JPH07140333A - 被覆切断具並びに被覆切断方法 - Google Patents

被覆切断具並びに被覆切断方法

Info

Publication number
JPH07140333A
JPH07140333A JP29084493A JP29084493A JPH07140333A JP H07140333 A JPH07140333 A JP H07140333A JP 29084493 A JP29084493 A JP 29084493A JP 29084493 A JP29084493 A JP 29084493A JP H07140333 A JPH07140333 A JP H07140333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting tool
cutting
blade
coated
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29084493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2610388B2 (ja
Inventor
Akira Tsuchiya
晃 土屋
Hiroshi Murasame
博 村雨
Nobuo Ozawa
信夫 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Filter Systems Japan Corp
Original Assignee
Mahle Filter Systems Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mahle Filter Systems Japan Corp filed Critical Mahle Filter Systems Japan Corp
Priority to JP5290844A priority Critical patent/JP2610388B2/ja
Publication of JPH07140333A publication Critical patent/JPH07140333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2610388B2 publication Critical patent/JP2610388B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被覆線の径寸法に応じて容易にブレードの位置
を調節することができるハンディタイプの被覆切断具を
提供し、またそのような構造を可能とするような被覆切
断方法を提供することを目的とする。 【構成】切断部材4と切断片受け部材5とから成る切断
具本体2が、被覆線支持体3と共通する軸線を有して相
対的に回転自在であり、共通する軸線上には一連の被覆
線受入路Rが形成される。切断具本体2には軸線と交わ
る面上で移動して被覆線受入路Rの一部を遮蔽できる一
枚のブレード126を有し、被覆線支持体3には被覆線
の保持手段を有する。切断具本体2には被覆切断長調節
機構、被覆切断片引抜機構、被覆切断片排出機構、被覆
切断厚調節機構、切離し用加熱装置を設けることがで
き、また切断具本体2または被覆線支持体3はモータで
回転駆動することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ線、電線、
ケーブル等の被覆部分を切断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気信号に比べて周波数が桁違いに高い
光にのせてデジタル化した信号を送る光通信は、配線容
量が非常に大きく、質もよい上に電気雑音の影響も受け
ない。この光通信の通信媒体である光ファイバは、コア
といわれる高屈折率の本体を、クラッドという低屈折率
の鞘で包みこみ、更にその上に被覆を設けたものであっ
て、光通信を行うためには、この光ファイバ同士を複数
接続しなければならない。光ファイバの接続は、光ファ
イバ線の端部同士の被覆を切断除去し、クラッドを除去
した状態でコア同士をずれがないように合わせて加熱融
着する。しかし光ファイバは表面に傷が付くと光の屈折
率が変化して信号の伝達に支障を来すため、光ファイバ
線の被覆を切断除去する作業は慎重に行われなければな
らない。そのため従来からある電線用の被覆ストリッパ
装置をそのまま適用することはできず、光ファイバ線独
自の被覆ストリッパ装置が開発されている。
【0003】例えば図9,10に示すものは卓上タイプ
の被覆ストリッパ装置100であって、このものは基盤
110のほぼ中央に保持板120が立ち上げられるよう
にして設けられ、これを挟んで両側に台座ブロック13
0と保持ブロック140とを備える。保持板120には
保持ブロック140側に中空ディスク状の収納体121
が取り付けられ、その中に回動体122が回動可能に収
納される。回動体122の回動中心には被覆線案内孔1
23が形成され、この被覆線案内孔123に対して接近
離反できるように、ブレード保持ブロック125が回動
体122の一部として擦動可能に取り付けられる。この
ブレード保持ブロック125には、図11に示すように
被覆線案内孔123に臨む側の端部に二枚の刃を斜めに
重ね合わせて作用部をV字形にしたブレード126が設
けられ、一方その反対側には操作レバー127が設けら
れ、これが収納体121の上部周面において180度に
亙って切り欠かれている切り欠き部128から収納体の
外方へ延びている。この操作レバー127は回動体12
2の回動を操作する他に、これを押し込んだり引いたり
することによりブレード保持ブロック125を回動体1
22の半径方向で擦動させ、ブレード126を被覆線案
内孔123に近づけたり離したりする操作も行うことが
できる。
【0004】また台座ブロック130の上には、該ブロ
ック上において保持板120側へ接近離反が可能なスラ
イドブロック150が設けられ、台座ブロック130に
設けられるスライドレバー131の回動操作でスライド
できるようになっている。スライドブロック150の上
面には、回動体122の軸の延長線上に位置する被覆線
保持溝151が形成され、更に磁石152の吸引力によ
り被覆線を挟み込むようにして保持する二つのアングル
状のストッパ153が、溝を横切るように回動自在に設
けられている。更に保持ブロック140の上面にも上記
同様に回動体122の軸の延長線上に位置する被覆線保
持溝151が形成され、同様なストッパ153が一つ設
けられる。
【0005】このような装置を用いて被覆線の被覆切断
作業を行う場合には、被覆線をスライドブロック150
の被覆線保持溝151に置き、被覆線案内孔123を通
過させて被覆線端部が保持ブロック140の被覆線保持
溝151に至るようにする。この状態で各ストッパ15
3により被覆線を固定し、操作レバー127が真上を向
いた状態でレバーを下側へ押し込む。これによりブレー
ド126が被覆線の被覆部分にのみ切れ込む。そして操
作レバー127を切り欠き部128に沿って90度づつ
回動させた後、操作レバー127を引いて元の状態に戻
す。最後にスライドレバー131を回動させてスライド
ブロック150を保持板120から離すようにスライド
させれば、被覆が被覆線から除去される。
【0006】以上が従来装置の概略の説明であるが、こ
の装置は全体的な機構上の理由から比較的大きく成らざ
るを得ず、重量も大きいため持ち運びに不便であった。
またブレードの作用部がV字形であり、これを被覆線の
回りで180度回転させて切断する方法を採るため、初
めに被覆線の径寸法に合わせてブレードを位置合わせす
る時に上下左右のいずれの方向にも正確な調節が必要と
なり非常に面倒であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の欠点を改良すべくなされたもので、被覆線の径
寸法に応じて容易にブレードの位置を調節することがで
きるハンディタイプの被覆切断具を提供し、またそのよ
うな構造を可能とするような被覆切断方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の被覆切断具は、切断具本体と、該切断具本体と
共通する軸線を有し、該軸線の回りを前記切断具本体に
対して相対的に回転自在な被覆線支持体とを備え、前記
切断具本体と前記被覆線支持体との共通する軸線上には
一連の被覆線受入路が形成され、また前記切断具本体に
は前記軸線と交わる面上で移動して前記被覆線受入路の
一部を遮蔽できるブレードを有し、一方前記被覆線支持
体には被覆線の保持手段を有することを特徴とする。
【0009】また本発明の被覆切断方法は、被覆線の一
部を保持した状態で一枚のブレードを被覆線の被覆部に
切り込ませ、ブレードの被覆線への切り込み状態を維持
しながらブレードを被覆線に対して被覆線と同軸上で相
対的に360度回転させて被覆部を切断除去することを
特徴とする。
【0010】
【作用】被覆線受入路に被覆線を受け入れて、ブレード
で被覆線受入路の一部を遮蔽するようにすれば、被覆部
にブレードが切り込む。この状態で切断具本体または被
覆線支持体のいずれかを他方に対して相対的に回転させ
れば、ブレードが被覆部を全周に亙って切断する。
【0011】またブレードが一枚であれば、被覆線の径
寸法に応じてブレードの被覆部への切れ込み状態を容易
に変えることができるし、切断具本体または被覆線支持
体のいずれかを他方に対して相対的に360度回転させ
ることにより被覆線の回りで均一な切断を行うことがで
きる。
【0012】更に切断具本体に被覆切断長調節機構を設
ければ、被覆線から切断除去する被覆部の長さを調節で
きる。また被覆切断片引抜機構を設ければ、切断された
状態でコアの回りに残っている被覆部をこの機構で保持
して引き抜くことができるし、被覆切断片排出機構を設
ければ、切断され引き抜かれた被覆部を自動的に排出す
ることができる。
【0013】更にまた切断具本体にブレードが移動して
被覆線受入路の遮蔽の程度を調節できる被覆切断厚調節
機構を設ければ、径寸法や被覆厚の異なる被覆線の被覆
を切断する場合に、この機構を調節してブレードの被覆
線への切れ込み具合を調節できる。
【0014】更にまた切断具本体または被覆線支持体を
モータで回転駆動するようにすれば、自動的に被覆部の
切断を行える。
【0015】更にまた切り離される被覆部を加熱するた
めの切離し用加熱装置を設ければ、加熱によりコアと被
覆部との間に設けられる接着剤の接着力を弱めることが
できるため、切断されている被覆部をコアから容易に引
き抜くことができ、引き抜きの際にコアを切断してしま
うことがなくなる。
【0016】更にまた被覆線の一部を保持した状態で一
枚のブレードを被覆線の被覆部に切り込ませ、ブレード
の被覆線への切り込み状態を維持しながらブレードを被
覆線に対して被覆線と同軸上で相対的に360度回転さ
せて被覆部を切断除去する被覆切断方法では、被覆線の
径寸法や被覆部の厚さに応じて、一枚のブレードを移動
させてブレードと被覆部への切り込み状態を容易に調節
できる。そしてこのようなブレードと被覆部との位置関
係が定まった後は、切断作業中は両者の相対的な位置関
係がずれることはないから、コアを傷つけることなく奇
麗に被覆部を切断できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図に基づいて
説明する。符号1は本発明の被覆部切断具であって、こ
のものは切断具本体2と、これに一体的に設けられる被
覆線支持体3とを備えて成る。切断具本体2は更に切断
部材4と切断片受け部材5とに分割することができる。
尚本切断具により被覆部分の切断を行う被覆線Lは、例
えば図8に示すような光ファイバであって、その構造は
ガラスファイバから成るコアCの回りに一次被覆として
クラッドS、更にその回りに二次被覆として外皮層Pを
有する。本切断具はクラッドSと外皮層Pとを一緒に、
あるいは外皮層Pのみを切断除去することができるが、
以下の説明では切断対象としてクラッドSと外皮層Pと
を一緒に切断するか、外皮層Pのみを切断するかを区別
する必要がない場合には、クラッドSと外皮層Pの両方
及び外皮層Pのみの場合のいづれをも含む意味で被覆部
と表現する。以下、本切断具を切断部材4、被覆線支持
体3、切断片受け部材5の順で説明する。
【0018】切断部材4は図1,2に示すようにほぼ円
筒形の部材であって、その切断片受け部材5側の端部に
は部材の長手方向の互いに向かい合う位置に二つの受入
切り欠き6を形成し、そのうち一方の受入切り欠き6に
対して部材の周方向に連続するようにロック用切り欠き
7が形成される。このロック用切り欠き7には、該切り
欠きを横切って設けられる軸(図示せず)の回りで回動
可能なロック片9が設けられ、その受入切り欠き6から
離れた端部側には、ロック片9の該端部を切断部材4の
内側へ付勢するためのバネ10が設けられる。このよう
な構造により、ロック片9の受入切り欠き6から離れた
側の端部9aの下面が、切断部材4の内面よりも内側へ
押し込まれ傾向になり、これが後述する切断片受け部材
5における凹嵌部に嵌まり、切断片受け部材5が切断部
材4に固定されるようになっている。また切断部材4の
側壁には、レバー用切り欠き11が形成される。
【0019】次に切断部材4の内部には図4に示すよう
なブレード作用板12を含み、その周囲の縁12aには
上記レバー用切り欠き11と対応する位置に連絡用切り
欠き12bが形成される。尚、以下のブレード作用板1
2の説明では、連絡用切り欠き12bの形成側を上、そ
の反対側を下と定義する。ブレード作用板12の中心に
は、ブレード作用板12から立ち上がり、断面が半リン
グ状のブレード受け15を形成し、その中心には被覆線
受入路の一部を構成する保持孔16を形成する。またブ
レード作用板12には、ブレード保持板17が、ブレー
ド作用板12の縁近傍に有する回動軸13の回りにおい
て一定範囲で回動できるように設けられる。このブレー
ド保持板17のほぼ中央には、ブレード18がその刃先
を保持孔16に臨ませるように設けられ、ブレード保持
板17の回動運動によりブレード18の刃先が保持孔1
6の一部を遮蔽できるようになっている。ブレード保持
板17の回動軸13から最も離れた面19には板バネ2
0の一端が固定され、板バネ20の他端側は、ブレード
保持板17の回りを連絡用切り欠き12bの下側まで回
り込んで自由状態になっている。一方ブレード作動用レ
バー22が、連絡用切り欠き12b内にある回動軸21
に対して回動可能に設けられ、そのレバー部23は連絡
用切り欠き12b及びレバー用切り欠き11から外側へ
延びる。ブレード作動用レバー22の回動軸21の周り
にはカム部24が形成され、これが上記板バネ20に当
接している。そしてレバー部23を引き上げた状態で
は、カム部24が板バネ20を下方に押し込んで後述の
ネジリコイルバネの作用に抗してブレード保持板17を
下向きに回動させ、逆にレバー部23を下げた状態で
は、ネジリコイルバネの作用でブレード保持板17を上
向きに回動させるようになっている。
【0020】ブレード作用板12において、ブレード保
持板17における上記面19と隣合う側の下面19aの
下方には、ネジ孔25aを有するネジ保持ブロック25
が設けられ、ネジ孔25aには被覆切断厚調節機構を構
成する調節ネジ26が設けられる。この調節ネジ26は
ブレード保持板17が下方へ回動することを規制するた
めのものであり、調節ネジ26を回転させてその頭の高
さを微調整することで、ブレード保持板17が下方へ回
動したときの規制位置を微妙に変えることができる。こ
れによりブレード18の刃先が保持孔16を遮蔽できる
程度を変えて最適な切断深さを得ることができる。尚こ
の調節ネジ26を適宜操作することで、クラッドSと外
皮層Pとを一緒に切断したり、あるいは外皮層Pのみを
切断することの選択ができる。
【0021】図4においてブレード保持板17の下方左
手には、ネジリコイルバネ27が設けられ、ブレード保
持板17はその作用によりブレード18の刃先が常時上
向きに付勢されるように付勢されている。ブレード18
の刃先が最上位に位置する状態では、ブレード18の刃
先は保持孔16を遮蔽しないようになっている。
【0022】次に被覆線支持体3について説明する。被
覆線支持体3は切断具本体2と共通する軸線を有し、切
断部材4に対して軸線の回りで相対的に回転自在な状態
で取り付けられる。被覆線支持体3の端面30の中央に
は被覆線Lの受入口31が形成され、この受入口31か
ら上記保持孔16までは被覆線受入路Rの一部を構成す
る。また被覆線支持体3には被覆線Lの保持手段を備え
る。保持手段32は例えば図3に示すように、被覆線支
持体3の一直径方向に貫いて形成される穴に対して、下
方には上端に保持部33aを有するネジ式の受け部材3
3を設け、上方にはワンタッチ式の押込保持ロック部材
34を設けたものが挙げられる。ワンタッチ式の押込保
持ロック部材34は、コイルバネ35により上方に付勢
されている押込ロッド36を有し、その下端には保持部
36aを有する。また押込保持ロック部材34は、頭部
37を押し込むことにより、押込ロッド36が下方へ下
がった状態でロックされる機構を備え、このロック状態
は解除レバー38の操作の回動操作で戻しバネ40の作
用により解除されるようになっている。なお保持部33
aと保持部36aとの間には被覆線受入路Rが通ってお
り、押込ロッド36が押し込まれた状態では、保持部3
3aと保持部36aとの間に被覆線を挟持できるように
なっている。なお特にこのようにロック機構の付いた保
持手段では、強力な保持状態が得られる。また被覆線の
保持状態の調節は押込ロッド36上部のすりわり部39
をドライバーで調節して、保持部36aの下面を上下さ
せることにより行うことができる。もちろん被覆線Lの
保持手段は上記構成の他、適宜公知の手段を取り得る。
【0023】次に切断片受け部材5について説明する。
このものは切断部材4の内側に嵌め込まれる嵌合部51
と、この嵌合部51から切断具本体2の軸線方向へ延び
る透明アクリル製の筒体52とを備える。嵌合部51に
は、切断部材4におけるロック片9の端部9aが切断部
材4の内面に突き出ているときに、これと係合するため
の係合溝53が形成されると共に、嵌合部51の中心に
は被覆線受入路の一部を構成する貫通穴(図示せず)が
形成される。また被覆部保持手段54が、係合溝53に
隣接して嵌合部51の一直径方向に設けられる。この被
覆部保持手段54は、嵌合部51の一直径方向に貫いて
形成される穴に対して、上記被覆線支持体3における保
持手段32の押込保持ロック部材34とほぼ同様な構造
を有する押込把持部材54aを穴の上下方向から設けた
ものである。押込把持部材54aには、押込保持ロック
部材34同様、コイルバネ54b、押込ロッド54c、
保持部54d及び頭部54eを有するが、押し込み状態
をロックする機構は備えておらず、そのため頭部54e
を押さえ続けていないと、コイルバネ54bの作用で元
の状態に復元してしまうようになっている。被覆部保持
手段54の頭部54eは、ロック片9のうちバネ10が
設けられていない側の端部9bの真上に位置する。その
ため嵌合部51が切断部材4に嵌まっている状態で被覆
部保持手段54の頭部54eを押し込めば、ロック片9
の端部9bが同時に押し込まれ、係合溝53と係合して
いるもう一方の端部9aを浮き上がらせて嵌合部51と
の係合を解除し、これにより切断片受け部材5が切断部
材4から分離できるようになっている。
【0024】このような構造を有する被覆部保持手段5
4では、貫通穴内に被覆線Lが存在し且つその被覆部が
ブレード18で切断されているときに二つの頭部54e
を同時に押し込めば、被覆部の切断されている部分を保
持することができる。そしてこのまま切断部材4から切
断片受け部材5を引き離せば、被覆切断片を被覆線Lか
ら引き抜くことができる。このように被覆部保持手段5
4は、被覆切断片引抜機構を構成する。
【0025】また切断片受け部材5における貫通穴に
は、切断片受け部材5の全長よりもやや長いロッド56
が貫通して設けられ、このロッド56は筒体52内を延
びて他方側の端部が筒体52の端部に擦動自在に保持さ
れている。嵌合部51側のロッド56の端部には被覆線
Lの端部を受け入れるための被覆線端部受け凹部57が
形成され、本実施例では通常の状態において、この被覆
線端部受け凹部57が嵌合部51の端面51aよりも多
少外側に突出している状態にある。バネストッパ58が
筒体52内においてネジ59でロッド56に固定されて
おり、バネストッパ58と嵌合部54との間には引張り
コイルバネ60がその両端を両部材に係止させた状態で
設けられるとともに、バネストッパ58には引張りコイ
ルバネ60と反対側にロッド擦動規制端58aが形成さ
れる。
【0026】ロッド56は、引張りコイルバネ60の作
用により被覆線受入路上において切断部材4側へ付勢さ
れており、逆に引張りコイルバネ60の作用に反してロ
ッド56が切断具本体2の反対方向へ進められた場合に
は、ロッド擦動規制端58aが筒体52の端部に設けら
れる被覆切断長調節機構たる被覆切断長調節部材52a
の当接端52bに当接して、それ以上の進行が規制され
るようになっている。被覆切断長調節部材52aは、筒
体52の端部に設ける保持部材52cの中央の孔に螺合
して保持されており、被覆切断長調節部材52aのつま
み部52dを回すことにより当接端52bをバネストッ
パ58から相対的に離したり、バネストッパ58に相対
的に近づけたりすることができるようになっている。こ
れにより当接端52bをバネストッパ58から相対的に
離した場合には、バネストッパ58がブレード18の位
置より比較的離れた位置までロッド56上を擦動できる
ため、被覆線の端部をそれだけ奥まで押し込むことがで
き、比較的長い被覆部を切断できる。その一方、当接端
52bをバネストッパ58に相対的に近づけた場合に
は、バネストッパ58がブレード18の位置からそれほ
ど離れた位置までロッド56上を擦動できないため、被
覆線の端部はそれ程奥まで押し込まれず、比較的短い被
覆部を切断できる。尚、被覆切断長の調節を厳密に行う
ことを要する場合には、筒体52に目盛りや特定長さを
表す目印を付けておくこともできる。
【0027】またロッド56は、バネストッパ58のネ
ジ59を一時的に緩めることで、バネストッパ58に対
して固定位置をずらすことができるようになっている。
これによって、初期状態において、ロッド56の被覆線
端部受け凹部57が嵌合部の端面51aよりも突き出て
いる程度あるいは引っ込んでいる程度を調節することが
できる。このような構造は、引張りコイルバネ60の引
っ張り力を調節するためにあるものである。引張りコイ
ルバネ60の引っ張り力は、被覆線の端部がロッド56
を押し込むときにそれ程強い力を必要としないように、
且つ後述の被覆切断片の排出の際にバネの復帰作用で被
覆切断片を排出できるように十分な強さとなるように調
節されている。なおドライバーでネジ59を調節できる
ように筒体52には切り欠き窓52eが形成される。
【0028】更にまたロッド56、引張りコイルバネ6
0、バネストッパ58及び被覆部保持手段54の組み合
わせによる構成は、被覆切断片排出機構を構成する。な
おその作用については後述する。
【0029】本発明の被覆切断具1は以上のような構造
を備えるものであって、以下これを用いて被覆部を切断
する方法について説明する。まず被覆切断具1を使用す
るにあたり、被覆切断長調節機構と被覆切断厚調節機構
とにより、被覆部の切断長さと被覆部の切断厚さとが所
定の寸法になるように調節しておくとともに、初期状態
として、切断片受け部材5を切断部材4に嵌め込んだ状
態、被覆線支持体3の押圧部材35は上げられた状態、
またブレード作動用レバー22は下側に下がった状態で
あることを確認する。
【0030】この状態で被覆線Lの端部を受入口31か
ら入れ込んでゆく。するとこの端部は被覆線受入路に沿
って進んで行き、ブレード保持板17の保持孔16を通
過して被覆線端部受け凹部57に受け入れられる。その
後も引張りコイルバネ60の作用に抗してロッド56を
押して行き、ロッド擦動規制端58aが被覆切断長調整
部材52aの当接端52bに当接するまで進行させる。
被覆線Lの進行が止まったところで保持手段32の頭部
37を押し込んで被覆線Lを固定する。
【0031】次にブレード作動用レバー22を引き上げ
てブレード18を被覆線Lの被覆部に切り込ませる。そ
して被覆線支持体3を一方の手で持ちながら、もう一方
の手で切断部材4を360度回転させる。これによりブ
レード18がコアCの回りで被覆部だけを切断してゆ
く。被覆部の切断が終わったら、ブレード作動用レバー
22を元の状態に戻してブレード18を被覆線Lから離
す。
【0032】次に二つの被覆部保持手段54の頭部54
eを、親指と人差し指とで挟み込んで押し込む。これに
より被覆線Lの切断された部分の被覆部は、両方の保持
部54dの間に保持されるとともに、ロック片9のロッ
ク状態が解除される。両方の頭部54eを押し続けたま
ま切断片受け部材5を切断部材4から引き離すと、被覆
部保持手段54が切断されている部分の被覆部(以下被
覆切断片という)のみを被覆線Lより引き抜くことがで
きる。両方の頭部54eの押し込み状態を解除すること
により、引き抜かれた被覆切断片の保持状態は解除され
て、同時に引張りコイルバネ60の復帰作用によりロッ
ド56が嵌合部51の端面51a側に急に進行して、そ
の勢いで被覆切断片を貫通穴内から弾き飛ばして排出す
る。また被覆線Lは、保持手段32の解除レバー38を
回動させて保持状態を解除してから引張り出す。これに
より被覆線Lの切断除去作業が完了する。
【0033】以上は本発明の一実施例であり、この他に
も上記被覆切断具1を基本として以下のような種々のバ
リエーションを採り得る。図6に示すものは上記実施例
の被覆切断具1において、保持手段32、被覆部保持手
段54及び切断片受け部材5の構造を変更した実施例を
示すものである。
【0034】保持手段32及び被覆部保持手段54はい
ずれも同様な構造から成るので、代表して保持手段32
を例に採って説明すると、被覆線支持体3の一直径方向
に貫いて形成される穴に対して、穴の一方からは内向き
の端部にゴムRを有する受け面70を形成した保持ボル
ト71を螺合させ、穴の他方には内向きの端部にゴムR
を有する押圧部材72を設けるようにしたものがある。
押圧部材72の途中には、二箇所に円周に沿って溝73
a、73bが形成される。一方被覆線支持体3の端面3
0から押圧部材72にかけて圧縮コイルバネ74が圧縮
された状態で設けられ、このバネと押圧部材72との間
には溝73a,73bのいずれかに係止できるボール7
5が設けられる。ボール75が保持ボルト71に近い側
の溝73aに係止しているときは、押圧部材72は保持
ボルト71の受け面70と離れており、このとき被覆線
受入路にある被覆線Lは固定されていない。ボール75
が他方の溝73bに係止しているときは、押圧部材72
の先端は受け面70に接触し、両部材のゴムRの間に被
覆線Lが保持され得る。尚、押圧部材72の上下動操作
は頭部76の押し込みと引き上げにより行う。また被覆
線Lの保持状態の調節は保持ボルト71をドライバーで
調節して受け面70を上下させることにより行うことが
できる。被覆部保持手段54もこれと同様な構造を有す
るが、図及び以下の説明では保持手段32の各部材番号
に「’」を付して区別する。
【0035】このような被覆部保持手段54の操作の仕
方は次の通りである。被覆線Lを受入口31から被覆線
受入路に入れ込むときには頭部76’を引いた状態にし
ておき、被覆部の切断後に切断部材4から切断片受け部
材5を引き離す前に頭部76’を押し込んだ状態とす
る。これにより切断された被覆部は、被覆部保持手段5
4によって保持された状態で被覆線Lから引き抜かれ
る。その後、頭部76’を引くことで被覆切断部は保持
状態が解除され、上記実施例同様に引張りコイルバネ6
0の作用で被覆切断部が弾き飛ばされて排除される。
【0036】切断片受け部材5は、上記実施例と異なり
筒体52の代わりに、金属管の長手方向に沿ってその中
程を切り欠いて、そこに開口部80が形成されたバネス
トッパ擦動部材81を備える。このバネストッパ擦動部
材81には上記実施例のように被覆切断長調整部材52
aを備えておらず、その代わりに開口部80に基準線が
引いてあって、この基準線により目的とする被覆の切断
長さがわかるようになっている。
【0037】次に被覆切断厚調節機構の他のバリエーシ
ョンとして、図5に示すように上記実施例の調節ネジ2
6に代えて調節カム28を設けるようにしてもよい。即
ちこのような調節カム28を設けた場合には、固定ネジ
29を緩めて調節カム28を適宜回転させることによ
り、カム上面とブレード保持板17の下面19aとの距
離が変わり、調節ネジ26の場合同様に、ブレード保持
板17の下方への回動限界を調節することができる。
【0038】また上記実施例では、いづれも被覆線の切
断は切断具本体2または被覆線保持体3のいずれかを手
で回転させて行うようにしているが、この回転を自動的
に行うようにすることもできる。例えば図7に示すよう
に被覆線保持体3内にモータ82を設けて、その駆動軸
に設けた出力ギア83を切断具本体2の内部周囲に形成
した内歯車84に噛み合わせるような構造が挙げられ
る。このような構造ではモータ82を駆動させると、そ
の駆動が内歯車84に伝達されて切断具本体2を被覆線
保持体3に対して相対的に回転させることができる。
【0039】更に上記各実施例において、ほぼブレード
保持板17から切断部材4の端部にかけての被覆線受入
路の周囲には、図7に示すように切離し用の加熱装置8
5を設けることもできる。この加熱装置85は、加熱に
より切り離される被覆部分とコア等との間に存在する接
着剤の接着力を弱めさせて、コアCからの被覆部の切り
離しを容易にするためのものである。このような加熱装
置85としては、例えばニクロム線やその他電流を流す
ことにより低電圧でも容易に加熱する金属や材料をコイ
ルあるいは発熱板の形で被覆線受入路の周囲に設けたも
のが考えられ、これに切断部材4内に設けた電池(図示
せず)から電流を流すことにより加熱させることができ
る。
【0040】以上、光ファイバ用の被覆切断具について
説明してきたが、同様な構造を備える被覆切断具を電線
の被覆部や各種のケーブルの外皮部分の切断具としても
適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の被覆切断具
1は、切断具本体と、この切断具本体と共通する軸線を
有し、この軸線の回りを切断具本体に対して相対的に回
転自在な被覆線支持体とを備え、切断具本体と被覆線支
持体との共通する軸線上には一連の被覆線受入路が形成
され、また切断具本体には軸線と交わる面上で移動して
被覆線受入路の一部を遮蔽できるブレードを有し、一方
被覆線支持体には被覆線の保持手段を有する構造を採る
から、従来の同種の装置に比べてコンパクトに設計する
ことができ、しかも軽量である。従ってポケット等に入
れるなどして容易に持ち運ぶことができる。
【0042】またブレードが1枚であるから、被覆線の
径寸法に合わせて被覆切断厚調節機構の操作によりブレ
ードを上下に動かすだけで容易に正確なブレードの位置
調整を行うことができる。しかも切断具本体または被覆
線支持体のいずれかを他方に対して相対的に360度回
転させることにより被覆部を切断するから被覆線の回り
で均一な切断を行うことができる。
【0043】更に被覆切断長調節機構を設ければ、被覆
線から切断除去する被覆部の長さを調節でき、被覆切断
片引抜機構を設ければ、切断された状態でコアの回りに
残っている被覆部を保持して引き抜くことができるし、
被覆切断片排出機構を設ければ、切断され引き抜かれた
被覆部を自動的に排出することができる。
【0044】更にまた切断具本体または被覆線支持体を
モータで回転駆動するようにすれば、被覆部の切断が自
動的に行える。
【0045】更にまた切り離される被覆部を加熱するた
めの切離し用加熱装置を設ければ、加熱によりコアと被
覆部との間に設けられる接着剤の接着力を弱めることが
できるため、被覆切断部をコアから容易に引き抜くこと
ができ、引き抜きの際にコアを切断してしまうような事
故がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆切断具の正面図である。
【図2】切断片受け部材を分離した様子を示す正面図で
ある。
【図3】本発明の被覆切断具の断面図である。
【図4】ブレード作用板の正面図である。
【図5】被覆切断厚調節機構の他の実施例を示す正面図
である。
【図6】本発明の被覆切断具の他の実施例を示す断面図
である。
【図7】モータを備え、また切離し用加熱装置を備える
被覆切断具の一部破断正面図である。
【図8】光ファイバ線の一部破断正面図である。
【図9】従来の装置を示す一部破断正面図である。
【図10】従来の装置を示す透視上面図である。
【図11】ブレード保持ブロックとその周辺を拡大して
示す説明図である。
【符号の説明】
1 被覆切断具 2 切断具本体 3 被覆線支持体 4 切断部材 5 切断片受け部材 6 受入切り欠き 7 ロック用切り欠き 9 ロック片 9a、9b 端部 10 バネ 11 レバー用切り欠き 12 ブレード作用板 12a 縁 12b 連絡用切り欠き 13 回動軸 15 ブレード受け 16 保持孔 17 ブレード保持板 18 ブレード 19 面 19a 下面 20 板バネ 21 回動軸 22 ブレード作動用レバー 23 レバー部 24 カム部 25 ネジ保持ブロック 25a ネジ孔 26 調節ネジ 27 ネジリコイルバネ 28 調節カム 29 固定ネジ 30 端面 31 受入口 32 保持手段 33 受け部材 33a 保持部 34 押込保持ロック部材 35 コイルバネ 36 押込ロッド 36a 保持部 37 頭部 38 解除レバー 39 すりわり部 40 戻しバネ 51 嵌合部 51a 端面 52 筒体 52a 被覆切断長調整部材 52b 当接部 52c 保持部材 52d つまみ部 52e 切り欠き窓 53 係合溝 54 被覆部保持手段 54a 押込保持部材 54b コイルバネ 54c 押込ロッド 54d 保持部 54e 頭部 56 ロッド 57 被覆線端部受け凹部 58 バネストッパ 58a ロッド擦動規制端 59 ネジ 60 引張りコイルバネ 70 受け面 71 保持ボルト 72 押圧部材 73a 溝(上側) 73b 溝(下側) 74 圧縮コイルバネ 75 ボール 76 頭部 80 開口部 81 バネストッパ擦動部材 82 モータ 83 出力ギア 84 内歯車 85 加熱装置 100 被覆ストリッパ 110 基盤 120 保持板 121 収納体 122 回動体 123 被覆線案内孔125 ブレード保持ブロック 126 ブレード 130 台座ブロック 131 スライドレバー 140 保持ブロック 150 スライドブロック 151 被覆線保持溝 152 磁石 153 ストッパ C コア L 被覆線 P 外皮層 S クラッド R 被覆線受入路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断具本体と、該切断具本体と共通する
    軸線を有し、該軸線の回りを前記切断具本体に対して相
    対的に回転自在な被覆線支持体とを備え、前記切断具本
    体と前記被覆線支持体との共通する軸線上には一連の被
    覆線受入路が形成され、また前記切断具本体には前記軸
    線と交わる面上で移動して前記被覆線受入路の一部を遮
    蔽できるブレードを有し、一方前記被覆線支持体には被
    覆線の保持手段を有することを特徴とする被覆切断具。
  2. 【請求項2】 前記ブレードは一枚であることを特徴と
    する請求項1記載の被覆切断具。
  3. 【請求項3】 前記切断具本体には被覆切断長調節機構
    が設けられることを特徴とする請求項1または2記載の
    被覆切断具。
  4. 【請求項4】 前記切断具本体には被覆切断片引抜機構
    が設けられることを特徴とする請求項1、2または3記
    載の被覆切断具。
  5. 【請求項5】 前記切断具本体には被覆切断片排出機構
    が設けられることを特徴とする請求項1、2、3または
    4記載の被覆切断具。
  6. 【請求項6】 前記切断具本体には、前記ブレードが移
    動して前記被覆線受入路の遮蔽の程度を調節できる被覆
    切断厚調節機構が設けられることを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載の被覆切断具。
  7. 【請求項7】 前記切断具本体または前記被覆線支持体
    はモータで回転駆動することを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5または6記載の被覆切断具。
  8. 【請求項8】 前記切断具本体には切り離される被覆部
    分を加熱するための切離し用加熱装置が設けられること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記
    載の被覆切断具。
  9. 【請求項9】 前記被覆線は光ファイバ線であることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8
    記載の被覆切断具。
  10. 【請求項10】 被覆線の一部を保持した状態で一枚の
    ブレードを被覆線の被覆部に切り込ませ、ブレードの被
    覆線への切り込み状態を維持しながらブレードを被覆線
    に対して被覆線と同軸上で相対的に360度回転させて
    被覆部を切断除去することを特徴とする被覆切断方法。
JP5290844A 1993-11-19 1993-11-19 被覆切断具 Expired - Lifetime JP2610388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5290844A JP2610388B2 (ja) 1993-11-19 1993-11-19 被覆切断具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5290844A JP2610388B2 (ja) 1993-11-19 1993-11-19 被覆切断具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07140333A true JPH07140333A (ja) 1995-06-02
JP2610388B2 JP2610388B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=17761219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5290844A Expired - Lifetime JP2610388B2 (ja) 1993-11-19 1993-11-19 被覆切断具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2610388B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145506A (ja) * 1984-12-20 1986-07-03 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバの被覆除去方法
JPS6291511U (ja) * 1985-11-28 1987-06-11
JPH0446513A (ja) * 1990-06-14 1992-02-17 Fujitsu Ltd 光ファイバの外被除去方法及び装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145506A (ja) * 1984-12-20 1986-07-03 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバの被覆除去方法
JPS6291511U (ja) * 1985-11-28 1987-06-11
JPH0446513A (ja) * 1990-06-14 1992-02-17 Fujitsu Ltd 光ファイバの外被除去方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2610388B2 (ja) 1997-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3877005B2 (ja) 光ファイバ切断装置
US4159793A (en) Hand-held tool for optical fiber waveguide end preparation
US5140751A (en) Monotube cable fiber access tool
KR20120054641A (ko) 무블레이드 광섬유 절단기
US7620286B2 (en) Optical fiber access tool
KR20140097791A (ko) 광케이블용 스트리퍼
JPH06317711A (ja) 光ファイバ切断装置
US6138362A (en) Cable stripper
EP0227466A2 (en) Wire Strippers
US5822863A (en) Universal tool for accessing optical fibers in a fiber optic cable
JP6244491B1 (ja) 光ファイバ切断装置
US4897920A (en) Sheath cutting tool
JPH07140333A (ja) 被覆切断具並びに被覆切断方法
WO2018212004A1 (ja) ファイバカッタ
JP4214417B2 (ja) 光ファイバ切断装置
US20150378126A1 (en) Mid-span buffer shaving tool
EP0990929A2 (en) Method and apparatus for a fiber optic jacket stripper
KR102024040B1 (ko) 다기능 줄자
JP6854308B2 (ja) ファイバカッタ
WO2016170889A1 (ja) ファイバカッタ
JP2020144292A (ja) ファイバカッタ及びファイバ切断方法
JP7438262B2 (ja) スペーサ切断用器具
CN218788102U (zh) 一种多功能光纤线缆剥线工具
JP2019120832A (ja) 光ファイバカッタおよび光ファイバ切断方法
JPH0780712A (ja) ハンドドリルのドリル位置決め・案内装置