JPH07142983A - 半導体集積回路の入力回路 - Google Patents

半導体集積回路の入力回路

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JPH07142983A
JPH07142983A JP5150816A JP15081693A JPH07142983A JP H07142983 A JPH07142983 A JP H07142983A JP 5150816 A JP5150816 A JP 5150816A JP 15081693 A JP15081693 A JP 15081693A JP H07142983 A JPH07142983 A JP H07142983A
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JP
Japan
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circuit
power supply
input
supply voltage
input signal
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Application number
JP5150816A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ohira
壮 大平
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、外部から入力された入力信号Hレベ
ルもしくはLレベルの二値に判別して半導体集積回路の
内部信号に変換する半導体集積回路の入力回路に関し、
電源電圧が異なっても入力信号を正しく判別する。 【構成】入力信号の電圧がそれぞれHレベルおよびLレ
ベルにあると判定するためのしきい値電圧が互いに異な
る電源電圧毎に調整された複数の入力信号弁別回路を備
え、電源電圧に応じて前記複数の入力信号弁別回路の中
から1つの入力信号弁別回路を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に入力
される外部信号をチップ内部信号に変換する入力回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、システムは複数個のチップに
より形成され、しかもチップ間のインターフェイスでは
チップ内部とは異なった信号レベルが用いられている場
合がある。例えば、TTLレベルとCMOSレベル等が
あり、外部から入力されたTTLレベル信号がHレベル
の信号であるかLレベルの信号であるかを判定して半導
体集積回路の内部信号の“H”または“L”に変換する
入力回路が備えられている。
【0003】図5は半導体集積回路の入力回路の特性を
説明するための図である。その半導体集積回路に電源電
圧として5Vが印加されており、図5(A)に示すよう
に外部からの入力信号Vi としてTTLレベルを例にと
り、2.4V以上をHレベル(ViH)、0.8V以下を
Lレベル(ViL)として認識するものとする。
【0004】図5(B)は入力回路の特性を表わしてお
り、入力信号Vi の電圧を横軸、その外部信号Vi が入
力されたときに入力回路がその入力信号Vi をHレベル
ないしLレベルに判別するために要する動作時間tを縦
軸にとったグラフである。動作時間の規格限界tc 以内
で動作させる必要があり、このため、ノイズあるいは製
造プロセスの変動を加味し、Hレベル側、Lレベル側に
それぞれマージン電圧ΔV1 ,ΔV2 をとり、“H”と
認識するレベルが2.4V−ΔV1 ,“L”を認識する
レベルが0.8V+ΔV2 と設定されるように、この入
力回路を構成するPチャンネルトランジスタやNチャン
ネルトランジスタ(図示せず)の寸法を調整し相互コン
ダクタンスgm 比等を最適化した設計がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は、上述のように
して電源電圧が5Vのときを基準として入力回路の設計
を行った場合において、電源電圧が3Vに低下した時の
特性を表わした図である。電源電圧が例えば3Vに低下
した場合において、図6(A)に示すように、例えば、
2.4V以上がHレベルViH、0.8V以下がLレベル
iLであるとする入力信号Vi の規格が同一であった場
合、図6(B)に示すように、Hレベル側では正常動作
が期待できるがLレベル側では規格限界tc を越えてし
まい誤動作の原因となる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、電源電圧が異
なっても入力信号を正しく判別して内部に取り込むこと
のできる半導体集積回路の入力回路を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の半導体集積回路の入力回路は、外部から入力された
入力信号をHレベルもしくはLレベルの二値に判別して
半導体集積回路の内部信号に変換する半導体集積回路の
入力回路において、 (1)入力信号の電圧がそれぞれHレベルおよびLレベ
ルにあると判定するためのしきい値電圧が互いに異なる
電源電圧毎に調整された複数の入力信号判別回路 (2)電源電圧に応じて上記複数の入力信号判別回路の
中から1つの入力信号判別回路を選択する選択回路 を備えたことを特徴とするものである。
【0008】ここで、上記本発明において、電源電圧を
複数に判別する電源電圧判別回路を備え、上記選択回路
により、電源電圧判別回路で判別された電源電圧に応じ
て上記入力信号判別回路を選択される構成とすることが
好ましい。
【0009】
【作用】本発明の半導体集積回路の入力回路は、上記複
数の電圧判別回路を備え、これ等の中から電源電圧に応
じた1つを選択して使用する構成としたため、電源電圧
が変化しても入力信号が常に正しく判別されて内部に取
り込まれる。ここで、使用する電源電圧に応じて外部か
ら制御信号を入力し、その制御信号により入力信号判別
回路を選択してもよいが、上記電源電圧判別回路を備え
ると所望の電源電圧を印加しただけで自動的に適切な入
力信号判別回路が選択されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の入力回路の一実施例の回路図である。この
入力回路10は入力保護回路11と、複数の信号電圧判
別回路12_ 1,12_ 2,…,12_ nと、それら複
数の信号電圧判別回路12_ 1,12_ 2,…,12_
nのうちの1つを選択するためのトランジスタ13_
1,13_ 2,…,13_ nと、共通回路、例えばここ
ではアドレスバッファ14から構成されている。
【0011】図1(B),(C),(D)は、それぞ
れ、図1(A)の入力保護回路11,信号電圧判別回路
12_ 1,12_ 2,…,12_ nの1つ、およびアド
レスバッファ14の回路図である。信号電圧判別回路1
2_ 1,12_ 2,…,12_nは記号で表わすと図1
(C)のように表わされるが、それらを構成するトラン
ジスタの相互コンダクタンス比は各信号電圧判別回路1
2_ 1,12_ 2,…,12_ nそれぞれで異なってお
り、これにより互いに異なる電源電圧でそれぞれ最適化
されている。
【0012】ここで、制御信号S1,S2,…,SNの
うちの1つ、ここでは例えば制御信号S1をHレベルと
し他の制御信号S2,…,SNを全てLレベルとする
と、複数の入力信号判別回路12_ 1,12_ 2,…,
12_ nのうち入力信号判別回路12_ 1が選択され、
図1(B)に示す入力パッド20,入力保護回路11を
経由して入力された入力信号(ここでは一例としてアド
レス信号)Ai1が入力信号判別回路12_ 1に入力さ
れ、そのアドレス信号Ai1に応じてHレベルないしLレ
ベルに変換され、入力信号判別回路12_ 1の出力Bi1
は、パストトランジスタ13_ 1を経由し信号Bi とし
てアドレスバッファ14に入力され、内部アドレスa
i ,ai _ が生成される。尚、他の入力信号判別回路1
2_ 2,…,12_ nは、制御信号S2,…,SNがL
レベルであることから、図示のようにそれらの入力側と
出力側との双方で信号の伝達が遮断されている。
【0013】図1に示す入力回路は、互いに異なる電源
電圧で最適となるように設計された複数の入力信号判別
回路12_ 1,12_ 2,…,12_ nを備え、制御信
号S1,S2,…,SNでどの入力信号判別回路を使用
するかを選択する構成であるため、電源電圧に応じてそ
れらの制御信号S1,S2,…,SNを制御することに
より電源電圧が異なっても入力信号を常に正しく取り込
むことができる。
【0014】図2は、制御信号を設定するための回路例
を表わした回路図である。この回路例では外部アドレス
端子A1,…,ANを、電源電圧に応じて、それぞれ電
源電位もしくはグラウンド電位に保った状態でクロック
φL を1クロックパルスだけ印加すると、それらの信号
がラッチ回路50にラッチされ、それらのラッチ回路5
0の出力を制御信号S1,…,SNとして用いることが
できる。
【0015】図3は、電源電圧判別回路の一例を示した
回路図、図4は、図3の電源電圧判別回路の、電源電圧
変化に対する各ノードの電源電圧依存性を示したグラフ
である。図3に示す電源電圧判別回路60において、電
源電圧Vccが低電圧側から上昇していくと、その途中
で、差動増幅回路を構成する2つのNチャンネルトラン
ジスタ61,62の各ゲート電圧VR1,VT1が図4
に示すように逆転し、そのときの電源電圧Vccで出力信
号S1が反転する。VR1,VT1は作動増幅回路の入
力信号となり、このリファレンスレベルの設定値によっ
て反転電位を調整できる。このように、出力信号S1が
LレベルかHレベルかに応じて電源電圧Vccが2段階に
判別される。電源電圧をさらに多段階に判別する必要が
ある時は、図3に示す電源電圧判別回路60における2
つの抵抗R1,R2の抵抗比及びT1,T2 のトランジ
スタ寸法比あるいはトランジスタ数の異なる複数の電源
電圧判別回路を備えればよい。このように、図3に示す
ような電源電圧判別回路を1つもしくは複数備え、その
電源電圧判別回路の出力信号、もしくは複数の出力信号
の組合わせから制御信号S1,S2,…SNを生成し、
それらの制御信号S1,S2,…SNを用いて例えば図
1に示す入力回路における複数の入力信号判別回路12
_ 1,12_ 2,…,12_ nのうちの1つを選択する
ように構成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路の入力回路は、入力信号の電圧がそれぞれHレベ
ルおよびLレベルにあると判定するためのしきい値電圧
が、互いに異なる電源電圧毎に調整された複数の入力信
号判別回路を備え、電源電圧に応じて、複数の入力信号
判別回路の中から1つの入力信号判別回路を選択するよ
う構成したため、電源電圧が異なっても入力信号が正し
く判別されて内部に取り込まれる。また、電源電圧判別
回路を備えた場合は、所望の電源電圧を印加しただけで
自動的に適切な入力信号判別回路が選択されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力回路の一実施例の回路図である。
【図2】制御信号を設定するための回路図である。
【図3】電源電圧判別回路の一例を示した回路図であ
る。
【図4】図3の電源電圧判別回路の、電源電圧変化に対
する各ノードの電源電圧依存性を示したグラフである。
【図5】半導体集積回路の入力回路の特性を説明するた
めの図である。
【図6】電源電圧が5Vのときを基準として入力回路の
設計を行った場合において、電源電圧が3Vに低下した
時の特性を表わした図である。
【符号の説明】
10 入力回路 11 入力保護回路 12_ 1,12_ 2,…,12_ n 入力信号判別回路 13_ 1,13_ 2,…,13_ n トランジスタ 14 アドレスバッファ 60 電源電圧判別回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力された入力信号をHレベル
    もしくはLレベルの二値に判別して半導体集積回路の内
    部信号に変換する半導体集積回路の入力回路において、 入力信号の電圧がそれぞれHレベルおよびLレベルにあ
    ると判定するためのしきい値電圧が互いに異なる電源電
    圧毎に調整された複数の入力信号弁別回路と、 電源電圧に応じて前記複数の入力信号弁別回路の中から
    1つの入力信号弁別回路を選択する選択回路とを備えた
    ことを特徴とする半導体集積回路の入力回路。
  2. 【請求項2】 電源電圧を複数に弁別する電源電圧弁別
    回路を備え、前記選択回路が、前記電源電圧弁別回路で
    弁別された電源電圧に応じて前記入力信号弁別回路を選
    択するものであることを特徴とする請求項1記載の半導
    体集積回路の入力回路。
JP5150816A 1993-06-22 1993-06-22 半導体集積回路の入力回路 Pending JPH07142983A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998020613A1 (en) * 1996-11-04 1998-05-14 Xilinx, Inc. Fpga with a plurality of i/o voltage levels
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