JPH07143408A - ビデオカメラ用画素欠陥補正装置 - Google Patents

ビデオカメラ用画素欠陥補正装置

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JPH07143408A
JPH07143408A JP5289076A JP28907693A JPH07143408A JP H07143408 A JPH07143408 A JP H07143408A JP 5289076 A JP5289076 A JP 5289076A JP 28907693 A JP28907693 A JP 28907693A JP H07143408 A JPH07143408 A JP H07143408A
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JP
Japan
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circuit
defect
pixel
video camera
image pickup
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JP5289076A
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English (en)
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Akihiro Musha
昭広 武者
Akihito Nishizawa
明仁 西澤
Toru Kanazawa
亨 金沢
Hiroyasu Otsubo
宏安 大坪
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラにおいて、付加機能の無いカメ
ラは勿論、電子式ブレ補正や電子ズ−ム等の付加機能を
内蔵したカメラに於いても、撮像素子の欠陥画素を補正
可能にして,撮像素子の歩留まりを向上させる。 【構成】 欠陥画素を欠陥検出回路103で検出して記
憶回路104に記憶しておき、欠陥補正回路105で欠
陥画素の補正を行うが、ブレや電子ズ−ム等の場合に
は、そのことの情報を制御回路106が撮像素子駆動回
路107から得て欠陥補正回路105や欠陥検出回路1
03に送り、正しい欠陥補正、欠陥検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面上に規則正しく並
べられた画素から成る撮像素子を用いたビデオカメラに
おいて、前記多数の画素の中の欠陥画素を検出してその
補正を行うビデオカメラ用画素欠陥補正装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】撮像素子の工場生産時の歩留まりを向上
させるため、画素欠陥を検出して補正するという考え
は、以前から幾つか知られており、これは例えば特開昭
53−77415号公報にあるように、遮光した状態等
の特定の映像を撮像素子により撮像した状態において、
画素欠陥の起きている位置を予め、欠陥試験を行なって
求めて記憶回路に書き込んでおき、ビデオカメラの標準
動作時に、記憶回路から読みだした位置デ−タにより、
当該画素位置では補正信号を生成し、CDSのサンプリ
ングを一時ホ−ルドすることで画素欠陥の補正を実現す
るというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の欠陥補正は、標
準動作時での、撮像素子駆動パルスの生成タイミングを
前提に回路動作を考えており、電子式のブレ補正や電子
ズ−ム動作時等における撮像電荷の高速転送モ−ドや間
引き処理などの特殊な駆動方法(駆動パルスの生成タイ
ミング)をとっている場合には、撮像素子からの電荷の
読みだし方が変わるために、欠陥画素を記憶した時点で
の画素位置と現在の映像信号に現れる欠陥画素の位置と
が一致せず、その結果補正の動作が正しく行なえないこ
とがある。また、画素欠陥の起きている位置は、予め欠
陥試験を行なって記憶回路に書き込んでおく必要があ
り、経年変化によって現れる欠陥には対応することがで
きなかった。
【0004】そこで、本発明は、ブレ補正や電子ズ−ム
等の特殊動作時において撮像素子の駆動方法が標準動作
時のそれと異なる場合においても、予め記憶した時点の
欠陥画素の位置と、映像信号上の欠陥画素の位置と、を
一致させて補正を正確に行なうこと、及び経年変化によ
って現れる欠陥画素をも補正の対象とすること、のでき
るビデオカメラ用画素欠陥補正装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ビデオカメラにおいて、投射された被
写体の光学像を光電変換し電気信号である映像信号とし
て出力する撮像素子からの、該映像信号における欠陥画
素位置を検出して出力する欠陥検出回路と、検出された
欠陥画素位置を記憶する記憶回路と、前記撮像素子から
の映像信号を取込み、前記記憶回路から読み出した欠陥
画素位置に従って、該映像信号に含まれる欠陥画素を補
正して出力する欠陥補正回路と、前記撮像素子に供給す
る駆動パルスのタイミングを可変するタイミング可変手
段を備えた撮像素子駆動回路と、前記撮像素子に供給す
る駆動パルスのタイミングが変更されたとき、そのこと
の通知を前記撮像素子駆動回路から受け、それに応じた
欠陥画素位置の補正情報を前記欠陥検出回路と欠陥補正
回路に送る制御回路と、を具備することとした。
【0006】
【作用】本発明により、標準的な撮像素子駆動時のみな
らず、電子式ブレ補正機能や電子式ズ−ム機能等を搭載
して特殊な撮像素子駆動方法を採るビデオカメラにおい
ても、撮像素子上での位置として記憶した欠陥位置と、
現在の映像信号上の欠陥位置と、を一致させ、欠陥画素
を正確に補正することができ、且つ経年変化によって現
れる画素欠陥も、生産ライン上で欠陥画素の検出及び記
憶を行なうのではなく、簡潔な構成の検出手段を内蔵す
ることで、電源投入時などに毎回検出できるため、補正
することができる。
【0007】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例としてのビデオカメ
ラ用画素欠陥補正装置の構成を示すブロック図である。
同図において、101は撮像レンズ、102は撮像素
子、103は欠陥画素を検出する欠陥検出回路、104
は記憶回路、105は欠陥画素を補正する欠陥補正回
路、106は制御回路、107は撮像素子駆動回路、1
08は信号処理回路である。
【0008】図2は、撮像素子102における撮像電荷
の転送クロックφと映像信号におけるブランキングパル
スの関係の一例を示したタイミング図で、(a)は転送
クロックφのパルス間隔が変化する場合、(b)は転送
クロックφのスタ−ト位置がブランキング期間に対し
て、矢印で示す如く左右に変化する場合を、それぞれ示
している。
【0009】図1、図2を参照して以下、回路動作を説
明する。まず、画素欠陥を検出する欠陥検出時について
説明する。白画素を検出する白欠陥検出のときは、撮像
レンズ101から入射する光を遮光した状態で、また黒
画素を検出する黒欠陥検出のときは、白を写した状態
で、それぞれレンズ101を通り入射した映像は、撮像
素子102により光電変換され、欠陥補正回路105と
欠陥検出回路103に入力する。欠陥検出回路103で
は、信号レベルを予め用意した基準レベルと比較するこ
とによって欠陥の有無を検出し、欠陥が検出された場合
その位置を記憶回路104に書き込む。
【0010】次に欠陥補正時の動作は、記憶回路104
に書き込まれた欠陥画素の位置情報を用いて、その位置
にくる欠陥画素の信号に対して、欠陥補正回路105が
補正信号を生成し、補正信号と欠陥の信号との置き換え
を行なうことで補正を行う。このようにして補正された
信号は、信号処理回路108を介して映像信号出力とな
る。
【0011】一方、撮像素子駆動回路107が、撮像素
子102に送る駆動パルスの間隔を狭めたり広げたりブ
ランキングとのタイミングをずらしたりしても、制御回
路106が、撮像素子102に送られている駆動パルス
数をタイミングに関係無く全てカウントするので、撮像
素子上の位置に一対一で対応していることになり、この
カウント値によって欠陥検出回路103、欠陥補正回路
105が動作するので、記憶した時点の画素欠陥位置
と、駆動パルスの変化した状態における欠陥画素の位置
と、の間にずれを生ずることなく補正できる。
【0012】図3は、本発明の第2の実施例としてのビ
デオカメラ用画素欠陥補正装置の構成を示すブロック図
である。同図において、図1におけるのと同じものには
同じ符号を付してある。そのほか、301はビデオカメ
ラ自体のブレ等の動きを検出する動き検出回路、302
は、被写体の画像に対応する画素のほか、その周辺に余
裕画素を持つ撮像素子である(要するにギリギリの画面
しか撮像できないと、ブレ等の動きに応じた撮像画面の
補正ができなくなるので、余裕を持たせておくわけであ
る)。
【0013】図4は、撮像素子の受光面を模式的に示し
たもの(a)と、同撮像素子のH、Vの駆動パルス
(φ)タイミングの一部を示したもの(b)と、から成
っている。本実施例は、余裕画素を持つ撮像素子302
を用いることで、図4の(a)に示されているように、
水平及び垂直方向に画素数の余裕を持たせており、動き
検出回路301は、例えば映像信号のゆれ等からビデオ
カメラ自体のぶれ等の動きを検出し、その動きを示すベ
クトルを撮像素子駆動回路107へ送出する。
【0014】撮像素子駆動回路107は、得られたベク
トル情報の逆方向のベクトル分だけ撮像素子302の駆
動パルスのスタート位置を移動させ、カメラぶれの補正
を行なう。ここで、この動作を図4の(b)の撮像素子
に印加するスタ−トパルスPst、垂直転送パルスVφ、
水平転送パルスHφ、水平周期信号HDのパルスタイミ
ングチャ−トで説明する。
【0015】撮像電荷の読みだしスタ−トパルスPst印
加後、撮像電荷の垂直転送パルスVφにゆれに応じた高
速転送期間を設けることで、垂直の読みだし開始ポイン
トをずらすことが可能になる(S→SV)。このとき撮
像素子駆動回路107に設定される高速転送するパルス
数は、制御回路106にも入力されカウント開始値とな
り、この後の標準の転送期間では開始値から普通にカウ
ントを行なう。
【0016】フィールドの終わりにおいて垂直転送パル
スVφに、再度高速転送期間を設けて、読み出しが行な
われない電荷をリセットするが、既にブランキング期間
となっているのでここではカウントを行なわない。更に
水平ブランキング内において、水平転送パルスHφのス
タ−トタイミングをゆれに応じてずらすことで、撮像素
子302の水平読み出し開始ポイントをずらす(S→S
H)ことが可能になる。このとき制御回路106は、撮
像素子駆動回路107に設定される水平読み出し開始ポ
イントの値を同時にカウント開始値として設定し、ここ
からカウントし始めることで撮像素子上の位置に対応で
きる。
【0017】このようにして水平、垂直各転送パルスの
変化においても、制御回路106が撮像素子駆動回路1
07からの信号の変化に応じて撮像素子上での位置を正
確にカウントしているので、このカウント値によって欠
陥検出回路103、欠陥補正回路105が動作するの
で、記憶した時点の欠陥位置と駆動パルスの変化した状
態における欠陥の位置との間にずれを生ずることなく補
正できる。
【0018】図5は、本発明の第3の実施例としてのビ
デオカメラ用画素欠陥補正装置の構成を示すブロック図
である。同図において、図1におけるのと同じものには
同じ符号を付してある。そのほか、501は電子ズーム
制御回路である。図6は、撮像素子の受光面とそれに対
する出力画像領域を模式的に示したものと、同撮像素子
のH、Vの駆動パルスタイミングの一部を示したもの
と、から成る説明図である。以下、図5、図6を参照し
て回路動作を説明する。
【0019】本実施例は、電子式のズームを備えたビデ
オカメラの一回路構成で、電子ズーム制御回路501
は、ズーム倍率に応じた倍率信号を出力する。撮像素子
駆動回路107は、倍率信号を受け、倍率にあった高速
転送と間引きを行なった転送パルスを撮像素子102に
出力する。これにより出力領域以外はすべてブランキン
グ中に高速転送し、出力領域内では時間的に間隔の開い
た転送をする。転送パルスが間引かれて信号が抜けてい
る部分は、信号処理の途中で補間処理が行なわれ、その
結果拡大された映像信号出力となる。
【0020】このような転送パルス間隔の変化において
も、制御回路106は撮像素子駆動回路107に設定さ
れる高速転送数をカウント開始値として設定し、間引か
れた転送クロックをカウントすることで撮像素子上の位
置に対応できる。このカウント値によって、欠陥検出回
路103、欠陥補正回路105が動作するので、記憶し
た時点の欠陥位置と駆動パルスの変化した状態における
欠陥の位置との間にずれを生ずることなく補正できる。
【0021】図7は、本発明の第4の実施例を説明する
ためのフローチャートである。同図は、図1に示す構成
を対象として機能する動作を示すフロ−チャ−トであ
る。以下、図7、図1を参照して説明する。
【0022】本実施例は、図1に示した回路構成におい
て、電源ONにより制御回路106は、撮像素子102
に入射する光を欠陥の検出に適した特定量にする。この
状態で、撮像素子102から読み出される映像信号に対
して、欠陥検出回路103がレベル比較することで欠陥
の検出を行なう。検出された欠陥の位置は、記憶回路1
04に記憶され、撮像に使う画素領域全てについて検出
し終わると、通常のカメラ動作となり同時に補正を開始
する。このようにカメラ外部に装置を必要としない構成
に於いて、制御回路106が前述のような動作を行なう
ことで、ビデオカメラ単体で自動的に欠陥の補正をする
ことができる。
【0023】図8は、本発明の第5の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、図1におけるのと同じも
のには同じ符号を付した。そのほか、801は絞りであ
る。本実施例は、欠陥画素である白画素を検出する場合
について具体化した実施例である。ビデオカメラの電源
ON時に、制御回路106は撮像素子102に入射する
光を絞り801を全閉することにより0にする。これ
は、撮像素子102が黒を写しているのと同じ状態にす
るためである。
【0024】この状態で現れる白欠陥は、他の信号レベ
ルに対して大きいものとなる為、信号レベルの大きいと
ころを白欠陥と見做して欠陥検出回路103がその位置
を検出する。検出された欠陥の位置は記憶回路104に
記憶され、撮像に使う画素領域全てについて検出し終わ
ると、通常のカメラ動作となり同時に補正を開始する。
このようにカメラ外部に装置を必要としない構成に於い
て、制御回路106が前述のような動作を行なうこと
で、ビデオカメラ単体で自動的に白欠陥の補正をするこ
とができる。
【0025】図9は、本発明の第6の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、図1におけるのと同じも
のには同じ符号を付した。そのほか、901は面光源、
902はハ−フミラ−である。本実施例は、欠陥画素で
ある黒画素を検出する場合について具体化した実施例で
ある。ビデオカメラの電源ON時に、制御回路106は
撮像素子102に入射する光を面光源901を発光させ
ハ−フミラ−902により反射させることで受光面に対
して均一な光量とする。これは、撮像素子102が白を
写しているのと同じ状態にするためである。
【0026】この状態で現れる黒欠陥は、他の信号レベ
ルに対して小さいものとなる為、信号レベルの小さいと
ころを黒欠陥と見做して欠陥検出回路103がその位置
を検出する。検出された欠陥の位置は、記憶回路104
に記憶され、撮像に使う画素領域全てについて検出し終
わると、通常のカメラ動作となり同時に補正を開始す
る。
【0027】このようにカメラ外部に装置を必要としな
い構成に於いて、制御回路106が前述のような動作を
行なうことで、ビデオカメラ単体で自動的に黒欠陥の補
正をすることができる。また、本実施例と前記第5の実
施例は、両方の入射光制御及び比較する信号レベルを1
構成の中に備えることで同時に実施することができる。
【0028】図10は、本発明の第7の実施例を説明す
るための説明図である。同実施例は、図3及び図4に示
す第2の実施例の構成を利用して行う実施例である。本
第7の実施例は、図3及び図4に示す第2の実施例につ
いての検出方法の一例に相当する実施例であり、欠陥の
検出時において、画像信号出力領域(=検出領域)を移
動して撮像に使う画素領域全てについて検出を行なう。
【0029】これにより、ブレ補正の動作時に撮像素子
上の画像信号領域がどのように移動しても、欠陥の補正
を行なうことができることになる。つまり撮像素子の受
光面の全部、即ち、一般に画像信号出力領域となる中央
領域だけでなく、四隅の領域も欠陥画素検出の対象領域
とすることを示したものである。
【0030】図11は、図1における欠陥検出回路10
3の具体例を示すブロック図である。図11において、
欠陥検出回路103は、差分回路1102、比較回路1
103、欠陥差分保持回路1104で構成されており、
差分回路1102は、入力された映像信号(画素)のレ
ベルと1クロック前に入力された映像信号(画素)のレ
ベルの差分を求める。この差分値と予め設定された欠陥
だと見做せる差分値とを比較回路1103で比較し、映
像信号からの差分値の方が大きい場合に欠陥であるとし
て検出を行なうものである。
【0031】図12は、図3におけるカメラの動き検出
回路301の具体例を示すブロック図である。図12の
(a)は、映像信号のゆれからカメラの動きを検出する
回路例であり、図12の(b)は、カメラのゆれ自体か
らカメラの動きを検出する回路例である。
【0032】図12の(a)において、1201は前フ
ィールド用フィールドメモリ、1202は現フィールド
用フィールドメモリ、1203はエッジ検出回路、12
04は比較回路、である。入力映像信号の前フィールド
をフィールドメモリ1201に記憶し、入力映像信号の
現フィールドをフィールドメモリ1202に記憶し、そ
れぞれの記憶内容をエッジ検出回路1203に通してエ
ッジ検出を行った後、比較回路1204で比較すれば、
カメラの動きベクトルを検出して出力することができ
る。
【0033】図12の(b)において、1205は角速
度センサ、1206は角速度検出回路である。縦方向の
角速度センサと横方向の角速度センサの2台の角速度セ
ンサ1205をカメラに取付け、その出力を角速度検出
回路1206に取り込むことにより、カメラの動きベク
トルを検出して出力することができる。
【0034】図13は、図1における撮像素子駆動回路
107の具体例を示すブロック図である。図13におい
て、1301はレジスタ、1302はクロック生成回
路、1303はH,Vカウンタ、1304はコンパレー
タ、である。制御回路106からレジスタ1301に設
定データを設定しておき、クロック生成回路1302で
生成されるクロックをH,Vカウンタ1303でH方向
(水平方向)、V方向(垂直方向)にカウントし、カウ
ント結果をコンパレータ1304で、レジスタ1301
からの設定データと比較することにより、各種の駆動パ
ルスを発生させることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を期待す
ることができる。即ち、標準的な撮像素子駆動の時だけ
でなく電子式ブレ補正や電子ズ−ム等の駆動方法を採る
ときにおいても、撮像素子の画素欠陥を補正することが
できるので、前記機能のあるなしに関わらずビデオカメ
ラにおいて画素欠陥を補正することができるため、撮像
素子の製造上の歩留まりを向上させることができる。ま
た、経年変化によって現れる欠陥も電源ON毎などに随
時補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのビデオカメラ用
画素欠陥補正装置の構成を示すブロック図である。
【図2】撮像素子における撮像電荷の転送クロックφと
映像信号におけるブランキングパルスの関係の一例を示
したタイミング図である。
【図3】本発明の第2の実施例としてのビデオカメラ用
画素欠陥補正装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図3における撮像素子の受光面を模式的に示し
たもの(a)と、同撮像素子のH、Vの駆動パルス
(φ)タイミングの一部を示したもの(b)と、から成
る説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例としてのビデオカメラ用
画素欠陥補正装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図5における撮像素子の受光面とそれに対する
出力画像領域を模式的に示したものと、同撮像素子の
H、Vの駆動パルスタイミングの一部を示したものと、
から成る説明図である。
【図7】本発明の第4の実施例を説明するためのフロー
チャートである。
【図8】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第6の実施例を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の第7の実施例を説明するための説明
図である。
【図11】図1における欠陥検出回路103の具体例を
示すブロック図である。
【図12】図3におけるカメラの動き検出回路301の
具体例を示すブロック図である。
【図13】図1における撮像素子駆動回路107の具体
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101…撮像レンズ、102…撮像素子、103…欠陥
検出回路、104…記憶回路、105…欠陥補正回路、
106…制御回路、107…撮像素子駆動回路、108
…信号処理回路、301…動き検出回路、302…余裕
画素を持つ撮像素子、501…電子ズーム制御回路、8
01…絞り、901…面光源、902…ハ−フミラ−、
1102…差分回路、1103…比較回路、1104…
欠陥差分保持回路、1201,1202…フィールドメ
モリ、1203…エッジ検出回路、1204…比較回
路、1205…角速度センサ、1206…検出回路、1
301…レジスタ、1302…クロック生成回路、13
03…H,Vカウンタ、1304…コンパレータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金沢 亨 茨城県勝田市稲田1410番地 株式会社日立 製作所AV機器事業部内 (72)発明者 大坪 宏安 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラにおいて、投射された被写
    体の光学像を光電変換し電気信号である映像信号として
    出力する撮像素子からの、該映像信号における欠陥画素
    位置を検出して出力する欠陥検出回路と、検出された欠
    陥画素位置を記憶する記憶回路と、前記撮像素子からの
    映像信号を取込み、前記記憶回路から読み出した欠陥画
    素位置に従って、該映像信号に含まれる欠陥画素を補正
    して出力する欠陥補正回路と、を具備して成ることを特
    徴とするビデオカメラ用画素欠陥補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置において、前記撮像素子に供給する駆動パル
    スのタイミングを可変するタイミング可変手段を備えた
    撮像素子駆動回路と、前記撮像素子に供給する駆動パル
    スのタイミングが変更されたとき、そのことの通知を前
    記撮像素子駆動回路から受け、それに応じた欠陥画素位
    置の補正情報を前記欠陥検出回路と欠陥補正回路に送る
    制御回路と、を具備したことを特徴とするビデオカメラ
    用画素欠陥補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置において、前記撮像素子が、被写体の画像に
    対応する画素のほか、その周辺に余裕画素を持つ撮像素
    子から成り、かつ前記ビデオカメラ自体の動きを検出し
    て動きベクトルを生成し、前記撮像素子駆動回路に、該
    カメラ自体の動きを補償するタイミングで駆動パルスを
    生成せしめるのに役立つ情報として供給する動き検出回
    路を具備したことを特徴とするビデオカメラ用画素欠陥
    補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置において、前記欠陥補正回路から欠陥画素の
    補正を受けて出力された映像信号を取込み、設定された
    ズーム倍率によるズーム処理とそれに伴う信号補間を行
    うと共に、ズーム倍率信号を生成し、前記撮像素子駆動
    回路に、該ズーム処理に見合うタイミングで駆動パルス
    を生成せしめるのに役立つ情報として供給する電子ズー
    ム制御回路を具備したことを特徴とするビデオカメラ用
    画素欠陥補正装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置において、前記制御回路が、電源投入時など
    カメラの動作直前に、自動的に前記欠陥検出回路を機能
    させて、検出された欠陥画素位置を前記記憶回路に記憶
    させることのできる制御回路から成ることを特徴とする
    ビデオカメラ用画素欠陥補正装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置において、前記制御回路が、電源投入時など
    カメラの動作直前に、前記撮像素子に被写体の光学像を
    投射する光学系を自動的に遮光して、該撮像素子に光が
    入射しない状態にすると共に、前記欠陥検出回路を機能
    させて画素の白欠陥を自動的に検出することのできる制
    御回路から成ることを特徴とするビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置において、前記制御回路が、電源投入時など
    カメラの動作直前に、前記撮像素子の受光面に均一な光
    が当たる状態にすると共に、前記欠陥検出回路を機能さ
    せて画素の黒欠陥を自動的に検出することのできる制御
    回路から成ることを特徴とするビデオカメラ用画素欠陥
    補正装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載のビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置において、前記制御回路が、被写体の画像相
    当領域のみを欠陥画素検出の対象領域とするのでなく、
    その周辺の画素領域を含めた撮像素子受光面全てを欠陥
    画素検出の対象領域として、駆動パルスを生成するよ
    う、前記撮像素子駆動回路に制御信号を送る制御回路か
    ら成ることを特徴とするビデオカメラ用画素欠陥補正装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7又は
    8に記載のビデオカメラ用画素欠陥補正装置において、
    前記欠陥検出回路が、 当該画素の現タイミングにおける映像信号のレベルと、
    1クロック前のタイミングにおける当該画素の映像信号
    のレベルと、の差分を求める差分回路と、欠陥だと見做
    せる差分値を記憶している欠陥差分保持回路と、前記差
    分回路の出力である差分と前記欠陥差分保持回路から読
    み出した差分値とを比較する比較回路と、その比較結果
    から欠陥の有無を判定する回路と、で構成された欠陥検
    出回路から成ることを特徴とするビデオカメラ用画素欠
    陥補正装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003304548A (ja) * 2002-04-10 2003-10-24 Canon Inc 撮像装置
US7286171B2 (en) 2000-10-25 2007-10-23 Hynix Semiconductor Inc. Apparatus and method for concealing defective pixels in image sensors having test mode

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US7286171B2 (en) 2000-10-25 2007-10-23 Hynix Semiconductor Inc. Apparatus and method for concealing defective pixels in image sensors having test mode
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