JPH07132172A - パチンコ遊技店の集中管理装置 - Google Patents

パチンコ遊技店の集中管理装置

Info

Publication number
JPH07132172A
JPH07132172A JP10762493A JP10762493A JPH07132172A JP H07132172 A JPH07132172 A JP H07132172A JP 10762493 A JP10762493 A JP 10762493A JP 10762493 A JP10762493 A JP 10762493A JP H07132172 A JPH07132172 A JP H07132172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
specific
pachinko
output
pachinko gaming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10762493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2596696B2 (ja
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP10762493A priority Critical patent/JP2596696B2/ja
Publication of JPH07132172A publication Critical patent/JPH07132172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2596696B2 publication Critical patent/JP2596696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管理上有益なデータを容易に確実に収集でき
る集中管理装置。 【構成】 領域420aへの入賞により特定球検出器421aは
検出信号を発生し,起動手段422 に計数記憶される。起
動手段422 の出力に応答して別遊技手段410 が別遊技を
行い,特定遊技状態をアンド425 が検出すると,制御手
段441 は変動入賞装置440 を第2状態に変換する。起動
手段422 の出力とアンド425 の出力と検出器421 の出力
は集中管理装置側に伝送され,各々積算記憶され,又,
CRT130に表示される。従って,集中管理装置側での
演算処理によって所謂大当たり状態が発生する確率を把
握でき,又,起動手段422 のオーバーフローの影響も受
けない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ遊技店の集中
管理装置に関し,詳しくは,別遊技手段での遊技結果が
予め定められている特定遊技状態になったことに基づい
て遊技盤面に設けられた変動入賞装置を遊技者にとって
有利な第2状態に変換駆動する様にしたパチンコ遊技機
のための集中管理装置を前提として,特定領域に係る特
定球検出信号発生手段からの特定球検出信号と,前記別
遊技手段を作動させるための起動手段からの起動信号
と,別遊技の結果として発生する特定遊技状態を検出す
る特定遊技状態検出手段の検出出力とをそれぞれ積算,
及び演算記憶して,特定球検出信号及び起動信号の発生
状態を各々把握できるとともに営業当日の所謂大当たり
の発生確率等を算出可能とし,更にこれらの収集情報を
記憶媒体に保存し,或いは視覚的表示手段に視認可能に
表示することにより,営業当日の稼働データのみなら
ず,所定の営業日数の稼働データも比較・考慮可能とし
て,以て営業方針の策定に役立たせることができる様に
した新規な遊技店の集中管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り近年のパチンコ遊技店ではパ
チンコ遊技機や玉貸し機等の端末装置を伝送回線を介し
てコンピュータシステムと接続し,このコンピュータシ
ステムは各端末装置から売上球数・入賞球数・補給球数
・アウト球数等を示す情報を収集し,各端末装置に対す
る補給指示や打止め指示等の所謂全店システムの集中管
理をしたり,営業集計処理等をしている。そして遊技店
としてはこのようにして集計された情報に基づいて釘調
整等の営業方針の決定を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,近年のパチ
ンコ遊技機には,遊技客に対するサービスの向上を図る
ため,電動役物に代表されるように多くの役物が取り入
れられている。この種の役物を具備するパチンコ遊技機
は役物が所謂大当たり状態にあるのか,或いは大当たり
以外の状態にあるのかで単位時間当たりの入賞率の変化
が大きく,極めて射倖性の高いものとなっているので,
多くの遊技客の支持を得ていることも事実であるが,そ
の反面遊技店としては,入賞球数・アウト球数・補給球
数等から得られる損益計算のみによっては釘調整等によ
る営業方針の決定が,次のような理由により,困難にな
ってきていることも事実である。
【0004】即ち,この種の役物付き遊技機はある種の
確率で所謂大当たりが発生するように制御されている
が,この確率は月単位・年単位というような長期的サイ
クルで考えた場合に得られるものであり,一日の営業時
間内というような例えば10時間程度の短いサイクルで
考えた場合かなりの偏差を持っている。しかしながら,
従来のように損益計算に関与する情報のみを集計するシ
ステムでは,大当たりの発生等の遊技状態の変化に関与
する要因を把握出来ないので,大当たりの発生確率は一
義的に定まるという前提のもとで営業方針を定め,或い
は調整者の全くの勘に頼って営業方針を定めざるを得な
い。
【0005】その為,例えば打止め台の釘調整を例とし
て考えた場合でも,大当たりの発生により打止めが発生
した場合と,大当たりの発生とは無関係に打止めが発生
した場合では釘調整の方法は全く異なるにもかかわら
ず,従来のような損益計算のみの集計ではこの区別は全
くできないので,大当たりの発生とは無関係に打止めが
発生した台に対しても大当たりが発生しすぎたという判
断のもとに釘調整をしてしまうことも十分に考えられ
る。又,ピアノ線等により変動入賞装置を人為的に開く
等の不正手段により打止めが発生した場合を考えてみて
も,従来のシステムでは不正手段の発見すらできないば
かりでなく,釘があいているという判断のもとに釘を更
に締めてしまうこともあり得る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような現状
に鑑みてなされたものであり,その目的とするところ
は,例えば電動役物のように,状態の変化により遊技客
の利益が急激に変動するパチンコ遊技機を端末装置とし
たパチンコ遊技店の集中管理装置において,乱数に基づ
く大当たりの発生等の所定の遊技状態の発生と関連する
情報を若干の回線の増設で収集するとともに,これらを
演算処理し,更にこれらの収集情報を記憶媒体に保存し
たり或いは視覚的表示手段に視認可能に表示することに
より,各パチンコ遊技機と対比させながらきめ細かな管
理データが得られる様にした新規なパチンコ遊技店の集
中管理装置を提供することにある。
【0007】要約すれば,本発明のパチンコ遊技機店の
集中管理装置は;複数のパチンコ遊技機の動作状態を管
理するパチンコ遊技店の集中管理装置を前提として;前
記パチンコ遊技機は,少なくとも;遊技者にとって不利
な第1状態と,遊技者にとって有利な第2状態とに変換
可能な変動入賞装置と;特定領域に流入したパチンコ球
を検出すると特定球検出信号を発生する特定球検出信号
発生手段と;遊技領域に設けられた別遊技手段による別
遊技結果が,予め定められている特定遊技状態になった
ことを検出する特定遊技状態検出手段と;前記特定球検
出信号発生手段から送出された特定球検出信号を所定の
上限値以内で計数記憶し,この計数記憶値に基づいて前
記別遊技手段での別遊技を開始するための起動信号を発
生する起動手段と;前記特定遊技状態検出手段からの検
出出力があることを条件に,前記変動入賞装置を前記第
2状態に変換駆動する変動入賞装置制御手段とを具備す
るとともに;前記集中管理装置は;前記特定遊技状態検
出手段からの検出出力を積算記憶する特定遊技状態検出
出力計数手段と;前記特定球検出信号発生手段からの特
定球検出信号を積算記憶する特定球検出信号計数手段
と;前記起動手段からの起動信号を積算記憶する起動信
号計数手段と;各パチンコ遊技機毎の少なくとも,前記
特定遊技状態検出出力計数手段の積算記憶値,前記特定
球検出信号計数手段の積算記憶値及び前記起動信号計数
手段の積算記憶値を含む収集情報を視認可能に表示する
視覚的表示手段と;各パチンコ遊技機毎の少なくとも,
前記特定遊技状態検出出力計数手段の積算記憶値,前記
特定球検出信号計数手段の積算記憶値及び前記起動信号
計数手段の積算記憶値を含む収集情報を前記視覚的表示
手段に出力させる収集情報出力処理手段と;を具備する
ことにより上記目的を達成せんとするものである。
【0008】
【作用】先ず,パチンコ遊技機側では,特定領域へのパ
チンコ球の流入により特定球検出手段が発生した特定球
検出信号は所定の上限値以内で起動手段に計数記憶さ
れ,この起動手段はその計数記憶値に基づいて起動信号
を発生する。起動手段が発生する起動信号に応答して別
遊技手段が作動し,この別遊技手段による別遊技の結果
が予め定められた特定遊技状態になったことを特定遊技
状態検出手段が検出すると,その検出出力があることを
条件として変動入賞装置制御手段が変動入賞装置を遊技
者にとって有利な第2状態に変換駆動する。この特定球
検出手段が発生する特定球検出信号と別遊技を開始する
ための起動信号と別遊技の結果として発生する特定遊技
状態検出手段の検出出力とは各々集中管理装置側の特定
球検出信号計数手段と起動信号計数手段と特定遊技状態
検出出力計数手段とに各々積算記憶される。又,これら
の収集情報は収集情報出力手段によってCRTディスプ
レィやプリント出力等の視覚的表示手段に視認可能に出
力される。従って,集中管理装置側では,起動信号の積
算値に対する特定遊技状態検出手段の検出出力の積算
値,即ち,大当たりの発生確率等を正確且つ簡便に把握
することが可能となり,又,特定球検出信号の発生状態
等が把握でき,遊技店としては起動信号の発生状態を考
慮した特定領域に対する釘調整を的確に行うことが可能
となる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例が適用される集中
管理装置を原理的に示すブロック図であり,図中100
は制御システムであり,この制御システム100には伝
送回線200を介して複数のパチンコ遊技機P1〜Pn
が接続される。そして,この各パチンコ遊技機P1〜P
nは入賞球数・アウト球数・補給数等を示す情報を伝送
回線200を介して制御システム100に伝送し,伝送
回線200を介して制御システム100から伝送される
制御情報により玉不足台に対する補給や打止め台に対す
る補給停止等の制御を行い,又,各パチンコ遊技機P1
〜Pnは,役物の種類により具体的な情報こそ異なる
が,役物の状態に関連付けられた情報を伝送回線200
を介して制御システム100に伝送する。このようにし
て制御システム100に伝送された情報は,先ず,伝送
制御装置110に加えられ,伝送制御装置110はこの
情報を情報の種類毎・パチンコ遊技機P1〜Pnの識別
符合毎に積算メモリ160a・b・c・dに積算して記
憶する。
【0010】そして制御システム100全体をコントロ
ールするCPU130はROM140内に予め書き込ま
れているプログラム或いはシステムのイニシャル時にR
AM150内にロードしたプログラムに従って,積算メ
モリ160a・b・c・dに積算して記憶された情報を
伝送制御装置110を介して読み込み,I/Oポート3
10を介してCRTディスプレー311に表示したり,
I/Oポート320を介してプリンタ321からプリン
トアウトする。このようにして得られた情報により,オ
ペレータは各パチンコ遊技機P1〜Pnの役物がどのよ
うな状態にあるのかを把握して,不正行為の発見や翌日
の釘調整の資料とする。尚,CRTディスプレー311
やプリンタ321が視覚的表示手段として機能し,又,
CPU130,ROM140及びRAM150等は収集
情報出力処理手段としても機能する。
【0011】上述の通り,各パチンコ遊技機P1〜Pn
が送出する情報の具体的な内容は各パチンコ遊技機P1
〜Pnの具備する役物の構成により当然に異なるので,
図2に電動役物付きのパチンコ遊技機の一例を示す。即
ち,図2は電動役物付きのパチンコ遊技機の遊技盤に形
成した遊技領域を含む遊技盤面400の一例を示したも
のであり,図示する遊技機は所謂スロットゲームのゲー
ム結果により遊技者にとって不利な第1状態と遊技者に
とって有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置を開
閉するタイプのものである。
【0012】図示する通り,遊技盤面400の略中央に
は7セグメントLEDが3桁配列された別遊技手段とし
てのゲーム装置410が配設され,このゲーム装置41
0が複数の識別情報を可変表示して停止した時の表示態
様に対応して後述の変動入賞装置の開成態様が制御さ
れ,それにより遊技客の利益状態が大きく変動する。そ
して本実施例ではこの遊技客の利益状態の変動に関与す
る因子を示す情報を伝送回線200を介して制御システ
ム100に伝送するようになされている。
【0013】即ち,本実施例の遊技盤面400には,入
賞球に対して賞品球の払い戻しのみを約束する通常の入
賞球装置401・402・403やアウト球を回収する
アウト孔の他にゲーム開始の切っ掛けとなる特定領域の
一例である特定球入賞領域420a・420b・420
cが設けられ,この特定球入賞領域420a・420b
・420cにパチンコ球が流入(入賞若しくは通過)す
ると,ゲーム装置410が作動し,その表示態様が連続
的に変動する。そして遊技機の前面に設けられた停止ス
イッチ430を遊技客が押下した時,或いはゲーム装置
410が作動した後所定時間経過しても遊技客が停止ス
イッチ430を押下しない時にゲーム装置410はその
作動を停止して,その時のゲーム装置410の表示態様
により変動入賞装置440の開成態様を制御する。具体
的には,ゲーム装置410の表示態様が〔7.7.7〕
となってゲームが終了した時には変動入賞装置440は
30秒間開成し,それ以外の表示態様でゲームが終了し
た時には変動入賞装置440は0.6秒間開成する。
【0014】又,本実施例では中央の変動入賞領域44
0aは特別球入賞領域と定義されており,上記のように
して変動入賞装置440が30秒間開成されている時
に,変動入賞装置440a(特別球入賞領域)に入賞す
ると,その30秒の開成が終了した後変動入賞装置44
0は更に続けて30秒間開成する。尚,図2では変動入
賞装置440の一例として所謂チューリップタイプのも
のを示すが,変動入賞装置としては,これ以外でも閉成
時には内部への入賞確率が極めて低いか或いは全く入賞
せず,開成時には入賞確率が向上するような形式のもの
であれば本発明を適用することが可能である。
【0015】このようなパチンコ遊技機の動作を制御す
る制御系統を示したのが図3であり,図面を参照してそ
の動作を作用とともに詳述すると,遊技を開始後特定球
入賞領域420a・420b・420cの何れかにパチ
ンコ球が流入すると,例えば光電センサやマイクロスイ
ッチ等により構成され,特定球入賞領域420a・42
0b・420c内に設けられた特定球検出器421a・
421b・421cが特定球検出信号を発生し,この特
定球検出信号は起動手段としてのゲーム装置起動手段4
22に加えられる。
【0016】この実施例におけるゲーム装置起動手段4
22は乱数発生部423に対して起動信号と停止信号を
加えるものである。ゲーム装置起動手段422は特定球
検出信号を連続して最大4発まで計数記憶することがで
きるカウンタを内蔵しており,このカウンタがオーバー
フローしていない限り,特定球検出信号が加えられる毎
に乱数発生部423に対して起動信号を加える。
【0017】このようにして起動信号が加えられると,
乱数発生部423はソフトウエアにより0から9までの
乱数を3系列発生し,この乱数は系列毎に各々デコーダ
/ドライバ424a・424b・424cに加えられ
る。そしてデコーダ/ドライバ424a・424b・4
24cは各々乱数を解読してゲーム装置410の対応す
るLED表示部411a・411b・411cを駆動す
る。従って,特定球検出信号を受けつけたゲーム装置起
動手段422が乱数発生部423に起動信号を加えるの
と同時にゲーム装置410の表示態様は連続的に変動
し,スロットゲームが開始されることになる。
【0018】このようにしてスロットゲームが開始され
た後遊技客が任意のタイミングで停止スイッチ430を
押下すると,停止スイッチ430から停止信号が出力さ
れ,この停止信号はオアゲート432を経由して乱数発
生部423に加えられる。そして乱数発生部423はこ
の停止信号を受けつけると乱数の発生を停止するので,
ゲーム装置410のLED表示部411a・411b・
411cの表示内容はその時点で固定し,スロットゲー
ムは終了する。又,ゲーム装置起動手段422はタイマ
機能をも備えており,遊技客が停止スイッチ430を押
し忘れた場合でも乱数発生手段423に起動信号を出力
後例えば4秒間経過すると,停止信号を発生し,この停
止信号はオアゲート432を経由して乱数発生部423
に加えられる。従って,遊技客が停止スイッチ430を
押し忘れた場合でもスロットゲーム開始後4秒間が経過
すると自動的にスロットゲームは終了する。又,このよ
うにしてスロットゲームが終了すると,乱数発生部42
3からゲームの終了を示すゲーム終了信号がアンド論理
425と変動入賞装置制御手段441に加えられる。
【0019】先ず,アンド論理425にはデコーダ/ド
ライバ424に加えられる乱数と等価の数値情報が乱数
発生部423から加えられており,アンド論理425は
ゲーム終了信号を受けつけると,その時点で乱数発生部
423が出力している3系列の乱数の論理判別をし,全
ての乱数が〔7〕を示している時はその出力を正論理に
し,3系列の乱数が上記以外の組み合わせの時はその出
力負論理にする。そして,例えばアンド論理425等が
特定遊技状態検出手段として機能する。
【0020】一方,変動入賞装置制御手段441はゲー
ム終了信号を受けつけるとアンド論理425の出力論理
を調べ,その出力論理が負であると0.6秒タイマ44
2にトリガを加え,アンド論理425の出力論理が正で
あると30秒タイマ443にトリガを加える。
【0021】先ず,0.6秒タイマ442にトリガが加
えられると,0.6秒タイマ442は0.6秒間発振し
て,その出力である駆動信号は正になる。そして,この
駆動信号はオアゲート444を介してドライバ445で
増幅され,変動入賞装置440a・440b・440c
を駆動するためのソレノイド446a・446b・44
6cはその間励起され,変動入賞装置440a・440
b・440cは0.6秒間開成する。そして,0.6秒
タイマが出力する駆動信号の立ち下がりエッジはオアゲ
ート447を介してゲーム装置起動手段422に加えら
れ,ゲーム装置起動手段422内のカウンタを減算す
る。従って,このゲーム装置起動手段422内のカウン
タを例えば4カウントでオーバーフローするように調整
すれば,特定球検出信号を4回までは連続して受けつけ
て記憶するが,それ以上の特定球検出信号はスロットゲ
ームが1回終了しそのゲーム結果が現れない限り受けつ
けないようにしたり,或いはこのスロットゲームが開始
した後に直ちに受け付けるようにすることになる。
【0022】一方,30秒タイマ443にトリガが加え
られると,30秒タイマ443は30秒間発振して,そ
の出力である駆動信号は正になる。そして,この駆動信
号はオアゲート444を介してドライバ445で増幅さ
れ,変動入賞装置440a・440b・440cを駆動
するためのソレノイド446a・446b・446cは
その間励起され,変動入賞装置440a・440b・4
40cは30秒間開成する。又,30秒タイマ443の
出力はアンドゲート451の一方の制御入力端子に加え
られているので,変動入賞装置440が30秒間開成し
ている時はアンドゲート451の一方の制御入力端子の
論理は正になっている。又,アンドゲート451の他方
の制御入力端子には回数設定手段452のオーバーフロ
ー出力が加えられているが,回数設定手段452のオー
バーフロー出力は初期状態ではHレベルにあるので,こ
の状態で特別球入賞領域と定義されている変動入賞装置
440aにパチンコ球が入賞すると,特別球検出器45
3が発生する特別球検出信号はアンドゲート451を介
して最大利益付与手段454に加えられる。そして,例
えばアンドゲート451,特別球検出器453等が継続
条件検出手段として機能する。
【0023】この最大利益付与手段454は一定の条件
を充たすと変動入賞装置440を再度30秒間開成して
遊技客に対して極めて大きな利益を付与するものであ
る。具体的にはこの最大利益付与手段454はアンドゲ
ート451を介して特別球検出信号が加えられることに
より作動を開始するように論理構成されており,作動開
始すると30秒タイマ443の出力を監視して,その出
力が終了した後に1回だけオアゲート448を経由して
30秒タイマ443にトリガを加える。従って,変動入
賞装置440が30秒間開成している間に変動入賞装置
440aに入賞すると,変動入賞装置440は再度30
秒間開成することになる。そして,このようにして変動
入賞装置440が30秒間開成している時はアンドゲー
ト451も開いているので,このままでは変動入賞装置
440が30秒の開成をしている時に変動入賞装置44
0a内に入賞する限り,変動入賞装置440は30秒の
開成を際限なく繰り返すことになる。
【0024】そこで,本実施例では回数設定手段452
に内蔵されるカウンタによって30秒タイマ443の出
力の立ち下がりエッジをカウントし,このカウンタが設
定数,例えば10カウントすると回数設定手段452の
オーバーフロー出力がLレベルに落ちるようにしてあ
る。その結果アンドゲート451は閉じるために,それ
以後に発生した特別球検出信号は最大利益付与手段45
4には加えられず,従って,変動入賞装置440が10
回目の30秒間の開成を終了すると,最大利益付与手段
454は30秒タイマ443にトリガ信号を出力する代
わりにリセット信号を発生し,このリセット信号はオア
ゲート447を介して回数設定手段452をリセットす
るとともに,ゲーム装置起動手段422が内蔵するカウ
ンタを減算する。尚,変動入賞装置440が30秒間の
開成中に変動入賞装置440aに入賞しなかった場合も
最大利益付与手段454には特別球検出信号は加えられ
ないので,変動入賞装置440の30秒の開成終了後,
装置は初期化される。そして,例えばオアゲート44
8,30秒タイマ443等が繰返駆動制御手段として機
能する。
【0025】ところで変動入賞装置440は,上述のよ
うに開成することにより内部への入賞効率が著しく向上
する様に構成されているので,遊技の過程における変動
入賞装置440の態様の変動は遊技客の利益に重大な関
係を持つとともに,遊技店の経営状態に重大な関係を持
つものである。従って,遊技客に対して公平で適切なき
め細かいサービスを図るとともに,遊技店がその地域性
や立地条件を考慮した健全な経営を営むためには,特定
遊技状態検出手段からの検出出力と特定球検出手段から
の特定球検出信号と起動手段からの起動信号を含む変動
入賞装置440の態様の変動に関与する稼働情報を正確
に把握していることが望ましい。
【0026】例えば,図2に示すパチンコ遊技機の場合
であれば,変動入賞装置440の態様の変動に関与する
因子としては,(a).単位時間内において,ゲーム装
置410の表示が〔7・7・7〕という,所謂大当たり
の表示態様になった回数,(b).単位時間内におい
て,スロットゲームが行われた回数,(c).単位時間
内において,特定球入賞領域420に流入した球数,
(d).単位時間内において,特別球検出信号の指令に
より,変動入賞装置が30秒の開成を繰り返した回数,
等を考えることができる。尚,ここに単位時間とは,所
望により1日の営業時間を単位時間としたり,或いは個
々のパチンコ遊技機が実際に稼働している所定の時間を
単位時間としたり,適宜設定することができる。
【0027】そこで,本実施例では変動入賞装置440
の態様の変動に関与する情報を制御システム100が認
識するために図3に示す各点における信号を制御システ
ム100に伝送し,制御システム100側で伝送された
信号を積算記憶して演算処理する。具体的には,
(a).単位時間内において,ゲーム装置410の表示
が大当たりの表示態様になった回数を把握するために変
動入賞装置制御手段441が30秒タイマ443に加え
たトリガを伝送し,(b).単位時間内において,スロ
ットゲームが行われた回数を把握するためにゲーム装置
起動手段422が乱数発生手段423に加えた起動信号
を伝送し,(c).単位時間内において,特定球入賞領
域420に流入した球数を把握するために特定球検出信
号を伝送し,(d).単位時間内において,特別球検出
信号の指令により,変動入賞装置が30秒の開成を繰り
返した回数を把握するために最大利益付与手段454が
30秒タイマ443に加えたトリガ信号を伝送する。
【0028】図3における端子点ABCDはこれらの信
号の取出口の一例を示したものであり,具体的な伝送系
及び伝送システムの構成例は図4に詳細に示されてい
る。図4に示す伝送方式を概説すれば,伝送制御装置1
10側のデコーダ111によってスキャンされたパチン
コ遊技機Pi(iは0からnの自然数)内のA点・B点
・C点・D点に発生した信号が各信号に対応した伝送ラ
イン202a・202b・202c・202dを経由し
て伝送制御装置110側のラッチ回路112にラッチさ
れ,各々の情報に対応した積算メモリ160a・160
b・160c・160dに積算して記憶される。そして
図示する実施例ではデコーダ111による端末指定アド
レスと各積算メモリ160a・160b・160c・1
60dのアドレスをハードウエア的に一致させているの
で,本実施例では情報の収集が極めて迅速に行われる。
【0029】次に,図4に示す伝送システムの詳細な構
成をその作用とともに説明すれば,伝送システムの基本
動作速度を決定する発振器113が発振する基本クロッ
クは0から7までの計数値をとるリングカウンタ114
のクロック入力端子に加えられ,この基本クロックに同
調して加算されるリングカウンタ114の計数値はタイ
ミングを制御するためのデコーダ115に加えられ,デ
コーダ115はこのリングカウンタ114の計数値を解
読して0から7までの各種制御信号を発生する。そして
このデコーダ115が発生する0から7までの各種制御
信号が一巡する間に一回の伝送サイクルが終了する。
又,リングカウンタ114の最上位桁はリングカウンタ
116のクロック入力端子に加えられ,このリングカウ
ンタ116の計数値は端末となるパチンコ遊技機のアド
レス指定をするため及び積算メモリ160a・b・cの
アドレス指定をするために使用される。
【0030】即ち,リングカウンタ116の計数値は端
末装置のアドレスを指定するためのデコーダ111に加
えられ,デコーダ111はこれを解読して第1番台から
第n番台の端末装置を指定する。そしてリングカウンタ
116の計数値が1加算される間にリングカウンタ11
4の計数値は一巡するのであるから,デコーダ111が
或るパチンコ遊技機を指定している間にそのパチンコ遊
技機とのデータの伝送サイクルが終了することになる。
【0031】例えば,今第1番台においてスロットゲー
ムが行われた結果として,ゲーム装置410の表示態様
が〔7・7・7〕(即ち,大当たり)になったとしよ
う。ゲーム装置410の表示態様が〔7・7・7〕にな
ると変動入賞装置制御手段441はオアゲート448を
介して30秒タイマ443にトリガを加え,このトリガ
はA点に導出される。(図3参照)そして,図4を参照
すると,A点に導出されたトリガによりドライバ回路D
aに駆動電流が流れ,配電盤210内のリレー211a
は閉成する。
【0032】一方,或るタイミングでリングカウンタ1
14の計数値が1になると,デコーダ111はその1番
出力をオンにして掃引ドライバDR1をオンにすること
により第1番台を指定する。このようにし掃引ドライバ
DR1がオンすると,電源VからフォトカプラPa・伝
送回線202a・リレー211a・端末指定回線201
という経路で電流が流れ,フォトカプラPaを構成する
フォトトランジスタがオンする。
【0033】又,ラッチ回路112はLaからLdまで
の4つの記憶箇所を持ち,その記憶箇所は各々図3のA
点・B点・C点・D点の信号に対して割り当てられてお
り,このラッチ回路112はデコーダ115からその0
番出力であるロード信号が加えられたタイミングで入力
信号をラッチする。従って,上記のようにしてフォトカ
プラPaを構成するフォトトランジスタがオンしている
とデコーダ115がロード信号を立ち上げたタイミング
でラッチ回路112の記憶箇所Laは大当たりの発生を
記憶し,その出力は積算メモリ160a内のメモリ制御
手段161に加えられる。
【0034】このメモリ制御手段161にはラッチ回路
112の出力の他にデコーダ115からはロード・カウ
ント・ライトの各制御信号が加えられ,又,アドレスバ
スADからはメモリアドレスが加えられている。そして
このメモリ制御手段161はデコーダ115からロード
信号が加えられるとプリセットカウンタ162に対して
プリセットイネーブル信号PEを加え,プリセットカウ
ンタ162はメモリ163の出力ラインに導出された数
値をプリセットする。尚,デコーダ115がその0番・
1番・2番・7番の各出力を立ち上げている時はバッフ
アゲート117が能動化されているので,メモリ制御手
段161にはバッフアゲート117を介してリングカウ
ンタ116の計数値(即ち,1番台の台アドレス)が加
えられており,メモリ制御手段161はこのアドレスを
そのままメモリ163に与える。従って,この時メモリ
163の出力ラインにはメモリ163の第1番台に対し
て割り当てられた番地の記憶内容が導出されていること
になる。そしてメモリ163の第1番台に対して割り当
てられた番地の記憶内容は直前の動作サイクルまでに第
1番台において発生した大当たりの回数の積算値を示し
ているので,プリセットカウンタ162には直前の動作
サイクルまでに第1番台において発生した大当たりの回
数の積算値がプリセットされることになる。
【0035】続いて,デコーダ115がカウント信号を
立ち上げると,このカウント信号はメモリ制御手段16
1に加えられ,メモリ制御手段161はこのカウント信
号を加えられた時にラッチ回路112の記憶箇所Laが
大当たりの発生を記憶しているとプリセットカウンタ1
62に対してカウントアップクロックckを出力する。従
って,現在の動作例ではプリセットカウンタ162に対
してカウントアップクロックckが加えられるので,プリ
セットカウンタ162は直前の動作サイクルまでに第1
番台において発生した大当たりの回数の積算値を1カウ
ントアップすることになる。
【0036】続いて,デコーダ115がライト信号を立
ち上げると,このライト信号はメモリ制御手段161に
加えられ,メモリ制御手段161はこのライト信号を加
えられると,メモリ163に対して書込み制御信号Wを
加える。その結果,メモリ163はプリセットカウンタ
162の出力ラインに導出された値(即ち,直前の動作
サイクルまでに第1番台において発生した大当たりの回
数の積算値に今回の動作サイクルにおいて1番台におい
て発生した大当たりを積算した値)を記憶する。以上と
同様の動作をデコーダ111の出力信号が各パチンコ遊
技機P1〜Pnを指定する毎に実行することにより,各
パチンコ遊技機P1〜Pnにおいて発生した大当たりの
積算回数が積算メモリ160a内のメモリ163に記憶
される。又,積算メモリ160b・c・dも積算メモリ
160aと同様に構成されており,リレー211b・c
・dもリレー211aと同様に構成されているので,以
上と同様の動作を行うことにより,単位時間内における
スロットゲームの回数の積算値が積算メモリ160b
に,単位時間内における特定球入賞領域への流入回数の
積算値が積算メモリ160cに,単位時間内において特
別球入賞領域への入賞により変動入賞装置が30秒間の
開成を繰り返した回数の積算値が積算メモリ160d
に,各々記憶される。
【0037】このようにして各積算メモリ160a・b
・c・dに必要な情報の積算値が記憶され,一方CPU
130はデコーダ115によりアドレスバスADの占有
を許可されたタイミングで各積算メモリ160a・b・
c・dに記憶された情報を読み込む。
【0038】即ち,デコーダ115の3番〜6番出力が
Hレベルの時はバッファゲート117は否能動化され,
バッファゲート118は能動化される。従って,CPU
130はデータを収集しようとするパチンコ遊技機の台
アドレスをシステムバスSBを介してラッチ回路119
に書き込めば,バッファゲート118が能動化されたタ
イミングでこのアドレスはアドレスバスADに送出さ
れ,この台アドレスはメモリ制御手段161を介してメ
モリ163に与えられる。そしてメモリ163のアドレ
ス指定された番地から指定されたパチンコ遊技機の情報
が読み出され,出力バッファ164を介してシステムバ
スSBに送出される。
【0039】尚,各パチンコ遊技機P1〜Pnにおいて
発生した大当たりの積算回数を収集する時は積算メモリ
160aから,スロットゲームのゲーム回数の積算値を
収集する時は積算メモリ160bから,特定球入賞領域
への流入回数の積算値を収集する時は積算メモリ160
cから,特別球入賞領域への入賞により変動入賞装置が
30秒間の開成を繰り返した回数の積算値を収集する時
は積算メモリ160dからデータを収集することはいう
までもない。又,オアゲートOR2はCPU130がア
ドレスバスADを占有している時に,不用意に伝送系が
作動することを防止するためのものであり,オアゲート
OR2の出力がHレベルの時に(即ち,デコーダ115
がロード・カウント・ライトの各制御信号を出力してい
ない時に)デコーダ111は能動化される。
【0040】このようにして収集した情報をCPU13
0は,所望に応じた演算処理を行い出力処理(例えば,
I/Oポート310を介してCRT311に表示.I/
Oポート320を介してプリンタ321からプリントア
ウト.I/Oポート330を介して記憶媒体の一例であ
る磁気ディスク331に保存)する。
【0041】図5はこのようにして表示されたCRT3
11の表示画面の例を示すものであり,各パチンコ遊技
機P1〜Pn毎に,利益球数・損失球数・差数ととも
に,大当回数・ゲーム回数・特定球流入回数・変動入賞
装置変動回数等が一覧表形式で表示される。尚,プリン
タ321からプリントアウトされるデータや磁気ディス
ク331に保存されるデータも,上記のようにして表示
されるデータと同様であるので重複して図示はしない
が,オペレータはこのようにして収集したデータを所望
の演算処理をして分析することにより,各パチンコ遊技
機P1〜Pnがどのような遊技経過に置かれているのか
を正確に判断することができる。又,磁気ディスク33
1等の記憶媒体に保存した収集データは後日必要に応じ
てCRTディスプレィ311やプリンタ321によりプ
リントアウトして視認可能とし,例えば釘調整等に活用
することができる。
【0042】例えば,大当たり回数が低いのに打止めに
なっていれば,通常の入賞孔に対する障害釘が開いてい
ると判断することができるであろうし,又,特定球流入
回数と大当回数とが一定の確率を保ち且つ特定球流入回
数が高い場合は特定球入賞領域に対する障害釘が開いて
いると判断することができるであろう。又,ゲーム回数
に対して大当回数が平均よりも高い場合は不確定な乱数
要因の影響と判断することもできるであろうし,大当り
の発生回数に対して,変動入賞装置変動回数が著しく高
い場合は例えば役物制御回路の誤動作或いはなんらかの
不正行為があると判断できよう。
【0043】このようにして収集したデータを用いれ
ば,従来のように入賞球数と払い戻し球数とに基づき演
算処理を行って打止制御をする代わりに,大当回数(こ
の種のパチンコ遊技機では大当たりが発生すると通常打
止め数に達してしまう)に基づいて打止制御をしてもよ
い。
【0044】尚,上記では大当回数・特定球流入回数・
ゲーム回数・変動入賞装置変動回数をデータとして収集
する場合の伝送系の例を示したが,入賞球数やアウト球
数(尚,両方の球を打ち込み球とも言う)或いは補給球
数等を示すデータを収集する場合には,各パチンコ遊技
機の所定の箇所に入賞球の発生やアウト球の発生を検出
するためのマイクロスイッチや光電センサ等を設けると
ともに,伝送制御系として各センサに対応した積算メモ
リ160やラッチ回路112の記憶箇所や伝送回線20
2等を設け,上記と同様の動作をすればよい。図4にお
けるスイッチS1・S2はこれらのセンサの回路的な配
設位置を示しており,スイッチS1・S2の開放された
端子が図示せぬ伝送回線に接続されることになる。そし
て,例えばリレー211a,ラッチ回路112,積算メ
モリ160a等が特定遊技状態検出出力計数手段とし
て,又,例えばリレー211c,ラッチ回路112,積
算メモリ160c等が特定球検出信号計数手段として,
更に,例えばリレー211b,ラッチ回路112,積算
メモリ160b等が起動信号計数手段として各々機能す
る。
【0045】ところで,遊技客の利益が急激に上昇する
所定の遊技状態に関与する稼働情報の種類はそのパチン
コ遊技機が備える役物の種類に対応して変化することは
いうまでもない。そこで上記以外の役物を備えるパチン
コ遊技機の例を図6に示し,このような役物を持つパチ
ンコ遊技機の場合であればどのような情報を伝送すれば
良いのかを以下において考察する。
【0046】図6は上記以外の形態の役物を持つパチン
コ遊技機の遊技盤面400を示したものであり,その構
成と作用を概説すれば,図6に示すパチンコ遊技機も,
基本的には通常のパチンコ遊技機と同様に打ち込まれた
パチンコ球がアウト孔501回収されれば遊技店の利益
となり,何れかの入賞球装置502・503・504・
505・506やチューリップ508・509や後述す
るその他の入賞球装置に入賞すれば所定数の賞品球が払
い戻されるようにその裏機構が構成されている。そして
その特徴的な点を説明すると,図6のパチンコ遊技機の
場合は,上記の様にして遊技を行う過程において特別球
入賞領域としての特別入賞孔520へ入賞すると変動入
賞装置530が例えば10秒間開成するように制御され
る。この変動入賞装置530は極めて大型の打球入賞装
置であるので,ひとたび開成されると遊技客に対して多
数の賞品球が還元されることになるので,変動入賞装置
530が開成する切っ掛けとなる特別入賞孔520に対
する入賞率の高低は遊技客の利益に重大な関係を持ち,
特別入賞孔520に対して入賞しやすい遊技状態にあれ
ば遊技客の利益は増進され,逆に特別入賞孔520に入
賞しにくい遊技状態にあれば遊技客の利益は低下する。
そこで図6のパチンコ遊技機においては,打ち出された
パチンコ球が特別入賞孔520に至る流路の途中に設け
られた打球入賞具540の状態に応じて特別入賞孔52
0への入賞確率を調整できるようにしている。
【0047】図7は上記変動入賞装置530が開成する
切っ掛けとなる特別入賞孔520と,この特別入賞孔5
20への入賞確率を規制する打球入賞具540の関係を
拡大して示したものである。詳述すれば,打球入賞具5
40は自身をパチンコ遊技機の遊技盤面400に取り付
けるための基板の略中央部に縦長の入賞孔541が穿孔
され,この入賞孔541の両側に固定された支軸542
に三角形状の可動翼片543が各々揺動自在に軸支され
ている。又,この一対の可動翼片543の外側側辺の下
端には障害片544が可動翼片543と一体に形成され
るとともに,上記可動翼片543の内側側辺の下端には
振戻片545が可動翼片543と一体に形成されてい
る。
【0048】この可動翼片543は各々パチンコ球の自
重により支軸542を中心として左右に揺動し,打ち出
されたパチンコ球が遊技盤面に沿って流下して両側にあ
る可動翼片543の内側に流入するとそのパチンコ球の
自重の影響で可動翼片543は支軸542を中心として
各々外側に揺動し概ね60度前後開成したところで停止
する。又,このようして可動翼片543が左右に開成し
ている時に可動翼片543内にパチンコ球が入賞する
と,このパチンコ球が振戻片545に衝突した勢いで可
動翼片543が閉成する。
【0049】更に,この打球入賞具540の下方には,
打球入賞具540の下方に流入したパチンコ球を特別入
賞孔520に導くように,障害釘550がロート形状に
配列されている。
【0050】今,打球入賞具540が閉成した状態にあ
る場合,この打球入賞具540の側方に流下したパチン
コ球の大半は障害片544にはじかれてロート形状に配
列された障害釘550の外側に流下するので,特別入賞
孔520には殆ど入賞せず,従って,変動入賞装置53
0も滅多に開成しない。一方,打球入賞具540が開成
状態にある場合,この打球入賞具540の側方に流下し
たパチンコ球はかなりの確率で障害片544の外側にそ
ってロート形状に配列された障害釘555の内側に流入
し,このようにして障害釘555の内側に流入したパチ
ンコ球は特別入賞孔520に入賞し,変動入賞装置53
0も特別入賞孔520にパチンコ球が入賞する毎に例え
ば10秒間開成する。
【0051】従って,打球入賞具540への入賞確率が
極めて低くなるように釘調整すれば,打球入賞具540
が閉成している限り,変動入賞装置530は滅多に開成
しないが,ひとたび打球入賞具540が開成されればそ
の後は極めて高い確率で変動入賞装置530が開成する
ことになり,極めて射倖性の強いパチンコ遊技機となる
であろう。従って,この種のパチンコ遊技機の場合も単
に入賞球数やアウト球数,或いは補給球数のみを制御シ
ステム側に伝送するのではなく,これらの情報に加え
て,打球入賞具540の状態や変動入賞装置530の状
態を示す情報を伝送することができれは遊技店として
は,より正確な管理をすることができるであろう。そこ
でこの種の情報を検出するためにこの実施例では次のよ
うな手法を採用している。
【0052】周知のようにパチンコ遊技機においては何
れかの入賞球装置に入賞したパチンコ球は遊技機の裏面
において,最終的には図示せぬ入賞球集合樋に集めら
れ,この入賞球集合樋の出口付近に設けられた入賞球検
出器により計数される。又,その入賞球装置がなんらか
の役物である場合はその役物に入賞したパチンコ球を検
出するためには入賞したパチンコ球が入賞球集合樋に至
る迄に所定のセンサを通過するようにすればよい。
【0053】図6・図7に示すパチンコ遊技機の場合で
あれば,遊技客の利益が急激に変動する遊技状態の発生
に関与する因子を示す情報としては,打球入賞具540
が開成して特別入賞孔520に入賞しやすい遊技状態と
なった回数や変動入賞装置530の開成の切っ掛けとな
る特別入賞孔520への入賞回数等が列挙される。この
内変動入賞装置530の開成の切っ掛けとなる特別入賞
孔520への入賞回数を検出するためには図7に示すよ
うに,特別入賞孔520の内部にマイクロスイッチや光
電センサ等によって構成される検出器521を配設すれ
ばよい。
【0054】一方,打球入賞具540が開成して特別入
賞孔520に入賞しやすい遊技状態となった回数を検出
するためには,単に打球入賞具540内に入賞したパチ
ンコ球を検出するのみではなく,打球入賞具540が閉
成している時にこの打球入賞具540に入賞したパチン
コ球を検出する必要がある。そこで本実施例では打球入
賞具540に入賞したパチンコ球が図示せぬ入賞球集合
樋に至る流路を第1流路546と第2流路547とに分
岐し,この第1流路546に流下するパチンコ球を検出
するための遊技状態検出器548を設けるとともに,上
記可動翼片543と一体に揺動する分岐杵549を前記
可動翼片543が閉成している時は第2流路547を塞
ぐとともに前記可動翼片543が開成している時は第1
流路を塞ぐように前記縦長の入賞孔541内に突出させ
てある。
【0055】従って,可動翼片543が閉成している時
に打球入賞具540に入賞したパチンコ球は第1流路5
46を通過して遊技状態検出器548をオンするが,可
動翼片543が開成している時に打球入賞具540に入
賞したパチンコ球は第2流路547を通過するので遊技
状態検出器548には作用しない。従って,この遊技状
態検出器548がオンした回数を計数すれば可動翼片5
43が開成した回数を知ることができる。
【0056】尚,このようにして役物の近傍に配設され
たセンサ,即ち,検出器521や遊技状態検出器548
を伝送回路内に組み込むためには,例えば図4における
スイッチS1やスイッチS2の箇所に結線すればよい。
又,本実施例では入賞球数・アウト球数・補給球数等従
来のシステムにおいても収集している情報を制御システ
ム100に伝送する場合でも,各情報毎にセンサを図4
のセンサS1・S2と同様の箇所に追加するとともに,
各情報毎に伝送回線202とこれに対応する積算メモリ
160を追加すれば良い。又,積算メモリ160のアド
レス数とデコーダ111の出力ビット数に予め余裕を持
たせておけばパチンコ遊技機の増設をする場合でも単に
端末指定回線201を追加するのみで対応することがで
きる。
【0057】又,上記では電動役物付きのパチンコ遊技
機の例を2つ示して説明を行ったが,本発明の集中管理
装置はパチンコ遊技機の遊技状態の変動により遊技客の
利益が大幅に変動するような種類のパチンコ遊技機を端
末とするシステムに関しては広く適用できるものであ
る。
【0058】以上説明したように,本発明によれば,特
定球入賞領域に流入したパチンコ球を検出すると特定球
検出信号を発生する特定球検出信号発生手段と,前記特
定球検出信号発生手段から送出された特定球検出信号を
所定の上限値以内で計数記憶し,この計数記憶値に基づ
いて別遊技手段での別遊技を開始するための起動信号を
発生する起動手段とを有し,前記別遊技手段での遊技結
果が予め定められている特定遊技状態になったことを検
出する特定遊技状態検出手段の検出出力があることを条
件として,遊技盤面に設けられた変動入賞装置を遊技者
にとって有利な第2状態に変換駆動する様にしたパチン
コ遊技機のための集中管理装置を前提として,前記特定
球検出信号発生手段からの特定球検出信号を積算記憶す
る特定球検出信号と,前記別遊技手段を作動させるため
の起動手段からの起動信号と,別遊技の結果として発生
する特定遊技状態を検出する特定遊技状態検出手段の検
出出力とをそれぞれ積算,及び演算記憶するとともに,
これらの収集情報を視覚表示手段に視認可能に出力処理
することにより,特定球検出信号の発生状態が正確に把
握できて特定領域に対する釘調整を的確に行い得るとと
もに,遊技の単位時間内における起動信号数が算出可能
となったり,或いは,各パチンコ遊技機に対する営業当
日の所謂大当たりの発生確率が実稼働データとして正確
に算出可能となり,営業方針の策定に際して極めて有益
な管理情報を容易且つ確実に得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示すブロック図。
【図2】電動役物を有するパチンコ遊技機の一例を示す
表面図。
【図3】図2に示すパチンコ遊技機の制御回路のブロッ
ク図。
【図4】本発明の伝送システムの回路図。
【図5】CRT表示画面の説明図。
【図6】その他の役物を有するパチンコ遊技機の表面
図。
【図7】図6の要部拡大図。 100 制御システム 200 回線 160 積算メモリ 311 CRT 410 ゲーム装置 440 変動入賞装置 420 特定球入賞領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】その為,例えば打止め台の釘調整を例とし
て考えた場合でも,大当たりの発生により打止めが発生
した場合と,大当たりの発生とは無関係に打止めが発生
した場合では釘調整の方法は全く異なるにもかかわら
ず,従来のような損益計算のみの集計ではこの区別は全
くできないので,大当たりの発生とは無関係に打止めが
発生した台に対しても大当たりが発生しすぎたという判
断のもとに釘調整をしてしまうことも十分に考えられ
る。又,ピアノ線等により変動入賞装置を人為的に開く
等の不正行為により打止めが発生した場合を考えてみて
も,従来のシステムでは不正行為の発見すらできないば
かりでなく,釘があいているという判断のもとに釘を更
に締めてしまうこともあり得る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】先ず,パチンコ遊技機側では,特定領域へのパ
チンコ球の流入により特定球検出手段が発生した特定球
検出信号は所定の上限値以内で起動手段に計数記憶さ
れ,この起動手段はその計数記憶値に基づいて起動信号
を発生する。起動手段が発生する起動信号に応答して別
遊技手段が作動し,この別遊技手段による別遊技の結果
が予め定められた特定遊技状態になったことを特定遊技
状態検出手段が検出すると,その検出出力があることを
条件として変動入賞装置制御手段が変動入賞装置を遊技
者にとって有利な第2状態に変換駆動する。この特定球
検出手段が発生する特定球検出信号と別遊技を開始する
ための起動信号と別遊技の結果として発生する特定遊技
状態検出手段の検出出力とは集中管理装置側の特定球検
出信号計数手段と起動信号計数手段と特定遊技状態検出
出力計数手段とに各々積算記憶される。又,これらの収
集情報は収集情報出力手段によってCRTディスプレィ
やプリント出力等の視覚的表示手段に視認可能に出力さ
れる。従って,集中管理装置側では,起動信号の積算値
に対する特定遊技状態検出手段の検出出力の積算値,即
ち,大当たりの発生確率に直接関与する稼働情報を正確
且つ簡便に把握することが可能となり,又,特定球検出
信号の発生状態等が把握でき,遊技店としては視覚的表
示手段の出力情報により起動信号の発生状態を考慮した
特定領域に対する釘調整を的確に行うことが可能とな
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ところで変動入賞装置440は,上述のよ
うに開成することにより内部への入賞効率が著しく向上
する様に構成されているので,遊技の過程における変動
入賞装置440の態様の変動は遊技客の利益に重大な関
係を持つとともに,遊技店の経営方針の策定に重大な関
係を持つものである。従って,遊技客に対して公平で適
切なきめ細かいサービスを図るとともに,遊技店がその
地域性や立地条件を考慮した健全な経営を営むために
は,特定遊技状態検出手段からの検出出力と特定球検出
手段からの特定球検出信号と起動手段からの起動信号を
含む変動入賞装置440の態様の変動に関与する稼働情
報を正確に把握していることが望ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】例えば,大当たり回数が低いのに打止めに
なっていれば,通常の入賞孔に対する障害釘が開いてい
ると判断することができるであろうし,又,ゲーム回数
と大当回数とが一定の確率を保ち且つゲーム回数と比較
して特定球流入回数が高い場合は特定球入賞領域に対す
る障害釘が開いていると判断することができるであろ
う。又,ゲーム回数に対して大当回数が平均よりも高い
場合は不確定な乱数要因の影響と判断することもできる
であろうし,大当りの発生回数に対して,変動入賞装置
変動回数が著しく高い場合は例えば役物制御回路の誤動
作或いは何等かの不正行為があると判断できよう。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】以上説明したように,本発明によれば,特
定領域に流入したパチンコ球を検出すると特定球検出信
号を発生する特定球検出信号発生手段と,前記特定球検
出信号発生手段から送出された特定球検出信号を所定の
上限値以内で計数記憶し,この計数記憶値に基づいて別
遊技手段での別遊技を開始するための起動信号を発生す
る起動手段とを有し,前記別遊技手段での遊技結果が予
め定められている特定遊技状態になったことを検出する
特定遊技状態検出手段の検出出力があることを条件とし
て,遊技盤面に設けられた変動入賞装置を遊技者にとっ
て有利な第2状態に変換駆動する様にしたパチンコ遊技
機のための集中管理装置を前提として,前記特定球検出
信号発生手段からの特定球検出信号を積算記憶する特定
球検出信号と,前記別遊技手段を作動させるための起動
手段からの起動信号と,別遊技の結果として発生する特
定遊技状態を検出する特定遊技状態検出手段の検出出力
とをそれぞれ積算,及び演算記憶するとともに,これら
の収集情報を視覚表示手段に視認可能に出力処理する
ことにより,遊技店の売上・利益に影響するところの
定球検出信号の発生状態が正確に把握できて特定領域に
対する釘調整を的確に行い得るとともに,遊技の単位時
間内における起動信号数が算出可能となったり,或い
は,この起動信号数と特定遊技状態検出出力数とに基づ
各パチンコ遊技機に対する営業当日の所謂大当たりの
発生確率が実稼働データとして正確に算出可能となり,
営業方針の策定に際して極めて有益な管理情報を容易且
つ確実に得ることが可能となる。又,視覚的表示手段に
対して,これらの収集情報を各パチンコ遊技機毎の一覧
表として出力させる様にした態様によれば,各パチンコ
遊技機の稼働情報を各々対比させながら認識することが
容易になり,釘調整等に好適な情報をより好ましい形態
で把握することが可能となる。更に,これらの収集情報
を記憶媒体に保存可能とし,この保存された収集情報を
視覚的表示手段に表示可能とした態様によれば,保存さ
れた収集情報を後日視覚的表示手段に出力することによ
り,例えば所謂大当たりの発生状態や発生経歴等を容易
に把握することができ,各パチンコ遊技機の別遊技手段
の特徴を活かしながらの釘調整を行うことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパチンコ遊技機の動作状態を管理
    するパチンコ遊技店の集中管理装置において, 前記パチンコ遊技機は,少なくとも, 遊技者にとって不利な第1状態と,遊技者にとって有利
    な第2状態とに変換可能な変動入賞装置と, 特定領域に流入したパチンコ球を検出すると特定球検出
    信号を発生する特定球検出信号発生手段と, 遊技中に別遊技手段による別遊技結果が,予め定められ
    ている特定遊技状態になったことを検出する特定遊技状
    態検出手段と, 前記特定球検出信号発生手段から送出された特定球検出
    信号を所定の上限値以内で計数記憶し,この計数記憶値
    に基づいて前記別遊技手段での別遊技を開始するための
    起動信号を発生する起動手段と, 前記特定遊技状態検出手段からの検出出力があることを
    条件に,前記変動入賞装置を前記第2状態に変換駆動す
    る変動入賞装置制御手段と, を具備するとともに, 前記集中管理装置は, 前記特定遊技状態検出手段からの検出出力を積算記憶す
    る特定遊技状態検出出力計数手段と, 前記特定球検出信号発生手段からの特定球検出信号を積
    算記憶する特定球検出信号計数手段と, 前記起動手段からの起動信号を積算記憶する起動信号計
    数手段と, 各パチンコ遊技機毎の少なくとも,前記特定遊技状態検
    出出力計数手段の積算記憶値,前記特定球検出信号計数
    手段の積算記憶値及び前記起動信号計数手段の積算記憶
    値を含む収集情報を視認可能に表示する視覚的表示手段
    と, 各パチンコ遊技機毎の少なくとも,前記特定遊技状態検
    出出力計数手段の積算記憶値,前記特定球検出信号計数
    手段の積算記憶値及び前記起動信号計数手段の積算記憶
    値を含む収集情報を前記視覚的表示手段に出力させる収
    集情報出力処理手段と, を具備することを特徴とするパチンコ遊技店の集中管理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパチンコ遊技店の集中管
    理装置において,前記収集情報出力処理手段は,前記視
    覚的表示手段に対して前記収集情報を各パチンコ遊技機
    毎の一覧表として出力させることを特徴とするパチンコ
    遊技店の集中管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2記載のパチンコ遊技店の
    集中管理装置において,前記収集情報出力処理手段が前
    記視覚的表示手段に出力させる収集情報を保存する記憶
    媒体を備えるとともに,前記収集情報出力処理手段は,
    前記記憶媒体に保存された収集情報を前記視覚的表示手
    段に出力可能としたことを特徴とするパチンコ遊技店の
    集中管理装置。
JP10762493A 1993-04-09 1993-04-09 パチンコ遊技店の集中管理装置 Expired - Lifetime JP2596696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10762493A JP2596696B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 パチンコ遊技店の集中管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10762493A JP2596696B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 パチンコ遊技店の集中管理装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5076377A Division JP2568027B2 (ja) 1993-03-10 1993-03-10 パチンコ遊技店の集中管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07132172A true JPH07132172A (ja) 1995-05-23
JP2596696B2 JP2596696B2 (ja) 1997-04-02

Family

ID=14463911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10762493A Expired - Lifetime JP2596696B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 パチンコ遊技店の集中管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2596696B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2596696B2 (ja) 1997-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2981962B2 (ja) パチンコ機の情報表示装置
JP2002315936A (ja) 遊技機管理装置
JPH0417674B2 (ja)
JP2019005300A (ja) スロットマシン
JP2916204B2 (ja) 弾球遊技機
JP2568026B2 (ja) パチンコ遊技店の集中管理装置
JP2568027B2 (ja) パチンコ遊技店の集中管理装置
JP2641153B2 (ja) パチンコ遊技店の集中管理装置
JP2641150B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2568025B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH07132172A (ja) パチンコ遊技店の集中管理装置
JP2641155B2 (ja) パチンコ遊技店の集中管理装置
JP2657248B2 (ja) パチンコ遊技店の集中管理装置
JP2641154B2 (ja) パチンコ遊技店の集中管理装置
JPH07308440A (ja) パチンコ遊技機
JP2659927B2 (ja) 遊技機
JP3956205B2 (ja) 弾球遊技機
JP3096255B2 (ja) 弾球遊技機
JPH10174748A (ja) 遊技機
JP4099241B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001029541A (ja) 遊技機の表示装置
JP2000061118A (ja) 弾球遊技機
JP3145055B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2001232041A (ja) 遊技機の表示装置
JPH0956891A (ja) 遊技機