JPH07142531A - 転写マスク及びそれを用いたレジストパターン形成方法 - Google Patents

転写マスク及びそれを用いたレジストパターン形成方法

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JPH07142531A
JPH07142531A JP17976293A JP17976293A JPH07142531A JP H07142531 A JPH07142531 A JP H07142531A JP 17976293 A JP17976293 A JP 17976293A JP 17976293 A JP17976293 A JP 17976293A JP H07142531 A JPH07142531 A JP H07142531A
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Hiroaki Oki
洋昭 大木
Tamachi Ikezawa
玉池 池沢
Hiroyuki Mori
裕之 森
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/1012Auxiliary members for bump connectors, e.g. spacers
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部分的に膜厚を制御することのできる転写マ
スク及びそれを用いたレジストパターン形成方法を提供
し、半導体装置の製造工程で発生する不要なオーバーエ
ッチングを防止して半導体装置の信頼性の向上を図る。 【構成】 露光光2を透過する基板11上に、解像パタ
ーン群12と非解像パターン群13とを形成した。解像
パターン群12は、遮光膜10を有し、露光光2の波長
に対して解像する開口パターン14と遮光パターン15
を配置してなるものである。非解像パターン群13は、
遮光膜10を有し、露光光2の波長に対して非解像にな
る開口パターン16と遮光パターン15とを所定密度で
配置してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写マスク及びこの転
写マスクを用いたレジストパターン形成方法に関し、特
にはフォトリソグラフィーに用いる転写マスクとそれを
用いたレジストパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程では、試料基板上
にレジストパターンを形成し、このレジストパターンを
マスクにして様々な処理を行っている。
【0003】上記レジストパターンを試料基板上に形成
する方法の一つに、フォトリソグラフィーがある。この
方法は、試料基板上に塗布したレジスト膜に転写マスク
を介して露光光を照射し、その後レジスト膜の現像処理
を行うことによって、試料基板上にレジストパターンを
形成する方法である。
【0004】例えば、レジスト膜にネガ型の感光性組成
物を用いた場合には、上記の転写マスクを介して露光光
が照射された部分のレジスト膜の架橋反応が進む。この
ため、その後の現像処理によって露光光が照射されない
部分が除去され、露光光が照射された部分にレジストパ
ターンが形成される。また、レジスト膜にポジ型の感光
性組成物を用いた場合には、上記の転写マスクを介して
露光光が照射された部分のレジスト膜の分解反応が進
む。このため、現像処理によって露光光が照射された部
分が除去され、それ以外の部分にレジストパターンが形
成される。
【0005】上記転写マスクは、露光光を透過する基板
と、この基板上に形成される転写パターンとで構成され
ている。この転写パターンは、露光光に対して遮光性を
有する遮光膜とこの遮光膜に形成する開口部とで構成さ
れる。そして、遮光膜及びその開口部は、露光光に対し
て解像度を有する大きさに形成されており、露光光の照
射によって上記の転写パターンがレジスト膜に精度よく
投影されるようになっている。
【0006】このため、転写マスクを介してレジスト膜
に照射される露光光のエネルギーは、露光光の照射部分
において均一になり、露光光の照射によるレジスト膜の
反応も均一に進行する。例えば、ネガ型のレジスト膜を
用いた場合には、露光光の照射部分では均一に架橋反応
が進むため、試料基板上に形成されるレジストパターン
の膜厚は、試料基板上に塗布されるレジスト膜の膜厚に
依存する。したがって、レジスト膜の膜厚が均一の厚さ
である場合には、上記レジストパターンの膜厚も均一に
形成される。
【0007】そして、半導体装置の製造工程では、上記
のようにして形成したレジストパターンをマスクにし
て、試料基板にパターンを形成するためのエッチング
や、部分的な不純物の拡散等の処理を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の転写マ
スクとこの転写マスクを用いたレジストパターン形成方
法には、以下の様な課題がある。すなわち、近年の半導
体製品の高機能化と高集積化に伴い、レジストパターン
を塗布する試料基板の表面状態はより複雑な構成になっ
ている。例えば、図8に示すウエハ8には、パッド部8
01とセンサー部802とが形成されている。このパッ
ド部801には、試料基板803の上部に絶縁膜(図示
せず)を介して電極パッド804が形成されている。こ
の電極パッド804の表面には、工程検査において形成
された針当て傷805がある。また、センサー部802
には、試料基板803の上面に積層構造の導電層806
が形成されている。そして、この導電層806は、その
一部を開口して試料基板803の表面を露出し、この部
分に受光面807が形成されている。そして、上記ウエ
ハ8の上面には有機膜808が成膜されており、この有
機膜808は、素子製造のプロセス中において電極パッ
ド804の上面では薄く形成されている。
【0009】上記のように複雑に形成されたウエハ8に
おいて、有機膜808よりなるパターンをセンサー部8
02に形成する場合、以下のようにする。先ず、上記レ
ジストパターン形成方法によって、有機膜808の上面
にレジストパターン809を形成する。このレジストパ
ターン809は所定の膜厚で形成されており、その他の
部分にはレジストパターンは形成されない。次に、レジ
ストパターン809をマスクにして、RIEによって有
機膜808を除去する。そして、図9に示すように、セ
ンサー部802の受光面807の上部にのみ有機膜80
8よりなるパターンを形成する。
【0010】しかし、電極パッド804の上面の有機膜
808は、他の部分よりも薄く形成されている。このた
め、上記のRIEによる有機膜808の除去では、電極
パッド804がオーバーエッチングされる。このオーバ
ーエッチングによって、電極パッド804に形成された
針当て傷805の部分のエッチングが進行し、ここでは
図示しない絶縁膜を突き抜けて試料基板803にまで達
する。そして、その後の工程において、この電極パッド
804にワイヤーボンディングを行うと、ワイヤーの金
属成分が基板803にまで達し、各電極パッド803が
導通する不良が発生する。
【0011】そこで、本発明は、試料基板の上部におい
て部分的に膜厚を制御することのできる転写マスク及び
それを用いたレジストパターン形成方法を提供し、これ
によって、半導体製品の信頼性と生産性の向上を図るこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の転写マスクは、露光光を透過する基板上に
解像パターン群と非解像パターン群とを形成したもので
ある。上記解像パターン群は、遮光膜を有し、露光光の
波長に対して解像するパターンを配置してなるものであ
る。また、上記非解像パターン群は、遮光膜を有し、上
記露光光の波長に対して非解像になるパターンを所定密
度で配置してなるものである。
【0013】また、本発明のレジストパターン形成方法
は、上記発明の転写パターンを用いた露光による方法で
ある。この方法では、先ず上記転写マスクの解像パター
ン群と非解像パターン群とを通過した露光光によって試
料基板上に塗布したレジスト膜を露光する。その後、こ
のレジスト膜を現像処理して、試料基板上に解像レジス
トパターンと上記非解像パターン群を通過してレジスト
膜に照射された露光光の量に対応する膜厚の非解像レジ
ストパターンとを形成する。
【0014】
【作用】上記の転写マスクでは、非解像パターン群に入
射した露光光は、この非解像パターン群に配置した非解
像のパターンで回折する。そして、回折した露光光は、
例えばレジスト膜に照射される。したがって、この非解
像パターン群の下方のレジスト膜に照射される露光光の
単位面積当たりの露光エネルギーは、解像パターン群と
比較して小さくなる。また、非解像パターン群に所定の
密度で上記のパターンを配置することによって、この非
解像パターン群の下方のレジスト膜には、その全面に露
光光が分散して照射されるようになると共に、上記密度
に対応した露光エネルギーの露光光が照射される。
【0015】次に、上記のレジストパターン形成方法で
は、上記の転写マスクを用いてレジスト膜の露光を行っ
ている。このため、上記転写マスクの非解像パターン群
の下方のレジスト膜には、レジスト膜の全面に露光光が
分散して照射され、この部分で一つの非解像レジストパ
ターンが形成される。また、上記露光の際には、この非
解像パターン群に配置したパターンの密度によって、当
該非解像パターン群を通過する露光光が制御される。こ
のため、非解像パターン群の下方に形成される非解像レ
ジストパターンの膜厚は、転写マスクのこの非解像パタ
ーン群のパターン密度に応じた膜厚で形成される。また
解像パターン群の下方のレジスト膜には、所定の膜厚を
保ったレジストパターンが形成される。したがって、試
料基板上の一部には、膜厚の薄い非解像レジストパター
ンが形成される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、実施例の転写マスク1の一例を示す断面
模式図である。この転写マスク1は、露光光2を透過す
る基板11と、この基板11上に形成した解像パターン
群12と非解像パターン群13とで構成されている。上
記解像パターン群12と非解像パターン群13とは、例
えばクロムのような露光光2に対する遮光性を有する材
料よりなる遮光膜10を基板11上に成膜し、この遮光
膜10に開口部を形成して開口パターン14,16と遮
光パターン15,17とを形成したものである。
【0017】上記基板11上の解像パターン群12に
は、露光光2の波長に対して解像する大きさの開口パタ
ーン14と遮光パターン15とが配置されている。ま
た、非解像パターン群13には、露光光2の波長に対し
て非解像になる開口パターン16と遮光パターン17と
が配置さている。
【0018】図2には、上記転写マスク1の平面図を示
した。例えば、露光光の波長が365nmである場合、
図2に示すように、非解像パターン群13は、0.2μ
m角あるいは0.3μm角程度のドット状の開口パター
ン16と遮光パターン17とを交互に配置してなる。こ
の開口パターン16と遮光パターン17との配置状態
は、非解像パターン群13を透過する露光光2が、その
非解像パターン群13の下方に位置する試料の全面に照
射されるように設定する。
【0019】また、非解像パターン群13に占める開口
パターン16の面積密度は、上記試料に照射する露光光
の大意面積当たりの露光エネルギーに対応させる。例え
ば、図2に示す非解像パターン群13の開口パターンの
密度は50%である。また、図3に示す転写マスク1
は、その非解像パターン群13が、例えば0.2μm角
のドット状の開口パターン16と0.2μm×0.3μ
mの遮光パターン17とを交互に配置してなる。この非
解像パターン群13においては、開口パターンの密度は
40%である。
【0020】上記の転写マスク1では、非解像パターン
群13を通過する露光光2は、上記のように配置された
開口パターン16で回折して分散される。したがって、
この非解像パターン群13の下方の試料に照射される露
光光2の単位面積当たりの露光エネルギーは、解像パタ
ーン群12の場合と比較して小さくなる。また、非解像
パターン群13に所定の密度で開口パターン16を配置
することによって、露光光2はこの非解像パターン群1
3の下方の試料に位置する試料の全面に照射されるよう
になると共に、その密度に対応した露光エネルギーの露
光光が上記試料に照射される。
【0021】次に、上記のように形成した転写マスク1
を用いて、レジストパターンを形成する方法を図4に基
づいて説明する。先ず、図4(1)に示すように、試料
基板41上に所定膜厚のレジスト膜42を成膜する。そ
して、この試料基板41の上方に、上記の転写マスク1
を配置し、転写マスク1の上方から露光光2を照射す
る。これによって、転写マスク1を介して、試料基板4
1上のレジスト膜42の露光を行う。
【0022】その後、図4(2)に示すように、レジス
ト膜42の現像処理を行い、試料基板41上に解像レジ
ストパターン43と非解像レジストパターン44とを形
成する。例えば、ネガ型のレジスト膜を用いた場合に
は、解像レジストパターン43は、転写マスクの解像パ
ターン群に配置した開口パターン14に対応して形成さ
れる。
【0023】また、ここでは、転写マスク1の非解像パ
ターン群13に配置した開口パターン16の密度によっ
て、非解像パターン群13の下方のレジスト膜42への
露光光の照射量を制御し、この露光光の照射量に対応し
た膜厚の非解像レジストパターン44が試料基板41上
に形成される。
【0024】この開口パターン16の密度と非解像レジ
ストパターン44の膜厚とは、予め使用するレジスト膜
に関して測定したデータによって決める。図5には、非
解像パターン群の開口パターンの大きさと密度とを変化
させた転写マスクにおいて形成される、非解像レジスト
パターンの膜厚を膜減り率として示した。ここで用いた
レジスト膜はネガ型であり、標準露光時間(S)におい
ては、解像パターン群の開口パターン部分に対応するレ
ジスト膜の膜減り率が0%になる。
【0025】この図から、例えば、標準露光時間(S)
において、図2で示した0.3ドットの開口パターンが
密度50%で形成されている非解像パターン群に対応し
て形成される非解像レジストパターンの膜減り率51
は、約25%である。また、図3に示した0.3ドット
の開口パターンが密度40%で形成されている非解像パ
ターン群に対応して形成される非解像レジストパターン
の膜減り率54は、約55%である。
【0026】上記のレジストパターン形成方法では、上
記の非解像パターン群を形成した転写マスクを用いてレ
ジスト膜の露光を行っている。このため、非解像パター
ン群の下方のレジスト膜には、レジスト膜の全面に露光
光が分散して照射され、この部分で一つの連続した非解
像レジストパターンが形成される。また、上記露光の際
には、転写マスクの非解像パターン群に配置した開口パ
ターンの密度によって、当該非解像パターン群の下方へ
の露光光の照射量を制御しており、試料基板上にはこの
照射量に対応した膜厚の非解像レジストパターンが形成
される。これによって、試料基板上には、解像レジスト
パターンと共に膜厚の薄い非解像レジストパターンを形
成することができる。
【0027】以下に、半導体製造工程において、上記の
レジストパターン形成方法を実施する場合を図6に基づ
いて説明する。図6(1)に示すように、レジストパタ
ーンを形成するウエハ6には、パッド部61とセンサー
部62とが形成されている。このパッド部61には、試
料基板63の上部に絶縁膜(図示せず)を介して電極パ
ッド64が形成されている。この電極パッド64の表面
には、工程検査において形成された針当て傷65があ
る。また、センサー部62には、試料基板63の上面に
積層構造の導電層66が形成されている。そして、この
導電層66は、その一部を開口して試料基板63の表面
を露出する状態の受光面67が形成されている。
【0028】このような構成のウエハ6の上面には有機
膜7が成膜されており、この有機膜7は、素子製造のプ
ロセス中において電極パッド64の上面では薄く形成さ
れている。
【0029】上記のように形成されたウエハ6におい
て、センサー部62の受光面67の上部にのみ有機膜7
を残して、他の部分の有機膜7をエッチング除去する場
合には以下のように行う。
【0030】先ず、有機膜7の上面にレジスト膜8を成
膜する。次に、図6(2)に示すように、上記のレジス
トパターン形成方法により、センサー部62の受光面6
7の上方の有機膜7の上面に解像レジストパターン81
を形成する。そして、電極パッド65の上方の有機膜7
の上面には膜厚の薄い非解像レジストパターン82を形
成する。この非解像レジストパターン82の膜厚は、上
記転写マスクの非解像パターン群に配置する開口パター
ンの密度によって制御し、RIEによる有機膜7のエッ
チングが電極パッド64に達するような厚さにする。
【0031】その後、図7に示すように、上記のように
して形成した解像レジストパターン81と非解像レジス
トパターン82とをマスクにして、RIEによって有機
膜7のエッチングを行う。これによって、センサー部6
2の受光面67の上面に有機膜7のパターンを形成す
る。
【0032】上記の方法によって有機膜7のパターンを
形成した場合以下のようになる。電極パッド65の上方
には、解像レジストパターン81と比較して薄い膜厚の
非解像レジストパターン82が形成されている。この非
解像レジストパターン82は、RIEの際に電極パッド
64の針当て傷65の保護膜になる。さらに、この非解
像レジストパターン82は、RIEによる有機膜7のエ
ッチングが電極パッド64に達するような厚さに形成さ
れているので、電極パッド64の上面に有機膜7が残っ
て、ボンディングワイヤーの剥がれの原因になることが
防止される。
【0033】上記実施例においては、転写パターンの非
解像パターン群に形成した開口パターンの形状を0.2
μm角あるいは0.3μm角のドット状にした。しか
し、本発明は、これに限るものではなく例えば、露光光
の波長に対して解像しない短辺幅の長方形でも良い。こ
の場合、開口パターンによって露光光が回折するよう
に、露光光の振動方向と、開口パターンの短辺方向とを
一致させる。
【0034】
【発明の効果】以上実施例で説明したように、本発明の
転写マスクによれば、通常の解像パターン群と共に露光
光に対して非解像であるパターンを配置した非解像パタ
ーン群を設けたことにより、この転写マスクを用いたフ
ォトリソグラフィーで、試料基板上に通常のレジストパ
ターンとそれよりも薄い膜厚の非解像のレジストパター
ンとを形成することができる。また、本発明のレジスト
パターン形成方法によれば、上記の転写マスクを用いて
レジストパターンを形成することによって、レジストパ
ターンの膜厚を部分的に制御することが可能になる。し
たがって、半導体製造工程においては、必要に応じて部
分的に適切な膜厚のレジストパターンを形成することに
より、例えばエッチング工程におけるオーバーエッチン
グを防止することができるので、半導体製品の信頼性が
向上する。また、膜厚の異なるレジストパターンを一度
のリソグラフィーで形成できるため、半導体装置の製造
プロセスにおける生産性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の転写マスクの断面模式図である。
【図2】実施例の転写マスクの平面図である。
【図3】実施例の転写マスクの平面図である。
【図4】実施例のレジストパターン形成方法を説明する
断面模式図である。
【図5】レジスト膜の膜減率を示すグラフである。
【図6】実施例を説明する断面模式図である。
【図7】実施例を説明する断面模式図である。
【図8】従来例を説明する断面模式図である。
【図9】従来例を説明する断面模式図である。
【符号の説明】
1 転写マスク 2 露光光 10 遮光膜 11 基板 12 解像パターン群 13 非解像パターン群 14,16 開口パターン 15,17 遮光パターン 41 試料基板 42 レジスト膜 43 解像レジストパターン 44 非解像レジストパターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光光を透過する基板と、 前記基板上に形成した遮光膜を有するものであって、前
    記露光光の波長に対して解像するパターンを配置してな
    る解像パターン群と、 前記基板上に形成した遮光膜を有するものであって、前
    記露光光の波長に対して非解像になるパターンを所定密
    度で配置してなる非解像パターン群とを有することを特
    徴とする転写マスク。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の解像パターン群と非
    解像パターン群とを有する転写マスクを用いた露光によ
    りレジストパターンを形成する方法であって、 前記転写マスクに露光光を照射し、当該転写マスクの解
    像パターン群と非解像パターン群とを通過した前記露光
    光によって試料基板上に塗布したレジスト膜を露光する
    工程と、 前記工程に次いで、前記レジスト膜を現像処理する工程
    とを行い、 前記試料基板上に、解像レジストパターンと、前記非解
    像パターン群を通過してレジスト膜に照射された露光光
    の量に対応する膜厚の非解像レジストパターンとを形成
    することを特徴とするレジストパターン形成方法。
JP17976293A 1993-06-25 1993-06-25 転写マスク及びそれを用いたレジストパターン形成方法 Pending JPH07142531A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100635943B1 (ko) * 1999-11-04 2006-10-18 삼성전자주식회사 박막 트랜지스터 기판 및 그의 제조 방법
KR100735193B1 (ko) * 2000-12-30 2007-07-03 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 박막 트랜지스터 액정표시장치 제조 방법 및 그에사용되는 마스크

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KR100635943B1 (ko) * 1999-11-04 2006-10-18 삼성전자주식회사 박막 트랜지스터 기판 및 그의 제조 방법
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