JPH07142117A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPH07142117A
JPH07142117A JP31457193A JP31457193A JPH07142117A JP H07142117 A JPH07142117 A JP H07142117A JP 31457193 A JP31457193 A JP 31457193A JP 31457193 A JP31457193 A JP 31457193A JP H07142117 A JPH07142117 A JP H07142117A
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plug
rubber plug
accommodating chamber
rubber
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Shigekazu Wakata
繁一 若田
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/0036Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
    • C03C10/0045Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴム栓の取付け位置に拘らず、シールを確実
に行うことができるようにする。 【構成】 ゴム栓1の前端部と前側のヒダ4の間に、薄
肉で断面山形の蛇腹状をなす軸線方向の伸縮部6が形成
されている。ゴム栓1の終端栓5が正規の位置より後方
にずれて組み付けられていると、端子金具10をハウジ
ング15の端子収容室16内に挿入した場合に、(A)
のようにゴム栓1の終端栓5と端子収容室16の後部開
口縁16aとの間に隙間ができる。その場合、ゴム栓1
の後端を押圧すると、(B)のように、ゴム栓1のヒダ
4の形成部分から終端栓5にわたる部分が、伸縮部6を
縮ませつつ電線2上を滑って端子収容室16内に押し込
まれ、終端栓5が後部開口縁16aに押し付けられてそ
のシールが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水コネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、防水コネクタとして知られる一般
的な構成は、電線の先端に端子金具が固定され、その後
方に複数のヒダを外周に有するゴム栓を配して端子金具
によってかしめ固定するようにしている。そして、端子
金具がハウジングの端子収容室内へ挿入されるのに伴い
ゴム栓のヒダが端子収容室の周壁に密着されて、電線と
周壁の間をシールする構造となっている。
【0003】このような構造のものは、端子金具をハウ
ジングに装着した際にゴム栓の後端面と端子収容室の後
部開口縁とが面一になっていないと、窪み部分が形成さ
れてそこに水が溜まり、すぐには浸水しないものの、電
線の振動によりヒダと端子収容室の周壁との間に隙間が
生じ、溜まっていた水が浸水するおそれがある。そのた
め本願出願人は、先の出願において、ゴム栓の後端に、
端子収容室の後部開口縁を閉止する終端栓を形成したも
のを提案した。
【0004】これを図4、5によって説明すると、ゴム
栓31は略筒形をなしてその軸線方向の中央部に2つの
フランジ状のヒダ32が形成されているとともに、後端
に端子収容室の開口端を閉止する終端栓33が形成され
ている。この終端栓33は外方へ末広がり状に拡開する
傘状をなしている。
【0005】ところで、電線35はゴム栓31の中心孔
34へ挿入されて前端から突出した部分が皮剥きされ、
露出した芯線36が端子金具37のワイヤバレル38を
かしめることにより固定され、また、ゴム栓31と電線
35の被覆の先端部がインシュレーションバレル39を
かしめることにより固定されている。上記のようにして
ゴム栓31を装着した電線が端子収容室42へ挿入され
ると、端子収容室42の底面に設けられたランス43が
端子金具37に形成された係止孔44に嵌まって係止さ
れる。かくして、ゴム栓31のヒダ32が端子収容室4
2の周壁に密着するとともに、終端栓33が端子収容室
42の後部開口縁42aを閉止することにより、確実な
シール機能が発揮されるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構造のもの
では、端子金具37の係止と、ゴム栓31の終端栓33
による端子収容室42の後部開口縁42aの閉止とが同
時に満たされるためには、端子金具37の係止孔44と
ゴム栓31の終端栓33とが常に一定の間隔となるよう
に管理されていることが必要である。しかしながら、従
来よりこの寸法管理にはばらつきがあることが知られて
いる。その原因としては、まずワイヤバレル38のかし
め加工時に端子金具が長さ方向へ伸びることが挙げら
れ、この場合には係止孔44と終端栓33との間隔が拡
大する。また、他の原因としてはインシュレーションバ
レル39をかしめる場合に、セッティング時にゴム栓3
1との正規位置からの位置ずれを生じていることや、各
構成部品の寸法誤差によることも考えられる。
【0007】上記したことが原因で、係止孔44と終端
栓33との間隔が増大すると、端子金具37が端子収容
室42に挿入されてランス43により係止した場合であ
っても、図5に示すように、ゴム栓31の終端栓33と
端子収容室42の後部開口縁42aに届かず、非接触状
態となって終端栓33のシール機能が損なわれてしま
う。
【0008】本発明は上記した問題点に鑑みて開発工夫
されたものであり、その目的とするところはゴム栓のシ
ールを確実に行うことができる防水コネクタを提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、コネクタハウジングの端子収容室
へ挿入される電線の先端部には、端子収容室内に形成さ
れたランスに係合する端子金具によってかしめ固定され
るとともに、電線には端子金具によってかしめ固定され
るシール用ゴム栓が嵌着され、かつこのゴム栓には端子
収容室の後部開口縁を閉止する終端栓が形成されてなる
防水コネクタにおいて、ゴム栓には軸線方向への伸縮を
許容する伸縮部が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】本発明はゴム栓に伸縮部を設けたため、端子金
具がランスと係止する位置から終端栓に至るまでの間隔
に誤差があったとしても、伸縮部を必要に応じて伸長・
収縮させれば、この間隔を自在に調整して誤差の吸収が
可能となる。
【0011】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。ゴム栓
に伸縮部を設けたため、端子金具の係止位置からゴム栓
の終端栓までの間隔に誤差があっても、これを吸収して
常に終端栓を端子収容室の後部開口縁に圧接させること
ができ、良好なシール状況確保することができる。ま
た、ゴム栓の終端栓の組み付け位置のずれが許容される
ということは、端子金具のかしめ作業や、ゴム栓の電線
への相対的な嵌装作業に高い精度を必要としないから、
それだけ作業が簡単となって作業能率を向上させること
ができる効果も得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図において、1はゴム栓であって、電線
2を挿通可能な中心孔3を有する略円筒形に形成されて
おり、その軸線方向の中央部の外周には、フランジ状の
2枚のヒダ4が軸線方向に間隔を空けて形成されてい
る。また、ゴム栓1の後端には端子収容室16の後部開
口を閉止するための終端栓5が形成されている。終端栓
5は外周面が前方に向かって次第に縮径されたテーパ面
をなす傘状に形成されている。なお、ゴム栓1の前端部
は後述する端子金具10のインシュレーションバレル1
3によってかしめられる。
【0013】そして、本実施例では特にこのインシュレ
ーションバレル13によってかしめられる部分と、両ヒ
ダ4のうちの前側に位置するものと間に、薄肉で断面山
形の蛇腹状をなして、軸線方向の伸縮が可能な伸縮部6
が形成されている。一方、ゴム栓1の中心孔3において
ヒダ4が設けられている範囲とほぼ対応した範囲には、
複数本の円周溝7が形成されていて、電線2の外周との
接触面積を減じて摩擦抵抗を小さく抑えるようになって
いる。
【0014】端子金具10は従来と同様の構成であり、
その先端側には雌型の端子部11が形成されているとと
もに、その後方に、一対のワイヤバレル12と一対のイ
ンシュレーションバレル13とが形成されている。そし
て、ゴム栓1の中心孔3内に、電線2を終端栓5の形成
された後端側から挿入して、前端から突出した部分を皮
剥きして芯線8を露出させたのち、ゴム栓1の前端部を
端子金具10のインシュレーションバレル13の内側
に、また、露出した芯線8をワイヤバレル12の内側に
それぞれ嵌めて、両バレル12、13をかしめ付けるこ
とによって固定されている。
【0015】他方、コネクタハウジング15も従来と同
様の構成であり、その内部には端子収容室16が貫通し
て形成されており、その前面には相手方の雄型端子が進
入可能な進入口17が形成されている。後方側は、端子
金具10を挿入可能で、上記したゴム栓1のヒダ4の外
径寸法より僅かに小さい直径の円筒状の開口部18とな
っている。また、端子収容室16の下面には、常には端
子収容室16内に突出して基端部の弾性変形によって端
子収容室16に出入り可能なランス19が設けられてい
るとともに、端子金具10の端子部11の下面にはその
ランス19が嵌合可能な係止孔20が形成されている。
【0016】次に、上記のように構成された本例の作用
効果を具体的に説明する。端子金具10はコネクタハウ
ジング15の端子収容室16に後方の開口部18から挿
入されて、ランス19を端子収容室16の外側に弾性変
形させつつ、また、ゴム栓1のヒダ4が弾性的に縮径し
て開口部18の内壁に密着しつつ押し込まれ、端子金具
10の係止孔20がランス19に対応したところで、ラ
ンス19が復元弾力で端子収容室16内に突出すること
により係止孔20に嵌まり、端子金具10が脱外不能に
係止される。
【0017】その際、ゴム栓1の終端栓5が正規の位置
よりも後方にずれて組み付けられていると、図2(A)
に示すようにゴム栓1の終端栓5と端子収容室16の後
部開口縁16aとの間に隙間ができる。その場合は、ゴ
ム栓1の後端を押圧すると、同図(B)に示すように、
ゴム栓1のヒダ4の形成部分から終端栓5にわたる部分
が、伸縮部6を縮ませつつ電線2上を滑って端子収容室
16内に押し込まれ、終端栓5が端子収容室16の後部
開口縁16aに押し付けられてそのシールが担保され
る。
【0018】上記とは逆に、ゴム栓1の終端栓5を端子
収容室16の後部開口縁16aに当てた状態で、ランス
19が係止孔20に未係合となっているような場合(図
3(A)に示す状態)には、電線2を持って押し込んで
やると、同図(B)に示すように、ゴム栓1の伸縮部6
が伸ばされつつ、電線2とゴム栓1の前端部ともども端
子金具10が端子収容室16内にさらに押し込まれて、
ランス19による係止が可能になる。
【0019】すなわち、ゴム栓1の終端栓5の組み付け
位置が長さ方向にばらついても、伸縮部6を必要に応じ
て伸縮させるだけで、終端栓5による端子収容室16の
後部開口縁16aのシールと、端子金具10のランス1
9による係止のいずれをも確実に行うことができる。
【0020】なお、ゴム栓1の伸縮部の形成位置は上記
実施例の位置に限らず、例えば、2枚のヒダ4の間の位
置、あるいは後側のヒダ4と終端栓5の間の位置等、他
の位置であってもよい。また、本発明は、雄側の端子金
具を収容する雄型の防水コネクタにも同様に適用するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電線の端末部の斜視図
である。
【図2】(A)はゴム栓の終端栓の位置が後方にずれて
いた場合の組み付け状態を示す断面図であり、(B)は
その修正後の断面図である。
【図3】(A)はゴム栓の終端栓の位置が前方にずれて
いた場合の組み付け状態を示す断面図であり、(B)は
その修正後の断面図である。
【図4】従来例に係る電線の端末部の斜視図である。
【図5】その組み付け状態の断面図である。
【符号の説明】
1…ゴム栓 2…電線 5…終端栓 6…伸縮部 10…端子金具 12…ワイヤバレル 13…インシュレーションバレル 15…コネクタハウジング 16…端子収容室 16a…後部開口縁 19…ランス 20…係止孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの端子収容室へ挿入
    される電線の先端部には、端子収容室内に形成されたラ
    ンスに係合する端子金具によってかしめ固定されるとと
    もに、前記電線には前記端子金具によってかしめ固定さ
    れるシール用ゴム栓が嵌着され、かつこのゴム栓には前
    記端子収容室の後部開口縁を閉止する終端栓が形成され
    てなる防水コネクタにおいて、 前記ゴム栓には軸線方向への伸縮を許容する伸縮部が形
    成されていることを特徴とする防水コネクタ。
JP5314571A 1993-11-05 1993-11-19 防水コネクタ Expired - Lifetime JP2785664B2 (ja)

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EP94117444A EP0652607B1 (en) 1993-11-05 1994-11-04 A waterproof connector
EP99116361A EP0955697B1 (en) 1993-11-05 1994-11-04 A waterproof connector
DE69423420T DE69423420T2 (de) 1993-11-05 1994-11-04 Wasserdichter Verbinder
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