JP3034924B2 - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JP3034924B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は充電装置に関する。
(従来の技術) 二次電池は、充電により複数回の再利用が可能であり
経済性に優れることから広く普及している。特に、近年
の各種電気製品の小型化、携帯化に伴い、その駆動源を
電池に求める傾向が強いことから、今後とも高容量化、
低価格化等の改良が図られ一層の普及が期待される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、二次電池の残留容量については、第2図に
示す如く放電電圧特性が平坦であるため、わかりにく
い。このため、安全を見越して残留容量に余欲がある状
態で充電が行なわれることが多い。しかしながら、この
ような充電を頻繁に繰り返すと、常に使われない容量に
相当する部分が不活性になり、電池残量がまだ有るにも
拘らず放電効率が著しく低下することで見かけ上の電池
の固有容量が減少する、いわゆるメモリ−効果を生じ
る。加えて、二次電池の寿命は、繰り返し充電回数によ
って決定されるため、中途半端な充電・放電を繰り返す
と電池の寿命をむかえるまでの総放電量が減少すること
になり、結果として電池の寿命を短くすることになる。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とし
ては、所謂メモリー効果の発生を防止して二次電池の寿
命の短縮を抑制した充電装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、充電回路によっ
て充電される二次電池と、この二次電池の残留容量を検
出する残留容量検出手段と、検出した残留容量が設定容
量を下回らない状態で二次電池が充電された継続回数を
計数する計数手段と、計数した継続回数が所定回数に達
したときには残留容量が設定容量を下回らない状態での
二次電池の充電を禁止する充電禁止手段と、残留容量が
設定容量を下回った状態での充電に際して二次電池を完
全放電させた後に充電回路の作動を許可すると共に計数
手段の計数値をクリアする充電許可制御手段とを有する
ことを要旨とする。
(作用) 本発明にあっては、残留容量が設定容量を下回らない
状態で二次電池が充電された継続回数が所定回数に達し
たときには残留容量が設定容量を下回らない状態での二
次電池の充電を禁止する一方、残留容量が設定容量を下
回った状態での充電に際しては二次電池を完全放電させ
た後に行うようにしている。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明に係る充電装置をシェーバに適用した
場合の構成を示す図である。同図において、1は商用電
源、3は充電回路を構成するスイッチングレギュレータ
等のAC−DC変換器、5は充電電圧検出回路、7は充電・
放電電流検出積算記憶回路、9は充電時期記憶回路、11
は充電制御回路、13は完全放電回路、15は電池残量表示
回路、17は二次電池、19は負荷であるモータである。
充電電圧検出回路5は、充電電圧が基準電圧以上に達
すると、OR回路21を介して充電制御回路11に制御信号を
送る機能を有するものである。
充電・放電電流検出積算記憶回路(以下、単に「積算
記憶回路」と呼ぶ)7は、充電電圧検出回路5と共に残
留容量検出手段を構成するもので、充電電流の積算値が
基準値に達すると、OR回路21を介して充電制御回路11に
制御信号を送るとともに、充電時期記憶回路9に二次電
池17の残留容量(以下「残量」と呼ぶ)を送り、さらに
表示回路15には二次電池の残量情報に加えて、シェーバ
の動作状態(充電中であるか負荷の運転中か等)の情報
を送る機能を有するものである。
充電時期記憶回路9は、計数手段および充電禁止手段
を構成するもので、積算記憶回路7の信号に対応して、
たとえば電池残量が20%〜80%の時に開始された充電の
継続回数を記憶しておき、この継続回数がたとえば10回
になったら充電制御回路11に充電中止の信号を送ること
で、残量20%〜80%の間でのメモリー効果の発生を防止
するものである。尚、後述するが、充電回数の記憶積算
の途中で、電池容量を全て使いきって完全放電回路13が
動作したときは、メモリー効果による不都合が発生しな
いので、記憶回数のデータがクリアされる。
充電制御回路11は、充電電圧検出回路5または積算記
憶回路7が充電完了の信号を出力した場合に、AC−DC変
換器3に対して充電停止信号を送り、又充電時期記憶回
路9が信号を出している時は、充電を開始させない信号
を送るものである。
完全放電回路13は、充電許可制御手段を構成するもの
で、、電圧検出回路5によって検出される二次電池17の
両端電圧が基準電圧以下になるか、あるいは積算記憶回
路7によって放電電流が基準値に達した時のいずれかの
信号をOR回路23を介して受けて動作して、二次電池の僅
かな残量を急速に放電される回路である。なお、完全放
電回路13が動作したときは、充電時期記憶回路9のデー
タをクリアする。
電池残量表示回路15は、積算記憶回路7の電池残量の
記憶値に対応して、表示を行うものである。電池残量の
表示はLEDや液晶を用いてたとえば5段階に表示を切り
換えると言ったものである。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、充電に際しては、商用電源1の接続により充電
回路を構成するAC−DC変換器3が作動して二次電池17の
充電が開始される。充電開始に伴い、充電電圧検出回路
5および積算記憶回路7がそれぞれ充電電圧および充電
電流の積算値を監視し、充電完了を検出すると、充電制
御回路11にOR回路21を介してその旨の信号を出力して充
電を停止させ、あるいは二次電池17の自己放電を補うた
め微小電流放電に切り換える。なお。充電中において
は、電池残量表示回路15が積算記憶回路7からの信号に
基づいて充電量を表示する。
次に、二次電池17の放電による放電による給電により
モータ19が駆動せしめられるのに伴い、充電電圧検出回
路5および積算記憶回路7は、それぞれ二次電池17の端
子電圧および放電電流の積算値を監視する。そして、端
子電圧が基準電圧より低下するか又は放電積算量が一定
値より大きくなり、二次電池17の残量が設定値(例えば
20%)以下となった場合、二次電池17の負荷をモータ19
から完全放電回路13に切り換えて、あるいはモータ19お
よび完全放電回路13を並列接続することで、二次電池17
を急速放電させて略完全放電状態とした上で、次回の充
電に備える。この場合の充電すべき量としては、二次電
池17の固有容量に応じて略一定であり、固有容量のほぼ
0%から100%をスパンとする充・放電を実現すること
ができる。なお、この場合、充電すべき量が一定となる
ため、充電制御は積算記憶回路7のみでも十分行える
が、電池の特性として自己放電があり、これは電流検出
回路では検出できないため誤差が生じる事になるので、
放電に関しては電圧検出を併用する事が必要である。
一方、電池残量が設定値以下に達しないうちに充電が
されると、充電時期記憶回路9は、積算記憶回路7から
の残量情報信号に基づいてこの旨を検知して、このよう
な充電の継続回数を記憶して行く。そして、この継続回
数が10回に達した場合には、充電制御回路11を介して充
電を中止させることで、所謂メモリー効果の発生を防止
する。
したがって、本実施例によれば、充電・放電のサイク
ルスパンが電池の固有容量に対してほぼ100%になり、
電池容量が十分に有る範囲内でのメモリー効果による不
具合を生じる事もなく、電池の使用効率が高くなる。し
かも電池の寿命は充電・放電サイクルの回数によること
が多く、中途半端な充電・放電を繰り返した場合に比べ
て、相対的に電池の寿命が長くなる。
また急速充電において完全に100%で充電するには通
常充電末期に充電電流を小さく下げていくか、安全率を
見込んで100%になる充電を停止、あるいはトリクル充
電に切り換える制御が必要であるが、本実施例によれば
充電すべき量が予め分っている(一定である)ことか
ら、充電回路を定電流回路とすれば電池の固有容量から
充電時間が決定でき、充電は例えば積算記憶回路、ある
いはタイマ制御のみで良いことになるので、上述したよ
うに過充電を防止するため充電末期ぎりぎりまで細かい
制御を必要とせず、充電制御回路の簡単化に寄与し得
る。
なお、上記実施例はシェーバに用いた場合を説明した
が、本発明に於いては二次電池を主な電源とし、充電回
路と二次電池を内挿するような電気機器全般に亘って応
用できる事は言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、残留容量が設定
容量を下回らない状態で二次電池が充電された継続回数
が所定回数に達したときには残留容量が設定容量を下回
らない状態での二次電池の充電を禁止すると共に、残留
容量が設定容量を下回った状態での充電に際しては二次
電池を完全放電させた後に行うようにしているので、所
謂メモリー効果の発生を防止して二次電池の寿命の短縮
を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す図、第2図は二
次電池の放電特性を示す図である。 1……商用電源 3……AC−DC変換器 5……充電電圧検出回路 7……充電・放電電流検出積算記憶回路 9……充電時期記憶回路 11……充電制御回路 13……完全放電回路 15……電池残量表示回路 17……二次電池、19……モータ 21……OR回路、23……OR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−26333(JP,A) 特開 昭63−35134(JP,A) 特開 平2−17829(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電回路によって充電される二次電池と、
    この二次電池の残留容量を検出する残留容量検出手段
    と、検出した残留容量が設定容量を下回らない状態で二
    次電池が充電された継続回数を計数する計数手段と、計
    数した継続回数が所定回数に達したときには残留容量が
    設定容量を下回らない状態での二次電池の充電を禁止す
    る充電禁止手段と、残留容量が設定容量を下回った状態
    での充電に際して二次電池を完全放電させた後に充電回
    路の作動を許可すると共に計数手段の計数値をクリアす
    る充電許可制御手段とを有することを特徴とする充電装
    置。
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