JPH0713356B2 - シャワー洗浄装置 - Google Patents
シャワー洗浄装置Info
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- JPH0713356B2 JPH0713356B2 JP17186691A JP17186691A JPH0713356B2 JP H0713356 B2 JPH0713356 B2 JP H0713356B2 JP 17186691 A JP17186691 A JP 17186691A JP 17186691 A JP17186691 A JP 17186691A JP H0713356 B2 JPH0713356 B2 JP H0713356B2
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Description
プ状に周回する漉網のシャワー洗浄装置に関する。
ず、実質的にループ状周回体であって該ループの外側面
にて紙原料パルプ等搬送するものの全てを含むものとす
る。
プの微細繊維等が付着するため、シャワーノズルから噴
出する洗浄液によりこれを洗浄することとしており、図
5又は図6のものがある。
1の外側にシャワーノズル2を配置し、シャワーノズル
2によってワイヤ1の外側から内側に向けて高圧洗浄液
を吹付けるとともに、ワイヤ1の内側に透過洗浄液を回
収する透過液回収箱3を配置し、各ワイヤ1の外側に跳
返り洗浄液を回収する跳返り液回収箱4を配置して構成
されている。ここで、透過液回収箱3は排液ライン5を
備える。そして、跳返り液回収箱4はバキューム室とさ
れ、上部にバキュームライン6を備え、下部に排液ライ
ン7を備えている。
ノズル2を配置し、ワイヤ1の内側に透過液回収箱3を
配置し、かつワイヤ1の外側に跳返り液回収箱4を配置
している。ここで、図6のものが図5のものと異なる点
は、透過液回収箱3をバキューム室とし、透過液回収箱
3の上部にバキュームライン6を備え、下部に排液ライ
ンを備え、跳返り液回収箱4に排液ライン5を備えるこ
ととしたことにある。
は、紙原料パルプ等が載置されるループの外側面を清浄
に保つことが重要であり、従って、シャワーノズル2
は、図5、図6のものの如く、ワイヤ1の外側から内側
に向けて高圧洗浄液を吹付けることとしているのであ
る。
にあっては、シャワーノズル2から噴出した洗浄の高圧
洗浄液はワイヤ1に衝突すると、2/3 〜 3/5はワイヤ1
を透過するものの、1/3〜 2/5はワイヤ1を透過せずに
跳ね返り、ワイヤ1の走行ラインに沿う飛沫液となる。
この跳返り飛沫液は、微細繊維質を含み、或いは充填料
物を含んでいるため、直ちに回収しないと、周辺を汚損
し、或いは汚物として蓄積された後に湿紙上に落下して
断紙の原因となる。
り液回収箱4に設けたバキュームライン6の吸引力が大
であっても、上述のワイヤ1からの跳返り飛沫液がワイ
ヤ1の走行ラインに併流し、結果として跳返り液回収箱
4のワイヤ入側とワイヤ出側より周辺に吹き出る状態を
解消できていない。
の透過液回収箱3をバキューム室とし、ワイヤ1の外側
のシャワーノズル2からより高圧の洗浄液を噴出し、洗
浄液の透過促進を図ったものであるが、この場合には、
より高圧の洗浄液がワイヤ1に衝突してかえって激しく
跳ね返り、跳返り液回収箱4からの飛沫液の発生を効果
的には低減できない。
発生を低減することを目的とする。
回する漉網の外側にシャワーノズルを配置し、該シャワ
ーノズルによって該漉網の外側から内側に向けて高圧洗
浄液を吹付けるとともに、該漉網の内側に透過洗浄液を
回収する透過液回収箱を配置し、かつ該漉網の外側に跳
返り洗浄液を回収する跳返り液回収箱を配置してなるシ
ャワー洗浄装置において、該跳返り液回収箱の漉網入側
と漉網出側のそれぞれに、該漉網の走行ラインに沿って
該跳返り液回収箱の内側に向かう高圧空気を該漉網の全
幅に吹付ける空気ノズルを設置したものである。
れた後、漉網に衝突して跳ね返り、更に跳返り液回収箱
の漉網入側と漉網出側から周辺に噴出しようとする飛沫
液は、それらの入側と出側に設置されている空気ノズル
からの高圧空気により跳返り液回収箱内に押し返される
如くにて封止される。従って、跳返り液回収箱からの飛
沫液の発生を低減し、周辺汚損等の発生を確実に防止で
きる。
装置を示す側断面図、図2は図1の正面図、図3はシャ
ワー洗浄装置の配管系統図、図4はシャワー洗浄装置が
適用された抄紙機を示す模式図である。
される紙原料パルプをフォーミングワイヤ12、バッキ
ングワイヤ13、トランスファフェルト14等に順次移
載し、紙層を形成する。そして、ワイヤ12、13のル
ープ状周回ラインの中間部にシャワー洗浄装置15を設
置している。以下、フォーミングワイヤ12に設けたシ
ャワー洗浄装置15について説明するが、バッキングワ
イヤ13に設けたものも同様である。
す如く、ワイヤ12の外側にシャワーノズル16を配置
している。シャワーノズル16はワイヤ12の外側から
内側に向けて高圧洗浄液を吹き付ける。尚、シャワーノ
ズル16は、具体的には、口径 1mm程度のノズル口を等
間隔に備え、かつワイヤ12の幅方向に沿って均一にト
ラバースされながら、15kg/cm2以上の高圧洗浄水を噴出
する。
側に透過洗浄液を回収する透過液回収箱17を配置して
いる。透過液回収箱17は下部に排液ライン18を備
え、かつ透過液を排液ライン18の側にガイドするガイ
ド板19を備えている。
側に跳返り洗浄液を回収する跳返り液回収箱21を配置
している。跳返り液回収箱21は、バキユーム室とさ
れ、上部にバキュームライン22を備え、下部に排液ラ
イン23を備えている。
液回収箱21のワイヤ入側とワイヤ出側のそれぞれに、
ワイヤ12の走行ラインに沿って跳返り液回収箱21の
内側に向かう高圧空気をワイヤ12の全幅に吹き付ける
空気ノズル24、25を設置している。空気ノズル2
4、25は空気室24A、25Aに開口されて設けら
れ、ワイヤ12の走行速度と同等もしくは若干速い風速
の高圧空気を吹き付け、ワイヤ12に併流する跳返り飛
沫液を跳返り液回収箱21内に押し返す如くにて封止す
る。
3に示す如く、跳返り液回収箱21に設けたバキューム
ライン22のバキューム発生源と、空気ノズル24、2
5への高圧空気発生源とを、単一のブロア26にて兼用
化している。
27を介して跳返り液回収箱21のバキューライン22
が接続され、バキュームライン22によって吸引した跳
返り液回収箱21内の気液(空気と洗浄液)を気液分離
器27にて分離し、分離した洗浄液をシールピット28
に導いている。シールピット28には跳返り液回収箱2
1の排液ライン23、透過液回収箱17の排液ライン1
8も接続されている。また、ブロア26の吐出口には空
気ノズル24、25が接続されている。
ーム調節弁31が介装され、跳返り液回収箱21のバキ
ューム室圧力を調節可能としている。また、ブロア26
の吐出ラインには空気圧力調節弁32が介装され、空気
ノズル24、25の吹出し風速を調節可能としている。
尚、跳返り液回収箱21のバキューム室圧力、空気ノズ
ル24、25からの吹出し風速は、抄速及び機械幅に対
応して設定される。
る。
から噴き出された後、ワイヤ12にに衝突して跳ね返
り、更に跳返り液回収箱21のワイヤ入側とワイヤ出側
から周辺に噴き出ようとする飛沫液は、それらの入側と
出側に設置されている空気ノズル24、25からの高圧
空気により、バキュームライン22によってバキューム
室とされている跳返り液回収箱21内圧力との大きな差
圧を得る状態下で、跳返り液回収箱21内に押し返され
る如くにて封止される。従って、跳返り液回収箱21か
らの飛沫液の発生を低減し、周辺汚損等の発生を確実に
防止できる。
ーム室とするものに本発明を適用した例であるが、本発
明は透過液回収箱をバキューム室とするもの(図4の構
造)等にも広く適用できる。
果を図4に示した従来装置と比較して示すものである。
表1によれば、本発明装置により、跳返り液回収箱から
の飛沫液の発生が皆無となることが認められる。
回収箱からの飛沫液の発生を低減することができる。
置を示す側断面図である。
示す模式図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ループ状に周回する漉網の外側にシャワ
ーノズルを配置し、該シャワーノズルによって該漉網の
外側から内側に向けて高圧洗浄液を吹付けるとともに、
該漉網の内側に透過洗浄液を回収する透過液回収箱を配
置し、かつ該漉網の外側に跳返り洗浄液を回収する跳返
り液回収箱を配置してなるシャワー洗浄装置において、
該跳返り液回収箱の漉網入側と漉網出側のそれぞれに、
該漉網の走行ラインに沿って該跳返り液回収箱の内側に
向かう高圧空気を該漉網の全幅に吹付ける空気ノズルを
設置したことを特徴とするシャワー洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17186691A JPH0713356B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | シャワー洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17186691A JPH0713356B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | シャワー洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04370287A JPH04370287A (ja) | 1992-12-22 |
JPH0713356B2 true JPH0713356B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=15931243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17186691A Expired - Fee Related JPH0713356B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | シャワー洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713356B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI97157C (fi) * | 1995-09-15 | 1996-10-25 | Valmet Corp | Laite viiran pesussa paperikoneessa/kartonkikoneessa |
FI121386B (fi) * | 2009-03-09 | 2010-10-29 | Metso Paper Inc | Kunnostuslaitteisto kuiturainakoneen kudosta varten |
DE102009059790B4 (de) * | 2009-12-21 | 2017-03-30 | Paprima Industries Inc. | Reinigungsvorrichtung |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP17186691A patent/JPH0713356B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04370287A (ja) | 1992-12-22 |
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