JPH07134758A - 2次元コードを付した表示体及び2次元コード読み取り装置 - Google Patents

2次元コードを付した表示体及び2次元コード読み取り装置

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JPH07134758A
JPH07134758A JP5279908A JP27990893A JPH07134758A JP H07134758 A JPH07134758 A JP H07134758A JP 5279908 A JP5279908 A JP 5279908A JP 27990893 A JP27990893 A JP 27990893A JP H07134758 A JPH07134758 A JP H07134758A
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bits
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JP5279908A
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Kyoichi Yamamoto
恭市 山本
Takeshi Nakamura
健 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2次元コードの移動速度が途中で変化した場
合であっても、該2次元コードのビット数を正確に算出
することが可能な2次元コードを付した表示体及び2次
元コード読み取り装置の提供を目的とする。 【構成】 モジュール10の先頭位置、及モジュール1
0・11・12・・間に、1つの枡目よりも細い幅に形
成され、該モジュール10・11・12・・のビット数
を判定するための基準ビット20・21・22・・が付
されていることから、これら基準ビット20・21・2
2・・に基づき、該基準ビット20・21・22・・に
続くモジュール10・11・12・・のビット数を算出
させることにより、例えば、2次元コード200 を読み取
るセンサ3・4に対する表示体5の相対移動速度(すな
わち、センサ3・4の読取速度)が変化した場合であっ
ても、この速度変化に対応して各モジュール10・11
・12・・のビット数が正確に算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、m列×n行で表される
枡目を1モジュールとした2次元コードを付した表示体
及び2次元コード読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品などの包装に商品管理のためのバー
コードが多く付されているが、近年、このバーコードに
代えて、m列×n行で表される枡目を1モジュールと
し、各枡目を白又は黒に塗り分けることにより特定のコ
ードを形成することが可能な2次元コードが使用されつ
つある。この2次元コードは、1次元方向に情報を配列
したバーコードと異なり、情報の2次元的な配列を行え
るものであって、より多くの情報を表現できる利点を有
している。
【0003】そして、このような2次元コードを読み取
る装置としては、例えば特公平4−31435号公報に
示されるものが知られている。この公報に示される2次
元コードを読み取り装置は、ハンディタイプのコードリ
ーダーを、表示体に付された2次元コードの全体を覆う
ように押し付けて固定し、その状態で、コード読取部に
より該2次元コードを一括して読み取らせるようにした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なコードリーダは、コード読取部により2次元コードを
一括して読み取らせるようにした構成であって、例え
ば、2次元コードの読み取りのための検出光を2次元コ
ードの列方向に走査させる必要があって、その構成が複
雑となるという問題があり、このため、簡便な構成のハ
ンドスキャンタイプのコード読み取り装置の開発が期待
されている。このハンドスキャンタイプのコード読み取
り装置は、例えば、図3に示されるように、装置本体1
に水平方向に形成された溝2に2次元コード100 の行に
対応したセンサ3・4を固定し、この溝2に沿って一方
向に(2次元コード100 の列方向に)、2次元コード10
0 が付された名刺等の表示体5を通過させることによ
り、2次元コード100 の枡目に付されたビット情報を読
み取るようにしたものであって、前記センサ3・4によ
り読み取られたビット情報は、枡目の位置に応じて配列
されることで所定のコードが形成されるようにしてい
る。
【0005】しかしながら、このようなハンドスキャン
タイプのコード読み取り装置では、センサ3・4が設け
られている溝2に対して、作業者が2次元コード100 が
付された表示体5を手動で通過させることによって、該
センサ3・4に対して2次元コード100 の読み取りを行
わせるようにしているものであるので、図4に示される
ように表示体5の移動速度が一定とならず、これによっ
て特に白(あるいは黒)の色が連続している2次元コー
ド100 では、センサ3・4のビット情報に基づき検出し
たビット数が、実際のビット数と異なる場合があり、そ
の結果、正確な2次元コード100 の判別ができないとい
う不具合が発生していた。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、2次元コードの移動速度が途中で変化し
た場合であっても、該2次元コードのビット数を正確に
検出することが可能な2次元コードを付した表示体及び
2次元コード読み取り装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明に示す表示体は、m列×n行で表される
枡目を有するモジュールを列方向に配置するとともに、
該モジュール内の枡目を選択的に塗りつぶすことにより
特定のコードが形成される2次元コードを有するもので
あって、前記モジュールの先頭位置及び前記モジュール
の間には、1つの枡目よりも細い幅に形成されて、該モ
ジュールのビット数を判定するための基準ビットが付さ
れていることを特徴とする。
【0008】第2の発明に示す表示体では、前記基準ビ
ットが枡目の幅の1/2以下に形成されていることを特
徴とする。
【0009】第3の発明に示す表示体は、前記基準ビッ
トが、先頭部分及び末尾部分に位置するモジュールに密
に設けられるとともに、中間部分に位置するモジュール
に粗に設けられることを特徴とする。
【0010】第4の発明に示す2次元コード読み取り装
置は、前記2次元コードの枡目及び基準ビットをモジュ
ールの列方向に読み取るためのセンサ手段と、該センサ
手段にて読み取られた先頭位置の基準ビットの読取時間
に、所定の係数を掛けることにより1ビットの幅を算出
し、この1ビットの幅に基づき基準ビットに続くモジュ
ール内のビット数を算出し、更に、前記1ビットの幅よ
り極度に短い幅のビットが算出された場合に、このビッ
トを基準ビットと判断して、この基準ビットに所定の係
数を掛けることにより1ビットの幅を算出し、この1ビ
ットの幅に基づき該基準ビットに続くモジュール内のビ
ット数を算出する算出手段とが具備されていることを特
徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明に示す2次元コードを付した表示体
によれば、モジュールの先頭位置及モジュールの間に、
1つの枡目よりも細い幅に形成され、該モジュールのビ
ット数を判定するための基準ビットが付されていること
から、これら基準ビットに基づき、該基準ビットに続く
モジュールのビット数を算出させることにより、例え
ば、2次元コードを読み取るセンサ手段に対する表示体
の相対移動速度(すなわち、センサ手段の読取速度)が
変化した場合であっても、この速度変化に対応して各モ
ジュールのビット数を正確に判別することができる。
【0012】第2の発明に示す2次元コードを付した表
示体によれば、2次元コードの基準ビットは、枡目の幅
の1/2以下に形成されていることから、該基準ビット
をデータコードと明確に区別できるとともに、この基準
ビットの読取時間に2以上の係数を掛けることにより、
該基準ビットに続くモジュールの1ビットの幅を正確に
算出できる。
【0013】第3の発明に示す2次元コードを付した表
示体によれば、基準ビットが、先頭部分及び末尾部分に
位置するモジュールに密に設けられ、中間部分に位置す
るモジュールに粗に設けられていることから、2次元コ
ードを読み取るセンサ手段に対する表示体の移動速度
(すなわち、センサ手段の読取速度)が、コード読取開
始直後、コード読取終了直前にて変化する場合であって
も正確にモジュールのビット数を判別することができ
る、すなわち、第3の発明に示す2次元コードを付した
表示体では、2次元コードの移動速度が、コード読取開
始直後、コード読取終了直前にて変化するハンドスキャ
ンタイプのコード読み取り装置に対して、該2次元コー
ドを正確に判別させることが可能となる。
【0014】第4の発明に示す2次元コード読み取り装
置によれば、ビット幅算出手段にて、センサ手段が読み
取った先頭位置の基準ビットに、所定の係数を掛けるこ
とにより1ビットの幅を算出し、次いで、ビット数算出
手段にて、前記ビット幅算出手段にて得られた1ビット
の幅に基づき基準ビットに続くモジュール内のビット数
を算出するとともに、前記1ビットの幅より極度に短い
幅のビットが算出された場合に、これを基準ビットと判
断し、この基準ビットに所定の係数を掛けることにより
1ビットの幅を算出し、この1ビットの幅に基づき基準
ビットに続くモジュール内のビット数を算出するように
したので、2次元コードを読み取るセンサ手段に対する
表示体の相対移動速度(すなわち、センサ手段の読取速
度)が変化した場合であっても、この速度変化に対応し
て各モジュールのビット数を正確に判別できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。なお、本実施例に示される2次元コード
200 は、図3で示されるように名刺等の表示体5にそれ
ぞれ付されるものであって、その読み取りは、ハンドス
キャンタイプのコード読み取り装置(図3参照)により
行われる。また、本実施例では、2次元コード200 とし
て、データコードを表す2行×4列のモジュール10・
11・12・・が、列方向に一定の間隔をおいて配置さ
れた形態のものを使用しており、これ対応して、図3に
示されるコード読み取り装置のセンサ3・4は、2次元
コード200 のa行、b行に対応して上下方向に1つずつ
設けられている。
【0016】また、この2次元コード200 では、図1に
示すように、先頭位置に、モジュール10・11・12
・・の1ビットの幅の1/2に形成された基準ビット2
0が配置され、更に、モジュール10・11・12・・
の各間には、基準ビット20と同じ幅の基準ビット21
・22・・が配置されている。これら基準ビット20・
21・22・・は、その後方側に位置するモジュール1
0・11・12・・のビット数を算出する際の基準とな
るものである、すなわち各センサ3・4によるモジュー
ル10・11・12・・の「0(白)」、「1(黒)」
の読取時間を、直前に位置する基準ビット20・21・
22・・でそれぞれ割ることによって、各モジュール1
0・11・12・・に含まれる「0」または「1」のビ
ット数が行毎に算出されるようになっている。また、2
次元コード200 の最末尾には誤りチェックコードが付さ
れ、この誤りチェックコードに基づき、各行の総ビット
数がモジュール10・11・12・・の個数に一致した
ものであるかの誤りチェックが行えるようになってい
る。
【0017】次に、上記2次元コード200 を読み取って
コードを判別するための2次元コード読み取り装置につ
いて、図2のフローチャートを参照して説明する。 《ステップ1》〜《ステップ2》 センサ3・4により2次元コード200 の読み取りが行わ
れた場合に(ステップ1)、センサ3・4が読み取った
2次元コード200 をビット情報として行毎にバッファに
記憶させる(ステップ2)。
【0018】《ステップ3》バッファに記憶されたビッ
ト情報に基づき、最初に読み取られた基準データ20の
読取時間の2倍値を1ビット読取時間に設定する。《ス
テップ4》ステップ3で設定した1ビット読取時間に基
づき、基準データ20の直後に位置するモジュール10
に含まれる「0」、「1」毎のビット数を計算する。な
お、このステップ4では、モジュール10における
「0」、「1」の各読取時間を、前記ステップ3で設定
した基準データ20の読取時間で割ることにより、
「0」、「1」のビット数を計算し、この計算結果に基
づきモジュール10の枡目内が「0」または「1」のい
ずれであるかを判別する。
【0019】《ステップ5》2次元コード200 の最末尾
に付されている誤りチェックコードを検出したか否かを
判断し、YESの場合にステップ8に進み、誤りチェッ
クコードの検出がないNOの場合にステップ6に進む。
《ステップ6》基準データ20に続く次の基準データ2
1があるか否かを判断し、基準データ21が無いNOの
場合にステップ4に戻って、最初の基準データ20に基
づき、モジュール10に含まれる「0」、「1」毎のビ
ット数を計算し、また、基準データ21があるYESの
場合に次のステップ7に進む。
【0020】なお、本実施例では基準データ20に続く
次の基準データ21があるので、ステップ6の判断によ
り次のステップ7に進むことになる。また、このステッ
プ6において、基準データ21・22・・であるか、モ
ジュール10・11・12・・であるかを以下のように
判定する。すなわち、例えばステップ3で設定した1ビ
ット読取時間で表される1ビットの幅より、極度に短い
幅のビットが算出された場合に、この極度に細い幅のビ
ットが、基準ビット21・22・・であると判定する。
【0021】《ステップ7》次の基準データ21の読取
時間の2倍値を新たな1ビット読取時間に設定し(ステ
ップ7)、この後、ステップ4に戻って、新たに設定し
た1ビット読取時間に基づき、基準データ21の直後に
位置するモジュール11に含まれる「0」、「1」毎の
ビット数を計算する。なお、ステップ7では、基準デー
タを読み取った順番(基準データ21→基準データ22
→・・)に順次設定変更される。また、このようなステ
ップ6・7の処理は、ステップ5にて誤りチェックコー
ドを検出するまで続けられる。
【0022】《ステップ8》ステップ4にて求めたビッ
ト数に基づき各枡目の色を個々に判別し、その判別結果
に基づき得られた「0」「1」の二値データを、予め定
められた規則に基づき配列して所定のコードを形成す
る。 《ステップ9》〜《ステップ11》 ステップ7での計算結果と誤りチェックコードとに基づ
き、2次元コード200の各行の総ビット数が、モジュー
ル10・11・12・・の枡目の個数に一致したもので
あるか否かを判断し(ステップ9)、NOの場合に異常
と判断してアラームを出力し(ステップ10)、YES
の場合に正常と判断して、ステップ8で得たコードを出
力する(ステップ11)。そして、これらステップ1
0、11を経た後はフローチャートを終了する。
【0023】以上詳細に説明したような2次元コード読
み取り装置によれば、センサ3・4にて読み取られた先
頭位置の基準ビット20に、所定の係数(係数2)を掛
けることにより1ビットあたりの読取時間を算出し(ス
テップ3)、この1ビットあたりの読取時間に基づき、
基準ビット20に続くモジュール10内のビット数を算
出し(ステップ4)、更に、1ビットの幅より極度に短
い幅のビットが算出された場合に(ステップ6)、これ
を新たな基準ビットと判断し、この基準ビットに所定の
係数(係数2)を掛けることにより1ビットの幅を算出
し、この1ビットの幅に基づき基準ビットに続くモジュ
ール内のビット数を算出するようにしたので(ステップ
7・ステップ4)、2次元コードを読み取るセンサ3・
4に対する表示体5の相対移動速度(すなわち、センサ
3・4の読取速度)が、図4で示すように変化した場合
であっても、この速度変化に対応して各モジュール10
・11・12・・のビット数を正確に判別することがで
きる。すなわち、上記2次元コード読み取り装置、及び
これに対応した複数の基準ビット20・21・・が付さ
れている2次元コード200 を使用することによって、表
示体5の速度変化に対応して各モジュール10・11・
12・・のビット数を正確に判別することができ、これ
によりハンドスキャンタイプのコード読み取り装置によ
って該2次元コードの判別を正確に行える効果が得られ
る。
【0024】なお、上記実施例では、2次元コード200
の基準ビット20・21・22・・は、枡目の幅の1/
2に設定したが、このように基準ビット20・21・2
2・・を細い幅にしたのは、これら基準ビット20・2
1・22・・と、モジュール10・11・12・・とを
明確に区別するためにである。また、基準ビット20・
21・22・・を枡目の幅の1/2では無く、例えば枡
目の幅の1/3、1/4、……に設定しても良く、この
場合には、基準ビット20・21・22・・を1ビット
とするための係数もこれに合わせて係数2から係数3、
4、……へと変更する必要がある。
【0025】また、2次元コード読み取り装置の溝2に
沿って表示体5を手動で移動させた場合には、図4で示
すように初速と終速で速度変化が大きく、中速では一定
速となる傾向にあるので、初速と終速時にセンサ3・4
にて読み取る基準ビットを密に配置し、中速時にセンサ
3・4にて読み取る検出する基準ビットを粗に配置する
と良い。そして、この場合には、中速時にセンサ3・4
にて読み取る検出する基準ビットについては、モジュー
ルの各間に配置せず、モジュールの間に1つおき、2つ
おきといったピッチで配置すると良い。
【0026】また、上記実施例では、2行×4列のモジ
ュール10・11・12・・が、列方向に配置されたタ
イプのものを2次元コード200 として使用したが、モジ
ュールの行数、列数、配置するモジュールの数について
はこれに限定されるものではない。また、上記実施例で
は、フローチャートのステップ3が特許請求の範囲の
「ビット幅算出手段」に相当し、ステップ4〜ステップ
7が特許請求の範囲の「ビット数算出手段」に相当す
る。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように第1の発明に
示す2次元コードを付した表示体によれば、モジュール
の先頭位置及モジュールの間に、1つの枡目よりも細い
幅に形成され、該モジュールのビット数を判定するため
の基準ビットが付されていることから、これら基準ビッ
トに基づき、該基準ビットに続くモジュールのビット数
を算出させることにより、例えば、2次元コードを読み
取るセンサ手段に対する表示体の相対移動速度(すなわ
ち、センサ手段の読取速度)が変化した場合であって
も、この速度変化に対応して各モジュールのビット数を
正確に判別することができ、これによりハンドスキャン
タイプのコード読み取り装置によっても該2次元コード
の判別を正確に行うことが可能となる。
【0028】第2の発明に示す2次元コードを付した表
示体によれば、2次元コードの基準ビットは、枡目の幅
の1/2以下に形成されていることから、該基準ビット
をデータコードと明確に区別できるとともに、この基準
ビットの読取時間に2以上の係数を掛けることにより、
該基準ビットに続くモジュールの1ビットの幅を正確に
算出することができる。
【0029】第3の発明に示す2次元コードを付した表
示体によれば、基準ビットが、先頭部分及び末尾部分に
位置するモジュールに密に設けられ、中間部分に位置す
るモジュールに粗に設けられていることから、2次元コ
ードを読み取るセンサ手段に対する表示体の移動速度
(すなわち、センサ手段の読取速度)が、コード読取開
始直後、コード読取終了直前にて変化する場合であって
も正確にモジュールのビット数を判別することができ
る。すなわち、第3の発明に示す2次元コードを付した
表示体では、2次元コードの移動速度が、コード読取開
始直後、コード読取終了直前にて変化するハンドスキャ
ンタイプのコード読み取り装置に対して、該2次元コー
ドを正確に判別させることが可能となる。
【0030】第4の発明に示す2次元コード読み取り装
置によれば、センサ手段にて読み取られた先頭位置の基
準ビットに、所定の係数を掛けることにより1ビットの
幅を算出し、この1ビットの幅に基づき基準ビットに続
くモジュール内のビット数を算出し、更に、前記1ビッ
トの幅より極度に短い幅のビットが算出された場合に、
これを基準ビットと判断し、この基準ビットに所定の係
数を掛けることにより1ビットの幅を算出し、この1ビ
ットの幅に基づき基準ビットに続くモジュール内のビッ
ト数を算出するようにしたので、2次元コードを読み取
るセンサ手段に対する表示体の相対移動速度(すなわ
ち、センサ手段の読取速度)が変化した場合であって
も、この速度変化に対応して各モジュールのビット数を
正確に判別することができ、これにより該2次元コード
読み取り装置をハンドスキャンタイプとすることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる2次元コードを示す図。
【図2】本発明に係わる2次元コード読み取り装置の制
御内容を示すフローチャート。
【図3】2次元コード読み取り装置を示す斜視図。
【図4】表示体の移動距離と移動速度との関係を示すグ
ラフ。
【符号の説明】
1 装置本体 2 溝 3 センサ(センサ手段) 4 センサ(センサ手段) 5 表示体 10 モジュール 11 モジュール 12 モジュール 20 基準ビット 21 基準ビット 22 基準ビット 100 2次元コード 200 2次元コード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m列×n行で表される枡目を有するモジ
    ュールを列方向に配置するとともに、該モジュール内の
    枡目を選択的に塗りつぶすことにより特定のコードが形
    成される2次元コードの表示体であって、 前記モジュールの先頭位置及び前記モジュールの間に
    は、1つの枡目よりも細い幅に形成されて、該モジュー
    ルのビット数を判定するための基準ビットが付されてい
    ることを特徴とする2次元コードを付した表示体。
  2. 【請求項2】 前記基準ビットは、枡目の幅の1/2以
    下に形成されていることを特徴とする請求項1記載の2
    次元コードを付した表示体。
  3. 【請求項3】 前記基準ビットは、先頭部分及び末尾部
    分に位置するモジュールに密に設けられるとともに、中
    間部分に位置するモジュールに粗に設けられることを特
    徴とする請求項1記載の2次元コードを付した表示体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の表示体
    の2次元コードを読み取るための2次元コード読み取り
    装置であって、 2次元コードの枡目及び基準ビットをモジュールの列方
    向に読み取るためのセンサ手段と、 該センサ手段にて読み取られた先頭位置の基準ビットの
    読取時間に、所定の係数を掛けることにより1ビットの
    幅を算出するビット幅算出手段と、 該ビット幅算出手段にて算出された1ビットの幅に基づ
    き、基準ビットに続くモジュール内のビット数を算出す
    るビット数算出手段とを有し、 前記ビット数算出手段は、ビット幅算出手段にて算出さ
    れた1ビットの幅より極度に短い幅のビットが算出され
    た場合に、このビットを基準ビットと判断して、この基
    準ビットに所定の係数を掛けることにより1ビットの幅
    を算出し、この1ビットの幅に基づき該基準ビットに続
    くモジュール内のビット数を算出する算出手段とが具備
    されていることを特徴とする2次元コード読み取り装
    置。
JP5279908A 1993-11-09 1993-11-09 2次元コードを付した表示体及び2次元コード読み取り装置 Withdrawn JPH07134758A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093971A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Ns Solutions Corp 二次元コード生成装置、二次元コード読取装置、二次元コード、二次元コード生成方法、二次元コード読取方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093971A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Ns Solutions Corp 二次元コード生成装置、二次元コード読取装置、二次元コード、二次元コード生成方法、二次元コード読取方法及びプログラム

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