JPH0714438Y2 - 着色面を有するマンホール蓋等の保護被膜 - Google Patents
着色面を有するマンホール蓋等の保護被膜Info
- Publication number
- JPH0714438Y2 JPH0714438Y2 JP8542292U JP8542292U JPH0714438Y2 JP H0714438 Y2 JPH0714438 Y2 JP H0714438Y2 JP 8542292 U JP8542292 U JP 8542292U JP 8542292 U JP8542292 U JP 8542292U JP H0714438 Y2 JPH0714438 Y2 JP H0714438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- protective coating
- sheet
- manhole covers
- colored surfaces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、美観、用途表示等のた
め、マンホール蓋、消火栓蓋、弁筐蓋等の露出面に着色
を施した製品に対して、該製品を道路上に設置、施工す
る際、工事中に着色面をアスファルト、コンクリート等
で汚損されないよう保護する被膜を構成すると共に、工
事終了後、該被膜を容易に除去することを得する構成に
係る。
め、マンホール蓋、消火栓蓋、弁筐蓋等の露出面に着色
を施した製品に対して、該製品を道路上に設置、施工す
る際、工事中に着色面をアスファルト、コンクリート等
で汚損されないよう保護する被膜を構成すると共に、工
事終了後、該被膜を容易に除去することを得する構成に
係る。
【0002】
【従来の技術】従来、保護被膜として製品に塗膜を施す
構成、別個の合成樹脂製シートを貼付けて保護を行う構
成がある。
構成、別個の合成樹脂製シートを貼付けて保護を行う構
成がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的とする要
点は、保護被膜として塗膜を施す構成は既にあるが、該
塗膜が不要となり、着色面を露出させるはく離作業が従
来容易でなく、そこで本案は、そのはく離作業を簡単に
処理出来る構造とすることを解決すべき技術的課題とす
るものである。
点は、保護被膜として塗膜を施す構成は既にあるが、該
塗膜が不要となり、着色面を露出させるはく離作業が従
来容易でなく、そこで本案は、そのはく離作業を簡単に
処理出来る構造とすることを解決すべき技術的課題とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、対象となる蓋体の着色面上に、ポリエ
チレンシート等接着性が悪く、且つ或る程度機械的強度
を有するはく離用シートを局部的に載置し、且つその一
端を蓋体からはみ出させて舌片状とし、この上からエマ
ルジョン系可はく離型塗膜、及び溶剤形可はく離型塗膜
の2層を形成する構成とする。
の技術的手段は、対象となる蓋体の着色面上に、ポリエ
チレンシート等接着性が悪く、且つ或る程度機械的強度
を有するはく離用シートを局部的に載置し、且つその一
端を蓋体からはみ出させて舌片状とし、この上からエマ
ルジョン系可はく離型塗膜、及び溶剤形可はく離型塗膜
の2層を形成する構成とする。
【0005】
【作用】本考案による保護被膜の構成は、着色面と接触
する下段層をエマルジョン系可はく離型塗膜とするた
め、着色材に対して化学的に影響を与えず、且つ蓋体使
用時に於て、該塗膜が残っていても、水溶性のために雨
等の水分で分解が進み、消散するものであり、表面層は
溶剤形可はく離型塗膜とすることにより、比較的被膜厚
も厚く、且つ機械的強度も高くて、設置工事中の保護性
が良く、更に、工事終了後には該2層の下のはく離用シ
ートを、該シートより露出している舌片部で挟持して持
上げることにより、2層の塗膜が破壊してはく離を起
し、残った部分も破断面が浮上がっているため、全体の
はく離作業は非常に容易となるものである。
する下段層をエマルジョン系可はく離型塗膜とするた
め、着色材に対して化学的に影響を与えず、且つ蓋体使
用時に於て、該塗膜が残っていても、水溶性のために雨
等の水分で分解が進み、消散するものであり、表面層は
溶剤形可はく離型塗膜とすることにより、比較的被膜厚
も厚く、且つ機械的強度も高くて、設置工事中の保護性
が良く、更に、工事終了後には該2層の下のはく離用シ
ートを、該シートより露出している舌片部で挟持して持
上げることにより、2層の塗膜が破壊してはく離を起
し、残った部分も破断面が浮上がっているため、全体の
はく離作業は非常に容易となるものである。
【0006】
【実施例】以下に、本案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に於て、1は滑止模様2、くぼみ部3を有す
る鋳鉄蓋、4は該くぼみ部3に注型した着色面、5は下
層をなすエマルジョン系可はく離型塗膜、6は表面層を
なす溶剤形可はく離型塗膜、7は一端を舌片状飛び出し
部8としたポリエチレン等になるはく離用シート、図2
に於ては、前記舌片部8を挟持して、矢印A方面にはく
離用シート7と共に2層の塗膜5.6をはく離する状態
を示すものである。
する。図1に於て、1は滑止模様2、くぼみ部3を有す
る鋳鉄蓋、4は該くぼみ部3に注型した着色面、5は下
層をなすエマルジョン系可はく離型塗膜、6は表面層を
なす溶剤形可はく離型塗膜、7は一端を舌片状飛び出し
部8としたポリエチレン等になるはく離用シート、図2
に於ては、前記舌片部8を挟持して、矢印A方面にはく
離用シート7と共に2層の塗膜5.6をはく離する状態
を示すものである。
【0007】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、作業性の
良い塗膜を2層に形成し、且つ該塗膜と蓋体の間にはは
く離用シートを入れ、且つこれに、手で挟持する舌片部
を有するので、従来難作業であった塗膜のはく離が容易
となり、構成も簡単で、容易に実施することが出来ると
いう効果がある。。
良い塗膜を2層に形成し、且つ該塗膜と蓋体の間にはは
く離用シートを入れ、且つこれに、手で挟持する舌片部
を有するので、従来難作業であった塗膜のはく離が容易
となり、構成も簡単で、容易に実施することが出来ると
いう効果がある。。
【図1】本考案を実施した保護被膜付のマンホール蓋に
於て、各要素のそれぞれ一部を切欠いた斜視図
於て、各要素のそれぞれ一部を切欠いた斜視図
【図2】図1の正面断面図
1.鋳鉄蓋 4.着色面 5.エマルジョン系可はく離型塗膜 6.溶剤形可はく離型塗膜 7.はく離用シート 8.舌片状飛び出し部
Claims (1)
- 【請求項1】 着色樹脂を塗布、又は注型により露出
表面に施したマンホール蓋等に於て、該着色面を有する
蓋面にポリエチレンシート等からなるはく離用シートを
局部的、且つその少くとも一端を蓋体からはみ出した状
態で載置し、この上よりエマルジョン系可はく離型塗
膜、溶剤形可はく離型塗膜の2層を形成したことを特徴
とする保護被膜の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8542292U JPH0714438Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 着色面を有するマンホール蓋等の保護被膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8542292U JPH0714438Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 着色面を有するマンホール蓋等の保護被膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656155U JPH0656155U (ja) | 1994-08-05 |
JPH0714438Y2 true JPH0714438Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=13858390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8542292U Expired - Lifetime JPH0714438Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 着色面を有するマンホール蓋等の保護被膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714438Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP8542292U patent/JPH0714438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656155U (ja) | 1994-08-05 |
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