JPH07136970A - ロボットハンド及びロボット - Google Patents
ロボットハンド及びロボットInfo
- Publication number
- JPH07136970A JPH07136970A JP28319193A JP28319193A JPH07136970A JP H07136970 A JPH07136970 A JP H07136970A JP 28319193 A JP28319193 A JP 28319193A JP 28319193 A JP28319193 A JP 28319193A JP H07136970 A JPH07136970 A JP H07136970A
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- Japan
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- spline
- hand
- nut
- robot
- hand tool
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型なロボットハンドを提供することにある。
【構成】ハウジング6と、このハウジング6に収容され
てハンドツ−ル21を保持するボ−ルスプライン2と、
このボ−ルスプライン2を揺動させるモ−タ14と、こ
のモ−タ14の動力をボ−ルスプライン2に伝達する動
力伝達部26とを具備するとともに、ボ−ルスプライン
2が、ハウジング6に回転自在に取付けられたスプライ
ンナット4と、スプラインナット4に挿入されるととも
にハンドツ−ル21が連結されハンドツ−ル21に作用
した外力負荷に応じて軸方向に変位するスプライン軸3
とを備えた。
てハンドツ−ル21を保持するボ−ルスプライン2と、
このボ−ルスプライン2を揺動させるモ−タ14と、こ
のモ−タ14の動力をボ−ルスプライン2に伝達する動
力伝達部26とを具備するとともに、ボ−ルスプライン
2が、ハウジング6に回転自在に取付けられたスプライ
ンナット4と、スプラインナット4に挿入されるととも
にハンドツ−ル21が連結されハンドツ−ル21に作用
した外力負荷に応じて軸方向に変位するスプライン軸3
とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、産業用のロボ
ットに装着され、リ−ド付電子部品の実装基板への挿入
やAV−OA機器へのメカ部品の組立に用いられるロボ
ットハンドに関する。
ットに装着され、リ−ド付電子部品の実装基板への挿入
やAV−OA機器へのメカ部品の組立に用いられるロボ
ットハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、リ−ド付電子部品の実装基板へ
の挿入やAV−OA機器等のメカ部品の組立等の作業の
多くは、ロボットを利用して自動化されている。これら
の作業においては、部品精度不良等を原因として、正常
動作が行われない場合がある。このような非正常な動作
は部品の破損につながり、場合によっては、電子部品や
メカ部品をハンドリングしたハンドの破損にも及ぶ。ま
た、装置の立ち上げ・調整時の誤操作によっても同様な
問題が生じることがある。
の挿入やAV−OA機器等のメカ部品の組立等の作業の
多くは、ロボットを利用して自動化されている。これら
の作業においては、部品精度不良等を原因として、正常
動作が行われない場合がある。このような非正常な動作
は部品の破損につながり、場合によっては、電子部品や
メカ部品をハンドリングしたハンドの破損にも及ぶ。ま
た、装置の立ち上げ・調整時の誤操作によっても同様な
問題が生じることがある。
【0003】そこで、これらの破損を防止するために、
一般にフロ−ティング機構が採用されている。このフロ
−ティング機構は、ハンドが外力負荷を受けた場合に、
ハンドを一方向に変位させて外力負荷を吸収する機構で
ある。このフロ−ティング機構をハンドツ−ルとロボッ
トとの間に介在させることにより、非正常動作が生じた
場合に、部品やハンドの破損を防止することが可能にな
る。
一般にフロ−ティング機構が採用されている。このフロ
−ティング機構は、ハンドが外力負荷を受けた場合に、
ハンドを一方向に変位させて外力負荷を吸収する機構で
ある。このフロ−ティング機構をハンドツ−ルとロボッ
トとの間に介在させることにより、非正常動作が生じた
場合に、部品やハンドの破損を防止することが可能にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なハンドにおいては一般に複数の構成要素が直列に配置
されるため、ハンドの全長は大となり易い。そして、フ
ロ−ティング機構を追加することによってもハンドの全
長が大となる。この結果、ロボットにとっての慣性負荷
が増加し、高い位置精度を保つことが困難になる。
なハンドにおいては一般に複数の構成要素が直列に配置
されるため、ハンドの全長は大となり易い。そして、フ
ロ−ティング機構を追加することによってもハンドの全
長が大となる。この結果、ロボットにとっての慣性負荷
が増加し、高い位置精度を保つことが困難になる。
【0005】また、ハンドツ−ルは組立作業のために上
下・揺動(正逆回転)することが多いので、ハンドツ−
ルに電気信号や駆動用エア−を供給するための機器に、
上下・揺動を吸収できる構成を採用する必要がある。し
たがって、この種のロボットハンドにおいては配線や配
管などのケ−ブルの引き回しが難しい。本発明の目的と
するところは、小型なロボットハンドを提供することに
ある。
下・揺動(正逆回転)することが多いので、ハンドツ−
ルに電気信号や駆動用エア−を供給するための機器に、
上下・揺動を吸収できる構成を採用する必要がある。し
たがって、この種のロボットハンドにおいては配線や配
管などのケ−ブルの引き回しが難しい。本発明の目的と
するところは、小型なロボットハンドを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために請求項1の発明は、ハウジングと、このハ
ウジングに収容されてハンドツ−ルを保持するボ−ルス
プラインと、このボ−ルスプラインを揺動させる揺動駆
動源と、この揺動駆動源の動力をボ−ルスプラインに伝
達する動力伝達部とを具備するとともに、ボ−ルスプラ
インが、ハウジングに回転自在に取付けられたスプライ
ンナットと、スプラインナットに挿入されるとともにハ
ンドツ−ルが連結されハンドツ−ルに作用した外力負荷
に応じて軸方向に変位するスプライン軸とを備えたロボ
ットハンドにある。
成するために請求項1の発明は、ハウジングと、このハ
ウジングに収容されてハンドツ−ルを保持するボ−ルス
プラインと、このボ−ルスプラインを揺動させる揺動駆
動源と、この揺動駆動源の動力をボ−ルスプラインに伝
達する動力伝達部とを具備するとともに、ボ−ルスプラ
インが、ハウジングに回転自在に取付けられたスプライ
ンナットと、スプラインナットに挿入されるとともにハ
ンドツ−ルが連結されハンドツ−ルに作用した外力負荷
に応じて軸方向に変位するスプライン軸とを備えたロボ
ットハンドにある。
【0007】そして、請求項1の発明は、ボ−ルスプラ
インをハンドツ−ルの保持とフロ−ティングとに兼用
し、ロボットハンドを容易に小型化できるようにしたこ
とにある。
インをハンドツ−ルの保持とフロ−ティングとに兼用
し、ロボットハンドを容易に小型化できるようにしたこ
とにある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例を示すもので、図中の
符号1はロボットハンドである。このロボットハンド1
は図示しないロボットのア−ムに取付けられる。そし
て、ロボットハンド1の位置や姿勢はロボットによって
決められる。
明する。図1は本発明の一実施例を示すもので、図中の
符号1はロボットハンドである。このロボットハンド1
は図示しないロボットのア−ムに取付けられる。そし
て、ロボットハンド1の位置や姿勢はロボットによって
決められる。
【0009】図中に符号2aで示すのはハンドツ−ル保
持部であり、このハンドツ−ル保持部部2aにはボ−ル
スプライン2が備えられている。ボ−ルスプライン2
は、スプライン軸3とスプラインナット4とにより構成
されている。スプライン軸3はスプラインナット4に同
軸的に挿入されており、スプライン軸3はスプラインナ
ット4に対して軸方向に自在にスライドする。ここで、
スプライン軸3をスプラインナット4に対して自在にス
ライドさせるための機構として、一般的な種々の機構を
採用することが可能である。
持部であり、このハンドツ−ル保持部部2aにはボ−ル
スプライン2が備えられている。ボ−ルスプライン2
は、スプライン軸3とスプラインナット4とにより構成
されている。スプライン軸3はスプラインナット4に同
軸的に挿入されており、スプライン軸3はスプラインナ
ット4に対して軸方向に自在にスライドする。ここで、
スプライン軸3をスプラインナット4に対して自在にス
ライドさせるための機構として、一般的な種々の機構を
採用することが可能である。
【0010】スプラインナット4は軸受5、5の内輪に
連結されており、この軸受5、5は円筒状のハウジング
6の内壁に固定されている。軸受5、5の間にはカラ−
7、7が介在しており、軸受5、5は環状の軸受押え8
によってハウジング6に固定されている。つまり、ボ−
ルスプライン2は軸受5、5を介してハウジング6によ
り支持され、ハウジング6はロボット(図示しない)に
より支持される。
連結されており、この軸受5、5は円筒状のハウジング
6の内壁に固定されている。軸受5、5の間にはカラ−
7、7が介在しており、軸受5、5は環状の軸受押え8
によってハウジング6に固定されている。つまり、ボ−
ルスプライン2は軸受5、5を介してハウジング6によ
り支持され、ハウジング6はロボット(図示しない)に
より支持される。
【0011】スプライン軸3の基端にはねじ部9が形成
されており、このねじ部9には第1のナット10が螺合
している。さらに、第1のナット10とスプラインナッ
ト4との間には第2のナット11が介在しており、この
第2のナット11は、第1のナット10の下段で、スプ
ラインナット4のねじ部12に螺合している。そして、
第1のナット10と第2のナット11とは接合されてお
らず、スプライン軸3とスプラインナット4との相対的
な位置関係に応じて接触・離間する。
されており、このねじ部9には第1のナット10が螺合
している。さらに、第1のナット10とスプラインナッ
ト4との間には第2のナット11が介在しており、この
第2のナット11は、第1のナット10の下段で、スプ
ラインナット4のねじ部12に螺合している。そして、
第1のナット10と第2のナット11とは接合されてお
らず、スプライン軸3とスプラインナット4との相対的
な位置関係に応じて接触・離間する。
【0012】ハウジング6にはステ−13が突設されて
おり、このステ−13にはモ−タ14(例えば、サ−ボ
モ−タ)及び減速機15が取付けられている。モ−タ1
4の出力軸16はステ−13を貫通しており、スプライ
ン軸3と略平行にステ−13から突出している。出力軸
16には第1のプ−リ17が取付けられており、第1の
プ−リ17はタイミングベルト18を介して第2のプ−
リ19に連結されている。第2のプ−リ19はスプライ
ンナット4に取付けられている。そして、第1及び第2
のプ−リ17、19とタイミングベルト18とによって
動力伝達部26が構成されている。
おり、このステ−13にはモ−タ14(例えば、サ−ボ
モ−タ)及び減速機15が取付けられている。モ−タ1
4の出力軸16はステ−13を貫通しており、スプライ
ン軸3と略平行にステ−13から突出している。出力軸
16には第1のプ−リ17が取付けられており、第1の
プ−リ17はタイミングベルト18を介して第2のプ−
リ19に連結されている。第2のプ−リ19はスプライ
ンナット4に取付けられている。そして、第1及び第2
のプ−リ17、19とタイミングベルト18とによって
動力伝達部26が構成されている。
【0013】スプライン軸3の先端には、フランジ20
を介してハンドツ−ル(以下、ツ−ルと称する)21が
取付けられている。ツ−ル21には組立に用いられる部
品を取扱うための爪22、22が設けられている。ここ
で、ツ−ル21として一般的な種々のものを採用でき
る。
を介してハンドツ−ル(以下、ツ−ルと称する)21が
取付けられている。ツ−ル21には組立に用いられる部
品を取扱うための爪22、22が設けられている。ここ
で、ツ−ル21として一般的な種々のものを採用でき
る。
【0014】また、第2のプ−リ19とフランジ20と
の間には弾性部材としてのコイルスプリング23が配置
されており、このコイルスプリング23はスプライン軸
3に外装されている。そして、このコイルスプリング2
3は第2のプ−リ19を介してスプラインナット4を付
勢しており、第2のナット11を第1のナット10に圧
接させている。
の間には弾性部材としてのコイルスプリング23が配置
されており、このコイルスプリング23はスプライン軸
3に外装されている。そして、このコイルスプリング2
3は第2のプ−リ19を介してスプラインナット4を付
勢しており、第2のナット11を第1のナット10に圧
接させている。
【0015】スプライン軸3は中空であり、スプライン
軸3には、電気信号線やエア配管を覆ったケ−ブル24
が通されている。ケ−ブル24は、ロボットからスプラ
イン軸3の先端側に導入されるとともに、スプライン軸
3の先端側においてフランジ20から外に導出され、ツ
−ル21に接続されている。さらに、ケ−ブル24は、
スプライン軸3の基端側に固定されたケ−ブルクランプ
25に通されており、このケ−ブルクランプ25によっ
て保持されている。ここで、電気信号線やエア配管の図
示は省略する。
軸3には、電気信号線やエア配管を覆ったケ−ブル24
が通されている。ケ−ブル24は、ロボットからスプラ
イン軸3の先端側に導入されるとともに、スプライン軸
3の先端側においてフランジ20から外に導出され、ツ
−ル21に接続されている。さらに、ケ−ブル24は、
スプライン軸3の基端側に固定されたケ−ブルクランプ
25に通されており、このケ−ブルクランプ25によっ
て保持されている。ここで、電気信号線やエア配管の図
示は省略する。
【0016】つぎに、上述のロボットハンド1の揺動・
上下の作用を説明する。まず、モ−タ14の回転力が、
減速機15、両プ−リ17、19、及び、タイミングベ
ルト18を介してスプラインナット4に伝わり、これに
挿入されたスプライン軸3がモ−タ14の駆動量に応じ
た所定の角度で回動変位する。そして、ツ−ル21がス
プライン軸3と一体に変位し、矢印Aで示すように、ツ
−ル21の向きを決定するための揺動が得られる。この
際、第1及び第2のナット10、11、さらに、ケ−ブ
ル24もスプライン軸3と共に揺動する。
上下の作用を説明する。まず、モ−タ14の回転力が、
減速機15、両プ−リ17、19、及び、タイミングベ
ルト18を介してスプラインナット4に伝わり、これに
挿入されたスプライン軸3がモ−タ14の駆動量に応じ
た所定の角度で回動変位する。そして、ツ−ル21がス
プライン軸3と一体に変位し、矢印Aで示すように、ツ
−ル21の向きを決定するための揺動が得られる。この
際、第1及び第2のナット10、11、さらに、ケ−ブ
ル24もスプライン軸3と共に揺動する。
【0017】また、ツ−ル21に外力負荷が作用した場
合、この外力がスプライン軸3に加わると、スプライン
軸3がスプラインナット4に対して直線変位し、矢印B
に示すように、上下動作が得られる。この際、第1のナ
ット10が第2のナット11から離間し、ケ−ブルクラ
ンプ25やケ−ブル24もスプライン軸3と一体に変位
する。ハンド21が第2のプ−リ19に近付く場合には
コイルスプリング23が圧縮され、遠ざかる場合にはコ
イルスプリング23は伸長する。そして、ハンド21に
外力が作用しなくなれば、コイルスプリング23によっ
て、スプライン軸3とスプラインナット4との相対位置
が元に戻される。
合、この外力がスプライン軸3に加わると、スプライン
軸3がスプラインナット4に対して直線変位し、矢印B
に示すように、上下動作が得られる。この際、第1のナ
ット10が第2のナット11から離間し、ケ−ブルクラ
ンプ25やケ−ブル24もスプライン軸3と一体に変位
する。ハンド21が第2のプ−リ19に近付く場合には
コイルスプリング23が圧縮され、遠ざかる場合にはコ
イルスプリング23は伸長する。そして、ハンド21に
外力が作用しなくなれば、コイルスプリング23によっ
て、スプライン軸3とスプラインナット4との相対位置
が元に戻される。
【0018】上述のようなロボットハンド1において
は、ボ−ルスプライン2が備えられており、スプライン
軸3にツ−ル21が取付けられているので、フロ−ティ
ングの機能を実現することができる。したがって、ツ−
ル21に外力負荷が作用した場合にこの外力負荷を吸収
することができ、取扱部品やツ−ル21、或いは、ロボ
ットハンド1の各部の損傷を防止することができる。
は、ボ−ルスプライン2が備えられており、スプライン
軸3にツ−ル21が取付けられているので、フロ−ティ
ングの機能を実現することができる。したがって、ツ−
ル21に外力負荷が作用した場合にこの外力負荷を吸収
することができ、取扱部品やツ−ル21、或いは、ロボ
ットハンド1の各部の損傷を防止することができる。
【0019】さらに、ボ−ルスプライン2がハンドツ−
ル保持部2aとフロ−ティング機構とに兼用されている
ので、ハンドツ−ルの保持のための部材とフロ−ティン
グのための部材とを直列に配設した場合に比べて、ロボ
ットハンド1を小型化することができる。
ル保持部2aとフロ−ティング機構とに兼用されている
ので、ハンドツ−ルの保持のための部材とフロ−ティン
グのための部材とを直列に配設した場合に比べて、ロボ
ットハンド1を小型化することができる。
【0020】また、スプライン軸3にケ−ブル24が挿
通されているので、ケ−ブル24の配置が揺動の中心に
略一致する。このため、ツ−ル21が揺動・上下した場
合でも、ケ−ブル24の動きが少なく、ケ−ブル24と
周辺部品や機器との干渉や断線を防止することができ
る。したがって、ケ−ブル24の引回しが容易になる。
さらに、ケ−ブル24の多くの部分はスプライン軸3に
収められており、且つ、ケ−ブル24の動きが少ないの
で、外観に優れるとともに、ケ−ブルによる設計自由度
の制限が少ない。
通されているので、ケ−ブル24の配置が揺動の中心に
略一致する。このため、ツ−ル21が揺動・上下した場
合でも、ケ−ブル24の動きが少なく、ケ−ブル24と
周辺部品や機器との干渉や断線を防止することができ
る。したがって、ケ−ブル24の引回しが容易になる。
さらに、ケ−ブル24の多くの部分はスプライン軸3に
収められており、且つ、ケ−ブル24の動きが少ないの
で、外観に優れるとともに、ケ−ブルによる設計自由度
の制限が少ない。
【0021】なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で
種々に変形することが可能である。例えば、本実施例で
はモ−タ14の動力の伝達にプ−リ17、19が用いら
れているが、ギヤ等の一般的な種々の伝達手段を採用す
ることが可能である。また、プ−リ17、18だけで充
分な減速を行うことができれば、減速機15を省略する
ことも可能である。
種々に変形することが可能である。例えば、本実施例で
はモ−タ14の動力の伝達にプ−リ17、19が用いら
れているが、ギヤ等の一般的な種々の伝達手段を採用す
ることが可能である。また、プ−リ17、18だけで充
分な減速を行うことができれば、減速機15を省略する
ことも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
ハウジングと、このハウジングに収容されてハンドツ−
ルを保持するボ−ルスプラインと、このボ−ルスプライ
ンを揺動させる揺動駆動源と、この揺動駆動源の動力を
ボ−ルスプラインに伝達する動力伝達部とを具備すると
ともに、ボ−ルスプラインが、ハウジングに回転自在に
取付けられたスプラインナットと、スプラインナットに
挿入されるとともにハンドツ−ルが連結されハンドツ−
ルに作用した外力負荷に応じて軸方向に変位するスプラ
イン軸とを備えたロボットハンドである。したがって、
請求項1の本発明は、ロボットハンドを容易に小型化で
きるという効果がある。
ハウジングと、このハウジングに収容されてハンドツ−
ルを保持するボ−ルスプラインと、このボ−ルスプライ
ンを揺動させる揺動駆動源と、この揺動駆動源の動力を
ボ−ルスプラインに伝達する動力伝達部とを具備すると
ともに、ボ−ルスプラインが、ハウジングに回転自在に
取付けられたスプラインナットと、スプラインナットに
挿入されるとともにハンドツ−ルが連結されハンドツ−
ルに作用した外力負荷に応じて軸方向に変位するスプラ
イン軸とを備えたロボットハンドである。したがって、
請求項1の本発明は、ロボットハンドを容易に小型化で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のロボットハンドを示す断面
図。
図。
1…ロボットハンド、2a…ハンドツ−ル保持部、2…
ボ−ルスプライン、3…スプライン軸、4…スプライン
ナット、6…ハウジング、14…モ−タ(揺動駆動
源)、21…ハンドツ−ル、23…コイルスプリング
(弾性部材)、24…ケ−ブル、26…動力伝達部。
ボ−ルスプライン、3…スプライン軸、4…スプライン
ナット、6…ハウジング、14…モ−タ(揺動駆動
源)、21…ハンドツ−ル、23…コイルスプリング
(弾性部材)、24…ケ−ブル、26…動力伝達部。
Claims (4)
- 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングに収容さ
れてハンドツ−ルを保持するボ−ルスプラインと、この
ボ−ルスプラインを揺動させる揺動駆動源と、この揺動
駆動源の動力を上記ボ−ルスプラインに伝達する動力伝
達部とを具備するとともに、上記ボ−ルスプラインが、
上記ハウジングに回転自在に取付けられたスプラインナ
ットと、上記スプラインナットに挿入されるとともに上
記ハンドツ−ルが連結され上記ハンドツ−ルに作用した
外力負荷に応じて軸方向に変位するスプライン軸とを備
えたロボットハンド。 - 【請求項2】 上記スプライン軸が中空であり、上記ハ
ンドツ−ルに接続されるケ−ブルが上記スプライン軸の
中に配索されていることを特徴とする請求項1記載のロ
ボットハンド。 - 【請求項3】 上記ハンドツ−ルに作用した外力負荷は
弾性部材により受けることを特徴とする請求項1記載の
ロボットハンド。 - 【請求項4】 上記請求項1或いは上記請求項2或いは
上記請求項3記載のロボットハンドをア−ムに接続した
ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28319193A JPH07136970A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | ロボットハンド及びロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28319193A JPH07136970A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | ロボットハンド及びロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07136970A true JPH07136970A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17662319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28319193A Pending JPH07136970A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | ロボットハンド及びロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07136970A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011056600A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Seiko Epson Corp | 線状対象物の配管・配線構造、ロボットの作業ヘッドおよび多関節ロボット |
US9764463B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-09-19 | Seiko Epson Corporation | Robot |
CN108581983A (zh) * | 2018-07-02 | 2018-09-28 | 深圳市智立方自动化科技有限公司 | 一种夹紧旋转机构 |
KR20190060992A (ko) * | 2016-09-26 | 2019-06-04 | 페로보틱스 컴플라이언트 로봇 테크놀로지 게엠베하 | 로봇 보조 표면 기계가공을 위한 공작 기계 |
CN114378837A (zh) * | 2020-10-02 | 2022-04-22 | 日本电产三协株式会社 | 工业用机器人的手和工业用机器人 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP28319193A patent/JPH07136970A/ja active Pending
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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