JPH07144322A - ロール装置 - Google Patents

ロール装置

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Publication number
JPH07144322A
JPH07144322A JP29505993A JP29505993A JPH07144322A JP H07144322 A JPH07144322 A JP H07144322A JP 29505993 A JP29505993 A JP 29505993A JP 29505993 A JP29505993 A JP 29505993A JP H07144322 A JPH07144322 A JP H07144322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
clearance
measuring
upper roll
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29505993A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiko Inoue
定彦 井上
Fumio Hanasaki
文夫 花咲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP29505993A priority Critical patent/JPH07144322A/ja
Publication of JPH07144322A publication Critical patent/JPH07144322A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下のロール間のクリアランスを正確に測定
する。 【構成】 下ロール1の上にクリアランス4を介して上
ロール2を上下位置調整自在に配置し、上ロール2の外
周の上面の高さを測定する測定器3を設ける。上ロール
2の外周の上面の高さを測定器3で直接測定することに
よって、軸受けのベアリング内の隙間によって上ロール
2が上下する分も測定器3の測定値として測定されるこ
とになり、軸受けのベアリングの影響による誤差をなく
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクイズロールなど上
下のロール間のクリアランスを調整できるようにしたロ
ール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層板を製造するにあたって、ガラス布
等の長尺のシートに樹脂液を含浸させ、そしてこの樹脂
液を含浸したシートを下ロール1と上ロール2から形成
されるスクイズロールに通すことによって余分な樹脂液
を絞ってレジンコンテントを一定に保つことがおこなわ
れる。このようなスクイズロールなど、下ロール1と上
ロール2の間で板厚をコントロールするようにしたロー
ル装置では、下ロール1と上ロール2の間のクリアラン
ス4を測定して調整する必要がある。
【0003】そこで、図4に示すようにクリアランス測
定器3を用いて下ロール1と上ロール2との間のクリア
ランス4を測定することがおこなわれている。すなわ
ち、下ロール1の両側の回転軸8を固定された下軸受け
9に枢支すると共にこの各軸受け9の上にクリアランス
調整器10を介して上軸受け11を上下位置調整自在に
支持し、上ロール2の両側の回転軸12をこの上軸受け
11に枢支するようにしてある。クリアランス調整器1
0は楔10aを具備して形成されるものであり、上下の
軸受け9,11間への楔10aの差込み寸法を調整する
ことによって上軸受け11を上下させ、上軸受け11と
共に上ロール2を上下させて下ロール1と上ロール2の
間のクリアランス4を調整することができるようにして
ある。
【0004】そして、上軸受け11の固定板14にはダ
イヤルゲージ等で形成される測定器3が取り付けてあ
り、測定器3の測定子13を下軸受け9の基準板15に
当接させることによって、下ロール1と上ロール2の間
のクリアランス4を測定するようにしてある。測定器3
で上下の軸受け9,11の間隔を計測することによっ
て、この測定値を基に下ロール1と上ロール2の間のク
リアランス4を知ることができるのである。図4におい
て16は上軸受け11を押さえて浮き上がりを防止する
押さえシリンダーである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして、測
定器3で上下の軸受け9,11の間隔を計測することに
よって下ロール1と上ロール2の間のクリアランス4を
測定することができるが、上ロール2の回転軸12は上
軸受け11内のベアリング17に結合させて枢支されて
いる。従って、上軸受け11は押さえシリンダー16で
押さえられていても、ベアリング17内の隙間(ボール
が回転できるための隙間)の僅かな寸法分上ロール2は
上下することが可能であり、上下のロール1,2間に通
すシート25による反力が上ロール2の重量よりも大き
い場合は、上ロール2はこのベアリング17の隙間によ
って押し上げられることになり、測定器3によるクリア
ランス7の測定値と実際のクリアランス7との間に誤差
が生じ、製品の板厚を高精度に保つことができないとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、上下のロール間のクリアランスを正確に測定する
ことができるロール装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロール装置
は、下ロール1の上にクリアランス4を介して上ロール
2を上下位置調整自在に配置し、上ロール2の外周の上
面の高さを測定する測定器3を設けて成ることを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】上ロール2の外周の上面の高さを測定器3で直
接測定することによって、軸受けのベアリング内の隙間
によって上ロール2が上下する分も測定器3の測定値と
して測定されることになり、軸受けのベアリングの影響
による誤差なく上下のロール1,2間のクリアランス4
を測定することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。一対
の下軸受け9がそれぞれ基台18の上に固定して設けて
あり、下ロール1の両側の回転軸8がこの固定された下
軸受け9に枢支して水平に取り付けてある。この各軸受
け9の上にクリアランス調整器10を介して上軸受け1
1が上下位置調整自在に取り付けてある。この上軸受け
11は基台18に立設された支持板等(図示省略)に上
下動自在に支持されているものである。そして上ロール
2の両側の回転軸12をこの上軸受け11に枢支するこ
とによって、図1に示すように下ロール1の上に所定の
クリアランス4を介して平行に取り付けるようにしてあ
る。各上軸受け11にはその浮き上がりを押さえて防止
するための押さえシリンダー16(図1に図示は省略)
が設けてある。
【0010】クリアランス調整器10は図2に示すよう
に楔10aを具備して形成されるものであり、楔10a
は例えばシリンダー装置19のロッド20に取り付けて
あって、シリンダー装置19を作動させてロッド20を
突出没入動作させることによって楔10aを前進後退さ
せるようにしてある。このようにシリンダー装置19で
楔10aを前進後退させて上下の軸受け9,11間への
楔10aの差込み寸法を調整することによって、楔10
aの傾斜面で上軸受け11を上下させると共に上ロール
2を上下させ、下ロール1と上ロール2の間のクリアラ
ンス4を調整することができるようにしてある。
【0011】また、図1において21は左右の縦フレー
ム21aの上端間に横フレーム21bを架設して形成し
た固定フレームであり、縦フレーム21aを基台18に
立設することによって、横フレーム21bを上ロール2
の上方に配置するようにしてある。そして基台18に固
定したこの固定フレーム21の横フレーム21bに一対
の測定器3が取り付けてある。測定器3は図3に示すよ
うにダイヤルゲージなどで形成されるものであり、ゲー
ジ部22の下部に測定子13を下方へ突出させて設けて
あり、測定子13が押されて引っ込む寸法をゲージ部2
2で読むことができるようにしてある。この測定器3は
取付板23に固定することによって横フレーム21bに
取り付けてあり、各測定器3の測定子13の先端を上ロ
ール1の両側端部の外周の上面にそれぞれ当接させてあ
る。
【0012】上記のように形成されるロール装置にあっ
て、測定器3の測定子13が上ロール2の上面で押され
る寸法をゲージ部22で表示することによって、下ロー
ル1に対する上ロール2の高さを測定することができ
る。すなわち、下ロール1は基台18に固定された状態
にあり、同じく基台18に固定された固定フレーム21
に取着した測定器3の高さは固定フレーム21と基台1
8を介して下ロール1に対して一定の関係にある。従っ
て、上ロール2が上昇して測定器3の測定子13が上ロ
ール2で押されると、この押された寸法分上ロール2が
上昇したことを測定器3で検知することができ、上ロー
ル2の高さを測定することができる。また上ロール2が
下がって測定器3の測定子13が下方へ突出すると、こ
の測定子13が突出する寸法分上ロール2が下がったこ
とを測定器3で検知することができ、上ロール2の高さ
を測定することができる。そしてこのように上ロール2
の高さを測定器3で測定することによって、高さが一定
である下ロール1の高さとの関係から、下ロール1と上
ロール2の間のクリアランス4を知ることができるもの
である。
【0013】このように上ロール2の高さを測定器3で
測定することによって下ロール1と上ロール2の間のク
リアランス4を測定するようにすると、上軸受け11の
ベアリング17内の隙間によって上ロール2が上下する
分も測定器3の測定値として測定されることになり、上
軸受け11のベアリング17の影響が誤差として出るこ
となく上下のロール1,2間のクリアランス4を高精度
で測定することができるものである。
【0014】そして、上記のように測定器3による測定
値を電気信号に変換し、シリンダー装置19を作動させ
てクリアランス調整器10で上ロール2を上下させるこ
とによって、下ロール1と上ロール2の間のクリアラン
ス4を一定に保つように自動制御することが可能になる
ものである。尚、測定器3を下ロール1にも設けて下ロ
ール2の外周の下面の高さを測定するようにしてもよ
く、このように下ロール1の高さも測定することによっ
て上下のロール1,2間のクリアランス4を一層高精度
で測定することができるものである。
【0015】
【発明の効果】上記のように本発明は、下ロールの上に
クリアランスを介して上ロールを上下位置調整自在に配
置し、上ロールの外周の上面の高さを測定する測定器を
設けるようしたので、上ロールの外周の上面の高さを測
定器で直接測定することによって、軸受けのベアリング
内の隙間によって上ロールが上下する分も測定器の測定
値として測定することができ、軸受けのベアリングの影
響が誤差として出ることなく上下のロール間のクリアラ
ンスを高い精度で測定することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】同上の一部の側面図である。
【図3】同上の測定器の正面図である。
【図4】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 下ロール 2 上ロール 3 測定器 4 クリアランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下ロールの上にクリアランスを介して上
    ロールを上下位置調整自在に配置し、上ロールの外周の
    上面の高さを測定する測定器を設けて成ることを特徴と
    するロール装置。
JP29505993A 1993-11-25 1993-11-25 ロール装置 Withdrawn JPH07144322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29505993A JPH07144322A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 ロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29505993A JPH07144322A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 ロール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07144322A true JPH07144322A (ja) 1995-06-06

Family

ID=17815787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29505993A Withdrawn JPH07144322A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 ロール装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07144322A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109080023A (zh) * 2018-08-07 2018-12-25 宁国诚石橡塑制品有限公司 开炼机可调整机架

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109080023A (zh) * 2018-08-07 2018-12-25 宁国诚石橡塑制品有限公司 开炼机可调整机架

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130