JPH07138895A - 多層紙形成装置 - Google Patents

多層紙形成装置

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JPH07138895A
JPH07138895A JP6110672A JP11067294A JPH07138895A JP H07138895 A JPH07138895 A JP H07138895A JP 6110672 A JP6110672 A JP 6110672A JP 11067294 A JP11067294 A JP 11067294A JP H07138895 A JPH07138895 A JP H07138895A
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JP
Japan
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felt
short
dewatering
roll
forming apparatus
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Application number
JP6110672A
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English (en)
Inventor
Hiroto Shimazu
寛人 島津
Takashi Bando
貴司 坂東
Masateru Tokuno
正照 得能
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S K ENG KK
SK Engineering Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
S K ENG KK
SK Engineering Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type
    • D21F9/006Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type paper or board consisting of two or more layers
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙層形成状態での繊維分散度が大きく、地合
を良くすると共に、短網部の基礎を建屋床と同一レベル
に設置でき階段状の複雑な基礎を必要としない多層紙形
成装置を提供する。 【構成】 1つの無端フェルト12のループと、その上
にあって、脱水エレメントが前半がフラットで、後半が
曲率を持つ2つのゾーンを有するフォーミングブレード
3aを持つ脱水機器3を備えた複数の短網部5で構成さ
れ、同短網部5は大径のフォーミングロール6と小径の
ブレストロール2を有し、複数の短網部5を実質的にに
同じレベルに配置した。各短網部5間のフェルトを短網
5′に巻き掛けるように持ち上げ、かつフェルト12と
短網5′の最初の係合点が、短網部5に上部にある前記
脱水機器3の前記曲率部の任意の位置に来るように可動
のリターンロール9を配設してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製紙機械に適用する多層
紙形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は多層紙形成装置の従来の1例であ
り、短網と短網の抄き合せ抄紙機のウエットエンドの正
面図を示す。図9においてヘッドボックス015から噴
出された原料液は、短網017に配置された通常のテー
ブル機器016(詳細は図示せず)により紙層が形成さ
れる。この紙層が、フォーミングシリンダ020の上で
無端フェルト018に係合し、フェルト押付圧により更
に脱水されると同時に、フェルトにて運ばれてきた前の
ユニットで形成された紙層と抄き合され、このフェルト
と短網との間に挟みこまれた状態でターニングロール0
21部に運ばれ、ターニングタッチロール024による
加圧により前記両紙層の接着が行われる。その後、湿紙
がフェルトに乗って次ユニットへ移送される。
【0003】図10は従来の多層紙形成装置の他の例を
示す。本例の装置は短網が2枚ワイヤによる紙層形成装
置を形成して、脱水能力の拡大を図ったものであり、ヘ
ッドボックス015′から噴出された原料液は、短網0
25のループ内に配置された図示省略の通常のテーブル
機器016′により脱水されて下側の紙層が形成され
る。次にフォーミングシリンダ020′上で係合する他
の短網026のワイヤ張力及び遠心力により外側に脱水
され、紙層の上側の部分が形成される。その後短網02
5に乗った湿紙は、同短網025がフェルト018′に
係合する部分で、クーチロール027によりフェルトに
て運ばれてきた前工程の短網部で形成された紙層と、接
着が行われる。このようにして抄き合された多層紙は、
サクションピックアップロール028にてピックアップ
されたり、オープンドローで、次工程(プレスパート)
へ移行される。
【0004】図11は従来の多層紙形成装置の他の例を
示す。この図11に示す装置は、図12に示す円網シリ
ンダ022a又は図13に示すサクションシリンダ02
2b(円網巻き)による一般的な抄き合わせ抄紙機のウ
エットエンドの正面図を示す。またヘッドボックス02
1′は、図12及び図13に示す如くシリンダ円周上の
或る長さだけカーブドルーフ021′aが覆い被さって
おり、このカーブドルーフ021′aとシリンダ022
a又は022bとでなすギャップに供給された原料液
は、脱水シリンダ上で脱水されて紙層形成が行われる。
そしてフェルト032′で運ばれてきた湿紙とシリンダ
022a又は022b上で係合し、クーチロールにて抄
き合わされる。このようにして抄き合わされ多層紙は、
サクションピックアップロールにてピックアップされ
て、次工程(プレスパート)へ移行する。なお、図12
及び13における026′はクーチロールである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の図9に示す
多層紙形成装置は、フォイル、テーブルロールといった
機器による紙層形成であるため、原料繊維の分散力が弱
く地合が悪い。また高速、高坪量紙の抄造においては、
曲率半径の小さいシリンダ上で無端フェルトが押し付け
られるため、圧力が高くなりすぎ、フォーミングシリン
ダ020上での原料液の飲み込み不良からくる湿紙の、
所謂砕けが発生するという欠点があった。また図10に
示す多層紙形成装置は、フォーミングシリンダ020′
上に巻き掛けられたワイヤの通気度が高いため、脱水圧
力が軽減されると同時に、脱水能力が増大され、図9に
示す装置より、高速、高坪量に対応出来るという利点は
あるが、抄き合せ部の湿紙濃度が高いため接着強度が低
いなどの欠点があった。また短網ユニットが2枚ワイヤ
で形成されているためユニット長さが長くなり、イニシ
ャルコストも高く、大きな設置面積が必要であった。
【0006】前記図11に示す従来の多層紙形成装置
は、シリンダ022a又は022bと、ヘッドボックス
021′のカーブドルーフ021′aに挟まれた原料液
に加えられる圧力及びクーチロール押付力による圧力、
更にはシリンダ022a又は022bに加えられる真空
力による一定圧力による脱水であるため、紙層形成状態
での繊維分散度が低く、地合が悪いという欠点があっ
た。更にユニット当たりの付着量を大きくしたり、また
高速になると抄き合わせ部に進入する湿紙濃度が下が
り、円網シリンダ022aやサクションシリンダ022
b上でクーチロールのニップ圧による湿紙くだけの問題
があり、1ユニット当たりの付量を大きくとることが出
来なかった。
【0007】図14は図9,図10及び図11に示す従
来の多層紙形成装置の欠点を解消すべく提案された多層
紙形成装置(特願平5−20823号)を示す。この装
置では、脱水機器054を短網055′のループ内に設
けた短網部055の複数個を、無端フェルト056の下
方に走行路に沿って配置し、短網055′と共に無端フ
ェルト056を脱水機器054上を走行させ、各短網部
055において無端フェルト056と短網055′との
間にヘッドボックス053より原料液を噴出するように
している。しかしこの装置では、ブレストロール057
の上にヘッドボックス053の一部が突出するので、そ
れを避けて無端フェルト056を走行させる必要があ
り、従って複数の短網部055の配置が階段状になるた
め、短網部数が多くなると、基礎が複雑で高価になると
いう問題があった。なお、図14において、054aは
シューブレード、058はターニングロール、059は
ストレッチロール、060はガイドロール、061はリ
ードインロール、062はクーチロール、063はサク
ションクーチロール、064はフェルトロール、065
はフローバック装置、066はサクションピックアップ
ロールである。本発明は複数の短網部がすべて実質的に
同じレベルに設置されることにより、前記従来の問題を
解決することができる多層紙形成装置を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、1つ
の無端フェルトループと上面が曲率をもつ脱水機器を有
する複数の短網部を備え、前記フェルトが前記脱水機器
の曲率部で原料液と係合し、以降短網との間に原料液を
挟んで走行する間に紙層の抄き合わせを行う多層紙形成
装置であって、前記複数の短網部が実質的に同じレベル
に配置されてなるものであり、また前記各短網部はその
短網を脱水機器の曲率部と、大径のフォーミングロール
と、小径のブレストロールとに掛けて走行するようにし
てなるもので、これを課題解決のための手段とするもの
である。
【0009】また本発明は、1つの無端フェルトループ
と、その下に設けられ初期脱水を行う回転する脱水シリ
ンダと、同シリンダ下流に配置され、複数の脱水エレメ
ントの上面が曲率を持つように配置された脱水機器とを
有する複数の短網部を備え、前記無端フェルトが各々の
脱水機器の曲率上で短網に係合しており、かつ同脱水機
器上で前記無端フェルトと短網との間に前記脱水シリン
ダの頂部より下に位置するヘッドボックスより吐出され
た原料液を挟み込んで走行するうちに、パルス圧力によ
る分散と脱水を行いながら紙層を形成し、抄き合わせて
いくようにしてなるものであり、更に短網部の前記脱水
シリンダが、サクションシリンダとなっていることを特
徴とし、また短網部の前記脱水機器が真空による脱水が
可能な構造となっているもので、これを課題解決のため
の手段とするものである。
【0010】更に本発明は、1つの無端フェルトルー
プ、及びその上にあって、各々が無端の短網と脱水エレ
メントの上面の一部が曲率を持つように配置された脱水
機器を有する複数の短網部とで構成され、各短網部間の
フェルトを短網に巻き掛けるように持ち上げ、かつフェ
ルトと短網の最初の係合点が、短網部の上部にある前記
脱水機器の前記曲率部の任意の位置にくるよう可動のリ
ターンロールを配してなるものであり、また前記脱水機
器の上方にフェルトループ内にあって、前記脱水エレメ
ントに対向する様に配置されてフェルトへの押付圧が可
変になるよう支持されており、その上面がフェルトに接
触する部分と、それに向かって傾斜する部分からなり、
傾斜部とフェルトの間に、フェルトの進行方向に向かっ
て収束する楔空間を形成するシューブレードを有してな
ることを特徴とし、更に短網の前記脱水機器が、真空に
よる脱水促進が可能な構造になっているもので、これを
課題解決のための手段とするものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、短網上に噴出された原料
液は、無端フェルトと短網との間に挟まれて走行する間
に脱水されて紙層を形成しながら抄き合わされて行く。
また各短網部を実質上同じレベルに設置したため、階段
状の基礎が不要となる。更に曲率半径の大きな脱水機器
によって、緩慢なフェルトの押付圧が発生し、原料液を
無理なく脱水することができる。また請求項6及び7の
発明では、各短網部を無端フェルトの上に配置したため
に、ヘッドボックス及び短網部は高さ方向を規制される
条件がなくなり、建屋床より同じ高さに各短網部を設置
することが容易である。また原料液飲み込み易さ、地合
の改善、脱水能力の増加及び層間強度の改善の問題につ
いては、一部に曲率を持つ脱水エレメントを有する脱水
機器を、短網部内の上部に設置してその上に無端フェル
トを係合させると共に、可動のリターンロールによって
フェルトとの短網の最初の係合点が脱水機器の曲率部の
任意の位置にくるようにしている。従って供給される原
料液の厚みが変化しても、緩慢なフェルトの押付圧によ
り、原料液を無理なく飲み込むことができ、かつ脱水エ
レメントによるパルス圧力の作用により、地合が改善さ
れると同時に、紙層の抄き合わせが行われる。またヘッ
ドボックスより噴出された原料液から紙層を形成し、ク
ーチロールで前工程での紙層と抄き合わせた湿紙を無端
フェルトの上に乗せて次工程のプレスパートまで搬送す
るので、所謂種落ちの問題が発生することがない。
【0012】また本発明においては、ヘッドボックスよ
り脱水抄紙機上に噴出された原料液は、脱水シリンダ上
で初期脱水されるが、まだマット内の繊維にモービリテ
ィーがあるうちに下流の脱水装置の曲率を有する部分上
でフェルトによって挟まれるので、後段の脱水エレメン
トを通過する時発生するパルス圧力の作用を受けて分散
し、良い地合が形成される。またこの曲率は、従来の脱
水シリンダより遙かに大きな曲率半径であるので、フェ
ルトの押付圧が小さく、無理なく飲み込むことが出来
る。更に脱水装置には真空をかけることが出来るので脱
水能力が大きくなる。従ってクーチされる時の湿紙濃度
が高く、湿紙がくだけを起こすこともない。この短網部
では、脱水シリンダに原料を乗せてからフェルトと短網
の係合部へ持ち込むことが出来るため、脱水シリンダの
頂点より上にヘッドボックスを配置する必要がなく、複
数の短網部を同一レベルに配置でき、従って階段状の基
礎を必要とすることがない。
【0013】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1及び図2は、本発明の第1実施例を示し、1は
ヘッドボックス、2は小径のブレストロール、3は脱水
機器、5は短網部、5′は短網、6は大径のフォーミン
グロール、8はガイドロール、9はリターンロール、1
0はクーチロール、11はサクションボックス、12は
無端フェルト、13はフローバック装置、14はサクシ
ョンピックアップロールである。 前記短網部5は無端
の短網5′と脱水機器3を備え、複数の短網部5が実質
的に同じレベル(高さ)に配置されている。また前記脱
水機器3は、複数個のフォーミングシューブレード3a
を持ち、同脱水機器3は前半がフラットで、後半が上方
に凸状をなすような曲率を持つ2つのゾーンを形成して
いる。その脱水機器3を覆うように、無端フェルト12
がリターンロール9によって巻き掛けられており、その
リターンロール9の位置調整により、同脱水機器3の曲
率部の任意の位置にフェルト12が係合するようになっ
ている。また脱水機器3は、従来のフォーミングロール
より遙かに大きな曲率半径を持っていて、ブレード交換
により脱水圧力を変えることもでき、真空を掛けられる
こともできるようになっている。一方前記フォーミング
シューブレード3aは複数個からなり、各ブレード3a
の所で発生するパルス圧により誘発される剪断力によ
り、原料中の繊維を再分散させて地合を改善するもので
ある。なお、脱水エレメントはシューブレード3aに限
らず、小径ロールでも良いし、それらを交互に配置して
も本発明の特徴を損なうものでないことは明らかであ
る。本第1実施例では、複数の短網部5が実質的に同じ
レベルに配置されているので、階段状の基礎を必要とし
ない。
【0014】またヘッドボックス1から噴出された原料
液の無端フェルト12による挟み込み位置は、無端フェ
ルト12のループ内に設けられたリターンロール9を、
図2の矢印のように上下方向に調整することにより、進
入する原料厚みに応じて原料液を円滑に飲み込むように
最適にセットされる。また飲み込み部の曲率半径が大き
いため、フェルトによる押付圧も低く、飲み込み易い構
造であり、更に真空による脱水も可能なため、スムーズ
な飲み込みが行われる。その後フェルト12と短網5′
に挟まれた原料液にはパルス圧力が作用するため、分散
と脱水が促進されると同時に、前工程で形成された紙層
との抄き合わせが行われる。従って短網部で形成された
紙層は十分濃度が上がっているので、フォーミングロー
ル6の上でフェルトの押付圧が高くなっても、所謂砕け
を起こすことなく、クーチロール10により前工程で形
成された紙層と接着され、その後サクションボックス1
1により、紙層は短網部より無端フェルト側に完全に紙
移しされ、フェルトの上に乗って、次工程へ搬送される
ので、所謂種落ちの可能性は全く無い。
【0015】次に図3及び図4は本発明の第2実施例を
示す。図3及び図4における短網ユニットは、複数個の
フォーミングシューブレード3aを持つ脱水機器3を有
し、同脱水機器3は前半がフラットで、後半が曲率を持
つ2つのゾーンを形成している。その脱水機器3を覆う
ように、無端フェルト12がリターンロール9によって
巻き掛けられており、そのリターンロール9の位置調整
により、同脱水機器3の曲率部の任意の位置に無端フェ
ルト12が係合するようになっている。また脱水機器3
は、従来のフォーミングロールより遙かに大きな曲率半
径を持っていて、ブレード交換により脱水圧力を変える
こともでき、真空を掛けられることもできるようになっ
ている。
【0016】またフォーミングシューブレード3aは複
数個からなり、各ブレード3aの所で発生するパルス圧
により誘発される剪断力により、原料中の繊維を再分散
させて地合を改善するものである。なお、脱水エレメン
トはシューブレード3aに限らず、小径ロールでも良い
し、それらを交互に配置しても本発明の特徴を損なうも
のでないことは明らかである。さてヘッドボックス1か
ら噴出された原料液の無端フェルト12による挟み込み
位置は、無端フェルト12のループ内に設けられたリタ
ーンロール9を図4の矢印の方向の上下方向に調整する
ことにより、進入する原料厚みに応じて最適にセットさ
れる。また飲み込み部の曲率半径が大きいため、フェル
トによる押付圧も低く、飲み込み易い構造であり、更に
真空による脱水も可能なため、スムーズな飲み込みが行
われる。
【0017】その後フェルト12の短網5′に挟まれた
原料液にはパルス圧力が作用するため、分散と脱水が促
進されると同時に、前工程で形成された紙層との抄き合
せが行われる。従って短網部で形成された紙層は十分濃
度が上がっているので、ターニングロール6′の上でク
ーチロール10により加圧されても、所謂砕けを起こす
ことなく、前工程で形成された紙層と接着されて、その
まま無端フェルト12と短網に挟まれた状態でストレッ
チロール7、ガイドロール8へと搬送され、サクション
ボックス11により、紙層は短網部より無端フェルト側
に完全に紙移しされ、フェルトの上に乗って、次工程へ
搬送されるので、所謂種落ち現象の可能性は全く無い。
【0018】図5及び図6は本発明の第3実施例を示
す。本実施例は図3、図4の第2実施例における効果に
加えて、更に脱水機器3部での分散性を増し、地合の改
善を図ろうとするものである。即ち、本第3実施例は図
4の構成に加え、脱水機器3のシューブレード3aの間
にあって、無端フェルト12のループ内に対向するシュ
ーブレード4aを、その位置が可変なるよう可撓性のチ
ューブ4cで支持したものである。またシューブレード
を有する固定脱水機器における原料分散性を支配するパ
ルス圧力の大きさは、原料液を挟んだワイヤ、フェルト
がシューブレードの入口で折れ曲がる角度(θ)が大き
くなればなる程大きくなることはよく知られている。従
って本実施例のように、シューブレード3a,4aを対
向させ、かつシューブレード4aの形状をその入口で、
フェルトとの間に楔空間が出来るように構成すると、シ
ューブレード4aの押し付けによって、その前方にある
楔空間に押し出されたフェルト内の水はシューブレード
4aとフェルトの間を通過し、(フェルト+湿紙+ワイ
ヤ)を押し下げることになる。その時下流のシューブレ
ード3aの先端における折れ曲がり角度(θ)は増大
し、パルス圧力が増す。なお、この圧力は、各ユニット
の付量(坪量)、抄速において適切な値があるので、シ
ューブレード4aの位置は、それを支持するチューブ4
cの圧力を調整することによって可変となり、フレキシ
ビリティーが増す。
【0019】次に本発明の第4実施例を、図7及び図8
によって説明すると、21はカーブドルーフ21a付き
のヘッドボックス、22は脱水シリンダ、23は脱水機
器、23aは脱水機器23の脱水エレメント、24は無
端の短網24′をもつ短網部、25は短網24′のター
ニングロール、26はクーチロール、27は短網24′
のストレッチロール(短網ガイド付き)、28はリード
インロール、29はサクションクーチロール、30はフ
ローバック装置、31はサクションピックアップロー
ル、32は無端フェルトである。短網部24′は無端の
短網24′とその上部に脱水機器23を備え、図7に示
すように、複数の短網部24が実質的に同一レベルに配
置されている。前記脱水機器23は、その上面が上方に
凸の曲率をもち、かつ複数の脱水エレメント23aを備
えている。なお、脱水エレメント23aとしてはシュー
ブレード等が用いられる。
【0020】本第4実施例においては、ヘッドボックス
21からカーブドルーフ21aと脱水シリンダ22の間
に供給された原料液は、供給圧とギャップ寸法で決定さ
れる圧力により脱水シリンダ22内へ初期脱水された
後、短網24′に乗って脱水機器23と無端フェルト3
2が係合する抄き合わせ部へ進入する。原料液の飲み込
み部では、脱水エレメント23aが配置された曲率半径
が、従来のシリンダより遙かに大きいので、フェルトの
押し付け圧力は小さく原料液は無理なく飲み込まれる。
その後脱水エレメント23aで発生するパスル圧力によ
って、原料液中の繊維は分散されると同時に、脱水機器
23側へ脱水され、紙層形成と抄き合わせが行われる。
【0021】また脱水機器23に真空を作用させること
により脱水能力を増すことも可能でる。なお、脱水エレ
メントは、図8に示す如くシューブレード23aでも良
いし、小さなロール(図示せず)でも良い。その後ター
ニングロール25に対向させられたクーチロール26の
加圧力により、更に接着された後、無端フェルト32側
にピックアップされて次ユニットへ送られる。更に本第
4実施例においては、図8に示す如くヘッドボックス2
1は脱水シリンダ22の頂部より下に位置するため、短
網部へ進入するフェルトランを水平より下にしても前記
ヘッドボックスと干渉することはない。従って各短網ユ
ニットは建屋床に対して実質的に同一レベルに容易に設
置することが出来、基礎を階段状にする必要がない。ま
た無端フェルト32と脱水機器との係合位置は、クーチ
ロール26下流のフェルトループ内に配したリードイン
ロール28の高さを調整することによって可能である。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明の多層紙
形成装置によれば、複数の短網部はすべて実質的に同じ
レベルに設置され、従来のような階段状の複雑で高価な
基礎は不要である。しかも曲率をもつ脱水機器によって
緩慢なフェルト押付圧が発生し、無理なく原料液を飲み
込むことができ、高坪量、高速の運転が可能である。ま
た各紙層の形成は、脱水エレメント部で発生するパルス
圧力によって行われるため地合が良い。そしてこの分散
効果は、ウエット・オン・ドライの抄き合せ方法と相俟
って板紙の層間接着強度を強くする。また脱水機器を真
空構造とすることにより脱水能力が増し、1ユニット当
たりの付着坪量が大きくなり、高速でもユニット数を少
なく出来、設置面積の縮小、低コスト化が図れる。更に
脱水機器に作用させる真空値は従来より小さくて済み、
真空風量の低減を図ることが出来ると共に、設備のイニ
シャルコストばかりでなく、ランニングコストの低減に
も寄与する。また紙層を無端フェルトの上に乗せて搬送
するため種落ち現象が無く、かつ高速運転が出来る。ま
た脱水エレメント部分の分散効果を、抄造条件に応じて
適切にコントロール出来、フレキシビリティが増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る多層紙形成装置を装
備した抄紙機ウエットエンドの正面断面図である。
【図2】図1における要部の詳細断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す抄紙機ウエットエン
ドの正面断面図である。
【図4】図3における要部の詳細断面図である。
【図5】本発明の第3実施例における要部を示す詳細断
面図である。
【図6】図5における要部の詳細断面図である。
【図7】本発明の第4実施例に係る多層紙形成装置を装
備した抄紙機ウエットエンドの正面断面図である。
【図8】図7に示す装置の要部の詳細断面図である。
【図9】従来の多層紙形成装置を装備した抄紙機ウエッ
トエンドの正面断面図である。
【図10】従来の他の例の多層紙形成装置を装備した抄
紙機ウエットエンドの正面断面図である。
【図11】従来の更に他の例の多層紙形成装置を装備し
た抄紙機ウエットエンドの正面断面図である。
【図12】図11における脱水シリンダ部の1例の詳細
断面図である。
【図13】図11における他の例の脱水シリンダ部の詳
細断面図である。
【図14】前記従来の多層紙形成装置の欠点を解消すべ
く提案された従来の多層紙形成装置を装備した抄紙機ウ
エットエンド部の正面断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドボックス 2 ブレストロール 3 脱水機器 3a ブレード 3b Tバー 4 対向ブレード装置 4a シューブレード 4b Tバー 4c チューブ 5 短網部 5′ 短網 6 フォーミングロール 6′ ターニングロール 7 ストレッチロール 8 ガイドロール 9 リターンロール 10 クーチロール 11 サクションボックス 12 無端フェルト 13 フローバック装置 14 サクションピックアップロール 21 ヘッドボックス 21a カーブドルーフ 22 シリンダ 23 脱水機器 23a 脱水エレメント 24 短網部 24′ 短網 25 ターニングロール 26 クーチロール 27 ストレッチロール 28 リードインロール 29 サクションクーチロール 30 フローバック装置 31 サクションピックアップロール 32 無端フェルト
フロントページの続き (72)発明者 得能 正照 東京都台東区元浅草1−8−7 元浅草エ ス・ケイビル エス・ケイエンジニアリン グ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの無端フェルトループと上面が曲率
    をもつ脱水機器を有する複数の短網部を備え、前記フェ
    ルトが前記脱水機器の曲率部で原料液と係合し、以降短
    網との間に原料液を挟んで走行する間に紙層の抄き合わ
    せを行う多層紙形成装置であって、前記複数の短網部が
    実質的に同じレベルに配置されていることを特徴とする
    多層紙形成装置。
  2. 【請求項2】 前記各短網部はその短網を脱水機器の曲
    率部と、大径のフォーミングロールと、小径のブレスト
    ロールとに掛けて走行するように構成してなることを特
    徴とする請求項1記載の多層紙形成装置。
  3. 【請求項3】 1つの無端フェルトループと、その下に
    設けられ初期脱水を行う回転する脱水シリンダと、同シ
    リンダ下流に配置され、複数の脱水エレメントの上面が
    曲率を持つように配置された脱水機器とを有する複数の
    短網部を備え、前記無端フェルトが各々の脱水機器の曲
    率上で短網に係合しており、かつ同脱水機器上で前記無
    端フェルトと短網との間に前記脱水シリンダの頂部より
    下に位置するヘッドボックスより吐出された原料液を挟
    み込んで走行するうちに、パルス圧力による分散と脱水
    を行いながら紙層を形成、抄き合わせていくことを特徴
    とする請求項1記載の多層紙形成装置。
  4. 【請求項4】 短網部の前記脱水シリンダが、サクショ
    ンシリンダとなっていることを特徴とする請求項3記載
    の多層紙形成装置。
  5. 【請求項5】 短網部の前記脱水機器が真空による脱水
    が可能な構造となっていることを特徴とする請求項3又
    は4記載の多層紙形成装置。
  6. 【請求項6】 1つの無端フェルトループ、及びその上
    にあって、各々が無端の短網と脱水エレメントの上面の
    一部が曲率を持つように配置された脱水機器を有する複
    数の短網部とで構成され、各短網部間のフェルトを短網
    に巻き掛けるように持ち上げ、かつフェルトと短網の最
    初の係合点が、短網部の上部にある前記脱水機器の前記
    曲率部の任意の位置にくるよう可動のリターンロールを
    配してなることを特徴とする請求項1記載の多層紙形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記脱水機器の上方にフェルトループ内
    にあって、前記脱水エレメントに対向する様に配置され
    てフェルトへの押付圧が可変になるよう支持されてお
    り、その上面がフェルトに接触する部分と、それに向か
    って傾斜する部分からなり、傾斜部とフェルトの間に、
    フェルトの進行方向に向かって収束する楔空間を形成す
    るシューブレードを有してなることを特徴とする請求項
    6記載の多層紙形成装置。
  8. 【請求項8】 短網の前記脱水機器が、真空による脱水
    促進が可能な構造になっていることを特徴とする請求項
    6又は7記載の多層紙形成装置。
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