがある。このような問題を
解決する本発明の火花抑制回路の一実施例においては、
トリガ手段がさらに、トリガ可能な電子スイッチのゲー
ト電極とノードとの間に接続され、ゲート電極とノード
との電位差が予定した値を越えるとゲート電極に電流を
流すしきい値装置と、ノードと第3接続端子との間に接
続されたキャパシタとを具えることを特徴とする。
に必要な電圧上昇には許容誤差があるため、火花抑制回
路の効果が不確実となる恐れがある。このような問題を
解決する本発明の火花抑制回路の一実施例においては、
トリガ手段がさらに、トリガ可能な電子スイッチのゲー
ト電極とノードとの間に接続され、ゲート電極とノード
との電位差が予定した値を越えるとゲート電極に電流を
流すしきい値装置と、ノードと第3接続端子との間に接
続されたキャパシタとを具えることを特徴とする。
【0008】電気スイッチが閉じている場合、負荷の両
端間に電圧が現れ、電流供給手段はこの電圧がしきい値
装置のしきい値電圧に到達するまでキャパシタを充電す
る。キャパシタにおいて蓄積された電荷はトリガ可能な
電子スイッチをトリガするのに十分であり、キャパシタ
はしきい値装置とトリガ可能な電子スイッチのゲート電
極を経て放電する。電気スイッチが閉じたままでいる
間、主電極間の電圧がゼロなのでトリガはトリガ可能な
電子スイッチをターンオンしない。しかしながら電気ス
イッチが開いていると、電源電圧がトリガ可能な電子ス
イッチの主電極間に現れるので、トリガ可能な電子スイ
ッチをトリガしてターンオンし、それによって電源電圧
の次の半周期まで電気スイッチを短絡する。電気スイッ
チがその後の電源電圧の半周期開いたままだと、負荷の
両端間に電位差が存在しないためキャパシタは電流供給
手段によって充電されず、トリガ可能な電子スイッチは
トリガされない。本発明による火花抑制回路の作用はス
イッチ端子における電圧上昇の大きさと無関係である。
端間に電圧が現れ、電流供給手段はこの電圧がしきい値
装置のしきい値電圧に到達するまでキャパシタを充電す
る。キャパシタにおいて蓄積された電荷はトリガ可能な
電子スイッチをトリガするのに十分であり、キャパシタ
はしきい値装置とトリガ可能な電子スイッチのゲート電
極を経て放電する。電気スイッチが閉じたままでいる
間、主電極間の電圧がゼロなのでトリガはトリガ可能な
電子スイッチをターンオンしない。しかしながら電気ス
イッチが開いていると、電源電圧がトリガ可能な電子ス
イッチの主電極間に現れるので、トリガ可能な電子スイ
ッチをトリガしてターンオンし、それによって電源電圧
の次の半周期まで電気スイッチを短絡する。電気スイッ
チがその後の電源電圧の半周期開いたままだと、負荷の
両端間に電位差が存在しないためキャパシタは電流供給
手段によって充電されず、トリガ可能な電子スイッチは
トリガされない。本発明による火花抑制回路の作用はス
イッチ端子における電圧上昇の大きさと無関係である。
【0009】整流していない主電源電圧も整流した主電
源電圧も両方使用できるので、トリガ可能な電子スイッ
チはトライアックが好適であり、しきい値装置はダイア
ックが好適である。電流供給手段は抵抗が好適である。
本発明による火花抑制回路は電気加熱器具において大変
有利である。電気スイッチの過度の消耗なしに比較的安
価で簡単なサーモスタットの使用が可能になる。完全に
電子的な温度制御と比較して、本火花抑制回路の利点は
低価格であるということとトリガ可能な電子スイッチが
短い時間しか通電しないため低電力消費であるというこ
とである。
源電圧も両方使用できるので、トリガ可能な電子スイッ
チはトライアックが好適であり、しきい値装置はダイア
ックが好適である。電流供給手段は抵抗が好適である。
本発明による火花抑制回路は電気加熱器具において大変
有利である。電気スイッチの過度の消耗なしに比較的安
価で簡単なサーモスタットの使用が可能になる。完全に
電子的な温度制御と比較して、本火花抑制回路の利点は
低価格であるということとトリガ可能な電子スイッチが
短い時間しか通電しないため低電力消費であるというこ
とである。
【0010】
【実施例】図1は本発明による火花抑制回路1の第1の
実施例の回路図である。負荷2をスイッチ端子6におい
て電気スイッチ4に直列に接続する。負荷2及び電気ス
イッチ4をさらに第1電源電圧端子8及び第2電源電圧
端子10に各々接続する。第1及び第2電源電圧端子8
及び10に現れる電源電圧は交流主電源電圧、整流され
た交流主電源電圧又は他の適切な交流電圧でよい。火花
抑制回路1は第1電源電圧端子8、第2電源電圧端子1
0及びスイッチ端子6と各々接続される第1接続端子1
2、第2接続端子14及び第3接続端子16を有する。
本回路はさらに、第3接続端子16に接続した第1主電
極20と、第2接続端子14に接続した第2主電極22
と、電流供給手段32を経て第1接続端子12に接続し
たゲート電極24とを有し本実施例ではトライアックで
あるトリガ可能な電子スイッチ18を具える。例えば抵
抗、又は適切なインピーダンスである電流供給手段32
はトリガ可能な電子スイッチ18のゲート電極24へ電
流を供給する。電気スイッチ4が閉じている間、トリガ
可能な電子スイッチ18はトリガされない。電気スイッ
チ4が開く瞬間、トリガ可能な電子スイッチ18の主電
極20及び22の間に急な電圧の上昇が現れる。このよ
うに電圧が上昇し、ゲート電流が流れるとトリガ可能な
電子スイッチはトリガされ、電気スイッチ4の接点は短
絡され、火花は抑制される。電源電圧の次のゼロクロス
時にトリガ可能な電子スイッチ18はターンオフする。
主電圧の次の半周期中の主電極間の電圧の上昇はトリガ
可能な電子スイッチ18をトリガするには遅すぎるの
で、電気スイッチ4の接点は次の半周期中ではもはや短
絡されない。主電圧が整流されており平滑化されていな
ければトリガ可能な電子スイッチはサイリスタでよい。
実施例の回路図である。負荷2をスイッチ端子6におい
て電気スイッチ4に直列に接続する。負荷2及び電気ス
イッチ4をさらに第1電源電圧端子8及び第2電源電圧
端子10に各々接続する。第1及び第2電源電圧端子8
及び10に現れる電源電圧は交流主電源電圧、整流され
た交流主電源電圧又は他の適切な交流電圧でよい。火花
抑制回路1は第1電源電圧端子8、第2電源電圧端子1
0及びスイッチ端子6と各々接続される第1接続端子1
2、第2接続端子14及び第3接続端子16を有する。
本回路はさらに、第3接続端子16に接続した第1主電
極20と、第2接続端子14に接続した第2主電極22
と、電流供給手段32を経て第1接続端子12に接続し
たゲート電極24とを有し本実施例ではトライアックで
あるトリガ可能な電子スイッチ18を具える。例えば抵
抗、又は適切なインピーダンスである電流供給手段32
はトリガ可能な電子スイッチ18のゲート電極24へ電
流を供給する。電気スイッチ4が閉じている間、トリガ
可能な電子スイッチ18はトリガされない。電気スイッ
チ4が開く瞬間、トリガ可能な電子スイッチ18の主電
極20及び22の間に急な電圧の上昇が現れる。このよ
うに電圧が上昇し、ゲート電流が流れるとトリガ可能な
電子スイッチはトリガされ、電気スイッチ4の接点は短
絡され、火花は抑制される。電源電圧の次のゼロクロス
時にトリガ可能な電子スイッチ18はターンオフする。
主電圧の次の半周期中の主電極間の電圧の上昇はトリガ
可能な電子スイッチ18をトリガするには遅すぎるの
で、電気スイッチ4の接点は次の半周期中ではもはや短
絡されない。主電圧が整流されており平滑化されていな
ければトリガ可能な電子スイッチはサイリスタでよい。
【0011】図2は第2の実施例を示す。本実施例では
ダイアックであるしきい値装置26を追加し、トリガ可
能な電子スイッチ18のゲート電極24とノード28と
の間に接続し、ゲート電極24とノード28の間の電位
差が予定した値を越えるとゲート電極24に電流を流す
ようにする。加えてキャパシタ30をノード28と第3
接続端子16との間に接続する。電流供給手段32をこ
こでノード28に結合し、第1接続端子12と第3接続
端子16の間の電位差に応答して電流を供給するように
する。図2に示す電流供給手段は再び抵抗であり、ノー
ド28と第1接続端子12との間に接続されている。し
かしながら、その他の適切なインピーダンス又は電流源
として配置したトランジスタのどちらかでも可能であ
る。
ダイアックであるしきい値装置26を追加し、トリガ可
能な電子スイッチ18のゲート電極24とノード28と
の間に接続し、ゲート電極24とノード28の間の電位
差が予定した値を越えるとゲート電極24に電流を流す
ようにする。加えてキャパシタ30をノード28と第3
接続端子16との間に接続する。電流供給手段32をこ
こでノード28に結合し、第1接続端子12と第3接続
端子16の間の電位差に応答して電流を供給するように
する。図2に示す電流供給手段は再び抵抗であり、ノー
ド28と第1接続端子12との間に接続されている。し
かしながら、その他の適切なインピーダンス又は電流源
として配置したトランジスタのどちらかでも可能であ
る。
【0012】電源電圧が整流されていない交流主電源電
圧ならば図2に示す火花抑制回路1は次のように作用す
る。電気スイッチ4は閉じているか又は開いている。電
気スイッチ4が閉じていると全ての主電源電圧が負荷2
の両側に現れる。主電源電圧の正の半周期の間、第1接
続端子12は第3接続端子16に関して正である。キャ
パシタ30を抵抗32を経て充電する。ノード28の電
圧Vnがダイアック26のブレイクオーバ電圧Vboに
達するとすぐ、ダイアック26はターンオンし、キャパ
シタ30からゲート電流Igがトライアック18のゲー
ト電極24に供給される。この過程は図3において説明
される。ブレイクオーバの間、ダイアック26のインピ
ーダンスは低いのでキャパシタ30は比較的大電流でも
って急速に放電される。トライアック18の両側の電圧
が十分高いと、トライアック18はトリガされる。しか
しながらこれは電気スイッチ4が開いている場合のみ生
じる。キャパシタ30がゲート電極24に放電すると抵
抗32によって供給される電流は、トライアック18を
通電状態にし続けるほど十分でなく、キャパシタ30は
再び充電される。主電源電圧の負の半周期中も同様に動
作するが、この場合にはキャパシタ30が負の電圧Vn
で充電されるのでゲート電流Igは逆方向に流れる。主
電源電圧が整流された電圧Vnで、電流Igが常に同じ
極性及び方向であるならトライアックの代わりに単方向
サイリスタを使用してもよい。
圧ならば図2に示す火花抑制回路1は次のように作用す
る。電気スイッチ4は閉じているか又は開いている。電
気スイッチ4が閉じていると全ての主電源電圧が負荷2
の両側に現れる。主電源電圧の正の半周期の間、第1接
続端子12は第3接続端子16に関して正である。キャ
パシタ30を抵抗32を経て充電する。ノード28の電
圧Vnがダイアック26のブレイクオーバ電圧Vboに
達するとすぐ、ダイアック26はターンオンし、キャパ
シタ30からゲート電流Igがトライアック18のゲー
ト電極24に供給される。この過程は図3において説明
される。ブレイクオーバの間、ダイアック26のインピ
ーダンスは低いのでキャパシタ30は比較的大電流でも
って急速に放電される。トライアック18の両側の電圧
が十分高いと、トライアック18はトリガされる。しか
しながらこれは電気スイッチ4が開いている場合のみ生
じる。キャパシタ30がゲート電極24に放電すると抵
抗32によって供給される電流は、トライアック18を
通電状態にし続けるほど十分でなく、キャパシタ30は
再び充電される。主電源電圧の負の半周期中も同様に動
作するが、この場合にはキャパシタ30が負の電圧Vn
で充電されるのでゲート電流Igは逆方向に流れる。主
電源電圧が整流された電圧Vnで、電流Igが常に同じ
極性及び方向であるならトライアックの代わりに単方向
サイリスタを使用してもよい。
【0013】電気スイッチが開くと、キャパシタ30の
次の放電はトライアック18をトリガする。トライアッ
ク18は主電源電圧の次のゼロクロスまで通電したまま
で、そのため電気スイッチ4の接点間の電圧トランジェ
ントは抑制される。通常、躍動がない場合には、電気ス
イッチ4はそれ以後は開いたままである。躍動がある場
合には、トライアックは何度もトリガされる。
次の放電はトライアック18をトリガする。トライアッ
ク18は主電源電圧の次のゼロクロスまで通電したまま
で、そのため電気スイッチ4の接点間の電圧トランジェ
ントは抑制される。通常、躍動がない場合には、電気ス
イッチ4はそれ以後は開いたままである。躍動がある場
合には、トライアックは何度もトリガされる。
【0014】一度電気スイッチ4が開くと、負荷2には
電流が流れず、第1接続端子12と第3接続端子16と
の間の電位差はゼロになる。キャパシタ30を充電する
ことができず、トライアック18にはゲート電流が供給
されない。その結果トライアック18はターンオフのま
まである。
電流が流れず、第1接続端子12と第3接続端子16と
の間の電位差はゼロになる。キャパシタ30を充電する
ことができず、トライアック18にはゲート電流が供給
されない。その結果トライアック18はターンオフのま
まである。
【0015】図1及び図2に示す火花抑制回路は加熱素
子がオンオフを繰り返して加熱素子の温度を制御する電
気加熱器具における使用に大変好適である。図4は本発
明による火花抑制回路を組み込んだ電気アイロンを示
す。図4には火花抑制回路自身は示していないが、この
回路はアイロンの内部のどんな適切な位置にも搭載でき
る。本アイロンはその底に底部板42を有するハウジン
グ40を具える。加熱素子2を底部板42中に配置す
る。図5はアイロンの電気回路図を示す。電気スイッチ
4は底部板42と熱結合した温度素子44(バイメタ
ル)を具える。電気スイッチはしたがって、自動温度調
節スイッチを底部板の温度が予定した値に達すると開く
ように動作する。アイロンは第1及び第2主電源端子8
及び10に接続した電源コード46を経て主電源電圧を
受ける。火花抑制回路1は図1又は2に示すのと同様の
形式でよく、図1又は2に示すのと同様な方法で加熱素
子2及び電気スイッチ4に接続する。
子がオンオフを繰り返して加熱素子の温度を制御する電
気加熱器具における使用に大変好適である。図4は本発
明による火花抑制回路を組み込んだ電気アイロンを示
す。図4には火花抑制回路自身は示していないが、この
回路はアイロンの内部のどんな適切な位置にも搭載でき
る。本アイロンはその底に底部板42を有するハウジン
グ40を具える。加熱素子2を底部板42中に配置す
る。図5はアイロンの電気回路図を示す。電気スイッチ
4は底部板42と熱結合した温度素子44(バイメタ
ル)を具える。電気スイッチはしたがって、自動温度調
節スイッチを底部板の温度が予定した値に達すると開く
ように動作する。アイロンは第1及び第2主電源端子8
及び10に接続した電源コード46を経て主電源電圧を
受ける。火花抑制回路1は図1又は2に示すのと同様の
形式でよく、図1又は2に示すのと同様な方法で加熱素
子2及び電気スイッチ4に接続する。
【図1】本発明による火花抑制回路の第1の実施例の電
気回路図である。
気回路図である。
【図2】本発明による火花抑制回路の第2の実施例の電
気回路図である。
気回路図である。
【図3】図2に示す回路に現れる信号の波形図である。
【図4】本発明による火花抑制回路を具える電気アイロ
ンの模式図である。
ンの模式図である。
【図5】図4に示すアイロンの電気回路図である。
1 火花抑制回路 2 負荷 4 電気スイッチ 6 スイッチ端子 8 第1電源電圧端子 10 第2電源電圧端子 12 第1接続端子 14 第2接続端子 16 第3接続端子 18 トリガ可能な電子スイッチ 20 第1主電極 22 第2主電極 24 ゲート電極 28 ノード 30 キャパシタ 32 電流供給手段
Claims (9)
- 【請求項1】 第1電源電圧端子(8)と第2電源電圧
端子(10)の間に接続された負荷(2)に直列に接続
した電気スイッチ(4)の保護のための火花抑制回路
(1)であって、第1電源電圧端子(8)、第2電源電
圧端子(10)及び前記負荷と前記電気スイッチとを相
互接続したスイッチ端子(6)に各々接続される第1
(12)、第2(14)及び第3接続端子(16)と、
第3接続端子(16)に接続した第1主電極(20)と
第2接続端子に接続した第2主電極(22)とゲート電
極とを有するトリガ可能な電子スイッチと、トリガ可能
な電子スイッチ(18)をトリガするためのトリガ手段
とを具える火花抑制回路において、前記トリガ手段が第
1接続端子(12)とトリガ可能な電子スイッチ(1
8)との間に結合した電流供給手段(32)を有するこ
とを特徴とする火花抑制回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の火花抑制回路におい
て、トリガ手段がさらに、トリガ可能な電子スイッチ
(18)のゲート電極(24)とノード(28)との間
の電位差が予定した値を越えるとゲート電極(24)に
電流を通すためにゲート電極(24)とノード(28)
との間に接続したしきい値装置(26)と、ノード(2
8)と第3接続端子(16)との間に接続したキャパシ
タ(30)とを具えることを特徴とする火花抑制回路。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の火花抑制回路に
おいて、トリガ可能な電子スイッチ(18)がトライア
ックであることを特徴とする火花抑制回路。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の火花抑制回路に
おいて、トリガ可能な電子スイッチ(18)がサイリス
タであることを特徴とする火花抑制回路。 - 【請求項5】 請求項2、3又は4に記載の火花抑制回
路において、しきい値装置(26)がダイアックを具え
ることを特徴とする火花抑制回路。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5に記載の火
花抑制回路において、電流供給手段が抵抗であることを
特徴とする火花抑制回路。 - 【請求項7】 第1電源電圧端子(8)、第2電源電圧
端子(10)及びスイッチ端子(6)と、第1電源電圧
端子(8)、第2電源電圧端子(10)及び第1電源電
圧端子(8)と第2電源電圧端子(10)との間に接続
した加熱素子(2)に直列に接続した電気スイッチ
(4)と、スイッチ端子において相互結合した請求項1
から6のいずれか1項に記載の火花抑制回路(1)と、
第1電源電圧端子(8)、第2電源電圧端子(10)及
びスイッチ端子(6)と各々接続した火花抑制回路の第
1(12)、第2(14)及び第3(16)接続端子と
を具える電気加熱器具。 - 【請求項8】 請求項7に記載の電気器具において、電
気スイッチ(4)が加熱素子(2)と熱結合した温度素
子(44)を具えるサーモスタットスイッチであること
を特徴とする電気器具。 - 【請求項9】 請求項7又は8に記載の電気器具におい
て、電気器具が電気アイロンであることを特徴とする電
気器具。
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EP93201553 | 1993-06-01 |
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---|---|---|---|
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BR (1) | BR9402115A (ja) |
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- 1994-05-26 SG SG1996009488A patent/SG48414A1/en unknown
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