JPH038643Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH038643Y2 JPH038643Y2 JP1983060741U JP6074183U JPH038643Y2 JP H038643 Y2 JPH038643 Y2 JP H038643Y2 JP 1983060741 U JP1983060741 U JP 1983060741U JP 6074183 U JP6074183 U JP 6074183U JP H038643 Y2 JPH038643 Y2 JP H038643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- plate
- conveyor
- back plate
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 235000008429 bread Nutrition 0.000 claims description 5
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自由な走行経路に沿つて小さい曲率
で彎曲することが可能で且つバケツト走行時の騒
音の発生を抑制し、更に搬送物の掬い取りを可能
にしたパンコンベヤ装置に関する。
で彎曲することが可能で且つバケツト走行時の騒
音の発生を抑制し、更に搬送物の掬い取りを可能
にしたパンコンベヤ装置に関する。
従来のパンコンベヤ装置は第１図に示す如く相
隣接するバケツトB1及びB2の前後端は夫々重り
合い部L1及びL2を有し、搬送物が水平経路の上
方より投下された場合にバケツトB1及びB2間の
隙間から洩れないように配慮されているため、バ
ケツトの背板開口縁は前板の開口縁より低くさ
れ、従つて、バケツトの水平経路上向反転端部に
搬送物投入口を設けた場合にはバケツト背板開口
縁による搬送物の掬い取りが困難であつて、バケ
ツトB1，B2の両側方から洩れ又はバケツトから
溢流してパンコンベヤケーシングの底板に落下し
た搬送物は堆積して底板を腐触させ、また種類の
異なる粉粒体を搬送する場合には該堆積物を除去
しなければならないという欠点があり、更にコン
ベヤが水平経路から上向き経路へ偏向する彎曲経
路部、又は下向き経路より水平経路へ偏向する彎
曲経路部においては、隣接するバケツトの前後端
重り部において衝接干渉が生じ、騒音発生の原因
となるばかりでなく、前後彎曲経路の曲率を小さ
くすれば偏向不能に陥り、従つて大きい曲率の彎
曲経路を必要とする等の欠点を有していた。
隣接するバケツトB1及びB2の前後端は夫々重り
合い部L1及びL2を有し、搬送物が水平経路の上
方より投下された場合にバケツトB1及びB2間の
隙間から洩れないように配慮されているため、バ
ケツトの背板開口縁は前板の開口縁より低くさ
れ、従つて、バケツトの水平経路上向反転端部に
搬送物投入口を設けた場合にはバケツト背板開口
縁による搬送物の掬い取りが困難であつて、バケ
ツトB1，B2の両側方から洩れ又はバケツトから
溢流してパンコンベヤケーシングの底板に落下し
た搬送物は堆積して底板を腐触させ、また種類の
異なる粉粒体を搬送する場合には該堆積物を除去
しなければならないという欠点があり、更にコン
ベヤが水平経路から上向き経路へ偏向する彎曲経
路部、又は下向き経路より水平経路へ偏向する彎
曲経路部においては、隣接するバケツトの前後端
重り部において衝接干渉が生じ、騒音発生の原因
となるばかりでなく、前後彎曲経路の曲率を小さ
くすれば偏向不能に陥り、従つて大きい曲率の彎
曲経路を必要とする等の欠点を有していた。
本考案は上記従来の欠点を除去したもので、以
下本考案の実施例を第２〜３図について説明する
と、 水平、傾斜、垂直の種々の組合せ経路に沿つて
走行するパンコンベヤチエーン１に適宜間隔で互
いに前後端を重合することなく離隔して取付けら
れたバケツト２は、底板３と一対の対向側板４と
前傾した前板５と前傾した掬い取り板６を有する
前記前板５より高い背板７と前傾上向き開口８と
を有し、前記パンコンベヤチエーン１をスプロケ
ツト９に懸回してエンドレスに収納したケーシン
グ１０にはパンコンベヤが水平経路において上向
きに反転する端部に搬送物投入口１１を設ける。
なお、１２は投入口開閉ゲートである。
下本考案の実施例を第２〜３図について説明する
と、 水平、傾斜、垂直の種々の組合せ経路に沿つて
走行するパンコンベヤチエーン１に適宜間隔で互
いに前後端を重合することなく離隔して取付けら
れたバケツト２は、底板３と一対の対向側板４と
前傾した前板５と前傾した掬い取り板６を有する
前記前板５より高い背板７と前傾上向き開口８と
を有し、前記パンコンベヤチエーン１をスプロケ
ツト９に懸回してエンドレスに収納したケーシン
グ１０にはパンコンベヤが水平経路において上向
きに反転する端部に搬送物投入口１１を設ける。
なお、１２は投入口開閉ゲートである。
本考案は搬送物の投入口をコンベヤの水平経路
上向反転端部に設けると共に、バケツト４は上述
のように構成されているから、第３図に示す如く
水平経路の帰り側においては、掬い取り板６の先
端はケーシング１０の底板に近接して底板に堆積
する搬送物を掬い取ることができるから、投入口
１１より連続して投入供給された粉粒体がバケツ
ト２内に供給されると共にケーシング隅部１３に
堆積しても掬い取り板６によつてバケツト内に供
給されるばかりでなく、該隅部１３に常に堆積物
が存在していると粉粒体の投入量に変動を生じて
も該堆積物の掬い取りによつて補填されるので、
バケツト内供給量は略々一定化される。また、背
板７は前板５より高くなつているので、投入口１
１付近における搬送物の受取り面積が大きくな
り、従つてバケツト内に充填される粉粒体は従来
よりも増量されて搬送容量を増大し、更に相隣る
バケツト間には全く重合部分がなく、夫々のバケ
ツトの前端と後端とは離隔しているから凹彎曲経
路においても前後のバケツトが衝接干渉するおそ
れがないので騒音は発生せず、凹彎曲経路の曲率
を小さくできるからパンコンベヤ装置全体を小型
化し且つ水平、傾斜、垂直の経路を任意に組合せ
た走行経路を自由に採用することができるもので
ある。
上向反転端部に設けると共に、バケツト４は上述
のように構成されているから、第３図に示す如く
水平経路の帰り側においては、掬い取り板６の先
端はケーシング１０の底板に近接して底板に堆積
する搬送物を掬い取ることができるから、投入口
１１より連続して投入供給された粉粒体がバケツ
ト２内に供給されると共にケーシング隅部１３に
堆積しても掬い取り板６によつてバケツト内に供
給されるばかりでなく、該隅部１３に常に堆積物
が存在していると粉粒体の投入量に変動を生じて
も該堆積物の掬い取りによつて補填されるので、
バケツト内供給量は略々一定化される。また、背
板７は前板５より高くなつているので、投入口１
１付近における搬送物の受取り面積が大きくな
り、従つてバケツト内に充填される粉粒体は従来
よりも増量されて搬送容量を増大し、更に相隣る
バケツト間には全く重合部分がなく、夫々のバケ
ツトの前端と後端とは離隔しているから凹彎曲経
路においても前後のバケツトが衝接干渉するおそ
れがないので騒音は発生せず、凹彎曲経路の曲率
を小さくできるからパンコンベヤ装置全体を小型
化し且つ水平、傾斜、垂直の経路を任意に組合せ
た走行経路を自由に採用することができるもので
ある。
更にまた、投入口を水平経路上向反転端部に設
けたので、前後のバケツトの端部を重合させる必
要はなく、バケツト外に投入されてもバケツトの
掬い取り板で有効にバケツト内に供給されるか
ら、投入量を無駄にすることはない。
けたので、前後のバケツトの端部を重合させる必
要はなく、バケツト外に投入されてもバケツトの
掬い取り板で有効にバケツト内に供給されるか
ら、投入量を無駄にすることはない。
以上の如く、本考案はパンコンベヤの従来の欠
点をすべて解消し、上述した多くの優れた効果を
有するものである。
点をすべて解消し、上述した多くの優れた効果を
有するものである。
第１図はパンコンベヤの相隣るバケツトの従来
例を示す側面図、第２図は本考案の相隣るバケツ
トの側面図、第３図は本考案のパンコンベヤを収
納したケーシング投入口部分の側断面図である。 １……コンベヤチエーン、２……バケツト、３
……底板、４……側板、５……前板、６……掬い
取り板、７……背板、１０……ケーシング、１１
……投入口。
例を示す側面図、第２図は本考案の相隣るバケツ
トの側面図、第３図は本考案のパンコンベヤを収
納したケーシング投入口部分の側断面図である。 １……コンベヤチエーン、２……バケツト、３
……底板、４……側板、５……前板、６……掬い
取り板、７……背板、１０……ケーシング、１１
……投入口。
Claims (1)
- 水平、傾斜、垂直の種々の組合せ経路に沿つて
走行するパンコンベヤにおいて、パンコンベヤに
取付けたバケツトに搬送物を投入供給する投入口
を該コンベヤの水平経路上向反転端部に設け、前
記バケツトは底板と一対の対向側板と前傾前板と
搬送物掬い取り板を有する前記前板より高い背板
と前傾上向開口とを有し、相隣接するバケツトは
互いに開口前後端部を重合させることなく離間し
て走行方向に多数配設されたパンコンベヤ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6074183U JPS59165824U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | パンコンベヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6074183U JPS59165824U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | パンコンベヤ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59165824U JPS59165824U (ja) | 1984-11-07 |
| JPH038643Y2 true JPH038643Y2 (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=30190973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6074183U Granted JPS59165824U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | パンコンベヤ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59165824U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58120106U (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-16 | 株式会社椿本バルクシステム | 連続誘導排出型バケツトエレベ−タのバケツト |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP6074183U patent/JPS59165824U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59165824U (ja) | 1984-11-07 |
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