JPH07132898A - 高所作業機 - Google Patents

高所作業機

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Publication number
JPH07132898A
JPH07132898A JP5279602A JP27960293A JPH07132898A JP H07132898 A JPH07132898 A JP H07132898A JP 5279602 A JP5279602 A JP 5279602A JP 27960293 A JP27960293 A JP 27960293A JP H07132898 A JPH07132898 A JP H07132898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
working
work table
mortar layer
working table
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5279602A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kiyokawa
川 晋 清
Atsushi Saji
治 敦 佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misato Co Ltd
Original Assignee
Misato Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misato Co Ltd filed Critical Misato Co Ltd
Priority to JP5279602A priority Critical patent/JPH07132898A/ja
Publication of JPH07132898A publication Critical patent/JPH07132898A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高所作業機の作業テーブルの上に乗って作業
をしている作業者に対する暖房を施すことによって、作
業環境を改善できるようにする。 【構成】 上下方向に昇降自在な作業テーブル1を備え
た高所作業機において、前記作業テーブル1の少なくと
も一部にモルタル層9を設け、このモルタル層9の内部
にヒータ7を埋設することにより、上下方向に昇降自在
な作業テーブル1をヒータ7を介して暖め、この作業テ
ーブル1からの熱によって、この作業テーブル1の上に
乗って作業している作業者に暖かさを感じさせるととも
に、ヒータ7が外部に露出してしまうことを防止するこ
とができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降自在な作業テーブ
ルを備えた高所作業機に関し、特に前記作業テーブルの
平面上の占有面積がかなり広い時に、これに乗って作業
を行う作業者に対する冬季における作業環境の向上を図
った高所作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、航空機の格納室は、かなり広い
面積を占めるばかりでなく、天井もかなり高くなるよう
に構築されており、その内部には、一般にエンジンの組
み立てやエンジンの発火テスト等を行うための大型の高
所作業機が設置されている。
【0003】この高所作業機には、例えば12000m
m×8000mmとかなり広い面積を占めて上下方向に
昇降自在な作業テーブルが備えられ、作業者がこの作業
テーブルの上に乗って各種の作業を行うようになってい
る。
【0004】また、一般にエンジンの組み立てや発火テ
ストを行う作業空間は、爆発を防止する防爆エリアとな
っており、このエリア内での火や電気ヒータ等の使用が
厳禁されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上記航空機の格納室等、大型の部屋にあっては、この部
屋の内部全体を暖房しようとしても、暖房能力に限界が
あるばかりでなく、無駄が多く、特に上記のような作業
テーブル上が防爆エリアとなっている高所作業機におい
ては、この作業テーブルの上に乗って作業をする作業者
に対する暖房手段が全くなく、このため冬場において
は、非常に寒い環境の中で作業せざるを得ないのが現状
であった。
【0006】本発明は上記に鑑み、高所作業機の作業テ
ーブルの上に乗って作業をしている作業者に対する暖房
を施すことによって、作業環境を改善できるようにした
ものを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る高所作業機は、上下方向に昇降自在な
作業テーブルを備えた高所作業機において、前記作業テ
ーブルの少なくとも一部にモルタル層を設け、このモル
タル層の内部にヒータを埋設したことを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、上下方
向に昇降自在な作業テーブルをヒータを介して暖め、こ
の作業テーブルからの熱によって、この作業テーブルの
上に乗って作業している作業者に暖かさを感じさせると
ともに、ヒータが外部に露出してしまうことを防止する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、ヒータとして面状ヒータを使用した本
発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】同図において、付番1は作業テーブルで、
この作業テーブル1は、例えば航空機の格納室内に設置
されるもので、その幅(W)×長さ(L)は、8000
mm×12000mmに設定されているとともに、その
周縁部には、安全柵2が着脱自在に張り巡らされてい
る。
【0011】前記作業テーブル1は、例えばコンクリー
ト製の基盤3上に立設された上下方向に伸縮自在なテー
ブルリフト4の上端に連結され、これによって、テーブ
ルリフト4の伸縮に伴って、平行な状態を維持したま
ま、上下方向に昇降するようになっている。
【0012】即ち、前記テーブルリフト4は、いわゆる
シザースタイプのもので、X状に中央部を回転自在に連
結したリンク5a,5b、5c,5dを上下2段にそれ
ぞれ回転自在に連結して配置するとともに、下段のリン
ク5aと上段のリンク5dとの間に油圧シリンダ6を襷
状に掛け渡して構成されている。
【0013】これによって、油圧シリンダ6の伸展によ
って、下段のリンク5a,5b及び上段のリンク5c,
5dが鉛直状に延びて、この上端に連結された作業テー
ブル1が上昇し、油圧シリンダ6の収縮によって、下段
のリンク5a,5b及び上段のリンク5c,5dが互い
に水平状に折り畳まれて、この上端に連結された作業テ
ーブル1が下降するように構成されている。
【0014】なお、テーブルリフトとしては、いわゆる
屈折プームタイプ等、任意のものを使用しても良いこと
は勿論である。前記作業テーブル1は、グレーテング床
部1aと鋼板床部1bとに区分されており、この鋼板床
部1bに薄肉で所定の幅を有する面状ヒータ7が不必要
な領域を除いてそのほぼ全域に亘って設置されている。
【0015】即ち、鋼板床部1bは、図1に示すよう
に、周縁部を下方に直角に屈曲させた鋼板8の下面にモ
ルタル層9を形成し、このモルタル層9の内部に前記面
状ヒータ7を硬質ウレタンボード等の断熱材10の上面
に配置した状態で埋設し、更に前記断熱材10を支持板
11で支持することによって構成されている。
【0016】このモルタル層9は、通常のモルタルやエ
ポキシ系等の樹脂モルタルによって形成されているが、
樹脂モルタルを使用した方が、収縮によるクラックの発
生を防止したり、オイルや燃料等が内部に染み込んでし
まうことを防止する上で好ましい。
【0017】また、前記面状ヒータ7の全表面にアルミ
ニウム箔を被せたり、面状ヒータ7をアルミニウム製の
袋等の内部に収容した状態で配置することにより、モル
タル層9内に染み込んだ油や燃料等から、面状ヒータ7
を保護するようにすることもできる。
【0018】これによって、面状ヒータ7の加熱に伴っ
て、モルタル層9が加熱されて熱を保持し、このモルタ
ル層9、ひいては作業テーブル1の鋼板床部1bからの
熱によって、この作業テーブル1の上に乗って作業して
いる作業者に暖かさを感じさせるとともに、面状ヒータ
7が外部に露出してしまうことを防止するようになって
いる。
【0019】なお、前記断熱材10は、モルタル層9の
裏面側から熱が外部に放出してしまうことを防止するた
めのものであり、断熱材10を設けることなく、面状ヒ
ータ7を完全にモルタル層9の内部に埋設するようにす
ることもできる。
【0020】この実施例の場合、例えば室温が5〜10
℃の場合に、鋼板床部1bの床面の温度が22〜27℃
となるように面状ヒータ7を介して加熱した場合、鋼板
床部1bにおいては、床上200mmで15〜20℃
(体感温度+1℃)、床上1500mmで15〜20℃
(体感温度+1℃)、床上3000mmで15〜18℃
(体感温度+2℃)、グレーテング床部1aにおいて
は、上記温度より2〜3℃下がることが実験により確か
められている。
【0021】なお、この実施例は、ヒータとして面状ヒ
ータ3を使用した例を示しているが、面状ヒータの他
に、線状ヒータ、コードヒータ、ケーブルヒータ、更に
は温水パイプ等の任意のヒータを使用しても良い。
【0022】また、グレーテング床部のない作業テーブ
ルにあっては、その全域に亘って均一にヒータを設置し
たり、鋼板床部であっても、任意の場所にヒータを設置
することもできることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
高所作業機の作業テーブルのモルタル層の内部に埋設し
たヒータを介して、作業テーブルの上に乗って作業をし
ている作業者に対する暖房を施し、これによって、冬季
における作業環境を改善するとともに、ヒータが外部に
露出してしまうことを防止して、例え防爆エリアに使用
する場合であっても、確実に暖房を施すことができると
いった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す作業テーブルの断面図
(図2のA−A線断面図)。
【図2】作業テーブルの平面図。
【図3】高所作業機の正面図。
【符号の説明】
1 作業テーブル 1a グレーテング床部 1b 鋼板床部 4 テーブルリフト 7 面状ヒータ(ヒータ) 9 モルタル層 10 断熱材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に昇降自在な作業テーブルを備え
    た高所作業機において、前記作業テーブルの少なくとも
    一部にモルタル層を設け、このモルタル層の内部にヒー
    タを埋設したことを特徴とする高所作業機。
JP5279602A 1993-11-09 1993-11-09 高所作業機 Withdrawn JPH07132898A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5279602A JPH07132898A (ja) 1993-11-09 1993-11-09 高所作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5279602A JPH07132898A (ja) 1993-11-09 1993-11-09 高所作業機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07132898A true JPH07132898A (ja) 1995-05-23

Family

ID=17613278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5279602A Withdrawn JPH07132898A (ja) 1993-11-09 1993-11-09 高所作業機

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JP (1) JPH07132898A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012525299A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 コリア エアロスペース インダストリーズ リミテッド ユニバーサルプラットホームとこれを用いた航空機の組立方法
CN111411788A (zh) * 2020-03-31 2020-07-14 江苏蕴石灵实业有限公司 一种碳纤维发热的地暖石材的拆卸维修方法

Cited By (3)

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US8733738B2 (en) 2009-04-30 2014-05-27 Korea Aerospace Industries, Ltd. Universal platform and aircraft assembly method using the same
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130