JPH0713760Y2 - ラジコンヘリコプターのブレード - Google Patents

ラジコンヘリコプターのブレード

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Publication number
JPH0713760Y2
JPH0713760Y2 JP2430493U JP2430493U JPH0713760Y2 JP H0713760 Y2 JPH0713760 Y2 JP H0713760Y2 JP 2430493 U JP2430493 U JP 2430493U JP 2430493 U JP2430493 U JP 2430493U JP H0713760 Y2 JPH0713760 Y2 JP H0713760Y2
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JP
Japan
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blade
inner joint
opening
radio
tail
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2430493U
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JPH0675596U (ja
Inventor
誠治 諏訪部
Original Assignee
株式会社城東ホビー製作所
誠治 諏訪部
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Publication date
Application filed by 株式会社城東ホビー製作所, 誠治 諏訪部 filed Critical 株式会社城東ホビー製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は駆動源にエンジンを有し
その操縦に電波を用いる、いわゆるラジコン式ヘリコプ
ターのメインブレード及びテールブレードの取付孔の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる模型のヘリコプターは、エンジ
ンを搭載しそれを動力として空中に飛翔するため、少な
くともその制御装置には実機ヘリコプターにおけると同
等の性能を要求される。即ち、機体を浮上させる主回転
翼(メインブレード)、それと同期回転して機体が空中
に浮上した時にメインブレードの回転力の反動で機体が
逆方向に回転するのを制御するテールブレード並びに飛
翔時の方向性を無線で制御される操縦装置が必要であ
る。
【0003】本考案においては、テールブレードを主と
して説明するがメインブレードも同様である。従来のラ
ジコンヘリコプターは図7に示すように、エンジンの回
転力を伝達するドライブシャフトを設けている。このド
ライブシャフト7の先端に固定したローターハブ8の中
心軸線上の両端に一対のグリップ6配置している。この
グリップ6とブレード5の一個の孔10を貫通してブレ
ード5が軸支固定されている。このブレード5のメイン
とテールは互いに直交する面上で回転する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ラジコンヘリコプター
に於けるブレードの性能の良否は本体機構に準じて重要
なファクターであり、ブレード本体に求められる性能評
価は、揚力を発生させる為の断面形状、空中での機体の
安定の為の適度なたわみを保つための剛性とそれに関連
するブレード自体の重量、さらに操縦性に直接関係する
ブレード本体の重心位置などがある。このうちの操縦性
について考えてみると、一般に使用されているブレード
ではそのブレードのもつ最適な位置と思われる場所にあ
らかじめ取付けの為の穴が加工されていて、工場加工で
の精度及びわずかな材質の差異により若干の修正が必要
とされるが、現状では加工が施されている為、完全な状
況では使用されていない。また、使用する個人により操
縦感覚に差異があり個人個人の好みに応じたブレードを
生産することは困難であり、不満足な状態での使用が強
要されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によると個々のブ
レードの性能を引き出す最適な位置に取付けの支持点を
設定出来るよう可変構造の機能を持たせた。詳細には、
前記取付端部に正多角形または楕円形あるいは円形の開
口を設け、その開口に、その外周がその開口形状に嵌合
する多角形または楕円形あるいは円形のインナージョイ
ントを嵌合させ、かつそのインナージョイントの中心か
ら偏心する位置に取付孔を貫設してなる。
【0006】
【作用】上記のような構成により、例えばインナージョ
イントが六角形状であれば開口に対する嵌合位置を変え
ることによってブレードの支持点が6通りに変更でき、
そのブレードのもつ最適な位置を支持点とすることが可
能となる。さらに多角型あるいはインナージョイントの
偏心寸法を変えたり、さらに円形とすれば、無限な微調
整となり微妙な調整が可能で、ブレードの性能を大幅に
引き上げることが出来る。
【0007】
【実施例】本考案の実施例をテールブレードを例に添付
図面に基づいて説明する。図1は本考案を適用したラジ
コンヘリコプターの側面図である。図中符号1はヘリコ
プターの全体を示す。ヘリコプター1は、主回転翼2、
テールパイプ3、トランスミッション部4 テールブレ
ード5などからなる。図2はテールブレード5の組立斜
視図で、テールアウトプットシャフト7の先端にはテー
ルローターハブ8を取り付け、このテールローターハブ
8の両端に配置した一対のグリップ6の先端部に、テー
ルブレード5を軸支固定する。この一対のテールブレー
ド5は前記中心軸線上に関し点対称をなす。
【0008】図3及び図4は本考案の要部を示す。符号
16はテールブレード5の端部に設けた平坦部15に貫
設した正六角形の開口部である。図4(A)は前記開口
部16に嵌合される正六角形状のインナージョイント1
1の正面図であり、その中心よりずらして孔12が貫設
されている。図4(B)はその側面を示し、符号13は
一体のフランジである。このフランジ13はインナージ
ョイント11を開口16に嵌合させた場合、前記平坦部
15に圧入されてインナージョイントの脱落を防ぐ。こ
のインナージョイント11は開口16の両側からフラン
ジ13を外側にして合わせるようにする。実際の取付孔
12の位置決定には、主翼の長さや回転力等を考慮にい
れて、テールブレード5の取付位置を前後上下させて、
回転ピッチを変えたり風圧重心の変更を行う。
【0009】上記の様に取付孔位置を選択的にする手段
としては、インナージョイント11を正多角形に構成す
るもののほか、図5、図6に示すように開口26を楕円
ないし円形にしておきインナージョイント21側も、そ
れに嵌合する楕円ないし円形にした場合でも2種類ない
し無限の支持点の選択が出せることが考えられる。
【0010】
【考案の効果】本考案は前記取り付け端部に正多角形ま
たは楕円ないし円形の開口部を設け、その開口に、その
外周がその開口形状に嵌合する多角形または楕円ないし
円形のインナージョイントを嵌合させ、かつそのインナ
ージョイントの中心から偏心する位置に取付孔を貫設し
た構成としたから、ブレードの微妙な個体差や飛行技術
の個人差など種々の条件のもとに容易に選択が出来るた
め、多用途に対応することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用するラジコンヘリコプターの側面
【図2】テールローター部の斜視図
【図3】テールブレードの一実施例の平面図
【図4】インナージョイントの一実施例の平面図及び側
面図
【図5】テールブレードの他の実施例の平面図
【図6】インナージョイントの他の実施例の平面図及び
側面図
【図7】従来のテールブレードの分解斜視図
【符号の説明】
5 テールブレード 10 孔 12 孔 11 インナージョイント 21 インナージョイント

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸上に固定されるヨークに、一対の
    ローターグリップで軸支固定されるラジコンヘリコプタ
    ーのブレードにおいて、 支持点となるブレードの端部に正多角形の開口を設ける
    と共に、この開口に嵌合する正多角形のインナージョイ
    ントを構成し、このインナージョイントに偏心孔を設
    け、この偏心孔を貫通して前記ローターグリップで軸支
    固定してなるラジコンヘリコプターのブレード。
  2. 【請求項2】 前記正多角形の開口が楕円ないし円形で
    あり、前記インナージョイントが、前記楕円ないし円形
    開口に嵌合する楕円ないし円形である請求項1記載のラ
    ジコンヘリコプターのブレード。
  3. 【請求項3】 前記インナージョイントがそれと一体を
    なすフランジ部を有してなる請求項1または請求項2の
    ラジコンヘリコプターのブレード。
JP2430493U 1993-03-31 1993-03-31 ラジコンヘリコプターのブレード Expired - Lifetime JPH0713760Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2430493U JPH0713760Y2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ラジコンヘリコプターのブレード

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JP2430493U JPH0713760Y2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ラジコンヘリコプターのブレード

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Publication Number Publication Date
JPH0675596U JPH0675596U (ja) 1994-10-25
JPH0713760Y2 true JPH0713760Y2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=12134439

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JP2430493U Expired - Lifetime JPH0713760Y2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ラジコンヘリコプターのブレード

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JPH0675596U (ja) 1994-10-25

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Effective date: 19951003