JPH07133Y2 - 陳列台用支柱 - Google Patents

陳列台用支柱

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JPH07133Y2
JPH07133Y2 JP5224891U JP5224891U JPH07133Y2 JP H07133 Y2 JPH07133 Y2 JP H07133Y2 JP 5224891 U JP5224891 U JP 5224891U JP 5224891 U JP5224891 U JP 5224891U JP H07133 Y2 JPH07133 Y2 JP H07133Y2
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JP
Japan
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steel pipe
hole
support shaft
display stand
holes
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JP5224891U
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JPH0657261U (ja
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清美 井上
幸徳 佐藤
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商店などで使用され、
ハンガー類を吊り掛けることができる陳列台用支柱に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、陳列台用支柱としては、実公昭5
5−36124号公報に記載されたものが知られてい
る。この陳列台用支柱は、チャンネル状の一対の鋼製管
材を、その開口面が互いに対向するようにして所要の間
隙を設けて立設し、上下方向に並設された複数の支軸の
両端部を、両鋼製管材の開口より挿入し、支軸の両端側
面を両鋼製管材の内側面に溶接して、両鋼製管材を一体
に連結して、各支軸にハンガー類を吊り掛けるものであ
った。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
従来の陳列台用支柱にあっては、支軸の両端側面を両鋼
製管材の内側面に溶接することにより、各支軸を取り付
け、両鋼製管材を一体に連結していたので、支軸の両端
側面での溶接作業が面倒で、両鋼製管材の連結に手間が
かかるという問題点があった。
【0004】しかも、両鋼製管材の開口より挿入した支
軸の両端側面を両鋼製管材の内側面に溶接する作業は困
難で、熟練を要するため、両鋼製管材の間隙をあまり狭
くすることができず、支軸に吊り掛けたハンガー類が大
きく振れ動くという問題点があった。
【0005】さらに、両鋼製管材の対向面は開口してい
るので、鋼製管材の強度が損なわれるという問題点もあ
った。本考案は、従来の技術が有するこのような問題点
に鑑み、支軸の取り付けを容易にして、一対の鋼製管材
の連結を簡単に行え、支軸に吊り掛けたハンガー類の振
れを防止し、しかも、鋼製管材の強度を向上させた陳列
台用支柱を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の陳列台用支柱は、所要の間隔を設けて立設
し、その対向面側に互いに等高位置をなして上下方向に
並設する複数の通孔を穿設した一対の鋼製管材と、両端
部を互いに対向する各通孔に嵌挿する支軸と、前記通孔
と同方向で、互いに等高位置をなして両鋼製管材を貫通
するように穿設された貫通孔と、貫通孔に挿通して、前
記支軸より僅かに長寸とした連結軸と、を備え、連結軸
の両端部を両鋼製管材の前記対向面と反対側面で貫通孔
周縁に溶接したことを特徴としている。
【0007】
【作用】一対の鋼製管材の対向面側に穿設した各通孔
に、支軸の両端部を嵌挿して、支軸を両鋼製管材により
狭持し、支軸より僅かに長寸とした連結軸を貫通孔に挿
通して、連結軸の両端部を両鋼製管材の前記対向面と反
対側面で貫通孔周縁に溶接して、両鋼製管材を一体に連
結する。
【0008】これにより、各通孔に嵌挿した支軸が抜け
外れることなく、支軸の安定した取付けが可能となり、
そして、両鋼製管材には、連結軸を溶接するためだけの
貫通孔を穿設すれば良いから、両鋼製管材の連結が簡単
になるばかりでなく、鋼製管材の強度が損なわれること
もない。
【0009】さらに、連結軸は、両鋼製管材の前記対向
面と反対側面、すなわち両鋼製管材の外側より貫通孔周
縁に容易に溶接することができるので、両鋼製管材の間
隙を、支軸に吊り掛けたハンガー類が大きく振れない程
度に狭くすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は本考案実施例の陳列台用支柱の全体を示
す図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B
断面図、図4は本考案実施例の陳列台用支柱に用いられ
るハンガー類の一例としての掛フック、図5は本考案実
施例の陳列台用支柱に用いられるハンガー類の他の例と
しての棚受フック、図6は本考案実施例の陳列台用支柱
に掛フックを取り付けた状態を示す図である。
【0011】図1に示す如く、本考案実施例の陳列台用
支柱(1)は、一対の鋼製管材(2),(2)と複数の通孔
(3)と複数の貫通孔(4)と複数の支軸(5)と複数の連結
軸(6)を有している。鋼製管材(2)は略L型形状を成し
ており、その下面には、ビス受入筒(7)が設けられてい
る。台脚(8)は鋼製管材(2)を立設させるもので、その
上面にビス受入筒(7)を挿入する孔(9)を備えている。
【0012】ビス(10)は台脚(8)の孔(9)を介して、鋼
製管材(2)のビス受入筒(7)にねじ込まれ、鋼製管材
(2)と台脚(8)を固定する。両鋼製管材(2),(2)はそ
の背面(11),(11)が対向して、両鋼製管材(2),(2)を
所要間隔を設けて立設するように、台脚(8)に固定され
ている。
【0013】両鋼製管材(2),(2)の対向面側である背
面(11),(11)側には、互いに等高位置をなして上下方向
に並設される複数の通孔(3)が穿設されている。また、
両鋼製管材(2),(2)には、互いに等高位置にこれら通
孔(3)と同方向に貫通する複数の貫通孔(4)が穿設され
ている。
【0014】本実施例では、鋼製管材(2)の背面(11)の
上部、中間部、下部にそれぞれ貫通孔(4)を穿設し、貫
通孔(4),(4)間に通孔(3)を穿設しているが、貫通孔
(4)は上部と下部に、又は中間部のみに設けるようにし
ても良い。図2に示す如く、対向する各通孔(3)には、
支軸(5)の両端部が嵌挿し、その両端部が両鋼製管材
(2),(2)の内面に当接して、支軸(5)が両鋼製管材
(2),(2)により狭持されるように設定されている。
【0015】連結軸(6)は、図3に示す如く、支軸(5)
より僅かに長寸で、対向する各貫通孔(4)に挿通され、
連結軸(6)の両端部は、両鋼製管材(2),(2)の対向面
である背面(11),(11)の反対側面、すなわち両鋼製管材
(2),(2)の正面(12),(12)側(外側)で各貫通孔(4)周
縁に溶接(13)されている。
【0016】次に、作用について説明する。まず、両鋼
製管材(2),(2)の背面(11),(11)が対向して、両鋼製
管材(2),(2)を所要の間隔を設けて立設するように、
ビス受入筒(7)を台脚(8)の孔(9)に挿入して、鋼製管
材(2)と台脚(8)を台脚(2)の孔(9)を介してねじ込ま
れるビス(10)により固定する。両鋼製管材(2),(2)の
背面(11),(11)側に穿設した対向する各通孔(3)に、支
軸(5)の両端部を嵌挿して、支軸(5)を両鋼製管材
(2),(2)により狭持する。
【0017】支軸(5)より僅かに長寸とした連結軸(6)
を対向する各貫通孔(4)に挿通して、連結軸(6)の両端
部を両鋼製管材(2),(2)の正面(12),(12)側で各貫通
孔(4)周縁に溶接して、両鋼製管材(2),(2)を一体に
連結する。これにより、各通孔(3)に嵌挿した支軸(5)
が抜け外れることなく、支軸(5)を安定して取り付るこ
とができる。
【0018】これら支軸(5),(5)間には、図4又は図
5に示す掛フック(14)又は棚受フック(15)が吊り掛けら
れる(図6参照)。また、両鋼製管材(2),(2)には、連
結軸(6)を溶接するためだけの数少ない貫通孔(4)を穿
設すれば良いから、両鋼製管材(2),(2)の連結が簡単
になるばかりでなく、鋼製管材(2)の強度が損なわれる
こともない。
【0019】さらに、連結軸(6)は、両鋼製管材(2),
(2)の正面(12),(12)側より各貫通孔(4)周縁に容易に
溶接することができるので、両鋼製管材(2),(2)の間
隙を、各支軸(5)に吊り掛けた、図4又は図5に示す掛
フック(14)又は棚受フック(15)等のハンガー類が大きく
振れない程度に狭くすることができる。
【0020】
【考案の効果】本考案は、次の効果を奏する。 (a) 一対の鋼製管材の対向面側に穿設した各通孔に、支
軸の両端部を嵌挿して、支軸より僅かに長寸とした連結
軸を貫通孔に挿通して、連結軸の両端部を両鋼製管材の
前記対向面と反対側面で貫通孔周縁に溶接したので、各
通孔に嵌挿した支軸が抜け外れることなく、支軸の安定
した取付けが可能となる。 (b) 両鋼製管材には、連結軸を溶接するためだけの貫通
孔を穿設すれば良いから、両鋼製管材の連結が簡単であ
るばかりでなく、鋼製管材の強度が損なわれることもな
い。 (c) 連結軸は、両鋼製管材の前記対向面と反対側面、す
なわち両鋼製管材の外側より貫通孔周縁に容易に溶接す
ることができるので、両鋼製管材の間隙を、支軸に吊り
掛けたハンガー類が大きく振れない程度に狭くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の陳列台用支柱の全体を示す図で
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本考案実施例の陳列台用支柱に用いられるハン
ガー類の一例としての掛フックを示す図である。
【図5】本考案実施例の陳列台用支柱に用いられるハン
ガー類の他の例としての棚受フックを示す図である。
【図6】本考案実施例の陳列台用支柱に掛フックを取り
付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
(1) 本考案の陳列台用支柱 (2) 鋼製管材 (3) 通孔 (4) 貫通孔 (5) 支軸 (6) 連結軸 (7) ビス受入筒 (8) 台脚 (9) 孔 (10) ビス (11) 鋼製管材の背
面 (12) 鋼製管材の正面 (13) 溶接部 (14) 掛フック (15) 棚受フック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の間隔を設けて立設し、その対向面
    側に互いに等高位置をなして上下方向に並設する複数の
    通孔を穿設した一対の鋼製管材と、両端部を互いに対向
    する各通孔に嵌挿する支軸と、前記通孔と同方向で、互
    いに等高位置をなして両鋼製管材を貫通するように穿設
    された貫通孔と、貫通孔に挿通して、前記支軸より僅か
    に長寸とした連結軸と、を備え、連結軸の両端部を両鋼
    製管材の前記対向面と反対側面で貫通孔周縁に溶接した
    ことを特徴とする陳列台用支柱。
JP5224891U 1991-06-12 1991-06-12 陳列台用支柱 Expired - Lifetime JPH07133Y2 (ja)

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JP5224891U JPH07133Y2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 陳列台用支柱

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Publication Number Publication Date
JPH0657261U JPH0657261U (ja) 1994-08-09
JPH07133Y2 true JPH07133Y2 (ja) 1995-01-11

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