JPH0714048A - 紙幣鑑別装置 - Google Patents

紙幣鑑別装置

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JPH0714048A
JPH0714048A JP5158763A JP15876393A JPH0714048A JP H0714048 A JPH0714048 A JP H0714048A JP 5158763 A JP5158763 A JP 5158763A JP 15876393 A JP15876393 A JP 15876393A JP H0714048 A JPH0714048 A JP H0714048A
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JP
Japan
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bill
thickness
banknote
paper money
sensor
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Application number
JP5158763A
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English (en)
Inventor
Tomonori Takai
智則 高井
Mamoru Kanbayashi
守 神林
Yukihiro Nemoto
幸広 根本
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーナー折れ紙幣を正券と判断し、循環紙幣
として再利用することにより紙幣の有効活用をする紙幣
鑑別装置を提供することを目的とする。 【構成】 紙幣鑑別装置20の厚み検出部21は、紙幣
の中央部と両側部のそれぞれに対向する3つの厚み検出
ローラ22、23、24と、厚み検出ローラ22、2
3、24を回転可能に支持する回動可能なブラケット2
5、26、27、及びブラケット25、26、27の回
動量を検出する厚み検出センサ31a、31b、31c
とから成る。そして紙幣8の正損は、上記厚み検出セン
サ31a、31b、31cの検出結果と反射透過センサ
部5の検出結果とにより判別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣の厚みを検出する
センサの検出結果と形状を検出するセンサの検出結果と
により紙幣の正損を判別する紙幣鑑別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関等に設置される現金自動入出金
装置においては、顧客が入金した紙幣の金種や正損等を
判別するために、また現金自動入出金装置から顧客に対
し紙幣を出金する場合に、紙幣の金種や正損を確認する
ために紙幣鑑別装置が使用される。一般に紙幣鑑別装置
には、搬送される紙幣に対向する位置に、紙幣の反射光
や透過光の強度を検出するセンサ、紙幣の印刷に使用さ
れた磁性を帯びたインクによる磁気特性を検出する磁気
センサ、及び紙幣の厚みを検出する機構等が設けられて
いる。
【0003】次に、上記検出センサと厚み検出機構を持
つ従来の紙幣鑑別装置について図5、図6に基づいて説
明する。図5は従来の紙幣鑑別装置の概略構成図であ
り、図6は紙幣鑑別装置の概略側面図である。紙幣鑑別
装置1には厚み検出部2が設けられている。この厚み検
出部2は、円柱の厚み検出ローラ3と、この厚み検出ロ
ーラ3を両側から回転可能に支持するブラケット4及び
このブラケット4を固定するシャフト4aの回転量を検
出する厚み検出センサ4bとから成る。この厚み検出セ
ンサ4bは磁気センサを用いている。
【0004】また紙幣鑑別装置1には反射透過センサ部
5、磁気センサ部6が設けられている。反射透過センサ
部5は、紙幣からの反射光や紙幣を透過した透過光の強
度により紙幣8の状態と形状を検出し、磁気センサ部6
は紙幣8の印刷に使用される磁性を帯びたインクによる
紙幣8の磁気特性を検出する。
【0005】さらに紙幣鑑別装置1に配設された圧接ロ
ーラ部7a〜7dはこれに対向する搬送ローラ部7e〜
7iと圧接しており、搬送ローラ部7fは厚み検出ロー
ラ3と同様円柱で構成されている。また搬送ローラ部7
e〜7iは図示せぬモータにより一緒に駆動されるよう
になっており、それ故、紙幣8は上記圧接ローラ部7a
〜7dと搬送ローラ部7e〜7iとにより搬送路9を搬
送されて上記厚み検出部2、反射透過センサ部5、磁気
センサ部6を順に通過し、それぞれの検出結果により図
示せぬ制御部で随時正損判別をされるようになってい
る。
【0006】次に上記構造の紙幣鑑別装置1の動作を図
5〜図7に基づいて説明する。図7は従来の正損判別を
説明するフローチャートである。
【0007】紙幣8が紙幣鑑別装置1に搬送されると、
圧接ローラ部7a、搬送ローラ部7eにより紙幣8は厚
み検出部2に搬送される。この時紙幣8が正券で、かつ
1枚である場合、厚み検出ローラ3は紙幣8の1枚の高
さ分だけ矢印A方向に持ち上がる。厚み検出ローラ3が
持ち上がることによりブラケット4は回動し、厚み検出
センサ4bはシャフト4aの回転量を検出し、標準厚で
あると図示せぬ制御部で判断されると(S1)、次のS
2へ進行する。
【0008】S2では、反射透過センサ部5が光を照射
してこの紙幣8の状態と形状を検出し、正常であれば正
券と判断し(S3)、紙幣8を搬送路9から搬出し、こ
の紙幣8が入金紙幣であれば図示せぬ収納部へ搬送し
(S4)、出金紙幣であれば図示せぬ接客部へ搬送す
る。
【0009】またテープが貼られた紙幣8やコーナーが
折れていたり欠損している紙幣8等損券である場合、テ
ープの貼り付け部や折れ部は正常紙幣8よりも厚みがあ
るので厚み検出ローラ3は1枚のときよりもさらに矢印
A方向へ押し上げられ、厚み検出ローラ3の移動により
ブラケット4は矢印C方向へ1枚のときよりもさらに回
動する。上記ブラケット4の回動により厚み検出センサ
4bはシャフト4aの回動量を検出し(S1)、制御部
はこの紙幣8が損券であると判断する(S5)。この後
紙幣8は搬送路9を搬出され、図示せぬリジェクト部へ
送られる(S6)。
【0010】また反射透過センサ部5で異常が検出され
ると(S2)、紙幣8は損券であると判断され(S
5)、搬送路9を搬送されリジェクト部へ送られる(S
3)。前記収納部へ搬送された紙幣8は、この後循環紙
幣8として再利用される。
【0011】ところで搬送路9を搬送される紙幣8は磁
気センサ部6を通過する際、そこで紙幣8の磁気特性を
検出されるが、紙幣8の真偽判別は厚み検出部2と、反
射透過センサ部5、及び磁気センサ部6とのそれぞれの
検出結果により判断される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記構造の紙幣
鑑別装置では、1つの厚み検出ローラで紙幣全体の厚み
を検出していたので、折れの程度が少なければ循環紙幣
として再利用可能なコーナー折れ紙幣は、厚み検出部で
標準厚以外であると検出され、損券と判断されてリジェ
クトされてしまっていた。この結果コーナー折れ紙幣の
有効活用(循環紙幣として再利用)ができなかった。
【0013】本発明は上記問題を除去し、紙幣の部分的
な厚みを検出することによりコーナー折れ紙幣と損券と
を区別でき、紙幣の有効利用を図った優れた装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、紙幣の厚みを検知すると共に、外形検知
手段により紙幣の外形を検知することによって紙幣の正
損判別をする紙幣鑑別装置において、紙幣の搬送路を横
断して中央部と両側部のそれぞれに対向して配置し、紙
幣の各部分の厚みを検知する厚み検知手段と、複数の厚
み検知手段の検知結果と外形検知手段の検知結果とによ
り紙幣のコーナー折れを識別する識別手段とを設けたも
のである。
【0015】
【作用】紙幣が厚み検知手段に搬送されると、厚み検知
手段は紙幣の中央部と両側部のそれぞれの厚みを検知
し、両側部、或いは一方の側部の厚みが標準厚と異なる
と検知された場合、ここで損券と判別せず上記検知結果
と外形検知手段の検知結果とを付き合わせる。そして両
方の検知結果により、識別手段は紙幣のコーナーが折れ
ているか否かを識別する。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は本発明に係る実施例の紙幣鑑
別装置の概略構成図であり、図2は紙幣鑑別装置の概略
側面図である。
【0017】図1において、紙幣鑑別装置20には厚み
検出手段として厚み検出部21が設けられている。この
厚み検出部21は3つの厚み検出ローラ22、23、2
4と、これらの厚み検出ローラ22、23、24を両端
から回転可能に支持するブラケット25、26、27及
びこれらのブラケット25、26、27を固定するシャ
フト28、29、30の回転量を検出する厚み検出セン
サ31a、31b、31cとから成る。これらの厚み検
出センサ31a、31b、31cは従来の厚み検出セン
サと同様の磁気センサである。そのほかの構造において
は従来と同様である。
【0018】次に上記構造の紙幣鑑別装置20の回路ブ
ロックについて図3に従って説明する。図3は実施例の
回路ブロック図である。前述の厚み検出部21、外形検
知手段である反射透過センサ部5及び磁気センサ部6の
それぞれのセンサ群31(31a、31b、31c)、
33、34は、マルチプレクサ35に接続されている。
マルチプレクサ35は上記センサ群31、33、34の
出力信号群のいずれかを選択してA/D変換回路36へ
送出するようになっている。このA/D変換回路36は
アナログ信号をディジタル信号に変換する回路である。
A/D変換回路36によりディジタル信号に変換された
検出信号群は、バッファメモリ37に格納される。
【0019】上記ディジタル信号に変換された検出信号
群(被判別パターン信号群)を格納するバッファメモリ
37は、センサ選択回路38より出力されるセンサ選択
信号に基づき、前記被判別パターン信号群より該当する
被判別パターン信号を比較回路39へ出力するようにな
っている。この比較回路39には標準パターン選択回路
40が接続されている。また標準パターン選択回路40
に接続される金種判別部41は、センサ群31、33、
34或いは図示せぬ他のセンサ群からの出力信号に基づ
き、投入された紙幣8の金種判別をするようになってお
り、同じく標準パターン選択回路40に接続される標準
パターンメモリ群42は、あらかじめ定めたセンサ別及
び金種別の標準パターンを格納している。
【0020】そしてセンサ選択回路38からのセンサ選
択信号と、金種判別部41からの金種判別結果とに基づ
き、標準パターンメモリ群42より該当する標準パター
ンメモリを標準パターン選択回路40で選択し、標準パ
ターン信号として比較回路39へ出力する。この比較回
路39は、バッファメモリ37から出力された被判別パ
ターンと標準パターン選択回路40から出力される標準
パターンとを比較する回路である。また、比較回路39
は識別手段である判別回路43と接続されており、この
判別回路43は比較回路39の比較結果により紙幣8の
正損を判別する。
【0021】次に上記構造の紙幣鑑別装置の正損判別動
作について、図1〜図4に基づき説明する。図4は実施
例の判別回路で行われる正損判別動作を説明するフロー
チャートである。
【0022】先ず紙幣8が正券である場合の正券判別動
作について説明する。紙幣8が紙幣鑑別装置20に搬送
されると、圧接ローラ部7a〜7dと搬送ローラ部7e
〜7iにより紙幣8は厚み検出部21へ搬送される。厚
み検出部21では3つの厚み検出ローラ22〜24が、
対向する搬送ローラ部7fと共に、紙幣8の中央部と両
側部をそれぞれ挟持し搬送しながらそれぞれの部分の厚
みを検出する。紙幣8は正券でかつ1枚であるので、厚
み検出ローラ22〜24は紙幣8の1枚の厚さ分だけ図
2に示す矢印A方向へ移動する。従ってブラケット25
〜27は回動し、厚み検出センサ群31はシャフト28
〜30の回転量を検出する。
【0023】この時厚み検出センサ群31のそれぞれの
検出結果は図3のマルチプレクサ35に送出され、A/
D変換回路36でディジタル信号に変換されバッファメ
モリ37に格納される。そしてセンサ選択回路38から
の出力信号により選択されて検出結果を比較回路39へ
送出する。また上記センサ選択回路38に基づき標準パ
ターン選択回路40で標準パターンメモリ群42より該
当する標準パターンメモリが選択され、このメモリから
標準パターンが読みだされ、標準パターン信号として比
較回路39へ出力される。
【0024】比較回路39ではバッファメモリ37から
送出された検出結果と上記標準パターンとを比較し、検
出結果が標準パターンと同一であるという比較結果を判
別回路43へ送出する(S10)。しかし判別回路43
はこの時点で正券であると判断せず、反射透過センサ部
5の検出結果が送られてくるのを待っている。
【0025】反射透過センサ部5では紙幣8に光を照射
し、光の反射具合と透過具合とからこの紙幣8の形状と
状態とを検出する。そして厚み検出部21の検出信号と
同様に、反射透過センサ部5の検出信号をディジタル信
号に変換してバッファメモリ37に格納する。そしてセ
ンサ選択回路38からの出力信号により選択されて検出
結果を比較回路39へ送出する。またセンサ選択回路3
8に基づき標準パターン選択回路40で標準パターンメ
モリ群42より該当する標準パターンメモリが選択さ
れ、標準パターン信号として比較回路39へ出力され
る。
【0026】比較回路39は、バッファメモリ37から
送出された検出結果と上記標準パターンとを比較し、検
出結果が標準パターンと同一であるという比較結果を判
別回路43へ送出する(S11)。そして判別回路43
はS10の比較結果とS11の比較結果とにより紙幣8
が正券であると判別する(S12)。この紙幣8が入金
紙幣の場合、正券は再利用できるので、この後紙幣8は
磁気センサ部6を通過し搬送路9を搬出され、S13に
示すように循環紙幣8を収納する図示せぬ収納部へ収納
される。また出金紙幣の場合、接客部へ搬送する。
【0027】次に正券であり、かつコーナー折れである
紙幣8の正券判別動作について以下に説明する。コーナ
ー折れ紙幣8が厚み検出部21へ搬送されると、厚み検
出ローラ22〜24が矢印A方向へ移動して紙幣8の中
央部と両側部のそれぞれの厚みを検出する。この時厚み
検出ローラ22側にコーナー折れがある場合、折れの部
分は1枚よりも厚いので、このローラ22は残りのロー
ラ23、24よりも大きく矢印A方向へ移動する。そし
てブラケット25〜27は回動し、厚み検出センサ群3
1はシャフト28〜30のそれぞれの回転量を検出す
る。
【0028】この時厚み検出センサ群31のそれぞれの
検出結果はディジタル信号に変換されバッファメモリ3
7に格納される。そしてセンサ選択回路38の出力信号
により選択されて、比較される検出結果を比較回路39
へ送出する。また上記センサ選択回路38に基づき標準
パターン選択回路40で標準パターンメモリ群42より
該当する標準パターンメモリが選択され、標準パターン
信号として比較回路39へ出力される。
【0029】比較回路39は上記検出結果と標準パター
ンとを比較し、センサ31aの検出結果が標準パターン
と異なるという比較結果を判別回路43へ送出する(S
14)。しかし判別回路43はこの時点で紙幣8が損券
であると判断せず、反射透過センサ部5の比較結果が送
られてくるのを待っている。
【0030】反射透過センサ部8では紙幣8に光を照射
してこの紙幣8の形状と状態とを検出し、厚み検出部2
1の検出信号と同様、検出信号をバッファメモリ37に
格納する。そしてセンサ選択回路38の選択信号により
選択され、検出結果を比較回路39へ送出する。そして
前記選択信号により標準パターン選択回路40で前記検
出結果と比較すべき標準パターンが標準パターンメモリ
群42から選択され、比較回路39へ送出される。比較
回路39は上記検出結果と標準パターンとを比較し、コ
ーナー部分が標準パターンとは異なるという比較結果を
判別回路43へ送出する(S15)。
【0031】しかし判別回路43はここで欠損紙幣と判
断せず、S14の比較結果とS15の比較結果とによ
り、コーナー折れであると判断する(S16)。そして
この紙幣8を磁気センサ部6へ通し搬送路9から搬出し
た後、収納部へ収納する(S17)。
【0032】また損券である場合の損券判別動作につい
て説明する。例えば紙幣8の側部にテープ等が貼られて
いる場合、厚み検出部21では、厚み検出ローラ22が
テープの貼られている部分で残りのローラ23、24よ
りもさらに矢印A方向へ押し上げられる。この時厚み検
出センサ31aはシャフト28の回転量を検出する。
【0033】そして厚み検出センサ群31の検出結果は
比較回路39で標準パターンと比較され、センサ31a
の検出結果が標準と異なるという比較結果を判別回路4
3へ送出する(S14)。しかし判別回路43はこの時
点で正券であると判断せず、反射透過センサ部5の検出
結果が送られてくるのを待っている。また反射透過セン
サ部5では紙幣8の形状と状態とを検出し、この検出信
号を比較回路へ送出する。比較回路39はこの検出結果
と標準パターンとを比較し、コーナー部分が標準パター
ンと同一という比較結果を判別回路43に送出する(S
15)。判別回路43はS14の比較結果とS15の比
較結果とにより、紙幣8が損券であると判断し(S1
8)、搬送路9を搬出して図示せぬリジェクト部へこの
紙幣8を収納する(S19)。
【0034】ところで搬送路9を搬送される紙幣8は磁
気センサ部6を通過する際、そこで紙幣8の磁気特性を
検出されるが、紙幣8の真偽判別は厚み検出部2と、反
射透過センサ部5、及び磁気センサ部6との検出結果に
より判断される。
【0035】また上記実施例では、紙幣8の厚みの検出
を3つの厚み検出ローラ22〜24により行っている
が、この厚み検出ローラ22〜24の数は3つに限定す
る必要はなく、3つ以上であればよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、紙幣の中央部と両側部の各部分の厚みを厚み検知
手段で検知し、この厚み検知手段の検知結果と外形検知
手段の検知結果とにより紙幣の正損を判別するようにし
たので、従来では損券として扱われていたコーナー折れ
紙幣を正券であると判断できるようになった。この結果
コーナー折れ紙幣を循環紙幣として再利用することがで
き、紙幣の有効活用ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の紙幣鑑別装置を示す概略
構成図である。
【図2】実施例の紙幣鑑別装置を示す概略側面図であ
る。
【図3】実施例の回路ブロック図である。
【図4】実施例の正損判別動作を説明するフローチャー
トである。
【図5】従来の紙幣鑑別装置を示す概略構成図である。
【図6】従来の紙幣鑑別装置を示す概略側面図である。
【図7】従来の正損判別を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
5 反射透過センサ部 20 紙幣鑑別装置 21 厚み検出部 22〜24 厚み検出ローラ 31a〜31c 厚み検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 幸広 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣の厚みを検知すると共に、外形検知
    手段により紙幣の外形を検知することによって紙幣の正
    損判別をする紙幣鑑別装置において、 紙幣の搬送路を横断して中央部と両側部のそれぞれに対
    向して配置し、紙幣の各部分の厚みを検知する厚み検知
    手段と、 この厚み検知手段の検知結果と外形検知手段の検知結果
    とにより紙幣のコーナー折れを識別する識別手段とを設
    けたことを特徴とする紙幣鑑別装置。
  2. 【請求項2】 前記紙幣厚み検知手段は、紙幣の搬送に
    伴い紙幣の厚みに応じて変位する複数個のローラと、各
    ローラのそれぞれの変位を検出するセンサとから成る請
    求項1記載の紙幣鑑別装置。
JP5158763A 1993-06-29 1993-06-29 紙幣鑑別装置 Pending JPH0714048A (ja)

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