JPH0713257U - 衣類用ハンガー - Google Patents

衣類用ハンガー

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JPH0713257U
JPH0713257U JP4339993U JP4339993U JPH0713257U JP H0713257 U JPH0713257 U JP H0713257U JP 4339993 U JP4339993 U JP 4339993U JP 4339993 U JP4339993 U JP 4339993U JP H0713257 U JPH0713257 U JP H0713257U
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健治 中村
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株式会社ライト
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 衣類吊り部2,2と吊り掛け部12との間に平
板状の首部11を形成する。首部11のリブ部13の先端に、
間隙を介して対向して壁状のガイド部17を形成し、首部
11のガイド部17が位置する部分に、開口部18を形成す
る。開口部18の下端縁に、上端縁に向かって開口部18を
閉塞して突出する可動片部19を、弾性変形可能に形成す
る。可動片部19を対向するガイド部17の背面側に弾性変
形させ、可動片部19とガイド部17と間の間隙を開き、開
口部18を開口させる。開いた開口部18にバーコードタッ
ク15の一端を挿入し、可動片部19の弾性変形を解除して
復帰させ、バーコードタック15を滑動させる。バーコー
ド線を水平方向に平行に位置させ、可動片部19とガイド
部17と間に縦方向に係止し取り付ける。 【効果】 接着剤などの取り付け部材を必要とせず、簡
便な構造で一動作で容易に着脱できる。バーコードを正
確に読み取れ、分配効率を向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バーコードタックを装着可能な衣料用ハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、クリーニング業は合理化、効率化、環境の保護などの問題から、利用者 より被洗浄物である衣類を預かった多数の営業店舗から洗浄工場一箇所に集めて 、集中的にクリーニングする集中工場方式が主流となっている。
【0003】 そして、このような集中工場方式においては、衣類の物流が合理化および効率 化を大きく左右するため、この物流のシステム化は、各衣類ごとに各営業店舗番 号などが記録されているバーコードによりコンピュータで管理し、必要な工程へ 分配および処理する方式が用いられている。特に、各処理後の衣類を利用者に返 却すべく各営業店舗に仕分けする工程が合理化および効率化の鍵となっている。
【0004】 また、上述の仕分け工程においては、バーコードタックにバーコードを表示し 、このバーコードタックを取り付けた衣類用ハンガーに、被洗浄物の衣類が吊り 下げられ、この衣類用ハンガーを自動分配機に吊り下げ、搬送される衣類用ハン ガーのバーコードを所定の位置に取り付けた自動読取機で読み取り、各営業所毎 に設けられたスポットに分配する方法が取られている。
【0005】 そして、バーコードタックを取り付ける衣類用ハンガーとしては、例えば実開 平5−43972号公報に記載された構成の衣類用ハンガーが知られている。
【0006】 この実開平5−43972号公報に記載の衣類用ハンガーは、図3に示すよう に、下方に拡開するように左右に突出する衣類吊り部31,31を形成し、この衣類 吊り部31,31に上着の袖が通され上着を掛け止める。また、衣類吊り部31,31の 拡開する頂部の上端には、平板状に上方に突出する首部32を形成し、この首部32 の前面に平面状の平板部33を形成し、この平板部33に、バーコード線34が水平方 向に平行となるように、バーコードタック35を接着剤などにて縦方向に取り付け る。さらに、首部32の上端に、略円弧状に彎曲する吊り掛け部37を形成し、この 吊り掛け部37を自動分配機に引っ掛け、衣類を掛け止めた衣類用のハンガー本体 36を吊り下げる。
【0007】 そして、衣類を掛け止めた衣類用のハンガー本体36を搬送し、バーコードの自 動読取機に移動し、ハンガー本体36を移動させつつ、首部32の平板部33に取り付 けたバーコードタック35のバーコード線34を自動読取機で読み取り、各営業所毎 に設けられたスポットに分配する なお、このバーコードの読み取りにおいて、図3に示す構造の衣類用のハンガ ー本体36は、太さの異なる多数の線からなるバーコードの性質から、バーコード タック35をバーコード線34がハンガー本体の移動方向と同方向である水平方向に 平行となるように取り付けている。このため、正確にバーコードを読み取れ、バ ーコードの読み取り毎に搬送ラインを停止することなく、効率よく読み取りでき る。
【0008】 さらに、図3に示す構造の衣類用のハンガー本体は、構造が簡便で、バーコー ドタック35を取り付ける突起部分がなく、衣類を容易に掛け止めでき、衣類の自 動包装も容易にできるとともに、衣類の襟などにてバーコードタック35が隠れる ことを防止できるものである。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、バーコードタック35を接着剤などにて取り付ける必要があり、 バーコードタック35の取付作業が煩雑であるとともに、バーコードタック35の取 り替えも煩雑で、分配効率の向上に制約が生じる問題がある。
【0010】 本考案は、簡便な構造でバーコードタックの着脱が容易で、かつ、正確に識別 して、合理的かつ効率的に分配できる自動分配機に適した衣類用ハンガーを提供 することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の衣類用ハンガーは、衣類を掛ける衣類吊り部と、吊り掛け部と、これ ら吊り掛け部および衣類吊り部の間にバーコード線を水平方向に平行に位置させ てバーコードタックを縦方向に取り付ける首部とを備えた衣類用ハンガーにおい て、前記首部は、この首部の長手方向に沿って相対して突設され前記バーコード タックの少なくとも長手方向の両側の一部を係止するガイド部と、このガイド部 の背面方向に位置するとともに先端が遊端で、この先端が前記ガイド部より長手 方向の一端側に位置して、前記バーコードタックの背面側に設けられる弾性変形 可能な可動片部とを具備したものである。
【0012】
【作用】
本考案の衣類用ハンガーは、吊り掛け部および衣類吊り部の間の首部の可動片 部を、対向するガイド部の背面側に弾性変形させてガイド部の背面側の距離を広 くしてバーコードタックを挿入し、可動片部の弾性変形を復帰して、バーコード 線を水平方向に平行に位置させてバーコードタックをガイド部および可動片部間 に係止し、首部に縦方向に取り付けるため、簡便な構造で可動片部の弾性変形の みでバーコードタックの着脱が容易であるとともに、衣類の移動方向とバーコー ド線とが平行で、衣類を移動しつつバーコード線を正確に読み取れる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の衣類用ハンガーの一実施例を図面を参照して説明する。
【0014】 図1において、1は例えば合成樹脂製の衣類用のハンガー本体で、このハンガ ー本体1には、下方に略く字状に拡開して左右に突出する衣類吊り部2,2が形 成され、これら衣類吊り部2,2に図示しない上着の袖が通され上着が掛け止め られる。また、衣類吊り部2,2の上縁には、ゴムなどの摩擦係数の高い滑止部 3,3が取り付けられ、袖が通された上着が滑り落ちないようになっている。
【0015】 さらに、これら衣類吊り部2,2の下端近傍の上縁には、図示しないスカート の紐などを引っ掛け吊り下げる爪部4,4が、衣類吊り部2,2の長手方向に沿 って上方に突出形成されている。
【0016】 また、衣類吊り部2,2の拡開する下端近傍間には、ズボン掛け吊り部6が架 設されて形成され、ハンガー本体1は、衣類吊り部2,2およびズボン掛け吊り 部6にて略三角形状に形成されている。さらに、ズボン掛け吊り部6の上縁には 、上方に複数突出する突起部7が形成されている。また、ズボン掛け吊り部6の 基端部近傍の一方の衣類吊り部2の下縁には、ズボン掛け吊り部6の長手方向に 沿って突出する挟み突部8が形成され、この挟み突部8にてズボン掛け吊り部6 に掛けられた図示しないズボン、ハンカチおよびスカーフなどを挟持固定する。
【0017】 さらに、衣類吊り部2,2の拡開する頂部の上端には、傾斜部10が斜め上方に 突出形成され、この傾斜部10の上端には、ズボン掛け吊り部6の長手方向と略垂 直方向に上方に突出する首部11が形成されている。また、この首部11の上端には 、下方に略円弧状に彎曲する吊り掛け部12が形成されてハンガー本体1が形成さ れている。さらに、ハンガー本体1の周縁には、補強用のリブ部13が形成されて いる。
【0018】 なお、傾斜部10は、吊り掛け部12の内周の頂点部が、ハンガー本体1の上下方 向の対称線上に位置するように形成されて、この吊り掛け部12が図示しない自動 分配機に引っ掛けられ、上着やズボンなどの衣類が掛け止められたハンガー本体 1が吊り下げられる。
【0019】 また、首部11は、周縁のリブ部13間の距離がバーコードタック15の幅方向の寸 法より若干幅広に平板状に形成されている。
【0020】 さらに、この首部11の前面側のリブ部13の先端には、バーコードタック15の幅 方向の寸法より幅狭の間隙を介して対向して突出するガイド部17が、首部11の長 手方向に沿って壁状に形成されている。なお、バーコードタック15は、例えば厚 紙製で、一表面に、図示しない太さの異なる複数のバーコード線が幅方向に平行 に印刷された帯状に形成されている。
【0021】 また、首部11のガイド部17が形成されている部分には、上下方向に沿って、バ ーコードタック15の幅方向の寸法より若干幅広に開口する開口部18が形成されて いる。
【0022】 さらに、開口部18の下端縁には、先端がガイド部17の上端より上方に位置し、 開口部18の上端縁に向かって開口部18を閉塞して突出する可動片部19が形成され 、この可動片部19は、ガイド部17にバーコードタック15の厚さ寸法より若干長い 寸法の間隔を介して対向して、弾性変形可能に形成されている。
【0023】 そして、この可動片部19は、弾性変形により開口部18を開口するように形成さ れ、バーコードタック15は、可動片部19とガイド部17と間に、バーコード線がズ ボン掛け吊り部6の長手方向と同方向である水平方向に平行に位置するように、 長手方向が上下方向である縦方向に係止される。
【0024】 また、首部11には、ガイド部17が形成された前面側で開口部18の下端縁近傍に 、前方に突出する位置決め部21が形成され、バーコードタック15の下端縁を係止 するようになっている。
【0025】 次に、上記一実施例のバーコードタックの取り付け動作を説明する。
【0026】 可動片部19を、図2に示すように、対向するガイド部17の背面側に弾性変形さ せて、可動片部19とガイド部17と間の間隙を開き、開口部18を開口させ、この開 いた開口部18にバーコードタック15の長手方向の一端を挿入する。この後、可動 片部19の弾性変形を解除して復帰させ、開口部18に挿入されガイド部17と可動片 部19との間に係止されたバーコードタック15の一端を、可動片部19に押し付けな がら可動片部19の基端部側に滑動させ、バーコードタック15の下端縁を位置決め 部21に当接させて、図示しないバーコード線を水平方向に平行に位置させて、バ ーコードタック15を縦方向に係止し取り付ける。
【0027】 そして、ハンガー本体1に図示しない衣類を吊し、このハンガー本体1の吊り 掛け部12を停止した図示しない自動分配機の駆動体に掛け止める。
【0028】 この後、駆動体を移動させ、自動分配機に配設された図示しないバーコードの 自動読み取り機へ移動し、自動読み取り機に到達したハンガー本体1を移動しつ つ、首部11に取り付けた各営業店舗番号などを記したバーコードタック15のバー コード線を、自動読み取り機で読み取り、各営業店舗毎に設けられたスポットに 分配する。
【0029】 また、バーコードタック15を取り外す場合には、バーコードタック15を上方に 滑動させ、ガイド部17より取り外す。
【0030】 したがって、別途接着剤などの取り付け部材を必要とせず、簡便な構造でバー コードタック15を一動作で容易に着脱できる。さらに、可動片部19を弾性変形さ せ、可動片部19とガイド部17と間の間隙を開いて開口部18を開口させて、バーコ ードタック15を挿入し取り付けるので、柔軟で変形しやすいバーコードタック15 も容易に取り付けることができる。
【0031】 また、自動分配機に掛け止められ衣類を吊したハンガー本体1の移動方向とバ ーコード線とが平行であるため、ハンガー本体1を移動しつつバーコード線を正 確に読み取れ、合理的に自動分配機による分配効率を向上できる。
【0032】 さらに、ハンガー本体1のバーコードタック15を取り付ける首部11は、左右方 向に突起状に突き出る部分がなく、衣類吊り部2より上方に位置するので、衣類 が掛け難くなることも防止でき、自動包装が可能である。
【0033】 なお、上記一実施例において、ハンガー本体1は、衣類吊り部2の下端、ズボ ン吊り下げ部6の両端近傍、および、衣類吊り部2の代わりに、クリップなどを 設け、このクリップにてズボン、スカートおよびハンカチを吊り下げるようにす ることもできる。
【0034】
【考案の効果】
本考案の衣類用ハンガーによれば、首部の可動片部を、対向するガイド部の背 面側に弾性変形させてバーコードタックを挿入し、可動片部の弾性変形を復帰し て、バーコード線を水平方向に平行に位置させてバーコードタックをガイド部お よび可動片部間に係止し取り付けるため、簡便な構造で可動片部の弾性変形のみ でバーコードタックを容易に着脱できるとともに、衣類の移動方向とバーコード 線とが平行で、衣類を移動しつつバーコード線を正確に読み取れ、合理的で自動 分配機による分配効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の衣類用ハンガーの一実施例を示す正面
図である。
【図2】同上バーコードタックの取り付けを説明する首
部近傍の断面図である。
【図3】従来の衣類用ハンガーの一実施例を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 ハンガー本体 2 衣類吊り部 12 吊り掛け部 15 バーコードタック 17 ガイド部 19 可動片部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を掛ける衣類吊り部と、吊り掛け部
    と、これら吊り掛け部および衣類吊り部の間にバーコー
    ド線を水平方向に平行に位置させてバーコードタックを
    縦方向に取り付ける首部とを備えた衣類用ハンガーにお
    いて、 前記首部は、 この首部の長手方向に沿って相対して突設され前記バー
    コードタックの少なくとも長手方向の両側の一部を係止
    するガイド部と、 このガイド部の背面方向に位置するとともに先端が遊端
    で、この先端が前記ガイド部より長手方向の一端側に位
    置して、前記バーコードタックの背面側に設けられる弾
    性変形可能な可動片部とを具備したことを特徴とする衣
    類用ハンガー。
JP1993043399U 1993-08-06 1993-08-06 衣類用ハンガー Expired - Lifetime JPH0744203Y2 (ja)

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JP1993043399U JPH0744203Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 衣類用ハンガー

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JP1993043399U JPH0744203Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 衣類用ハンガー

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JPH0744203Y2 JPH0744203Y2 (ja) 1995-10-11

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ID=12662707

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JP5540144B1 (ja) * 2013-08-05 2014-07-02 マルソー産業株式会社 ハンガー

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