JPH0713547B2 - 暖房制御方法 - Google Patents
暖房制御方法Info
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- JPH0713547B2 JPH0713547B2 JP2332040A JP33204090A JPH0713547B2 JP H0713547 B2 JPH0713547 B2 JP H0713547B2 JP 2332040 A JP2332040 A JP 2332040A JP 33204090 A JP33204090 A JP 33204090A JP H0713547 B2 JPH0713547 B2 JP H0713547B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、暖房負荷が小さい時の着火時に最適の循環水
温度制御を行う暖房制御方法に関する。
温度制御を行う暖房制御方法に関する。
一般に暖房装置として、加熱器において加熱された温水
を室内放熱器に循環させて暖房を行う温水暖房装置が用
いられている。
を室内放熱器に循環させて暖房を行う温水暖房装置が用
いられている。
温水暖房装置としては、熱交換器とバーナとを有し、バ
ーナを大能力燃焼と小能力燃焼とに切り換える能力切換
弁と燃料量を制御する比例弁が設けられた加熱器と、放
熱用熱交換器とファンとを有する放熱器と、加熱器と放
熱器とを結合する循環管と、循環管に設けられた循環ポ
ンプとを有するものが広く用いられている。
ーナを大能力燃焼と小能力燃焼とに切り換える能力切換
弁と燃料量を制御する比例弁が設けられた加熱器と、放
熱用熱交換器とファンとを有する放熱器と、加熱器と放
熱器とを結合する循環管と、循環管に設けられた循環ポ
ンプとを有するものが広く用いられている。
上記温水暖房装置の制御は、第4図のフローチャートに
示されるように、加熱器から出湯される循環水温(暖房
往き温度)Thが設定温度Tsより10度以上低い(Th≦Ts−
10℃)場合にプリバージからバーナへの点火動作を行
う。
示されるように、加熱器から出湯される循環水温(暖房
往き温度)Thが設定温度Tsより10度以上低い(Th≦Ts−
10℃)場合にプリバージからバーナへの点火動作を行
う。
バーナに点火した後、循環水温Thと設定温度Tsとを比較
し、循環水温Thが設定温度Tsよりも40度以上低い場合
(Th≦Ts−40℃)に、負荷が大きいと判定して、大能力
でバーナの燃焼を開始するコールドスタートを行う。
し、循環水温Thが設定温度Tsよりも40度以上低い場合
(Th≦Ts−40℃)に、負荷が大きいと判定して、大能力
でバーナの燃焼を開始するコールドスタートを行う。
コールドスタートを行う時には、能力切換弁をオン
(開)し、時間とともに比例弁の開度を増大させて燃料
ガス量を増大させていく強制燃焼ルーチンを行い、循環
水温Thと設定温度Tsとの差が5度以下(Th≧Ts−5℃)
となった時、通常の燃焼制御として用いられている比例
積分制御(PI制御)に切り換えられる。
(開)し、時間とともに比例弁の開度を増大させて燃料
ガス量を増大させていく強制燃焼ルーチンを行い、循環
水温Thと設定温度Tsとの差が5度以下(Th≧Ts−5℃)
となった時、通常の燃焼制御として用いられている比例
積分制御(PI制御)に切り換えられる。
一方、循環水温Thと設定温度Tsとの差が40度未満(Th>
Ts−40℃)の場合には、負荷が小さいと判定し、能力切
換弁をオフ(閉弁)して小能力でバーナの燃焼を開始す
るホットスタートを行い、時間とともに比例弁の開度を
増大させて燃料ガス量を増大させる強制燃焼ルーチンに
入って、循環水温Thと設定温度Tsとの差が5度以下(Th
≧Ts−5℃)となった時、通常の燃焼制御として用いら
れている比例積分制御(PI制御)に切り換えられる。
Ts−40℃)の場合には、負荷が小さいと判定し、能力切
換弁をオフ(閉弁)して小能力でバーナの燃焼を開始す
るホットスタートを行い、時間とともに比例弁の開度を
増大させて燃料ガス量を増大させる強制燃焼ルーチンに
入って、循環水温Thと設定温度Tsとの差が5度以下(Th
≧Ts−5℃)となった時、通常の燃焼制御として用いら
れている比例積分制御(PI制御)に切り換えられる。
しかしながら、上記従来の温水暖房装置の制御において
は、時間とともに比例弁の開度を増大させて燃料ガス量
を増大させていく強制燃焼ルーチンを行うために、負荷
が小さい場合には急激に循環水温Thが上昇して沸騰す
る、或いは循環水温Thが設定温度Tsに達して燃焼が停止
されることにより、点火・消火を繰り返すハンチングを
生じる恐れがあるという問題があった。
は、時間とともに比例弁の開度を増大させて燃料ガス量
を増大させていく強制燃焼ルーチンを行うために、負荷
が小さい場合には急激に循環水温Thが上昇して沸騰す
る、或いは循環水温Thが設定温度Tsに達して燃焼が停止
されることにより、点火・消火を繰り返すハンチングを
生じる恐れがあるという問題があった。
本発明の目的は、負荷が小さい場合においても着火時に
安定して設定値に近い循環水温を保持することのできる
暖房制御方法を提供することである。
安定して設定値に近い循環水温を保持することのできる
暖房制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の暖房制御方法は、熱
交換器とバーナとを有し、バーナを大能力燃焼と小能力
燃焼とに切り換える能力切換弁と燃料量を制御する比例
弁が設けられた加熱器と、放熱用熱交換器とファンとを
有する放熱器と、加熱器と放熱器とを結合する循環管
と、循環管に設けられた循環ポンプとを有する温水暖房
装置において、設定温度Tsより第1所定温度(例えば、
10度)だけ低い着火判定温度T0よりも循環水温Thが低い
時に、プリバージ動作からバーナの点火動作を行ってバ
ーナに点火し、能力切換弁をオフ(閉弁)して小能力と
するとともに、比例弁の開度を最小として最小燃焼モー
ドでバーナの燃焼を開始し、循環水温Thが上記着火判定
温度T0より第2所定温度(例えば、2度)だけ低い第1
最小燃焼判定温度Tm1未満の場合にのみ、循環水温Thと
設定温度Tsの差に応じて、大能力燃焼または小能力燃焼
を選択し、時間経過とともに比例弁の開度を増大させて
燃料ガス量を増大させる強制燃焼ルーチンに入る。
交換器とバーナとを有し、バーナを大能力燃焼と小能力
燃焼とに切り換える能力切換弁と燃料量を制御する比例
弁が設けられた加熱器と、放熱用熱交換器とファンとを
有する放熱器と、加熱器と放熱器とを結合する循環管
と、循環管に設けられた循環ポンプとを有する温水暖房
装置において、設定温度Tsより第1所定温度(例えば、
10度)だけ低い着火判定温度T0よりも循環水温Thが低い
時に、プリバージ動作からバーナの点火動作を行ってバ
ーナに点火し、能力切換弁をオフ(閉弁)して小能力と
するとともに、比例弁の開度を最小として最小燃焼モー
ドでバーナの燃焼を開始し、循環水温Thが上記着火判定
温度T0より第2所定温度(例えば、2度)だけ低い第1
最小燃焼判定温度Tm1未満の場合にのみ、循環水温Thと
設定温度Tsの差に応じて、大能力燃焼または小能力燃焼
を選択し、時間経過とともに比例弁の開度を増大させて
燃料ガス量を増大させる強制燃焼ルーチンに入る。
或いは、設定温度Tsより第1所定温度だけ低い着火判定
温度T0よりも循環水温Thが低い時に、プリバージ動作か
らバーナの点火動作を行ってバーナに点火し、能力切換
弁をオフ(閉弁)して小能力とするとともに、比例弁の
開度を最小として最小燃焼モードでバーナの燃焼を開始
し、最小燃焼モードでのバーナの燃焼が所定時間(例え
ば、2分間)経過する前には、循環水温Thが第1最小燃
焼判定温度Tm1未満の場合にのみ、循環水温Thと設定温
度Tsとの差に応じて、大能力燃焼または小能力燃焼を選
択し、強制燃焼ルーチンに入り、循環水温Thが第1最小
燃焼判定温度Tm1以上の場合には最小燃焼モードでバー
ナの燃焼を継続させる一方、所定時間経過後には、循環
水温Thが上記着火判定温度T0より第3所定温度(例え
ば、2度)だけ高い第2最小燃焼半定温度Tm2未満の場
合にのみ、循環水温Thと設定温度Tsの差に応じて、大能
力燃焼または小能力燃焼を選択し、強制燃焼ルーチンに
入るようにしても良い。
温度T0よりも循環水温Thが低い時に、プリバージ動作か
らバーナの点火動作を行ってバーナに点火し、能力切換
弁をオフ(閉弁)して小能力とするとともに、比例弁の
開度を最小として最小燃焼モードでバーナの燃焼を開始
し、最小燃焼モードでのバーナの燃焼が所定時間(例え
ば、2分間)経過する前には、循環水温Thが第1最小燃
焼判定温度Tm1未満の場合にのみ、循環水温Thと設定温
度Tsとの差に応じて、大能力燃焼または小能力燃焼を選
択し、強制燃焼ルーチンに入り、循環水温Thが第1最小
燃焼判定温度Tm1以上の場合には最小燃焼モードでバー
ナの燃焼を継続させる一方、所定時間経過後には、循環
水温Thが上記着火判定温度T0より第3所定温度(例え
ば、2度)だけ高い第2最小燃焼半定温度Tm2未満の場
合にのみ、循環水温Thと設定温度Tsの差に応じて、大能
力燃焼または小能力燃焼を選択し、強制燃焼ルーチンに
入るようにしても良い。
上記のとおり構成された本発明の暖房制御方法において
は、循環水温Thが着火判定温度T0よりも低い時に、プリ
バージ動作からバーナの点火動作を行ってバーナに点火
し、能力切換弁をオフ(閉弁)して小能力とするととも
に、比例弁の開度を最小として最小燃焼モードでバーナ
の燃焼を開始し、循環水温Thが上記着火判定温度T0より
第2所定温度(例えば、2度)だけ低い第1最小燃焼判
定温度Tm1未満の場合にのみ、循環水温Thと設定温度Ts
の差に応じて、大能力燃焼または小能力燃焼を選択し、
時間とともに比例弁の開度を増大させて燃料ガス量を増
大させる強制燃焼ルーチンに入り、循環水温Thが第1最
小燃焼判定温度Tm1以上の場合には最小燃焼モードでバ
ーナの燃焼を継続する。
は、循環水温Thが着火判定温度T0よりも低い時に、プリ
バージ動作からバーナの点火動作を行ってバーナに点火
し、能力切換弁をオフ(閉弁)して小能力とするととも
に、比例弁の開度を最小として最小燃焼モードでバーナ
の燃焼を開始し、循環水温Thが上記着火判定温度T0より
第2所定温度(例えば、2度)だけ低い第1最小燃焼判
定温度Tm1未満の場合にのみ、循環水温Thと設定温度Ts
の差に応じて、大能力燃焼または小能力燃焼を選択し、
時間とともに比例弁の開度を増大させて燃料ガス量を増
大させる強制燃焼ルーチンに入り、循環水温Thが第1最
小燃焼判定温度Tm1以上の場合には最小燃焼モードでバ
ーナの燃焼を継続する。
或いは、バーナに着火した後、能力切換弁をオフ(閉
弁)して小能力とするとともに、比例弁の開度を最小と
して最小燃焼モードでバーナの燃焼を開始し、最小燃焼
モードでのバーナの燃焼が所定時間(例えば、2分間)
経過する前には、循環水温Thが第1最小燃焼判定温度Tm
1未満の場合にのみ、循環水温Thと設定温度Tsの差に応
じて、大能力燃焼または小能力燃焼を選択し、強制燃焼
ルーチンに入り、循環水温Thが第1最小燃焼判定温度Tm
1以上の場合には最小燃焼モードでバーナの燃焼を継続
させる一方、所定時間経過後には、循環水温Thが上記着
火判定温度T0より第3所定温度(例えば、2度)だけ高
い第2最小燃焼判定温度Tm2未満の場合のみ、循環水温T
hと設定温度Tsの差に応じて、大能力燃焼または小能力
燃焼を選択し、強制燃焼ルーチンに入り、循環水温Thが
第2最小燃焼判定温度Tm2以上の場合には最小燃焼モー
ドでバーナの燃焼を継続させる。
弁)して小能力とするとともに、比例弁の開度を最小と
して最小燃焼モードでバーナの燃焼を開始し、最小燃焼
モードでのバーナの燃焼が所定時間(例えば、2分間)
経過する前には、循環水温Thが第1最小燃焼判定温度Tm
1未満の場合にのみ、循環水温Thと設定温度Tsの差に応
じて、大能力燃焼または小能力燃焼を選択し、強制燃焼
ルーチンに入り、循環水温Thが第1最小燃焼判定温度Tm
1以上の場合には最小燃焼モードでバーナの燃焼を継続
させる一方、所定時間経過後には、循環水温Thが上記着
火判定温度T0より第3所定温度(例えば、2度)だけ高
い第2最小燃焼判定温度Tm2未満の場合のみ、循環水温T
hと設定温度Tsの差に応じて、大能力燃焼または小能力
燃焼を選択し、強制燃焼ルーチンに入り、循環水温Thが
第2最小燃焼判定温度Tm2以上の場合には最小燃焼モー
ドでバーナの燃焼を継続させる。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、加熱器1は、上方に配設された熱交換
器2と、下方に配設されたバーナ3と、バーナ3の下部
に配置されたファン9とを有し、バーナ3への燃料ガス
路4に比例弁5、電磁弁6及び元電磁弁7が設けられて
いる。
器2と、下方に配設されたバーナ3と、バーナ3の下部
に配置されたファン9とを有し、バーナ3への燃料ガス
路4に比例弁5、電磁弁6及び元電磁弁7が設けられて
いる。
バーナ3は第1燃焼部31と第2燃焼部32とから成り、第
2燃焼部32は能力切換弁8を介して燃料ガス路4に連通
されており、能力切換弁8をオン(開弁)すると第1燃
焼部31と第2燃焼部32に燃料ガスが供給されて大能力燃
焼が行われ、能力切換弁8をオフ(閉弁)すると第1燃
焼部31にのみ燃料ガスが供給されて小能力燃焼が行われ
る。
2燃焼部32は能力切換弁8を介して燃料ガス路4に連通
されており、能力切換弁8をオン(開弁)すると第1燃
焼部31と第2燃焼部32に燃料ガスが供給されて大能力燃
焼が行われ、能力切換弁8をオフ(閉弁)すると第1燃
焼部31にのみ燃料ガスが供給されて小能力燃焼が行われ
る。
熱交換器2には、入水管21が入口側に、出湯管22が出口
側に接続されており、出湯管22は放熱器(図示せず)に
連通される暖房往き管25に接続される。
側に接続されており、出湯管22は放熱器(図示せず)に
連通される暖房往き管25に接続される。
出湯管22にハイリミットスイッチ15と、出湯温度である
循環水温Thを検出する温度センサ16とが配設されてお
り、入水管21と出湯管22に跨がって温度ヒューズ17が設
置されている。
循環水温Thを検出する温度センサ16とが配設されてお
り、入水管21と出湯管22に跨がって温度ヒューズ17が設
置されている。
入水管21は循環ポンプ20を介して膨張タンク11に接続さ
れており、膨張タンク11には水位検出用電極12が設けら
れ、膨張タンク11の上方に水電磁弁13を有する給水管10
及びオーバーフロー管14が接続され、下部には放熱器か
らの暖房戻り管26が接続されている。
れており、膨張タンク11には水位検出用電極12が設けら
れ、膨張タンク11の上方に水電磁弁13を有する給水管10
及びオーバーフロー管14が接続され、下部には放熱器か
らの暖房戻り管26が接続されている。
暖房往き管25と暖房戻り管26はオリフィス24を介してバ
イバス管23で互いに連通されている。
イバス管23で互いに連通されている。
本発明の第1実施例である上記加熱器1の燃焼制御即ち
暖房制御方法を第2図のフローチャートに基づいて説明
する。
暖房制御方法を第2図のフローチャートに基づいて説明
する。
設定温度Tsより第1所定温度(例えば10℃)だけ低い着
火判定温度T0(T0=Ts−10℃)よりも循環水温Thが低い
(Th≦T0)時に、プリバージ動作からバーナの点火動作
を行ってバーナ3に着火する。
火判定温度T0(T0=Ts−10℃)よりも循環水温Thが低い
(Th≦T0)時に、プリバージ動作からバーナの点火動作
を行ってバーナ3に着火する。
バーナ3の着火が、暖房スイッチ(或いは運転スイッ
チ)をオンにした時の最初の着火である初回着火である
場合には、加熱器から出湯される循環水温(暖房往き温
度)Thと設定温度Tsとを比較し、循環水温Thが設定温度
Tsよりも40度以上低い場合(Th≦Ts−40℃)に、負荷が
大きいと判定して、大能力でバーナ3の燃焼を開始する
コールドスタートを行う。
チ)をオンにした時の最初の着火である初回着火である
場合には、加熱器から出湯される循環水温(暖房往き温
度)Thと設定温度Tsとを比較し、循環水温Thが設定温度
Tsよりも40度以上低い場合(Th≦Ts−40℃)に、負荷が
大きいと判定して、大能力でバーナ3の燃焼を開始する
コールドスタートを行う。
コールドスタートを行う時には、能力切換弁8をオン
(開)し、時間とともに比例弁5の開度を増大させて燃
料ガス量を増大させる強制燃料ルーチンを行い、循環水
温Thと設定温度Tsとの差が5度以下(Th≧Ts−5℃)と
なった時、通常の燃料制御として用いられている比例積
分制御(PI制御)に切り換えられる。
(開)し、時間とともに比例弁5の開度を増大させて燃
料ガス量を増大させる強制燃料ルーチンを行い、循環水
温Thと設定温度Tsとの差が5度以下(Th≧Ts−5℃)と
なった時、通常の燃料制御として用いられている比例積
分制御(PI制御)に切り換えられる。
一方、循環水温Thと設定温度Tsとの差が40度未満(Th>
Ts−40℃)の場合には、負荷が小さいと判定し、能力切
換弁8をオフ(閉弁)して小能力でバーナ3の燃焼を開
始するホットスタートを行い、、時間経過とともに比例
弁5の開度を増大させて燃料ガス量を増大させる強制燃
焼ルーチンに入って、循環水温Thと設定温度Tsの差が5
度以下(Th≧Ts−5℃)となった時、通常の燃料制御と
して用いられている比例積分制御(PI制御)に切り換え
られる。
Ts−40℃)の場合には、負荷が小さいと判定し、能力切
換弁8をオフ(閉弁)して小能力でバーナ3の燃焼を開
始するホットスタートを行い、、時間経過とともに比例
弁5の開度を増大させて燃料ガス量を増大させる強制燃
焼ルーチンに入って、循環水温Thと設定温度Tsの差が5
度以下(Th≧Ts−5℃)となった時、通常の燃料制御と
して用いられている比例積分制御(PI制御)に切り換え
られる。
このように、初回着火時に速やかに強制燃焼ルーチンに
入ることにより、立ち上がり特性が向上されるものであ
る。
入ることにより、立ち上がり特性が向上されるものであ
る。
循環水温Thが上昇して、設定温度Tsより所定値α℃高い
温度である燃焼オフ点Tc(Tc=Ts+α℃)を超えた(Th
>Tc)場合にはバーナ3が消火される。
温度である燃焼オフ点Tc(Tc=Ts+α℃)を超えた(Th
>Tc)場合にはバーナ3が消火される。
バーナ3が消火された状態で循環水温Thが下降し、着火
判定温度T0以下になった時に再びバーナ3を着火する再
着火の場合には、能力切換弁8をオフ(閉弁)して小能
力とするとともに、比例弁の開度を最小として最小燃焼
モードでバーナの燃焼を開始する。
判定温度T0以下になった時に再びバーナ3を着火する再
着火の場合には、能力切換弁8をオフ(閉弁)して小能
力とするとともに、比例弁の開度を最小として最小燃焼
モードでバーナの燃焼を開始する。
上記最小燃焼モードでバーナが燃焼している状態で、循
環水温Thが上記着火判定温度T0より第2所定温度(例え
ば、2℃)だけ低い第1最小燃焼判定温度Tm1(Tm1=T0
−2℃)未満である(Th<Tm1)場合にのみ、循環水温T
hと設定温度Tsの差が40度未満(Th>Ts−40℃)である
か、または40度以上(Th≦Ts−40℃)であるかに応じて
コールドスタートまたはホットスタートの判定を行い、
能力切換弁8をオン(開弁)またはオフ(閉弁)して大
能力燃焼または小能力燃焼を選択し、時間経過とともに
比例弁5の開度を増大させて燃料ガス量を増大させる強
制燃焼ルーチンに入る。
環水温Thが上記着火判定温度T0より第2所定温度(例え
ば、2℃)だけ低い第1最小燃焼判定温度Tm1(Tm1=T0
−2℃)未満である(Th<Tm1)場合にのみ、循環水温T
hと設定温度Tsの差が40度未満(Th>Ts−40℃)である
か、または40度以上(Th≦Ts−40℃)であるかに応じて
コールドスタートまたはホットスタートの判定を行い、
能力切換弁8をオン(開弁)またはオフ(閉弁)して大
能力燃焼または小能力燃焼を選択し、時間経過とともに
比例弁5の開度を増大させて燃料ガス量を増大させる強
制燃焼ルーチンに入る。
循環水温Thが第1最小燃焼判定温度Tm1以上(Th≧Tm1)
である場合には、負荷が小さいものであるから、最小燃
焼モードでバーナの燃焼を継続する。
である場合には、負荷が小さいものであるから、最小燃
焼モードでバーナの燃焼を継続する。
この制御方法によると、循環水温Thが第1最小燃焼判定
温度Tm1以上になっている時は、暖房負荷が小さい状態
であるから、最小燃焼モードでバーナ3の燃焼を継続さ
せることにより、循環水温Thの上昇が抑制され、直ちに
バーナ3が消火されることはなく、点火・消火のハンチ
ングを生じることがなく、安定した循環水温Thを得るこ
とができるものである。
温度Tm1以上になっている時は、暖房負荷が小さい状態
であるから、最小燃焼モードでバーナ3の燃焼を継続さ
せることにより、循環水温Thの上昇が抑制され、直ちに
バーナ3が消火されることはなく、点火・消火のハンチ
ングを生じることがなく、安定した循環水温Thを得るこ
とができるものである。
次に、第2実施例について第3図を参照して説明する
と、初回着火時には、前述の第1実施例と同様に、速や
かに強制燃焼ルーチンに入ることにより、立ち上がり特
性が向上される。
と、初回着火時には、前述の第1実施例と同様に、速や
かに強制燃焼ルーチンに入ることにより、立ち上がり特
性が向上される。
循環水温Thが上昇して、一旦燃焼オフ点Tcを超えて(Th
>Tc)、バーナ3が消火され、その後循環水温Thが下降
し、着火判定温度T0以下になった時に再びバーナ3を着
火する再着火の場合には、能力切換弁8をオフ(閉弁)
して小能力とするとともに、比例弁の開度を最小として
最小燃焼モードでバーナの燃焼を開始する。
>Tc)、バーナ3が消火され、その後循環水温Thが下降
し、着火判定温度T0以下になった時に再びバーナ3を着
火する再着火の場合には、能力切換弁8をオフ(閉弁)
して小能力とするとともに、比例弁の開度を最小として
最小燃焼モードでバーナの燃焼を開始する。
バーナの燃焼が最小燃焼モードで所定時間(例えば、2
分間)経過する前に、循環水温Thが上記着火判定温度T0
より第2所定温度(例えば、2℃)だけ低い第1最小燃
焼判定温度Tm1(Tm1=T0−2℃)未満となる(Th<T
m1)場合にのみ、循環水温Thと設定温度Tsの差が40度未
満(Th>Ts−40℃)であるか、または40度以上(Th≦Ts
−40℃)であるかに応じてコールドスタートまたはホッ
トスタートの判定を行い、能力切換弁8をオン(開弁)
またはオフ(閉弁)して大能力燃焼または小能力燃焼を
選択し、時間経過とともに比例弁5の開度を増大させて
燃料ガス量を増大させる強制燃焼ルーチンに入る。
分間)経過する前に、循環水温Thが上記着火判定温度T0
より第2所定温度(例えば、2℃)だけ低い第1最小燃
焼判定温度Tm1(Tm1=T0−2℃)未満となる(Th<T
m1)場合にのみ、循環水温Thと設定温度Tsの差が40度未
満(Th>Ts−40℃)であるか、または40度以上(Th≦Ts
−40℃)であるかに応じてコールドスタートまたはホッ
トスタートの判定を行い、能力切換弁8をオン(開弁)
またはオフ(閉弁)して大能力燃焼または小能力燃焼を
選択し、時間経過とともに比例弁5の開度を増大させて
燃料ガス量を増大させる強制燃焼ルーチンに入る。
循環水温Thが第1最小燃焼判定温度Tm1以上(Th≧Tm1)
である場合には、負荷が小さいものであるから、最小燃
焼モードでバーナの燃焼を継続する。
である場合には、負荷が小さいものであるから、最小燃
焼モードでバーナの燃焼を継続する。
バーナの燃焼が最小燃焼モードで所定時間(例えば、2
分間)経過した後に、循環水温Thが上記着火判定温度T0
より第3所定温度(例えば、2℃)だけ高い第2最小燃
焼判定温度Tm2(Tm2=T0+2℃)未満の場合にのみ、循
環水温Thと設定温度Tsの差に応じてコールドスタートま
たはホットスタートの判定を行い、大能力燃焼または小
能力燃焼を選択し、時間経過とともに比例弁5の開度を
増大させて燃料ガス量を増大させる強制燃料ルーチンに
入る。
分間)経過した後に、循環水温Thが上記着火判定温度T0
より第3所定温度(例えば、2℃)だけ高い第2最小燃
焼判定温度Tm2(Tm2=T0+2℃)未満の場合にのみ、循
環水温Thと設定温度Tsの差に応じてコールドスタートま
たはホットスタートの判定を行い、大能力燃焼または小
能力燃焼を選択し、時間経過とともに比例弁5の開度を
増大させて燃料ガス量を増大させる強制燃料ルーチンに
入る。
循環水温Thが第2最小燃焼判定温度Tm2以上(Th≧Tm2)
の場合には、負荷が小さいものであるから、最小燃焼モ
ードでバーナの燃焼を継続させる。
の場合には、負荷が小さいものであるから、最小燃焼モ
ードでバーナの燃焼を継続させる。
この構成により、暖房負荷が最小燃焼モードでのバーナ
の燃焼とバランスする大きさである場合に、所定時間
(2分間)経過前と経過後で、強制燃焼ルーチンに移行
する条件である第1最小燃焼判定温度Tm1を第2最小燃
焼判定温度Tm2(Tm1<Tm2)に変更することにより、両
最小燃焼判定温度の差(ここでは、Tm2−Tm1=4℃)だ
け循環水温Thが高い場合にのみ強制燃焼ルーチンに移行
するものであるから、設定温度Tsに近い温度に安定させ
ることができる。
の燃焼とバランスする大きさである場合に、所定時間
(2分間)経過前と経過後で、強制燃焼ルーチンに移行
する条件である第1最小燃焼判定温度Tm1を第2最小燃
焼判定温度Tm2(Tm1<Tm2)に変更することにより、両
最小燃焼判定温度の差(ここでは、Tm2−Tm1=4℃)だ
け循環水温Thが高い場合にのみ強制燃焼ルーチンに移行
するものであるから、設定温度Tsに近い温度に安定させ
ることができる。
なお、上記第1及び第2実施例においては、再着火の時
のみ循環水温Thと第1最小燃焼判定温度Tm1との比較、
及び循環水温Thと第1最小燃焼判定温度Tm1或いは第2
最小燃焼判定温度Tm2との比較を行っているが、初回着
火の際にも同様の比較操作を行って良いものである。
のみ循環水温Thと第1最小燃焼判定温度Tm1との比較、
及び循環水温Thと第1最小燃焼判定温度Tm1或いは第2
最小燃焼判定温度Tm2との比較を行っているが、初回着
火の際にも同様の比較操作を行って良いものである。
本発明は上述のとおり構成されているから、以下に述べ
るとおりの効果を奏する。
るとおりの効果を奏する。
循環水温が第1最小燃焼判定温度以上になっている時
は、暖房負荷が小さい状態であるから、最小燃焼モード
でバーナの燃焼を継続させることにより、循環水温の上
昇が抑制され、直ちにバーナが消火されることはなく、
点火・消火のハンチングを生じることがなく、安定した
循環水温を得ることができるものである。
は、暖房負荷が小さい状態であるから、最小燃焼モード
でバーナの燃焼を継続させることにより、循環水温の上
昇が抑制され、直ちにバーナが消火されることはなく、
点火・消火のハンチングを生じることがなく、安定した
循環水温を得ることができるものである。
また、暖房負荷が最小燃焼モードでのバーナの燃焼とバ
ランスする大きさである場合に、所定時間経過前と経過
後で、強制燃焼ルーチンに移行する条件である第1最小
燃焼判定温度を第2最小燃焼判定温度に変更することに
より、両最小燃焼判定温度の差だけ循環水温が高い場合
にのみ強制燃焼ルーチンに移行するものであるから、設
定温度に近い温度に安定させることができる。
ランスする大きさである場合に、所定時間経過前と経過
後で、強制燃焼ルーチンに移行する条件である第1最小
燃焼判定温度を第2最小燃焼判定温度に変更することに
より、両最小燃焼判定温度の差だけ循環水温が高い場合
にのみ強制燃焼ルーチンに移行するものであるから、設
定温度に近い温度に安定させることができる。
第1図は本発明を適用する暖房用加熱器の概略構成図、
第2図は第1実施例の制御方法のフローチャート、第3
図は第2実施例の制御方法のフローチャート、第4図は
従来の制御方法のフローチャートである。 1……加熱器、2……熱交換器、 3……バーナ、5……比例弁、 8……能力切換弁、16……温度センサ、 21……入水管、22……出湯管。
第2図は第1実施例の制御方法のフローチャート、第3
図は第2実施例の制御方法のフローチャート、第4図は
従来の制御方法のフローチャートである。 1……加熱器、2……熱交換器、 3……バーナ、5……比例弁、 8……能力切換弁、16……温度センサ、 21……入水管、22……出湯管。
Claims (2)
- 【請求項1】熱交換器とバーナとを有し、バーナの燃焼
能力を切り換える能力切換弁と燃料量を制御する比例弁
が設けられた加熱器と、放熱器と、加熱器と放熱器とを
結合する循環管とを有する温水暖房装置において、加熱
器のバーナ着火時に、能力切換弁をオフ(閉弁)して小
能力とするとともに、比例弁の開度を最小として最小燃
焼モードでバーナの燃焼を開始し、循環水温が、設定温
度より第1所定温度だけ低い着火判定温度より第2所定
温度だけ低い第1最小燃焼判定温度未満の場合にのみ、
循環水温と設定温度の差に応じて大能力燃焼または小能
力燃焼を選択し、時間経過とともに比例弁の開度を増大
させて燃焼ガス量を増大させる強制燃焼ルーチンに入る
ことを特徴とする暖房制御方法。 - 【請求項2】熱交換器とバーナとを有し、バーナの燃焼
能力を切り換える能力切換弁と燃料量を制御する比例弁
が設けられた加熱器と、放熱器と、加熱器と放熱器とを
結合する循環管とを有する温水暖房装置において、加熱
器のバーナ着火時に、能力切換弁をオフ(閉弁)して小
能力とするとともに、比例弁の開度を最小として最小燃
焼モードでバーナの燃焼を開始し、所定時間経過前に
は、循環水温が、設定温度より第1所定温度だけ低い着
火判定温度より第2所定温度だけ低い第1最小燃焼判定
温度未満の場合にのみ、循環水温と設定温度の差に応じ
て大能力燃焼または小能力燃焼を選択し、強制燃焼ルー
チンに入る一方、所定時間経過後には、循環水温が上記
着火判定温度より第3所定温度だけ高い第2最小燃焼判
定温度未満の場合にのみ、循環水温と設定温度の差に応
じて大能力燃焼または小能力燃焼を選択し、強制燃焼ル
ーチンに入ることを特徴とする暖房制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2332040A JPH0713547B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 暖房制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2332040A JPH0713547B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 暖房制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04198661A JPH04198661A (ja) | 1992-07-20 |
JPH0713547B2 true JPH0713547B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=18250471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2332040A Expired - Fee Related JPH0713547B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 暖房制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713547B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2305146T3 (es) * | 2001-03-26 | 2008-11-01 | Vaillant Gmbh | Procedimiento para la puesta en marcha de un calentador. |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2332040A patent/JPH0713547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04198661A (ja) | 1992-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |