JPH0713878U - モータベースの位置調整装置 - Google Patents

モータベースの位置調整装置

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JPH0713878U
JPH0713878U JP4479093U JP4479093U JPH0713878U JP H0713878 U JPH0713878 U JP H0713878U JP 4479093 U JP4479093 U JP 4479093U JP 4479093 U JP4479093 U JP 4479093U JP H0713878 U JPH0713878 U JP H0713878U
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JP
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motor base
pressing device
bolt
motor
base
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Application number
JP4479093U
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English (en)
Inventor
明彦 高橋
進 樺島
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全かつ能率良くモータベース5の位置調整
作業を行なうことができるモータベースの位置調整装置
の提供。 【構成】 モータベース5の中央部から離れた端部位置
を押圧する押圧装置14と、モータベース5の中央部を
挾んで押圧装置14と反対側に配置されるストッパ装置
20のボルト22とを備えたものにおいて、ストッパ装
置20のボルト22の頭部に嵌合する六角穴41を有す
る筒体43と、この筒体43のねじ穴42に螺合し、モ
ータベース5の穴19の縁部に当接するボルト44とを
有する別の押圧装置40を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗客コンベアの駆動部を形成するモータ等を保持するモータベース の位置調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3はエスカレータに設けられる従来のモータベースの位置調整装置を示す図 である。この図3において、仮想線で示す1は機械室、2は欄干、3は移動手摺 、4はステップである。5は機械室1内に配置されるモータベースで、このモー タベース5の上には駆動部を形成するモータ6と、カップリング7を介してモー タ6に接続される減速機8とが保持されている。モータベース5の4つの隅角部 には長穴9が形成されており、これらの長穴9に挿入されるボルト10の締結に よりモータベース5は図示しないフレームに固定される。11は減速機8のプー リ、12はターミナルギヤ、13はプーリ11とターミナルギヤ12とに掛け回 され、プーリ11の回転力をターミナルギヤ12に伝えるチェーンである。14 はモータベース5の中央部から離れた端部位置を押圧する押圧装置で、モータベ ース5を矢印15方向に移動させるために設けられ、図示しないフレームに固定 され、ねじ穴を有する立設部16とこの立設部16のねじ穴に螺合し先端部がモ ータベース5の端部に当接するボルト17とボルト17に装着されるゆるみ止め 用のナット18とから成っている。19はモータベース5に形成された穴である 。20はこの穴19内に配置され、かつ、モータベース5の中央部を挾んで前述 した押圧装置14が配置される側と反対側の位置に配置され、モータベース5の 矢印15方向の移動を阻止可能なストッパ装置である。このストッパ装置20は 、図示しないフレームに固定され、ねじ穴を有する立設部21と、この立設部2 1のねじ穴に螺合し、先端部がモータベース5に形成した穴19の縁部に当接す るボルト22と、ベルト22に装着されるゆるみ止め用のナット23とから成っ ている。また、24も押圧装置で、モータベース5を矢印15方向と直交する矢 印方向に移動させるために設けられ、図示しないフレームに固定され、ねじ穴を 有する立設部26と、この立設部26のねじ穴に螺合し、先端部がモータベース 5の先端部に当接するボルト27と、このボルト27に装着されるゆるみ止め用 のナット28から成っている。なお、29はモータベース5の矢印15方向の移 動を案内するガイド、30は図示しないフレームに固定され、後述するバール3 1が係合可能な立設部である。上述した長穴9、ボルト10、押圧装置14、ス トッパ装置20、及び押圧装置24によってモータベース5の位置を調整する位 置調整装置で構成されている。チェーンが経年変化により伸びた時など、4本の ボルト10が緩められ、押圧装置14、ストッパ装置20、それぞれのナット1 8、23、28が緩められ、ストッパ装置20のボルト22を回転させて矢印1 5方向に移動させた後、押圧装置14のボルト17を回転させて矢印15方向に 移動させることが行なわれる。これにより、ボルト17の先端部にモータベース 5の端部が押され、モータベース5が矢印15方向に移動し、このモータベース 5上の減速機8、プーリ11が矢印15方向に移動し、チェーン13の伸びが吸 収され、所定の張力を保つように調整される。このようにチェーン13が所定の 張力を保つように調整された後には、4本のボルト10が締結され、モータベー ス5は固定される。なお、押圧装置24は、モータベース5の側部をガイド29 に当接するために用いられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来技術にあっては、チェーン13の経年変化に伴う伸びの調整など に際してモータベース5を矢印15方向に移動させるとき上述のように押圧装置 14のボルト17を回転させてモータベース5の端部を押すようにしている。し かしながら、押圧装置14はモータベース5の中央部に対してチェーン13側に 寄った位置に設けられていることから、ボルト17を回転させたときに図3の矢 印32で示すようにモーメントがかかり、同矢印32方向にモータベース5が回 転する傾向となり、これによる隙間がモータベース5とガイド29との間に形成 されやすい。そこで、このように隙間が形成されたときには、従来では図3の2 点鎖線で示すバール31等を立設部30とモータベース5との間に配置し、押圧 装置14が配置されている側のモータベース5の端部と対照的な位置にあるモー タベース5の端部を適宜、回動あるいは揺動させて、この原理により前述したモ ーメントにともなうモータベース5の回動を矯正し、モータベース5の側部とガ イド29との間に隙間が生じないようにしていた。したがって従来技術では、バ ール31等の操作中の外れによる安全性に問題があるとともに、バール31等の 端部を大きく回動あるいは揺動させる作業空間を要し、この作業空間が十分でな い場合には、バール31等を動作させにくく、モータベース5の位置調整作業の 能率が低下しやすいという問題がある。
【0004】 本考案は、上述した従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的 は、安全かつ能率良くモータベース5の位置調整作業を行なうことができるモー タベースの位置調整装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、モータが据付られるモータベースを所定の方向に 移動させるように押圧するとともに、モータベースの中央部から離れた端部位置 を押圧する押圧装置と、上記モータベースの中央部を挾んで上記押圧装置が配置 される側と反対側に配置され、モータベースの移動を阻止可能なストッパ装置と を備えたモータベースの位置調整装置において、上記ストッパ装置に嵌合され、 上記モータベースを上記所定方向に移動させるように押圧可能な別の押圧装置を 備えた構成にしてある。
【0006】
【作用】
本考案では、モータベースの中央部を挾んで押圧装置が配置される側と反対側 に配置されるストッパ装置に別の押圧装置を嵌合させてあることから、押圧装置 によってモータベースを移動させた際のモーメントによるモータベースの回転は 、別の押圧装置を操作することが是正される。このとき、別の押圧装置はストッ パ装置に嵌合させてあるので、操作中の外れを生じない。また、別の押圧装置は ストッパ装置位置に配置してあるので、この別の押圧装置を操作させるための十 分な作業空間をあらかじめ確保できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案のモータベースの位置調整装置の一実施例を図に基づいて説明す る。
【0008】 図1は本考案の一実施例を示す斜視図、図2は図1に示す実施例に備えられる 別の押圧装置を示す要部側断面図である。
【0009】 図1に示すモータベース5は前述した図3に示すものであり、ストッパ装置2 0も前述した図3に示すものである。すなわち、図3に示すもののうち、バール 31を除いた構成については、本実施例も同等である。本実施例では特に、スト ッパ装置20位置に、図3に示した押圧装置14とは別の押圧装置40を設けて ある。この別の押圧装置40は、前述した押圧装置14と同様にモータベース5 を矢印15方向に移動させるもので、モータベース5の穴19内に配置してある とともに、ストッパ装置20位置、すなわちモータベース5の中央部を挾んで前 述した押圧装置14と反対側の位置に配置してある。この別の押圧装置40は図 2に示すように、端部にストッパ装置20を構成するボルト22の頭部が適合す る形状に形成された六角穴41を有し、中央部を貫通するようにねじ穴42を有 する筒体43と、この筒体43のねじ穴42に螺合するボルト44と、このボル ト44のゆるみ止め用ナット45とを備えている。
【0010】 この別の押圧装置40は、ボルト44を回転させることにより全体の長さを短 く縮め、その状態で筒体43の六角穴41がストッパ装置20のボルト22の頭 部に適合するようにストッパ装置20に装置し、次いでボルト44を伸長させる 方向に回転させ、このボルト44の頭部をモータベース5の穴19を形成する縁 部に当接させることにより、係止保持することができる。この状態にあっては、 別の押圧装置40の筒体43を例えば手で回転させることにより、ストッパ装置 20のボルト22と別の押圧装置40のボルト44とを同方向に一体的に回転さ せ、矢印15方向に、あるいはこの矢印15方向と反対方向に移動させることが 可能である。
【0011】 このように構成した実施例では、前述した図3に示すチェーン13の伸びの調 整などに際し、押圧装置14のボルト17を回転させてモータベース5を移動さ せたときのモータベース5の矢印32方向の回動にあたっては、図1に示す別の 押圧装置40の筒体43を手で所定方向に回転させれば良く、これにより前述し たようにストッパ装置20のボルト22と別の押圧装置40のボルト44とが同 方向に一体的に回転し、ボルト44の先端がモータベース5の穴19の縁部を押 し、ボルト22の先端がモータベース5の穴19の縁部から離れるように後退す ることにより、モータベース5を押圧装置14による移動量と同程度移動させる ことができ、図3に示すガイド29とモータベース5との間の隙間をなくし、モ ータベース5を正規の形態に保つことができ、すなわち、モータ6、減速機8、 プーリ11等を望ましい位置関係に保持することができる。
【0012】 本実施例では、別の押圧装置40はストッパ装置20に嵌合させてあるので、 手で筒体43を回した際外れることがなく、安全である。
【0013】 また、単に筒体43を手で回すだけで押圧装置4による移動量と同じだけモー タベース5を容易に移動させることができ、このモータベース5の位置調整作業 を能率良く行なうことができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、以上の構成にしてあることから、従来に比べてモータベース位置調 整に際しての安全性が向上し、またこの位置調整作業を能率良く行なうことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモータベースの位置調整装置の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す実施例に備えられる別の押圧装置を
示す要部側断面図である。
【図3】エスカレータに設けられる従来のモータベース
の位置調整装置を示す図である。
【符号の説明】
5 モータベース 6 モータ 14 押圧装置 19 穴 20 ストッパ装置 22 ボルト 40 別の押圧装置 41 六角穴 42 ねじ穴 43 筒体 44 ボルト 45 ゆるみ止め用ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータが据付られるモータベースを所定
    の方向に移動させるように押圧するとともに、モータベ
    ースの中央部から離れた端部位置を押圧する押圧装置
    と、上記モータベースの中央部を挾んで上記押圧装置が
    配置される側と反対側に配置され、モータベースの移動
    を阻止可能なストッパ装置とを備えたモータベースの位
    置調整装置において、上記ストッパ装置に嵌合され、上
    記モータベースを上記所定方向に移動させるように押圧
    可能な別の押圧装置を備えたことを特徴とするモータベ
    ースの位置調整装置。
JP4479093U 1993-08-17 1993-08-17 モータベースの位置調整装置 Pending JPH0713878U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001325A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 株式会社荏原製作所 ヘッド高さ調整装置およびヘッド高さ調整装置を備える基板処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001325A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 株式会社荏原製作所 ヘッド高さ調整装置およびヘッド高さ調整装置を備える基板処理装置
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