JPH0714172Y2 - 開袋装置 - Google Patents

開袋装置

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JPH0714172Y2
JPH0714172Y2 JP1986123034U JP12303486U JPH0714172Y2 JP H0714172 Y2 JPH0714172 Y2 JP H0714172Y2 JP 1986123034 U JP1986123034 U JP 1986123034U JP 12303486 U JP12303486 U JP 12303486U JP H0714172 Y2 JPH0714172 Y2 JP H0714172Y2
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JP
Japan
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bag
hopper
empty
blade
vacuum suction
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JP1986123034U
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JPS6328615U (ja
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富也 大石
文夫 長岡
治 長尾
忠義 河西
学 大久保
吉夫 茨木
増雄 鎌田
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は粉体状もしくは粒体状の内容物が充填密封され
た紙及び/又はプラスチックフィルム等よりなる充填袋
を開袋し、内容物を排出される開袋装置に関するもので
ある。
(従来技術) 従来、充填袋を開袋する装置としては特公昭51-48117号
公報、特公昭56-41496号公報に開示されている。
これらの装置は、上向き切断刃を設けて充填袋が自重に
より滑り落ちるのを自動的に開袋するか、又は充填袋が
自重により滑り落ちる際自動的に上方より押圧力を与え
て開袋するものである。
更に、水平受板上に充填袋が運び込まれ、水平受板の回
動により充填袋が水平板の内端より滑り落ち、その自重
により充填袋の中央が切断刃で切断され、その際突刺杆
は水平受板における逃孔を介して袋内へ突入して袋体を
吊支し、圧縮空気を突刺杆より吹き出させて、袋の中味
を下方にある収容部内に排出する開封装置は、特公昭51
-48117号公報で知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のような従来の開袋では、充填袋が多重の袋や、厚
手の袋では切断しないか、切断しても切断刃に添って直
線的に切断しないため、切断個所から他の部分に破れが
生じ、突刺杆で確実に保持できず充填袋が落下するとい
う欠点がある。
(問題点を解決するための手段) したがって、本考案の技術的課題は、充填袋を直線的に
確実に開袋でき、完全に内容物が排出できる開袋装置を
提供しようとするもので、この技術的課題を解決する本
考案の技術的手段は、パレット上に積み上げられた袋を
1袋ずつ吸着パッドで吸着してホッパーの中央に切断刃
のある袋受け上へ搬送する真空吸着搬送装置と、該真空
吸着搬送装置における吸着パッドから落下した服を受け
る鋸歯の刃先が直刃の刃先より上方にある切断刃付き袋
受けを具えたホッパーと、該ホッパー内で開袋された袋
の両側を捕捉する回動自在な爪を具え、かつ残粉を落下
せしめるための上下動作をする移動枠をホッパー上から
空袋収納箱まで搬送させて、空袋収納箱上で空袋を爪か
ら解放させる空袋搬送装置とからなる開袋装置である。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
図示のものは給袋装置(A)、真空吸着搬送装置
(B)、開袋装置(C)、空袋収搬送装置(D)とから
なっている。
そこで、給袋装置(A)から説明すると、実パレット搬
送チェーンコンベアー(1)から実パレット(2)が油
圧リフター付チェーンコンベアー(3)に送られる。
油圧リフター付チェーンコンベアー(3)は実パレット
(2)を所定の位置へ搬送するもので、その油圧リフタ
ー(4)は積み重ねられた袋(a)の上面高さを保持す
るために図示しない光電スイッチで検出すると上昇し、
袋がなくなれば自動的に下降し、同コンベアー(3)は
逆転し、空パレットを空パレット排出チェーンコンベア
ー(5)側に送り出すようになっている。
そして送り出し完了後、油圧リフター(4)は上昇し、
油圧リフター付きチェーンコンベア(3)が実パレット
搬送チェーンコンベアー(1)と同一高さで停止するよ
うなっている。
(6)は油圧リフター付チェーンコンベアー(3)の駆
動モーターである。
次に、真空吸着搬送部(B)について説明する。
真空吸着搬送部の台枠(9)はフレーム(7)のレール
(11)に沿って前後に移動するもので、(8)(8)
(8)(8)は台枠(9)の左右に設けたコロでレール
(11)上を転動する。
(10)はその台枠(9)の移動モーターである。
台枠(9)上のレール(12)にはコロ(13)(13)(1
3)(13)によって左右に移動する真空吸着装置の台枠
(14)がある。
台枠(14)には、吸着パッド(15)を上下動せしめるエ
アーシリンダー(16)がある。
台枠(14)に取付のコロ(18)(18)(18)(18)に沿
って案内レール(17)は上下動するが、この案内レール
(17)は吸着パッド(15)の台盤(21)に取付けられ、
台盤(21)は台枠(14)に取付けられた上下シリンダー
(16)のピストンロッドで上下動する。
(20)は台枠(14)を左右動せしめる移動モーターであ
る。
第1図及び第4図に示す(37)は吸着部旋回ロータリー
エアーシリンダーで吸着パッド(15)を回動させるもの
である。
すなわち、第4図(ロ)(ハ)に示すようにシリンダー
(37)のシリンダー軸(42)のラック(41)の往復動作
でピニオンギア(43)を往復回動させ、パッド軸(44)
を往復回動させるのである。
パッド軸(44)はパッド取付台(46)に結合され、吸引
管(47)がパッド取付台(46)に取付けられている。
以上のような装置により、油圧リフター付チェーンコン
ベアー(3)上にセットされた実パレット(2)より、
予め定められたパターンにしたがって1袋ずつ真空吸着
し、ホッパー(22)まで搬送する。
このように、予め定められたパターンにしたがって1袋
ずつ真空吸着することができるので、これは作業方法を
記憶することが可能なロボット型専用デパレタイザーで
ある。
次に、開袋装置(C)について説明する。
真空吸着搬送装置の前進側には開袋装置が配設されてお
り、フレーム(7)の一段低いところに配設されてい
る。
(22)はそのホッパーで、これには第4図(イ)及び第
5図のような鋸歯(23′)の刃先が直刃(23)の刃先よ
り上方にある切断刃が中央にあり、この左右に袋受け
(24)がある。
したがって、真空吸着搬送装置の吸着パッド(15)で吸
着された袋が、ホッパー(22)上まで搬送され、ここで
吸着をとくと袋は落下して、先ず鋸歯(23′)で点線状
の孔があけられ、次に直刃(23)で開袋する。
ここで鋸刃(23′)は高い山と低い谷とが交互に形成さ
れ、直刃(23)は一定高さの切断刃である。
これによって、袋の落下による衝撃で袋が無規則に裂け
ることを防止し、かつ内容物の飛散を防止し、ホッパー
内で切断されることと相俟って内容物の飛散が極力防止
できる。
つまり、穴開けすることと開袋することを別々に行なっ
ている。とくに粉末を収納した袋体の場合は内容物の飛
散を極力防止しなければ、開袋装置での歩留りが悪くな
る。
しかして、真空吸着搬送装置で袋は袋受け(24)上に確
実にセットされ、落下せしめられるので、切断刃で正し
く切断される。
次に、空袋搬送装置(D)について説明する。
搬送装置における台枠(26)は、第1図及び第2図に示
すようにそのコロ(28)(28)でレール(25)に沿って
前後進する。その駆動装置は移動シリンダー(27)によ
り行われる。
台枠(26)の下方の第6図及び第7図に示す台盤(38)
には一端が枢支(31)されたシリンダー(30)があり、
そのピストンロッド(32)に枢支(33)されたアーム
(35)の先端が軸(34)の横面に取付けられて軸(34)
を回動させ、また爪(40)は軸(34)に固定されてい
て、軸(34)はベアリングを介して台盤(38)の金具
(48)に支持されている。そして、以上のようなリンク
と軸との組合わせで回動する爪(40)は充填袋をクラン
プするもので、このような爪装置が前後対称的に設置さ
れ、更に左右対称的にも設置されている。
したがって真空吸着搬送装置がホッパー(22)上にある
ときには、空袋搬送装置は移動シリンダー(27)で前進
してホッパー(22)上は開放されており、したがってホ
ッパー(22)上に移動してきた吸着パッド(15)から解
き放された袋は、ホッパー(22)に落下して前述したよ
うに開袋されることとなるが、開袋後、空袋搬送装置
(D)は移動シリンダー(27)で後退してホッパー(2
2)の袋上にあり、シリンダー(30)により爪(40)を
回動させ、それにて袋をクランプする。
その際、上下シリンダー(29)のピストンロッドで台盤
(38)を案内レール(39)にしたがって上下動せしめる
ので、袋を爪(40)でクランプしたまま、袋をふって残
粉を充分に落下させることができる。
なお、(41)(41)は案内レール(39)を誘導する台枠
(26)のブラケット(42)に取付けられたコロである。
又、クランプして上下動した後、移動シリンダー(27)
で台枠(26)が前進して空袋収納箱(36)上にくると、
シリンダー(30)の作用によって爪(40)は開きクラン
プを解くので、空袋は空袋収納箱(36)内に収納され
る。
以上のような動作を繰り返すことにより袋内の内容物は
ホッパー(22)内に落下し、次に粉体溶解機へ搬送され
ることとなる。
(考案の効果) 本考案によれば、鋸刃の刃先が直刃より上方にあること
により、確実に鋸歯の山に袋が引っかかり、これにより
鋸刃の山の頂点が袋に切断穴を先ず形成させ、山の裾が
この穴を広げるように切断して行くもので、これによっ
て切断刃の鋸歯の刃先で、先ず点線状の穴があけられた
後に直刃にかかるもので、袋が左右へ逃げることがなく
直線的に切開くことができ、落差による加速度と袋の重
みによる衝撃で充分に切断可能で、多重の袋や厚手の袋
でも確実に開袋できる。この開袋はホッパー内で行われ
ることと、鋸歯状の切断刃による穴開けのため、袋が無
規制に裂けることが防止され、内容物の漏洩や飛散を最
大限にくい止めることができる。しかも、袋受けで袋を
受けるものであるから、袋自体が不自然に変形すること
もなく、その後の回動自在な爪による袋体のクランプに
も支障を来すことなく、袋体のクランプにより開袋後ホ
ッパー内に袋が落下することもない。
そして、真空吸着搬送装置の吸着パットで、袋を正しく
袋受け上に落下せしめることができ、袋体を確実に切断
開袋することができる。
開袋後爪によるクランプした袋は、空袋収納箱まで移送
するものであるから、パレット上から袋の廃棄までの一
連の作業が自動化でき人手を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の正面図、 第2図は同上平面図、 第3図は同上側面図、 第4図(イ)(ロ)(ハ)の(イ)は開袋装置の切断側
面図で、(ロ)(ハ)はシリンダー部の拡大図、 第5図は開袋装置の平面図、 第6、7図は空袋搬送装置の側面図と平面図、 第8図(イ)(ロ)(ハ)は爪の動作説明図である。 (A)……給袋装置 (B)……真空吸着搬送装置 (C)……開袋装置 (D)……空袋搬送装置 (2)……パレット (9)……台枠 (10)……移動モーター (14)……台枠 (15)……吸着パッド (16)……上下シリンダー (20)……移動モーター (22)……ホッパー (23)……鋸歯付切断刃 (24)……袋受け (25)……レール (26)……台枠 (27)……移動シリンダー (30)……シリンダー (34)……軸 (35)……アーム (40)……爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 河西 忠義 東京都府中市西府町3−22−29 (72)考案者 大久保 学 東京都多摩市桜ヶ丘1−38−3 (72)考案者 茨木 吉夫 神奈川県海老名市東柏ケ台6丁目18−2 (72)考案者 鎌田 増雄 神奈川県大和市上草柳3−11−14 (56)参考文献 特公 昭51−48117(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレット上に積み上げられた袋を1袋ずつ
    吸着パッドで吸着してホッパーの中央に切断刃のある袋
    受け上へ搬送する真空吸着搬送装置と、該真空吸着搬送
    装置における吸着パッドから落下した袋を受ける鋸歯の
    刃先が直刃の刃先より上方にある切断刃付き袋受けを具
    えたホッパーと、該ホッパー内で開袋された袋の両側を
    捕捉する回動自在な爪を具え、かつ残粉を落下せしめる
    ための上下動作をする移動枠をホッパー上から空袋収納
    箱まで搬送して、空袋収納箱上で空袋を爪から解放させ
    る空袋搬送装置とからなる開袋装置。
JP1986123034U 1986-08-11 1986-08-11 開袋装置 Expired - Lifetime JPH0714172Y2 (ja)

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JP1986123034U JPH0714172Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11 開袋装置

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JP1986123034U JPH0714172Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11 開袋装置

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JPS6328615U JPS6328615U (ja) 1988-02-25
JPH0714172Y2 true JPH0714172Y2 (ja) 1995-04-05

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ID=31013770

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JPS5148117A (ja) * 1974-10-23 1976-04-24 Hitachi Ltd

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