JPH0713921U - 木製床パネル止め付け金物 - Google Patents

木製床パネル止め付け金物

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JPH0713921U
JPH0713921U JP4725993U JP4725993U JPH0713921U JP H0713921 U JPH0713921 U JP H0713921U JP 4725993 U JP4725993 U JP 4725993U JP 4725993 U JP4725993 U JP 4725993U JP H0713921 U JPH0713921 U JP H0713921U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床下梁29の上側で木製床パネル26を敷き
込む作業員が、同時に床下梁の上側で木製床パネル26
を床下梁29へと弾性付勢して圧着させることの出来る
木製床パネル止め付け金物25を提供する。 【構成】 基板11から突き出た上下の軸受12・13
の間に回転可能に軸材16を軸支し、軸材16の上端1
4にボルト頭24を付け、軸材16の下端15に止め板
22を突設し、軸受12・13の間にコイルバネ19を
設けて軸材16を上側に向けて弾性付勢した木製床パネ
ル止め付け金物25を作る。この木製床パネル止め付け
金物25は止め板22を下に向けて木製床パネル26の
根太28に取り付けられ、木製床パネル26を床下梁2
9に敷き込んでからボルト頭24を回し止め板22が床
下梁29のフランジ43の裏側に回し込み、木製床パネ
ル26を床下梁29に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、木製床パネル26と床下梁に固定する木製床パネル止め付け金物2 5に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
木製床パネル26は、床板27の裏面に数本の根太28を平行に並べて取り付 けて構成されており、その根太28を床下梁29に接合して施工される。
【0003】 ところで木製床パネル26は、それを構成する根太28が木材であるから、月 日が経つにつれて乾燥の度合いが進み、施工当初に比べて僅かながら痩せ細るこ とが多い。 しかし、その痩せ細る程度が僅かであっても、施工直後密着していた根太28 と床下梁29の間に僅かでも隙間が出来ると、その上を歩行した場合にキシミ音 が発生して不快感を与えることになる。
【0004】 このため根太28と床下梁29を接合する場合には、絶えず根太28を床下梁 29へと弾性付勢し、根太28の乾燥の度合いが進んで痩せ細っても、根太28 と床下梁29との間に隙間が出来ないようにするコイルバネを用いた木製床パネ ル止め付け金物30が使用されている。
【0005】 この木製床パネル止め付け金物30は、根太28に嵌め合わされ根太28の左 右側面と底面にそれぞれ密着させて取り付けられる左右の舌片31・32とそれ らの間を結ぶ連結片33とによって構成されていて根太28に嵌合するコ字状の 嵌合溝34を形成している形枠材35と、根太28を支える床下梁29を根太2 8に向けて押圧するコイルバネ36とによって構成されている(図5)。 そのコイルバネ36は、形枠材35から突き出た舌片37に載設されている。 舌片37には端縁から続く切込溝38が付けられている。 切込溝38には、上端に皿板39が付けられ下端から切込溝38の溝縁40に 引っ掛かる爪41が突き出た軸材42が嵌め込まれている。 軸材42はコイルバネ36の中心を貫通している。
【0006】 コイルバネ36は、爪41が切込溝38の溝縁40に引っ掛かった状態におい ては、舌片37と皿板39の間で圧縮され、爪41が切込溝38の溝縁40から 外れた場合に、舌片37と皿板39の間における圧縮から開放されて伸長し皿板 39を押し上げるようになっている。
【0007】 而して木製床パネル止め付け金物30は、嵌合溝34に根太28を嵌め合わせ 、左右の舌片31・32を根太28の左右側面に釘打して木製床パネル26に取 り付けられる。
【0008】 そのように木製床パネル止め付け金物30の取り付けられた木製床パネル26 は、その根太28に取り付けた木製床パネル止め付け金物30の皿板39と根太 28の間の隙間を床下梁29のフランジ43に嵌め込んで施工される(図6)。
【0009】 そのとき軸材42を回すと、爪41が切込溝38の溝縁40から外れて切込溝 内38に嵌り込み、それまで圧縮されていたコイルバネ36が、圧縮から開放さ れて皿板39を押し上げてフランジ43の裏面へと押圧することになり、そのと きコイルバネ36のフランジ43から受ける反力によって、形枠材35が根太2 8を床下梁29へと圧着させることになる。
【0010】 このため、根太28が乾燥して細くなった場合には、その細くなった分だけコ イルバネ36が伸長することになり、その結果、根太28と床下梁29の間に隙 間が出来ないようになる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
従来の木製床パネル止め付け金物30では、床下梁29の上に敷き込んだ木製 床パネル26の裏側に回って軸材42を回し、爪41を切込溝38から外さなけ ればならない。
【0012】 このため従来の木製床パネル止め付け金物30を取り付けた木製床パネル26 を施工する場合には、床下梁29の上側で木製床パネル26を床下梁29の上に 敷き込む作業員と、床下梁29の下側で軸材42を回して爪41を外す作業員と の二人が上下階に分かれて作業をしなければならなくなる。
【0013】 そして、床下梁29の下側で軸材42を回すには脚立が必要となり、爪41を 外す作業員は脚立の上に立って上向きの不安定な姿勢で作業せざるを得ないので 、従来の木製床パネル止め付け金物30は安全上好ましいものではない。
【0014】
【考案の目的】
そこで本考案は、床下梁29の上側で木製床パネル26を敷き込む作業員が、 同時に床下梁29の上側で木製床パネル26を床下梁29へと弾性付勢して圧着 させることの出来る木製床パネル止め付け金物25を提供しようとするものであ る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案に係る木製床パネル止め付け金物25は、 (a) 基板11から突き出た上下の軸受12・13の間に、それらの軸受12 ・13から上下両端14・15を突き出し、これら上下の軸受12・13に回転 可能に軸支され、基板11に軸芯17を平行に、軸材16が架け渡されており、 (b) その軸材16の上下の軸受12・13の間からストッパー18が突き出 ており、 (c) ストッパー18と下側の軸受13の間に圧縮コイルバネ19が嵌め込ま れており、 (d) その圧縮コイルバネ19によって軸材16が上側の軸受12に向けて弾 性付勢されており、 (e) 軸材16の下端15が基板11の下端20よりも長く突き出ており、 (f) 下側の軸受13から突き出た軸材16の下端15から止め板22が突き 出ており、 (g) 基板11に数個のビス孔23が穿設されており、 (h) 軸材16の上端14がボルト頭24になっていることを特徴とするもの である。
【0016】 この本考案に係る木製床パネル止め付け金物25は、止め板22を下に向け、 基板11を根太28の側面に合わせて釘打ち固定して木製床パネル26に取り付 けられる。
【0017】 このようにして取り付けられた木製床パネル止め付け金物25は、床下梁29 の上に敷き込んだ木製床パネル26の上側からソケットレンチやラチェットレン チ等44でボルト頭24を押し下げながら回して使用され、それを回すとき、止 め板22が床下梁29のフランジ43の裏側へと回り込み、ボルト頭24からソ ケットレンチやラチェットレンチ等44を離すと、止め板22は、軸材16と共 に圧縮コイルバネ19によって押し上げられ、フランジ43の裏側に圧着し、圧 縮コイルバネ19に弾性付勢されて木製床パネル26が床下梁29に密着するこ とになる。
【0018】 しかしその場合、軸材16を360度回転させると止め板22が元の位置に戻 ってフランジ43から外れた状態になってしまう。
【0019】 そこで、ストッパー18の先端47を、軸材16の軸芯17から基板11まで の距離Hよりも長く突き出す。 そのようにすると、止め板22が180度回転した時点でストッパー18の先 端47が基板11に突き当たり、軸材16の回転が止まる。
【0020】 かくしてフランジ43の外側にあった止め板22は180度回転してフランジ 43の下へと移動して止まり、ボルト頭24を押し下げていたソケットレンチや ラチェットレンチ等44を取り外すと圧縮コイルバネ19によって止め板22が 軸材16と共に押し上げられてフランジ43の裏側に密着する。
【0021】 そのように止め板22が圧縮コイルバネ19によって押し上げられた状態にあ ると、根太28が乾燥して細くなった場合には、その細くなった分だけ圧縮コイ ルバネ19が伸長して止め板22が上昇するので、根太28と床下梁29の間に 隙間が出来ることはなくなる。
【0022】 尚、ボルト頭24を回せるようにするために、木製床パネル26の床板27に ソケットレンチやラチェットレンチ等44が工具をボルト頭24に向けて差し込 むための差込孔46を設けておく。
【0023】 止め板22の軸芯17から先端21までの長さLは、軸芯17から基板11ま での距離Hよりも長くするとよい。 また、止め板22の表面には、フランジ43との間のキシミを予防し、その間 の摩擦係数をアップさせるために、ゴムシート45を貼り付けておくとよい。
【0024】
【考案の効果】
上記の通り本考案に係る木製床パネル止め付け金物25を用いると、床下梁2 9の上側で木製床パネル26を敷き込む作業員が、同時に床下梁29の上側で木 製床パネル26を床下梁29へと弾性付勢して圧着させることが出来、一人の作 業員の手で木製床パネル26の施工が可能となる。
【0025】 そして、木製床パネル26を床下梁29へと弾性付勢して圧着する作業が、脚 立を用いる上向き作業によらず、敷き込んだ木製床パネル26の上に乗って出来 るので、その作業に危険を伴わず、効率的に木製床パネル26を施工することが 出来るようになる。
【0026】 また、本考案に係る木製床パネル止め付け金物25は、絶えず木製床パネル2 6を床下梁29へと弾性付勢して圧着するので、木製床パネル26を構成する木 材の膨潤収縮に追従し、根太28と床下梁29の間から生じるキシミ音を予防す ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る木製床パネル止め付け金物の使用
状態における斜視図である。
【図2】本考案に係る木製床パネル止め付け金物の使用
状態における正面図である。
【図3】本考案に係る木製床パネル止め付け金物の使用
状態における斜視図である。
【図4】本考案に係る木製床パネル止め付け金物の使用
状態における正面図である。
【図5】従来の木製床パネル止め付け金物の斜視図であ
る。
【図6】従来の木製床パネル止め付け金物の使用状態に
おける斜視図である。
【符号の説明】 11 基板 12 軸受 13 軸受 14 上端 15 下端 16 軸材 17 軸芯 18 ストッパー 19 コイルバネ 20 基板の下端 21 先端 22 止め板 23 ビス孔 24 ボルト頭 25 木製床パネル止め付け金物 26 木製床パネル 27 床板 28 根太 29 床下梁 30 木製床パネル止め付け金物 31 舌片 32 舌片 33 連結片 34 嵌合溝 35 形枠材 36 コイルバネ 37 舌片 38 切込溝 39 皿板 40 溝縁 41 爪 42 軸材 43 フランジ 44 ソケット 45 ゴムシート 46 差込孔 47 先端

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板11から突き出た上下の軸受12・
    13の間に、それらの軸受12・13から上下両端14
    ・15を突き出し、これら上下の軸受12・13に回転
    可能に軸支され、基板11に軸芯17を平行に、軸材1
    6が架け渡されており;その軸材16の上下の軸受12
    ・13の間からストッパー18が突き出ており;ストッ
    パー18と下側の軸受13の間に圧縮コイルバネ19が
    嵌め込まれており;その圧縮コイルバネ19によって軸
    材16が上側の軸受12に向けて弾性付勢されており;
    軸材16の下端15が基板11の下端20よりも長く突
    き出ており;下側の軸受13から突き出た軸材16の下
    端15から止め板22が突き出ており;基板11に数個
    のビス孔23が穿設されており;軸材16の上端14が
    ボルト頭24になっていることを特徴とする木製床パネ
    ル止め付け金物。
  2. 【請求項2】 前掲請求項1に記載のストッパー18の
    先端47が、軸材16の軸芯17から基板11までの距
    離Hよりも長く突き出ていることを特徴とする前掲請求
    項1に記載の木製床パネル止め付け金物。
  3. 【請求項3】 前掲請求項1に記載の止め板22の表面
    に、ゴムシート45が貼り付けられていることを特徴と
    する前掲請求項1に記載の木製床パネル止め付け金物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62173978U (ja) * 1986-04-24 1987-11-05
JPH0168885U (ja) * 1987-10-28 1989-05-08
JPH02121294U (ja) * 1989-03-15 1990-10-02
JP2019218714A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 大和ハウス工業株式会社 固定具と固定具による固定方法

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