JPH07131278A - 信号組合わせ器 - Google Patents

信号組合わせ器

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JPH07131278A
JPH07131278A JP6251358A JP25135894A JPH07131278A JP H07131278 A JPH07131278 A JP H07131278A JP 6251358 A JP6251358 A JP 6251358A JP 25135894 A JP25135894 A JP 25135894A JP H07131278 A JPH07131278 A JP H07131278A
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トーマス・ホーナック
William J Mcfarland
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    • H03F1/02Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation
    • H03F1/0205Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers
    • H03F1/0294Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers using vector summing of two or more constant amplitude phase-modulated signals
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Abstract

(57)【要約】 【目的】誘導性部品のみを使用するベクトル信号組合わ
せ器を提供する。 【構成】本発明の一実施例によれば、周波数が同じで位
相が互いに2a(t)異なる第1、第2信号を組合わせ
る回路が提供される。この回路は信号の和または差に比
例した信号を発生する。また、この回路は抵抗性負荷と
して機能するが、純粋な誘導性回路素子から構成するこ
とができ、電力を消費しない。具体的には、この回路
は、1つのトランスと2つのLC回路とを備え、コンデ
ンサはa(t)に応答して変化する。この回路は高効率
RF増幅段を構築するのに使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はRF電力増幅器に関する
ものであり、更に詳しくいえば、位相変調されている2
つの一定包絡線搬送波を組合わせるための回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】移動無線電話および移動データ通信が次
第に一般的になってきている。しかし、それらの用途に
は2つの特殊な問題がある。第1の問題は、利用できる
スペクトラムの全体的な不足のために、情報を送信する
ために利用できる帯域幅が制限されることである。その
結果、所要の帯域幅を制限するために搬送波の振幅と位
相の両方を変調せねばならない。送信機の出力段におい
て過大な歪み無しに振幅変調された搬送波を増幅するこ
とは、出力段増幅器に直線性の大きな制約を課すことに
なる。
【0003】第2の問題は、無線通信リンクの移動端が
通常は電池によって電力を供給されるから、移動送信機
の電力効率が非常に重要なことである。通常は、送信機
の出力段が電力を最大に消費する。したがって、この段
の改良が最も重要である。最も効率的な電力増幅器の1
つがC級RF増幅器およびE級RF増幅器である。それ
らの増幅器においては、出力トランジスタがコレクタ−
エミッタ電圧が最低値にある時だけ電流を流す。不幸な
ことに、C級増幅器およびE級増幅器は直線性が非常に
低く、振幅変調に大きな歪みを導入する。この歪みのた
めに、C級増幅器およびE級増幅器はRF搬送波の振幅
すなわち「包絡線」が一定であり、したがって、そのよ
うな歪みが影響を及ぼさないFM送信機において主とし
て用いられている。
【0004】C級送信機においてこの歪みを避け、しか
も直線振幅変調を行えるようにする1つの方法は、C級
送信機を用いて振幅一定の信号を2つ発生し、それから
それらの信号を組合わせることである。2つの一定振幅
信号の相対的な位相を変調することによって振幅変調を
行う。2つの信号をそれぞれV1、V2で示す。 V1=Vsin[ωt+mt(t)+a(t)] (1) V2=Vsin[ωt+mt(t)−a(t)] (2) ここで、m(t)は角周波数ωを持つ搬送波の希望の位
相変調、a(t)および−a(t)は2つの搬送波の追
加の位相変調である。a(t)を調整することによっ
て、和信号の出力を0から2Vまで変化できる。とく
に、出力電圧Voutを希望したとするとa(t)=a
rccos(Vout/2V)である。位相角度、a
(t)、を発生する方法については、たとえば、D.C.Co
x による“Linear Amplification with Nonlinear Comp
onents",IEEE Transactions on Communications,Decemb
er 1974,pp1942-1945に記述されている。
【0005】この方法は、原理的には、希望の振幅変調
を行うためにC級増幅器を用いる問題を解決するが、そ
のようなシステムにおいて使用するためのベクトル組合
わせ器の製作には2つの問題がある。第1の問題は、ベ
クトル信号組合わせ器自体における電力損失を最少にす
るために、組合わせ器は公称リアクティブ部品のみで構
成せねばならない。こうすると組合わせ器自体において
消費される電力が減少する。
【0006】第2の問題は、あらゆるレベルの変調され
た出力に対して、2つの一定包絡線増幅器に対して、組
合わせ器が力率が1である負荷とならなければならない
ことである。力率が1である負荷は虚数部を持たないイ
ンピーダンスを示す、すなわち、負荷における電圧と電
流が同相である。この制約は、負荷がC級増幅器または
E級増幅器によって駆動される時に全体の電力効率を最
高にする。一定包絡線搬送波がC級npnトランジスタ
段によって供給される場合について考えることにする。
あらゆる位相角a(t)において、トランジスタが電流
を流す時には、トランジスタにおける電力消費を最少に
するためには、コレクタにおける正弦波電圧をそれの負
のピークにせねばならない。これが発生するのは、力率
が1である負荷をC級増幅器が駆動する場合のみであ
る。
【0007】それら2つの条件を満たす組合わせ器は従
来技術には存在しない。上記目標に最も近い組合わせ器
が、Proceedings of the Institute of Radio Engineer
s、1935年11月号、1370〜1392ページ所載の“High Powe
r Outphasing Modulation"と題するH.Chireixの論文に
記載されている組合わせ器である。この組合わせ器には
2つの欠陥がある。第1に、その組合わせ器は位相差a
(t)が変化しても同調されない固定素子を使用してい
ることである。固定素子を用いることによって、力率が
ほぼ1のみで、a(t)>72度では急速に0になる組
合わせ器が得られる結果となる。これは回路によって供
給できる出力振幅の範囲が制約され、その範囲内におい
てさえも効率が犠牲になる。第2に、その組合わせ器は
負荷に接続するための結合されていないインダクタを使
用する。それらのインダクタの端子間には常に電圧降下
が存在し、2つの増幅器が同相(a(t)=0)である
場合にも電圧降下が存在する。したがって、負荷におい
て与えられる最大電圧の振れを維持するために、増幅器
においてより大きい電圧の振れが求められる。電池を電
源とする機器においては大きい電圧の振れを生ずること
は望ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
したベクトル信号組合わせ器を得ることである。
【0009】本発明の別の目的は、リアクティブ部品の
みを使用するベクトル信号組合わせ器を得ることであ
る。
【0010】本発明の更に別の目的は、あらゆるレベル
の変調された出力に対して力率が1である負荷を、2つ
の一定包絡線増幅器に提供するベクトル信号組合わせ器
を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は周波数が同じで
ある第1の信号および第2の信号を組合わせる回路に関
するものである。それらの信号は相対的な位相差2a
(t)を有する。この回路は信号の和または差に比例す
る信号を発生する。この回路は第1の信号を受ける第1
の入力端子と、第2の信号を受ける第2の入力端子とを
含む。受けた信号を、それらの受けた信号のベクトル和
またはベクトル差に関連する振幅を持つ信号を発生する
回路素子において組合わせる。第1のリアクティブ回路
素子と第2のリアクティブ回路素子がそれぞれ第1の入
力端子と第2の入力端子に接続される。第1の入力端子
と第2の入力端子のおのおのにおける電圧が、第1の入
力端子と第2の入力端子のおのおのに入る電流とそれぞ
れ同相であるように、それらの素子のインピーダンスが
移相差a(t)の変化に応じて変化させられる。本発明
の一実施例においては、第1のリアクティブ回路素子お
よび第2のリアクティブ回路素子をLCタンク回路から
製作する。そのタンク回路においては、コンデンサまた
はインダクタを流れる電流がa(t)に応じて変化させ
られる。
【0012】本発明のそれらの目的およびその他の目的
は、本発明の以下の詳細な説明および添付図面から当業
者には明らかとなるであろう。
【0013】
【実施例】電圧源12と13によってそれぞれ発生され
た信号V1(t)とV2(t)を組合わせるための本発明
の組合わせ器の回路図が図1に10で示されている。そ
れらの信号はトランス16において組合わされる。この
トランスは組合わせた信号を希望の負荷17(アンテ
ナ)に加えるためのセンタータップ付き巻線を1つ有す
る。電圧源12と13から取り出される電流を、インピ
ーダンスがそれぞれX1、X2である2つのリアクティブ
負荷15と14を用いて調整する。以下の説明において
は、電圧源12と13から取り出される電流をそれぞれ
1(t)、I2(t)で示す。負荷によってとられる電
流をIR(t)で示し、リアクティブ負荷を流れる電流
をそれぞれIX1(t)、IX2(t)で示す。負荷Rの端
子間電圧をVR(t)で示す。
【0014】以下の説明においては、位相変調a(t)
およびm(t)の帯域幅が搬送波の帯域幅のほんの一部
であり、かつ、位相変調m(t)をV1(t)とV
2(t)に等しく加えるものと仮定することにする。し
たがって、以下の説明においてはm(t)を無視でき
る。すなわち、m(t)を零に等しくとる。
【0015】V1(t)とV2(t)を、トランス16の
3つのノードの全てに同じ電圧を生じて、負荷17の端
子間に作用する同相成分と、トランス16の端子間に作
用する差動モード成分との2つの成分として表すことが
できる。負荷Rの端子間の同相成分の振幅は2Vcos
[a(t)]であり、差動モード成分の大きさは2Vs
in[a(t)]である。同相成分は負荷17を流れる
振幅が2(V/R)cos[a(t)]の電流を発生す
る。差動モードは負荷の端子間に零電圧を発生し、差動
信号に対するトランスの理想化した無限大インピーダン
スのために、トランスへ流れ込む電流は存在しない。付
加リアクタンスX1とX2が存在しないと、2つの電圧源
は負荷へ半分の電流をそれぞれ供給する。すなわち、2
つの電圧源は振幅が(V/R)cos[a(t)]の電
流と同相成分の電流を供給する。そうすると、電圧V1
(t)と電流I1(t)の間の位相差、およびV2(t)
とI2(t)との間の位相差はそれぞれa(t)および
−a(t)である。この場合には、力率はcos[a
(t)]である。a(t)が90度に近い場合には、力
率は零に近づく。
【0016】ここでリアクタンスX1、2が存在する場
合について考えることにする。純リアクティブ・インピ
ーダンスの場合には、電流IX1(t)がV1とは位相が
90度異なる。V1からのIRに対する寄与はIR/2で
あり、V1とは位相がa(t)度異なる。リアクタンス
1が適切に選択されるならば、V1の電圧源によって供
給される全電流I1(t)が電圧V1(t)と同相である
ように、電流IX1(t)が電流IR(t)/2に加え合
わされる。このようにして、力率1が確保される。a
(t)の全ての値に対して力率1を維持するために、電
流IX1(t)、したがって、リアクタンスX1はa
(t)の関数でなければならない。リアクタンスX1
誘導性でなければならず、したがって、 X1(a)=4R/sin[2a(t)] (3) として位相角a(t)に必ず依存することを示すことが
できる。X1は、a(t)=0に対しては無限大、a
(t)=45度に対しては誘導性4R、a(t)=90
度に対しては再び無限大である。リアクタンスX2は類
似のパターンに追従する。 X2(a)=−4R/sin[2a(t)] (4) X2は、a(t)=0に対しては無限大、a(t)=4
5度に対しては容量性4R、a(t)=90度に対して
は再び無限大である。
【0017】本発明の組合わせ器100の一層詳しい回
路図である図2を再び参照する。組合わせ器100は電
圧源112と113の出力をトランス116を用いて組
合わせる。図1に示されているリアクタンスX1とX2
して用いるリアクタンスは入手できるコンデンサおよび
インダクタの並列組合わせから構成される。このリアク
タンスを電圧源112、113から別々のものとして示
されているが、C級増幅器およびE級増幅器を電圧源と
して用いるような場合に、それらのリアクタンスをその
ような増幅器の一部とすることができる。この場合に
は、リアクタンスは増幅器のためのタンク回路として、
および組合わせ器の力率改善器として作用する。
【0018】組合わせ器100においては、リアクタン
スX1はインダクタ123とコンデンサ124で構成さ
れ、リアクタンスX2はインダクタ121とコンデンサ
122で構成される。無限大から、誘導性または容量性
の4Rまでのリアクタンスを持つようにLC回路を調整
できる。ここでの説明のために、インダクタ121と1
23のリアクタンスLが同じであると仮定する。コンデ
ンサ122と124の容量をそれぞれC1、C2で示す。
コンデンサ122と124をたとえばバラクタ・ダイオ
ードを用いて調整できる。回路が搬送波周波数と共振す
るように調整されると、それらは無限大のリアクタンス
を表す。コンデンサの容量が共振値より高くされると、
回路は容量性リアクタンスになり、コンデンサの容量が
共振値より低くされると、回路は誘導性リアクタンスに
なる。
【0019】式(3)と(4)を満たすための容量C1
とC2の適切な選択は、 C1/C0=1+sin[2a(t)]/(2Q) (5) C2/C0=1−sin[2a(t)]/(2Q) (6) によって与えられる。ここに、Q=2R/ωL、C0
搬送波周波数ωにおいてLと共振する容量C1とC2の値
である。
【0020】組合わせ器100をコンデンサの調整に関
して説明したが、インダクタ121と123を調整する
ことによって可変リアクタンスX1とX2を実現できるこ
とが当業者には明らかであろう。
【0021】別の方法は、各側における2個の素子の1
つの端子間に変化する百分率のV1(t)とV2(t)を
それぞれ加えることによって、L1とC1およびL2とC2
を流れる無効電流の平衡を変化させることである。この
リアクタンス電流を調整する方法を利用する本発明の実
施例が図3に200で示されている。組合わせ器200
が電圧源212および213からの信号をトランス21
6においてベクトル的に加え合わせる。リアクタンスX
2がコンデンサ232およびインダクタ221として実
現される。電圧源213からの信号の一部が減衰器23
6によってコンデンサ232の一方の端子に加えられ
る。その結果、図2に示されている実施例においては、
コンデンサ232の端子間電位はコンデンサ122の端
子間に加えられる電位の一部である。問題の割合はa
(t)の関数によって制御される。コンデンサ232を
流れる電流はコンデンサ232の端子間電位差に比例す
るから、コンデンサ232の「実効容量」は割合が低下
するにつれて減少する。
【0022】リアクタンスX1が同様に固定コンデンサ
234および固定インダクタ223として実現される。
電圧源212からの電位の一部が減衰器237によって
インダクタ223の一方の端子に加えられる。問題の割
合はa(t)の関数によって制御される。加えられる信
号の割合とa(t)の間の関係を得るために、式(5)
および(6)を使用できる。
【0023】本発明の上記実施例は2つの信号源の信号
のベクトル和を計算することによって動作するが、2つ
の信号のベクトル差を計算することによって動作する組
合わせ器も、本発明の教示から製作できることが当業者
には明らかであろう。そのような組合わせ器が図4の3
00に示されている。組合わせ器300は信号発生器3
12と313により発生される電流のベクトル差に比例
する信号を発生する。トランス346が電流I1とI2
ベクトル差に比例する信号を発生する。この差信号はト
ランス346の二次巻線によって負荷317の端子間に
供給される。リアクタンス314と315が上記に類似
するやり方で調整される。
【0024】以上の説明から、本発明は従来技術につい
て先に説明した諸問題を解決するものであることが明ら
かであろう。a(t)が変化させられるにつれて、組合
わせ器中のリアクティブ素子が調整されるから、a
(t)のあらゆる値にわたって力率を常に正確に1にで
きる。こうすることによって、負荷における信号の10
0%振幅変調を行うことができ、しかも可能な最高効率
を常に達成できる。本発明の組合わせ器は、増幅器を負
荷へ結合するためにトランスを利用する。増幅器が同相
(a(t)=0)である場合には、トランスの巻線端子
間には電圧は発生されない。したがって、増幅器におけ
る電圧の振れは負荷において求められる電圧の振れより
大きい必要はない。
【0025】本発明の上記実施例は、ベクトル加算また
はベクトル減算を行うためにトランスを用いているが、
この機能を達成するために別の回路素子を利用できるこ
とが当業者には明らかであろう。本発明においては、加
算器において電力を消費しないように加算器はリアクテ
ィブ素子のみで構成する。本発明の組合わせ器はリアク
ティブ素子を利用するが、それは各信号発生器へ純「抵
抗」負荷を提供する。すなわち、各信号発生器によって
供給される電流および電圧は、a(t)における位相シ
フトと無関係に相互に同相である。
【0026】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施例毎に列挙する。
【実施例1】周波数が同じで、相対的な位相差、2a
(t)、を有する第1の信号および第2の信号をそれぞ
れ受けるための第1の入力端子および第2の入力端子
と、それらの入力端子へ接続され、前記第1の信号およ
び前記第2の信号のベクトル和およびベクトル差に関連
する信号を発生するための手段(16、116、21
6、346)と、前記第1の入力端子へ接続される第1
のリアクティブ回路素子(14、314)および前記第
2の入力端子へ接続される第2のリアクティブ回路素子
(15、315)と、を備え、各回路素子のリアクタン
スはa(t)の関数である、周波数が同じで、相対的な
位相差、2a(t)、を有する第1の信号と第2の信号
を組み合わせて、前記第1の信号および前記第2の信号
のベクトル和またはベクトル差に比例する信号を発生す
るための組合わせ器(10、100、200、300)
において、a(t)の各値に対して、前記第1のリアク
ティブ回路素子および前記第2のリアクティブ回路素子
のインピーダンスが、前記第1の入力端子および前記第
2の入力端子のおのおのに入る電流を前記第1の入力端
子および前記第2の入力端子のおのおのにおける電位と
同相にさせることを特徴とする、位相変調された2つの
一定包絡線搬送波を加え合わせることによって振幅変調
された搬送波を発生するためのベクトル信号組合わせ
器。
【実施例2】前記組合わせ手段がセンタータップを持つ
トランス(16、116、216)を備えることを特徴
とする、実施例1に記載の組合わせ器(10、100、
200、300)。
【実施例3】前記第1のリアクティブ回路素子および前
記第2のリアクティブ回路素子のおのおのはインダクタ
(221、223、121、123)およびコンデンサ
(232、234、122、224)の並列組合わせを
備え、前記インダクタまたは前記コンデンサもしくは両
方を流れる電流がa(t)に応答して変化させられるこ
とを特徴とする、実施例1に記載の組合わせ器(10、
100、200、300)。
【実施例4】前記インダクタまたは前記コンデンサの一
方のインピーダンス、もしくは両方のインピーダンスを
変化することによって前記電流が変化させられることを
特徴とする、実施例3に記載の組合わせ器(10、10
0、200、300)。
【実施例5】前記インダクタまたは前記コンデンサの一
方にかかる電位、もしくは両方にかかる電位を変化する
ことによって前記電流が変化させられることを特徴とす
る、実施例3に記載の組合わせ器(10、100、20
0、300)。
【実施例6】前記第1の信号および前記第2の信号がC
級増幅器またはE級増幅器によって発生され、前記第1
のリアクティブ回路素子および前記第2のリアクティブ
回路素子が前記C級増幅器またはE級増幅器中にタンク
回路を構成することを特徴とする、実施例1に記載の組
合わせ器(10、100、200、300)。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、リアクティブ部品のみを使用するベクトル信
号組合わせ器を得ることができる。また、あらゆるレベ
ルの変調された出力に対して力率が1である負荷を、2
つの一定包絡線増幅器に提供するベクトル信号組合わせ
器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組合わせ器の回路図である。
【図2】本発明の組合わせ器のより詳しい回路図であ
る。
【図3】本発明の組合わせ器の別の実施例の回路図であ
る。
【図4】組合わせ器が入力信号のベクトル差に比例する
信号を発生する本発明の別の実施例の回路図である。
【符号の説明】
10、100、200、300:組合わせ器 12、13:信号源 14、314:第1のリアクティブ回路素子 15、315:第2のリアクティブ回路素子 16、116、216、346:トランス 121、123、221、223:インダクタ 122、124、232、234:コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1信号を受信する第1入力と、 前記第1信号と周波数がほぼ同じで位相がほぼ2a
    (t)(tは時間)ずれている第2信号を受信する第2
    入力と、 前記第1、第2入力に接続され、前記第1、第2信号の
    和または差に関連する信号を発生する組合わせ手段と、 前記第1入力に接続され、リアクタンスがほぼa(t)
    で表される第1誘導性回路要素と、 前記第2入力に接続され、リアクタンスがほぼa(t)
    で表される第2誘導性回路要素と、 を備えて成る信号組合わせ器。
JP25135894A 1993-09-20 1994-09-20 信号組合わせ器 Expired - Fee Related JP3526923B2 (ja)

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US08/124,123 US5345189A (en) 1993-09-20 1993-09-20 Vectorial signal combiner for generating an amplitude modulated carrier by adding two phase modulated constant envelope carriers
US124,123 1993-09-20

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JPH07131278A true JPH07131278A (ja) 1995-05-19
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