JPH07132951A - 王冠の印刷方法 - Google Patents
王冠の印刷方法Info
- Publication number
- JPH07132951A JPH07132951A JP5305790A JP30579093A JPH07132951A JP H07132951 A JPH07132951 A JP H07132951A JP 5305790 A JP5305790 A JP 5305790A JP 30579093 A JP30579093 A JP 30579093A JP H07132951 A JPH07132951 A JP H07132951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- crown
- crown cap
- coat
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D51/00—Closures not otherwise provided for
- B65D51/24—Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes
- B65D51/245—Closures not otherwise provided for combined or co-operating with auxiliary devices for non-closing purposes provided with decoration, information or contents indicating devices, labels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Printing Methods (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は口部を密封する金属板よりなった王冠に関し、
さらに詳しくは該王冠の頂面に標示マークを印刷する印
刷方法に関するものである。 【構成】 下地塗料を塗布した金属板から王冠を打ち抜
き造形し、その後上塗塗料を前記下地塗料と反応せしめ
て印刷標示せしめることを特徴としている。
さらに詳しくは該王冠の頂面に標示マークを印刷する印
刷方法に関するものである。 【構成】 下地塗料を塗布した金属板から王冠を打ち抜
き造形し、その後上塗塗料を前記下地塗料と反応せしめ
て印刷標示せしめることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、瓶を密封する王冠に関
し、具体的には王冠の頂部に標示マークを印刷する印刷
方法の改良に関する。
し、具体的には王冠の頂部に標示マークを印刷する印刷
方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、王冠は、STPE(ブリキ)、T
FS(クロム処理鋼板)などの金属板材の表面に多数個
の標示マーク等の印刷が行なわれた後にクリヤニスが全
面に塗布され、その後に焼付けをなして塗装を完了し、
この後多数個を打ち抜く抜き型を持って同時に多数個所
望の形状に打ち抜き王冠を形成していた。
FS(クロム処理鋼板)などの金属板材の表面に多数個
の標示マーク等の印刷が行なわれた後にクリヤニスが全
面に塗布され、その後に焼付けをなして塗装を完了し、
この後多数個を打ち抜く抜き型を持って同時に多数個所
望の形状に打ち抜き王冠を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記工程を経て形成さ
れる王冠にあっては、金属板材表面に印刷された多数個
の標示マークを次工程の打ち抜き工程で位置の狂いなく
打ち抜き形成されなければならず、従って極めて微妙な
調整作業を強いるものであり、また、印刷の後に造形加
工あるいは搬送作業がなされるのでその表面に傷等が付
き易く不良率を上げる要因となっていた。
れる王冠にあっては、金属板材表面に印刷された多数個
の標示マークを次工程の打ち抜き工程で位置の狂いなく
打ち抜き形成されなければならず、従って極めて微妙な
調整作業を強いるものであり、また、印刷の後に造形加
工あるいは搬送作業がなされるのでその表面に傷等が付
き易く不良率を上げる要因となっていた。
【0004】また、上記の如くの多数個取の成形方法に
おいてはどうしても生産ロットが大きくなり、少量の生
産では不良率も上がり製造単価を高める不都合がある。
本発明はこのような欠点に鑑み、少ロット生産を可能と
し製造が容易で形成スピードの速い王冠の印刷方法を提
供することを目的としている。
おいてはどうしても生産ロットが大きくなり、少量の生
産では不良率も上がり製造単価を高める不都合がある。
本発明はこのような欠点に鑑み、少ロット生産を可能と
し製造が容易で形成スピードの速い王冠の印刷方法を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面を基に説
明すると図1に示すように、金属板(1)から打ち抜き
絞り形成された王冠の印刷方法であって、下地塗料
(2)を塗布した金属板(1)をもって所望の王冠形状
に造形してライナー等の密封材(3)を天面内側に装着
した後、天面の印刷面に標示マークする上塗塗料(4)
を前記下地塗料(2)と反応せしめて密着印刷なさしめ
ることを特徴としている。この下地塗料(2)にはエポ
キシ−フェノール樹脂塗料を用い、アクリル樹脂系、あ
るいはウレタン樹脂系、またはエポキシ樹脂系の内の一
つからなる上塗塗料(4)を前記下地塗料(2)の上面
に塗布した後、紫外線を照射するかあるいは高周波の照
射による加熱によって硬化せしめる構成である。
明すると図1に示すように、金属板(1)から打ち抜き
絞り形成された王冠の印刷方法であって、下地塗料
(2)を塗布した金属板(1)をもって所望の王冠形状
に造形してライナー等の密封材(3)を天面内側に装着
した後、天面の印刷面に標示マークする上塗塗料(4)
を前記下地塗料(2)と反応せしめて密着印刷なさしめ
ることを特徴としている。この下地塗料(2)にはエポ
キシ−フェノール樹脂塗料を用い、アクリル樹脂系、あ
るいはウレタン樹脂系、またはエポキシ樹脂系の内の一
つからなる上塗塗料(4)を前記下地塗料(2)の上面
に塗布した後、紫外線を照射するかあるいは高周波の照
射による加熱によって硬化せしめる構成である。
【0006】
【作用】本発明は、図1に示すように、密封材(3)で
あるライナーまで装着された王冠の形成後に、互いに反
応する上塗塗料(4)と下地塗料(2)とを用いてその
天面に標示マークを密着印刷なさしめるものであり、塗
料の塗布後に焼付け処理あるいは乾燥処理を施すことな
く短時間に強固な印刷層を形成せしめるものである。
あるライナーまで装着された王冠の形成後に、互いに反
応する上塗塗料(4)と下地塗料(2)とを用いてその
天面に標示マークを密着印刷なさしめるものであり、塗
料の塗布後に焼付け処理あるいは乾燥処理を施すことな
く短時間に強固な印刷層を形成せしめるものである。
【0007】
【実施例】本発明を実施するに、前記下地塗料(2)と
しては、エピクロルヒドリンとビスフェノールAが合成
されるエポキシ樹脂とフェノール樹脂を硬化剤として加
熱架橋するエポキシ−フェノール樹脂塗料が用いられ、
これに反応する上塗塗料(4)は、アクリル酸・メタク
リ酸の誘導体を主成分とするアクリル樹脂塗料、あるい
はポリイソシアネートを重要成分として用いるポリウレ
タン樹脂塗料、及び前記したエポキシ樹脂塗料などが適
当である。前記のような下地塗料(2)を塗布された王
冠に対して前記の上塗塗料(4)を塗布し、その後、紫
外線ランプなどの紫外線を発生可能な機器にて紫外線を
照射せしめこれによって硬化を図る方法とか、あるいは
高周波発生機によって発生された高周波を放射せしめて
硬化せしめる。
しては、エピクロルヒドリンとビスフェノールAが合成
されるエポキシ樹脂とフェノール樹脂を硬化剤として加
熱架橋するエポキシ−フェノール樹脂塗料が用いられ、
これに反応する上塗塗料(4)は、アクリル酸・メタク
リ酸の誘導体を主成分とするアクリル樹脂塗料、あるい
はポリイソシアネートを重要成分として用いるポリウレ
タン樹脂塗料、及び前記したエポキシ樹脂塗料などが適
当である。前記のような下地塗料(2)を塗布された王
冠に対して前記の上塗塗料(4)を塗布し、その後、紫
外線ランプなどの紫外線を発生可能な機器にて紫外線を
照射せしめこれによって硬化を図る方法とか、あるいは
高周波発生機によって発生された高周波を放射せしめて
硬化せしめる。
【0008】このような王冠の塗料塗布設備において
は、王冠単体でのスタンプ方式の印刷を可能とするから
極めて簡単な印刷設備で事足り、またその印刷スピード
も位置あわせが容易であるので高速化が図れる。また、
成形工程において該王冠はその頂部が幾分膨らむR形状
に造形されることも多く、この場合上塗塗料(4)の乗
るスタンプ面を凹面に形成するかあるいは柔軟度の高い
材質で形成するして該R面に沿わせる構造を持たせるこ
とが必要となる。
は、王冠単体でのスタンプ方式の印刷を可能とするから
極めて簡単な印刷設備で事足り、またその印刷スピード
も位置あわせが容易であるので高速化が図れる。また、
成形工程において該王冠はその頂部が幾分膨らむR形状
に造形されることも多く、この場合上塗塗料(4)の乗
るスタンプ面を凹面に形成するかあるいは柔軟度の高い
材質で形成するして該R面に沿わせる構造を持たせるこ
とが必要となる。
【0009】
【発明の効果】上記のような構成によって、以下に示す
優れた効果が得られる。本発明は打ち抜き工程で図柄に
影響されない最も効率的な打ち抜き形成を可能とし、印
刷ズレのない表示をなし、高温焼付けあるいは長時間乾
燥することなく強い印刷層を実現せしめ、内部のライナ
ーに熱影響を及ぼすこともない。また、前記下地塗料
(2)と前記上塗塗料(4)は長期間経過後であっても
反応硬化により強い密着を期待できるので下地塗料
(2)の塗布状態での長期保管が可能であり、このよう
な未仕上げ状態の無地王冠の在庫が持てれば少ロットの
注文に対しても迅速に生産対応でき、極めて利用度が高
く成形コスト低減に与える影響は大きい。
優れた効果が得られる。本発明は打ち抜き工程で図柄に
影響されない最も効率的な打ち抜き形成を可能とし、印
刷ズレのない表示をなし、高温焼付けあるいは長時間乾
燥することなく強い印刷層を実現せしめ、内部のライナ
ーに熱影響を及ぼすこともない。また、前記下地塗料
(2)と前記上塗塗料(4)は長期間経過後であっても
反応硬化により強い密着を期待できるので下地塗料
(2)の塗布状態での長期保管が可能であり、このよう
な未仕上げ状態の無地王冠の在庫が持てれば少ロットの
注文に対しても迅速に生産対応でき、極めて利用度が高
く成形コスト低減に与える影響は大きい。
【0010】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【0011】
1 金属板 2 下地塗料 3 密封材 4 上塗塗料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 51/24 D
Claims (2)
- 【請求項1】 金属板から打ち抜き絞り形成された王冠
の印刷方法において、下地塗料を塗布した金属板をもっ
て所望の王冠形状に打抜造形し王冠を形成した後、印刷
面に標示マークする上塗塗料を前記下地塗料と反応せし
めて密着印刷なさしめることを特徴とする王冠の印刷方
法。 - 【請求項2】 前記下地塗料にエポキシ−フェノール樹
脂塗料を用い、アクリル樹脂系、あるいはウレタン樹脂
系、またはエポキシ樹脂系の内いずれかからなる上塗塗
料を前記下地塗料の上面に塗布して反応硬化せしめるこ
とを特徴とする請求項1の王冠の印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305790A JPH07132951A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 王冠の印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305790A JPH07132951A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 王冠の印刷方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132951A true JPH07132951A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17949393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5305790A Pending JPH07132951A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 王冠の印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07132951A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002284158A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Showa Aluminum Kan Kk | 滑り性に優れた金属容器およびその製造方法 |
DE102019107940A1 (de) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | Tampoprint Ag | Vorrichtung zum Bedrucken von Kronkorken |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5305790A patent/JPH07132951A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002284158A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Showa Aluminum Kan Kk | 滑り性に優れた金属容器およびその製造方法 |
DE102019107940A1 (de) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | Tampoprint Ag | Vorrichtung zum Bedrucken von Kronkorken |
DE102019107940B4 (de) | 2019-03-27 | 2022-07-14 | Tampoprint Ag | Vorrichtung zum Bedrucken von Kronkorken |
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