JPH0713147Y2 - 配電盤内の断路器用入力側補助端子 - Google Patents

配電盤内の断路器用入力側補助端子

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JPH0713147Y2
JPH0713147Y2 JP4796091U JP4796091U JPH0713147Y2 JP H0713147 Y2 JPH0713147 Y2 JP H0713147Y2 JP 4796091 U JP4796091 U JP 4796091U JP 4796091 U JP4796091 U JP 4796091U JP H0713147 Y2 JPH0713147 Y2 JP H0713147Y2
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JP4796091U
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Inventor
幸 中村
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株式会社愛知電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、配電盤内に設置される
断路器の入力側端子に接続して用いられる補助端子に関
するもので、入力導線及び接地用導線を容易かつ確実に
接続することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、配電盤内には断路器が垂
直に取付けられている。これを図7に示す。即ち、断路
器21は、配電盤内の垂直の取付け面22に取付けられ
ており、その上下の入出力端子23,24は、夫々取付
け面22に対して平行(垂直)に延出している。これに
対して、一般に電源側導線25、負荷側導線26は、断
路器設置部に対して側方から引き込まれ、側方へ引き出
されている。従って、導線25,26の端部は、断路器
21の入出力端子23,24へ接続するために大きく湾
曲させなければならない。また、負荷機器の点検、補修
工事の際には、断路器21を開き、その入力側に接地用
導線を接続して接地をとっているが、この接地用導線の
端子を接続する定まったスペースが入力端子23上にな
い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の断路器にお
いては、その入出力端子23,24へ導線25,26を
接続するために端部を大きく湾曲させるため、ここに大
きな配線空間が必要となる。このため、他の諸機器の設
置空間を狭め、あるいは盤を大型化させるという問題点
がある。また、入力端子23上に接地用導線の端子を確
実に接続する定まったスペースがないので、作業者がそ
の都度任意の場所に不安定に接続せざるを得ないという
問題点がある。従って、本考案は、断路器の周辺に大き
な配線空間を占めることなく導線を断路器の入力端子に
接続することができ、しかも接地用導線の端子を確実に
接続する定まったスペースを確保することができる補助
端子を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案においては、上記
課題を解決するため、断路器21の入力端子23の接続
平面に密着する平な取付け片2と、この取付け片2の一
端からほぼ直角に屈曲して延出する接続片3と、この接
続片3の外側縁から直角に屈曲して内側へ延出する接地
用接続片4とを具備させ、取付け片2には、入力端子2
3にボルト止めするためのボルト挿通孔2aを設け、接
続片3には、入力導線25の圧着端子25aをボルト止
めするためのボルト挿通孔3aを設けると共に、接地用
導線31のはさみ型端子31aを接続できるスペース3
bを設け、接地用接続片4は、取付け片2との間に間隔
Gを生じる寸法にし、この間隔Gに別の接地用導線のC
型端子31bの一方の締め付け接触片を挿入して締め付
けることができるようにし、はさみ型端子31a、C型
端子31bの2つのタイプの異なる端子を持った接地用
導線31の何れをも断路器21の取付け面22に直角に
接続することができるようにして断路器用入力側補助端
子1を構成した。
【0005】
【作用】本考案の補助端子1は、取付け片3を断路器2
1の入力端子23の接続平面に密着するようにボルト止
めして装着する。装着状態において、接続片3は、端子
23に対して直角方向、即ち水平方向に延出する。これ
に対して、電源側導線25を側方から引き込み、その端
部の圧着端子25aを、補助端子1の接続片3にボルト
止めする。導線25の端部は、補助端子1に水平方向に
接続されるから、端部を湾曲させる必要がない。また、
断路器21の入力側を接地する場合には、接地用導線3
1の端子がはさみ型端子31aであれば、接続片3の接
続スペース3bに挟み付けて接続し、また端子がC型端
子31bであれば、接地用接続片4に側方からはめ込ん
で締め付け接続する。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図について説明する。図
1は断路器への接続状態を示す正面図、図2は同側面
図、図3は入力側補助端子の斜視図、図4は接地用導線
の端子接続状態の正面図、図5は同側面図、図6は他の
接地用導線の端子接続状態の側面図である。
【0007】断路器21は、配電盤内の垂直の取付け面
22に取付けられており、その上下の入出力端子23,
24は、夫々取付け面22に対して平行(垂直)に延出
している。27はブレード、28,29はコンタクトで
ある。これに対して、電源側導線25、負荷側導線26
は、断路器設置部に対して側方から引き込まれ、側方へ
引き出されている。
【0008】補助端子1は、入力端子23に導線25及
び接地用導線31を接続するために、入力端子23と導
線25,31との間に介設されている。補助端子1は、
入力端子23の接続平面に密着する平な取付け片2と、
この取付け片2の一端からほぼ直角に屈曲して延出する
接続片3と、この接続片3の一方の側縁から直角に延出
した接地用接続片4とを具備している。取付け片2に
は、入力端子23にボルト止めするためのボルト挿通孔
2aを備え、接続片3には、導線25の圧着端子25a
をボルト止めするためのボルト挿通孔3aを備えてい
る。ボルト挿通孔3aは、接続片3の中央からはずれて
設けられており、その側方に、接地用導線31のはさみ
型端子31aを接続するための接続スペース3bが形成
されている。接地用接続片4と取付け片2との間には、
間隔Gが設けられている。出力側の補助端子6は、出力
端子24に導線26を接続するために、出力端子24と
導線26との間に介設されている。補助端子6は、補助
端子1の接地用接続片を除去した単純なL字状の形状で
ある。
【0009】この実施例の補助端子1は、取付け片2を
断路器21の入力端子23の接続平面に密着するように
ボルト止めして装着する。装着状態において、接続片3
は、端子23に対して直角方向、即ち水平方向に延出す
ることになる。これに対して、電源側導線25を側方か
ら引き込み、その端部の圧着端子25aを、補助端子1
の接続片3にボルト止めする。導線25の端部は、補助
端子1に水平方向に接続されるから、端部を湾曲させる
必要がない。接続片3は、端子23から立上り、取付け
面22から離れる方向に伸びているから、ここへ接続さ
れる導線25,26の圧着端子25a,26aと取付け
面22との間に大きな絶縁間隔が確保される。また、断
路器21の入力側を接地する場合には、補助端子1に接
地用導線31を接続する。接地用導線31の端子には、
はさみ型端子31aとC型端子31bの2種類がある。
はさみ型端子31aは、互いに中間部で枢着された一対
の接触片をばねで挟み付け方向に付勢したものである。
はさみ型端子31aの場合には、図4、図5に示すよう
に、接続片3の接続スペース3bに挟み付けて接続すれ
ばよい。C型端子31bは、柄を回転させることにより
対向一対の締め付け接触片を平行移動させ、両接触片間
に導体を挟み込む形式のものである。従って、C型端子
31bの場合には、図6に示すように、接地用接続片4
に側方からはめ込んで締め付け接続する。はさみ型、C
型の何れのタイプの接続端子31a,31bについて
も、これを確実に接続する定まったスペースが確保され
る。なお、接地用導線31の自重で端子31a,31b
が外れることがないように、キュービクルにバーを架設
してこれに接地用導線の途上を掛けて荷重を一部支持し
てやれば、一層の安全が図れる。
【0010】
【考案の効果】以上のように本考案においては、断路器
21の入力端子23の接続平面に密着する平な取付け片
2と、この取付け片2の一端からほぼ直角に屈曲して延
出する接続片3と、この第2接続片の外側縁から直角に
屈曲して内側へ延出する接地用接続片4とを具備させ、
取付け片2には、入力端子23にボルト止めするための
ボルト挿通孔2aを設け、接続片3には、入力導線25
の圧着端子25aをボルト止めするためのボルト挿通孔
3aを設けると共に、接地用導線31のはさみ型端子3
1aを接続できるスペース3bを設け、接地用接続片4
は、取付け片2との間に間隔Gを生じる寸法にし、この
間隔Gに別の接地用導線31のC型端子31bの一方の
締め付け接触片を挿入して締め付けることができるよう
にし、はさみ型端子31a、C型端子31bの2つのタ
イプの異なる端子を持った接地用導線31の何れをも断
路器21の取付け面22に直角に接続することができる
ようにして断路器用入力側補助端子1を構成したため、
断路器21の周辺に大きな配線空間を占めることなく導
線25を断路器21の入力端子23に接続することがで
き、しかも接地用導線31の端子31a,31bを画一
的に確実に接続する定まったスペースを確保することが
でき、作業の安全性を向上させることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】断路器への接続状態を示す正面図である。
【図2】断路器への接続状態を示す側面図である。
【図3】入力側補助端子の斜視図である。
【図4】接地用導線の端子接続状態の正面図である。
【図5】接地用導線の端子接続状態の側面図である。
【図6】他の接地用導線の端子接続状態の側面図であ
る。
【図7】従来の断路器を示す側面図である。
【符号の説明】
1 補助端子 2 取付け片 2a ボルト挿通孔 3 接続片 3a ボルト挿通孔 3b 端子接続スペース 4 接地用接続片 21 断路器 22 取付け面 23 入力端子 25 電源側導線 31 接地用導線 31a はさみ型端子 31b C型端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電盤内の垂直の取付け面に対して平行
    に延出する入出力端子を備えた断路器の当該入力端子に
    入力導線を及び接地用導線を接続するために、入力端子
    と入力導線及び接地用導線との間に介設されるものであ
    って、前記断路器の入力端子の接続平面に密着する平な
    取付け片と、この取付け片の一端からほぼ直角に屈曲し
    て延出する接続片と、この接続片の外側縁から直角に屈
    曲して内側へ延出する接地用接続片とを具備し、前記取
    付け片には、前記入力端子にボルト止めするためのボル
    ト挿通孔を備え、 前記接続片には、前記入力導線の圧
    着端子をボルト止めするためのボルト挿通孔を備えると
    共に、接地用導線のはさみ型端子を接続できるスペース
    を備え、前記接地用接続片は、前記取付け片との間に間
    隔を生じる寸法を有し、この間隔に別の接地用導線のC
    型端子の一方の締め付け接触片を挿入して締め付けるこ
    とができるようにし、前記2つのタイプの異なる接地用
    導線の何れをも断路器の取付け面に直角に接続すること
    ができるようにしたことを特徴とする断路器用入力側補
    助端子。
JP4796091U 1991-05-28 1991-05-28 配電盤内の断路器用入力側補助端子 Expired - Lifetime JPH0713147Y2 (ja)

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JPH04131830U JPH04131830U (ja) 1992-12-04
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