JP2527610B2 - 温水暖房装置 - Google Patents

温水暖房装置

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JP2527610B2
JP2527610B2 JP7693089A JP7693089A JP2527610B2 JP 2527610 B2 JP2527610 B2 JP 2527610B2 JP 7693089 A JP7693089 A JP 7693089A JP 7693089 A JP7693089 A JP 7693089A JP 2527610 B2 JP2527610 B2 JP 2527610B2
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hot water
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光則 岡垣
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は温水の循環により室内等の暖房を行う温水暖
房装置に関する。
(ロ) 従来の技術 上記温水暖房装置では、例えば特願昭63−107068号に
て示される様に、暖房負荷に伴う温水温度の変化に応じ
てバーナの火力を強、弱、停止制御すると共に、循環水
温度が高温制御の基準温度(80℃)に達すると比例弁
(10)を閉じる方向に制御する比例制御領域(第4図中
のb)を設けたものでは、運転開始時には先ずガスバー
ナを強燃焼にて制御し温水温度が上記基準温度に達する
と比例制御を行う為、運転開始と同時に熱動弁(56a)
(56b)(56c)への通電を開始し、かつ浴室換気乾燥器
(72)等が不使用状態でこれらに設けられた弁が閉じら
れている等負荷が少ない場合には、上記基準温度に達し
た後比例制御すると温水温度が急激に上昇し、熱交換器
内で沸騰が生じるという問題がある。
一方、特開昭49−10441号公報には複数の電磁弁を開
閉制御することによりガスバーナの燃焼量を制御する暖
房用ガス湯沸器が開示され、特開昭59−32736号公報に
は設定温度と温水温度比較してバーナを強、弱及び停止
制御する制御ループを設定温度を互いに異ならせて複数
設け、これら制御ループを室温に応じて切り換え制御す
る温水暖房器の制御装置が開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記技術にあっては運転開始時に生じやすい熱交換器
内での温水の沸騰を抑制するための工夫がなされていな
いため、沸騰音が耳障りであったり熱交換器そのものの
寿命を短くしたりする不具合があった。
そこで本発明では、運転開始時の熱交換器内の沸騰を
防止するために通常の運転制御と運転開始時の運転制御
とを異ならせる制御手段を備えた温度暖房装置を提供す
ることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、熱交換器にて加熱した温水を循環ポンプに
て放熱器に循環する温水循環流路と、前記熱交換器の出
口側温水温度を温度検出器にて検出し、この出口側温水
温度が設定温度になるように、前記熱交換器を加熱する
バーナを最大、最小及び停止させるとともにバーナの火
力を最大から最小に移行する際にこの火力を比例弁にて
制御する制御手段とを備えたものにおいて、この制御手
段は、運転開始時に前記バーナを最大の火力で燃焼させ
前記温度検出器で検出した熱交換器の出口側温水温度が
予め設定した所定温度に達すると前記バーナの火力を前
記最大と最小の間の所定の中火力にて燃焼させるもので
ある。
(ホ)作用 本発明によれば、運転開始時に、バーナを最大の火力
で燃焼させ、温度検出器で検出した熱交換器の出口側温
水温度が予め設定した所定温度に達するとバーナの火力
を最大と最小との間の所定の中火力にて燃焼させるよう
にしたため、従来のように出口側温水温度が所定温度に
上昇したときに最大火力から最小火力まで変化させるた
めに比例弁を閉じる方向に制御して比例制御し、最低温
度に低下したときに最小火力から最大火力に一気に切り
換える場合に比べて、最大火力から中火力に一気に低下
するとともに中火力から最大火力に一気に切り換わり温
水温度の上昇度合いが遅くなるため、温水が熱交換器内
で沸騰する不具合が抑制防止され、バーナの運転開始時
に生じやすい熱交換器内での沸騰が抑制される。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を先ず第1図に基づき説明すると、
(1)は温水暖房器本体で、外装ケース(2)内に熱交
換器(3)、これを加熱するガスバーナ(4)、このガ
スバーナの排気ガスを外部に排出する排気ダクト
(5)、循環ポンプ(6)、膨張タンク(7)等を収納
している。
又上記熱交換器(3)には、分岐用のヘッダー(8)
を介して例えば浴槽(9)内の水(10)を追焚する追焚
用コイル(11)−ヘッダー(12)−膨張タンク(7)−
循環ポンプ(6)を順次ループ状に接続し、これらにて
温水循環回路(13)を構成している。尚上記ヘッダー
(8)−(12)間には、室内等に設置される暖房用放熱
器(14)も連結し、かつこの放熱器に近接して図示しな
い運転スイッチと連動した開閉弁(15)を設けていると
共に、上記追焚用コイル(11)にも同じく開閉弁(15)
を設けている。
更に上記循環ポンプ(6)の下流には、該部から低温
ヘッダー(16)を介して上記ヘッダー(12)に戻る低温
水循環回路(17)を分岐接続し、かつ上記低温ヘッダー
(16)とヘッダー(12)間には、低温用放熱器である例
えば周知の床暖房用パネル(18)を接続していると共
に、低温ヘッダー(16)には上記床暖房用パネル(18)
とセットのコントローラ(19)にて開閉制御を行う熱動
弁(20)を装着している。
尚上記コントローラ(19)と熱動弁(20)はセットに
なっており、コントローラ(19)の増加に応じて熱動弁
(21)(22)を増加し、かつこの増加した熱動弁にて開
閉する接続管(23)(24)に各々上記床暖房用パネル
(18)等の負荷を接続して用いる。又これらの熱動弁
は、コントローラ(19)に設けた床暖房用パネル(18)
等の負荷の運転スイッチ(25)の運転開始操作によって
内蔵した図示しない弁を徐々に開く様に成っている。
(26)は上記熱交換器(3)の出口側温水温度を検出
するサーミスタ等から成る高温用温度検出器、(27)は
上記温水循環回路(13)の循環ポンプ(6)の少し下流
の温水温度を検出する同じくサーミスタ等から成る低温
用温度検出器、(28)は上記温水循環流路(13)の熱交
換器(3)下流と膨張タンク(7)上流とを短絡するバ
イパス管である。
(29)は上記ガスバーナ(4)にガスを供給するガス
通路で、その上流側より電磁開閉弁(30),ガス比例弁
(31),電磁切換弁(32)を順次接続している。
(33)はマイクロコンピュータを用いた制御回路で、
上記メインリモコン(34)又は上記コントローラ(19)
に設けた運転スイッチ(35)(25)の運転開始操作を検
出すると、上記電磁開閉弁(30),ガス比例弁(31),
電磁切換弁(32)を作動すると共に、図示しない点火装
置を作動してガスバーナ(4)を点火し、かつ循環ポン
プ(6)を回転して温水循環流路(13)及び低温水循環
流路(17)内の循環水を加熱制御するものである。
一方上記制御回路(33)は、メインリモコン(34)の
運転スイッチ(35)の操作により運転開始操作が行われ
ると、循環ポンプ(6)を作動すると共に電磁開閉弁
(30)等を開き、ガスバーナ(4)を強燃焼(例えば2
0,000Kcal/h)し、かつ熱動弁(20)に通電してこれを
開き始める。そして上記運転開始により、高温用温度検
出器(26)の検出による熱交換器(3)の出口温度が第
2図に示すc温度(例えば80℃)に達すると、比例弁
(31)を制御してガスバーナ(4)の火力を強燃焼時の
火力と弱燃焼時(例えば3,600Kcal/h)の火力の中位の
火力(例えば9,000Kcal/h)にて燃焼制御する。
次いでこの制御により上記出口温度が低下してa温度
(例えば67℃)に達すると、再びガスバーナ(4)を強
燃焼し、この強燃焼により出口温度が上昇して再びc温
度に達すると、今度はこのc温度を維持するように比例
制御を行うが、この比例制御を行っても出口温度がd温
度(例えば83℃)に達すると、上記電磁切換弁(32)を
閉じて弱燃焼(例えば3,600Kcal/h)を行い、この弱燃
焼においても出口温度が上昇してe温度(例えば88℃)
に達すると電磁開閉弁(30)を閉じ、ガスバーナ(4)
の燃焼を停止する。
そして上記燃焼停止により出口温度がb温度(例えば
70℃)に低下するとガスバーナ(4)を弱燃焼し弱燃焼
により出口温度が上昇して上記e温度に達すれば再びガ
スバーナ(4)の燃焼を停止し、一方弱燃焼により出口
温度が低下してa温度に達すると強燃焼して以降これを
繰り返す。
尚上記運転開始初期の中燃焼時には、通常負荷の温度
が低いため短時間でa温度迄温度低下するが、前回の運
転停止から余り時間が経過していない等の理由により、
例えば3分間経過してもa温度に低下しない場合には、
強制的に強燃焼を行って循環水温度の温度上昇の時間短
縮を計る。
一方上記コントローラ(19)の運転スイッチ(25)の
操作により床暖房用パネル(18)が使用された場合に
は、運転開始操作と同時に熱動弁(20)への通電を開始
すると共に、ガスバーナ(4)を点火燃焼し、これによ
り上記高温用温度検出器(26)による熱交換器(3)の
出口温度が上記c温度に達すると、ガスバーナ(4)の
火力を上記と同様に中位に制御し、その後の燃焼により
上記出口温度が再びcに達すると、低温用温度検出器
(27)にて検出する戻り温水温度が例えば60℃になるよ
うにガスバーナ(4)の火力を調節する。尚この制御に
おいても第2図中のc温度が上記の例えば60℃になる様
に、a温度を例えば52℃、b温度を例えば55℃、d温度
を例えば63℃、e温度を例えば68℃に設定して制御を行
う。
更に上記コントローラ(19)の操作による戻り温水温
度による制御とメインリモコン(35)による運転操作が
同時に行われた場合には、メインリモコン(35)による
高温用温度検出器(26)の検出による出口温度に基づく
制御を優先して行う。
又上記戻り温水温度による制御において、例えば強燃
焼においても温水温度が例えば50℃以下に低下した場合
には、上記戻り温水温度による制御を解除して高温用温
度検出器(26)の検出による温度制御(80℃を目標とし
た制御)を行う。これはこのような場合は、例えば熱動
弁(21)(22)が追加運転される等負荷が急激に増加
し、熱交換器(3)を通過する流量が減少したにも係わ
らず、ガスバーナ(4)を強燃焼する場合が多く、この
場合には熱交換器(3)内において沸騰音が生じ易い
為、これを防止するものである。
尚上記戻り温水温度の制御の途中から出口温度の制御
に切換えた場合には、切換え後においても低温用温度検
出器(27)により戻り温水温度を検出し、これが上記設
定温度の60℃に達した時点で再び戻り温水温度による制
御に戻す。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、運転開始時に、バーナを最大の火力
で燃焼させ、温度検出器で検出した熱交換器の出口側温
水温度が予め設定した所定温度に達するとバーナの火力
を最大と最小との間の所定の中火力にて燃焼させるよう
にしたため、従来のように出口側温水温度が所定温度に
上昇したときに最大火力から最小火力まで変化させるた
めに比例弁を閉じる方向に制御して比例制御し、最低温
度に低下したときに最小火力から最大火力に一気に切り
換える場合に比べて、中火力から最大火力に切り換わる
ので温水温度の上昇度合いを遅くできるため、温水が熱
交換器内で沸騰する不具合が抑制防止され、バーナの運
転開始時に生じやすかった熱交換器内での沸騰を抑制す
ることができ、沸騰音が耳障りであったり熱交換器その
ものの寿命が短くなったりする従来の不具合を解消でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略構成図、第2図は同じく動作説明
図の特性図である。 (3)……熱交換器、(4)……ガスバーナ、(6)…
…循環ポンプ、(11)……追焚用コイル、(13)……温
水循環回路、(14)……暖房用放熱器、(18)……床暖
房用パネル、(26)……高温用温度検出器、(27)……
低温用温度検出器、(33)……制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器にて加熱した温水を循環ポンプに
    て放熱器に循環する温水循環流路と、前記熱交換器の出
    口側温水温度を温度検出器にて検出し、この出口側温水
    温度が設定温度になるように、前記熱交換器を加熱する
    バーナを最大、最小及び停止させるとともにバーナの火
    力を最大から最小に移行する際にこの火力を比例弁にて
    制御する制御手段とを備えたものにおいて、この制御手
    段は、運転開始時に前記バーナを最大の火力で燃焼させ
    前記温度検出器で検出した熱交換器の出口側温水温度が
    予め設定した所定温度に達すると前記バーナの火力を前
    記最大と最小の間の所定の中火力にて燃焼させることを
    特徴とする温水暖房装置。
JP7693089A 1989-03-28 1989-03-28 温水暖房装置 Expired - Lifetime JP2527610B2 (ja)

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CN109539543A (zh) * 2015-10-09 2019-03-29 邝继伍 一种电磁热水器
JP7099866B2 (ja) * 2018-05-16 2022-07-12 リンナイ株式会社 複合熱源機

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JPS5932736A (ja) * 1982-08-19 1984-02-22 Sanyo Electric Co Ltd 温水暖房器の制御装置

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