JPH07141722A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH07141722A
JPH07141722A JP5311283A JP31128393A JPH07141722A JP H07141722 A JPH07141722 A JP H07141722A JP 5311283 A JP5311283 A JP 5311283A JP 31128393 A JP31128393 A JP 31128393A JP H07141722 A JPH07141722 A JP H07141722A
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JP
Japan
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tape
temperature
tension
magnetic head
rotary drum
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Application number
JP5311283A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kanekawa
一朗 金川
Hiroyuki Osaki
博之 大崎
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用温度が変化しても、磁気ヘッドの摩耗量
が変化せず、且つ、磁気ヘッドの摩耗量を低減できる磁
気記録装置を提供すること。 【構成】 情報記録用のテープ3を長手方向に走行させ
るテープ走行系と、前記テープ3に圧接される回転ドラ
ム8と、前記回転ドラム8の周面から僅かに突出して当
該回転ドラム8に固設された磁気ヘッド16と、前記テ
ープ走行系に設けられ前記テープ3にテンションを付与
するテープガイド4とを備えた磁気記録装置1であっ
て、前記テープ3の温度変化に対応して、前記テープ走
行系のテープテンションを可変するテープテンション制
御装置18を設けた構成である。また、前記テープ3の
温度変化に対応して、前記回転ドラム8の周面から突出
する磁気ヘッド16の突出量tを可変する突出量可変装
置29を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度変化により生ずる
ヘッドの摩耗の低減を図ったVTR等の磁気記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、磁気テープを磁気記録媒
体として用いる磁気記録装置としては、VTR、DA
T、DDS等が知られている。尚、VTRはVideo Tape
Recorder 、DATはDigital Audio Tape Recorder 、
DDSはDigital Data Streamerの略称を示す。磁気記
録装置31としては、例えば8ミリビデオの場合、図6
に示す構造となっている。尚、図6において、2は巻取
リール(Tリール)、14は送りリール(Sリール)、
8は磁気ヘッドが設けられたドラム、3はテープ、4、
5、6、7、9、10および13は各テープガイド、1
1はキャプスタン、12はピンチローラ、32はコイル
バネ、33はアジャストアームを示す。
【0003】この種の磁気記録装置31において、テー
プ走行系のテンションは、コイルバネ32を介して取付
けられたテンレギ(テンションレギュレータ)アーム1
5と称される部品上に設置されたテープガイド4により
与えられ、略一定にコントロールされる。また、上記テ
ンションは、アジャストアーム33によってマニュアル
操作により出荷時に調整され、例えば、基準温度(20
゜C)に設定された状態が維持される構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年におい
て、磁気記録装置の磁気ヘッドの摩耗が問題とされてい
る。このヘッド摩耗に影響を与える因子としては様々な
ことが考えられているが、特に重要な一つの要因として
は、図7にヘッド摩耗の温度依存特性を示すように、使
用温度が影響していることが一般に知られている。ま
た、使用温度の変化により何が変化してヘッドの摩耗に
影響を及ぼすかを検討したところ、図8に示すように、
特に、テープの剛性(縦弾性係数)が温度により大きく
変化していることが判明した。この結果、テープの剛性
の変化によって、図9に示すテープとヘッドの当たりや
接触圧力が変化してしまい、ヘッドの摩耗に大きな影響
を及ぼすものと考えられる。テープの剛性とテープの接
触圧力とは略比例している。
【0005】しかしながら、従来の磁気記録装置におい
ては、上述したように、出荷時にアジャストアームを調
整するだけで、温度変化等に応じて磁気ヘッドの摩耗を
低減する対策が何ら採用されておらず、このために、使
用温度の変化によっては磁気ヘッドの摩耗が増大してし
まうという問題を有していた。そこで、本発明は、使用
温度が変化しても、磁気ヘッドの摩耗量が変化せず、且
つ、磁気ヘッドの摩耗量を低減できる磁気記録装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に係る磁気記録装置は、情報記録用のテー
プを長手方向に走行させるテープ走行系と、前記テープ
に圧接される回転ドラムと、前記回転ドラムの周面から
僅かに突出して当該回転ドラムに固設された磁気ヘッド
と、前記テープ走行系に設けられ前記テープにテンショ
ンを付与するテープガイドとを備えた磁気記録装置にお
いて、前記テープの温度変化に対応して、前記テープ走
行系のテープテンションを可変するテープテンション制
御装置を設けたことを特徴とする。
【0007】また、前記テープテンション制御装置が、
磁気ヘッド近傍のテープ温度を検出する温度検出手段
と、前記テープガイドの位置を変位させる位置可変手段
と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記位置可
変手段を駆動制御するテンション制御手段とにより構成
されたことを特徴とする。また、前記テープテンション
制御装置が、前記磁気ヘッドに対するテープの接触圧力
を検出する接触圧力検出手段と、前記テープガイドの位
置を変位させる位置可変手段と、前記接触圧力検出手段
の検出信号に基づいて前記位置可変手段をフィードバッ
ク制御するテンション制御手段とにより構成されたこと
を特徴とする。
【0008】また、前記テープテンション制御装置がバ
イメタルにより構成され、バイメタルの温度変化に対応
して前記テープガイドの位置を変位させることによりテ
ープのテンションを可変することを特徴とする。また、
前記テープテンション制御装置が、形状記憶合金により
構成され、形状記憶合金の形状変化に対応して前記テー
プガイドの位置を変位させることによりテープのテンシ
ョンを可変することを特徴とする。
【0009】請求項6に係る磁気記録装置は、情報記録
用のテープを長手方向に走行させるテープ走行系と、前
記テープに圧接される回転ドラムと、前記回転ドラムの
周面から僅かに突出して当該回転ドラムに固設された磁
気ヘッドと、前記テープ走行系に設けられ前記テープに
テンションを付与するテープガイドとを備えた磁気記録
装置において、前記テープの温度変化に対応して、前記
回転ドラムの周面からの前記磁気ヘッドの突出量を可変
する突出量可変装置を設けたことを特徴とする。
【0010】また、前記磁気ヘッドは前記回転ドラムの
ヘッド取付け部に固設され、前記突出量可変装置が、前
記磁気ヘッド近傍のテープ温度を検出する温度検出手段
と、前記磁気ヘッドと前記ヘッド取付け部との間に介装
された圧電素子と、前記温度検出手段の検出温度に基づ
いて前記圧電素子の印加電圧を制御する印加電圧制御手
段とにより構成されたことを特徴とする。また、前記磁
気ヘッドは前記回転ドラムのヘッド取付け部に固設さ
れ、前記突出量可変装置が、前記磁気ヘッドと前記ヘッ
ド取付け部との間に介装され、温度により形状を変化さ
せる形状記憶合金により構成されたことを特徴とする。
【0011】請求項9に係る磁気記録装置は、情報記録
用のテープを長手方向に走行させるテープ走行系と、前
記テープに圧接される回転ドラムと、前記回転ドラムの
周面から僅かに突出して当該回転ドラムに固設された磁
気ヘッドと、前記テープ走行系に設けられ前記テープに
テンションを付与するテープガイドとを備えた磁気記録
装置において、前記テープの温度変化に対応して、前記
テープ走行系のテープテンションを可変するテープテン
ション制御装置と、前記テープの温度変化に対応して、
前記回転ドラムの周面からの前記磁気ヘッドの突出量を
可変する突出量可変装置とを設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に係る磁気記録装置によれば、テープ
の温度に対応してテープテンション制御装置によりテー
プのテンションが制御されるので、使用温度が変化して
も磁気ヘッドに対するテープの接触圧力を略一定に保つ
ことができ、温度の変化に伴う磁気ヘッドの摩耗量を低
減することが可能となる。また、請求項6に係る磁気記
録装置によれば、テープの温度に対応して突出量可変装
置により回転ドラムに設けられた磁気ヘッドの突出量が
制御されるので、使用温度が変化しても磁気ヘッドに対
するテープの接触圧力を略一定に保つことができ、温度
の変化に伴う磁気ヘッドの摩耗量を低減することが可能
となる。
【0013】更に、請求項9に係る磁気記録装置によれ
ば、テープの温度に対応してテープテンション制御装置
によりテープのテンションが制御されるとともに、突出
量可変装置により回転ドラムに設けられた磁気ヘッドの
突出量が制御されるので、使用温度が変化しても磁気ヘ
ッドに対するテープの接触圧力を略一定に保つことがで
き、温度の変化に伴う磁気ヘッドの摩耗量を低減するこ
とが可能となる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づき説
明する。本実施例では磁気記録装置としてVTRに適用
した場合について説明する。図1は本実施例の磁気記録
装置(VTR)のテープ走行系を示す平面図、図2は回
転ドラムに固設された磁気ヘッドを示す斜視図、図3は
回転ドラムに固設された磁気ヘッドの平面図、図4は使
用温度とヘッド摩耗量との関係を示す図である。
【0015】本実施例の磁気記録装置1の走行系は、図
1に示すように、送りリール(Sリール)2から繰出さ
れたテープ3はテープガイド4、5、6および7を介し
て回転ドラム8に至り、この回転ドラム8からテープガ
イド9および10を介してキャプスタン11およびピン
チローラ12間に至り、更に、テープガイド13を介し
て巻取リール(Tリール)14に巻取られる構成とされ
ている。尚、上記テープガイド4はテンレギアーム15
という部品上に設置され、テープ3に所定のテンション
を付与する。また、上記回転ドラム8には、図2に示す
ように、3つの磁気ヘッド16が周方向に所定間隔に配
設されており、図3に示すように、それぞれの磁気ヘッ
ド16の先端部は回転ドラム8の周面から僅かな量tだ
け突出して回転ドラム8に固設されている。
【0016】更に、本実施例の磁気記録装置1にはテー
プテンション制御装置18が設けられている。このテー
プテンション制御装置18は、図1に示すように、上記
回転ドラム8のテープ3近傍に設置されテープ3の温度
を検出する温度センサ(温度検出手段)19と、上記テ
ープガイド4を支持するテンレギアーム15に一端が連
結されたコイルバネ20と、このコイルバネ20の他端
にロッド21aが連結されたアクチュエータ21と、上
記温度センサ19からの検出温度に基づいてアクチュー
エータ21を制御するテンション制御手段22とから構
成されている。尚、上記コイルバネ20とアクチュエー
タ21とによりテープガイド4の位置を変位させる位置
可変手段23が構成されている。
【0017】このような磁気記録装置1においては、温
度センサ19により検出されたテープ温度に基づいて、
テンション制御手段22によりアクチューエータ21が
駆動制御され、このアクチューエータ21のロッド21
aの伸縮によりコイルバネ20の張力を可変してテンレ
ギアーム15を変位させ、これによりテープガイド4の
位置を変位させてテープ3のテンションが制御され、使
用温度の変化に対応したテープ3のテンションが制御さ
れる。
【0018】本発明者は従来の場合と比較して試験し
た。その結果を図4に示す。尚、図4中、白丸は従来の
場合を示し、黒丸は本実施例の場合を示す。この図4か
らもわかるように、20°Cでテープテンションが6.
7gに略一定にセットされる従来の場合には、テープ3
の接触圧力は、20°Cで9mN、−5°Cで12m
N、40°Cで7mNとなり、大きく変動する。これに
対して本実施例例のテンション制御機構を設けた場合に
は、20°Cの6.7gのテープテンションを基準とし
て、−5°Cでは6.1gに、40°Cでは7.3gに
なるように制御したところ、テープ3の接触圧力は、−
5°Cで11mN、40°Cで8mNとなり、基準の2
0°Cの場合に極めて近い接触圧力にすることができ
た。尚、テープ3のテンションはトルクカセットによ
り、また、接触圧力は磁気ヘッド取付け部に歪ゲージを
取付けた測定治具により、それぞれ測定した。
【0019】したがって、本実施例では、温度センサ1
9により検出されるテープ温度に基づきテンション制御
手段22によりテープ3のテンションが制御されるの
で、使用温度が変化しても磁気ヘッド16に対するテー
プ3の接触圧力を略一定に保つことができ、温度の変化
に伴う磁気ヘッドの摩耗量を低減することが可能とな
る。
【0020】尚、上記実施例では、テープテンション制
御装置18を、温度センサ19と位置可変手段23とテ
ンション制御手段22とにより構成したが、他の構成と
することも可能である。
【0021】例えば、テープテンション制御装置18
を、磁気ヘッド16に対するテープ3の接触圧力を検出
する接触圧力検出手段と、走行系のテープガイド4の位
置を変位させる位置可変手段と、接触圧力検出手段の検
出信号に基づいて位置可変手段をフィードバック制御す
るテンション制御手段により構成することもできる。ま
た、テープテンション制御装置18を、バイメタルによ
り構成してこのバイメタルの温度変化に対応してテープ
ガイド4の位置を変位させることによりテープ3のテン
ションを可変したり、更に、テープテンション制御装置
18を、形状記憶合金により構成してこの形状記憶合金
の形状変化に対応してテープガイド4の位置を変位させ
ることによりテープ3のテンションを可変する構成とす
ることもできる。
【0022】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。尚、本実施例では、テープ走行系が上記実施例と同
様に構成されており、同一の構造についての説明は省略
する。本実施例では、回転ドラム8には3つの磁気ヘッ
ド16が周方向に所定間隔に配設されており、それぞれ
の磁気ヘッド16の先端部は回転ドラム8の周面から僅
かに突出して設けられている。また、上記各々の磁気ヘ
ッド16は、図5に示すように、印加電圧により厚さを
変化させる圧電素子25を介して取付け部26に固着さ
れ、この取付け部26はネジ止めにより回転ドラム8に
固設されている。
【0023】上記圧電素子25は印加電圧制御手段27
に接続され、この印加電圧制御手段27にはテープ3の
温度を検出する温度センサ(温度検出手段)28が接続
され、この温度センサ28は、例えば、回転ドラム8の
テープ3近傍に設置されている。尚、圧電素子25、温
度センサ28および印加電圧制御手段27により突出量
可変装置29が構成されている。
【0024】このような磁気記録装置1においては、温
度センサ28により検出されたテープ温度に基づいて、
印加電圧制御手段27によって圧電素子25に印加する
電圧が調整され、これにより圧電素子25の厚さが変化
し、回転ドラム8の周面からの磁気ヘッド16の突出量
tが制御される。例えば、20°Cを基準にして、温度
が低くなるとテープ3の剛性が高まるので、磁気ヘッド
16の突出量tを小さくし、逆に温度が高くなるとテー
プ3の剛性が低下するので磁気ヘッド16の突出量tを
大きくする制御が行なわれる。したがって、温度変化に
伴ってテープ3の剛性が変化するが、温度変化に伴って
磁気ヘッド16の突出量tが最適に制御されるので、磁
気ヘッド16に対するテープ3の接触圧力が一定に保持
されることになり、磁気ヘッド16の摩耗を最小限にす
ることが可能となる。
【0025】上記突出量可変装置29としては、本実施
例では圧電素子25を用いて構成したが、形状記憶合金
を用いることも可能である。この形状記憶合金を用いる
場合にも、例えば、20°Cを基準にして、温度が低く
なると磁気ヘッド16の突出量tを小さくし、温度が高
くなると磁気ヘッド16の突出量tを大きくするよう予
め設定しておけば、同様な突出量tの制御が可能であ
り、同様の効果を得ることができる。
【0026】尚、上述した各々の実施例では、テープ3
のテンションを温度変化に応じて制御して磁気ヘッド1
6の摩耗を低減したり、又は、温度変化に対応して磁気
ヘッド16の突出量tを制御して磁気ヘッドの摩耗の低
減を図った場合を別個に説明したが、これに限らず、双
方の実施例を併用することも可能であり、更に、磁気ヘ
ッド16の摩耗の低減を図ることが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、テープの温度に対応してテープテンション制御
装置によりテープのテンションが制御されるので、使用
温度が変化しても磁気ヘッドに対するテープの接触圧力
を略一定に保つことができ、温度の変化に伴う磁気ヘッ
ドの摩耗量を低減することが可能となる。また、請求項
6の発明によれば、テープの温度に対応して突出量可変
装置により回転ドラムの周面からの磁気ヘッドの突出量
が制御されるので、使用温度が変化しても磁気ヘッドに
対するテープの接触圧力を略一定に保つことができ、温
度の変化に伴う磁気ヘッドの摩耗量を低減することが可
能となる。更に、請求項9の発明によれば、テープの温
度に対応してテープテンション制御装置によりテープの
テンションが制御されるとともに、突出量可変装置によ
り回転ドラムの周面からの磁気ヘッドの突出量が制御さ
れるので、使用温度が変化しても磁気ヘッドに対するテ
ープの接触圧力を略一定に保つことができ、温度の変化
に伴う磁気ヘッドの摩耗量を更に低減することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り、VTRの要部を示す
平面図である。
【図2】回転ドラムに固設された磁気ヘッドを示す斜視
図である。
【図3】回転ドラムに固設された磁気ヘッドの平面図で
ある。
【図4】使用温度とヘッド摩耗量との関係を示す図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例に係り、磁気ヘッドと取付
け部との間に設けられた圧電素子を示す平面図である。
【図6】従来例に係り、VTRの要部を示す平面図であ
る。
【図7】使用温度とヘッド摩耗量との関係を示す図であ
る。
【図8】使用温度とテープのヤング率との関係を示す図
である。
【図9】磁気ヘッドに作用するテープの接触圧力を説明
する平面図である。
【符号の説明】
1 磁気記録装置 3 テープ 8 回転ドラム 16 磁気ヘッド 18 テープテンション制御装置 29 突出量可変装置 t 磁気ヘッド突出量

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録用のテープを長手方向に走行さ
    せるテープ走行系と、 前記テープに圧接される回転ドラムと、 前記回転ドラムの周面から僅かに突出して当該回転ドラ
    ムに固設された磁気ヘッドと、 前記テープ走行系に設けられ前記テープにテンションを
    付与するテープガイドと、 を備えた磁気記録装置において、 前記テープの温度変化に対応して、前記テープ走行系の
    テープテンションを可変するテープテンション制御装置
    を設けた、 ことを特徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 前記テープテンション制御装置が、磁気
    ヘッド近傍のテープ温度を検出する温度検出手段と、前
    記テープガイドの位置を変位させる位置可変手段と、前
    記温度検出手段の検出温度に基づいて前記位置可変手段
    を駆動制御するテンション制御手段とからなる請求項1
    記載の磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 前記テープテンション制御装置が、前記
    磁気ヘッドに対するテープの接触圧力を検出する接触圧
    力検出手段と、前記テープガイドの位置を変位させる位
    置可変手段と、前記接触圧力検出手段の検出信号に基づ
    いて前記位置可変手段をフィードバック制御するテンシ
    ョン制御手段とからなる請求項1記載の磁気記録装置。
  4. 【請求項4】 前記テープテンション制御装置がバイメ
    タルにより構成され、該バイメタルの温度変化に対応し
    て前記テープガイドの位置を変位させることによりテー
    プのテンションを可変する請求項1記載の磁気記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記テープテンション制御装置が形状記
    憶合金により構成され、該形状記憶合金の形状変化に対
    応して前記テープガイドの位置を変位させることにより
    テープのテンションを可変する請求項1記載の磁気記録
    装置。
  6. 【請求項6】 情報記録用のテープを長手方向に走行さ
    せるテープ走行系と、 前記テープに圧接される回転ドラムと、 前記回転ドラムの周面から僅かに突出して当該回転ドラ
    ムに固設された磁気ヘッドと、 前記テープ走行系に設けられ前記テープにテンションを
    付与するテープガイドと、 を備えた磁気記録装置において、 前記テープの温度変化に対応して、前記回転ドラムの周
    面からの前記磁気ヘッドの突出量を可変する突出量可変
    装置を設けた、 ことを特徴とする磁気記録装置。
  7. 【請求項7】 前記磁気ヘッドは前記回転ドラムのヘッ
    ド取付け部に固設され、前記突出量可変装置が、前記磁
    気ヘッド近傍のテープ温度を検出する温度検出手段と、
    前記磁気ヘッドと前記ヘッド取付け部との間に介装され
    た圧電素子と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて
    前記圧電素子の印加電圧を制御する印加電圧制御手段と
    からなる請求項6記載の磁気記録装置。
  8. 【請求項8】 前記磁気ヘッドは前記回転ドラムのヘッ
    ド取付け部に固設され、前記突出量可変装置が、前記磁
    気ヘッドと前記ヘッド取付け部との間に介装され、温度
    により形状を変化させる形状記憶合金によりなる請求項
    6記載の磁気記録装置。
  9. 【請求項9】 情報記録用のテープを長手方向に走行さ
    せるテープ走行系と、 前記テープに圧接される回転ドラムと、 前記回転ドラムの周面から僅かに突出して当該回転ドラ
    ムに固設された磁気ヘッドと、 前記テープ走行系に設けられ前記テープにテンションを
    付与するテープガイドと、 を備えた磁気記録装置において、 前記テープの温度変化に対応して、前記テープ走行系の
    テープテンションを可変するテープテンション制御装置
    と、 前記テープの温度変化に対応して、前記回転ドラムの周
    面からの前記磁気ヘッドの突出量を可変する突出量可変
    装置と、 を設けたことを特徴とする磁気記録装置。
JP5311283A 1993-11-16 1993-11-16 磁気記録装置 Pending JPH07141722A (ja)

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