JPH07144182A - ドラム洗浄システム - Google Patents

ドラム洗浄システム

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JPH07144182A
JPH07144182A JP32093793A JP32093793A JPH07144182A JP H07144182 A JPH07144182 A JP H07144182A JP 32093793 A JP32093793 A JP 32093793A JP 32093793 A JP32093793 A JP 32093793A JP H07144182 A JPH07144182 A JP H07144182A
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JP
Japan
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brush
drum
cleaning
turntable
cleaning device
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JP32093793A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kito
満 鬼頭
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Meiwa Industry Co Ltd
Meiwa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Meiwa Industry Co Ltd
Meiwa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体混合機において使用したドラムの付着物
を効率良く且つ簡単に洗浄除去する。 【構成】 ドラムの洗浄ラインの上流側より反転装置、
ブラシ洗浄装置及び噴射洗浄装置を順次配設すると共
に、ブラシ洗浄装置及び噴射洗浄装置上方に吸着搬送装
置を配設し、反転装置により開口部を下方にした反転状
態と成したドラムをターンテーブル20、20a により回転
させながらブラシ洗浄及び噴射洗浄を行って、ドラム内
外面の付着物を除去して全体的に洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体混合機において使
用したドラムを洗浄するドラム洗浄システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるドラム洗浄システムにあっ
ては、高圧水を噴射して付着物を洗浄除去する高圧洗浄
か、或いは2本のブラシの一方をドラムの中心に挿入し
て回転させると共に、他方を回転させながらドラム外周
面に沿って公転させるブラシ洗浄のどちらか一方を採用
していたが、前者のものは噴射ノズル自体を回転させな
がら高圧水を噴射させる方式で水圧により付着物質を除
去するために、付着力が強力な物質を除去出来ない欠点
を有し、又後者のものはドラムを開口側を上方にした正
姿勢で洗浄するため、ドラム内に粉体及び排水が貯留す
る欠点を有すると共に、外側ブラシの公転機能が必要で
機構の複雑化を招来する欠点を有し、而も内側ブラシは
ドラム内中心に挿設される為、特に底隅部近辺が死角に
成って洗浄性が悪い欠点を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ドラムを回
転させて洗浄することによって、外側ブラシの公転機能
を不要にし、而もドラムを開口側を下方にした正姿勢で
洗浄すると共に、ブラシ洗浄と高圧洗浄を併用してドラ
ムの付着物を効率良く且つ簡単に洗浄除去出来る様にし
たドラム洗浄システムを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づくドラムを開口側を上方にした正姿勢で洗浄する
ためにドラム内に粉体及び排水が貯留する課題に鑑み、
ドラムの洗浄ラインの上流側上方に180度往復揺動自
在に配設した一対の反転アームからなる反転装置を配設
することによって、開口側を上方にした正姿勢で搬入さ
れたドラムを開口側を下方にする反転状態で洗浄作業を
行う様にし、又外側洗浄部を公転させてドラム外側面を
洗浄するために機構が複雑化する課題に鑑み、反転装置
下流側に配設したブラシ洗浄装置及び噴射洗浄装置にお
けるドラムの載置部位をターンテーブルと成すと共に、
該ターンテーブル側部上方に外側洗浄部を水平揺動自在
に配設することによって、ブラシ洗浄装置及び噴射洗浄
装置の外側洗浄部を作業時だけドラム側に揺動させると
共に、ターンテーブルによりドラムを回転させて、ドラ
ム内外面全体を洗浄可能とする様にし、又高圧洗浄式の
洗浄システムでは強固な付着物を除去出来ない課題に鑑
み、ブラシ洗浄装置と噴射洗浄装置を併用することによ
って、先ずブラシ洗浄装置で強固な付着物を除去すると
共に、除去した後ドラム内外面に残留したものを噴射洗
浄装置により完全に洗浄する様にして、上記欠点を解消
せんとしたものである。
【0005】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は本発明に係るドラム洗浄システムの本体で
あり、洗浄ライン2の上流側より順次配設した反転装置
3、ブラシ洗浄装置4及び噴射洗浄装置5と、ブラシ洗
浄装置4及び噴射洗浄装置5上方に配設した吸着搬送装
置6により本体1を構成している。
【0006】先ず、反転装置3について説明すると、
7、7aは一対の反転アームであり、該反転アーム7、7a
は洗浄ライン2始端側に配設した、ドラムWを開口側を
上方にした正姿勢で搬送するローラーコンベヤ8終端側
の両側部上方に水平配設すると共に、反転アーム7、7a
を一体化する連結梁9を両者間に架設し、又本体1の機
枠10側部より内方突設した取付台11にモーター12を水平
固設し、一方の反転アーム7基端部をモーター12の駆動
軸13に固設すると共に、他方の反転アーム7a基端部より
外方突設した枢軸14を機枠10に枢着して、モーター12の
正逆回転により反転アーム7、7aを往復揺動自在と成し
ている。
【0007】15、15a は反転アーム7、7a先端内側部に
配設したチャックであり、反転アーム7、7a先端に配設
したプッシャー16及びガイドシャフト17、17a 内端部
に、ドラムW側部との当接面18、18a を扁平V形面状と
した押圧体19、19a を固設してチャック15、15a と成し
ている。
【0008】次に、ブラシ洗浄装置4及び噴射洗浄装置
5について説明すると、20、20a は開口側を下方にした
反転状態のドラムWを回転させるターンテーブルであ
り、ローラーコンベヤ8の搬送面と同レベルの本体1の
ベース21の所定位置に設置孔22、22a を形成してターン
テーブル20、20a を配置し、該ターンテーブル20、20a
は設置孔22、22a より大径にしてベース21直上に配設し
た載置板23、23a と、ベース21下方に配設した回転ドレ
ンパン24、24a とを支柱25、25a …で連結一体化してい
る。
【0009】載置板23、23は夫々中央に取出孔26を貫設
すると共に、上面周縁部にドラムW支承用のホルダー2
7、27a …を固設しており、又回転ドレンパン24、24a
は夫々に中央に形成した円形凹部28周囲部に該円形凹部
28より浅い環状溝部29を凹設すると共に円形凹部28開口
側に円形カバー30を配設し、環状溝部29底部に排水口3
1、31a …を形成すると共に、かかる環状溝部29底部に
前記支柱25、25a …を立設している。
【0010】32、32a は回転ドレンパン24の底面中央部
に下方突設した円筒状のパン回転軸であり、該パン回転
軸32、32a 中空部と各回転ドレンパン24、24a の円形凹
部28を連通させ、本体1の底部上面に突設した縦長門形
状の軸受ベース33、33a の上面中央よりパン回転軸32、
32a を貫通させて、ターンテーブル20、20a を軸受ベー
ス33、33a で回転可能に支持し、軸受ベース33、33a 内
に突出したパン回転軸32、32a 下端部にタイミングプー
リー36、36a を装着している。
【0011】37はターンテーブル20、20a 下方に配設し
たドレンパンであり、該ドレンパン37はターンテーブル
20、20a の対応位置に回転ドレンパン24、24a より若干
大径な設置孔38、38a を形成し、かかるドレンパン37の
適宜位置に排水口39を形成すると共に該排水口39下方に
排水タンク(図示せず)を配設している。
【0012】41はターンテーブル20、20a を回転させる
駆動モーターであり、該駆動モーター41はドレンパン37
下方にしてターンテーブル20、20a 間に起立配設すると
共に駆動軸42にタイミングプーリー43を装着し、該タイ
ミングプーリー43近傍にテンションプーリー44を配設
し、タイミングプーリー36、36a 、43及びテンションプ
ーリー44にタイミングベルト45を掛懸して、駆動モータ
ー41によりターンテーブル20、20a の両者を回転自在と
成している。
【0013】46はブラシ洗浄装置4のターンテーブル20
における取出孔26の偏心位置から上方突出した内側ブラ
シであり、該内側ブラシ46は長寸な回転軸47の略全体に
植毛した棒状ブラシにして、かかる内側ブラシ46の回転
軸47下端部を円形凹部28内に直立配設して円形カバー30
裏面に固設したパイプ体48に回転自在に嵌挿し、又内側
ブラシ46に水分を供給するノズル46a をターンテーブル
20における取出孔26から上方突出させている。
【0014】49は内側ブラシ46の駆動モーターであり、
該駆動モーター49は軸受ベース32内に起立固設すると共
に、駆動軸50と回転シャフト51をカップリング52を介し
て連結し、かかる回転シャフト51をパン回転軸32内を挿
通させて円形カバー30上方へ突出させ、円形カバー30上
方においてパン回転軸32下端側及び回転シャフト51上端
部に装着したギヤ53、53a 間にベルト54を掛懸して、駆
動モーター49により内側ブラシ46を回転自在と成してい
る。
【0015】又、回転シャフト51は軸受ベース33に固定
したパイプ体55に挿通し、該パイプ体55と内側ブラシ46
の回転軸47下端部を嵌設したパイプ体48とをブラケット
56を介して連結一体化することによって、円形カバー30
及び内側ブラシ46を軸受ベース33で支持している。
【0016】57はブラシ洗浄装置4におけるターンテー
ブル20側部上方に配設した外側洗浄部であり、機枠10の
上方側部より内方突設した上下一対の支持体58、58a 側
部より取付突片59、59a を水平突設すると共に、旋回ア
ーム60基端部の枢軸61の上下端を取付突片59、59a に枢
着して旋回アーム60を水平揺動可能と成し、かかる旋回
アーム60先端にブラケット62を固設すると共に、該ブラ
ケット62下部に外側ブラシ63及び底面ブラシ64を回転自
在に配設し、又ブラケット62先端側にドラムWの振れ止
支軸65を垂下配設している。
【0017】66は旋回アーム60を水平揺動させるシリン
ダーであり、該シリンダー66基端部を機枠10上方部に水
平揺動可能に枢着すると共に、旋回アーム60基端部より
突出一体化した連結杆67先端部をシリンダー66のロッド
68先端部に枢着して、該ロッド68の伸縮により旋回アー
ム60を揺動自在と成している。
【0018】又、外側ブラシ63は内側ブラシ46と同様に
回転軸69の略全体に植毛した棒状ブラシであり、又底面
ブラシ64は回転軸70下端部に固設した円板体底面全体に
植毛したブラシであり、かかる外側ブラシ63及び底面ブ
ラシ64の回転軸69、70を、ブラケット62底部に貫通固設
したパイプ体71、71a 内に回転自在に貫通嵌設すると共
に、外側ブラシ63の回転軸69とブラケット62に倒立固設
したモーター72の駆動軸73とをカップリング74を介して
連結し、外側ブラシ63及び底面ブラシ64の回転軸69、70
に装着したギヤ75、75a 間にベルト76を掛懸して、モー
ター72により外側ブラシ63及び底面ブラシ64の両者を回
転自在と成している。
【0019】尚、本実施例において内側ブラシ46の回転
軸47は丸棒状と成しているが、上端側を傾斜部材を介し
て水平部材を延設してドラムWの底隅部に内側ブラシ46
が届く様にしても良い。
【0020】77は噴射洗浄装置5のターンテーブル20a
における取出孔26から上方突出した内側洗浄部であり、
該内側洗浄部77は一対のシャワーリングパイプ78、78a
及びエアーブラストパイプ79から成り、シャワーリング
パイプ78、78a には所定間隔毎にノズル80、80a …を斜
上方に向けて配設し、エアーブラストパイプ79は上方側
で適宜分岐して各先端部にエアーノズル81、81a …を装
着している。
【0021】82は噴射洗浄装置5におけるターンテーブ
ル20a 側部上方に配設した外側洗浄部であり、機枠10の
上方側部より内方突設した上下一対の支持体83、83a 先
端より取付突片84、84a を水平突設すると共に、旋回ア
ーム85基端部の枢軸86の上下端を取付突片84、84a に枢
着して旋回アーム85を揺動可能と成し、かかる旋回アー
ム85中間部両側にシャワーリングパイプ87、87a 及びエ
アーブラストパイプ88を垂下配設し、シャワーリングパ
イプ87、87a には所定間隔毎にノズル89、89a…を斜下
方に向けて配設し、エアーブラストパイプ88は下方側で
適宜分岐して各先端部にエアーノズル90、90a …を装着
し、旋回アーム85先端にドラムWの振れ止支軸91を垂下
配設している。
【0022】92は旋回アーム85を水平揺動させるシリン
ダーであり、該シリンダー92基端部を機枠10上方部に水
平揺動自在に枢着すると共に、旋回アーム85基端部より
突出一体化した連結杆93先端部をシリンダー92のロッド
94先端部に枢着して、該ロッド94の伸縮により旋回アー
ム85を揺動自在と成している。
【0023】95は反転装置3とブラシ洗浄装置4間に配
設した遮水シャッターであり、機枠10両側部の縦方向に
レール96、96a を配設すると共に、該レール96、96a に
対し上下動自在なスライド体97、97a に遮水シャッター
95を固設して昇降自在と成している。
【0024】次に、吸着搬送装置6について説明する
と、98は機枠10上部を往復自在に配設した搬送ベースで
あり、該搬送ベース98は機枠10上に並設した軌道99、99
a 上を往復すると共に、機枠10上部に搬送ベース98の移
動方向と平行にシリンダー100 を倒伏固設すると共に、
該シリンダー100 のロッド101 を搬送ベース98に固設し
て、ロッド101 の伸縮により搬送ベース98を往復動自在
と成している。
【0025】102 は搬送ベース98下方に配設した吸着部
であり、搬送ベース98上面中央に倒立固設したシリンダ
ー103 のロッド104 を搬送ベース98下面より突出させる
と共に、搬送ベース98に対し上下動自在に貫通させたガ
イドシャフト105 、105aをシリンダー103 両側部に配設
し、ガイドシャフト105 、105a下端部に固設した吸盤ベ
ース106 下面に吸盤107 、107a…を配設して吸着部102
と成し、かかる吸着部102 はロッド104 の伸縮により上
下動自在と成している。
【0026】次に本発明に係るドラム洗浄システムの作
用について説明すると、先ず、洗浄ライン2始端側のロ
ーラーコンベヤ8に開口側を上方とした正姿勢のドラム
Wがローラーコンベヤ8上に搬入され、ローラーコンベ
ヤ8終端側にドラムWが到達した時点で、反転装置3の
反転アーム7、7a先端のチャック15、15a のプッシャー
16により押圧体19、19a の当接面18、18a がドラムW側
部に当接して、反転アーム7、7aによりドラムWを挟着
すると共に、モーター12の正転により反転アーム7、7a
がブラシ洗浄装置4側へ180度揺動してドラムWを反
転状態としてブラシ洗浄装置4のターンテーブル20上に
移送し、同時にプッシャー16によりドラムW側部から押
圧体19、19a を離間させてドラムWをターンテーブル20
に移載すると共に、ホルダー27、27a …でドラムWを定
位置に保持し、モーター12の逆転により反転アーム7、
7aが180度逆揺動して初期位置に復帰する。
【0027】次に、駆動モーター41が始動してターンテ
ーブル20、20a が回転し、ブラシ洗浄装置4の外側洗浄
部57におけるシリンダー66のロッド68が伸長し旋回アー
ム60がドラムW側へ水平揺動して外側ブラシ63及び底面
ブラシ64をドラムWに当接させると共に、ブラケット62
先端の振れ止支軸65をドラムW底面中央に当接させ、駆
動モーター49により内側ブラシ46を回転させてドラムW
内側面を洗浄すると共に、モーター72により外側ブラシ
63及び底面ブラシ64を回転させてドラムWの外周面及び
底面を洗浄する。
【0028】そして、かかるブラシ洗浄作業が終了する
と、駆動モーター41が停止してターンテーブル20、20a
の回転が停止し、且つ駆動モーター49及びモーター72が
停止して内側ブラシ46、外側ブラシ63及び底面ブラシ64
の回転が停止すると共に、ブラシ洗浄装置4の外側洗浄
部57におけるシリンダー66のロッド68が縮退し旋回アー
ム60が逆揺動してドラムWから外側ブラシ63及び底面ブ
ラシ64が離間し、次に吸着搬送装置6におけるシリンダ
ー103 のロッド104 が伸長して吸着部102 が下動すると
共に、該吸着部102 の吸盤107 、107a…がドラムW底面
に当接吸着する迄下動し、そしてロッド104 の縮退によ
る吸着部102 の上動によりドラムWを持ち上げると共
に、機枠10上部のシリンダー100 のロッド101 の伸長に
より搬送ベース98が往動してドラムWを噴射洗浄装置5
のターンテーブル20a 上迄移送し、次にシリンダー103
のロッド104 の伸長によりドラムW開口側がターンテー
ブル20a に当接する迄吸着部102 が下動すると共に吸盤
107 、107a…の吸着力を解除した後、ロッド104 の縮退
により吸着部102 を上動させると共に、シリンダー100
のロッド101 の縮退により搬送ベース98を復動させて、
ドラムWをターンテーブル20a に移載すると共に、ホル
ダー27、27a …でドラムWを定位置に保持する。
【0029】次に、駆動モーター41が始動してターンテ
ーブル20、20a が回転すると共に、噴射洗浄装置5の外
側洗浄部82におけるシリンダー92のロッド94が伸長し旋
回アーム85がドラムW側へ水平揺動して、シャワーリン
グパイプ87、87a 及びエアーブラストパイプ88をドラム
W近傍迄移動させると共に、旋回アーム85先端の振れ止
支軸91をドラムW底面中央に当接させ、内側及び外側洗
浄部77、82のシャワーリングパイプ78、78a 、87、87a
のノズル80、80a …、89、89a …から水を噴射させてド
ラムWの内外側面を同時洗浄した後、エアーブラストパ
イプ79、88のエアーノズル81、81a …、90、90a …から
噴射したエアーによりドラムWの内外側面に付着した水
分を吹き飛ばす。
【0030】最後に、かかる噴射洗浄作業が終了する
と、エアーブラストパイプ79、88のエアーノズル81、81
a …、90、90a …からのエアー噴射が停止し、噴射洗浄
装置5の外側洗浄部82におけるシリンダー92のロッド94
の縮退により旋回アーム85が逆揺動してドラムW近傍に
位置したシャワーリングパイプ87、87a 及びエアーブラ
ストパイプ88が離間し、そしてターンテーブル20a 上の
洗浄済のドラムWを、図示しないが反転装置3又は吸着
搬送装置6と同様の装置を使用して次の乾燥工程へ移送
する。
【0031】尚、洗浄作業時には遮水シャッター95が上
昇して反転装置3側への洗浄水の飛散を防止し、排水は
載置板23、23中央の取出孔26及びベース21の設置孔22、
22aから回転ドレンパン24、24a の環状溝部29に流下す
ると共に該環状溝部29の排水口31、31a …からドレンパ
ン37へ、該ドレンパン37の排水口39から排水タンク40へ
流下して貯留される。
【0032】又、ブラシ洗浄装置4と噴射洗浄装置5に
おける洗浄作業は別々の説明を行ったが、同時に洗浄作
業を行っても良く、又ドラムWの汚れ状態によっては、
ブラシ洗浄装置4又は噴射洗浄装置5の一工程だけで洗
浄作業を行うことも可能としている。
【0033】
【発明の効果】要するに本発明は、ドラムWの洗浄ライ
ン2の上流側上方に180度往復揺動自在に配設した一
対の反転アーム7、7a先端にチャック15、15a を配設し
て反転装置3と成したので、ドラムWを搬入時に開口部
を上向きとした正姿勢とすることによって、ドラムW内
の付着物の落下防止を図り、而も洗浄時にはドラムWを
開口部を上向きとした反転姿勢とすることによって、排
水がドラムW内に残留せずドラムW外に完全排出出来
る。
【0034】又、反転装置3下流側にターンテーブル2
0、20a を直列配設し、上流側のターンテーブル20中央
の取出孔26より内側ブラシ46を上方突出させると共に、
該内側ブラシ46をターンテーブル20の回転中心に対し偏
心位置に配置し、かかるターンテーブル20側部上方に外
側洗浄部57を水平揺動自在に配設すると共に、該外側洗
浄部57の旋回アーム60に外側ブラシ63及び底面ブラシ64
を回転自在に配設してブラシ洗浄装置4と成したので、
ブラシ洗浄時には内側及び外側ブラシ46、63による局部
洗浄を、ターンテーブル20によりドラムWを回転させる
ことによって、ドラムW内外面全体に内側及び外側ブラ
シ46、63をかけることが出来、よって強固な付着物を付
着位置に拘らず除去出来る。
【0035】又、反転装置3下流側にターンテーブル2
0、20a を直列配設し、下流側のターンテーブル20a 中
央の取出孔26よりシャワーリングパイプ78、78a 及びエ
アーブラストパイプ79を上方突出させ、かかるターンテ
ーブル20a 側部上方に外側洗浄部82を水平揺動自在に配
設すると共に、該外側洗浄部82の旋回アーム85にシャワ
ーリングパイプ87、87a 及びエアーブラストパイプ88を
垂下配設して噴射洗浄装置5と成したので、上記ブラシ
洗浄装置4によりドラムWの付着物の除去を行うも、特
にドラムW内側において内側ブラシ46の回転の遠心力に
より除去した付着物の一部が飛散して再度ドラムW内面
に付着しているが、噴射洗浄装置5により再度洗浄を行
うため、ドラムWを完全に洗浄出来る。
【0036】又、ターンテーブル20、20a によりドラム
Wを回転させる為、従来の洗浄システムの様に外側ブラ
シをドラムWに対し公転させる必要がなく、よってそれ
に伴う煩雑な機構も不要に成って、機構の簡略化を図る
ことが出来る。
【0037】又、ブラシ洗浄装置4及び噴射洗浄装置5
上方に吸着搬送装置6を配設すると共に、該吸着搬送装
置6は洗浄ライン2に対し平行に往復する搬送ベース98
下方に吸着部102 を上下動自在に配設したので、ブラシ
洗浄装置4及び噴射洗浄装置5のターンテーブル20、20
a には内側ブラシ46、シャワーリングパイプ87、87a及
びエアーブラストパイプ88が上方突出しているため、ド
ラムWを上下方向に移動可能な吸着搬送装置6によれば
ドラムWを容易に移送出来る等その実用的効果甚だ大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドラム洗浄システムの概略図であ
る。
【図2】反転装置及びブラシ洗浄装置の拡大縦断面図で
ある。
【図3】ブラシ洗浄装置及び噴射洗浄装置の拡大縦断面
図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】ドラム洗浄システムの平面図である。
【図6】ドラム洗浄システムの横断面図である。
【図7】図6の要部拡大図である。
【符号の説明】
2 洗浄ライン 3 反転装置 4 ブラシ洗浄装置 5 噴射洗浄装置 6 吸着搬送装置 7、7a 反転アーム 15、15a チャック 20、20a ターンテーブル 26 取出孔 46 内側ブラシ 57 外側洗浄部 60 旋回アーム 63 外側ブラシ 64 底面ブラシ 78、78a シャワーリングパイプ 79 エアーブラストパイプ 82 外側洗浄部 85 旋回アーム 87、87a シャワーリングパイプ 88 エアーブラストパイプ 98 搬送ベース 102 吸着部 W ドラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラムの洗浄ラインの上流側上方に18
    0度往復揺動自在に配設した一対の反転アーム先端にチ
    ャックを配設して反転装置と成し、該反転装置下流側に
    ターンテーブルを直列配設し、上流側のターンテーブル
    中央の取出孔より内側ブラシを上方突出させると共に、
    該内側ブラシをターンテーブルの回転中心に対し偏心位
    置に配置し、かかるターンテーブル側部上方に外側洗浄
    部を水平揺動自在に配設すると共に、該外側洗浄部の旋
    回アームに外側ブラシ及び底面ブラシを回転自在に配設
    してブラシ洗浄装置と成し、他方下流側のターンテーブ
    ル中央の取出孔よりシャワーリングパイプ及びエアーブ
    ラストパイプを上方突出させ、かかるターンテーブル側
    部上方に外側洗浄部を水平揺動自在に配設すると共に、
    該外側洗浄部の旋回アームにシャワーリングパイプ及び
    エアーブラストパイプを垂下配設して噴射洗浄装置と成
    し、かかるブラシ洗浄装置及び噴射洗浄装置上方に吸着
    搬送装置を配設すると共に、該吸着搬送装置は洗浄ライ
    ンに対し平行に往復する搬送ベース下方に吸着部を上下
    動自在に配設したことを特徴とするドラム洗浄システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158836A (ja) * 2012-05-17 2012-08-23 C Uyemura & Co Ltd 水洗装置
JP2014008452A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Nippon Steel & Sumikin Drum Co Ltd ドラム缶用汚れ拭き取り装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158836A (ja) * 2012-05-17 2012-08-23 C Uyemura & Co Ltd 水洗装置
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