JPH07143680A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JPH07143680A
JPH07143680A JP5286369A JP28636993A JPH07143680A JP H07143680 A JPH07143680 A JP H07143680A JP 5286369 A JP5286369 A JP 5286369A JP 28636993 A JP28636993 A JP 28636993A JP H07143680 A JPH07143680 A JP H07143680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
charging
memory effect
charger
discharging
Prior art date
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Pending
Application number
JP5286369A
Other languages
English (en)
Inventor
Shojiro Matsuo
正治郎 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5286369A priority Critical patent/JPH07143680A/ja
Publication of JPH07143680A publication Critical patent/JPH07143680A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニッカド電池やニッケル水素電池のメモリー
効果を防ぐことによって二次電池の有効利用を図る。 【構成】 機器内蔵型の充電器において、充電回路4の
他に放電回路5と充電回数のカウンタ3を設け、このカ
ウンタ3によるカウント数をあらかじめ設定した数と比
較し、設定値により二次電池6のメモリー効果が発生す
る前に、放電回路5を使って一度電池を完全放電させ
る。 【効果】 電池を完全放電させることによってメモリー
効果の発生を防ぐことができる。また、充電回数をカウ
ントして充放電を制御することによって、充電する時に
そのつど放電させる従来のリフレッシュ機能と異なり、
メモリー効果が起こらない充電回数の間は無駄な放電を
しないので電池を有効に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリー効果を有するニ
ッカド電池やニッケル水素電池の充電器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、二次電池二次電池を主電源とする
携帯型の機器の需要が増加している。携帯型機器の中に
は充電器を内蔵しているものが多く、ACアダプタから
の電源供給があれば機器はAC電源により駆動し、その
間電池は充電される。ACアダプタからの供給がなけれ
ば機器は電池で駆動されるので、その間電池は放電する
ことになる。このように、コンセントの抜き差しで電池
の充放電が切り替えられていたので、電池は完全放電す
る前に再び充電されるということが繰り返され、その結
果、機器をしばらく使っているとメモリー効果の影響が
現われ、電池での駆動時間が短くなるという現象が起こ
っていた。メモリー効果は、浅い充放電を数十回(約5
0%の充放電で50回以上)繰り返すことによって生じ
るが、電池を完全放電することによって防ぐことができ
る。
【0003】このようなメモリー効果対策としてリフレ
ッシュ機能を有する充電器がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機器内蔵型の
充電器にはこのリフレッシュ機能はほとんど採用されて
いない。そのためメモリー効果の影響で充電してもすぐ
機器が駆動しなくなるという事態が生じていた。外部充
電器に採用されているリフレッシュ機能は、電池を充電
する前に毎回完全放電させるという方法をとっていた。
この方法でメモリー効果の影響を防ぐことができるが、
充電する度に電池の残容量に関係なく放電させるので電
池を無駄に使うことになる。また、充電する前に放電さ
せるので充電が完了するまでの時間が放電にかかる時間
の分長くなるという難点がある。
【0005】本発明の目的はメモリー効果の発生を防ぐ
と共に充電前の完全放電の回数を制御して電池を有効に
利用することができる充電器を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第1発明として、ニッカド電池やニッケル
水素電池のようにメモリー効果を有する二次電池の充電
器において、充電回路と放電回路を備え、充電回数をカ
ウントするカウンタ及び前記カウンタのカウント数によ
ってメモリー効果の影響が現れる時点を検知し、この時
点の前で充電前に完全放電させる制御部を設けた充電器
とした。
【0007】第2発明として、ニッカド電池やニッケル
水素電池のようにメモリー効果を有する二次電池の充電
器において、充電回路と放電回路を備え、電池電圧を監
視しその放電特性の変化によってメモリー効果の影響が
現れる時点を検知し、この時点で充電前に完全放電させ
る制御部を設けた充電器とした。
【0008】
【作用】第1発明では、メモリー効果の影響が出る充電
回数をあらかじめ設定しておけば、カウント数に応じて
充電前に一度完全放電させることによって、メモリー効
果の発生を未然に防ぐことができる。また、第2発明で
は、メモリー効果の影響が出始める時点を放電特性の変
化により検知することによってメモリー効果の影響を最
小限に抑えることができる。電池を強制的に完全放電さ
せるのは、第1発明で数十回に一回、第2発明でメモリ
ー効果の影響が最初に現れたときだけとなるので、充電
する度に完全放電させていた従来のリフレッシュ機能の
ついた充電器に比べ、電池を有効に使用することがで
き、充電時間も無駄にすることはない。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例におけ
る充電器について図を参照しながら説明する。図1は本
発明の一実施例を示すハードウエア構成図で、1は制御
部としてのCPU(中央演算処理装置)であり、ROM
2に記憶されたプログラムに従って充電器の動作を制御
する。ROM2はプログラムを格納している。3はカウ
ンタで、電池の充電回数をカウントする。4は充電回路
で、二次電池を充電する。5は放電回路で、電池を短時
間で放電させる。6は二次電池で、機器の主電源であ
る。
【0010】図2は図1の充電器の動作を示すフローチ
ャートである。主に機器内蔵型の充電器のように同一電
池で充放電を繰り返す場合、CPU1は先ずカウンタ3
をリセットし、カウント数Cを0とする(ステップ
1)。次に充電回路4によって電池を充電する(ステッ
プ2)。このときカウンタのカウント数を1増加させる
(ステップ3)。電池充電後機器駆動により電池は放電
される(ステップ4)。その後放電から再び充電に切り
替えられたとき、CPU1はカウンタのカウント数と設
定された充電回数を比較する(ステップ5)。このとき
カウント数が設定値に達していなければ、CPUは電池
の起電力を測定し1セルあたりの起電力が1Vより大き
ければそのまま再び充電し、カウンタのカウント数を1
増加させる。ただし、電池単セルあたりの起電力が1V
以下になっていれば、再充電する前にカウンタをリセッ
トする(ステップ6)。カウンタのカウント数と設定さ
れた充電回数を比較し、カウント数が設定値に達してい
たら充電する前に放電回路5によって強制的に完全放電
させる(ステップ7)。それからカウンタをリセットし
再充電する。
【0011】次に本発明の充電器を内蔵した携帯用端末
の動作について説明する。ユーザが機器のACコードを
コンセントに差し込むことによって電源が供給され二次
電池6が充電回路4によって充電される。ユーザがコン
セントからACコードを抜くと機器は電池6で駆動され
その間電池6は放電される。このときカウンタのカウン
ト数が1増加される。次に再びユーザがACコードを使
用し電池を再充電するときカウント数(充電回数)が4
0回になっていれば、電池に残容量があっても強制的に
放電されてから充電される。メモリー効果は浅い充放電
の繰り返しが50回以上で影響が現れるというデータが
あるので充電回数の設定値は40回程度が適当である。
【0012】(実施例2)図3は他実施例を示すハード
ウエア構成図で、7は制御部としてのCPU(中央演算
処理装置)であり、ROM8に記憶されたプログラムに
従って充電器の動作を制御する。ROM8はプログラム
を格納する。9は充電回路、10は放電回路である。1
1は二次電池で、機器の主電源となる。
【0013】図4は二次電池の放電特性を示している。
通常ニッカド電池やニッケル水素二次電池はaのような
放電特性を示すが、メモリー効果が現れるとbのような
特性を示すようになる。本発明ではCPU7で電池電圧
を監視し、放電特性の傾きを計算する。メモリー効果の
影響が出ていないときは、aの放電特性のように傾きは
放電時間と共に増加していく。よってこのような特性を
示している間は普通に充電と放電を繰り返す。メモリー
効果の影響が出てくると、bの放電特性のように二段目
の放電特性を示す。二段目の放電特性が現れると、通常
の放電特性aと異なり放電中に電池の放電特性の傾きが
減少する部分が出てくる。CPUは電池電圧を監視し、
放電特性の傾きを計算しその傾きが小さくなる点があれ
ば、メモリー効果の影響が現れたと判断し、次に充電を
行なう前に放電回路で電池を一度放電終止電圧まで放電
させる。
【0014】次に本発明の充電器を内蔵した携帯用端末
の動作について説明する。前記実施例2に記したよう
に、携帯用端末の充放電の切り替えはユーザがACアダ
プタをコンセントに抜き差しすることによってなされ
る。AC電源の供給で電池は充電され、AC電源からの
供給がなくなれば機器は電池で駆動され、電池は放電さ
れる。CPUは電池の放電中単位時間おきに電池の起電
力を測定し放電特性の傾きの大きさを算出する。放電か
ら充電に切り替えられるまでその傾きが時間と共に大き
くなればそのまま充電の動作に移る。放電中に傾きが時
間と共に小さくなれば、放電から充電に切り替えられた
とき、電池に残容量があっても充電する前に強制的に完
全放電させる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は電池の充
電回数をカウントすることや、電池の放電特性を監視す
ることによって、メモリー効果を未然に防ぐこと及びそ
の影響を最小限に抑えることができる。また、従来のリ
フレッシュ機能のついた充電器と異なり完全放電させる
回数が少ないので電池をより有効に利用でき、充電時間
を無駄にしない特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1として示した充電器のハードウエア構
成図
【図2】実施例1における充電器のフローチャート図
【図3】実施例2として示した充電器のハードウエア構
成図
【図4】二次電池の放電特性図
【符号の説明】
1、 7 制御部 3 カウンタ 4、 9 充電回路 5、10 放電回路 6、11 二次電池

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニッカド電池やニッケル水素電池のよう
    にメモリー効果を有する二次電池の充電器において、充
    電回路と放電回路を備え、充電回数をカウントするカウ
    ンタ及び前記カウンタのカウント数によってメモリー効
    果の影響が現れる時点を検知し、この時点の前で充電前
    に完全放電させる制御部を設けたことを特徴とする充電
    器。
  2. 【請求項2】 ニッカド電池やニッケル水素電池のよう
    にメモリー効果を有する二次電池の充電器において、充
    電回路と放電回路を備え、電池電圧を監視しその放電特
    性の変化によってメモリー効果の影響が現れる時点を検
    知し、この時点で充電前に完全放電させる制御部を設け
    たことを特徴とする充電器。
JP5286369A 1993-11-16 1993-11-16 充電器 Pending JPH07143680A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5286369A JPH07143680A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 充電器

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JP5286369A JPH07143680A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 充電器

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ID=17703500

Family Applications (1)

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JP5286369A Pending JPH07143680A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 充電器

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