JPH0714265Y2 - 整列荷積み装置 - Google Patents

整列荷積み装置

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JPH0714265Y2
JPH0714265Y2 JP1990120682U JP12068290U JPH0714265Y2 JP H0714265 Y2 JPH0714265 Y2 JP H0714265Y2 JP 1990120682 U JP1990120682 U JP 1990120682U JP 12068290 U JP12068290 U JP 12068290U JP H0714265 Y2 JPH0714265 Y2 JP H0714265Y2
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stopper
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俊夫 坂野
和男 本田
礼治 渡邊
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Murata Machinery Ltd
Suntory Ltd
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Murata Machinery Ltd
Suntory Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数の荷物を並べてパレット等に荷積みす
る整列荷積み装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、パレットの荷積み装置として、第7図に示すよう
に、昇降台81の上方にローラ連結体82と固定ストッパ83
とを設けたものが提案されている。
この装置によると、搬送台84の荷物Waをローラ連結体82
に載せ替え、ローラ連結体82を収納部85に引き込むこと
により、荷物WaがパレットP上に段積みされる。荷物Wa
は、固定ストッパ83に当接させることにより、整列状態
に段積みされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、位置固定の固定ストッパ83に荷物Waを寄せて整
列する構造であるため、荷物Waが幅の狭いものである場
合に、荷物WaがパレットP上で固定ストッパ83側に片寄
る。そのため、不安定で荷崩れを生じることがある。
この考案の目的は、荷物の幅が種々異なっていても、荷
積台の中心に整列して荷積みすることのできる簡単な構
造の整列荷積み装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の整列荷積み装置は、荷物を段積み状態に載せ
る昇降台装置を有する段降し部と、この段降し部に並設
されて荷積台となる昇降台装置を有する段積み部と、前
記段降し部の昇降台装置と前記段積み部の荷積台の上方
間を往復走行可能に設けられた往復台とを備える。往復
台は、段降し部側への走行に伴って、段降し部に段積み
されている荷物の層間に進入して荷物を掬い上げ可能な
ものとする。段積み部における荷積台上方の往復台出入
り側の側面には、往復台の退出に伴い往復台上の荷物を
払落とす払落しストッパを進退可能に設ける。また、荷
積台上方の残り3側面には、払落しストッパと対面する
正面ストッパと、残り2側面に各々位置する一対のサイ
ドストッパとを設ける。払落しストッパと正面ストッパ
とは、第1の対称移動手段により、荷積台上方の中心に
向かって対称移動させるようにし、一対のサイドストッ
パは第2の対称移動手段で荷積台上方の中心に向かって
対称移動させるようにする。第2の対称移動手段は進退
シリンダでストッパを移動させるものであり、この進退
シリンダの作動流体路には設定値以上の圧力を逃がす手
段を設ける。
〔作用〕
荷物を載せた往復台が荷積台の上方に進入すると、払落
しストッパが閉じ、この払落しストッパと他の3個のス
トッパとにより、荷物の4側面が囲まれる。これら4個
のストッパのうち、払落しストッパと正面ストッパとは
第1の対称移動手段により荷積台上方の中心に向かって
対称移動し、また両側のサイドストッパは第2の対称移
動手段により対称移動する。これらの対称移動により、
荷物は荷積台上方の中心に整列させられる。この場合
に、対面する一対ずつのストッパがそれぞれ対称移動可
能であるため、個々の荷物の形状,大きさや、配列数の
違いによって、1段分の荷物の並びの長辺幅と短辺幅と
が場合によって種々異なっても、常に荷積台上方の中心
に整列させることができる。整列動作時に、サイドスト
ッパを進退させる進退シリンダは設定値以上の圧力を逃
がす手段が設けてあるため、過剰な押圧力で荷物を傷め
ることが防止される。このようにして整列させた状態
で、往復台が荷積台上方から退出することにより、往復
台上の荷物は払落しストッパで払落され、荷積台の中心
に整列状態に荷積みされる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説
明する。この実施例は、パレットに段積みされた荷物を
取出して別のパレットに段積みする荷処理装置に適用し
たものである。
荷処理装置の全体の概略を第2図と共に説明する。この
荷処理装置は、段降し部1と、整列荷積みを行う段積み
部2とを並設し、その上方間に渡って本体フレーム3の
レール4上を往復走行する往復台5を設けたものであ
る。段降し部1は、荷物Wが段積みされたパレットP1を
搬入する搬入コンベヤ6と、搬入されたパレットP1を持
上げて各段の荷物Wを往復台5のレベルまで順次上昇さ
せる昇降台装置7とを備えている。段積み部2は、荷積
台である昇降台装置9と搬出コンベヤ8とを備えたもの
であり、空のパレットP2が昇降台装置9に載せられ、往
復台5から荷物Wが積まれる。
往復台5は、ローラコンベヤを構成する多数のキャリッ
ジローラ10を有し、段降し部1で荷物Wを1段ずつ掬い
上げて段積み部2に降すものである。段降し部1の上部
には、往復台5による荷掬いの補助を行う掬い時整列装
置11と、荷高さ検出装置12とが設けてある。
段積み部2の上部には、4側のストッパにより荷物Wの
整列と往復台5からの払い落しとを行う払落し整列装置
13を設けてある。本体フレーム3の上面周縁には、手摺
14を有する監視用の作業床15を設け、作業床15から床面
に階段16を設けてある。階段16の下方に、制御盤73が設
置されている。
第4図に示すように、搬入コンベヤ6および搬出コンベ
ヤ8の搬出方向の前後には、パレット搬送用のコンベヤ
17,18が各々続いて設けられている。
つぎに、各部の詳細を説明する。
第1図に示すように、段降し部1における搬入コンベヤ
6は、一対の平行な無端チェーン19にパレットP1を載せ
て搬送するパレットコンベヤからなり、各チェーン19は
コンベヤフレーム20の外面の各スプロケット21に掛装さ
れて、後部のモータ22により走行駆動される。チェーン
19の走行経路およびコンベヤフレーム20には、昇降台装
置7の一対の昇降アーム25が沈み込む切欠状の逃がし凹
部26が設けてある。コンベヤフレーム20の前後端は、本
体フレーム3の前後の下枠材3a,3bに支持してあり、コ
ンベヤフレーム20の後部にはパレットP1を停止させるパ
レットストッパ23が、シリンダ装置24の駆動で出没自在
に設けられている。
昇降台装置7は、一対の平行な昇降アーム25をガイド柱
27の縦レール28に沿って昇降自在に支持し、プーリ30に
掛装された吊り索29(第2図)により昇降アーム25を吊
り上げるものである。吊り索29は、両昇降アーム25の基
端を相互に連結された連結板32に一端が結合され、他端
が結合部材31でガイド柱27に固定されている。プーリ30
は、昇降ロッド34のT形ヘッド部の両側に各々取付けら
れ、送りねじ機構33を介して昇降用モータ74により昇降
駆動される。
段積み部2の排出コンベヤ8および昇降台装置9は、各
々段降し部1の搬入コンベヤ6および昇降台装置7と同
様な構成であり、対応する部分に同一符号を付してあ
る。
往復台5は、一対の台車側枠5a,5b間に多数本のキャリ
ッジローラ10を取付けたものであり、各台車側枠5a,5b
は、本体フレーム3の2本の上枠材3c,3dに設けたラッ
ク状のレール4に、ギヤ状の走行車輪(図示せず)で走
行自在に設置されている。キャリッジローラ10のうち、
段降し部1側の先頭に位置するトップャリッジローラ10
aは、モータ35およびチェーン伝達機構36で回転駆動可
能とし、残りの各キャリッジローラ10は回転自在として
ある。トップキャリッジローラ10aは、滑り止め用のゴ
ム被覆が施してある。往復台5の段積み部2側の端部に
は、荷物Wを滑り降す傾斜面の滑板37が、両台車側枠5
a,5b間に渡って設けてある。往復台5の進退駆動装置38
は、本体フレーム3の上面両端のスプロケット39,40間
に掛装した無端のチェーン41と、スプロケット40を正逆
駆動するモータ42とで構成され、チェーン41は結合部材
43で往復台5に結合されている。
荷高さ検出装置12は、段降し部1における荷物Wが荷掬
い可能高さに持上げられたことを検出するものであり、
荷物Wの上面に当接する枠状検出子44と、ロータリエン
コーダを含む検出部48とで構成される。枠状検出子44
は、一対のガイドロッド46で支持台45に昇降可能に支持
され、昇降シリンダ47で検出位置と上方退避位置との間
に昇降駆動される。検出部48は、ガイドロッド46の昇降
高さを検出して基準値と比較し、基準値に達するとオン
信号を出力するものである。支持台45は門形に形成さ
れ、本体フレーム3の上枠材3c,3d間に架設されてい
る。
掬い時整列装置11は、本体フレーム3の端部に位置する
上部ストッパ49および下部ストッパ50と、前記上部スト
ッパ49に対面する整列用ストッパ51とで構成される。上
部ストッパ49および下部ストッパ50は、各々最上段およ
び2段目の荷物Wを当接させるものであり、各々2本の
ガイドロッド52,53を介して本体フレーム3に進退自在
に支持され、かつ進退シリンダ54,55で進退駆動され
る。左右のガイドロッド52,52および53,53は、各々連動
軸56,57のピニオンに噛み合うラックが切ってあり、上
下のストッパ49,50が斜めにならないように進退量が互
いに規制される。上部ストッパ49は、前面の上部を傾斜
面に形成して往復台5による荷掬いが行い易いようにし
てある。整列用ストッパ51は、支持枠45に取付けた一対
の回動アーム58に両端が取付けられ、両回動アーム58の
基端を連結した連結軸を介して、開閉シリンダ59により
上下に開閉駆動される。
払落し整列装置13は、往復台5の走行経路の上方に位置
する払落しストッパ61と、これに対面する正面ストッパ
60と、左右に対面する一対のサイドストッパ62とで構成
される。払落しストッパ61は、回動アーム61aを介して
門形の支持台65に上下に開閉可能に取付けられ、開閉駆
動装置66により開閉駆動される。正面ストッパ60は、一
対のガイドロッド63で本体フレーム3に進退自在に支持
され、進退駆動装置75で進退駆動される。両ガイドロッ
ド63は、連動軸64のピニオンに噛み合うラックが切って
あり、正面ストッパ60が斜めにならないように、進退距
離が互いに規制される。払落しストッパ61の開閉駆動装
置66と、正面ストッパ60の進退駆動装置75とは、各々モ
ータ駆動される送りねじ機構により突出ロッド部を伸縮
させるものであり、両駆動装置66,75のモータは、払落
しストッパ61と正面ストッパ60とが段積み部2の中心に
対して互いに対称に移動するように同期駆動される。こ
れら駆動装置66,75により、第1の対称移動手段である
第1の対称移動機構76が構成される。
両側のサイドストッパ62は、各々2本のラック67に取付
けられて本体フレーム3に進退自在に支持され、第2の
対称移動手段である第2の対称移動機構68により対面方
向に対称に進退駆動される。第2の対称移動機構68は、
各サイドストッパ62のラック67に噛み合ったピニオンを
有する一対の被伝達軸69と、これら伝達軸69にベベルギ
ヤを介して噛み合った伝達軸70と、ラック・ピニオン機
構71を介して伝達軸70を回転させる進退シリンダ72とで
構成される。進退シリンダ72の作動流体路には、設定値
以上の圧力を逃がす手段が設けてある。
上記構成の動作を説明する。
段降し部1側のパレットP1の荷物Wは、例えば缶入り飲
料や瓶入り飲料を収納したダンボール箱であり、搬入コ
ンベヤ6の手前に続くコンベヤ17(第4図)には、荷物
Wを種類別に載せた複数のパレットP1が順次並べて待機
させられる。段積み部2側のパレットP2は、出荷先別に
準備したパレット等である。
第5図(A)に示すように、段積み状態のパレットP1お
よび空のパレットP2が、各々段降し部1の搬入コンベヤ
6および段積み部2の搬出コンベヤ8に搬入され、所定
位置まで搬入されるとパレットストッパ23(第1図)で
停止させられる。この後、段降し部1の昇降台装置7が
上昇して搬入コンベヤ6のパレットP1を持上げる。最上
段の荷物Wが同図(A)に鎖線で示すように往復台5の
高さに至ると、荷高さ検出装置12の枠状検出子44が荷物
Wに押上げられて、荷物Wが所定高さに上昇したことが
検出され、昇降台装置7の上昇が停止する。この上昇検
出の後、枠状検出子44を上方へ退避させると共に、掬い
時整列装置11の上部ストッパ49およ下部ストッパ50を進
出させ、かつ整列ストッパ51を閉じる。
ついで、段積み部2側に待機していた往復台5がトップ
キャリッジローラ10aを回転駆動しながら段降し部1側
に走行する。トップキャリッジローラ10aが最上段の荷
物Wの側面に当たると(同図(B))、上部ストッパ49
とトップキャリッジローラ10aとで荷物Wが挟まれて、
トップキャリッジローラ10aの上向き(矢印a)回転の
摩擦力により掬い上げられ、往復台5の走行に伴ってキ
ャリッジローラ10上に荷物Wが載せられる(同図
(C))。このとき、荷物Wは、上部ストッパ49と整列
用ストッパ51とで囲まれた状態で往復台5に掬い上げら
れるので、ばらけることなく往復台5に載せられる。ま
た、下部ストッパ50で2段目の荷物Wが支えられるた
め、パレットP1上の荷物Wの荷崩れが防止される。
この間、段積み部2においては、空のパレットP2を昇降
台装置9により往復台5の下面近傍の高さまで持ち上げ
て待機させる。
このように、往復台5に1段分の荷物Wが載せられる
と、上部ストッパ49および下部ストッパ50が戻り、整列
用ストッパ51が開いた後、往復台5が段積み部2側へ走
行して荷物Wを運ぶ(同図(D))。
段積み部2では、往復台5が所定位置まで走行したこと
を適宜の検出器(図示せず)で検出して、正面ストッパ
60を進出させると共に、払落しストッパ61を閉じ、かつ
両側のサイドストッパ62(第1図)を進出させる。この
とき、互いに対となる正面ストッパ60と払落しストッパ
61とは、段積み部2の中心に対して前後に対称に移動
し、両側のサイドストッパ62同志も対称に移動し、荷物
Wを段積み部2の中心に移動させる。この状態で、往復
台5が払落しストッパ61の下方をくぐって段降し部1側
へ走行することにより(第5図(E))、往復台5の上
の荷物Wは払落しストッパ61で止められてパレットP2上
に払い落とされる。
往復台5が段積み部2に位置している間に、段降し部1
では昇降台装置7が荷物Wの1段分だけ上昇し、前記と
同様に上下のストッパ49,50および整列用ストッパ51を
閉じた状態で待機する(第5図(E))。そのため、往
復台5が荷物Wの払い落しのために段降し部1側に走行
したときに、そのまま走行を続けることにより、段降し
部1の次の1段分の荷物Wが往復台5に掬い上げられる
(第5図(F))。
このように、往復台5を往復させて、段降し部1のパレ
ットP1の所望段数の荷物Wを取り出し、段積み部2のパ
レットP2に段積みする。段降し部1の余った荷物Wは、
パレットP1と共に昇降台装置7から搬入コンベヤ6を降
ろし、後続のコンベヤ18(第4図)に搬出する。この
後、段降し部1に別種類の荷物Wの段積みされたパレッ
トP1を搬入し、段積み部2のパレットP2の荷物W上に前
記と同様にして所望段数だけ段積みする。段積み部2側
のパレットP2は、所望の種類の荷物Wが各々所望段数だ
け取り揃えられると、搬出コンベヤ8に降ろして、後続
のコンベヤ18(第4図)に搬出する。
この構成によると、このように往復台5によって段降し
部1で荷掬いした荷物Wをそのまま載せ替えることなく
段積み部2に搬送し、段積みするこができる。そのた
め、能率良く積み替え処理が行える。
また、荷積み時において荷物Wは、前後に対称移動する
正面および払落しストッパ60,61と、左右に対称移動す
る一対のサイドストッパ62とで、段積み部2の前後左右
の中心に移動させられる。なおかつ、これらストッパ60
〜62により4側が囲まれた状態でパレットP2上に払い落
とされる。そのため、荷物Wが段積み部2に搬入される
前に、往復台5による搬送過程等でばらけて相互間に隙
間ができたとしても、隙間なく揃えられた状態でパレッ
トP2に移載される。また、第6図に示すように各段の荷
物Wの前後幅が異なっていても、パレットP2の中心Oに
整列して段積みされる。荷物Wの左右の幅が各段で異な
る場合も、中心Oに整列させられる。このように、前後
左右に整列状態に段積みされるため、パレットP2上の段
積み状態の荷物Wが、段積みの途中や後の搬送時に荷崩
れすることがない。
さらにこの構成によると、往復台5の移動に伴って払落
しストッパ61で往復台5上の荷物Wを払落すようにして
おり、払落しストッパ61が荷物Wの4側を囲んで位置規
制する手段と荷物Wを往復台5から降す手段とを兼用す
る。そのため、通常に行われるように、例えば停止状態
の往復台5からシリンダ装置等で荷物Wを押出し、別の
ストッパで位置規制する場合等と異なり、荷降し専用の
機構をストッパと別に設けることが不要で、構造が簡単
である。しかも、この実施例では払落しストッパ61は、
往復台5上で荷物Wを段積み部2の中心に対称移動させ
る手段も兼用するため、各手段を別々に設ける場合に比
べて、より一層構造の簡易化が図れる。
〔考案の効果〕
この考案の整列荷積み装置は、荷積台上方の4側を囲む
4個のストッパを設け、対面する一対ずつのストッパを
それぞれ別の対称移動手段で対称移動可能としたため、
荷物の各辺の幅が種々異なっていても、荷積台の中心に
整列して荷積みすることができる。また、往復台の移動
に伴って払落しストッパで往復台上の荷物を払落とすよ
うにしており、払落しストッパが荷物の4側を囲む位置
規制手段と往復台から荷物を降す手段とを兼用するた
め、通常のように位置規制手段と荷降し手段とを別々に
設ける場合に比べて構造が簡単である。しかも、往復台
は段降し部に段積みされている荷物の層間に進入して荷
物を掬い上げるものとしたため、往復台の走行のみで往
復台への荷物の積み降ろしが行える。また、前記サイド
ストッパを移動させる進退シリンダには設定値以上の圧
力を逃がす手段を設けたため、整列時に荷物を傷めるこ
とが防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る整列荷積み装置を応
用した荷処理装置の破断斜視図、第2図はその概略破断
正面図、第3図は同じくその概略平面図、第4図は同じ
くその概略破断側面図、第5図(A)〜(F)は同じく
その動作説明図、第6図は同じくその整列段積み状態の
説明図、第7図は従来例の概略正面図である。 1……段降し部、2……段積み部、3……本体フレー
ム、4……レール、5……往復台、6……搬入コンベ
ヤ、7……昇降台装置、8……搬出コンベヤ、9……昇
降台装置(荷積台)、13……払落し整列装置、25……昇
降アーム、60……正面ストッパ、61……払落しストッ
パ、62……サイドストッパ、68……第2の対称移動機
構、76……第1の対称移動機構、P1,P2……パレット、
W……荷物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡邊 礼治 大阪府三島郡島本町大字山崎1023―1 サ ントリー株式会社技術開発センター内 (56)参考文献 特開 平1−139426(JP,A) 特開 昭53−55873(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷物を段積み状態に載せる昇降台装置を有
    する段降し部と、この段降し部に並設されて荷積台とな
    る昇降台装置を有する段積み部と、前記段降し部の昇降
    台装置と前記段積み部の荷積台の上方間を往復走行可能
    に設けられ、かつ前記段降し部側への走行に伴って前記
    段降し部に段積みされている荷物の層間に進入して荷物
    を掬い上げて段積み部側に走行する往復台と、前記荷積
    台上方の往復台出入り側の側面に進退可能に設けられて
    前記往復台の退出に伴い往復台上の荷物を払落とす払落
    しストッパと、前記荷積台上方の前記払落しストッパと
    対面する側面に配置した正面ストッパと、前記荷積台上
    方の残り2側面に各々配置した一対のサイドストッパ
    と、前記払落しストッパと正面ストッパとを荷積台上方
    の中心に向かって対称移動させる第1の対称移動手段
    と、前記一対のサイドストッパを荷積台上方の中心に向
    かって進退シリンダで対称移動させる第2の対称移動手
    段と、第2の対称移動手段の前記進退シリンダの作動流
    体路に設けられて設定値以上の圧力を逃がす手段とを備
    えた整列荷積み装置。
JP1990120682U 1990-11-16 1990-11-16 整列荷積み装置 Expired - Lifetime JPH0714265Y2 (ja)

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JPS5030267A (ja) * 1973-07-16 1975-03-26
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JPH01139426A (ja) * 1987-11-20 1989-05-31 Okura Yusoki Co Ltd 荷積み装置

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