JPH07134690A - マルチマスタシリアルバスシステム - Google Patents

マルチマスタシリアルバスシステム

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JPH07134690A
JPH07134690A JP6107159A JP10715994A JPH07134690A JP H07134690 A JPH07134690 A JP H07134690A JP 6107159 A JP6107159 A JP 6107159A JP 10715994 A JP10715994 A JP 10715994A JP H07134690 A JPH07134690 A JP H07134690A
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arbitration
node
highway
serial bus
transfer
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デイビッド・マイケル・グッドマン
Carlo Capaldo
カルロ・キャパルド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40006Architecture of a communication node
    • H04L12/40032Details regarding a bus interface enhancer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40143Bus networks involving priority mechanisms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40169Flexible bus arrangements

Abstract

(57)【要約】 【目的】優れたデータ転送機能を有するマルチマスタシ
リアルバスシステムを提供する。 【構成】最大32のマスタを有し、シェルフ内の高速通
信への応用に適したマルチマスタシリアルバスシステム
であり、複数のノード2、3、4、5がデータをノード
間で転送するためのハイウェイによって相互接続され
る。各ノードはアービトレーション構成によって一度に
1つのノードのみがハイウェイにアクセスするように制
御するアクセス制御手段6を有する。データ転送はアー
ビトレーション区間と転送区間とを有し、ハイウェイは
3つのラインを有し、2つは共有されてアービトレーシ
ョン及び転送区間において個々の機能を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアルバスシステムに
関し、特にシェルフ内での高速通信のためのマルチマス
タシリアルバス(MMSB)システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMMSBシステムにおいては、2
つのワイヤ、すなわち、クロックとデータが使用され、
バスアクセス機構はバックオフ及びリトライ構成からな
っていた。カードが交通量が多い状態のバスにアクセス
するときは送信時にいったんアクセスをやめ、次にこの
バスにアクセスする前に所定の時間待機する。したがっ
て、あるノードは通信を開始するまでに不必要な時間待
たされることを余儀なくされる。さらに、通信コントロ
ーラは比較的低い転送レートを有するのみである。ま
た、通信コントローラと各カードに基づくマイクロプロ
セッサとの間には、プロセッサが頻繁にサービスするこ
とを要するFIFO構成によって構成された簡単なイン
タフェースがあるのみであった。
【0003】GB−A−2015217に開示され、シ
リアルに再使用可能な資源にアクセスする多数のステー
ションは、中央に集められたリゾルーション機構によっ
て起こる時間的遅延を克服するために、分散型優先決定
(プライオリティリゾルーション)機能を備えている。
このシステムは固定されたサイクルタイムセグメントに
おいてデータ転送を行い、このようなセグメントにおけ
るデータ転送中に次のアクセスを仲裁する。データ転送
セグメントと仲裁とを制御すべくクロックが使用され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たGB−A−2015217は十分なデータ転送機能を
備えていなかった。
【0005】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、優れたデータ
転送機能を有するマルチマスタシリアルバスシステムを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明のマルチマスタシリアルバスシス
テムは、複数のノードと、ノード間でデータが転送され
る通信ハイウェイと、一度に1つのノードのみがこの通
信ハイウェイにアクセスするように制御するアクセス制
御手段とを具備するマルチマスタシリアルバスシステム
において、1つのノードから他のノードへの転送がアー
ビトレーション区間と転送区間とを具備し、前記ハイウ
ェイが3つのラインを含み、このうち2つが共有されて
前記アービトレーション区間と転送区間において個々の
機能を実行する。
【0007】
【実施例】図1は、例えば遠隔通信システムのシェルフ
内で、カード間の通信を可能にすべく多数のカードを相
互接続するMMSB(通信ハイウェイ)1を含むマルチ
マスタシリアルバス(MMSB)システムの構成を示す
図である。多くの種類のカードがあるが、図では第1レ
ートで動作する4ライン(ポート)カード2と、第2レ
ートで動作するメインラインカード3と、あるレートか
ら他のレートへと切り換えるスイッチカード4と、シェ
ルフコントローラのエンド(EOSC)が使用されてい
る。カードは通常はバス1に沿ってHDLC(ハイレベ
ルデータリンク制御)形のメッセージを送ることによっ
て通信する。本発明のMMSB構成においては、どのカ
ードも他のカードへデータ転送を行なうことができ、放
送メーッセージが支持される。このことを可能にするた
めに、各カードは後述する通信コントローラを含む個々
のサブセクション6を有している。MMSM1を介して
通常送信されるこの種のデータは応用によって異なるも
のであるが、概してMMSB1がカード構成とEOSC
による制御のために使用される。この制御にはROSC
5に送信されるアラームとフォールト、保護スイッチン
グのためのカード間通信、ポート間ネットワーク管理通
信のルーテイングがある。
【0008】前記したMMSBシステムでは2つのワイ
ヤ、クロック及びデータが使用された。本実施例のプロ
トコルは良好なパフォーマンスを得るために3ワイヤ
(ライン)が使用される。図2は32ノード構成に対す
るこのような3ワイヤ構成を示しており、ノードは上記
したカード及びEOSCに対応している。3つのワイヤ
は保護のために複写されて2つ設けられている(図2に
は示さず)。第1のワイヤはアービトレーション(仲
裁)クロックを転送するためであり、他の2つは共有さ
れて二重機能(データクロック/アービトレーション及
びデータ/スロット)を実行する。好ましくはすべての
バックプレイン信号レベルはIEEE フューチャバス
+スタンダードに整合している。共有ワイヤは全転送サ
イクルの第1部で第1の機能を実行し、第2部で第2の
機能を実行する。すなわち転送サイクルは連続する2つ
の異なる区間からなる。転送サイクルの第1部はアービ
トレーション区間と呼び、第2部を転送区間と呼ぶこと
にする。共有ワイヤを再使用することによって、効率的
な使用がバックプレイン信号から得られる。
【0009】アービトレーションクロックはシェルフ内
の中央(プラグインユニット/カード)で生成されるク
ロックである。アービトレーションクロックは保護のた
めに複写して2つ設けられているので、スタンバイクロ
ックはシェルフ内の他のカードで生成される。したがっ
てもし2つのスイッチカードがある場合は、1つはメイ
ンクロックを発生し、他のカードはスタンバイクロック
を発生する。以下に示すように、アービトレーションク
ロックは転送を希望するすべてのノードによって使用さ
れ、アービトレーション区間においてのみアクティブと
なる。概してアービトレーションクロックレートは7M
Hzである。
【0010】データクロック/アービトレーションワイ
ヤはアービトレーション区間においてアービトレーショ
ン信号を転送し、全転送サイクルのこの部分であること
を示すために使用される。いったんアービトレーション
区間が完了した後は、その信号はデータを転送するため
のデータクロックになる。データクロックの最大周波数
は通信コントローラの動作の最大速度によって制限さ
れ、概して16MHzである。
【0011】データ/スロットワイヤはアービトレーシ
ョン区間内のスロット信号であり、送信を希望するノー
ドの1つがバスの制御権を”勝ちとる”点を識別するた
めに使用される。このことについては後述する。いった
んアービトレーション区間が完了するとこの信号は実際
に送信されるデータとなる。データクロックレートが1
6MHzであるときの最大データ転送レートは16Mビ
ット/秒である。
【0012】アービトレーション区間に使用される3つ
の信号はアービトレーションクロック、アービトレーシ
ョン及びスロット信号である。アービトレーション区間
は最大64スロット(図3)に分割され、各スロットは
アービトレーションクロックの立ち上がりに対応する。
このスロットはバス上で最大32のノード(マスタ/カ
ード)を支持するために各群が32スロットからなる2
群に分割される。この2群の使用については”公平(f
airness)”アクセス方法に関して後述する。
【0013】各ノードはそのカードに関連した特定のス
ロット番号を有し、この番号はシェルフ内の物理的位置
を示している。概してスロット番号は”ハードワイヤド
(hard−wired)”構成である。
【0014】以下、図4を参照して、全転送サイクルに
おけるデータ転送について説明する。ここでバスアイド
ル状態とは、アービトレーション=スロット=論理1
(アービトレーションクロックの2つの立ち上がりに対
して)の状態を示す。データを転送することを希望する
どのノードも、次のクロックサイクルでアービトレーシ
ョン信号をローレベルにすることによってアービトレー
ションサイクルを開始する。ノードが最初にデータを転
送するときは、アービトレーションの開始からスロット
番号を計数し、3番目のクロックサイクルをスロット0
として計数する。計数がノードの物理的バックプレイン
スロット番号に達したときは、スロットラインはローレ
ベルにされる。そのスロット位置に先立つスロット周期
において、もし、1がスロットラインに存在するときは
そのノードは仲裁に”勝つ”。一方、そのスロット位置
以前のアービトレーション区間のどの時間であってもそ
のスロットラインに0が存在するときは、そのノード
は”負け”となる。この場合、他のノードが勝ったとみ
なしてアービトレーション区間を終了する。ノードが勝
ったという状態は、アービトレーションクロックの立ち
上がりで、アービトレーション=スロット=論理0であ
る状態として定義される。この時点で”勝者”を除くす
べてのノードはアービトレーションとスロットラインの
駆動を停止し、レシーバになる。勝者はアービトレーシ
ョンクロックを”接地(ground)”し、アービト
レーションの機能とスロット信号とを各々データクロッ
クとデータになるように切り換える。この時点で転送サ
イクルは転送区間に入る。転送区間の終わりで勝者とな
ったノードはアービトレーションクロックを解放して
(接地を停止する)、新たなアービトレーション区間を
開始できるようにする。これによって図4に示すよう
に、アービトレーションクロックの第1周期は不完全と
なる。この初期パルスの周期とシェルフ内のノードの相
対位置によって、転送を希望するノードはこの遷移を検
出する。したがって、アービトレーション区間の開始
は、転送を希望するすべてのノードがバスアイドル状態
を確実に検出するためにさらにアービトレーションクロ
ックの間遅延される。もし転送を希望するノードが2つ
あり、上記したノードに従ってノードAがアービトレー
ションクロックの第1立ち上がりエッジでバスアイドル
状態を検出し、ノードBが次の立ち上がりエッジでバス
アイドル状態を検出した場合は、ノードAは次の(第3
の)クロックサイクルでアービトレーション信号をロー
レベルにして2クロックサイクル後にスロット番号の計
数を開始する。ノードBは第4サイクルでアービトレー
ション信号をローレベルにするが、ノードAがすでにロ
ーレベル、すなわちだれかがアービトレーション区間を
開始しているので、ノードBは次の(第5の)アービト
レーションクロックからスロット番号の計数を開始す
る。すなわち、ノードA及びBに対するスロット番号の
計数はアービトレーション信号をローレベルにするため
に第1ノードに同期される。
【0015】転送区間で使用される信号はデータクロッ
クとデータ信号である。転送はHDLCフレーム規則に
従って起こり、転送はフラグシーケンスとともに開始あ
るいは終了する。概してHDLCフレームは8ビットの
一連のフレームフラグを始めに、8/16ビットのアド
レス、8/16ビットの制御ワード、転送すべき8×n
ビットの情報、16/32ビットのフレームチェックシ
ーケンス、8ビットの最終フラグからなる。ノードがい
ったんシリアルバスの制御を得た後はシーケンスはデー
タ及びクロックから始まる。したがって、最大長ポイン
トツーポイントバックプレイン接続のために受信ノード
が2つの信号の間に小さなタイミングスキューをもつ限
り、転送区間の転送レートは通信コントローラが動作で
きる最大レートによってのみ制限される。転送速度はバ
スの長さとは無関係である。
【0016】本実施例のMMSBシステムプロトコルに
おける2つの信号は二重の機能をもつので、転送区間と
アービトレーション区間との間の切り換え期間において
はデータの完全さが維持される。図6の転送シーケンス
では ”きれいな(clean)”遷移が得られる。転
送の終わりは通信コントローラから送信要求信号を除去
することによって検出される。最終フラグが転送される
次の8つのデータクロックサイクルの後に、送信クリア
信号は通信コントローラによって非アクティブにされ
る。最後に次の8つのクロックサイクルの後で、アービ
トレーションクロックを接地するドライバはオフ状態に
され、(バックプレイン上の)アービトレーションクロ
ックを可能にして新たなアービトレーション区間が始ま
る。
【0017】転送を希望するすべてのノードに公平にア
クセスできるようにするために、各ノードのスロット位
置に基づく”公平”ルールが使用される。あるノードが
アービトレーション区間を勝ちとった場合、次のアービ
トレーション区間でかつ32スロットの第2群(図3を
参照)でノードが同じ相対スロット位置をもつように、
そのスロット位置に32ビットを付加する。このことは
2つの分離部を有するリーグテーブルに類似している。
ある分離部ではノードはつねにその相対位置を保持する
が、アービトレーション区間を勝ちとったときは第2分
離部の同じ位置に移行する。この規則は、もしノードが
第2群のスロットから勝ちとった場合、すなわち、ノー
ドが第2分離部のアービトレーション区間を勝ちとった
場合は、第2分離部に残る。しかしながら、もし、ノー
ドが第2群のアービトレーション区間を開始し、最初の
32スロット周期のアービトレーション区間が勝者なし
に通過したときは、ノードは最初の32スロット周期の
終わりで、そのスロット位置から32ビットを減算して
第1群に戻る。
【0018】次に、多数のアービトレーション方法を参
照して”公平”ルールについて説明する。ここで、ノー
ドAと呼べれる任意のノードが転送を希望しているもの
とし、バックプレインの物理的スロット位置が28に等
しいものとする。
【0019】図7に示すように、ノードAは最初に第1
群のスロット28にあり、この場合、ノードAは第1群
のアービトレーション区間を開始する。他のどのノード
も転送を希望しておらず、スロット位置に到達したとき
にノードAがアービトレーションを勝ちとる。したがっ
てノードAはスロット位置に32ビットを付加して次の
アービトレーション区間のために第2群に移行する。
【0020】図8において、次のアービトレーションサ
イクルでノードAは最初に第2群に配置される。他のノ
ード例えばスロット位置3のノードは転送を希望してい
る。スロット3は第1群において開始されるので、スロ
ット位置に到達したときに勝つ。しかしながら、ノード
Aは第2群に残る。これは、アービトレーション区間に
おいて最初に負けた後、ノードAが第1群にもどること
ができたとき、第1群で待機しているより優先度の高い
ノードに対して、”不公平”となるからである。
【0021】図9に示されるような場合は、ノードAは
再び第2群においてアービトレーション区間を開始する
が、第1及び第2群の他のノードは転送を希望していな
い。したがってノードAがアービトレーションに勝って
第2群に残る。
【0022】図10に示されるような場合は、ノードA
は第2群においてアービトレーション区間を開始する。
また、第1群において他のどのノードも転送を希望して
いない。しかしながら、スロット位置3のノードはすで
に以前のアービトレーションサイクルを勝ちとり、第2
群においてこのアービトレーションを開始する。両方の
ノードが転送を希望し、そのスロット位置に到達したと
きにスロット3が勝つ。公平ルールによれば、ノードA
は第2セットで負けたので、次のアービトレーションサ
イクルのために第1群に戻る。
【0023】図11に示すような場合は、ノードAは第
1群において開始する。スロット位置3のノードは転送
を希望しており、そのスロット位置に到達したときに勝
つ。したがって、この”他人が勝つ”場合は、ノードA
は次のアービトレーションサイクルのために第1群に残
る。
【0024】図12はバスにアクセスすることを希望す
るノードが最悪の場合を示している。第2群において開
始するスロット位置31におけるノードを除いて、すべ
てのノードが第1群においてアービトレーションサイク
ルを開始する場合を考える。スロット31以外のすべて
のノードは転送を希望している。スロット位置0のノー
ドが勝って転送し、第2群に移行する。このことが起こ
っている場合、スロット位置31のノードは転送を希望
する。次のアービトレーションサイクル(サイクルn+
1からn+30)において、スロット位置1乃至30の
ノードが連続して第2群に移行する。(現在第2群にあ
る)スロット31は転送を希望する。次のアービトレー
ションサイクル(n+31)において、スロット位置0
乃至30が再び転送を希望し、ノード31からの転送要
求があるものとする。この場合はすべてのノードは第2
群においてアービトレーションサイクルを開始し、すべ
てのノードが転送を希望する。スロット位置0のノード
が勝って転送し、第2群に残る。(ノード31を含む)
すべての残りのノードは第1群へと移行する。したがっ
てスロット位置31のノードはノード1乃至30が次に
転送するまで待機する必要があり、スロット31が最後
に転送を許可される前に第2群へと移行する。しかしな
がら、このことが発生する可能性は非常に小さい。
【0025】本発明にかかるMMSBシステムは容易に
入手可能な構成要素を使用して達成されるが、1つ以上
のASIC(application specific integrated circui
t)を使用することも可能である。MMSBシステムのハ
イウェイアクセス制御手段のブロック図が図13に示さ
れている。情報転送に係わる例えばシェルフのノード/
ラインカードのすべてが反復して構成される。シェルフ
上のすべてのカードを使用する必要はなく選択されたサ
ブセットだけでよい。プロセッサ10は単にMMSBシ
ステムの一部ではなく、カード/ノードの処理資源であ
る。また、メインのオンボードプロセッサである必要は
なく、例えばコプロセッサでもよい。メモリ11はプロ
セッサ10と通信コントローラ12との間で共有され
る。
【0026】バックプレインに関して送信されるメッセ
ージは共有メモリ11の領域かあるいは、処理資源10
によってデュアルポートRAM(DPRAM)に記憶さ
れる。共有メモリはSGS−トムソンMK50H21シ
リアル通信コントローラ等を使用するときに必要にな
る。この装置はすべての特徴、特に後述する送信要求機
能を備えているので本実施例に好適する。通信コントロ
ーラはマスタとして動作するので共有メモリが要求さ
れ、RAMをプロセッサと共有する必要がある。
【0027】概して、別個のあるいはチェーン状のバッ
ファデータは共有メモリ11に記憶され、一連のリング
によって参照される。単一のプロトコルがデータバッフ
ァがプロセッサ10または通信コントローラ12によっ
て制御されているか否かを決定する。もしデータパケッ
トが通信コントローラによって”所有され”転送を必要
とするときは、コントローラ12はバスアクセスコント
ローラFPGA13に送信要求(RTS)を発行する。
その後、コントローラ13はMMSBアービトレーショ
ンプロトコルに従って送信を希望する他のノードによる
バス上のアクセスを決定する。問題のノードがバスの制
御を獲得したときは、上記したようにデータを送信する
通信コントローラに送信クリア(CTS)信号を送信す
る。
【0028】ノードがデータを送信していないとき、ま
たはシリアルバスの制御を獲得しようとしていないとき
(転送サイクルでないとき)はノードは自動的に受信モ
ードになる。このモードでは通信コントローラ12は受
信したパケットのアドレスをフィルタリングし、パケッ
トデータは共有メモリのあらかじめ割り当てられた(受
信)バッファに自動的に配置される。再度単一のプロト
コルがバッファの所有権をデータにアクセスして制御す
るプロセッサに渡すのに使用される。
【0029】メモリの共有された領域は図13に示すよ
うに、デュアルポートメモリか又は、疑似デュアルポー
トRAM11aとして実現される。後者の場合は標準ス
タティックRAM装置が、ラッチ、バッファ、制御ロジ
ックの構成で使用され、プロセッサ及び通信コントロー
ラによるアクセスを可能にしている。ここで、プロセッ
サと通信コントローラのアクセスは同時には起こらな
い。DPRAMは高価なので、複数の大きなバッファサ
イズ(及び大きなメモリ装置)が要求される場合は疑似
DPRAM構成がコスト上有利である。しかしながら、
この場合は複雑になりパフォーマンスが低下する。小さ
いなバッファサイズと高いデータスループットが要求さ
れる場合、すなわち高いシリアルレートが要求される場
合はDPRAMを使用することが望ましい。
【0030】通常の応用においては、プロセッサまたは
コプロセッサはデータバッファとDPRAMに記憶され
た関連するポインタ情報を管理する役目をもつ。例え
ば、EOSCへの応用において、データはMMSBシリ
アルインタフェースを介して受信され、メッセージはE
OSCで終了するかあるいは再度フォーマティングされ
て例えばLANコントローラに送られる。制御プロセッ
サとして特定用途向けのものが選択される。高いスルー
プットと16メガビット/秒のシリアルレートを実現す
るのに好ましい構成は、非マルチプレックス構成のアド
レス/データバスと、16ビットデータ転送と、300
nsのオーダの最大DPRAMアクセスサイクル時間
(アービトレーションを含む)からなっている。
【0031】改善されたMMSBシステムの全体的回路
が図14に示されている。共有メモリとプロセッサイン
タフェースは特定用途向けなのでここでは詳細に説明し
ない。通信コントローラの機能は概してDMA(ダイレ
クトメモリアクセス)コントローラとシリアルインタフ
ェースとからなる。DMAコントローラは共有メモリに
記憶されたデータバッファにアクセスする役目を持つ。
コントローラは概して共有メモリを受信方向におけるフ
リーバッファに対して管理可能にするアルゴリズムと、
どちらのバッファが転送方向に送信できるかを決定する
ルックアヘッド装置とを有する。さらに、メモリへのバ
ースト転送や、異なる種類のプロセッサを仲介する能力
等をも有する。シリアルインタフェースは受信及び送信
チャネルからなる。いくつかの利用できる装置は二重の
送信及び受信チャネルを有する。レシーバはフレームの
境界を認識し、入力されるフレームチェックシーケンス
(FCS)をチェックする役目をもつ。正しくないFC
S値を有するフレームは棄却される。レシーバはシリア
ルの入力データをパラレルフォーマットに変換し、共有
メモリバッファ内の受信フレームを記憶するDMAコン
トローラに転送する。ある種の利用可能なコントローラ
はリンクアイドルやフレームアボートシーケンスを検出
する進んだ機能を有している。トランスミッタはDMA
コントローラによってアクセスされる共有メモリ転送バ
ッファ内のデータをフレーム化したり、シリアルにした
りする役目をもつ。トランスミッタは出力されるデータ
のFCSを計算し、得られた結果をデータに付加する。
フレーム間を埋めるために生成される余分のフラグシー
ケンスはここでは不要である。トランスミッタはさらに
送信要求及び送信クリア信号を制御する役目をもつ。こ
れらの信号は転送サイクルを開始し、バスアクセスコン
トローラの全体動作を制御するのに使用される。多数の
高速通信コントローラが利用可能であるが、ここに記載
したバスアクセスコントローラはRTS/CTS構成を
有する通信コントローラが必要であり、上記したよう
に、SGS−トムソン MK50H21及びモトローラ
MC68360がこれらの特徴を有する。
【0032】バスアクセスコントローラ13はバックプ
レインシリアルバス上のアクセスを制御する役目を持
つ。また、転送を希望する他のノードとのアクセス優先
権を決定する役目ももつ。さらに動作管理機能も備えて
おり、メインバスで転送上の失敗があった場合は他のス
レーブバスに切り換える。バスアクセスコントローラは
完全な転送サイクルを動作すべく通信コントローラから
のRTS/CTS信号を使用する。さらに、バスアクセ
スコントローラはフューチャバス+スタンダードに対し
て動作するバックプレインドライバ/レシーバ14に対
するインタフェースとなり、プロトコルが動作するのに
要するスロット番号を決定するためにバックプレインに
対する直接インタフェースを含んでいる。
【0033】転送方向のフューチャバス+ドライバはバ
スアクセスコントローラ13からのTTLレベル信号を
バックプレイン上のバックプレイントランシーバロジッ
ク(BTL)レベルに変換する。同様に受信方向におい
ても、BTLレベル信号はTTLレベル信号に変換され
る。密集したバックプレイン内で駆動される高速信号が
要求される場合は特性上フューチャバス+スタンダード
が特に好ましい。さらに、精密に設計されたバックプレ
インにおいて、BTLレシーバは良好なノイズ除去特性
を有し、電圧変動(バス上では1ボルト)が小さいので
電力消費が低減される。メイン及びスタンバイバスの保
護切り換え方法を実現するためにドライバ/レシーバは
2つのセット(3つの信号からなる2群)で配置されて
いる。理想的には、メイン及びスタンバイバスが単一の
デバイス内に配置できるように、十分なBTLドライバ
/レシーバを一体化するための装置が必要である。適当
な装置として、3−3−1構成の7BTLを一体化する
フィリップスFB2043がある。
【0034】改善形MMSBシステムを動作させるため
に各ノードには特定のスロット値、すなわち0乃至31
の範囲の数を割り当てる必要がある。この数はバックプ
レインのノードの物理的位置によって決定され、5つの
信号からなるバスアクセスコントローラFPGA13上
にはインタフェースが設けられる。これらはGNDに固
定接続されるかあるいはプルアップ抵抗(図17)を介
してVCCに接続される。コントローラ13はメインバ
ス上のアービトレーションクロックを管理する。1ms
以上の期間、クロック信号に関する非アクティブ状態が
検出されたときは、ローカルプロセッサに対してインタ
ラプトが生成される。プロセッサはスタンバイバスへの
切り換えを行なうことによって他のノードと通信を確立
することを試みる。これはドライバ/レシーバ14上の
メイン/スタンバイ選択信号をプロセッサによって制御
可能なパラレル出力ポートに接続することによって実現
される。
【0035】MMSBアービトレーションプロトコルは
バスアクセスコントローラ13内で実現され、特に、ク
イックロジックQL8×12FPGA(フィールドプロ
グラマブルゲートアレイ)または、FPGA(グルーロ
ジックと呼ぶ)に外付けされた少数の要素を有するAL
TERA EPM5064−1 EPLDを使用すれ
ば、プロトコルのタイミングに対するきびしい要求を満
たすことができる。すべての要求を単一の要素内で満た
すためにASICを使用できることは勿論である。
【0036】バスアクセスコントローラ13の全体が図
15に示されている。3つの主な機能ブロックと、アー
ビトレーションドライブ20と、アービトレーションコ
ントロール21と、フェアネスリゾルーション22とか
らなる。アービトレーションドライブクロック20はバ
スアイドル状態を検出して通信コントローラからのデー
タ送信要求をラッチする役目をもつ。ロジックはアービ
トレーション区間におけるアービトレーション信号を駆
動する。ノードがアービトレーション区間を勝ちとった
ときは、転送区間の間、転送クロックがアービトレーシ
ョン/データクロックライン上でアクティブになる。さ
らに、このブロックは、通信コントローラがデータを送
信可能にするためのCTS信号を発生する。アービトレ
ーション制御ブロック21はアービトレーション区間の
終わりを表示するスロット信号を発生する役目をもつ。
ノードがアービトレーション区間を勝ちとったときは、
ロジックは、転送区間が完了するまでアービトレーショ
ンクロックを”接地”する。フェアネスリゾルーション
ブロック22は主に、ノードの物理的バックプレイン位
置によって与えられるSLOT ID値からのスロット
周期を計数する役目をもつ。さらにロジックはノードを
第1群及び第2群の間で切り換える役目をもつ。 バス
アクセスコントローラ13全体を実現するために、クイ
ックロジックQL8×12FPGAに加えて、少量のグ
ルーロジックが必要である。図16に示された構成で
は、グルーロジックはバスアクセスコントローラ13全
体を実現するために、TEXAS 74ACT1174
等の2つのD形ラッチ23と、2つの東芝製74BCO
8あるいは同等のANDゲート24とが、FPGA25
とともに具備している。
【0037】バスアクセスコントローラ13の設計は送
信要求信号(RTS)と送信クリア(CTS)信号とを
特徴付ける通信コントローラを指示しているのみであ
る。これは通信コントローラがシリアルバスへアクセス
する必要があるときに何らかの表示が必要となるからで
ある。現在利用可能な進んだコントローラの多くは送信
クリア入力のみを有しており、そのような装置を実現す
るためにバスアクセスロジックは転送の先端フラグの状
態を検出してバスアクセスが決定されるまでデータ転送
を一時停止することが必要である。したがって上記した
SGSトムソン装置がここでは適している。さらに上記
したバスアクセスコントローラ13においては通信コン
トローラがプログラムされる必要があり、これより連続
フレームが最小2フラグすなわち、フレーム間の大きさ
は最小2フラグによって分離される。これは転送区間の
終わりと次のアイドル周期との間の遷移区間のよるもの
である。 上記した結果を有する特定のMMSB回路は
図17と図18に示されている。必要とする共有メモリ
のタイプや実現されるRAMアービトレーション構成に
依存するので、ここではプロセッサまたは共有メモリイ
ンタフェースの詳細な構成は示さない。図18は通信コ
ントローラのRXDATA入力に接続された(点線で囲
まれた)74BC08 ANDゲート24を付加的に含
んでいる。これはMK50H21コントローラによって
特定される2nsのデータ保持時間を保証する必要があ
るためである。
【0038】以下に図19を参照してMK50H21コ
ントローラのバッファ管理について簡単に説明する。バ
ッファ管理の基本的機構は記述子リングと呼ばれるメモ
リ内のタスクの円形の待ち行列(queue)である。
転送と受信動作を記述するのに個々のリングがあり、1
28までのバッファが通信コントローラによって実行を
待機している記述子リング上に配列される。記述子リン
グは各バッファに割り当てられた記述子を有する。各記
述子はそのバッファの開始アドレスに対するポインタを
保持し、バイトで構成されたバッファ長の間、各記述子
はプロセッサまたは通信コントローラがバッファを”所
有”するかどうかを記述する制御ビットを含んでいる。
転送時、通信コントローラがバッファを所有するときに
バッファを転送することが許可されてバッファが転送さ
れる。また、受信時、通信コントローラがバッファを所
有するときは受信データをバッファ内に記憶する。バッ
ファ管理機構は個々のバッファの長さよりも長いフレー
ムを処理する。これは多数のバッファを使用するチェイ
ニング(chaining)方法によって実行される。
通信コントローラはルックアヘッドの方法で次の記述子
リングをテストする。フレームが1つのバッファに対し
て長すぎるときは最初のバッファを満たす、すなわち、
チェイニングした後で次のバッファが使用される。通信
コントローラはその後次のバッファを探索し、必要に応
じてそのバッファをチェイニングする。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、優れたデータ転送機能
を有するマルチマスタシリアルバスシステムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチマスタシリアルバスシステムの構成を示
す図である。
【図2】3ワイヤからなるバックプレインシステムの構
成を示す図である。
【図3】群及びスロット周期に分割されたアービトレー
ション区間を示す図である。
【図4】全転送サイクルのタイミング動作を示す図であ
る。
【図5】信号の同期状態を示す図である。
【図6】転送区間とアービトレーション区間の間の切り
換えを示す図である。
【図7】以前に勝ちがなかった場合の状態を示す図であ
る。
【図8】最初に負ける場合の状態を示す図である。
【図9】次に勝つ場合の状態を示す図である。
【図10】次に負ける場合の状態を示す図である。
【図11】他人が勝つ場合の状態を示す図である。
【図12】最悪の場合の状態を示す図である。
【図13】MMSBのブロック図である。
【図14】図13のMMSBシステムの一部を詳細に示
す図である。
【図15】バスアクセスコントローラのブロック図であ
る。
【図16】バスアクセスコントローラFPGAとこれに
関連するグルーロジックを示す図である。
【図17】MMSB(バスアクセスコントローラ及びグ
ルーロジック)の一部を示す図である。
【図18】特定のMMSBシステム回路(通信コントロ
ーラ及びフューチャバス+トランシーバ)の他の部分を
示す図である。
【図19】通信コントローラバッファ管理機能を示す図
である。
【符号の説明】
1…通信ハイウェイ(MMSB)、2…ポートカード、
3…メインカード、4…スイッチカード、5…シェルフ
コントローラのエンド、6…サブセクション。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・マイケル・グッドマン イギリス国、エーエル4・9エックスエ ー、ハートフォードシャー、セイント・ア ルバンス、ザ・リッジウエイ 111 (72)発明者 カルロ・キャパルド イギリス国、イーエヌ6・5ジェイジー、 ハートフォードシャー、ポッターズ・バ ー、コットン・ロード 44

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードと、ノード間でデータが転
    送される通信ハイウェイと、一度に1つのノードのみが
    この通信ハイウェイにアクセスするように制御するアク
    セス制御手段とを具備するマルチマスタシリアルバスシ
    ステムにおいて、 1つのノードから他のノードへの転送がアービトレーシ
    ョン区間と転送区間とを具備し、前記ハイウェイが3つ
    のラインを含み、このうち2つが共有されて前記アービ
    トレーション区間と転送区間において個々の機能を実行
    することを特徴とするマルチマスタシリアルバスシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記アービトレーション区間が複数のス
    ロットに分割され、各ノードが関連するスロット番号を
    有し、前記3つのラインが第1、第2、第3のラインで
    あり、前記第2、第3のラインが共有ラインであり、前
    記第1のラインが前記アービトレーション区間において
    アービトレーションクロック信号を搬送し、前記第2の
    ラインが前記アービトレーション区間においてアービト
    レーション信号を搬送するとともに、前記転送区間にお
    いてデータクロック信号を搬送し、前記第3のラインが
    アービトレーション区間においてスロット信号を搬送
    し、前記ノードの1つが前記ハイウェイへのアクセスを
    勝ちとったとき、前記転送区間において前記ノードから
    転送すべき実際のデータを搬送することを特徴とする請
    求項1記載のマルチマスタシリアルバスシステム。
  3. 【請求項3】 前記3つのラインが保護のために複写さ
    れることを特徴とする請求項2記載のマルチマスタシリ
    アルバスシステム。
  4. 【請求項4】 データはHDLC(ハイレベルデータリ
    ンク制御)メッセージ形式で前記ハイウェイを介して転
    送されることを特徴とする請求項3記載のマルチマスタ
    シリアルバスシステム。
  5. 【請求項5】 前記各ノードのアクセス制御手段が、前
    記ノードの処理資源と、通信コントローラと、前記処理
    資源と通信コントローラとの間で共有されるメモリと、
    前記ハイウェイを介してのアクセスを制御し、アービト
    レーション構成の他のノードとの優先度を決定するバス
    アクセスコントローラと、前記ハイウェイに直接インタ
    フェース接続されたハイウェイドライバ/レシーバとを
    含み、前記ハイウェイを介して転送されるデータが前記
    処理資源によって前記メモリに記憶され、前記ハイウェ
    イから受信したデータが前記通信コントローラによって
    前記メモリに記憶されることを特徴とする請求項4記載
    のマルチマスタシリアルバスシステム。
  6. 【請求項6】 前記ハイウェイドライバ/レシーバが保
    護のために複写され、前記3つのラインに対応するメイ
    ン及びスタンバイラインによって前記ハイウェイに接続
    されていることを特徴とする請求項5記載のマルチマス
    タシリアルバスシステム。
  7. 【請求項7】 アービトレーションクロック信号が1つ
    のノードで生成され、保護のために、他のノードによっ
    て生成されたスタンバイクロック信号によって複写され
    ることを特徴とする請求項6記載のマルチマスタシリア
    ルバスシステム。
  8. 【請求項8】 nノードを有し、前記アービトレーショ
    ン区間が2nスロットに分割され、この2nスロットが
    2群のnスロットに分割され、各ノードが関連するスロ
    ット番号を有し、このスロット番号が、前記ハイウェイ
    への前記ノードのアクセスの公平さを提供するアービト
    レーション構成によって決定されることを特徴とする請
    求項2記載のマルチマスタシリアルバスシステム。
  9. 【請求項9】 前記ノードが最初にnスロットの第1群
    に関連しており、この第1群に関連したノードがアービ
    トレーション区間を勝ちとったとき、そのスロット位置
    にnを加算してnスロットの第2群に関連付けられ、こ
    の第2群に関連したノードがアービトレーション区間を
    勝ちとったときは前記第2群に関連したままであり、さ
    らに、前記第2群に関連したノードとアービトレーショ
    ン区間の前記第1のnスロット周期が勝者なしに通過し
    た場合は、前記ノードがその位置からnを減算して第1
    群に再度関連付けられることを特徴とする請求項8記載
    のマルチマスタシリアルバスシステム。
  10. 【請求項10】 前記ノードの1つが前記ハイウェイへ
    のアクセスを勝ちとったときは前記1つのノードが前記
    転送区間に対するデータクロック信号と転送すべき実際
    のデータとを発生し、転送速度が前記ハイウェイの長さ
    とは無関係となることを特徴とする請求項2記載のマル
    チマスタシリアルバスシステム。
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