JPH0713399B2 - 構築物用吊り足場の鋼管固定部材 - Google Patents

構築物用吊り足場の鋼管固定部材

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JPH0713399B2
JPH0713399B2 JP22396090A JP22396090A JPH0713399B2 JP H0713399 B2 JPH0713399 B2 JP H0713399B2 JP 22396090 A JP22396090 A JP 22396090A JP 22396090 A JP22396090 A JP 22396090A JP H0713399 B2 JPH0713399 B2 JP H0713399B2
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典明 正木
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、橋梁等の構築物の下面に沿つて、チエンで吊
る足場の丸棒,角棒よりなる鋼管をチエンに固定するた
めに使用する構築物用吊り足場の鋼管固定部材に関する
ものである。
<従来の技術> 第4図を参考にして橋梁10の下側に吊足場を設ける方法
を説明する。
「おやご」と呼ばれる長さ5m程度の長手方向足場鋼管2
に1m程度の間隔で、チエン1の下端を巻いてフツク止め
し、「こうらん」と呼ばれる橋の端に数人の作業員が立
つて各自1本ずつのチエン1を同時に垂らして長手方向
に足場鋼管2を下ろしていた。そして長手方向足場鋼管
2は水平状態を吊下げ、チエン1の上部を橋梁10に固定
していた。しかるのち長手方向足場鋼管2に「ころば
し」と呼ばれる横方向の足場鋼管9を載せて交差箇所を
連結し、安全ネツト11を張ると共に足場鋼管上に足場板
12を乗せている。
<発明が解決しようとする課題> 最初に長手方向足場鋼管を下ろして水平状態にするの
は、橋上からでは非常に困難な作業であつた。
本発明は、上記課題を解決した構築物吊り足場の鋼管固
定部材を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 図面を参考にして説明する。上記目的を達成するため
に、本発明に係る構築物吊り足場の鋼管固定部材は、構
築物に沿つてチエンで吊る足場に鋼管を固定するために
使用する固定部材であつて、鋼管9を取り外し可能に保
持するクランプ4の包囲片4aにX字状のチエン結合部材
7を重ね固定結合し(第1図)、或はクランプ4の包囲
片4aに結合部材5及び平板6を介して、X字状のチエン
結合部材7を重ねて回転自在に結合(第2図)し、その
チエン結合部材7の相対する凹の部分間に貫通する一対
のX字状の孔7aをあけ、その孔7aのいずれか一方及びチ
エン1を構成する長円状のリンク1aにシヤツクルピン8
を通し、連結することにより鋼管9をチエン1に固定し
たものである。
<作用> 本発明は上記のように構成されるため、クランプ4によ
つて鋼管9を確実に保持した上、チエン結合部材7の相
対する凹の部分間に開けた一対のX字状の孔7aのうち、
シヤツクルピン8を通す対象のチエン1を構成するリン
ク1aの方向に適した孔7a、及びリンク1aの長穴にシヤツ
クルピン8を通すことによつて、チエン1によじれを生
ずることがない。なお、チエン1aに鋼管9を傾斜させて
懸吊する場合にも容易に孔7aにシヤツクルピン8を通す
ことができる。
また、チエン1が長すぎることがあつても、適当なリン
ク1aにシヤツクルピン8を通し、チエン1の残りの部分
はその先端に予めフツクを結合しておき、作業の支障に
ならないように上方のリンク1aのいずれかにフツクを掛
けることも可能である。
<実施例> 実施例について図面を参考に説明すると、1は橋梁等の
構築物の下面に沿つて吊つたチエン、1aはそのチエン1
を構成する長円状のリンク、2は前記チエン1の下端に
取り付けた足場鋼管、3は本発明に係わる鋼管固定部材
であつて、次のように構成される。すなわち、4はクラ
ンプであつて円形(第1図)もしくは正方形(第2図)
の内縁を持つ2つの包囲片4a,4bを組合せたものであ
り、4cはその包囲片4a,4bの一方の端同士を回転自在に
結合するヒンジ、4dは他方の端のうちの一つにピン4eに
よつて軸着したボルト、4hは相対する他の一つの包囲片
4b端にあけた切り欠き、4fはその切り欠き4hに引掛けた
ボルト4dの螺着ナツトである。
クランプ4にはチエン結合部材7を重ねて固定し(第1
図)、或はクランプ4の包囲片4aに結合部材5及び平板
6を介して、回転自在もしくは固定してある。7はその
平板6に重ねて結合したX字状のチエン結合部材、7a,7
aはそのX字状のチエン結合部材7の相対する凹の部分
にあけた一対のX字状の孔、8はそのX字状の孔7aに通
したU字状のシヤツクルピンであつて、8aはその包囲
片、8bはネジ棒であつて、前記包囲片8aの一端に形成し
た通孔8c及び他端をあけた螺孔8dに通し、螺着してあ
る。なお、チエン1の先端にはフツク(図示省略)を結
合してある。
次に作用について説明する。本発明に係る構築物用吊り
足場の鋼管固定部材は、クランプ4によつて鋼管9を確
実に保持した上、シヤツクルピン8をリンク1a及びチエ
ン結合部材7の相対する凹の部分間に開けた対のX字状
の孔7aのいずれかに通し、ネジ棒8bを透孔8c及び螺孔8d
に通し、螺着することによつてクランプ4にチエン1を
結合し、鋼管9をチエン1に懸吊固定する。その際シヤ
ツクルピン8を通すX字状の孔7aはリンク1aの方向に垂
直な方向のものを容易に選ぶか、そのように調整するこ
とができ、チエン1によじれを生ずることがない。な
お、チエン1aに鋼管9を傾斜させて懸吊する場合にも、
適用可能であり、容易に孔7aにシヤツクルピン8を通す
ことができる。
また、チエン1が長すぎることがあつても、適当なリン
ク1aにシヤツクルピン8を通し、チエン1の残りの部分
はその先端に予めフツク(図示省略)を結合しておき、
作業の支障にならないように上方のリンク1aのいずれか
にフツクを引掛けることも可能である。
<発明の効果> 本発明は、以上説明したように構成されているため、鋼
管9のチエン1への固定が簡単,安全,確実に行うこと
ができる。
また、この発明に係る鋼管固定部材を使うと、長手方向
足場パイプからのリンクの数を数え、同数番目のリンク
を橋梁に留めれば、長手方向リンクを水平な状態に保つ
ことが出来るので、作業能率を著しく向上させることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す正面図、第3
図はその平面図、第4図は本発明を適用した吊り足場で
ある。 1……チエン 1a……長円状のリンク 2……長手方向足場鋼管 3……鋼管固定部材 4……クランプ 4a,4b……包囲片 4c……ヒンジ 4d……ボルト 4e……ピン 4f……ナツト 4h……切り欠き 5……結合部材 6……平板 7……チエン結合部材 7a……孔 8……シヤツクルピン 8a……包囲片 8b……ネジ棒 8c……透孔 8d……螺孔 9……幅方向足場鋼管 10……橋梁 11……安全ネツト 12……足場板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構築物に沿つてチエンで吊る足場に鋼管を
    固定するために使用する固定部材において、鋼管(9)
    を取り外し可能に保持するクランプ(4)の包囲片(4
    a)にX字状のチエン結合部材(7)を重ね固定結合
    し、そのチエン結合部材(7)の相対する凹の部分間に
    貫通する一対のX字状の孔(7a)をあけ、その孔(7a)
    のいずれか一方及びチエン(1)を構成する長円状のリ
    ンク(1a)にシヤツクルピン(8)を通し、連結するこ
    とにより鋼管(9)をチエン(1)に固定する構築物用
    吊り足場の鋼管固定部材。
  2. 【請求項2】構築物に沿つてチエンで吊る足場に鋼管を
    固定するために使用する固定部材において、鋼管(9)
    を取り外し可能に保持するクランプ(4)の包囲片(4
    a)に平板(6)を介して、X字状のチエン結合部材
    (7)を重ね回転自在に結合し、そのチエン結合部材
    (7)の相対する凹の部分間に貫通する一対のX字状の
    孔(7a)をあけ、その孔(7a)のいずれか一方とチエン
    (1)を構成する長円状のリンク(1a)とにシヤツクル
    ピン(8)を通し、連結することにより鋼管(9)をチ
    エン(1)に固定する構築物用吊り足場の鋼管固定部
    材。
JP22396090A 1990-08-25 1990-08-25 構築物用吊り足場の鋼管固定部材 Expired - Lifetime JPH0713399B2 (ja)

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