JPH0739989Y2 - カラー蓋 - Google Patents
カラー蓋Info
- Publication number
- JPH0739989Y2 JPH0739989Y2 JP8937589U JP8937589U JPH0739989Y2 JP H0739989 Y2 JPH0739989 Y2 JP H0739989Y2 JP 8937589 U JP8937589 U JP 8937589U JP 8937589 U JP8937589 U JP 8937589U JP H0739989 Y2 JPH0739989 Y2 JP H0739989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- color
- paint
- concave portion
- uneven pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、排水桝や浄化槽等の上端開口に装着される凹
凸模様入りのカラー蓋に関する。
凸模様入りのカラー蓋に関する。
従来より、排水桝や浄化槽等の上端開口には、鋳鉄製又
はレジンコンクリート製の蓋が装着されている。これら
の蓋は、表面に滑り止めを兼ねた凹凸模様を形成して美
観をある程度向上させているが、蓋全体が材質そのもの
の色を呈するため、色彩感覚の点で不満足なものであっ
た。
はレジンコンクリート製の蓋が装着されている。これら
の蓋は、表面に滑り止めを兼ねた凹凸模様を形成して美
観をある程度向上させているが、蓋全体が材質そのもの
の色を呈するため、色彩感覚の点で不満足なものであっ
た。
このような事情から、最近では、凹凸模様を形成した蓋
表面の凹部に蓋の色と異なる色の塗料を塗布したカラー
蓋が好んで使用されるようになってきた。
表面の凹部に蓋の色と異なる色の塗料を塗布したカラー
蓋が好んで使用されるようになってきた。
〔考案が解決しようとする課題」 けれども、上記のカラー蓋は、塗装機で塗料を蓋表面の
凹部のみに塗布することが難しいため、手作業で塗料を
蓋表面の凹部に塗布しており、そのため生産性が悪く、
人件費が嵩んでコスト高になるという問題があった。
凹部のみに塗布することが難しいため、手作業で塗料を
蓋表面の凹部に塗布しており、そのため生産性が悪く、
人件費が嵩んでコスト高になるという問題があった。
本考案は上記の問題を解決することを目的としてなされ
たもので、第一の考案に係るカラー蓋は、表面に凹凸模
様等を有する蓋であって、蓋表面の凹部は蓋の地色と異
なる色の塗膜で被覆されており、蓋表面の凸部は塗膜が
研削除去されて蓋の地色が露呈されていることを特徴と
している。また、第二の考案に係るカラー蓋は、表面に
凹凸模様等を有する蓋であって、蓋表面の凹部は蓋の地
色と異なる色の塗膜で被覆されており、蓋表面の凸部は
塗料レジスト膜で被覆されて蓋の地色が露呈されている 〔作用〕 第一考案のカラー蓋は、凹凸模様等を有する蓋表面の全
体に、塗装機等を用いて異なる色の塗料を塗装し、次い
で研削機等を用いて蓋表面の凸部を被覆する塗膜を研削
除去することにより簡単に製造できる。従って、従来の
カラー蓋のように手作業で塗料を蓋表面の凹部に塗布す
る面倒さがなくなり、生産性が向上して、コストを低減
も可能となる。
たもので、第一の考案に係るカラー蓋は、表面に凹凸模
様等を有する蓋であって、蓋表面の凹部は蓋の地色と異
なる色の塗膜で被覆されており、蓋表面の凸部は塗膜が
研削除去されて蓋の地色が露呈されていることを特徴と
している。また、第二の考案に係るカラー蓋は、表面に
凹凸模様等を有する蓋であって、蓋表面の凹部は蓋の地
色と異なる色の塗膜で被覆されており、蓋表面の凸部は
塗料レジスト膜で被覆されて蓋の地色が露呈されている 〔作用〕 第一考案のカラー蓋は、凹凸模様等を有する蓋表面の全
体に、塗装機等を用いて異なる色の塗料を塗装し、次い
で研削機等を用いて蓋表面の凸部を被覆する塗膜を研削
除去することにより簡単に製造できる。従って、従来の
カラー蓋のように手作業で塗料を蓋表面の凹部に塗布す
る面倒さがなくなり、生産性が向上して、コストを低減
も可能となる。
また、第二考案のカラー蓋は、凹凸模様等を有する蓋表
面の凸部に塗料レジスト膜をロールコータ等で塗布し、
次いで色の異なる塗料を塗装機等で全面塗装すると、塗
料レジスト膜を塗布した凸部には塗料が付着せず、凹部
にのみ塗料が付着するので、簡単に製造できる。従っ
て、このカラー蓋も、従来のカラー蓋のように手作業で
塗料を蓋表面の凹部に塗布する面倒さがなくなり、生産
性が向上して、コストの低減が可能となる。
面の凸部に塗料レジスト膜をロールコータ等で塗布し、
次いで色の異なる塗料を塗装機等で全面塗装すると、塗
料レジスト膜を塗布した凸部には塗料が付着せず、凹部
にのみ塗料が付着するので、簡単に製造できる。従っ
て、このカラー蓋も、従来のカラー蓋のように手作業で
塗料を蓋表面の凹部に塗布する面倒さがなくなり、生産
性が向上して、コストの低減が可能となる。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を詳述する。
第1図は第一の考案に係るカラー蓋の斜視図、第2図は
カラー蓋の部分破断側面図、第3図は第2図の円で囲ん
だ部分の拡大断面図である。
カラー蓋の部分破断側面図、第3図は第2図の円で囲ん
だ部分の拡大断面図である。
第1図のカラー蓋は、乳白色のBMC(バルクモールディ
ングコンパウンド)を円板状にプレス成形したもので、
この蓋表面には滑り止めの役目をする格子状の凹凸模様
1が形成されており、その中央にはマーク2が刻設され
ている。そして、このマーク2を挟んで両側には一対の
把手3,3が凹設され、その裏側が第2図に示すように膨
出した形状となっている。また、蓋周縁部の裏面には溝
4が形成されており、この溝4を排水桝の高さ調節筒
(アジャスター)の上端に嵌合支持させることにより、
カラー蓋を位置ずれなく装着できるようになっている。
ングコンパウンド)を円板状にプレス成形したもので、
この蓋表面には滑り止めの役目をする格子状の凹凸模様
1が形成されており、その中央にはマーク2が刻設され
ている。そして、このマーク2を挟んで両側には一対の
把手3,3が凹設され、その裏側が第2図に示すように膨
出した形状となっている。また、蓋周縁部の裏面には溝
4が形成されており、この溝4を排水桝の高さ調節筒
(アジャスター)の上端に嵌合支持させることにより、
カラー蓋を位置ずれなく装着できるようになっている。
このカラー蓋の特徴は、その表面全体に蓋の色と異なる
色(即ち乳白色以外の色)の塗料を塗布して塗膜を形成
した後、第3図に示すように、蓋表面の凹部5の塗膜6a
を残して凸部7の塗膜6bのみを研削除去することによっ
て、凹部5を異なる色の塗膜6aで被覆し、凸部7だけ蓋
の地色を露呈させた点にある。このようにして凹部5の
みを異なる色に着色したカラー蓋は、塗装機等を用いて
最初の全面塗装を簡単且つ速やかに行うことができ、次
の塗膜6bの研削除去も研削機等を用いて簡単且つ速やか
に行うことができるので、従来のカラー蓋のように塗料
を手塗りする場合に比べると、生産性が大幅に向上し、
人件費の減少分だけ製造コストを下げることが可能とな
る。
色(即ち乳白色以外の色)の塗料を塗布して塗膜を形成
した後、第3図に示すように、蓋表面の凹部5の塗膜6a
を残して凸部7の塗膜6bのみを研削除去することによっ
て、凹部5を異なる色の塗膜6aで被覆し、凸部7だけ蓋
の地色を露呈させた点にある。このようにして凹部5の
みを異なる色に着色したカラー蓋は、塗装機等を用いて
最初の全面塗装を簡単且つ速やかに行うことができ、次
の塗膜6bの研削除去も研削機等を用いて簡単且つ速やか
に行うことができるので、従来のカラー蓋のように塗料
を手塗りする場合に比べると、生産性が大幅に向上し、
人件費の減少分だけ製造コストを下げることが可能とな
る。
第4図は第二の考案に係るカラー蓋の一実施例を示す部
分拡大断面図である。
分拡大断面図である。
即ち、このカラー蓋は、前記のカラー蓋と着色手段が異
なるもので、凹凸模様を有する蓋表面の凸部7のみに塗
料レジスト膜8を形成し、その上から塗料を表面全体に
塗布して、塗料レジスト膜のない凹部5のみを塗膜6aで
被覆して異なる色に着色し、塗料レジスト膜8で被覆し
た凸部7は蓋の地色を露呈するようにしたものである。
塗料レジスト膜8は塗料を付着させないものであればよ
く、例えばポリビニルアルコールやシリコンワックス等
が使用される。その他の構成は、前記第一考案のカラー
蓋と同様であるので、説明を省略する。
なるもので、凹凸模様を有する蓋表面の凸部7のみに塗
料レジスト膜8を形成し、その上から塗料を表面全体に
塗布して、塗料レジスト膜のない凹部5のみを塗膜6aで
被覆して異なる色に着色し、塗料レジスト膜8で被覆し
た凸部7は蓋の地色を露呈するようにしたものである。
塗料レジスト膜8は塗料を付着させないものであればよ
く、例えばポリビニルアルコールやシリコンワックス等
が使用される。その他の構成は、前記第一考案のカラー
蓋と同様であるので、説明を省略する。
このようなカラー蓋は、例えばロールコータ等を用いて
塗料レジストを蓋表面の凸部7に塗布することによ、最
初の塗料レジスト膜8の形成を容易且つ速やかに行うこ
とができ、次の全面塗装も塗装機等を用いて容易且つ速
やかに行うことができるので、第一考案のカラー蓋と同
様に生産性が良く、製造コストも安くなる。
塗料レジストを蓋表面の凸部7に塗布することによ、最
初の塗料レジスト膜8の形成を容易且つ速やかに行うこ
とができ、次の全面塗装も塗装機等を用いて容易且つ速
やかに行うことができるので、第一考案のカラー蓋と同
様に生産性が良く、製造コストも安くなる。
以上、実施例を挙げて本考案のカラー蓋を説明したが、
本考案はこれらの実施例のみに限定されるものではな
く、例えば蓋の全体形状や材質を変えたり、凹凸模様を
変える等、種々の設計的変更を許容するものであること
は言うまでもない。
本考案はこれらの実施例のみに限定されるものではな
く、例えば蓋の全体形状や材質を変えたり、凹凸模様を
変える等、種々の設計的変更を許容するものであること
は言うまでもない。
以上の説明から明らなかように、第一考案及び第二考案
に係るカラー蓋はいずれも、塗装機その他の装置を用い
て蓋表面の凹部のみを容易且つ速やかに着色できるもの
であるので生産性が大幅に向上し、製造コストを低減で
きるといった効果を奏する。
に係るカラー蓋はいずれも、塗装機その他の装置を用い
て蓋表面の凹部のみを容易且つ速やかに着色できるもの
であるので生産性が大幅に向上し、製造コストを低減で
きるといった効果を奏する。
第1図は第一の考案に係るカラー蓋の斜視図、第2図は
同カラー蓋の部分破断側面図、第3図は第2図の円で囲
んだ部分の拡大断面図、第4図は第二の考案に係るカラ
ー蓋の部分拡大断面図である。 1……凹凸模様、5……蓋表面の凹部、6a,6b……塗
膜、7……蓋表面の凸部、8……塗料レジスト膜
同カラー蓋の部分破断側面図、第3図は第2図の円で囲
んだ部分の拡大断面図、第4図は第二の考案に係るカラ
ー蓋の部分拡大断面図である。 1……凹凸模様、5……蓋表面の凹部、6a,6b……塗
膜、7……蓋表面の凸部、8……塗料レジスト膜
Claims (2)
- 【請求項1】表面に凹凸模様等を有する蓋であって、蓋
表面の凹部は蓋の地色と異なる色の塗膜で被覆されてお
り、蓋表面の凸部は塗膜が研削除去されて蓋の地色が露
呈されていることを特徴とするカラー蓋。 - 【請求項2】表面に凹凸模様等を有する蓋であって、蓋
表面の凹部は蓋の地色と異なる色の塗膜で被覆されてお
り、蓋表面の凸部は塗料レジスト膜で被覆されて蓋の地
色が露呈されていることを特徴とするカラー蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8937589U JPH0739989Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | カラー蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8937589U JPH0739989Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | カラー蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0329581U JPH0329581U (ja) | 1991-03-25 |
JPH0739989Y2 true JPH0739989Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31638953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8937589U Expired - Lifetime JPH0739989Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | カラー蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739989Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020103752A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社レーベン | 台所用器具及びその装飾処理方法 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP8937589U patent/JPH0739989Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020103752A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社レーベン | 台所用器具及びその装飾処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0329581U (ja) | 1991-03-25 |
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