JPH071348B2 - レ−ザ光走査装置 - Google Patents

レ−ザ光走査装置

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JPH071348B2
JPH071348B2 JP60177671A JP17767185A JPH071348B2 JP H071348 B2 JPH071348 B2 JP H071348B2 JP 60177671 A JP60177671 A JP 60177671A JP 17767185 A JP17767185 A JP 17767185A JP H071348 B2 JPH071348 B2 JP H071348B2
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laser light
laser beam
laser
light
hologram
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行造 山崎
稔幸 市川
弘之 池田
文雄 山岸
雄史 稲垣
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 ・概要 ・産業上の利用分野 ・従来の技術 ・発明が解決しようとする問題点 ・問題点を解決するための手段 ・作用 ・実施例 ・発明の効果 〔概要〕 レーザ光源、ホログラムディスク等からなる走査用レー
ザ光発生部およびレーザ光を偏向させて所望の走査パタ
ーンを作成する走査パターン形成部を有するレーザ光走
査装置において、前記走査パターン形成部にガラス板等
の光学的屈折体を配し、該ガラス板内を全反射させてレ
ーザ光を伝搬させ光学系の高さ方向のスペース(厚さ)
を減少させたレーザ光走査装置。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば商品のバーコードを読取るホログラム
スキャナ等のレーザ光走査装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のホログラムスキャナの構成を第5図に示す。筐体
1内に走査用レーザ光発生部20および走査パターン形成
部21が配設される。走査用レーザ光発生部20は、レーザ
光源2、ビームエキスパンダー3、ミラー4,5、孔19を
有する孔明きレンズ6、ミラー7、モータ8、ホログラ
ムディスク9、光検知器10により構成される。走査パタ
ーン形成部21は複数のミラー11〜15により構成される。
筐体1の上面に読取り部16が設けられ、この上を商品17
を通過させてバーコード18を読取る。
レーザ光源2で発生したレーザ光はビームエキスパンダ
ー3で所定の径のレーザ光とされ、ミラー4,5で反射さ
れ、孔明きレンズ6の孔19を通過し、ミラー7で反射さ
れてモータ8により回転するホログラムディスク9に入
射する。ホログラムディスク9に入射したレーザ光はホ
ログラムにより所定方向に回折し走査用レーザ光cとな
って走査パターン形成部21に入射する。ホログラムディ
スク9の回転によりレーザ光cの方向が変わり、これに
応じてミラー11〜15のうち適当なミラー(図の例ではミ
ラー13および15)がレーザ光を反射し、レーザ光は走査
ビームAとして読取り部16から出射し商品17のバーコー
ド18を照射する。バーコード18は走査ビームAを受けて
これを散乱光Bとして反射する。この散乱光Bは元の光
路を経てホログラム9に達し、ここで回折してミラー7
により反射されレンズ6で集光されて光検知器10で検知
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のホログラムスキャナにおいては、走査パターンを
形成するために多数のミラーを用いているため、走査パ
ターン形成部の設置スペースを広く必要とし、スキャナ
の小型化、薄型化への障害となっていた。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであっ
て、ホログラムスキャナ等のレーザ光走査装置における
走査パターン形成部の光学系をコンパクト化した光伝達
手段の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明では、走査用レーザ発
生部およびレーザ光走査パターン形成部を備え、且つ上
記走査パターン形成部に対向する平面部を有する固定さ
れた屈折体を配し、所定の軌跡を描いて上記屈折体の導
入部から導入されたレーザ光を上記屈折体内で、上記平
面にて少なくとも1回全反射させて該レーザ光を伝播さ
せる光伝達手段となすとともに、上記導入部の上記レー
ザ光軌跡の各所定部分に対応して出射光軌跡が異なるよ
う、上記対向する平面の少なくとも一方に上記レーザ光
の回折領域を有するレーザ光出力部を上記光伝達手段に
設けている。
〔作用〕
レーザ光は例えば板状の屈折体内に導入され、内部で全
反射を繰返しながら伝搬する。
〔実施例〕
本発明に係る光伝達手段の実施例の構成を第1図に示
す。ガラス板又はアクリル板その他適当な屈折率を有す
る透明板からなる屈折体22の一方の端部に第1のホログ
ラム23が設けられ光導入部を構成する。屈折体22の他方
の端部に第2のホログラム24が設けられ光出口部を構成
する。第2のホログラム24の上方に第3のホログラム25
が配設される。前述の従来構成と同様の走査用レーザ光
発生部からのレーザ光cが第1のホログラム23に入射す
る。入射したレーザ光cは第1のホログラム23で回折
し、屈折体22内で全反射を繰返し第2のホログラム24に
達する。屈折体22の内部を伝搬したレーザ光はホログラ
ム24により垂直上方に回折して外部に出射し、第3のホ
ログラム25により再び回折して矢印Aのように読取り窓
(図示しない)に向けて出射し所望の走査パターンを形
成する。第1のホログラム23は、入射したレーザ光を、
屈折体22内で全反射する臨界角以上となる方向に回折さ
せる。このような第1のホログラム23に代えて、第2図
(a)に示すように、屈折体22のレーザ光導入部を傾斜
面26として形成し、レーザ光を臨界角以上となる方向に
屈折させてもよい。また、第1のホログラム23に代え
て、第2図(b)に示すように、プリズム27を配置し、
これによって導入されたレーザ光cを臨界角以上となる
方向に偏向させてもよい。第3のホログラム25を省略し
第2のホログラム24のみにより走査パターンを形成して
もよい。
走査パターン形成例を第3図に示す。ホログラムディス
ク(図示しない)からの走査用レーザ光の出射点Fから
レーザ光が矢印Eのように回転しながら屈折体22のレー
ザ光導入部に入射し、これが入射ビーム軌跡28を描く。
このレーザ光導入部には入射ホログラム(第1のホログ
ラム)23a〜23cが設けられる。各入射ホログラム23a〜2
3cに対応して出射ホログラム(第2のホログラム)24a
〜24eが設けられている。入射ホログラム23a〜23eに入
射したレーザ光は、屈折体22内を全反射しながら第3図
(a)又は(b)に示すように、各々対応する第2のホ
ログラム24a〜24eに伝搬し、ここから各々出射ビーム軌
跡28a〜28eを描いて読取り窓(図示しない)方向に出射
し商品を走査する。なお、第3図(a),(b)は、図
面の煩雑化を避けるために、第1のホログラム23a,23b,
23cによるビームの軌跡と第1のホログラム23d,23eによ
るビームの軌跡とを分割して描いたものである。このよ
うな走査パターンを有するスキャナの読取り部の上面を
第4図に示す。スキャナの読取り部16はガラス板上をカ
バー29で覆ったものであり、カバー29には読取り窓30が
設けられている。この読取り窓30内に、前記出射ビーム
軌跡28a〜28eに対応して走査パターン31a〜31eが表われ
る。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明に係るレーザ光走査装置の
光伝達手段においては、ガラス板等の板状の屈折体内を
全反射させてレーザ光を伝搬させるため、光伝達に要す
る光学部材のスペースを小さくすることができ光学系が
コンパクトになり走査装置を小型化することができる。
また、前記実施例において、第2のホログラム又は第3
のホログラムを、球面波を参照光とし平面波を物体光と
して作成すれば、散乱光を集光する際球面波である散乱
光は平面波として再生され屈折体内を伝搬する。従っ
て、伝搬中に集光面積が拡がることはなく集光に必要な
ホログラム面積を小さくすることができ、スキャナがさ
らにコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光伝達手段の構成図、第2図は本
発明に係る光伝達手段の別の例の部分構成図、第3図は
本発明に係る光伝達手段による走査パターン形成説明
図、第4図は第3図の走査パターンを有するスキャナ読
取り部の上面図、第5図は従来のホログラムスキャナの
構成図である。 23,24,25……ホログラム、22……屈折体、21……走査パ
ターン形成部、20……走査用レーザ光発生部。
フロントページの続き (72)発明者 山岸 文雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 稲垣 雄史 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも走査用レーザ光発生部およびレ
    ーザ光走査パターン形成部を備え、且つ上記走査パター
    ン形成部に、対向する平面部を有する固定された屈折体
    を配し、所定の軌跡を描いて上記屈折体の導入部から導
    入されたレーザ光を上記屈折体内で、上記平面にて少く
    とも1回全反射させて該レーザ光を伝搬させる光伝達手
    段となすとともに、上記導入部の上記レーザ光軌跡の各
    所定部分に対応して出射光軌跡が異なるよう、上記対向
    する平面の少なくとも一方に上記レーザ光の回折領域を
    有するレーザ光出力部を上記光伝達手段に設けたことを
    特徴としたレーザ光走査装置。
  2. 【請求項2】前記屈折体は、レーザ光導入部に、導入し
    たレーザ光を屈折体内で全反射する臨界角以上となる方
    向に偏向させるためのホログラムを有する屈折体である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレーザ光
    走査装置。
  3. 【請求項3】前記屈折体は、レーザ光導入部に、導入し
    たレーザ光を屈折体内で全反射する臨界角以上となる方
    向に偏向させるためのプリズムを有する屈折体であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレーザ光走
    査装置。
  4. 【請求項4】前記屈折体は、レーザ光導入部に、導入し
    たレーザ光を屈折体内で全反射する臨界角以上となる方
    向に偏向又は直進させるための傾斜面を有する屈折体で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレー
    ザ光走査装置。
  5. 【請求項5】前記屈折体は、レーザ光出口部にホログラ
    ムを有する屈折体であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載したレー
    ザ光走査装置。
JP60177671A 1985-08-14 1985-08-14 レ−ザ光走査装置 Expired - Lifetime JPH071348B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5577716A (en) * 1978-12-06 1980-06-11 Canon Inc Light deflector

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JPS5577716A (en) * 1978-12-06 1980-06-11 Canon Inc Light deflector

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