JPH07136013A - ロールブラシ - Google Patents

ロールブラシ

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JPH07136013A
JPH07136013A JP28355993A JP28355993A JPH07136013A JP H07136013 A JPH07136013 A JP H07136013A JP 28355993 A JP28355993 A JP 28355993A JP 28355993 A JP28355993 A JP 28355993A JP H07136013 A JPH07136013 A JP H07136013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capillarity
shaft
lock
lock portion
hair
Prior art date
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Pending
Application number
JP28355993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Fukumoto
吉晃 福本
Seisuke Takeshita
清助 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、円筒状の毛巻胴を中心軸に対して
回転自在に設けるとともに、毛巻胴の回転を阻止するロ
ック手段を備えるロールブラシにおいて、構成を簡素化
して組立て作業性を良好とするとともに、修理点検を行
い易くすることを目的とする。 【構成】 本発明は、中心軸7の外周に回転自在に円筒
状の毛巻胴3を装着し、これらにロック片19とロック
溝20からなる回転ロック手段を設け、毛巻胴3をスプ
リング5にて付勢してロック状態を保持し、一方、毛巻
胴3の抜け止め用のキャップ4の操作によって毛巻胴3
をスプリング5に抗して移動させ、その回転ロックを解
除する構成とした。すなわち、毛巻胴3の抜け止めと回
転ロック解除操作部材に抜止キャップ4を兼用した構成
としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状の毛巻胴を中心
軸に対して回転自在に設けるとともに、毛巻胴の回転を
阻止するロック手段を備えるロールブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロールブラシは、例えば
実開昭62−69901号公報に示されているように、
毛巻胴の回転ロック解除用の部材(押ボタン)と毛巻胴
の抜止用の部材(キャップ)を各々別部材によって構成
しているので、組立て作業性が良くないとともに、構造
が複雑化するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点を
考慮してなされたもので、構成を簡素化して組立て作業
性を良好とするとともに、修理点検の行いやすいロール
ブラシを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドライヤなど
の温風吹出口に基部が接続される軸体と、この軸体の基
部から先端へ延びる中心軸の外周に回転自在に装着され
た円筒状の毛巻胴と、前記毛巻胴の抜け止めを行うよう
に前記中心軸の先端に移動自在に装着された抜止部材
と、前記毛巻胴を前記中心軸の先端方向へ付勢する弾性
部材と、前記毛巻胴の回転を阻止すべく前記中心軸に形
成した軸側ロック部とこのロック部に対応して前記毛巻
胴に設けた胴側ロック部からなるロック手段とを備え、
該ロック手段は、前記毛巻胴が前記弾性部材によって付
勢された通常状態においては、前記軸側ロック部と胴側
ロック部の係合によって前記毛巻胴の回転を阻止し、前
記抜止部材の操作により前記毛巻胴が前記弾性部材の付
勢に坑して移動されたロック解除操作状態においては、
前記軸側ロック部と胴側ロック部の係合解除によって前
記毛巻胴の回転を可能とする構成としたものである。
【0005】また、前記中心軸の長手方向に対する前記
毛巻胴の移動可能長さを前記抜止部材の移動可能長さよ
りも大きく設定してもよい。
【0006】
【作用】本発明は上記のように、通常状態においては、
中心軸側のロック部と毛巻胴側のロック部の係合によっ
て毛巻胴の回転を阻止し、抜止部材の操作により毛巻胴
が弾性部材の付勢に坑して移動されたロック解除操作状
態においては、軸側ロック部と胴側ロック部の係合解除
によって毛巻胴の回転を可能とする構成とし、毛巻胴の
抜止部材をロック解除操作用の部材に兼用する構成とし
ているので、部品数の低減並びに組立て作業性の向上を
図ることができるとともに、修理点検を行うときの作業
性も向上することができる。
【0007】また、中心軸の長手方向に対する毛巻胴の
移動可能長さを抜止部材の移動可能長さよりも大きく設
定することにより、抜止部材を操作して毛巻胴を軸体の
基部側に移動させたロック解除状態において、毛巻胴の
基端と軸体の基部間に所定の隙間を確保し、毛巻胴の基
端と軸体の基部間に毛髪が挾み込まれるといった不都合
を解消することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。本発明に係わるロールブラシ1は、図5に正面図、
図7,8に分解図を示すように、軸体2と、毛巻胴3
と、抜止キャップ4と、コイルスプリンブ5によって主
構成している。
【0009】軸体2は、その基部にドライヤなどの温風
吹出口に接続される筒状の差込口6を備えるとともに、
先端方向に延びる横断面十字形(図6参照)の中心軸7
を一体形成している。差込口6には複数の温風送風口
8,8を形成し、中心軸7の先端には一対の弾性片9,
9を形成している。また、図6,7に示すように、中心
軸7にはその長手方向に延びる溝10,10が形成さ
れ、これを差込口6と連通して温風が通過できるように
している。
【0010】毛巻胴3は、耐熱性の合成樹脂で円筒状に
構成され、その周囲面に複数のブリスル11,11を一
体形成しているとともに、このブリスル11の間に複数
の温風孔12,12を形成している。そして、この毛巻
胴3は、中心軸7の先端よりコイルスプリング5に次い
で挿入され、中心軸7に対して回転自在に取付けられ
る。スプリング5は、中心軸7の先端段差部分13と毛
巻胴3の内周に設けた環状係止部14(図8参照)間に
保持され、毛巻胴3を中心軸7の先端方向へ常時付勢す
る。そしてこの毛巻胴3は、抜止キャップ4の装着によ
って抜け止めが行われるとともに、後述するロック手段
によって回転規制がなされる。
【0011】まず、抜け止め構造について説明する。抜
止キャップ4は、図1,3,7,8に示すように、半球
部分の裏面に一対の係止片15,15とそれを囲む短円
筒16を一体形成している。一対の係止片15,15に
は、それぞれ長孔17が形成されている。一方、前記弾
性片9,9の先端部分には、互いに外側を向いた小突起
18,18が一体形成されている。そして、抜止キャッ
プ4の一対の係止片15,15を毛巻胴3の先端より挿
入することにより、弾性片9,9が弾性変形してその小
突起18,18が係止片15,15の長孔17,17に
係合することにより抜止キャップ4が中心軸7に取り付
けられる。長孔17は小突起18よりも長くしているの
で、抜止キャップ4は中心軸7の長手方向にある程度移
動自在となっている。そして、中心軸7に装着された抜
止キャップ4の最外周部が毛巻胴3の先端に当接するよ
うにしているので、スプリング5によって付勢されてい
る毛巻胴5の抜け止めを抜止キャップ4によって行うこ
とができる。また、毛巻胴3の先端内側には、抜止キャ
ップ4の短円筒16が差し込まれる段差が設けられてい
て、抜止キャップ4の左右方向へのガタツキを防止して
いる。
【0012】次に、回転規制構造について説明する。図
1〜4に示すように、中心軸7の弾性片9,9中央に、
互いに外側を向いた一対のロック片19,19を一体形
成しており、一方、毛巻胴3の内周面に設けた前記係止
部14に前記ロック片19がはまり込む複数のロック溝
20,20を形成している。そして、図1,2に示すよ
うに毛巻胴3がスプリング5の付勢によって先端側に位
置している通常状態にあるとき、前記ロック片19,1
9が毛巻胴のロック溝20,20の何れかにはまり込む
ように設定している。そしてロック片19とロック溝2
0の係合によって、中心軸7に対する毛巻胴3の回転が
阻止され、ロック状態が達成される。
【0013】また、ロック解除する場合は、抜止キャッ
プ4を手前に押さえ、毛巻胴3をスプリング5の付勢に
坑して手前に移動させることにより、図3,4に示すよ
うに、係止部14がロック片19の手前側に移動してロ
ック片19とロック溝20の係合が解除され、毛巻胴3
が中心軸7に対して回転自在となる。なお、毛巻胴3
は、図2と図4を比較すれば明らかなように、ロック状
態からロック解除状態に移行する際、ロック片19とロ
ック溝20によって少し回転するようになっている。
【0014】ところで、図5に示すように、毛巻胴3が
スプリングの付勢によって先端側に位置している通常状
態において、毛巻胴3と軸体2の差込口6間にはロック
解除時の毛巻胴3の移動距離を確保するための間隔L1
を設定している。しかしながら、この部分には毛髪が入
り込み易く、ロック解除操作によって毛巻胴3が押し込
まれると、それに伴って毛巻胴3と差込口6の間にその
毛髪が噛み込まれてしまうので、ロック解除操作時この
間隔L1が0とならないようにする必要がある。そこ
で、抜止キャップ4を操作してロック解除するとき、抜
止キャップ4の係止片15、15がロック解除に必要で
かつ前記L1よりも短い距離L2(好ましくはL1の半
分程度)移動した時点でロック片19,19に当接して
抜止キャップ4並びに毛巻胴3のそれ以上の移動を規制
するようにしている。その結果、ロック解除操作によっ
て毛巻胴3が差込口6側に移動した際、毛巻胴3と差込
口6の間には少なくともL1からL2を差し引いた所定
の間隔が保持され(好ましくは2〜3mm以上の間隔を
確保)、毛髪の噛み込みを防止することができる。
【0015】このように構成したロールブラシ1は、ド
ライヤーなどの温風吹出口に差込口6を接続して使用さ
れ、差込口6に温風が供給されると、その温風の一部は
温風送風口8を通過してブリスル11方向に吹き出され
るとともに、残りの温風は中心軸7の溝部10を通って
毛巻胴3内部に供給される。そして、毛巻胴3内部に供
給された温風は、毛巻胴3外周面の温風孔12を通って
ブリスル11の根本部分から先端方向へ吹き出される。
【0016】ところで、このロールブラシ1を分解する
場合は、まず毛巻胴3のみをスプリング5に坑して手前
に移動させ、毛巻胴3の先端と抜止キャップ4の外周間
に生じた隙間にピンセットなどの先細工具を差し込み、
弾性片9を弾性変形させてその小突起18を係合片15
の長孔17から外し、そして抜止キャップ4を取り外
す。続いて、毛巻胴3を中心軸7から抜き取り、その後
スプリング5を中心軸7から抜き取ることで容易に分解
を行うことができる。その後の組立ては、これと逆の手
順で行えばよい。このように分解修理する場合、ロック
手段を構成する部材を毛巻胴3と中心軸7に一体に設
け、また、毛巻胴3の抜け止め並びにロック解除操作用
の部材を抜止キャップ4で兼用して部品点数を削減して
いるので、組立て、分解時の作業性を良くすることがで
きるとともに、部品の紛失を防止することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、通常状態におい
ては、中心軸側のロック片と毛巻胴側のロック片の係合
によって毛巻胴の回転を阻止し、抜止部材の操作により
毛巻胴がバネ部材の付勢に坑して移動されたロック解除
操作状態においては、軸側ロック片と胴側ロック片の係
合解除によって毛巻胴の回転を可能とする構成とし、毛
巻胴の抜止部材をロック解除操作用の部材に兼用する構
成としているので、部品数の低減並びに組立て作業性の
向上を図ることができるとともに、修理点検を行うとき
の作業性も向上することができる。
【0018】また、中心軸長手方向への毛巻胴の移動可
能長さを抜止部材の移動可能長さよりも大きく設定する
ことにより、抜止部材を操作して毛巻胴を軸体の基部側
に移動させたロック解除状態において、毛巻胴の基端と
軸体の基部間に所定の隙間を確保し、毛巻胴の基端と軸
体の基部間に毛髪が髪み込まれるといった不都合を解消
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロールブラシの一実施例を示すロック
状態の要部断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】同実施例のロック解除状態の要部断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】同実施例の正面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】同実施例の分解正面図である。
【図8】同実施例の一部断面分解正面図である。
【符号の説明】
1 ロールブラシ 2 軸体 3 毛巻胴 4 抜止キャップ 5 コイルスプリング 7 中心軸 9 弾性片 11 ブリスル 14 環状係止部 19 ロック片 20 ロック溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライヤなどの温風吹出口に基端が接続
    される軸体と、この軸体の基端から先端へ延びる中心軸
    の外周に回転自在に装着された円筒状の毛巻胴と、前記
    毛巻胴の抜け止めを行うように前記中心軸の先端に移動
    自在に装着された抜止部材と、前記毛巻胴を前記中心軸
    の先端方向へ付勢する弾性部材と、前記毛巻胴の回転を
    阻止すべく前記中心軸に形成した軸側ロック部とこのロ
    ック部に対応して前記毛巻胴に設けた胴側ロック部から
    なるロック手段とを備え、該ロック手段は、前記毛巻胴
    が前記弾性部材によって付勢された通常状態において
    は、前記軸側ロック部と胴側ロック部の係合によって前
    記毛巻胴の回転を阻止し、前記抜止部材の操作により前
    記毛巻胴が前記弾性部材の付勢に坑して移動されたロッ
    ク解除操作状態においては、前記軸側ロック部と胴側ロ
    ック部の係合解除によって前記毛巻胴の回転を可能とす
    る構成としたことを特徴とするロールブラシ。
  2. 【請求項2】 前記中心軸の長手方向への前記毛巻胴の
    移動可能長さを前記抜止部材の移動可能長さよりも大き
    く設定したことを特徴とする請求項1記載のロールブラ
    シ。
JP28355993A 1993-11-12 1993-11-12 ロールブラシ Pending JPH07136013A (ja)

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JP28355993A JPH07136013A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ロールブラシ

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JP28355993A Pending JPH07136013A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ロールブラシ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2533323A (en) * 2014-12-16 2016-06-22 Dyson Technology Ltd Hand held appliance
JP2020031723A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 シャープ株式会社 ヘアブラシ

Cited By (4)

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