JPH0714245Y2 - 落下撒物回収装置を有する撒物揚搬ベルトコンベヤ装置 - Google Patents
落下撒物回収装置を有する撒物揚搬ベルトコンベヤ装置Info
- Publication number
- JPH0714245Y2 JPH0714245Y2 JP1990087428U JP8742890U JPH0714245Y2 JP H0714245 Y2 JPH0714245 Y2 JP H0714245Y2 JP 1990087428 U JP1990087428 U JP 1990087428U JP 8742890 U JP8742890 U JP 8742890U JP H0714245 Y2 JPH0714245 Y2 JP H0714245Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- waste
- conveyor belt
- discharge
- return
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、粉粒体のような撤物を高所へ揚搬するベルト
コンベヤ装置に関するものである。
コンベヤ装置に関するものである。
従来の技術 従来の撤物揚搬ベルトコンベヤ装置においては、揚搬中
に粉粒体等の撤物がコンベヤベルトとスカートの隙間か
ら落下して戻り側コンベヤベルトの裏面に堆積すると、
戻り側ベルトがプーリに懸回するときに、該堆積撤物が
プーリとベルトとの間に挟圧されてベルトの円滑な運行
を阻害するので、該堆積を防止するため、搬送側と戻り
側のコンベヤベルトの間に仕切板が設けられていた。
に粉粒体等の撤物がコンベヤベルトとスカートの隙間か
ら落下して戻り側コンベヤベルトの裏面に堆積すると、
戻り側ベルトがプーリに懸回するときに、該堆積撤物が
プーリとベルトとの間に挟圧されてベルトの円滑な運行
を阻害するので、該堆積を防止するため、搬送側と戻り
側のコンベヤベルトの間に仕切板が設けられていた。
すなわち、第4図に示すように、断面方形のZ型ケーシ
ングHの上部に撤物排出口Dが、下部に撤物投入口S
が、夫々開口し、、駆動プーリP1と従動プーリP2との間
には多数の搬送板を横設したコンベヤベルトBが無端懸
回され、搬送側コンベヤベルトB1と戻り側コンベヤベル
トB2との間の空間には仕切板Aが設けられている。
ングHの上部に撤物排出口Dが、下部に撤物投入口S
が、夫々開口し、、駆動プーリP1と従動プーリP2との間
には多数の搬送板を横設したコンベヤベルトBが無端懸
回され、搬送側コンベヤベルトB1と戻り側コンベヤベル
トB2との間の空間には仕切板Aが設けられている。
したがって、撤物揚搬時に搬送側コンベヤベルトB1の搬
送板周辺から漏出落下した撤物は、揚搬屈曲部の下方に
位置する仕切板部分A′上に堆積し、戻り側コンベヤベ
ルトB2の水平部分B2′の裏面上に落下しないようにされ
ている。
送板周辺から漏出落下した撤物は、揚搬屈曲部の下方に
位置する仕切板部分A′上に堆積し、戻り側コンベヤベ
ルトB2の水平部分B2′の裏面上に落下しないようにされ
ている。
考案が解決しようとする課題 上述した従来技術においては、仕切板部分A′に堆積し
た撤物を人力により頻繁に掻き出して回収しなければな
らないという不便があった。
た撤物を人力により頻繁に掻き出して回収しなければな
らないという不便があった。
課題を解決するための手段 そこで、本考案は従来技術における仕切板を排し、揚搬
中の撤物が落下する揚搬屈曲部下方位置に戻り側コンベ
ヤベルトの両側端に跨がって落下撤物をコンベヤベルト
の外側方に排出する山形流下排出板と該排出板への落下
撤物を誘導するとともに戻り側中間プーリの上方を覆う
位置に取付けた平板形流下案内板と該排出板から流下し
た撤物を搬送板通路内に案内する回収案内板を密閉型ケ
ーシングの隅部に設けたものである。
中の撤物が落下する揚搬屈曲部下方位置に戻り側コンベ
ヤベルトの両側端に跨がって落下撤物をコンベヤベルト
の外側方に排出する山形流下排出板と該排出板への落下
撤物を誘導するとともに戻り側中間プーリの上方を覆う
位置に取付けた平板形流下案内板と該排出板から流下し
た撤物を搬送板通路内に案内する回収案内板を密閉型ケ
ーシングの隅部に設けたものである。
作用 揚搬中の搬送側コンベヤベルトから落下した撤物は、揚
搬屈曲部の下方に位置する戻り側コンベヤベルトの裏面
に達する前に、流下排出板上に落下して流下し、戻り側
コンベヤベルトの両側端の外側方に誘導排出されてケー
シング底板上に堆積されるが、ケーシング底板に誘導排
出された撤物は、戻り側コンベヤベルトの搬送板により
運ばれて搬送側に達し、再び投入口から供給された撤物
とともに揚搬されるものである。
搬屈曲部の下方に位置する戻り側コンベヤベルトの裏面
に達する前に、流下排出板上に落下して流下し、戻り側
コンベヤベルトの両側端の外側方に誘導排出されてケー
シング底板上に堆積されるが、ケーシング底板に誘導排
出された撤物は、戻り側コンベヤベルトの搬送板により
運ばれて搬送側に達し、再び投入口から供給された撤物
とともに揚搬されるものである。
実施例 第1図は本考案の要部概略側面図であって、従動プーリ
1を懸回した無端コンベヤベルト2は、ケーシング3の
撤物投入口4から供給された撤物を搬送板5によって搬
送し、揚搬屈曲部に設けた中間プーリ6を懸回して上昇
し、ケーシング3の上部に設けた排出口(図示せず)よ
り該撤物を放下して戻り側を下降し、中間プーリ7を経
て再び従動プーリ1を懸回する。
1を懸回した無端コンベヤベルト2は、ケーシング3の
撤物投入口4から供給された撤物を搬送板5によって搬
送し、揚搬屈曲部に設けた中間プーリ6を懸回して上昇
し、ケーシング3の上部に設けた排出口(図示せず)よ
り該撤物を放下して戻り側を下降し、中間プーリ7を経
て再び従動プーリ1を懸回する。
搬送板5によって上昇する揚搬撤物は、揚搬中にコンベ
ヤベルトとスカートの隙間から落下することがあるの
で、中間プーリ6を懸回するコンベヤベルトの揚搬屈曲
部の下方位置には、戻り側のコンベヤベルト両側端に跨
がる山形流下排出板8が配設されるとともに、落下撤物
を該山形流下排出板8に誘導するとともに戻り側中間プ
ーリ7の上方を覆う位置に取付けた平板形流下案内板9
が連接されている。
ヤベルトとスカートの隙間から落下することがあるの
で、中間プーリ6を懸回するコンベヤベルトの揚搬屈曲
部の下方位置には、戻り側のコンベヤベルト両側端に跨
がる山形流下排出板8が配設されるとともに、落下撤物
を該山形流下排出板8に誘導するとともに戻り側中間プ
ーリ7の上方を覆う位置に取付けた平板形流下案内板9
が連接されている。
したがって、点線イで示す方向に落下した撤物は、戻り
側中間プーリ7上に落下することなく平板形流下案内板
9に誘導されて山形流下排出板8上に流下し、該流下排
出板8によって左右に振り分けられて、第2図に示すよ
うに戻り側コンベヤベルト2の外側方よりケーシング底
板3′上に落下する。
側中間プーリ7上に落下することなく平板形流下案内板
9に誘導されて山形流下排出板8上に流下し、該流下排
出板8によって左右に振り分けられて、第2図に示すよ
うに戻り側コンベヤベルト2の外側方よりケーシング底
板3′上に落下する。
該底板3′のケーシング隅部には回収案内板10,10が設
けられて落下撤物を戻り側コンベヤベルトの搬送板通路
に案内するから、案内された落下撤物は該搬送板によっ
て回収され、従動プーリ1を懸回し、投入口4から投入
される撤物とともに再び揚搬されるものである。
けられて落下撤物を戻り側コンベヤベルトの搬送板通路
に案内するから、案内された落下撤物は該搬送板によっ
て回収され、従動プーリ1を懸回し、投入口4から投入
される撤物とともに再び揚搬されるものである。
すなわち、第2図の要部を第3図に拡大して示すと、山
形流下排出板8の両側下縁11,11はケーシング3の両側
板より内側に離隔して排出隙間が形成され、該下縁11,1
1の前後端がケーシング3の両側板に取付け片12,12を介
して取付けられ、また、ベルト2を支承する案内レール
13,13は、前記山形流下排出板8の両側下縁11,11の部分
のみを切欠して、前記排出板8から流下した落下撤物が
回収案内板10,10上に落下できるようになされている。
形流下排出板8の両側下縁11,11はケーシング3の両側
板より内側に離隔して排出隙間が形成され、該下縁11,1
1の前後端がケーシング3の両側板に取付け片12,12を介
して取付けられ、また、ベルト2を支承する案内レール
13,13は、前記山形流下排出板8の両側下縁11,11の部分
のみを切欠して、前記排出板8から流下した落下撤物が
回収案内板10,10上に落下できるようになされている。
考案の効果 本考案は、揚搬中にケーシング内を落下した撤物が戻り
側中間プーリ上方を覆う平板状流下案内板によって該中
間プーリより下流側に位置する山形流下排出板へ流下誘
導されるので、中間プーリ上に落下撤物が落下堆積する
おそれがなく、しかも山形流下排出板によって戻り側コ
ンベヤベルトの裏面に堆積することがないので、落下撤
物がプーリとの間に挟圧されてコンベヤベルトの円滑な
運行に支障を与えるおそれがなく、また、戻り側中間プ
ーリの上方は平板状流下案内板によって覆われているの
で、山形流下排出板によって戻り側中間プーリの上方を
覆う必要がないから、該流下排出板の両側下縁をケーシ
ング両側面の内側に離隔させて該排出板より流下する撤
物をケーシング底板へ排出する隙間をケーシング内に形
成させることができるので、該隙間から外部の異物が混
入するおそれが全くなく、さらに、回収案内板は前記排
出隙間から排出された撤物を底板のケーシング隅部に堆
積残留させることなく排出全量を戻り側コンベヤの両側
縁から戻り側搬送板通路内に案内堆積させるので、落下
撤物の全量が搬送板によって回収され、再び揚搬されて
排出口から放下される。
側中間プーリ上方を覆う平板状流下案内板によって該中
間プーリより下流側に位置する山形流下排出板へ流下誘
導されるので、中間プーリ上に落下撤物が落下堆積する
おそれがなく、しかも山形流下排出板によって戻り側コ
ンベヤベルトの裏面に堆積することがないので、落下撤
物がプーリとの間に挟圧されてコンベヤベルトの円滑な
運行に支障を与えるおそれがなく、また、戻り側中間プ
ーリの上方は平板状流下案内板によって覆われているの
で、山形流下排出板によって戻り側中間プーリの上方を
覆う必要がないから、該流下排出板の両側下縁をケーシ
ング両側面の内側に離隔させて該排出板より流下する撤
物をケーシング底板へ排出する隙間をケーシング内に形
成させることができるので、該隙間から外部の異物が混
入するおそれが全くなく、さらに、回収案内板は前記排
出隙間から排出された撤物を底板のケーシング隅部に堆
積残留させることなく排出全量を戻り側コンベヤの両側
縁から戻り側搬送板通路内に案内堆積させるので、落下
撤物の全量が搬送板によって回収され、再び揚搬されて
排出口から放下される。
その結果、落下撤物を人手作業によってケーシング外へ
除去する面倒がなくなり、自動的に連続して回収され、
再び、排出口から放下されるというすぐれた効果を有す
るものである。
除去する面倒がなくなり、自動的に連続して回収され、
再び、排出口から放下されるというすぐれた効果を有す
るものである。
第1図は撤物揚搬ベルトコンベヤ装置の下半部の概略説
明側面図、第2図は第1図II−II線断面図、第3図は要
部拡大断面図であり、第4図は従来例を示す概略説明側
面図である。 2…コンベヤベルト 3…密閉型ケーシング 3′…ケーシング底板 4…撤物投入口 5…搬送板 8,9…落下撤物流下板 10…回収案内板
明側面図、第2図は第1図II−II線断面図、第3図は要
部拡大断面図であり、第4図は従来例を示す概略説明側
面図である。 2…コンベヤベルト 3…密閉型ケーシング 3′…ケーシング底板 4…撤物投入口 5…搬送板 8,9…落下撤物流下板 10…回収案内板
Claims (1)
- 【請求項1】搬送面に多数の搬送板を等間隔で横設した
撤物揚搬コンベヤベルトを、断面方形の密閉型ケーシン
グ内の撤物排出端部と撤物供給端部とに夫々設けた駆動
プーリと従動プーリ間に無端懸回し、上記密閉型ケーシ
ングの上板内面に一対のスカート板を離間対設して前記
搬送板の搬送通路を形成した撤物揚搬ベルトコンベヤ装
置において、コンベヤベルトの揚搬屈曲部の下方位置に
戻り側コンベヤベルトの両側端に跨がって落下撤物をコ
ンベヤベルトの外側方に排出する山形流下排出板と、該
排出板へ落下撤物を誘導するとともに戻り側中間プーリ
の上方を覆う位置に取付けた平板形流下案内板と、該排
出板からの流下撤物を搬送板通路内に案内する回収案内
板と、を配設した落下撤物回収装置を有する撤物揚搬ベ
ルトコンベヤ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990087428U JPH0714245Y2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 落下撒物回収装置を有する撒物揚搬ベルトコンベヤ装置 |
US07/736,257 US5115906A (en) | 1990-07-26 | 1991-07-26 | Conveyor elevator system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990087428U JPH0714245Y2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 落下撒物回収装置を有する撒物揚搬ベルトコンベヤ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0446009U JPH0446009U (ja) | 1992-04-20 |
JPH0714245Y2 true JPH0714245Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31819760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990087428U Expired - Lifetime JPH0714245Y2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-08-23 | 落下撒物回収装置を有する撒物揚搬ベルトコンベヤ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714245Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49101098U (ja) * | 1972-12-23 | 1974-08-30 | ||
JPS56170120U (ja) * | 1980-05-17 | 1981-12-16 |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP1990087428U patent/JPH0714245Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0446009U (ja) | 1992-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |