JPH0713929B2 - 同軸形ロ−タリ−トランス - Google Patents

同軸形ロ−タリ−トランス

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JPH0713929B2
JPH0713929B2 JP61182937A JP18293786A JPH0713929B2 JP H0713929 B2 JPH0713929 B2 JP H0713929B2 JP 61182937 A JP61182937 A JP 61182937A JP 18293786 A JP18293786 A JP 18293786A JP H0713929 B2 JPH0713929 B2 JP H0713929B2
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JP
Japan
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coil
short ring
signal
winding
groove
Prior art date
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JP61182937A
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JPS6338225A (ja
Inventor
博 池▲崎▼
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダ等に用いられる回転ヘ
ッドと固定側との信号の伝受を行う同軸形ロータリート
ランスに関するものである。
従来の技術 従来、この種の同軸形ロータリートランスは、第7図〜
第9図に示すように、円筒形コア1の外周面に複数の信
号コイル用円周溝2と、上記信号コイル用円周溝2間に
ショートリング用円周溝3と、高さ方向に数個の縦溝4
を設け、信号コイル用円周溝2に信号コイル5を、ショ
オートリング用円周溝3にショートリング用の裸線や絶
縁被覆した線材6を1ターン以上巻付け、信号コイル5
の引出線を縦溝4に通して引出してインナー側コイルと
し、これにアウター側コイル(図示せず)を被せて構成
されていた。
このショートリングは、信号コイル5間の相互干渉を阻
止してノイズの発生やインダクタンス変化を阻止し安定
した特性のロータリートランスを得るために採用される
ものである。
発明が解決しようとする問題点 一般にロータリートランスは、機器の性能上から、互い
に対向する面の対向面積を可能な限り広く必要とするた
め、円筒形コア1の縦溝4及び円周溝2,3の溝巾は、逆
に可能な限り狭く形成している。
このため、上記構成の従来例では狭い円周溝3内や縦溝
4内で各々線材6の接点部をハンダなどによる接続を行
わなければならず、ハンダ付作業時にハンダが飛散した
り、極細のコテ先を使用するためハンダ付時間も長くな
る。これを必要数繰り返すため、非常に作業性も悪く、
接続部の信頼性も数が多くなる程、低下するものであっ
た。
問題点を解決するための手段 前記問題を解決するために本発明は、裸線材をショート
リング用円周溝内へ2ターン以上巻き、しかも連続して
二溝以上のショートリング用円周溝に巻線して、終端1
個所で接続する構成としたものである。
作用 上述の構成とすることにより作業の機械化も容易で、接
続部も1個所ゆえ接続の信頼も高く、非常に作業性もよ
く、信頼度の高いショートリング構造となる。
さらには、狭いショートリング用円周溝内へ裸線材を2
ターン以上巻くため、円周のいずれかで接触しており必
ずショート状態となるため、特性面では従来と全く同等
となる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面第1図〜第6図を用
いて説明する。
まず、第1図〜第4図において、7はインナー側コイル
であり、8はアウター側コイルで、インナー側コイル7
はアウター側コイル8内に同心円的に組込まれている。
上記インナー側コイル7は、円筒形コア9の外周面に複
数の信号コイル用円周溝10と、この信号コイル用円周溝
10間にショートリング用円周溝11と、高さ方向に数個の
縦溝12を設け、上記信号コイル用円周溝10には信号コイ
ル13が巻回され、ショートリング用円周溝11にはそれぞ
れ裸線材が2ターン以上巻回されたショートリングコイ
ル14が施され、信号コイル13の引出線は縦溝12を通して
引出され、上記円筒形コア9の下端に結合した端子板15
の端子16に接続されており、また、ショートリングコイ
ル14は各ショートリング用円周溝11に縦溝12を通して連
続的に巻回され、このショートリングコイル14の巻始め
と巻終りを端子板15の一つの端子6に巻付けて接続され
ている。
また、アウター側コイル8は、円筒形コア17の内周面に
複数の信号コイル用円周溝18と数個の縦溝19を設け、こ
の信号コイル用円周溝18に信号コイル20を巻装し、この
信号コイル20の引出線を縦溝19を通して上記円筒形コア
17の上端に結合した端子板21の端子22に接続して構成さ
れている。
そして、インナー側コイル7とアウター側コイル8のそ
れぞれの信号コイル13と20は相対向するように組合され
ている。
また、他の実施例としては、第5図、第6図に示すよう
に、インナー側コイル7として、それぞれのショートリ
ング用円周溝11に2ターン以上のショートリングコイル
14を連続して巻回し、このショートリングコイル14の巻
始めと巻終りを1つの縦溝12内において接続する構成と
してもよい。
このような構成とすることにより、ショートリングコイ
ル14の巻始め、巻終りを1個所で接続するだけとなるた
め、その作業が個々のショートリング用円周溝11毎に接
続するものに比べて著しく向上することになる。
発明の効果 以上のように本発明の同軸形ロータリートランスは裸線
を用いて連続して巻線するショートリング構成のため、
巻線の機械化,自動化が容易となり作業工数が大巾に削
減され、接続部も1個所で済み接合の信頼性も高く、且
つ、裸線による一溝2ターン以上の巻線のため、必らず
円周内のいずれかで接触し、ショート状態となり電気的
性能面でも従来と同等ゆえ、本発明の効果は非常に大き
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の同軸形ロータリートランスの一実施例
による斜視図、第2図は同断面図、第3図は同インナー
側コイルの斜視図、第4図は同要部の正面図、第5図は
他の実施例のインナー側コイルの斜視図、第6図は同断
面図、第7図は従来のインナー側コイルの斜視図、第8
図,第9図は同要部の正面図である。 7……インナー側コイル、8……アウター側コイル、9
……円筒形コア、10……信号コイル用円周溝、11……シ
ョートリング用円周溝、12……縦溝、13……信号コイ
ル、14……ショートリングコイル、15……端子板、16…
…端子、17……円筒形コア、18……信号コイル用円周
溝、19……縦溝、20……信号コイル、21……端子板、22
……端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内外に近接対向して互いに対向する円筒形
    コアの内外周面に互いに対向する信号コイルを巻回した
    複数の信号コイル用円周溝をそれぞれ設けたインナー側
    コイル及びアウター側コイルを備え、上記少なくともイ
    ンナー側コイルの円筒形コアの信号コイル用円周溝間に
    ショートリング用円周溝を設け、このショートリング用
    円周溝に裸線材を用いて各溝に2ターン以上巻線し且
    つ、連続して二溝以上に巻線して終端で巻始めと接続し
    てショートリングコイルを形成した同軸形ロータリート
    ランス。
JP61182937A 1986-08-04 1986-08-04 同軸形ロ−タリ−トランス Expired - Lifetime JPH0713929B2 (ja)

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JPS6338225A JPS6338225A (ja) 1988-02-18
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JPH0383684U (ja) * 1989-12-19 1991-08-26

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JPS6338225A (ja) 1988-02-18

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