JPH0714226Y2 - クリーム状物吐出容器 - Google Patents

クリーム状物吐出容器

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JPH0714226Y2
JPH0714226Y2 JP8930988U JP8930988U JPH0714226Y2 JP H0714226 Y2 JPH0714226 Y2 JP H0714226Y2 JP 8930988 U JP8930988 U JP 8930988U JP 8930988 U JP8930988 U JP 8930988U JP H0714226 Y2 JPH0714226 Y2 JP H0714226Y2
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JP
Japan
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cylinder
mouth
bag
container body
neck
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JP8930988U
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English (en)
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JPH0212469U (ja
Inventor
岸  隆生
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はクリーム状物吐出容器に係る。なお、本考案に
おいてクリーム状物とは、クリームのほか液体も含む意
味で用いる。
「従来の技術」 容器体に装着したシリンダから、ステム上端にノズル付
き押下げヘッドを嵌着した作動部材を上方付勢状態に突
出させ、容器体に対する作動部材の上下動で容器体内液
体をシリンダ内へ吸上げ、又該シリンダ内液体を作動部
材のノズルから噴出するよう設けたポンプ式の液体噴出
容器は、輸送時作動部材が邪魔となり、その包装が嵩ば
るために、その作動部材を付勢に抗し押下げして、シリ
ンダ上端に固設した保持筒内面へ作動部材上部を着脱自
在に螺合したものが知られている。
そして、上記容器を流動性の乏しい内容物を吐出するの
に使用するために、容器体内に袋取付筒を介して、内部
にクリーム状物を充填した、柔軟性ある袋を収納して、
この袋内のクリーム状物を上記したポンピングにより吐
出するようにしたクリーム状物吐出容器を本出願人が先
に提案した(昭和63年6月14日付で本出願人が出願した
「クリーム状物吐出容器」等参照)。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、上記した従来のクリーム状物吐出容器にあっ
ては、保持筒をシリンダ上端へ回動不能に連係させてい
たため、工場等での組付時に作動部材を保持筒に機械締
めする際に機械の不調で締付け過ぎることがあり、この
ような場合、容器使用時において作動部材を無理に螺脱
しようとすると、シリンダと摩擦接触する装着部材が所
定の回転方向に力を受けて容器体に対して保持筒ととも
に回動することから上記螺脱が不能になるという不都合
があった。
そこで、本考案は装着部材の所定方向への回動を阻止し
て作動部材を保持筒から確実に螺脱することができるク
リーム状物吐出容器を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案に係るクリーム状物
吐出容器は、口頚部4を起立する容器本体1と、上記口
頚部頂面に、筒部8上端に付設する第1外向きフランジ
9を載置して筒部を容器本体内へ垂下し、該筒部の上半
部を大内径部10として該大内径部に外気吸入用孔11を穿
設した袋取付筒7と、上記容器本体内に収納され、内部
にクリーム状物を充填するとともに、袋口縁部17を上記
筒部の下部外面に貼着させた柔軟性ある袋16と、上記袋
取付筒内を水密に挿通させて袋16内へシリンダ19下半部
を嵌挿させるとともに、該シリンダ上部に付設した第2
外向きフランジ20を上記第1外向きフランジ9上面に載
置させ、かつ該シリンダ内へ、上端にノズル付き押下げ
ヘッド21を嵌着する作動部材22のステム23を付勢に抗し
押下げして、該押下げ状態で作動部材上部とシリンダ上
端に固設した保持筒24とを螺合させたポンプ式のクリー
ム状物吐出18と、上記容器本体口頚部4外面に周壁28を
螺合させるとともに、該周壁上端に付設した内向きフラ
ンジ29と上記口頚部頂面とで上記第1及び第2外向きフ
ランジ9,20を挟持した装着部材27とからなり、上記容器
本体口頚部4の上端部を小外径部5とするとともに、該
小外径部に外嵌する短筒部12を上記第1外向きフランジ
9外周縁から垂設し、該短筒部と上記小外径部との対向
面相互に回り止め用の第1、第2係合部6、13を付設す
るとともに、短筒部と上記装着部材周壁28との対向面間
に、装着部材の螺合方向への回動のみを許容するラチェ
ット機構30を付設したことを特徴とする。
「作用」 例えば第1図の状態から、作動部材22を保持筒24に対し
て螺脱する方向へ回動させると、保持筒が嵌着したシリ
ンダ19を支持する装着部材27が、袋取付筒7を介して、
容器本体口頚部4に螺脱する方向への回動が不能に連係
しているため、作動部材が締付け過ぎであっても、保持
筒に対して十分反力をとることができ、作動部材を確実
に螺脱することができる。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案に係るクリーム状物吐
出容器の一実施例を説明する。
第1図及び第2図において、1は容器本体で、胴部2上
端から肩部3を介して口頚部4を起立してなる。上記口
頚部4の上端部を小外径部5に形成して、該小外径部5
外面に、左右両部に位置して、歯状の第1係合部6,6を
付設している。
7は袋取付筒で、上述した口頚部4頂面に、筒部8上端
に付設する第1外向きフランジ9を載置して筒部8を容
器本体1内へ垂下し、該筒部8の上半部を大内径部10と
して該大内径部10に外気吸入用孔11を穿設してなる。上
記第1外向きフランジ9外周縁から上述した口頚部4の
小外径部5外面に嵌合する短筒部12が垂設され、該短筒
部12内面の左右両部に付設した歯状の第2係合部13,13
を上述した第1係合部6,6へ回動不能に係合させてい
る。また、上記短筒部12の外周面には多数のラチェット
歯14…刻設されている。
16は柔軟性ある袋で、上述した容器本体1内に収納さ
れ、内部にクリーム状物を充填するとともに、袋口縁部
17を上述した筒部8の下部外面に超音波溶着等で貼着さ
せたフィルム製のものである。
18はクリーム状物吐出器で、上述した袋取付筒7内を水
密に挿通させて袋16内へシリンダ19下半部を嵌挿させる
とともに、該シリンダ19上部に付設した第2外向きフラ
ンジ20を上述した第1外向きフランジ9上面に載置さ
せ、かつ該シリンダ19内へ、上端にノズル付き押下げヘ
ッド21を嵌着する作動部材22のステム23を付勢に抗し押
下げして、該押下げ状態で作動部材22上部とシリンダ19
上端に固設した保持筒24とを螺合させたポンプ式のもの
である。
27は装着部材で、上述した容器本体口頚部4外面に周壁
28を螺合させるとともに、該周壁28上端に付設した内向
きフランジ29と上記口頚部4頂面とで上記第1及び第2
外向きフランジ9,20を挟持してなる。上記周壁28の上部
内面には、上述したラチェット歯14…と係合してラチェ
ット機構30を構成する縦リブ31が周方向に所定間隔離間
して複数付設されている。そして、上記ラチェット機構
30は装着部材27の螺合方向への回動のみを許容するよう
に形成される。
なお、図中32はキャップである。また各部は適宜合成樹
脂材で成形製作される。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、簡単な係合手段に
より装着部材の螺脱方向への回動を阻止するようにした
ので、作動部材の螺脱時には、シリンダ上端に固設した
保持筒に対して十分反力をとることができ、よって作動
部材が締付け過ぎであっても、保持筒から確実に螺脱す
ることができる。また、袋取付筒、容器本体及び装着部
材の簡単な構造変更で済むのでコストの大きな増大はな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案クリーム状物吐出容器の一実施例を示す
一部切欠き側面図、第2図はその要部分解斜視図であ
る。 1……容器本体、7……袋取付筒 16……袋、18……クリーム状物吐出器 27……装着部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】口頚部4を起立する容器本体1と、上記口
    頚部頂面に、筒部8上端に付設する第1外向きフランジ
    9を載置して筒部を容器本体内へ垂下し、該筒部の上半
    部を大内径部10として該大内径部に外気吸入用孔11を穿
    設した袋取付筒7と、上記容器本体内に収納され、内部
    にクリーム状物を充填するとともに、袋口縁部17を上記
    筒部の下部外面に貼着させた柔軟性ある袋16と、上記袋
    取付筒内を水密に挿通させて袋16内へシリンダ19下半部
    を嵌挿させるとともに、該シリンダ上部に付設した第2
    外向きフランジ20を上記第1外向きフランジ9上面に載
    置させ、かつ該シリンダ内へ、上端にノズル付き押下げ
    ヘッド21を嵌着する作動部材22のステム23を付勢に抗し
    押下げして、該押下げ状態で作動部材上部とシリンダ上
    端に固設した保持筒24とを螺合させたポンプ式のクリー
    ム状物吐出器18と、上記容器本体口頚部4外面に周壁28
    を螺合させるとともに、該周壁上端に付設した内向きフ
    ランジ29と上記口頚部頂面とで上記第1及び第2外向き
    フランジ9,20を挟持した装着部材27とからなり、上記容
    器本体口頚部4の上端部を小外径部5とするとともに、
    該小外径部に外嵌する短筒部12を上記第1外向きフラン
    ジ9外周縁から垂設し、該短筒部と上記小外径部との対
    向面相互に回り止め用の第1、第2係合部6、13を付設
    するとともに、短筒部と上記装着部材周壁28との対向面
    間に、装着部材の螺合方向への回動のみを許容するラチ
    ェット機構30を付設したことを特徴とするクリーム状物
    吐出容器。
JP8930988U 1988-07-05 1988-07-05 クリーム状物吐出容器 Expired - Lifetime JPH0714226Y2 (ja)

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JP8930988U JPH0714226Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 クリーム状物吐出容器

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JP8930988U JPH0714226Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 クリーム状物吐出容器

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Publication Number Publication Date
JPH0212469U JPH0212469U (ja) 1990-01-25
JPH0714226Y2 true JPH0714226Y2 (ja) 1995-04-05

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