JPH07144401A - ケーブルの印字装置 - Google Patents

ケーブルの印字装置

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JPH07144401A
JPH07144401A JP5318938A JP31893893A JPH07144401A JP H07144401 A JPH07144401 A JP H07144401A JP 5318938 A JP5318938 A JP 5318938A JP 31893893 A JP31893893 A JP 31893893A JP H07144401 A JPH07144401 A JP H07144401A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁被覆としてポリエチレンを用いた電力ケ
ーブルに対して、その表面に印字ロールを押圧した文字
を突出させて印字する際に、印字部の両側にすじ状の水
滴の跡が形成されることを防止する。 【構成】ケーブル導体2の外周部にプラスチック材料を
押出して絶縁被覆を設けるケーブル被覆装置10は、注
入部12から供給されるプラスチック材料を、押出しヘ
ッド30から押出して被覆する装置を構成している。前
記押出しヘッド30に続けて、スチーム処理部35を配
置し、高温高圧のスチームを充満させた内部を通過させ
ることにより、プラスチック材料の効果処理を行うとと
もに、プラスチック材料が高温の状態で、印字ロール4
0を押圧し、ケーブル表面に文字等を浮き出させるよう
な印字を行う。前記印字ロールに対して液槽50から処
理液51を供給し、ケーブル表面に結露した水分が水滴
の跡として残らないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルの表面に凹版
ロールを用いて文字等を突出させて印刷する装置に関
し、特に、絶縁体を被覆した直後に、印字ロールを押圧
して印刷を行う際に、ロールの接する位置の両側に水滴
が付着し、ケーブル表面に水滴の跡の模様が直線状に残
ることを防止する手段を設けたケーブルの印字装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】導体の外周部に所定の厚さの絶縁被覆を
設けた給電ケーブル等においては、その絶縁被覆の表面
に製造会社、導体の断面積や製造年月、その他の必要事
項等を印刷し、使用者がケーブルの種類等を容易に判別
できるようにしている。前記ケーブルの表面に設ける表
示は、通常インク印刷手段を適用するが、屋外で使用す
るケーブルでは凹版ロールを用ることがある。そして、
図5に示されるように、ケーブル被覆装置10により導
体の表面に絶縁被覆を押出して成型した直後に、その絶
縁被覆の架橋が完了しない間に印字ロール40を押圧
し、文字等をケーブル1の表面に浮き出させる状態に設
けることが行われている。
【0003】前記図5に示されるケーブル被覆装置10
は、絶縁材料としてポリエチレンを用いる場合に適用さ
れる装置であり、ケーブル被覆装置の中心部に配置する
貫通孔25に対して、端部に押出しヘッド30を配置
し、注入部12から供給されるプラスチック材料を押出
して、導体2の表面に所定の厚さの絶縁被覆を形成す
る。また、前記押出しヘッド30からの排出部に接続し
てスチーム処理部35を設けて、スチーム供給管36か
ら供給される高温高圧のスチームをハウジングの内部に
充満させ、プラスチック材料による被覆を行った直後に
スチームにより処理する手段を構成している。前記スチ
ーム処理部35の内部には、押出しヘッド30に隣接さ
せて印字ロール40を配置し、絶縁被覆として押出した
プラスチックが架橋しない間に、必要な文字を浮き出さ
せる状態に印字して形成し、その後で、プラスチック材
料を固化させるような手段を設けている。
【0004】前記実施例に示されるケーブル被覆装置
は、一般の丸い断面のケーブルに使用可能であるが、前
記ケーブル被覆装置10の押出しヘッドの押出し断面の
形状を変更することにより、図6に示されるようなケー
ブル被覆装置10を形成することができる。前記図6に
示される例は、ケーブル本体の両側に略半円形断面等の
ヒレ部材4、4aを絶縁被覆と一体に設け、着雪防止手
段をケーブル本体に設けているもので、前記ヒレ部材は
ケーブルの長さ方向に直線状に配置される。そして、前
記図6に示されるようなケーブル被覆装置においては、
導体の周囲に所定の厚さで絶縁被覆3を形成し、その絶
縁被覆の所定の位置に印字ロール40を押圧して、文字
等を突出させる状態で印字を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記実施例
に示されたように、ポリエチレンによる絶縁被覆を形成
する装置では、押出しヘッドからプラスチック材料を押
出した直後に、スチーム処理部35の内部で高温高圧の
スチームに晒されるために、絶縁被覆の表面に結露を生
じるという問題が発生する。その原因としては、スチー
ム処理部35に充満されるスチームは、20気圧、20
0℃程度のものとされており、それに対して、押出しヘ
ッドから排出されるプラスチック材料は120℃程度に
加熱されているので、両者の温度差によりケーブルの表
面が結露する状態となる。そして、ケーブルの表面に結
露が生じた状態で、スチーム処理部35を通過させて絶
縁被覆の処理を行うことにより、ケーブルの表面にはス
リガラス状の模様(亀甲模様とも呼ぶ)が形成される
が、そのような亀甲模様は、スチーム処理を行ったケー
ブルであることを表示するものとなるので、特に問題と
なることはない。また、ケーブル表面が結露した状態
で、図6に示されるように、印字ロール40を押圧して
印字すると、印字ロールに強く押圧された部分の両側に
水分が集められ、その印字部の両側に集められた水分が
水滴7としてケーブル表面に付着する。したがって、前
記図6のような装置を用いてケーブル表面に印字した場
合には、図7に示されるように、印字部5の両側に略直
線状に水滴の跡6が形成される。
【0006】前述したようにして、ケーブル1の表面の
印紙部5に水滴の跡6等が形成されると、その水滴の跡
がケーブルの絶縁被覆の表面に凹部を形成することにな
り、その水滴の跡が見映えの悪い模様となる。また、水
滴の跡がケーブルの表面に残った状態で、海に近い送電
線路に使用すると、塩分が付着しやすい等の問題があ
り、絶縁被覆の絶縁性能に影響を与えることが懸念され
る。しかしながら、架橋ポリエチレン等のようなプラス
チック材料を用いて、ケーブルの絶縁被覆を形成する場
合には、高温高圧のスチームによる処理の作業を行うこ
とは必須の条件であり、印字ロールを用いて印字を施す
場合には、水滴の跡が残ることは避けられないものであ
る。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前述したようなケーブルの表
面に水滴の跡が残る問題を解消するもので、印字ロール
に対して界面活性剤を含む処理液を塗布する手段を設
け、印字ロールをケーブル表面に押圧して印字する際
に、ケーブル表面に付着した水分を水滴として形成させ
ないようにして、印字部の両側に水滴の跡が残ることを
防止できるようにするケーブルの印字装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーブル導体
の表面にプラスチック材料による絶縁被覆を行うととも
に、前記絶縁材料が架橋しない状態で、印字ロールを押
圧して文字等を突出させて印字する手段を設けた装置に
関する。本発明においては、前記印字ロールの表面に処
理液を供給する手段を設け、ケーブル絶縁体を被覆した
直後に、前記絶縁体の表面に付着する水滴を分散させる
手段を構成している。また、本発明においては、前記ケ
ーブルの表面に印字ロールを押圧して文字等を突出させ
て印字する装置を、ケーブル被覆装置の押出しヘッドと
一体に回転させる手段を介して設け、前記印字ロールが
ケーブルの周囲で回転する経路の一部に、水滴を分散さ
せる処理液を収容する液槽を配置し、前記印字ロールを
ケーブルとともに回転させる動作の途中で、印字ロール
に対して処理液を供給する手段を構成することが可能で
あり、さらに、本発明においては、前記処理液として水
溶性界面活性剤を用いることができる。
【0009】
【作用】前述したように構成したケーブルの印字装置に
おいて、ケーブルの表面に印字ロールを押圧し、文字等
を突出させる状態で印字部を形成する際に、ケーブルの
絶縁被覆の表面が結露した状態でも、その水分がケーブ
ルの長さ方向に直線状に残ることを防止できる。つま
り、本発明の装置では、印字ロールに対して界面活性剤
等のような処理液を付着させるので、ケーブル表面に結
露した水分を大きな水滴として集めずに、水分を分散さ
せる作用を発揮するので、印字部の両側に水滴を集中さ
せることがなくなる。そして、ケーブルに形成された印
字部に対して、水滴の跡を形成することがないので、ケ
ーブルの製品に見映えの良くない水滴の跡を残すことが
なく、ケーブルの製品の品質を向上させることができ
る。また、本発明のケーブルの印字装置では、一般の丸
い断面のケーブルの他に、着雪防止用のヒレ部材を設け
たケーブルや、前記ヒレ部材を設けたケーブルをねじっ
た状態のもの等に対しても適用することが可能である。
したがって、本発明においては、従来のケーブル製造装
置に設けた印字ロールに対して、処理液を供給する手段
を追加して設けることによって、見栄えと絶縁性能の良
好なケーブルを得ることができる。
【0010】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明のケーブ
ルの印字装置を説明する。図1に示される例は、前記図
5に示したケーブル被覆装置と同様に、丸形断面のケー
ブル1を作成する装置に関するもので、ケーブル被覆装
置10の押出しヘッド30に対してスチーム処理部35
を配置し、前記押出しヘッド30に近接する位置に印字
ロール40を配置して、印字装置を構成している。前記
ケーブル被覆装置10では、従来の装置と同様に、装置
の中心部に配置する貫通孔21を通って供給されるケー
ブルの導体2に対して、押出しヘッド30からプラスチ
ック材料を押出して、絶縁被覆を形成するようにしてい
る。また、前記押出しヘッド30からの絶縁被覆の押出
し部に接続してスチーム処理部35を配置しており、前
記スチーム処理部のハウジング37の内部に向けて、高
温高圧のスチームを供給して、前記ハウジング内部を例
えば、20気圧、200℃に維持させ、絶縁材料として
のポリエチレン等に対する蒸気養生を行うようにする。
そして、前記ケーブル被覆装置10で絶縁被覆が形成さ
れ、印字ロール40によりケーブル表面に印字が行われ
るとともに、スチーム処理部35でプラスチック材料の
処理が行われたケーブルは、スチーム処理部35から露
出された後で自然に冷却されて巻き取られ、製品として
出荷される。
【0011】前記ケーブル被覆装置10に接続されて印
字を行う印字ロール40は、前記図6に示されたものと
同様に、ロールの表面に文字等が凹版として形成されて
おり、ケーブルの絶縁被覆にロール表面を所定の圧力で
押圧することにより、文字を突出させる状態で形成する
方式の機構を構成している。前記印字ロール40に対し
て、そのロールの下部を液槽50に収容する処理液51
に浸す手段を設けている。前記処理液51は、市販され
ている界面活性剤を使用することができるもので、通常
の洗剤等に混入されている界面活性剤のうちの任意のも
のを用い、水で希釈したものを用いることができる。本
発明において、押出しヘッド30から押出されるプラス
チック材料は、従来例で説明したように120℃であ
り、スチーム処理部35内部でのスチームの温度は20
0℃である。したがって、プラスチック材料が押出しヘ
ッド30から押出された直後に、ケーブルの表面には結
露が発生することになり、印字ロール40をケーブル表
面に押圧すると、その押圧部の両側の部分で水滴が形成
されることになる。
【0012】そこで、本発明においては、処理液をロー
ルの表面に付着させた状態で、ケーブルの絶縁被覆に接
触させることにより、ロールの両側に押出される水滴
を、界面活性材により大きな水滴とならないような処理
を行うようにしている。したがって、印字ロールを用い
て印字する際に、ロールに接するケーブル表面から両側
に向けて排除される水分は、水滴として形成されずに、
ロールにはじかれるような状態で落下するようになる。
また、ケーブルの表面に残った水分は、大きな水滴とな
らずに、ケーブル表面を濡らす状態でスチーム処理部3
5を通過し、外部に露出された際に蒸発する。前述した
ようにして、ケーブルの表面でロールに接した部分の両
側に大きな水滴が2列に形成されることがなくなり、ケ
ーブルの見映えが良いものを製品として出荷できること
になる。
【0013】前記本発明の実施例は、一般の丸い断面の
ケーブルに対して適用可能である他に、前記図6に示さ
れるようなヒレ部材4、4aのついたケーブルに対して
も適用が可能である。例えば、ヒレ部材を設けたケーブ
ルにおいて、図2に示されるように、ヒレ部材4、4a
をスパイラル状に形成して、着雪防止性能を向上させる
手段を設けたケーブル1を構成することがある。前記図
2に示されるケーブルにおいても、印字部5を絶縁被覆
の表面に斜めに設けており、そのためのケーブル被覆装
置としては、図3に示されるような装置が用いられる。
【0014】前記図3に示されるケーブル被覆装置10
において、装置本体の外側の部材を固定部11として構
成して、前記固定部11を図示を省略した支持装置によ
り固定保持し、固定部11の内部に押出しヘッド30を
設けた回転部材20を設けている。前記回転部材20の
端部には被駆動プーリ22を配置して、所定の速度で回
転させるとともに、その中心部には、ケーブル導体を案
内するための貫通孔21を設けて、導体を回転させずに
所定の速度で通過させるようにする。また、前記ケーブ
ル被覆装置10において、固定部11に対して注入部1
2を配置しており、注入部12から供給するプラスチッ
ク材料を、供給路を介して押出しヘッド30に向けて供
給する。
【0015】なお、前記回転部材20と一体に設け、回
転部材と連動して回転する押出しヘッド30に対して、
印字ロール40を配置して印字装置を構成する場合に
は、前記印字ロール40を図4に示されるようにして一
体に回転させる手段を設け、スパイラル状に形成される
ヒレ部材の間に、印字部を設けることができる。さら
に、前記図3に示される例では、押出しヘッド30の下
流部にスチーム処理部35を配置し、絶縁被覆として形
成されたプラスチック材料に対するスチーム処理を行う
ことができるようにしている。
【0016】前記図4に示される例において、押出しヘ
ッド30の周囲に配置するリング部材31に対して、外
側にロール支持部材を固定ねじを用いて取り付け、前記
ロール支持部材41に対して印字ロール40と対向ロー
ル47を支持させている。前記印字ロール40は、支軸
44を介して設けたリンク43の先端部に設けられてい
て、スプリング45によりロール表面をケーブル表面に
対して、所定の圧力で押圧するように設けている。ま
た、前記印字ロール40に対向させてケーブルを挟む状
態で対向ロール47を設け、前記印字ロール40をケー
ブルに押圧した際に、ケーブルが振れないように保持さ
せるようにする。
【0017】前記印字装置において、スチーム処理部3
5のハウジング37の内部には、前記印字ロール40が
回転する際に、ロールの外側の面が処理液に浸漬される
ような位置に、液槽50を設けている。また、対向ロー
ルを設けた場合には、前記対向ロールも液槽に収容する
処理液51に接するようにすると、2つのローラ部材が
ケーブル表面に接した状態でも、ケーブルの表面に水滴
の跡が残ることを防止することができる。したがって、
本発明のケーブル被覆装置においては、ケーブルの表面
にヒレ部材をスパイラル状に形成して、着雪防止ケーブ
ルを構成する場合でも、そのケーブルの表面に文字等を
浮き出させる状態で印字することが可能であり、その印
字に際して、ロールに押圧された部分の両側にすじ状の
水滴の跡が残ることを防止することができる。なお、前
記図4に示されるように、印字ロール40に対して対向
ロール47を設けた場合には、2つのロール部材に処理
液を供給する手段を設けるが、対向ロールを設けずに、
印字ロールのみをケーブルに押圧させて印字する装置を
構成する場合には、印字ロールに対してのみ処理液を供
給する手段を構成することで対応させる。さらに、スチ
ーム処理部35の内部に液槽を配置した場合に、液槽に
対して処理液を補給するためには、処理液を高圧で送り
込む供給経路を設けて、処理液の消耗に対処させること
ができるようにする。
【0018】
【発明の効果】本発明のケーブルの印字装置は、前述し
たように、印字ロールに対して界面活性剤を供給する手
段を設けているので、ケーブルの表面に印字ロールを押
圧し、文字等を突出させる状態で印字部を形成する際
に、ケーブルの絶縁被覆の表面が結露した状態でも、そ
の水分がケーブルの長さ方向に直線状に残ることを防止
できる。そして、本発明の装置では、印字ロールに対し
て界面活性剤等のような処理液を付着させるので、ケー
ブル表面に結露した水分を大きな水滴として集めずに、
水分を分散させる作用を発揮するので、印字部の両側に
水滴を集中させることがなくなり、ケーブルに形成され
た印字部に対して、水滴の跡を形成することがないの
で、ケーブルの製品に見映えの良くない水滴の跡を残す
ことがなく、ケーブルの製品の品質を向上させることが
できる。また、本発明のケーブルの印字装置では、一般
の丸い断面のケーブルの他に、着雪防止用のヒレ部材を
設けたケーブルや、前記ヒレ部材を設けたケーブルをね
じった状態のもの等に対しても適用することが可能であ
る。したがって、本発明においては、従来のケーブル製
造装置に設けた印字ロールに対して、処理液を供給する
手段を追加して設けることによって、見栄えと絶縁性能
の良好なケーブルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のケーブル被覆装置に設ける印字装置
の構成を示す説明図である。
【図2】 ヒレ部材をスパイラル状に設けた着雪防止ケ
ーブルの説明図である。
【図3】 図2に示されるケーブルの製造装置の構成を
示す説明図である。
【図4】 図3の装置の先端部の構成を示す説明図であ
る。
【図5】 従来の印字装置を設けたケーブル被覆装置の
説明図である。
【図6】 ケーブルと印字ロールの関係を示す説明図で
ある。
【図7】 ケーブルの印字部に形成される水滴の跡の説
明図である。
【符号の説明】
1 ケーブル、 4 ヒレ部材、 5 印字部、
6 水滴の跡、10 ケーブル被覆装置、 11
固定部、 16 シール部材、20 回転部
材、 30 押出しヘッド、 35 スチーム処理
部、40 印字ロール、 41 ロール支持部材、
47 対向ロール、50 液槽、 51 処理
液。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル導体の表面にプラスチック材料
    による絶縁被覆を行うとともに、前記絶縁材料が架橋し
    ない間に印字ロールを押圧し、文字等を突出させて印字
    する手段を設けた装置において、 前記印字ロールの表面に処理液を供給する手段を設け、
    ケーブル絶縁体を被覆した直後に、前記絶縁体の表面に
    付着する水滴を分散させる手段を構成することを特徴と
    するケーブルの印字装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルの表面に印字ロールを押圧
    して文字等を突出させて印字する装置を、ケーブル被覆
    装置の押出しヘッドと一体に回転させる手段を介して設
    け、 前記印字ロールがケーブルの周囲で回転する経路の一部
    に、水滴を分散させる処理液を収容する液槽を配置し、 前記印字ロールをケーブルとともに回転させる動作の途
    中で、印字ロールに対して処理液を供給することを特徴
    とする請求項1に記載のケーブルの印字装置。
  3. 【請求項3】 前記処理液として水溶性界面活性剤を用
    いることを特徴とする請求項1または2に記載のケーブ
    ルの印字装置。
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